ヒュオオオー…
村娘「……ここは何もない荒野」
村娘「いや、正確には何かが"あった"荒野ですか」
村娘「一夜のうちに私の村は魔物に焼き払われて…、残ったモノは私の身一つ……」
村娘「大好きだった村の皆、愛馬、両親…。
私から何もかもを奪っていった魔王を、私は許せない…!」
村娘「…絶対に許さないッ! 四肢切断とか、眼球に熱湯ぶっかけるとかじゃあ生ぬるいッ!!」
村娘「徹底的に、脳味噌くちゅくちゅしてやる……!」
村娘「それが、生き残った私の使命なんだッ…!」
村娘「…とか何とか息巻いても、私は一般村人Aなので。心強い味方が必要です」
村娘「そういうことで、まずは >>3 に向かいます」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1424932981
盗賊のアジト
~in 盗賊のアジト~
村娘「盗賊のアジトと噂されている、あからさまに怪しい洞窟に来てみました」
村娘「はたして、ここに私の求めるような人が居るのでしょうか……」
村娘「迷ったら即行動…、とりあえず中に入ってみましょう」
村娘「お邪魔しまーす」ズカズカ
盗賊A「なっ…誰だお前は! 止まれ、そこの餓鬼ィ!」
村娘「はい」
盗賊A「ここは俺ら盗賊のアジトだ。お前みたいな小娘には用の無い場所だろう……」
盗賊A「ほら、一度は見逃してやるから。とっとと帰れ」
村娘 (何と答えましょうか……)
>>6
アディオス!
村娘「分かりました。それでは……」
村娘「アディオス!」
盗賊A「お、おう…。もう来るなよ!」
~out~
村娘「盗賊のアジトを出ました。
髭面の人しか居なかったし……とんだ無駄足でしたね」
村娘「…さあ、気を取り直して、他の場所に赴きましょうか」
村娘「依然として、私は貧弱なモブですからね。今度こそ強力な助っ人が欲しい……」
村娘「次は >>9 にでも行きましょうか」
魔界
~in 魔界~
村娘「何となくそれっぽい穴に入ったら、禍々しい空間に出ました……」
村娘「ここがあの…、魔王が座を構える魔界でしょうか」
村娘「凄く…暗いです……」
村娘「こんなところに人間の味方をするような輩が居るとは思えませんが…」
村娘「魔王もまた、"王"を冠する者…。
魔王の政治に反対する魔物が居ても、何ら不思議ではありません」
村娘「問題は、どうやって探すかですが……」
村娘「やはり、歩くしかなさそうですね。この広い世界を……うぅ」トボトボ
↓コンマ
偶数.街を見つけます
奇数.魔界の広大な大地で迷子になります
【75】 迷子になってしまいました…。
村娘「はぁ…、どこまで歩いても気色の悪い植物が辺りに見えるばかりで……」フラフラ
村娘「私、もう……」フラッ… ドサッ
村娘「──────────」
>>15「……おや?」
>>15のコンマ 偶数.味方になりうる魔物
奇数.魔王を支持する魔物
モケケピロピロ
【79】 魔王を支持する魔物です。
略称:ピロピロとします。
因みに>>1は元ネタを知らないです。知識不足で申し訳ない。
ピロピロ「もけけけけけ~、こんなトコロに人間が居るぞ」
ピロピロ「珍しいなあ…。
見たところ、魔界の障気にあてられて弱ってるようだけど……」
ピロピロ「どうしようかな~」
>>19
魔王様に献上する
ピロピロ「おきゅきゅきゅきゅ~!!」
ピロピロ「良いこと思いついたぞ! この娘を魔王様に献上しよう!」
ピロピロ「確か、魔王様は若い人間のメスの肉が大好物だった筈だ!
