第六駆逐隊「コンボイ輸送作戦?」 金剛「デース!」 (111)


前スレ:吹雪「コンボイ司令官の為に私、頑張ります!」
吹雪「コンボイ司令官の為に私、頑張ります!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426249661/)


・前スレのオマケが、書いてるうちに内容・分量ともにオマケじゃなくなってきたので新しく立てました(前スレを読んでなくても大丈夫です)

・艦これ提督=トランスフォーマー初代コンボイ司令官

・ネタを提供してくれた前スレの>>12に感謝します

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1426771325


ナレーション(CV:政宗一成)『ここは、深海にあるデストロンの海底基地』


戦艦棲姫「御報告致シマス、メガトロン様。先程、艦娘共ノ遠征部隊ヲ襲撃シ、輸送中ノ物資ヲ菱餅《エネルゴンキューブ》トシテ持チ帰リマシタ」

北方棲姫「ヒシモチ、イッパイ!」

デストロン「これはなかなか見事な菱餅《エネルゴンキューブ》だわい。戦艦棲姫、北方棲姫、いやよくやった」ナデナデ

北方棲姫「ンー♪」

戦艦棲姫(孫娘カナ?)


スタースクリーム「デストロン様、何だってこんな魚くさいスクラップ共に気を遣うんです。こいつらに出来ることなど、せいぜいケチなエネルギーを集めてくることくらいですぜ」

デストロン「黙れスタースクリーム。こやつらはお前などより余程、このワシの役にたっておるわ」

北方棲姫「スタスク、カエレ! コンドル、オイテケ!」

スタースクリーム「何だとこの生意気なガキめ、一度痛い目に合わせてやろうか!」

デストロン「やめんか! この愚か者めが!」

サウンドウェーブ(マタ始マッタ……年ノ離レタ兄妹カ)コンドル イジェークト


ナレーション『その頃、セイバートロン鎮守府では!』


利根「これで王手飛車取りじゃ。今回も吾輩の勝ちのようじゃな!」ドヤァ

コンボイ「もういい、もうたくさんだ! 次はチェスで勝負だ!」

利根「おーぅ、吾輩はチェスでも負けんぞ?」


マイスター「コンボイ司令官に将棋で勝つなんて、利根もなかなかやるじゃないか」

筑摩「利根姉さんが楽しそうで何よりです」ニコニコ

金剛「テートク、まずはtea timeにして一息入れるデース! 熱くなった時こそsupplyは大切ネー!」


バンブル「大変だよ司令官、遠征中の暁ちゃん達が強力な深海棲艦に襲われたって!」バアン

コンボイ「何!?」ガタタッ

利根「ほわああああ!? 吾輩の勝利の盤面が!」


最初からなんというミスを……

デストロン→メガトロンでお願いします


雷(小破)「頑張って電、あと少しよ!」

電(大破)「なのです……」

大和「四人とも、すぐに入渠ドックへ!」


暁(中破)「ごめんなさいコンボイ司令官、遠征失敗しちゃったわ……」

響(中破)「ドラム缶を放棄して、命からがら逃げてきたんだ」

バンブル「そんなの気にしなくていいよ、皆が帰ってきてくれただけで十分さ! ねえ司令官!」

コンボイ「バンブルのいう通りだ。生きていれば、失敗を償う機会もある。とにかく今は休むことだ」

響「Спасибо…バンブル、コンボイ司令官」


アイアンハイド「いたいけな駆逐艦たちをあんな目に合わせやがって、もう我慢できん! さっそく出撃して、奴らをクズ鉄の山に変えちまおうぜ!」

コンボイ「待てアイアンハイド、その前にやることがある」

利根「うむっ、ジェイド・ロス提督から緊急連絡があっての。どうやらあちらの遠征部隊もやられたようじゃ。深海棲艦をとにかく拷問にかけてやると息巻いておったよ」

筑摩「ということは、深海棲艦が大規模な海上封鎖作戦を始めたということでしょうか?」

マイスター「そういうことだろうな。早いトコ手を打たないと、この鎮守府はあっという間に干上がってしまうぞ」




コンボイ「諸君、私にいい考えが――」

金剛「それなら私にいい考えがありマース!」(艦これアニメ4話)

