【安価】ことり「ことりにラブレター!?」 (119)

【下駄箱】

ことり「ん?なんだろうこれ」ペラッ

ことり「手紙…」

『南 ことりさんへ
ずっと前からあなたのことが好きでした
私と付き合ってくれませんか
放課後、屋上でお返事待っています』

ことり「…」

ことり「えっ…えっ…」

ことり「これって…もしかしなくてもラブレター?」

ことり「…」

ことり「どうしよう…」

ことり「うーん…」

穂乃果「こっとりちゃーん!どうしたの?」

ことり「あ、穂乃果ちゃん」

ことり「実はこれ…」スッ

穂乃果「なになに…」

穂乃果「…」

穂乃果「えええええええええ!?」

穂乃果「ここここっこれってラブレターじゃん!?」

ことり「うん、そうみたい」

穂乃果「でも、うち女子高だよ!?なんで!?」

ことり「別に女子高でもラブレターくらい珍しいことじゃないけど…」

穂乃果「えっ?そうなの?」

ことり「ほら、海未ちゃんとか絵里ちゃんだってよく貰うって聞くよ」

穂乃果「あ、そういえば…」

ことり「でもことり、海未ちゃんや絵里ちゃんみたいにかっこいいって感じじゃないのに…」

穂乃果「いやー、ほら!ことりちゃんって可愛いじゃない?そこに惹かれる人だっているんだよ!」

ことり「えっ?そ、そうかなぁ?」

穂乃果「そうだよ!!」グッ

ことり「ありがとう、穂乃果ちゃん♪」

ことり(とりあえず放課後屋上に行ってみよう)



【放課後屋上】



ことり「…いったい誰なんだろう」ガチャ

ことり「えっ…?>>3ちゃん!?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1424704648

理事長

ことり「えっ…?お母さん?」

理事長「ことり、あなたを呼び出した子ならこないわ」

ことり「えっ…?どういうこと?」

理事長「娘の交際を許すわけにはいかないのよ」

ことり「なんでお母さんがラブレターのことを…」

理事長「私は理事長よ?生徒のことならなんでもわかるわ」

理事長「もう来ないことはわかったでしょう?帰りなさい」

ことり「嫌だよ!私、まだその子の気持ち何にも聞いてないもん!!」

理事長「ことり…」

ことり「ラブレターを貰ったの初めてで、すごく嬉しくて…だから…」

理事長「でも、女の子と交際なんて…」

ことり「付き合うかどうかは私がその子と会ってちゃんと考えて決めるから!」

ことり「だから会わせて!…おねがぁい!」

理事長「…」

理事長「ずるいわよ…ことり」

理事長「あの子なら下の階の空き教室にいるわ」

ことり「!!」

ことり「お母さんありがとう!」ダッ



【空き教室】



ことり「…いったい誰なんだろう」ガチャ

ことり「えっ…?>>13ちゃん!?」

絵里

ことり「えっ…?絵里ちゃん!?」

絵里「ことり…」

ことり「手紙くれたの、絵里ちゃんだったんだ」

絵里「ええ」

ことり「ごめんね、お母さんが」

絵里「あ、いいのよ」

絵里「それより、ことり」

ことり「は、はい!!」

絵里「手紙の通りよ、ことり!私ずっとことりのことが好きだったの!!」

絵里「私と、付き合ってください!」

ことり「>>16

ふざけないでよ!穂乃果ちゃんを私が好きだと知ってて穂乃果ちゃんの告白を受けたくせに!

ことり「…ふざけないでよ!!」

絵里「えっ…!?」

ことり「穂乃果ちゃんを私が好きだと知ってて穂乃果ちゃんの告白を受けたくせに!」

絵里「そ、それは…」

ことり「それで穂乃果ちゃんと恋人でありながらことりに告白って何!?浮気!?」

絵里「ち、違うのよことり…!!」

ことり「やっぱり嫌がらせのつもりだったんだ!!」

ことり「最低!!」バタン!

