梅木音葉「二人の淫らなコンチェルト」 (13)
アイドルマスターシンデレラガールズの、梅木音葉のSSです。
全編R18.
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私、梅木音葉はアイドルです。
歌うためにこの業界に入った私ですが、プロデューサーの意向もあり、踊りや撮影など、それ以外のお仕事もやらせてもらっています。
当初は、思っていたのとは違うことをやらされるのに戸惑いを覚えることもありましたが、熱心で理解あるプロデューサーがついてくれたおかげで、より幅広く活動出来ています。
今日のお仕事はグラビア撮影。
白い、露出度の高い水着を着てポーズを取り、写真を撮ってもらっています。
強い照明を浴び、何度もフラッシュを焚かれて汗ばむほどですが、私の鼓動を高鳴らせるのはそれとは別のものです。
撮影現場の向こう側、カメラマンと何やら話し込んでいる男性、私のプロデューサーのせいなのです。
このお仕事について熱心に話し合っているようですが、私には彼がこちらに注意を惹かれてしまっていることが分かりました。
鋭い目線。冷静な表情。真剣な口調。
あの場の誰も、彼の秘めた思いには気づいていません。
しかし私には、彼がどうしても隠しきれなかった情欲が見えていました。
彼の呼吸音、そこにほんの微かに混じった劣情の紫。
時折向けられる仕事モードの目線、真剣さだけでは覆い尽くせない欲望の色。
私だけが、それを見ていました。
ちゃんと水着は着ているのに、プロデューサーの、あの熱情を隠し切れない眼でちらちら見られると、一枚ずつじっくりと着ている服を剥がれていくような思いがして、首筋が熱くなります。
かつてはこの手の仕事にあまり興味がなく、またやったとしてもさほどウケなかった私ですが、最近は違います。
ファンも、カメラマンさんも口を揃えて「色気が出てきた」と言ってくれます。
それはそうでしょう。今だって、胸パッドの裏側に硬くなった乳首が擦れて、どうにも落ち着かないくらいなのですから。
短くため息を付くと、プロデューサーのまぶたがピクッと動きました。
潤んだ目でカメラの方を向き、ほんの微かに口を開けて舌先を垣間見せて。
向こうで何くわぬ顔をしているプロデューサーが、今の私を見てどう思っているか。
それを想像するだけでも、頬が真っ赤になります。
でも、決して嫌ではありません。
右腕を身体の前に持ってきて、胸を持ち上げて谷間を強調するようなポーズを取ると、彼の視線に絡みつかれるような気がして、身震いしました。
もっとプロデューサーに見て欲しくて、もっと煽ってみたくて、つい大胆な格好もしてしまいました。
そして無事今日のお仕事が終わり、二人で事務所に戻った後。
他のアイドルたちも事務員のちひろさんも帰宅したようで、私たち二人きり。
それを知ったプロデューサーは、一層私に粘っこい目を向けてきました。
口に出して言ってもらわなくても、私には彼の気持ちがよく伝わってきています。
肌を晒すお仕事の後は、いつもそう。
普段は物静かな方なのに、欲望を抑えきれないような素振りを見せるのです。
熱くて赤い視線を浴びて、私の体温もどんどん上がっていきます。
心臓は早鐘を打ち、白い拍動音が広がります。
一人でいたくない。この人の色に染められたい。番が欲しい。
欲望に駆り立てられているのは、私も同じです。
虚ろな目をした彼に指を優しく絡めとられて、休憩室に連れ込まれてしまいます。
抵抗なんかしませんし、できません。脚の力が抜けて、ただ彼の前に身を投げ出すだけ。
服もろくに脱がないまま、私よりも少し背の高い彼と、きつく抱き合います。
どくどくいっている、彼の心臓。荒く淫らな呼吸音。微かな衣擦れ。
私の心も身体も簡単に解されて、彼のことしか考えられなくなっていきます。
少し唇を尖らせて無言でキスをせがむと、すぐに応じてくれました。
唇を合わせて、軽く啄むようなのではもどかしい。
熱い舌が強引に私の口の中に入ってきて、ぐちゃぐちゃにしてくれるのを待ちきれない。
ちゅっ、ちゅ、と熱烈なキス。