コンボイ「!?」


ナレーション『金剛の言う作戦とは、一体何なのか!』


コンボイ「トランスフォ――ム!」


ナレーション『サイバトロン戦士がトランスフォームする車は、いずれも超ハイパワーである。水陸両用の機能を兼ね備えている!』


金剛「テートク、trailerになった姿もカッコイイデース! それでは皆さん、コンテナにドラム缶を運び込んで下さいネー!」

電「はわわ、司令官さんの中はドラム缶がいっぱい入るのです」

雷「これなら一回の遠征でたくさん運べちゃうわね!」

コンボイ「夕張とホイルジャックに頼んで、コンテナを改装してもらったよ。……妙な機能が追加されていないか、少し不安だが……」


暁「それに私達はドラム缶を持たなくて済むわ! 優雅でエレファ……エレガントな遠征になるわね!」

金剛「その通りデース! アカツキ達には、テートクのescortに徹してもらうネー!」

響「コンボイ司令官をconvoy(護衛)するというわけだね。なかなか面白い」

コンボイ「それでは第六駆逐隊の諸君。各自、出発の準備を整えてきてくれ」

第六駆逐隊「「「「はーい!」」」」




コンボイ「」チラッ

金剛「」コクッ


コンボイ「それでは行ってくる。マイスター、鎮守府の指揮は任せたぞ」

マイスター「任せて下さい。貴方も素敵なクルージングを、コンボイ司令官」

コンボイ「そいつはどうかな」


バンブル「気をつけて行っておいでよ。敵に襲われたら、すぐオイラ達が駆けつけるよ」

雷「ありがと、バンブル! 頼んだわね!」

響「ついでに深海棲艦の奴らを二・三隻血祭りに上げてくるよ」

暁「響!? あんた何言ってるのよ、レディーの使う言葉じゃないわ!」

響「Урааааа!」


コンボイ「……アイアンハイド達に、駆逐艦の前では言葉遣いに気を付けるよう言い含めておこう」

金剛「デスネー……」


金剛「それでは皆さん、着いてきて下さいネー! Transfooooorm!!」

第六駆逐隊「「「「抜錨《トランスフォーム》!」」」」

コンボイ「サイバトロン戦士、出発!」



ナレーション『だが彼らの行動は、デストロン軍団の空中攻撃兵コンドルによって既に察知されていた!』

コンドル「」ジー


サウンドウェーブ「コンドルヨリ報告。コンボイガ高速戦艦一、駆逐艦四ヲ率イテ遠征ニ出発」

メガトロン「でかしたぞコンドル。コンボイめ、自ら進んで思うツボにはまってきおったわい」

北方棲姫「コンドル、クラッカー食ベロ!」

コンドル「」ギラリ


メガトロン「ここで奴らを襲撃すれば、大量のエネルギーとコンボイの命がいっぺんに手に入るってわけだ」

メガトロン「そうなれば残りのサイバトロンや艦娘どもなど物の数ではない」

スタースクリーム「果たしてそう上手くいきますかねえ?」

メガトロン「スタースクリーム。お前はジェットロン部隊とヲ級達を率いてセイバートロン鎮守府近海に展開させろ」

スタースクリーム「鎮守府を攻撃するんですね?」

メガトロン「その必要はない、牽制するだけで良いのだ。奴らの主力を鎮守府に釘付けにするのがお前の役目だ」

メガトロン「奴らはまだ、先の空襲(艦これアニメ9話)のことを忘れてはおらんだろうからな」フフフ

スタースクリーム「俺にただのカカシの役をしろっていうんですか!? コンボイのいない鎮守府など、この俺がもう一度ガレキの山にしてやりますよ!」

メガトロン「馬鹿者め、自分の役割の重要さも分からんのか! いいからさっさと行け、これは命令だ!」

スタースクリーム「……承知しました、メガトロン様。さあ行くぞヲ級、グズグズするな!」テクテク

ヲ級「……」テクテク


戦艦棲姫「役ニ立タヌ、イマイマシイガラクタメ」フン

メガトロン「サウンドウェーブ、戦艦棲姫、ワシらも行くぞ。北方棲姫、お前は残って基地を守れ」

北方棲姫「ワカッタ! 早クカエレ!」

メガトロン「良い子だ。デストロン軍団、ワシの後に続けえっ!」ビューン


とりあえずここまで。続きは明日か明後日に

スカイワープ達やコンバットロンも出番あるかな。メガトロンやスタースクリームのセリフは、加藤精三・鈴置洋孝氏で再生されてる。乙。

ビルドロンは海底基地の増設中かな。
コンバットロンは第二次世界大戦中の兵器が元だから艦娘に親近感を感じてだそう。

お待たせしてすみません。突然の歯痛と多忙でどうにもなりませんでした。これから投下します

保守して下さった方、ありがとうございます。

登場キャラが多くなりそうなので、混乱防止のため画像を貼ります。基本的に登場順です

鎮守府所属:

コンボイ(総司令官)

利根(利根型重巡洋艦一番艦)

筑摩(利根型重巡洋艦二番艦)

マイスター(副官、原語版では工作員)

金剛(金剛型戦艦一番艦)

バンブル(情報員)

暁(特III型[暁型]駆逐艦一番艦)

響(特III型[暁型]駆逐艦二番艦)

雷(特III型[暁型]駆逐艦三番艦)

電(特III型[暁型]駆逐艦四番艦)

大和(大和型戦艦一番艦)

アイアンハイド(警備員、原語版では副官)

深海所属:

メガトロン(破壊大帝)

スタースクリーム(航空参謀)

戦艦棲姫(???)

北方棲姫(???)

サウンドウェーブ(情報参謀)

コンドルさん(空中攻撃兵)

空母ヲ級(???)