…おきゅきゅ、これで俺の株も上がるだろうなあ~」
ピロピロ「しょっ…と」ヒョイッ
村娘「」
ピロピロ「さっそく、都の魔王城に連れてくぞ~」
~魔界の都~
城の門番「止まれ、そこの魔物ッ!」
ピロピロ「はいはい」
城の門番「…城に何の用かね」
ピロピロ「この娘を魔王様に献上しに来たんだけど」
城の門番「どれどれ」
村娘「」
城の門番「こ、こいつは……」
A.「おお、魔王様好みのメスだ!」
B.「駄目だ、こんな不味そうな体のメスはいらない」
C.「…魔王様ではなく、こいつは俺にくれないか?」
>>22
A
>A
城の門番「おお、魔王様好みのメスじゃないか!」
城の門番「…よし、通るがよい」
ピロピロ「もけけけけけ~、ありがとうございまーす!」
~in 魔王城~
ピロピロ「魔王城の内装は相変わらず綺麗だなあ」
ピロピロ「俺もいつかはこれくらい豪勢に……」
トントン
ピロピロ「…え?」
魔界の大臣「…それ、献上するんだろう?」
ピロピロ「あ、は、はい……」
魔界の大臣「ならばワシが預かろう。貴様のような庶民が魔王様のお顔を拝見するなど、言語道断故…」
魔界の大臣「許されよ。褒美はとらすのでな」
ピロピロ「はっ。有り難き幸せ…」
ピロピロ「こちらが捕獲したての人間のメスです」
魔界の大臣「うむ、確かに受け取った。気を付けて帰りたまえ……」
ピロピロ「はい、それでは~……」
ピロピロ「……はぁ」トボトボ
魔界の大臣「………」
村娘 (目が覚めたら大変なことになってました!)
村娘 (ど、どうしましょう……とりあえず >>25 )
戦う
村娘 (とりあえず戦わないと、自分の身が危ないッ!)
村娘 (ここは……)
A.懐の短剣で…。
B.懐の銃で…。
C.魔法で…。
D.素手で…。
>>28
また、>>28のコンマでその分野の熟練度が決定します。
【99】に近いほど長けていることになります。
【00】,または【00】に近い場合は付け焼き刃ということで、死亡する確率が格段に上昇します。
D
【88】 上の中くらいの強さです…。
村娘「─────そりゃあァァッ!!」バキィ!
魔界の大臣「ガハッ! …ぬ、目を覚ましたのか!」
村娘「仕留め損ないましたか…。残念ですね」
魔界の大臣「このワシを拳で? 人間が、打ちのめすだと?」
魔界の大臣「ワッハッハッハッ!! 笑わせるなよ、小娘ッ!」
魔界の大臣「人間はこの世界で最も脆く、儚い、醜悪な生き物だ!」
魔界の大臣「そんな劣悪種に…、ワシが殺られるかよッ!!!」スッ
村娘「! ぶ、武器を隠し持っていたんですか。
ええと……鎌?」
魔界の大臣「ふふ…この鎌は魔王様より賜ったモノ! 全てを切り裂き、地獄に導くッッッ!」
魔界の大臣「ワシに歯向かったこと、後悔しながら死ぬがよいッ!」
村娘「くっ…! 殺らなきゃ、殺られる─────!!」グッ
判定:↓コンマ 20以上で勝利 20未満で敗北
村娘「次は殺す─────はああああァァーッ!!」バキィ!
ミシミシ… ボォン!
魔界の大臣「なにィ!? ワシの地獄の鎌を一撃で粉砕…、だとォォォォ!!?」
村娘「これでッ… 終わりです─────ッッッ!!!」
魔界の大臣「よ、避けれな…」
ドゴォォォォーッッッ
魔界の大臣「うわらばッ!」
ブシャァー
村娘「……フッ 他愛なし!」
村娘「いやー、まさか私の拳が魔物に通用するとは思ってもみなかったです」
村娘「このまま…、私一人で魔王の脳味噌を狙いに行っても良いのでは…」
どうするか >>36
安価ミスです ごめんなさい!
>>40
魔王と戦う
村娘「魔王、殺っちゃいましょうか!」
村娘「この一子相伝の暗殺拳が魔物にも通用すると知ってしまった今ッ!