唾の音が鳴っています。私一人では出せない、淫らで瑞々しい音。
もっと響かせたくて、彼の両耳をそっと手で覆うと、彼もこれに応えて、私の側頭部に手を伸ばしてきます。
はむはむ、と甘噛みし合うような激しいキスの音は、これでより良く共鳴します。
ちゅるちゅる、じゅるじゅるという粘膜の音。私の頭蓋骨の中で反響して、心まで桃色に染めていきます。
視界がぼうっと曇って、目の前の男しか見えなくなってしまいます。
私と同じ音に耽溺している、愛しい男。
私の世界を感じて、私を見て、そして新たな世界を見せてくれた人。
一緒にもっと深いところまで堕ちて行きたくて身体を寄せると、下腹部に硬いものが当たります。
私が胸を押し付けると、彼は決まってこうなります。
撮影の時も胸元を見ていたのですから、相当好きなのでしょう。
かつては、重くて邪魔で無駄に視線を引きつけるだけの不要なものとしか思っていませんでしたが、今は違います。
自分の胸、豊かな女の象徴で大切な男を喜ばせられる、こんなに幸せなことはありません。
じれったそうに服を脱ぐ彼を見ながら、私も服と下着を取り去り、裸になりました。
ナマの胸……彼の好きな呼び方でいう、おっぱいを見せてあげると、そそり立ったものがかすかに震えました。
恋人同士の深くて甘いキスで興奮しきって、愛されるのを待ち望んでいたのでしょう。
なんだかいじらしく思えて、私は微笑みながらその肉棒を胸の谷間に挟み込みました。
乳房を下から持ち上げて抱えるように持つと、男の立派なものを包み込めるだけの深い谷間が生まれます。
ここに彼の……おちんちん、を迎え入れて、擦りつけてあげるのです。
彼が言うには、こうして胸で男の人に奉仕することを、パイズリ、と呼ぶのだそうです。
いかにも下品な名前で、普段だったら口にすることはおろか頭の中で思い浮かべるのも恥ずかしいくらいですが、ピンク色に湯だった脳はむしろそんな言葉を喜んで受け入れます。
今日も、パイズリ……してあげますね。
出したかったら、いつでも……どぴゅどぴゅして、いいですから。
私のおっぱいで、たっぷり気持ちよくしてあげますから、精液たくさん出してくださいね。
そう優しく囁くと、プロデューサーは唾を飲み込みました。
彼に教えられて、私はどんどん淫らになっていきます。
どうすれば男を喜ばせられるのか、どんないやらしい言葉を言えばいいのか教えこまれて、何度も実践させられています。
そんな私は、私自身、嫌いではありません。
彼が感じさせられた時に上げる、短くて低くて苦しそうな声のくすんだ感じも好きだから。
私を見つけ出してくれたこと、私を導いてくれること、私に寄り添ってくれることに、自分の身体で報いることができて、嬉しいから。
だから私は、掴んだ胸を上下に動かし、汗ばんだ竿を激しく愛撫するのです。
熱を持った男性器、その脈動が私の胸にも響いてきています。
汗がおっぱいとおちんちんとの間でべたついて、ぞくぞくします。
ひくひくいって、透明の粘液を漏らし始めているものを見ると、愛しさのあまり何でもしてあげたくなってしまいます。
ぎゅっと圧迫を強めて、手よりも上半身を動かすイメージで、おっぱい全体でのご奉仕。
左右から柔らかい肉で挟み込んで、裏筋を硬い胸骨で苛めてみます。
赤黒く勃起して血管すら浮かせた男性器からは、性欲以外の何も感じられません。
私の胸、心臓にまでいやらしい脈動が届いてくるようで、背筋の毛が逆立ちます。
でも、私よりもプロデューサーのほうがもっと追い詰められていました。
時に優しく時に厳しく私を導いてくれる男が、胸に挟まれただけでとろんとろんになっています。
その事実に、私は優越感を覚えました。
彼に言われた通りしているだけなのに、教えた当の男は口も聞けないくらいに悦んでいるのですから。
私にこういう才能があったのか、それとも彼が私の身体に溺れてしまっているのか。
どちらなのかはわかりませんが、別にどっちだって構いません。
彼以外にこんなことするつもりは毛頭ありませんから、どっちであっても変わらないのです。
てかてか光る赤黒いものを見ていると、私の口の中にも生唾が湧いてきます。