金剛「金色の眠りから覚めて♪ weigh anchor♪」フンフン

暁「金剛さん、油断しすぎよ! ドラム缶の輸送中に攻撃なんて受けたら、またコンボイ司令官が爆発しちゃうわ!」

雷「でも、金剛さんが浮かれるのも分かるわ。天気もいいし、重い荷物もないし、司令官ともいっぱいお話できるし、言うことないもの!」

コンボイ「ああ、しかし残念ながらそれもここまでのようだ」

金剛「Yes! 二時の方向、対空電探に反応有りデース!」

雷「あの大きさと速さ……デストロンに間違いないわ! てーっ!」ドンドン

電「撃って撃って撃ちまくるのです!」ドンドン

メガトロン「これはこれは、何とも可愛らしいマッサージだわい。そんなものでは回路の凝りもほぐれんわ!」バシバシ

コンボイ「メガトロン……!」

メガトロン「久しぶりだなコンボイ、ワシのために自らエネルギーを献上に来るとは殊勝ではないか」

コンボイ「黙れ! すぐにその減らず口を叩けなくしてやるぞ!!」


電「はわわ……全然効いていないのです」

響「私達の砲撃じゃ歯が立たないね。いざとなれば捨て身で雷撃戦に持ち込んで、コンボイ司令官を逃がすよ」

金剛「だったら私のBurning Loveならどーデス!?」ガコン

サウンドウェーブ「フレンジー、イジェークト」バシュン

フレンジー「おおっと、そうはさせるかよチビ助ども! フレンジー様のハンマーアタックだー!!」ドンドンドン


暁「きゃあっ! あのカセットロン、津波を起こしたわ!」

金剛「Shit! 波のせいで照準がまるで合いまセン!」

電「司令官さん、後方に深海棲艦が浮上してきます! 物凄い数なのです!」


戦艦棲姫「逃ガスモノカ……艦娘共メ、皆殺シダ……!」ザバア

重巡ネ級「」ザバア

軽空母ヌ級「」ザバア

メガトロン「デストロン軍団、一斉射撃用意! いいかコンボイには当てるなよ。奴の運んでいるエネルギーは、全て我々のものとするのだからな」ジャキッ

戦艦棲姫「マズハ、イマイマシイ艦娘共カラ始末シテヤル……」ガコン


響「コンボイ司令官……!」








コンボイ「どうやら見事に引っかかってくれたな」ニヤリ

コンボイ「今だ! 出番だぞ、ダイノボットの諸君!」コンテナパカッ


グリムロック「オレ、グリムロック。駆逐艦いじめるやつ、ユルサナイ!」ジャーンジャーンジャーン


メガトロン「げえっ、ダイノボット!」

フレンジー「うわあああ!? ダダダ、ダイノボットだああああああ!?」ガタガタ

電「はわわっ!? ダイノボットさん達なのです!?」


グリムロック「ダイノボット、改装されたチカラみせる!」ガコン

   ・二連スタナー・レーザー
   ・試製51cm連装砲
   ・46cm三連装砲
   ・46cm三連装砲
   ・46cm三連装砲

スラージ「ハカイ……大好き……」ガコン

スラッグ「スラッグ、ケンカできる、うれしいぞ!」ガコン

スナール「オレ、スナールぅ↑ 今日はいい天気、チカラだせる」ガコン

スワープ「オレ、スワープ。今度は装備わすれない!」ガコン



メガトロン「」

戦艦棲姫「」

フレンジー「」パクパク

ナレーション『それでは、サイバトロンの切り札・ダイノボット部隊の、エキサイティングな戦闘をご覧頂こう!』


グリムロック「オレ、グリムロック、命令する。奴らをコナゴナに砕くのだ!!」

ドンドンドンドンドンドンドンッ!!

フレンジー「ウ、ウワアアアアアアアアアアアアアアア!!」






フレンジー「……アレ?」


グリムロック「ひどいしゃげき。一発もあたってない」


メガトロン「こっ、このデクノボウ共め、脅かしおって!」

響「そうだね。脅かすだけで十分なんだ」シャッシャッシャッ

暁「今よ、第六駆逐隊、アターック!!」ドーン

メガトロン「うおっ!? 小うるさい奴らめ、これでも喰らえ!」ジャキッ

コンボイ「どこを見ている、私はここだメガトロン!(トレーラー轢き逃げアタック)」ドドドド

メガトロン(中破)「ぐわあああああああああああ!!!」ドゴォ

深雪(作画ミス)「ほわあああああああああああ!!!」ドゴォ


メガトロン「ワシの融合カノン砲が……! ええい何をしている、数では完全にこちらが勝っているのだ! 嵩にかかって踏みつぶせええ!!」

戦艦棲姫「化石共メ……水底デ永遠ニ冷タクナッテイロ!!」ドンドン


グリムロック「ダイノボット、トランスフォーム!」ロボットモード→恐竜モード

金剛「アカツキ達は輪形陣でテートクを守ってくだサーイ! グリムロック達は私と一緒にvanguardデース! 援軍が来るまで、なんとしても持ちこたえるネー!」

雷「はーい! 司令官は私が守るわ!」

スラッグ「オレ、スラッグ。敵との殴り合いならマカセテおけ!」


ナレーション『さあ、戦いだ!』

今日はここまでです。続きは近日中に。今度は今回ほど間は開かないはず

歯医者はもう予約してあるので、それまで鎮痛剤でなんとか(白目)

鎮守府所属:

グリムロック(ダイノボット指揮官)

スラージ(密林戦士)

スラッグ(火炎戦士)

スナール(砂漠戦士)

スワープ(砲撃戦士)

ダイノボット恐竜形態(左からスラッグ、グリムロック、スラージ)

深雪(特I型[吹雪型]駆逐艦四番艦)



深海所属:

フレンジー(特殊破壊兵)

重巡ネ級(???)

軽空母ヌ級(???)


