ベガッ太(ベガルタ仙台)「ミーヤちゃん。遊びにきたよ」

ミーヤ「あ～♪ベガッ太～♪今日はどこにつれてってくれるのかな～」

ベガッ太「今度泊まり掛けで出かけね？秋保温泉とか」ﾊｧﾊｧ

ミーヤ「も～ベガッ太ったら～♪目が猛禽類の目になってるぞ♪じゃあお留守番よろしくねアルディ」

アルディ「う、うん……いってらっしゃい……」

ヴァンくん･しかお「ミーヤちゃん！俺たちとも遊ぼうよ」

ミーヤ「あ！ヴァンくんとしかお！もー二人とも彼女や奥さんに怒られちゃうぞ？」

しかお(鹿島アントラーズ)「しかこ(嫁)とアントン(息子)は鹿島神宮にでかけてるから大丈夫、大丈夫。さ、鹿島スタジアム名物のモツ煮たべにいこうよ」

ヴァンくん(ヴァンフォーレ甲府)「フォーレちゃん(ただの友達)とはそんな関係じゃないから……それより、モツ煮よりも山梨名物ほうとうだよ」

ミーヤ「え～。どうしようかな～」

アルビくん(アルビレックス新潟)「はぁ。モツ煮だのほうとうだのと、視野が狭いよ。ミーヤちゃんにはもっと世界に認められた物がいいに決まってるじゃないか」

ミーヤ「アルビくん！」
アルビくん「さあ、ミーヤちゃん。アルビの中心選手、ブラジル人MFレオシルバか、『日本に来て一番感動した料理』としてあげた、メインスポンサー[切腹]製菓のハッピーターンだよ。一緒にハッピーパウダーキメようよ」

ミーヤ「ハ、ハッピーパウダー……」ﾊｧﾊｧ

アルビくん「フフフ、うちに来れば従業員しか食べられない『ハッピーパウダーオムレツ』もサービスしよう」

ドロンパ(FC東京)「はっはっはっ。食べ物でミーヤちゃんを釣ろうなんてさすが田舎者」

ミーヤ「ドロンパ！」

ドロンパ「ミーヤちゃんはもっと華やかな舞台が似合うのさ。ミーヤちゃん、今度うち、アイドルのアイドリングとコラボするんだけどおいでよ。ありゃあ天下とれるわ」
ドロンパ「大体さ、モツ煮とかほうとうとかは、うちが誇るFC東京サポーター達・通称『蝗』に食い尽くされて残らないよ」

