遊矢「新作のAVか・・・借りよう・・・」 ユート「これを借り・・・」 (14)

遊矢「ユ、ユート!?」

ユート「遊矢・・・」

遊矢「まさかユートもAVを」

ユート「そういう君こそ」

遊矢「い、いや俺は別に」

ユート「顔が似てると性的嗜好も何となく似てるんだな」

遊矢「ユートが借りろよ」

ユート「いや君が借りるべきだと思う」

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柚子「遊矢ー!どこ行ったの!?」

ユート「柚子も居るのか?」

遊矢「一緒にDVDを借りに来てさ」

ユート「彼女にバレたらどうなる」

遊矢「引っ叩かれる・・・だからユートが借りた方がいい」

ユート「いやいや君だ」

遊矢「俺だって見たいけどさ」

ユート「ならどっちかが先に見て貸すというのはどうだ」

遊矢「そうしようか」

ユーゴ「お、このAV借りるか」

遊矢「あっ!」

ユーゴ「何だァ?早い者勝ちって奴だろうが!」

ユート「どうやら俺も君もあいつもそういう面は同じなんだろうな」

遊矢「あ、ああ」

柚子「どこ行っちゃったのよ・・・全く」

セレナ「おい!」

柚子「瑠璃・・・じゃなくて、セレナ」

セレナ「ここにお前が居るという事は遊城十代も居るな?」

柚子「十代さんは居ないわよ」

セレナ「何だ・・・居ないのか・・・」

柚子「十代さんに何か用?」

セレナ「べ、別に何でもない!」

柚子「?」

セレナ「居ないのならここに居る必要はない」

柚子「何か伝えたい事があったら」

セレナ「何もない!私は帰る!」

ユーゴ「さてさて楽しみだぜ」

柚子「白い遊矢だ。ねえ!」

ユーゴ「何だ?」

柚子「遊矢見なかった?」

ユーゴ「あれならAVコーナーに居たぜ」

柚子「え、AV・・・」

ユーゴ「黒い方も居たな」

柚子「ユートも・・・」

ユーゴ「俺は忙しいんだよ!じゃあな!」

柚子「AVコーナー・・・入れるわけないじゃない」

ユーゴ「似た奴が居るんだな・・・髪まで染めてやがるぜ。まあいいか、俺はAV見なきゃならねえ!」

セレナ「似ている。あの遊矢とかいう奴に・・・どうでもいいか」

アユ「何やってるの柚子お姉ちゃん?」

タツヤ「また揉め事?」

柚子「実は遊矢がAVコーナーに居て」

タツヤ「なら電話すればいいんじゃない?」

柚子「電話を置いて来て」

アユ「AVならカイトお兄ちゃんだよ!」

柚子「カイトさんがAV!?どうして?」

アユ「カイトお兄ちゃんはAV女優と知り合いなんだって」

柚子「それとこれとは」

タツヤ「AVを知り尽くしてそうなカイト兄ちゃんにAVコーナー突破を聞くんだよ!」

アユ「待っててね、電話するから」

柚子「ちょっと待ってよみんな!」

柚子「電話なら遊矢にしてくれた方が」

アユ「あ、もしもしカイトお兄ちゃん?」

柚子「それに出てくるまで待てば」

タツヤ「ダメだよ!攻めなきゃ!」

柚子「どうして?」

タツヤ「遊矢兄ちゃんが柚子姉ちゃん以外の女でシコろうとしてるんだよ?注意しなきゃ」

柚子「でも男の子なんだし・・・それぐらいの事を束縛するのはね」

アユ「うん・・・うん!そう伝えておくね」

タツヤ「カイト兄ちゃんは何て?」

アユ「かっとビングだって」

タツヤ「つまりAVコーナーに突っ込めって事か」

柚子「カイトさん・・・何てアドバイスをさせるのよ!」

遊矢「いつまでもここに居てもな」

ユート「柚子も待ってるんだろ」

遊矢「うん」

柚子「かっとビングよ!私!!」

遊矢「うわっ!」

ユート「柚子が突入して来た・・・」

柚子「遊矢!」

遊矢「俺はただAVが見たくて・・・怒ってるのか?」

柚子「いいから早く来て!」

遊矢「悪いと思ってるんだ俺も・・・」

柚子「恥ずかしいから早く出るのよ!」

遊矢「あ、そうだな・・・ごめん気が回らなくて」

遊矢「一言も口をきいてくれないな」

ユート「怒っているのか?」

アユ「嫉妬じゃないの?」

タツヤ「嫉妬だろうね」

ユート「ここは俺が間を」

アユ「ユートお兄ちゃんはいいの!」

タツヤ「今は見守っておくのが先決だよ」

フトシ「男と女ってやつはすれ違いながら成長していくもんなんだ」

ユート「そうか・・・」

柚子「ゆ、遊矢」

アユ「先攻は柚子お姉ちゃんか」

タツヤ「さあどう出る。遊矢兄ちゃん」

遊矢「ど、どうしたんだ柚子?」

柚子「AV・・・」

遊矢「あ、あれだろ?だから」

柚子「別に見てもいいし気にしないから私は!」

遊矢「い、いいの?」

柚子「遊矢ぐらいの年頃の男の子なら仕方がないんじゃない?」

遊矢「そうか・・・でもそこまで頻繁に見てないからな俺」

柚子「わかってるよ」

アユ「嘘言ってるよ遊矢お兄ちゃん」

タツヤ「毎日シコってるくせに」

遊矢「そういえば何借りたんだ?」

柚子「みんなで観れるものよ。言っとくけどAVじゃないし」

遊矢「だから」

柚子「ユートも来る?」

ユート「いいのか?」

柚子「勿論よ!さあ帰るわよ、遊矢!みんな!」

数日後

遊矢「さてと・・・新作は返って来てるかな」

ユート「すまないな遊矢」

遊矢「ユート!その手にあるのわ」

ユート「融合次元の手先が借りていったAVだ」

遊矢「今度はユートに取られてしまったか」

ユート「すぐに返す。そしてみればいいんじゃないか?」

遊矢「そうだな・・・」

ユート「あまりAVにのめり込むとまた彼女に叱られてしまうぞ」

遊矢「だよな」

ユート「それではまた」

遊矢「ああ!今度は俺が必ず借りるよ!」

遊矢「・・・AV一本で何でこんな風に話が拡大してるんだ?バカバカしい・・・」





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