ナレーション『一方、セイバートロン鎮守府近海に進出したスタースクリーム達!』


スタースクリーム(以降スタスク)「チッ、さっきから目障りな水偵がウロチョロしてやがる」

サンダークラッカー「放っておけばいいじゃねえか。どうせ奴らは何も出来やしねえんだからよ」

スタスク「そもそも牽制に徹しろっていう命令が気に食わねえ。メガトロンはこの俺が手柄を立てるのを警戒していやがるんだ。
自分の地位が脅かされるからな」

スタスク「だが、これだけの戦力を使わない手はないぜ。お前たち! これから鎮守府を強襲するぞ!」

スカイワープ「スタースクリーム! メガトロン様の命令に背くつもりか?」

スタスク「黙れこの臆病者め! 要は鎮守府から援軍を送らせなきゃいいんだろうが! 深海棲艦ども、お前たちも艦載機を発進させろ!」

空母ヲ級「……」フルフル

スタスク「何だと? スクラップの分際で上官の命令に逆らおうってのか。こいつっ!」バシュン

空母ヲ級(小破)「ッ……!」

スタスク「もう一度言うぜ、攻撃隊を出せ! それともここで沈めてやろうか!」


戦艦レ級「マアマア待チナヨ、オ二人サン。上官ノ命令ニハ絶対服従、ソレデイインダロ?」ヒョコッ

スタスク「この役立たずと違って分かってるじゃないか、レ級。よし、まずはお前から発進させろ」

戦艦レ級「アイアイサー! 攻撃隊、イジェークトォ!」バシュン

空母ヲ級「」ハァ…

空母ヲ級「攻撃隊、イジェークト」バシュン


スタスク「ようし、ジェットロン部隊も行くぞ! トランスフォ――ム!!」ロボットモード→F15イーグル戦闘機

スタスク「鎮守府を叩き潰せば、この俺がデストロン軍団のニューリーダーだ! 全軍、俺に続けえっ!!」ビューン


戦艦レ級(ホント見テテ飽キネエナー、コイツ)ニヤニヤ

サンダークラッカー(スタースクリームに付き合ってると、ロクなことにならないぜ)ヤレヤレ

深海所属:

サンダークラッカー(航空兵)

スカイワープ(航空兵)

戦艦レ級(???)

なぜスタスクだけ略してサンクラとスカワは略さないのか

うーん、冒頭にしか入れられないネタを思いついてしまった……

初っ端のミスのこともあるし、新しくスレを立て直そうか真剣に悩み中です

ご意見ありがとうございます。まずはこの話をきちんと完結させて、それからまた考えることにします。

なんとか今週中には完結させるよう頑張ります。


筑摩「警戒に当たっていた水偵が撃墜されました! 敵機動部隊、来ます!」

利根「奇襲ですらないとは、随分と舐められたものじゃの。マイスター副官!」

マイスター「オーケー、鎮守府へようこそスタースクリーム。まずは大和ホテル流のおもてなしといこうじゃないか」

大和「敵機捕捉、三式弾装填、仰角最大……全主砲、薙ぎ払え!!」ドンドンドンッ


スカイワープ(中破)「ぐおおっ!? 翼をやられちまった、もう飛べない! トランスフォーム!」戦闘機モード→ロボットモード


アイアンハイド「よーしデストロンに深海棲艦め、引き摺り下ろして細切れにしてやる! 各自、散開してアタックだ!」

島風「連装砲ちゃん、シースプレー! 一緒に行くよ!」

シースプレー「よっしゃ、俺達のスピードで深海棲艦どもを引っ掻き回してやろうか!」


赤城「一航戦赤城、出ます!」

トラックス「頼んだよ空母のお嬢さん方。空戦の要のエアーボット部隊が不在の今、僕らが踏ん張らなくてはね」

パワーグライド「制空権の確保なら、このパワーグライド様にお任せを♪」

加賀「期待しているわ、あなた達」

パーセプター「対空射撃は大和くんと私の役目だね。トランスフォーム、自走砲モード!」


ドンドンドンドンドンドンドンドンッ!!


鎮守府所属:

島風(島風型駆逐艦一番艦)

シースプレー(海上防衛員)

赤城(赤城型航空母艦一番艦)

加賀(加賀型航空母艦一番艦)

トラックス(戦士)

パワーグライド(空中戦士)

パーセプター(科学者)


スカイワープ「おいスタースクリーム! 奴らキッチリ防備を固めてるじゃねえか、どうするんだよ!」

サンダークラッカー「他のジェットロン達や深海の艦載機もどんどんやられてるぜ!」

スタスク「あんな薄い弾幕相手に、何やってんの! こうなったら、この俺が制空権を奪取してやる! いくぜ!」ビューン


トラックス「くそっ、小回りはこっちのが効くがパワーが違いすぎる!」

スタスク「ビル街では不覚を取ったが、海上では貴様など俺の敵ではないぜ! 喰らえ!」ババババ

トラックス(中破)「ボンネットが……俺の美しいボンネットが……!!」

パーセプター「大丈夫かトラックス!」ドンドン

スタスク「下手くそめ、どこを狙っている! そらっ、お返しのミサイルだ!」バシュン

パーセプター(小破)「うわあああああああああああああああああああああああああああ!!! う゛わ゛っ、ウワアアアアアアアアアアアアアア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」