パイズリだけじゃなくて、フェラチオ、と言うのもしてあげたくなってきました。
上半身の動きをやや控えめにして、代わりに手の動きを速めてみます。
ずっしりしたおっぱいを、左右互い違いに動かしてみます。
ぬるぬるっ、と愛撫してあげると、透明な粘液がとめどなく溢れてきました。
先走りを漏らす男性器を見ていると、どんどん口寂しくなってきます。
目の前の亀頭、胸の谷間から狭そうに顔を出している先端に吸い付きました。
いきなり敏感なところにキスされて、プロデューサーはシーツを掴みました。
声を我慢しているのが、とても可愛いです。もっともっと奉仕して気持ちよくしてあげたくなります。
唇の端から漏れそうになっていた唾液を、谷間に向けてだらりと垂らしました。
竿に私の唾を吐きかけられて、プロデューサーはちょっと申し訳無さそうな表情を浮かべます。
そんな微妙な顔つきも嫌いではありませんが、今見たいのはもっと乱れた顔です。
先端を咥えこんで、唇で張り出たカリ首を擦って。
舌先で尿道口を突いて、軽く割り開いて差し込むふりをしてみて。
抱え込むような体勢で、竿を胸、亀頭は口で同時にご奉仕すると、熱く濡れた溜息が聞こえてきました。
唾液まみれにされて性器全体を愛されて、プロデューサーはもう興奮し過ぎています。
でも、パイズリフェラに夢中なのは彼だけではありません。
私自身、私の口をこうして淫らな事に使ってしまうのを、後ろめたく思うと同時に楽しんでしまっているのです。
普段、綺麗な曲や荘厳な音楽に合わせて旋律を奏でる私の口、喉、舌、そういったものを快楽のためだけに消費するのを、嫌いになれないのです。
たっぷり唾をまぶして、外に張り出た敏感な部分を唇で挟み込みます。
喉奥から溢れた、濃くて粘調な唾液がちゅぱちゅぱ鳴る音が、脳、心臓、そしてもっと下、下腹部の臓器にまで届いて、身体が熱くなります。
股の間から微かに聞こえる、ぐちゃりという水音を聞かれていないか、気が気ではありません。
こうして彼に奉仕することで、私自身もひどく悦んでしまっているのです。
いつも歌うために使っている唇で、おちんちんを咥えて先っぽをぺろぺろして、殊更に下品な音を立ててしまいます。
じゅっぽじゅぽ、じゅるる、ちゅ、じゅ、るるるっ。
ちゅっちゅ、れろえろ。ちゅうぅぅぅっ。
舌をれろれろして、尿道口の周辺と、やや下がった辺りを愛してあげます。
同時に唇で、ちょっとわざとらしいくらいに音を立ててのおしゃぶり。
ずるずるいう水の音が頭に響いて、意識がぐらついてきます。
こんな風にお口でいっぱいちゅぱちゅぱするといつも、私も彼もどうしようもないくらい駆り立てられて、我を忘れてしまうのです。
それでも、胸でのご奉仕が疎かになってはいけません。
柔らかい肉を押し付けて、唾と汗と先走りでベタベタになった竿を何度も擦りたてます。
舌で亀頭を虐めて、肺活量を使ってストローのように尿道を吸い上げて。
それに合わせておっぱいでズリズリしてあげると、プロデューサーは喉を逸らして悶えてくれます。
今の私はまるでお金で買われた女性みたいで、ひどく下品なセックスをしてしまっていますが、でもそれが気持ちいい。
プロデューサーも悦んでくれています。私を彼専用の女に出来て、嬉しく思ってくれているはずです。
彼の全てが愛しくて、もっと愛したくて、熱が入りすぎたのでしょうか。
パイズリフェラしつつ、自分の胸を揉んで甘い痺れに酔っていたら、急に喉奥に熱い粘液がぶち撒けられました。
二度、三度とおっぱいの間にとらえたおちんちんから液体が噴き出て、私の口に広がっていきます。
熱を込めすぎて、つい射精させてしまいました。
大抵は出す前に警告してくれるのですが、今回は間に合わなかったのでしょう。
喉を大きめに開いて口内の容積を広く取って、私は彼の子種を受け止めます。
生苦い独特の味と触感で口がいっぱいになります。
どくどくっという射精の音が私の頭を揺らして、美味しい精液を飲みたいような、まだ飲みたくないような、変な気分にさせられます。
頬を膨らませて口の中にザーメンを貯めたまま、舌で唾と精液を混ぜあわせて弄んでみると、ぬっちゃっという音が私の脳を揺らしました。
