一部キャラの扱いが著しく悪いので注意

なんかさとりがスレにいる件

杏「えー、杏、もう働きたくないんだけどなー」

Ｐ「そう言うなよ。寝てるだけでいい簡単なお仕事だぞ」

美波「プロデューサーさん、その話」ｽﾞｲｯ

千枝「詳しく聞かせてください！」ｽﾞｽﾞｲｯ

杏「ほら、二人も立候補が出たことだし杏は後進の為に道を譲るよ」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

Ｐ「すまない二人とも。双葉杏で、ってことで指名を受けたんだ」

千枝「ど、どうして杏ちゃんなんですか？私だって同じような体型なのに！」

Ｐ「先方の求めている人材が杏だったってことだ。千枝には千枝にぴったりの仕事を探して来るから今回は諦めてくれ」

杏「そうだ、千枝に杏の格好をさせて双葉杏です、って言えばいいんじゃない？」

Ｐ「いいわけないだろ。ちゃんと仕事すれば美味しい余禄もついてくるから。お前がちゃんとやってくれたら次はこずえにもって話が来てるし」

杏「最初からこずえに回しなよ……」

Ｐ「知名度の問題だろうな。杏はＣＤ結構出してるし」

千枝「千枝じゃ駄目なんですか？同じ子供でもこずえちゃんは良くて千枝じゃ……」

Ｐ「すまん。こればっかりは先方次第だから……」

美波「私にも枕の仕事はないんですか……？」

Ｐ「んー、もう少し歳が上だと７６５の星井美希とかも参加するみたいだけど……まぁ、一応千枝と美波も売り込んではみるが、期待はしないでくれ」

美波「私だと歳が上過ぎるんですか……」

千枝「お、お願いします、プロデューサーさん！」

Ｐ「はっは、その意気込みに応えられるように頑張るわ。杏も二人をちったぁ見習え」

杏「むーりぃー」

数日後

Ｐ「杏！この間の仕事、良かったぞ。先方も大喜びで次はぜひこずえをと確約をいただいた！」

杏「いやー、プロデューサーの言うとおり、寝てるだけでよかったし余禄もあったし、最高だね。ずっとこんな仕事だけでいいぐらいだよ」

Ｐ「無茶言うんじゃねえ。ちゃんと次のレコーディングに向けてレッスンしろ」

千枝「わ、私のお仕事は取れましたかっ」

美波「売り込んでいただけたでしょうか……」

Ｐ「すまん、先方には伝えたんだが断られてしまってな……」

千枝「ええっ！」

美波「私たちには枕のお仕事、ないんですか？」

早苗「ちょっと、プロデューサー君、いいかな？」ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘ

Ｐ「あいでででででで！？」

早苗「で、言い残すことがあるなら早めにね」

Ｐ「いきなりアームロックかけておいて何を言うんですか。おーいて……」

早苗「美波ちゃんどころか千枝ちゃん杏ちゃんこずえちゃんにまで枕営業とか言ってたら、そりゃあ私人による現行犯逮捕するってもんよ」

Ｐ「枕営業！？誰がそんなことを！」

早苗「今してたじゃない」

Ｐ「えーと、その……杏。見せてやってくれ」

杏「はい、これ。バウアー社の高級羽毛枕。これのＣＭ撮影」

早苗「寝てるだけで良いってのは……？」

Ｐ「アイドルの寝顔をバックにナレーションが入るＣＭです。杏がすぐ寝てくれて一発ＯＫでした。サンプルがこちら」

早苗「余禄っていうのは……？」

杏「ギャラに加えて現物支給。これ、ほんとよく眠れるんだ」

早苗「千枝ちゃんと美波ちゃんは……？」

Ｐ「そりゃ楽な仕事で高級品の現物支給だから皆やりたいでしょうけど、先方曰く二人とも寝てるだけで妙に色気が出ていかがわしくなりそうだから駄目だって断られましたよ」

早苗「じゃあ、枕営業っていうのは……？」

Ｐ「俺が取ってきたのは枕の仕事であってそんなふざけたことアイドルにさせるわけないでしょ！」ﾊﾞﾝ

早苗「ご、ごめんＰ君！」

Ｐ「アイドルは皆に夢を与えるために輝くものです！そんなこと、ウチでは断じてありえませんから！！」

千枝（枕営業じゃ……）

美波（なかったんだ……）

早苗「そ、そうよね。いきなり乱暴な真似してごめんなさい、プロデューサー君はこんなに皆のこと考えてくれてるのに……」

千枝「ごめんなさい、私のせいで……イケナイ千枝に個人指導してください……」ｿﾜｿﾜ

美波「騒いだ私にも責任がありますから、千枝ちゃんだけじゃ……」ｿﾜｿﾜ

Ｐ「悪いな、今からまた次の営業があるからそれはまた今度な」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

杏「いってらっしゃーい。次も楽なお仕事取ってきてね」

Ｐ「こんな美味しい仕事がそうそうあるかよ。あ、そうだ。アレ切れてたんだ。ちひろさん、俺のデスクのアレ取ってくださいアレ」

ちひろ「はい、どうぞ、ワセリン♪」

Ｐ「おう、これこれ。さ、アイドル達を輝かせるべく今日も営業、頑張ってくるかー！」

ということでオチ読まれてしまいましたがこれにて完結でございまアッーーー！
少しでも楽しんでいただければ幸いです

ではＨＴＭＬ依頼して参ります