ミーヤ「それはそうかも……」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

ロビー(セレッソ大阪)「食い物だの、アイドルだのやることがせこいな！東京者と田舎者は！」

ミーヤ「ロビー！」

ロビー「サッカークラブならサッカークラブらしく、サッカーて魅せるべきだろ」

ロビー「ミーヤちゃん。うちはなんとあの、W杯MVPのフォルランを獲得したんだ！」

ミーヤ「W杯MVP……年俸6億……」ｺﾞｸﾘ

ロビー「フォルラン、柿谷、南野、山口蛍……こりゃ優勝ですわ。セレ女も増えて、岡野社長様々ですわ」

ロビー「なぁ、そこに隠れてるお前もそう思うだろ！」

ガンバボーイ(ガンバ大阪)「うぅ……」ｻｯ

ミーヤ「ガンバボーイ！久しぶりだね！最近見なかったけどどうしたの？」

ガンバボーイ「いや……去年はＪ2のほうで戦ってて……」

ミーヤ「あ！そうだったね！ごめんね。ミーヤあんまりＪ2とか詳しくなくて……まだ降格した経験なんて一度もないから……ごめんね？」

ガンバボーイ「え、い、いや。いいんだよ……こ、今年はうちも結構やれそうなんだ！宇佐美って選手がすごくてね！それで！

ロビー「はいはい。そんなレベルの話はいいから。うちが目指してるのはただの優勝じゃなくて、観客を魅了しての優勝だから」ｷﾘｯ

ガンバボーイ「うぅ……うちだってそこそこは……」

ウィントス「うちも今年いけそうだわー」

ミーヤ「ウィントス！」

ウィントス(サガン鳥栖)「うちも今年ユン・ジョンファン監督のもと旋風起こせそうだわー。名将だわー。優勝も夢じゃないかもー」

ウィントス「ACL(アジアチャンピオンズリーグ)かぁー。こまるなぁーうちみたいな選手層のそう厚くないチームで耐えられるかなー。大変だわー。来年忙しいわー」

モーヴィ(ヴィッセル神戸)「神戸牛くいにいこうぜ」

ミーヤ「あ、モーヴィも久しぶり」

2014年終盤

ミーヤ「じゃ、お留守番よろしくね。アルディ」

アルディ「あ、あのミーヤ。最近ね、チームの調子が良くなくて……だから、あの、試合に集中したほうがいいと思うんだ……」

ミーヤ「もー。アルディったら。何年アルディージャにいるの？毎年のことじゃない。『受験に落ちないお守り』ができるほどの私達のラインコントロールを忘れたの？」

アルディ「う、うん。そうなんだけど……」

ミーヤ「サポーターのみんなだって、そんなに焦ってないじゃない。大丈夫よ。じゃ、いってくるね！」

アルディ「う、うん……」

ドメサカ民としてこれは期待

2015年

ガンバ大阪昇格後即三冠達成!!!

大宮アルディージャ初の降格!!!


ミーヤ「そ、そんな……アルディージャがＪ2なんて……」

ピカルちゃん「あら？ミーヤじゃない」

ミーヤ「ピ、ピカルちゃんにパルちゃん」

ピカルちゃん(清水エスパルス)「昨年はごめんね～。私たちも危なかったから。これも勝負だし恨まないでね。今年Ｊ2で頑張ってね。さ、パルちゃん(彼氏)いきましょ」

パルちゃん「う、うん。ごめんねミーヤちゃん」

ミーヤ「なんで……なんでこんなことに……2013年に大宮史上最高成績を収めてたベルデニックを途中解任するとかのウルトラCをしたから？……なんで……」

ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ
ミーヤ「あ。あれはグランパス師匠？一緒にいるのは誰かしら」


グランパスくん(名古屋グランパス)「おう。お前が今年の初昇格組か」

ガンズくん(松本山雅FC)「は、はい！よろしくお願いします！グランパス師匠！松本から来ました！」

グランパスくん「松本？あぁ、長野か。おう、知ってるぞ」

ガンズくん「いえ、信州ですけどね」

グランパスくん「ん？だから長野だろ」

ガンズくん「信州です」
グランパスくん「お、おう。まあいいや。Ｊ1は厳しいが、やりがいのある楽しいところだ。がんばれよ」

ガンズくん「はい！」


ミーヤ「くっ！」ﾀﾞｯ

>>10
いよいよ明日ですね。

ベガッ太・ドロンパ・アルビくん・しかお・ヴァンくん・モーヴィ
「ﾜｲﾜｲｶﾞﾔｶﾞﾔ」


ミーヤ「あ……みんな！ねえみんな良かったこれから

どんがらがっしゃーん！
ヴィヴィくん(V・ファーレン長崎)「いたた！えへへ///ころんじゃいました。ころんじゃいましたよ？」ﾁﾗｯﾁﾗｯ

ドロンパ「カワイイ」ｱｻﾞﾄｲ
アルビくん「カワイイ」ｱｻﾞﾄｲ
しかお「カワイイ」ｱｻﾞﾄｲ
ヴァンくん「カワイイ」ｱｻﾞﾄｲ
モーヴィ「カワイイ」ｱｻﾞﾄｲ
ベガッ太「カワイイ」ｵﾄｺﾉｺ…ﾊｧﾊｧ