絵里「…」



ことり「…はぁ、はぁ…」

理事長「会わない方がよかったでしょう?」

ことり「お母さん…」

理事長「彼女のような浮気性な子と交際させるわけにはいかなかったのよ」

ことり「絵里ちゃんと穂乃果ちゃんのこと、知ってたんだ」

理事長「生徒のことならなんでもわかるって言ったでしょう?」

ことり「…」

理事長「あなた酷い顔してるわよ」

理事長「今日はもう帰りなさい、練習も休みだったでしょう?」

ことり「うん…」

【次の日】

ことり(そういえば今日から練習だったっけ)

ことり(よし、頑張ろう!!)グッ

穂乃果「こっとりちゃーん!!おっはよー!!」

ことり「穂乃果ちゃん…」

穂乃果「ねぇねぇ、昨日ラブレター貰った人と会ったんでしょ?どうだった?」

ことり「っ…!!」

穂乃果「…ことりちゃん?」

ことり(どうしよう…穂乃果ちゃんに昨日のこと言おうかな…)

ことり(それをきっかけに穂乃果ちゃんが絵里ちゃんと別れてくれたら私にもチャンスが…)

ことり(いや、そんな考え方は最低だよねぇ)

ことり(でも絵里ちゃんが浮気しようとしてたことを穂乃果ちゃんが知らないままっていうのも…)

ことり(穂乃果ちゃん傷ついちゃうかもしれないけれど…)

ことり(うーん…)

>>21

言えるわけないよ

ことり(言えるわけないよ…)

ことり(恋人が浮気しようとしてるなんて知ったら穂乃果ちゃん絶対泣いちゃう)

ことり(適当に答えとこう)

ことり「うん、3年生でμ'sのファンの人だったよ♪いつも応援してますだって!」

穂乃果「へぇ!ファンの人から手紙だなんて嬉しいね!!」ニコッ

ことり「うんっ!」

ことり(なんとかごまかせたかな)



【放課後】

ことり「部室いこう」

ことり「あ」

絵里「ことり!」

ことり「絵里ちゃん…」

絵里「ことり、昨日のことなんだけど」

ことり「話しかけないで」スッ

絵里「お願い、私の話を聞いて!!」

ことり「嫌」

絵里「うう…」ジワッ

絵里「グスッ…お願い…」

ことり(なに泣いてるんだろう、泣きたいのはこっちなのに)

ことり(でもこのまま浮気性にしとくと穂乃果ちゃんがかわいそうだし)

ことり(ことりが更生させないと)

ことり「わかったよ、話を聞いてあげる」

絵里「グスッ…ありがとう」

絵里「あのね、ことり」

絵里「確かに私、ことりは穂乃果のことが好きと知ってて穂乃果の告白を受けたわ」

ことり「うん」

絵里「でも私、本当はことりのことが好きだったのよ」

絵里「ことりが穂乃果を好きなら私に勝ち目はないと思って、だったら穂乃果のことを諦めさせたい…そう思ってたの」

絵里「でも、穂乃果が私に告白してきて、何がなんだかわからなくなって」

ことり「…」

絵里「穂乃果が私と付き合えばことりは穂乃果を諦めると思って穂乃果と付き合ってしまったの」

絵里「あの時の私は冷静じゃなかった…私が穂乃果と付き合ったままことりと付き合えるわけなんてないのに」

絵里「しばらくして…やっぱりことりに本当の気持ちを伝えて、ことりの恋人になりたいって考えたの」

絵里「だからあの時ラブレターを出したのよ」

ことり「…そう」

絵里「私、穂乃果とことりの気持ち、何も考えてなかった…」

絵里「こんな私に、穂乃果ともことりとも付き合う資格なんてないわ…」

絵里「今日、穂乃果と別れるわ」

ことり「…!」

絵里「そして、ことりとは…今まで通り友達として接したいわ」

絵里「それが私の、私なりのケジメにしたい」

絵里「お願い…ことり…お願いします」

ことり(どうしよう…)

ことり(確かに絵里ちゃんのやったことは最低だ)

ことり(このまま二人が別れたら絵里ちゃんのことが好きな穂乃果ちゃんが傷つくことになる)

ことり(でも、絵里ちゃんは本当は穂乃果ちゃんのことが好きじゃないからそのままにしとくのも…)

ことり(私の答えは…)

>>25
1.わかった(絵里を穂乃果と別れさせる)

2.そんなのダメだよ(絵里が穂乃果と別れることに反対する)

3.三人で付き合うっていうのはどう?

