・春、夏と続き、秋版です。
・昔読んだカプ●ンさんのオールスターアンソロジーギャグ漫画の内容のひとつをモバマスキャラに変えたパロssです。
・ネタも1部、モバマスとお隣のゲームの内容が含まれています。
・幸子が多少不憫な目に遭います。
・キャラ崩壊が多少含まれます。
・一部表現に規制がかかりそうなので●で補っています。
・作者の広島弁スキルが未熟なので、会話に違和感が出てしまうかもしれない事を御了承ください。
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《秋・とある山の中》
凛「枯葉舞う黄金色の世界……哀愁の音色に耳を傾けながら小説を読む季節になったね………」フフッ…
凛「椅子に腰掛け、静かに1人で読書を嗜むのも秋という季節の……」
拓海「お、ここで合ってるっぽいな。」ガサガサ
幸子「『秋探しツアー』の集合場所は間違いないですね!」
凛「」
拓海「凛が案内人らしいが…まあ、よろしく頼むな。」
幸子「ど、どうしたんですか凛さん!?心臓が止まってますよ!!」ブンブン!
凛「」ガクンガクン…
凛「(私の招待状には『秋の読書会』と……!!)」フルフル…
幸子「どんな秋があるんでしょう!」ワクワク
拓海「ツレに栗拾いして来てほしいって頼まれたからなぁ…頑張るか。」ヤレヤレ
凛「まったく、私は読書の秋を楽しみに来たのに……」ブツブツ…
拓海「へぇ、なかなか風流じゃねえか。」
幸子「でも危ないんじゃないですか?熊が出るかもしれませんし。」
凛「は……熊!?」ビクッ
凛「いけない!冬眠準備の季節だからもしかしたら熊が近くに……!!」バッ!
ガサガサ…ガサガサガサ……
拓海「茂みに何か……まさか!!」ビクッ!
幸子「そ、そんな!し…●んだフリ●んだフリー!!」ワー!!
凛「待って!それは迷信で、もっと人の気配を……」
[拓海、刺客に刺される]
拓海「グフッ!……ああ、またアタシは……ダメだったか………」ズルズル…ドサッ
[自称:仏壇の●体]
幸子「」チーン
凛「」
拓海「何故殴る!完璧な死に様を演じたじゃねえか…!!」ヒリヒリ
凛「ほどがあるでしょ!!仕込みナイフまで使って…ていうか!人の気配を……」
拓海「消すのか、分かった。」スッ…
幸子「あやめちゃん、お願いします。」スッ…
あやめ「ニンッ!」ドロン!!
凛「」
凛「人の気配を振りまく……分かった?」ゴゴゴゴゴゴゴ
拓海「はい。」タンコブ
幸子「分かりました。」タンコブ
ダダダダダダダダダダダ…!!!
凛「ん?」クルッ
愛海「なにやってんだコラァァァァァァァァァァ!!!!」血涙
凛「」ビクッ!
拓海「」ビクッ!
幸子「」ビクッ!
愛海「騒ぎにビックリしてメス熊のパイの実脂肪味が逃げてしまったじゃないかぁ!!!」ゴゴゴゴゴゴ
凛「………幸子、おっぱ●ボール持ってる?」
幸子「ありますよ。」ゴソゴソ
凛「1つ分けてあげて。」
拓海「いや、なんで持ってんだよ。」
愛海「へー、秋を探してるんだ。」モミモミ…
凛「そう。まともな秋を見つけたいんだけど……」ハァ…
凛「だいたい季節をテーマに動けと言う方が無理であって…今までの行動を見る限り春だか秋だか区別もつかないじゃん……」ヤレヤレ
まゆ「今ここに、企画立案したプロデューサーを批判するような声が……」ウロウロ…ウロウロ…
幸子「(凛さん静かに!)」
拓海「(巡回兵が今そこに…!!)」
愛海「さっき通って来た道が秋資源豊富だったけど?」アッチ
幸子「らしいですけど、どうします。」
凛「……うん、さっさと秋を見つけて帰ろう。」キリッ
拓海「(吹っ切れたか。)」
幸子「わー!栗に山ブドウ!!」キャッキャ!
凛「はいはい。」サッサッサッ
拓海「(木から糸で吊り下げられてる事に何の疑問も抱かないのな。)」
キノコ「」ピニャピニャピニャピニャピニャ
幸子「き、キノコ!?キノコ!!?」ビクビクッ!!
凛「はいはい。」サッサッサッ
ピニャピニャピニャピニャ
ピニャピニャピニャピニャピニャ
等身大キノコ「」ピニャピニャピニャ
凛「………」
凛「き、キノコ!?これキノコ!!?」ビクッ!!!
