QB「僕はQB。僕と契約してくれたら君の願いをひとつ叶えてあげる。なんだってかまわない。どんな奇跡でも僕が起こしてあげられるよ」
アーカード「ククク、成程。その願いの果てにあるものは何だ、QB」
QB「魔女と戦う宿命さ」
アーカード「ほう、闘争か! 闘争、闘争闘争闘争闘争! 実に愉快だ。面白い。良いだろう、契約だ」
QB「それじゃあ願いは…あれ?」
QB(これは一体…! 彼には無尽蔵の魂がある。こんなの見たこともない。凄い因果だ。それに願いを叶えられる回数も無尽蔵。おかしい。どれだけの因果があったとしても願いを叶えるのはひとり一つのはず)
アーカード「どうした?」
QB「君は凄い才能だ。君ならどんな途方も無い願いでも叶えられる。さあ、願いを」
アーカード「願い? そんなものは必要ない。ただ、どうしても必要というならば用意しよう」
QB「うん、どんな願いでもいいよ。あれが食べたい、これが食べたい。そういうものでもいい」
アーカード「ククク、ならば処女の血でも所望しよう」
QB「…本当にそれでいいのかい?」
アーカード「構わん。早くしろ」
QB「分かった。君の祈りはエントロピーを凌駕した。受け取るがいい、それが君の魂だ」
ポタポタポタ
QB(ソウルジェムが雨みたいに降ってきたんだけど、こんなの見たことないよ)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1424925890
アーカード「これがソウルジェムか」ずぶっ
QB(しかも全てのソウルジェムが彼の体内に吸収されていく。彼は一体…)
アーカード「味気ない。こんなものが私の魂か。まあいい。それよりQB、どこに魔女がいる」
QB「今すぐには見つけられないよ。魔女の出現は不規則なんだ」
アーカード「そうか、つまらん。ならば魔女が現れたら私に知らせろ」
QB「分かった」
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