4.その他(記述してください)

ことり「絵里ちゃん…」

絵里「はい」

ことり「私と絵里ちゃんと穂乃果ちゃんの3人で付き合うっていうのは…どう?」

絵里「…えっ!?」

ことり「絵里ちゃんはことりが好きなんだよね?」

絵里「え、ええ…」

ことり「それで穂乃果ちゃんは絵里ちゃんのことが好きで、私は穂乃果ちゃんが好き!」

ことり「だから、3人で仲良く付き合うことができたら、みんな幸せになれないかな!?」

絵里「……」

ことり(私、思いつきで何言ってるんだろう)

ことり(こんな馬鹿げた提案を絵里ちゃんが承知するわけ…)

絵里「わかったわ」

ことり「えっ!?いいの!?」

絵里「私も穂乃果を裏切りたくない…でもことりのこともやっぱり諦められない…」

絵里「こんな最低な女だけど…お願いするわ…」

ことり(絵里ちゃん…)

ことり「ありがとう、こんな変な提案を聞いてくれて」ギュッ

絵里「…!!」

絵里「ことり、ありがとう…でも」

ことり「うん、わかってる」

ことり(そう、穂乃果ちゃんが承知してくれるとは限らない)

ことり(練習が終わった後、絵里ちゃんと一緒に穂乃果ちゃんを呼び出した)

穂乃果「絵里ちゃん、ことりちゃん、話って何かな?」

ことり「穂乃果ちゃん」

ことり「私、穂乃果ちゃんのことがずっと、好きだったの」

穂乃果「ええっ!?」

ことり「だから、ことりとも、付き合ってください!!」

穂乃果「ことりちゃん…」

穂乃果「ごめん…気持ちは嬉しいけど、私は絵里ちゃんと」

絵里「私からもお願いするわ」

穂乃果「絵里ちゃん!?」

絵里「ごめんなさい穂乃果…私はあなたに謝らなきゃいけないわ」

穂乃果「ど、どういうこと…!?絵里ちゃん私のことが嫌いになったの…」ウルッ

絵里「嫌いになんてなってない…けど」

絵里「私、本当は、ことりのことが好きだったの」

穂乃果「う、嘘…」ジワッ

ことり「穂乃果ちゃん…」

絵里「ことりが穂乃果を好きなことを知って、ことりに穂乃果のことを諦めさせたい…そう思ってたの」

絵里「でも、穂乃果が私に告白してきて、何がなんだかわからなくなって、あなたと付き合ってしまったの」

絵里「本当にごめんなさい…」

穂乃果「そんな…そんなのって…」

穂乃果「私、全然気が付かなかった…」

穂乃果「ごめんね、絵里ちゃん、ごめんね…」

絵里「こちらこそごめんなさい」

絵里「でも、あなたと付き合えて、あなたのいろいろな面が見れて、私、幸せよ」

絵里「だから、これからもよろしく…」

穂乃果「そんな…いいの?」

穂乃果「絵里ちゃんはことりちゃんのことが」

ことり「だから、私、提案したの」

ことり「ことりとも付き合ってって」

穂乃果「!?…それって」

ことり「そう、3人で付き合おうってことだよ」

絵里「穂乃果さえよければ、だけど」

ことり「穂乃果ちゃん、お願い」

穂乃果「…」

穂乃果「>>30

何で!?絵里ちゃんはそんな中途半端な気持ちで穂乃果と付き合ってたの!?許せない!