拓海「な、なんだこれ…!!」
拓海「身の丈あるキノコ…これを食い切れってか!味もよくわかんねえコレを!!」
幸子「食べる気ですか!!」
愛海「割と美味しかったよ。」
幸子「食べたんですか!!!?」
愛海「ウウッ!!?」ガクン!
凛「どうしたの!?」
拓海「まさか、キノコに毒が!!?」
幸子「あっ!!愛海さんの背中に魔方陣みたいなのが……!!!」
特大キノコ「ぴぃぃぃぃぃぃぃにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」ボコンッッ!!!
凛「」
幸子「」
拓海「」
特大きのこ「ぴにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」ヒューン!!
愛海「…鳴き声からして薄々感じてたけど、あのキノコってブサイク緑人形の親戚だったのね。」
凛「なんでそんな冷静なの?」
愛海「新種の松茸かと思ったのに……」
凛「そんなわけないでしょ。」
幸子「(輝子さんを連れて来ればよかったかも。)」
拓海「…まあ、このぶんだと食欲の秋なら充分に楽しめるな。」シュウカクチュウ
凛「食欲の秋、秋の味覚と言えば…」
凛「焼きイ」
幸子・愛海『焼きキノコ』
凛「……え、いや秋の産物…」
幸子「いーや、焼きキノコです!!」
愛海「何人たりとも焼きキノコの邪魔はさせない!!」
拓海「おっと!お前たちの好きにはさせないぜ!!」ガバッ!!
愛海「グッ!後ろから…離せー!運営の犬めー!!」
拓海「それはアタシじゃねえ!!」
幸子「(誰だと聞くのはやめた方がいいですね。)」
拓海「なんとしても焼きマシュマロをぉぉ!!!」ヌォォォ!!
愛海「………」
凛「………」
幸子「ぼ…僕、薪拾いして来ますね……」
幸子「薪……薪………」ザッザッザッ…
シュォン!!
凛「え!!幸子!?」バッ!
拓海「今、幸子が消えなかったか…?」
愛海「あれ?なんか看板が立ってるよ?」
[晶葉特製転移装置・床置き式。ただ今 村上組に接続中]
全員『なんでこんな所に!!?』
ピカァァァァ……
凛「あ、置いてある装置が光始めた。……人影?」
巴「…………」シュン!
巴「あんた達が落としたのは50,000マニー幸子?鍵クロ1個幸子?」ヒョヒョイ
愛海「レートがローレベル!?」
拓海「ある意味輝いてやがるぜ幸子!!」グッ!
巴「ていうか、うちに鉄砲玉はいらんけぇ返す。」ポイッ
幸子「」ドサッ
愛海「鉄砲玉扱いされてリリースか。」
拓海「輝いてるぜ幸子。」
幸子「ウウ…ウワァァァァァァン!!このフライドチキンのなり損ないめぇ!!!」ダーッ!!
拓海「フライドチキン?鶏肉か?」
愛海「何の話でしょう。」
凛「……………」
※アニメ出演組しか分からない話
巴「さて、どうじゃ?なかなかおもしろいもんが見れるぞ?」クックックッ…
凛「え、遠慮させていただきます……」ヒクヒク…
拓海「巴も秋の風趣を楽しんだらどうだ?」
巴「ほぅ…風趣か。」ピタッ
愛海「胸揉んでグルメツアーだっけ?」ワキワキ
凛「秋探しツアー!!」
巴「紅葉色の狩りはさっき楽しんだけぇ。」ガチャコン…カチャリ
拓海「その拳銃なかなかリアルだな。」
凛「(深く聞かないほうが身のためだろうな。)」
巴「クビひろ…栗拾いも久しゅうやると楽しか。」ヨイショッ…
巨大栗「ぴにゃぁぁぁぁ…ぴにゃぁぁぁぁぁぁ……」シクシクシクシク
凛「今何を言いかけ……ソレさっき聞いた声!!!」ビクッ!!
拓海「…だが、それ1つでマロンケーキがたくさん作れるな。ツレが準備して待ってるんだが……貰ってもいいか?」
凛・愛海・巴『‥‥‥‥‥‥‥』
後日、謎の声を発していた巨大栗は素晴らしいマロンケーキへと変貌した。
《拓海宅》
ピニャァァァァ…ピニャァァァァ……
里奈「たくみん、マロンケーキから声が……」
拓海「気のせいだ。」
ピニャァァ……シクシクシクシク
里奈「な、泣き始めたんだけど。」
拓海「無視しろ。」
しかし、予想とは裏腹に中身は普通のマロンケーキ味だったらしい。
以上、秋号でした。
最後の冬号はまだ完成していないので、出来次第また投稿していきます。
たくみんとお嬢に声が付く事を心から祈りながら……
また次号もよろしくお願いします!
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