彼の命。彼が感じて、私に屈服した証。男の快楽の証を、今私は自由にしている。彼の遺伝子を口に含んで、噛んで、味わっている。
その事実が、唾まみれの胸とべっとり濡れた陰唇とに急に熱を与え、私はもう彼との交わり以外何も考えられなくなってしまいました。
口に精液を貯めたまま、身体を起こし彼に抱きつき、耳元に頭を持って行き。
ぎゅっと密着して音がよく通るようにしてから、うがいをするようにぶくぶくぶく、と精液で口の中を洗ってみます。
頬の裏も舌の裏もベタベタになって、酷い気分です。
でもそれがいい。
どっろどろにコくてナカにだされたらすぐにニンシンさせられそうなせーえきがおいしくておいしくてどうにかなってしまいそう。
舌を動かすたびにザーメンが立てる音は背筋が凍るくらい淫らで、鼓膜の裏まで白く染められそうで、私は彼の胴を抱いたまま静かに絶頂していました。
口全体を使って精液遊びしながらイき顔を晒す私を見て、射精後萎えかけていた彼の男性器はまた復活します。
勃ちあがり、二度目の射精を望む性器を見ていると喉が渇きます。
しっかり音を聞いてもらうため、じっくり少しずつ口内の精液を飲み下していきました。
んぐっ、ん、ぐ、ふっ。
粘度が高くて濃厚な子種汁は一気に飲み込むことなど到底不可能で、唾と混ぜあわせて薄めて少しずつ嚥下していくほかありません。
喉の筋肉が動いて、汚く臭い白濁液を胃に運び込んでいくその音を、耳元でじっくり聞かせてあげました。
こくっ、ごくっ。ん、ぐ、ずるるっ。
今日初めて搾った分をすべて飲み終え、口を大きく開いて舌を出して、中に何も残っていないことを魅せつけると、プロデューサーは急に私を押し倒しました。
形成を逆転され、ベッドに押さえ込まれる形です。
ちょっと煽り過ぎたのでしょうか、プロデューサーの息は荒く、眼はカッと見開かれて、かなり盛りがついているようです。
もちろん、それは私も同じ。
脚を開くと、既にびしょ濡れの陰唇から粘液が零れ出て。
太腿の方にまで広がった愛液がてらてら光って。
薄い毛……昔はコンプレックスだったけど、彼が好きだと言ってくれてからはむしろ誇らしくなった短い陰毛もベタベタになっていて。
二人、発情期の獣みたいな有り様で、セックス以外何もできなくなっていました。
脚を開かれて太腿を抱えられると、白っぽい液体が股から漏れ出ています。
奉仕していたはずなのにこんなに潤って、完全に男を受け入れる体制を整えてしまっています。
そんな淫乱なところを見られるのは恥ずかしいものですが、彼を止めることなど不可能です。
一層大きくなったようにも思える男性器を、プロデューサーはゆっくりと挿入してきました。
パイズリして精液を飲んだせいで、私の方は奥までしっかり濡れていて、そんなナカをずるずるっと入ってくる男の剛直。
彼のは私のより少し大きめのようで、よく濡れているはずなのに押し広げられるような感覚があります。
初めての時はずいぶん苦しんだものでしたが、今はなんということもありません。
むしろ、自分の指なんかではなかなか感覚が味わえなくて、いくら試してもちっとも満足できないくらいです。
私の腰が持ち上げられ、体重を掛けるようにして更に深く突き込んできました。
腹の奥、胎内の入り口をカタくて太い肉の棒で二度、三度と蹂躙されると、視界に火花が飛びました。
少し遠くなった意識、その向こうに喘ぎ声が聞こえます。
喘いでいるのは私です。お、とか、おほ、とか、一人じゃ絶対出さないような卑猥な声を上げています。
挿れられた途端に感じ始めて、しかも獣のように悶えだすなんて恥ずかしい。
そう思ってはいても、下腹の奥を何度も突き上げられて肺から空気を追い出されるような状況ではどうしようもありません。
涙で視界が曇っています。唇の端から精液が流れでて、ツンとした強い匂いを感じます。
きっと声だけじゃなくて、表情も酷いことになっているのでしょう。
緩んで、真っ赤になって、子供を作ること以外何も考えていないようなトロトロの顔になっているのでしょう。
でも、実際そうなのだから仕方ありません。