パワーグライド「よーし今度は俺っちが相手だい!」

赤城「いえ、皆さんは下がってください。スタースクリームの相手は、我々一航戦が務めます!」

加賀「相手に取って不足は無いわ。行きなさい、烈風!」バシュン

スタスク「何が一航戦だ、埃を被ったポンコツ共め! 工廠の隅でボーキサイトでもパクついてやがれ!」ビューン


ナレーション『一航戦対スタースクリーム、制空権と誇りをかけた空中決戦!』


アイアンハイド「危ない利根! ぐわあああっ!!」ドカーン

利根「長距離砲撃じゃと!? すまんアイアンハイド、しっかりせい!」


戦艦レ級「ヤッタゼ! 流石ノアイアンハイドモ、コレデ永遠ニGOOD☆NIGHT! ハッハッハー!」


筑摩「姉さん、あれは戦艦レ級です! あんな化物に鎮守府を砲撃されたら、被害は空襲の何倍にもなります!」

利根「承知の上じゃ! 筑摩、シースプレー、島風! アイアンハイドの仇じゃ、奴をここで始末するぞ!」ガコン

アイアンハイド(大破)「オ、オレはまだ死んでないぜ……。援護くらいはしてみせるさ……!」ジャキッ

《航空戦劣勢!》


スタスク「見たか! これがデストロンのニューリーダーの実力だ!」

赤城「さすがはスタースクリーム……一筋縄ではいきませんね」

加賀「ですが、鎮守府の空は譲れません。赤城さん!」

赤城「第二次攻撃隊、発艦!」バシュン

スタスク「おっと、次は上から来たか。そんな小細工が通じるとでも思ってんのか?」




震電改「」ババババババババ

スタスク「な、なんだこの速さは! ちっくしょう、降下する!」ドォン


スタスク(小破)「ドジこいたぜ、まさか震電改が配備されてるとはな」戦闘機モード→ロボットモード

スタスク(小破)「だが切り札で俺を仕留め損なったのが運の尽きよ。体勢を立て直して反撃開始だ!」クルッ








ナレーション『面食らったのも無理はない!』






















スタスク「ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

                               ヽ`
                              ´
                               ´.

                           __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                      ..‐´      ゙          `‐..
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              ノi|lli; i . .;, 、    .,,            ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ
                 /゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li   ' ;   .` .;    il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
                `;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `,  ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
                 ゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
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赤城「慢心を捨てぬ限り、ニューリーダーなど夢のまた夢よスタースクリーム」


利根「よし、制空権はこっちのものじゃ! 水偵発進、弾着観測射撃を開始するぞ!」ドンドンッ

パーセプター「こちらパーセプター、これよりそっちの援護に回る! 水偵からの情報をこっちに転送してくれ!」ドンドン


サンダークラッカー「こりゃいけねえ。スタースクリームがやられた以上、退き時だな。デストロン軍団、退却だ!」ビューン

戦艦レ級(中破)「アッハッハ! ヤッパスタスクオモシレー! ンジャ、アバヨー!」ザザッ


利根「吾輩から逃げられるとでも思ったか! その艦もらったぁ!」ドンドン

筑摩(小破)「待って利根姉さん、アイアンハイドさんが!」

アイアンハイド(轟沈寸前)「オレのことはいい、進撃して奴らを仕留めるんだ……!」

利根「その元気があれば工廠までは持ちそうじゃな。筑摩、こやつを運ぶのに手を貸すのじゃ!」


スタスク(大破)「方向指示器がやられた! 方角がわからない……! 誰か助けてくれえ!!」アップアップ


シースプレー「あれは撃墜されたスタースクリームじゃないか! よーし、今楽にしてやる!」ザザザッ

島風「シースプレー、敵機直上! 爆撃がくるよ!」

シースプレー「まだ艦載機が残ってたのか!? うわあっ!」ドォンドォン

島風「連装砲ちゃん、シースプレーを引っ張ってあげて!」

シースプレー(中破)「いつもは俺が水上スキーで引っ張ってるのになあ……トホホ」ズルズル


空母ヲ級「艦載機、リターン」シュン

スタスク「ヲ……ヲ級! 頼む、助けてくれ! お願いだ、見捨てないでくれ!」アップアップ

空母ヲ級「……」ヤレヤレ

コンボイ司令官のほわああああああは出ますか?


