悠(はるか)「ボーっとしながらあなたを見てる時が一番幸せだよ」 (1)

僕が悠と出会ったのは、僕がまだ高校生の時だった。

悠は駅前のミスター・ドーナツでアルバイトをしていた。

僕は彼女に一目ぼれをして、そして次の日には友人づてに連絡先を聴いていた。

今思えば、なんて積極的だったんだろうと思う。

僕たちは一緒にゴハンを食べに行くようになり、そしてやがて付き合うようになった。

一番初めに行ったのは、エコとかロハスとかそういうコンセプトの雑貨屋さんだった。

僕たちはお店で見つけたお気に入りの>>5を買うことにした。

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