身体を反らせて呻く私。それを見てますます燃え滾り、何度も腰を打ち付けてくるプロデューサー。
どちらも、恥ずかしがっている余裕など無くなっていました。
腰を掴んで決して逃げられないように覆いかぶさって、プロデューサーは私を犯しています。
避妊具なんてもちろん付けていません。このまま中で出されたら……いえ、今こうして挿入しているだけでも、妊娠する可能性はあるのです。
でも私はそれを、恐ろしくも厭わしくも思えません。
それどころか、半ば無意識に脚を持ち上げ彼の腰裏に回し、男性器を抜けないよう下半身を絡めとってしまいます。
彼の身体を引きつけるように足を曲げ、挿入するときはより深く、抜くときは決して抜ききれないように。
膣の入口付近に高いカリが擦れる度に、情けない声が漏れてしまいます。
失神しそうな感覚に溺れていると、更に鮮烈な快感が来ました。
胸です。大量の唾と少しの精液で汚れた私のおっぱいを、プロデューサーが鷲掴みにしています。
乳腺を揉み解すように、彼の長くて骨ばった指が私の乳房に食い込んでいます。
ゴツゴツした手のひらで乳首を軽く押しつぶされ、ピリピリした快感が途切れさせないように乳腺マッサージ。
生で犯されながら胸を揉まれて、ミルクを搾り出されるんじゃないかというほど感じさせられて、もう頭の中は真っ白です。
私の胸を揉んで、プロデューサーも追い詰められているようです。
息を荒らげて私の名前を呼びながら、腰の動きを速めています。
欲望、愛情、懇願、いろいろな感情の入り混じったその声は、今までにないほど綺麗で、すぐに私は痙攣し、忘我に至っていました。
もうすぐ、出るのだそうです。おまんこでたっぷり気持ちよくなって、また今日も私の中に、あのどろどろした液体を出すのだそうです。
胸を愛撫されながら胎の奥まで彼の精液で一杯にされる、そう考えただけで私の脳も溶けてしまいそう。
媚びるような舌足らずな口調で、言っていました。
だして。いくから、なかにだして。
あなたのこいせいえき、だして。
わたしの、しきゅー、にんしんさせて。
受精を請い願う言葉を発するとともに、身体がふわっと浮くような感覚。
それは決して穏やかではなくて、胎を突かれて子宮をキュンキュンさせられて、意識を手放すことすらできないような激しい絶頂。
気づけば、膣内に射精されていました。
腹の中に広がるじんわりとした暖かさは朧気ですが、子宮口近くまで陰茎を挿し込んだまま動きを止めて、私の股に栓をしたまま退こうとしない彼を見れば、それは明らかです。
中に出された精液は、出口を亀頭に塞がれてどこへも行けません。
ただ、私の女性器の中でごぽごぽと揺れるだけです。
その音、感触、どろっとした粘液に内側から侵食される快感。
それらがある種の音楽を奏でたような気がして、私は無意味な叫びを上げていました。
いく、イぐ、んぅ、お、おお゛っ……!
胎内から響く音が、私の正気を刈り取ってしまいました。
彼の、この世で一番信頼できる男のザーメンが、今私を蹂躙しています。
その音が、聞こえるのです。子宮の方にまで精子が辿り着いて、目的を果たす音が。
どれだけきつく耳を塞いでも、自分の内側からの音からは逃れられません。
いえ、そもそも逃れる必要も無いし、逃れたくもないのです。
自分の子宮が彼の子種に浸される、そのことに私は何ら嫌悪を感じていないのですから。
ただ、どくどくいう精液の音、胎内で精液が揺れる音を心地よく思っているのだから。
ふわふわした気分の私を捉えて、プロデューサーはすぐには男性器を抜こうとはしません。
もしかしたら、まだ彼は欲求を満たしきれていなくて、もう一、二回私の身体で射精したいと思っているのかもしれません。
でも、あと数秒はこのままでいたい。
できることなら、ずっと二人でこうして繋がっていたい。
膣から子宮へと精子が垂れ落ちる音をずっと聞いていたい。
いつまでも二人で、こうしていたい。私の身体を、一人では出せない音を、この人に奏で続けて欲しい。
ただそれだけを、私は願っていました。
以上です。
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