私は、私の中で燃えたぎるこの意志を抑えられはしないッ!!」
村娘「脳を洗って待っていろよ──────魔王ッ!」
~魔王の間~
キィィ…
魔王「……む? 人間の臭いがするな」
側近「貴様ッ! 名を名乗れッ!」
村娘「私ですか? 私は、あなたが滅ぼした村の生き残りですよ」
魔王「ほう……? そうなのか?」
魔王「いや、すまんなァ。いちいち滅ぼした村なんぞ覚えていられんのでな…
貴様が何者かは知らぬ」
村娘「そう、ですか……ッ!」ギリッ
魔王「ふふん、だが興味はあるぞ?
何せ、たった一人で我が玉座に辿り着いたのだ。
貧弱な人間の身でなァ……」
魔王「クックック……どうだ、人間?」
村娘「何ですか?」
魔王「その実力は確からしい。そこで、我直々に貴様を引き入れたい」
魔王「つまり─────我の部下にならぬか?」
村娘「なにッ!」
魔王「そう怒るな。どれ…、世界の半分をやろう!
それでどうだ?」
村娘「私は……」
A.拒否して飛び掛かる
B.提案を受け入れる
C.別のモノを要求する
>>45
安価下
>C 部下になるのと引き換えに、
魔王の脳を洗わせてくれと頼む。
村娘「……世界半分なんていりません」
村娘「私はあなたの部下になります。ですが…
交換条件はこちらから出させて下さい」
魔王「ほう? 申してみよ」
村娘「それは─────魔王、あなたの脳を洗浄する権利です」
魔王「えっ?」チラッ
側近「………聞き間違いでしょうか」
魔王「そ、そうだよな。まさか人間が、そんな…
魔物の俺より邪悪な願いを口にするなど……」
村娘「いいえ、私ははっきりと申し上げましたッ!」
村娘「魔王の脳をくちゅくちゅ…、いや、洗浄したいと!!」
村娘「この条件を飲んで下さるならば、私は喜んであなたの部下になりましょう」
魔王「……仇討ちに来たのでは無いのか?」
村娘「そんなもの、脳をくちゅくちゅする為の大義名分ですよッ!!」
魔王「うわぁ……」
側近「魔王様、迅速な御返答を」
魔王「う、うーん」
魔王 (我が魔王軍は戦力不足だ。実力を持った者なら種族を問わず、喉から手が出るほど欲しいものだが……)
どうする? >>49
肯定
魔王 (…うん。人材の為だからな! 脳ぐらい差し出す覚悟でいかないとな!)
魔王「よし、その条件で取り引き成立だッ!」
村娘「本当ですか!?」
魔王「ああ、お前がきちんと仕事をこなすのならば、喜んで頭を差し出そう」
側近「魔王様……」
魔王「そんな目をするな、側近よ。
我は魔王だ、脳味噌を弄くられたくらいで死ぬものかよォ!」
側近 (フツー、弄くる過程で死にます)
村娘「あの、いつ脳くちゅさせてくれるんですか?」
村娘「できれば今すぐにでも、その脳味噌をわしわししたいのですがァ……」ワキワキ
魔王「い、いやッ!!? 長旅で疲れただろう?
今日はゆっくりと休むがいい! うん、今は亡き王妃の部屋を貸すからさッ!!! ネッ!!?」
村娘「しょうがないですねぇ」
魔王「側近よ、案内してやれ」
側近「分かりました。 …えっと、こちらです」
~王妃の部屋~
側近「…それでは何かご用がありましたら、また」
村娘「はい」
キィィ…
村娘「はぁ……」
村娘「早く脳味噌をくちゅくちゅしたくて、したくて、堪らないのに……!!
私を焦らすなんて…… さすが、魔王ですね」
村娘「…しかし、休めと言われてもまだ眠くは無いですから」
村娘「 >>53 して暇を潰しましょうか」
武の鍛錬
>武の鍛練 把握です。
ご飯を食べてくるので暫くお待ち下さい。
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