マイスター『こちらマイスターだ。スカイファイアー、応答してくれ』

スカイファイアー「こちら予備隊のスカイファイアーです。どうしました副官」

マイスター『どうやら敵機動部隊は鎮守府近海から撤退したようだ。君は予備隊の一部を率いて、すぐコンボイ司令官たちの救援に向かってくれ』

スカイファイアー「分かりました。それでは五航戦と三水戦、それにバンブル達を連れていきます。トランスフォーム!」



ナレーション『サイバトロン戦士・スカイファイアーのトランスフォームした姿は、マクロスのバルキリー戦闘機である』

ナレーション『彼はその巨体を活かし、サイバトロンや艦娘を空輸することができるのだ!』



吹雪「コンボイ司令官達、無事だといいけど……」

バンブル「我らがコンボイ司令官が、そう簡単にくたばってたまるもんかい! オイラが司令官の所までナビゲーションするよ!」

スカイファイアー「頼んだよバンブル。さあ皆、早く乗って!」


ナレーション『間に合うのか、スカイファイアー!』

本当は昨日のうちにここまで投下する予定でしたが、あと一レスというところで寝落ちしましたorz

>>57
スタースクリームだけ略したのは、ご覧の通りスタスクだけ台詞の数が多いためです。

>>73
コンボイ司令官のほわあああについては、「冒頭にしか入れられないネタ」の中に入ってます。ちゃんと何らかの形で投下したいと思います。


続きは近日中に。


ナレーション『コンボイ達の戦いはなおも続いていた!』


サウンドウェーブ「コンドル! ジャガー! イジェ――クト!」バシュン

コンドル「」ババババ

電「はにゃあーっ!?」ドォン

雷「よくもやったわね、お返しよ!」ドンドン

ジャガー「!?」ドゴォ



メガトロン「トランスフォ――ム!!」ロボットモード→ワルサー銃

メガトロン「ワシを使って撃て、戦艦棲姫!」

戦艦棲姫「ハッ、喰ラエ!」ドンドンッ

スワープ(中破)「グアッ!」


スラージ「ギャァァァァス!」グシャア

軽空母ヌ級(大破)「」


メガトロン「ええい、これでは埒があかん! ……いや待て、やはりワシらの勝ちのようだわい」ニヤリ



オンスロート「メガトロン様! コンバットロン部隊、ただ今到着しました!」ビューン

メガトロン「待っておったぞ。直ちにブルーティカスに合体して、奴らを木っ端微塵に叩き潰せ!」


ボルター「おい、あそこにいるのは高速戦艦の金剛だぜ」

ブロウル「何だと!? 太平洋戦争でガダルカナル島のヘンダーソン基地を砲撃した奴か!」

ブレストオフ「ということは、俺のボディの仇ってわけだな。道理であの女を見てると憎しみが湧いてきやがる」

スィンドル「奴をコンボイの前でなぶり殺しにしてやろうぜ!」

オンスロート「コンバットロン、トランスフォーメーション! ブルーティカスだー!!」ガィンガィンガィン



ナレーション『太平洋戦争中、激戦地となったガダルカナル島において数多くの車輌や飛行機が破壊された』

ナレーション『後にスタースクリームがそれらの残骸を発掘し、デストロンのパーソナルコンポーネントを埋め込むことで誕生したコンバットロン部隊』

ナレーション『彼らは全員が合体することにより、超強力な合体兵士・ブルーティカスとなるのだ!』



ブルーティカス「ブルーティカス、オ前タチ憎イ! 破壊スル!」バアン


深海所属:

コンバットロン部隊(手前がリーダー格の攻撃参謀オンスロート)

ブルーティカス(合体兵士。足元にいるのがスタースクリーム)


響「あれがブルーティカス……! 話には聞いていたけれど、なんて巨大なんだ」

コンボイ「ブルーティカスが相手ではダイノボットといえど分が悪い。この状況で奴に対抗できるのは、弱点である三式弾を装備する金剛だけだ」

金剛「どうやらあちらも私をご指名ネー。 Heyテートク、私の活躍から目を離しちゃNo! なんだからネ!」ザザザッ

コンボイ「ダイノボット、金剛の突入を援護しろ!」


金剛(ガタルカナル……ソロモン海戦で比叡と霧島、暁達が沈んだ戦場)ギリッ

金剛(あの時の絶望を繰り返しはしないワ、必中射程から一発でカタをつけてやるネ!)ガコン



スワープ「あぶない金剛、かわせ!」

重巡ネ級「」ドンドンッ

金剛「What!? 至近弾でバランスが……!」グラッ

グリムロック「フン!」バキィ

重巡ネ級(大破)「」



ブルーティカス「深海棲艦メ余計ナ真似ヲ、ダガコレデ捕マエタゾ! サア、ドウ料理スルカ!」ガシイッ

金剛(Shit! 艤装ごと鷲掴みにされて、砲撃もできない……!)


コンボイ「しまった! 金剛を離せブルーティカス! さもないと貴様の顔を剥いでやるぞ!!」

スラッグ「」ガブウ

ブルーティカス「貴様ナド相手ニナルカ! 離セ!」バキィ

スラッグ(中破)「!!」


メガトロン「これは中々面白い見ものだわい。かつてガダルカナルで日本軍は抵抗むなしく敗れ去った。まさに歴史は繰り返すってわけだ」

メガトロン「ブルーティカス、コンボイの泣き言になど耳を貸すな。そのまま握り潰してしまえ!」


金剛「ギッ……ガハ、アッ……!!」メキメキ

コンボイ「金剛――――――――――――ッ!!!」


ナレーション『その時、スカイファイアー率いる救援部隊が戦場に到着した!』


スカイファイアー「あれはブルーティカス! 大変だ、奴に金剛が捕まってしまっている!」

翔鶴「五航戦翔鶴・瑞鶴、発進します! 抜錨《トランスフォーム》!!」バシュン

瑞鶴「目標、ブルーティカス! 全機爆装、やっちゃって!」バシュン



ブルーティカス「ウオッ! ナンダ、爆撃!?」ドォン

メガトロン「あれは裏切り者のスカイファイアー、それに奴らの艦載機ではないか! スタースクリームめ、またしくじりおったな!」

ブルーティカス「シマッタ!」ポロッ


コンボイ「いかん、あのままでは海面に叩きつけられる! 暁、コンテナを頼む!」ガコン

暁「えっ!? へぶっ!」コンテナドゴォ

コンボイ「今受け止めてやる! トランスフォ――――ム!!」ズシャアアア




コンボイ「金剛、しっかりしろ!」

金剛(大破)「ゲホッ、ゲホッ……sorry、テートク……」


吹雪「抜錨《トランスフォーム》!! コンボイ司令官、金剛さんは大丈夫ですか!?」ザザザッ

コンボイ「どうやら命に別状はないが、主機が破損している。これでは浮かぶだけで精一杯だろう」

夕立「それじゃあブルーティカスはどうするっぽい? 夕立達じゃ太刀打ちできないっぽい」


コンボイ「吹雪、睦月、夕立、それにバンブル。君達でブルーティカスに当たり、時間を稼いでくれ」

睦月「にゃっ!? む、睦月達がやるのですか!?」

コンボイ「合体戦士の欠点は、知能が低下し俊敏さが失われることだ。高速で小回りの利く君達ならば攪乱できるだろう」

コンボイ「過酷な命令だということは承知している。だが今こそ勇気が必要な時だ。危険を恐れず一丸となって、奴らと戦うのだ」


吹雪「……分かりました! コンボイ司令官の為に私、頑張ります!」

夕立「コンバットロンにソロモンの悪夢、見せてあげる!」

睦月「むむむ……了解です! 睦月もやると決めたらやるのです!」

バンブル「オイラもコンボイ司令官の為なら火の中水の中です! そんじゃお先に失れーい!」ザザザッ


金剛「ブッキー……」

吹雪「大丈夫です金剛さん。どんな敵が相手でも、乗り越えてみせます。勇気を持って戦います!」

金剛「……!!」


コンボイ「神通、川内、スカイファイアー! お前達はメガトロンに当たれ! 他の者は深海棲艦どもを片付けろ!」


鎮守府所属:

スカイファイアー(航空防衛戦士)

翔鶴(翔鶴型航空母艦一番艦)

瑞鶴(翔鶴型航空母艦二番艦)



睦月(睦月型駆逐艦一番艦。第二次ソロモン海戦にて撃沈)

吹雪(特I型[吹雪型]駆逐艦一番艦。サボ島沖海戦にて撃沈)

夕立(白露型駆逐艦四番艦。第三次ソロモン海戦にて撃沈)

今日はここまで。予想以上に時間がかかってしまいましたが、次で完結の予定です。

実はコンバットロン参戦は>>23>>26を見てから思いついたものだったり。ナイスなネタをありがとうございます。

残りは今週中、なるべく早くに投下します。

ボルター(ヘリ)って元は日本軍の零式五二型艦上戦闘機だったんだよね…

>>92

そうなんですよね。だからボルターは「金剛がいる」って言ってるだけで憎んではいません。

逆にB17が元になってるブレストオフは恨み骨髄というわけです。


では、ラストまで投下していきます。


バンブル「やーいやーい、ここまでおーいでー!」ザザザッ

夕立「さあ、素敵なパーティーしましょ!」ドンドン

睦月「二人とも前に出過ぎだよ! もっと距離を取って!」

吹雪「睦月ちゃん、ブルーティカスの足元を狙って! 私は長10cm砲で顔面を狙うよ!」

バンブル「奴の意識を散らすのか。よおし夕立、オイラ達は左右から挟み撃ちだ!」



金剛「ブッキー達……見事な水雷魂ネ。Battleshipとして、私も負けてられまセン!」ガバッ

コンボイ「正義と平和を愛するサイバトロン魂も忘れてもらっては困るな。金剛、まだ戦うことはできるか?」

金剛「機関部はやられても主砲は……問題nothing! さすがはテートクのくれた装備デース!」ガコン

コンボイ「私が曳航しよう。三式弾装填、スタートユアエンジン! 抜錨《トランスフォーム》!!」


ブルーティカス「目障リナ蠅ドモ、ローターノ突風デ吹キ飛バス!」ビュオオオ

夕立「そうはいかないよ! 吹き飛ばされるのはどっちかしら!」ドンドン

ブルーティカス「ローターガ! オノレ駆逐艦ノ分際デ!」

バンブル「やったやった! 流石の火力だね、もう最高!」


コンボイ「四人共よくやったぞ! これから金剛が砲撃を行う、援護してくれ!」ドドドド

吹雪「コンボイ司令官、金剛さん! いつでもどうぞ!」









コンボイ「ブルーティカス、お前の顔を剥いでやると言ったな。あれは嘘だ」

コンボイ「貴様はスクラップにして、水底に堕としてやる! 金剛、全砲門ファイア!!」

金剛「Burning……Looooooooooooooove!!」ドンドンドンドン



ブルーティカス「サ、三式弾! ウオオオオオオオオオオオオオオ!!」ドォンドォンドォン

ブルーティカス「スクランブル合体システムガヤラレタ! 駄目だ、分離する!」バチバチバチッ


コンボイ「合体が解けたぞ! 今だ撃て撃てぇ!!」ドンドンドン

吹雪・睦月・夕立「「「いっけええええええええええええ!!!」」」ドンドンドンドンドンドン













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コンバットロン(大破)「「「「「」」」」」


グリムロック「おまえたち金剛にひどいことした。オレ、グリムロック、おまえたちにもっとひどいことしてやる。仕返しだ!」

戦艦棲姫「ク、来ルナ! バケモノメ!」ドンドン

グリムロック「グリムロックつよい、ソンナモノきかない!」グシャアボキン

戦艦棲姫(大破)「ウアアアアアアアアアア!!」



サウンドウェーブ(中破)「メガトロン様……!」

メガトロン「ええい……覚えておれ! デストロン軍団、退却! 退却だーっ!!」ポロッ


電「敵部隊が撤退していくのです! た、助かったあ……」

神通(小破)「コンボイ司令官、追撃の号令を!」

コンボイ「いや、こちらも追撃する余力はない。後は任せよう、それより川内を看てやれ」

神通「わ、分かりました」マカセル?