ミーヤ「くっ！」ﾀﾞｯ

ふろん太(川崎フロンターレ)「これから？ごめん。今からキングベルおじいちゃんと、今度のコミケSPにだす薄い本つくらなきゃならないから」

キングベルⅠ世(湘南ベルマーレ)「おじいちゃんじゃなくて、海の神様である」

ふろん太「カワサキまるこにゃん(川崎公認キャラクター)」ﾊｧﾊｧ

キングベルⅠ世「にっこにっこにー！じゃ」ﾊｧﾊｧ


ミーヤ「くっ！」ﾀﾞｯ

ミーヤ「みんなどうして……い、忙しいだけだよね！……ん？雨かしら」


ディーオ(モンテディオ山形)「頼む！お願いだ！売ってくれ！」

レディア(浦和レッズ)「んー。どうしようかなー。うちにとっても貴重な戦力だしなー。」

レディア「得点も決められるキーパーなんてなかなかいないしなー。まあ、それなりのものいただかないとねー。」

ディーオ「くっ！わ、わかった！ノブリン(石崎監督)の特製お好み焼きもつける！それならいいだろ！」

レディア「へへへ。毎度あり。あれ？ミーヤじゃん」

ミーヤ「うん。レディアくん。こんにちは」

レディア「会いたかったぜ～」

ミーヤ「ほ、ホント!?私も！」ﾊﾟｧ

レディア「モチロンじゃん。ミーヤとは同県だし、いつも一緒に遊んでんじゃん」

ミーヤ「うん！」

レディア「……ところでさ。今月ピンチでさ。ちょっと貰えないかな？」

ミーヤ「う、うん。あ、あのねレディアくん。実は今年Ｊ2に落ちちゃって、スポンサー料も厳しいんだ……だから。ね？」

レディア「ふーん。そっかー……ん？サンチェじゃんかー」

サンチェ(サンフレッチェ広島)「ちっ！いやな奴に会ったな」

レディア「つれない事言うなよー。俺達の仲じゃんか！いくらかまわしてくんね？」

サンチェ「ふん。ついにおかしくなったのか？なんでお前なんかに……」

レディア「マスコット総選挙１位。おめでとう。選挙は清く、正しく、美しく、だよな」ﾆﾔﾘ

サンチェ「！！」

レディア「あのカツ…髪型が特徴の元社長。今度、選挙でるんだっけ？黒い噂は困るよなぁ？」

サンチェ「な、なんのことだ？大体、レギュレーションはリーグに確認済みで…」

レディア「そんなの当てにならないのは自分が一番知ってるじゃない」

サンチェ「ッ！」

サンチェ「ほら！これでもう関わるな！！」

レディア「そんなこと言わずに、今年のオフも選手よろしくね」ﾆﾔﾘ

サンチェ「ふざけるな！」

レディア「ハハハ。それよりさ！この前言ってたお好み焼き屋いこうよ！しおだっけ？」

サンチェ「フフフ……いいさ連れていってやる……！」

レディア「そういうことだから、また今度な。ミーヤ」

ミーヤ「あっ……」

ﾎﾟﾂﾎﾟﾂﾎﾟﾂ
ミーヤ「ふふ……不思議ね。いつもの雨もレディアといれば暖かく感じたのに……」

ミーヤ「今はひどく冷たく感じる……」

ザッ
？？「風邪をひきますよ。お嬢さん」

ミーヤ「あ、あなたは！」

ミーヤ「日本勢で唯一ACLで勝ち点を獲得してグループ首位のレイくん！」

日本勢で唯一ACLで勝ち点を獲得してグループ首位のレイくん(柏レイソル)
「風邪をひいてしまいますよ。さ、このレイソルポンチョをどうぞ」

ミーヤ「ううん。もういいの……私なんてもう……」
レイくん「……どんなにレディアが雨を降らそうと、太陽があればいつかは晴れます。」

レイくん「心に降る雨もそうです。心に太陽をもっていれば必ず」

ミーヤ「え？」

レイくん「私は太陽の王子ですから、この空を晴らすことは出来ますが、お嬢さんの心はそうはいきません」

ミーヤ「太陽……」

レイくん「ほら。あなたの太陽が現れたようですよ」

ミーヤ「え？」


アルディ「ミーヤ。迎えにきたよ。」

ミーヤ「なんで……」

アルディ「ミーヤが心配だから」

ミーヤ「でも私、あんなに酷いことを……」

アルディ「そんなの気にしてたらミーヤの側にはいれないよ」

アルディ「さぁ、帰ろう。僕たちのホームタウン大宮へ。サポーターの皆が待ってる！」

ミーヤ「うん！」