川内(大破)「明るいうちからメガトロンの相手は辛かったよ……」

鎮守府所属:

川内(川内型軽巡洋艦一番艦)

神通(川内型軽巡洋艦二番艦)


コンボイ「皆よくやってくれた。これで当分はメガトロンも大人しくなるだろう。第一目標の補給線も確保された」

雷「そう、それで思い出したわ! 司令官、なんでいきなりコンテナからグリムロック達が出てきたの!?」


コンボイ「実は今回の作戦は金剛の発案だ。遠征部隊に偽装した攻撃部隊で、敵海上封鎖部隊を排除するのが目的だったのだよ」

コンボイ「第六駆逐隊がドラム缶をコンテナに運んだ後、こっそりその一部を下ろしてダイノボットを乗せたというわけだ」

金剛「本当はメガトロンも仕留めたかったのデスガ……欲張ってはいけまセンネ」



暁「でも、それだったら私達にも教えてくれたっていいじゃない。まったく冷たいんだからぁ」

金剛「Sorry! だけどenemyを欺くにはまずalliesからネ。偽装が敵に感づかれたら、作戦は台無しデース」

響「そういうことなら仕方ないね」チラッ

暁「な、なんで私の方を見るのよ! ぷんすか!」



雷「それにしても、ダイノボットの皆は頼もしかったわ! 何度も砲撃から庇ってくれて、助かっちゃった!」

電「ダイノボットさん達、ありがとうなのです!」

グリムロック「アー、グリムロック、お礼言われるのテレくさい//////」

スナール「スナール、うれしい。こころぴょんぴょんする♪」


瑞鶴「なんか瑞鶴達……蚊帳の外って感じなんだけど! ふてくされるぞー?」

夕立「夕立も頑張ったっぽい~!」

バンブル「コンボイ司令官、お嬢さん達がそろそろ痺れを切らすので早く引き上げましょうよ」


睦月「ちょっと待って! あそこに落ちてるのは……菱餅《エネルゴンキューブ》?」

コンボイ「大方メガトロンのオヤツだろう。せっかくだ、頂いて帰るとしよう。スカイファイアーに積み込んでくれ」

スカイファイアー「いくら私でも、ここにいる全員は運べません。負傷者と物資だけを運ぶということでよろしいですね?」

コンボイ「もちろんだ。ただしMVPの金剛は私が運ぼう」ダキッ

金剛「て、テートク!? もう、お姫様抱っこは時間と場所をわきまえなヨー……//////」



夕立「むうううう! リア充爆発するっぽ――――い!!」


        _______
        /       \
     / ,.. -‐‐- 、   \
     }∠,..艦__これ_ \    \
     /.:.:.:./ \|\:.:.:.\\    ,
    ,′i:/n    n\i:.:.:.:.i‘,  }
.    i:人| U    U  l:.:.:Λ:‘,/
  <人(          ,':.:./__):.∠ニZ
   /:.个: . __▽__ ,./:∠:._{>o<}

    {:.:.:‘,( ) ( )__L/´    /:.:.|   
   人:.:.:.: (・x ・l ト--{〉   ノi:.:./    
    `¨¨´|   |___,.{   、_,.ノ     
        |   |   \          
.       UΤU___ __/
        ノ |_| |_|      
.          」.| 」.|



那珂ちゃん&ブロードキャストvsサウンドウェーブの激闘シーンは、版権の都合でカットされました。

那珂ちゃんは皆のものだからね、仕方ないね。


ナレーション『戦い終わって、ここは平和なセイバートロン鎮守府』


アイアンハイド「なあ利根、頼むから高速修復材を使ってくれないか? こうして寝ているのは退屈でしょうがない」

利根「バケツは備蓄中じゃと何度も言っとるぞ。じゃが安心せい、庇ってくれた礼に吾輩が付きっきりで看病してやるからのう!」フンス

筑摩「アイアンハイドさん? 姉さんの言うことを聞かないと、発声回路を切っちゃいますよ?」ニッコリ

アイアンハイド「あ、はい……」



赤城「さあーどんどんやりましょう! エェネェルゥギィィダアア!!(フレンジーエフェクト)」モッモッ

パワーグライド「戦いの後はお腹が空くってバスケ漫画でも言ってたけどね。君、もう少し控えたほうがいいんじゃない?」

トラックス「そういうこと。これ以上バルジを追加したら、アダムスみたいにだらしない体型になってしまうね」

加賀「頭に来ました」ドグシャア

トラックス「ボンネットが……俺の修理されたばかりの美しいボンネットが……!」


大和「すみません、おかわり頂けますか?」モッキュモッキュ

グリムロック「オレ、グリムロック。負けないぞお↑」バクバク




電「遠征の成果が、修理と補給であっという間に消えていくのです……」

暁「補給が大事なのは分かるけど、この虚しさは何なのかしら……」


マイスター「戦いは結局何も生まないということさ。それでも戦わなきゃいけない時はもちろんあるがね。君達が本物のレディーを目指すなら、その虚しさを忘れてはいけないよ」


ナレーション『そして……!!』


<マッタクコノスタースクリームメ!

<オユルシヲ メガトロンサマ!





















鳥海「全艦、戦闘準備完了。提督、ご命令をどうぞ」





ジェイド・ロス提督「さあ、行こうか。」


 ⇒抜錨する





――終わり――

これで一通り終了です。書き込んだ側から修正すべき点に気づいたりと、ミスの多いSSになってしまいました。

やっぱり納得がいかない点が多いので、コンボイ司令官の爆発を加えた修正版のスレを立てたいと思います。自己満足で恐縮ですが……


ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

勢いに任せて早速修正版のスレを立てました。

金剛「私にいい考えがありマース!」 コンボイ司令官「!?」
金剛「私にいい考えがありマース!」 コンボイ司令官「!?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1429365642/)

冒頭に新ネタもあるので、よかったら見て下さい。


那珂ちゃん&ブロードキャストvsサウンドウェーブの激闘シーンは……ほら、アニメでもアレだったし……

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