穂乃果「何で…」

絵里「穂乃果…」

ことり「穂乃果ちゃん…」

穂乃果「何で!?絵里ちゃんは中途半端な気持ちで穂乃果と付き合ってたの!?」

穂乃果「穂乃果と付き合いながら、本当に好きなことりちゃんと付き合う…?」

穂乃果「そんなの自分勝手すぎるよ!!」

ことり「ごめん穂乃果ちゃん!!これはことりが提案したことで…」

穂乃果「絵里ちゃんはことりちゃんの提案が自分にとって都合がいいから賛成しただけだよ!!」

穂乃果「…3人で付き合おうなんて、許せないよ」

絵里「穂乃果…ごめんなさい」

絵里「ことりも、ごめんなさい」

ことり「絵里ちゃん…」

絵里「やっぱり駄目みたいね」

ことり「…」

穂乃果「絵里ちゃんは、穂乃果と付き合ってるんだよ…」

穂乃果「前からことりちゃんが好きだったとしても、今は」

絵里「ごめんなさい、今でもことりのことが好きなの」

穂乃果「…」

穂乃果「そっか」

絵里「穂乃果、ごめんなさい…」

穂乃果「ううん」

穂乃果「今まで楽しかった」

絵里「ええ、私も」

ことり「待って穂乃果ちゃん!」

穂乃果「ごめんことりちゃん、今は一人にさせて」ガチャ

ことり「あっ…」


バタン

ことり「…」

絵里「…」

ことり「ごめんね絵里ちゃん、ことりのせいで…」

絵里「いいえ、私が中途半端な気持ちでいたせいよ」

絵里「こっちこそ迷惑かけたわね」

ことり「絵里ちゃんの気持ち、嬉しかったよ」

絵里「…あのね、ことり、よかったら」

ことり「これからも、いい友達でいようね」

絵里「っ…!!」

ことり「…」

絵里「……ええ」

ことり「じゃあ、ことり、帰るね」ガチャ


バタン


ことり(絵里ちゃん、ごめんね)

【次の日】

ことり(昨日はいろいろあったなぁ)

ことり(結局3人で付き合うことはできなかったけど、まぁ穂乃果ちゃんの言うことがもっともだよね)

海未「ことり、おはようございます」

ことり「おはよう海未ちゃん!今日は弓道部の朝練はないの?」

海未「はい、久しぶりに三人で学校に行けますね!」

ことり「そうだね~」

穂乃果「二人ともおはよー!!」

海未「おはようございます、穂乃果」

ことり「穂乃果ちゃん、おはよう」

穂乃果「じゃあ学校まで競争だぁーっ!!」ダッ

海未「ちょっといきなりなんですか!待ってください!」ダッ

ことり「あーん、ことりを置いて行かないでぇ~!」ダッ

ことり(よかったぁ、穂乃果ちゃんいつも通りだ)


【放課後】


ことり(絵里ちゃんと穂乃果ちゃんが少し気まずそうだったけど、特に問題なく練習はできてよかったぁ)

ことり(そういえば昨日、絵里ちゃんと穂乃果ちゃんが別れたから、一応ことりにもチャンスがあるんだよね?)

ことり(絵里ちゃんには悪いけど、ここはガンガンアタックしてみようかな?)

>>36

傷心の穂乃果ちゃんに漬け込むような卑怯なことできないよ……

ことり(いや、そんなの駄目だね)

ことり(傷心の穂乃果ちゃんに漬け込むような卑怯なことできないよ……)

ことり(それに昨日告白したのに穂乃果ちゃん全然ことりのこと意識してくれないし)

ことり(もうあきらめたほうがいいのかなぁ)

海未「ことり、帰りましょうか」

ことり「あ、うん」

ことり「あれ?穂乃果ちゃんは?」

海未「穂乃果なら今日は店の手伝いがあるとかでもう帰ってしまいましたよ」

ことり「あ、そうなんだ…」

ことり(ことりがうだうだ考えてる間に穂乃果ちゃん帰っちゃった)シュン


【帰り道】


ことり「はぁ…」

海未「どうしたんですかことり?元気ないですね」

ことり「えっ?そんなことないよ?」

海未「じゃあなぜため息ばかりついているのですか?」

ことり「あっ」

海未「何か悩み事でもあるのですか?」

ことり「え、えっと」

>>40

1.穂乃果への気持ちを話す

2.昨日のこと全部話す

3.ごまかす

4.その他(要記述)

4 えぇっと、最近にこちゃんとまきちゃんがなかいいなぁ、なんて・・・

ことり「えぇっと、最近にこちゃんと真姫ちゃんが仲いいなぁ、なんて…」

海未「?…そうですか?」

ことり「う、うん…」

ことり(とりあえずごまかせたかな)

ことり(でも本当に最近仲がいいような気もしてたんだよね)

ことり「二人みたいに仲良しな関係って憧れるなぁって」

海未「何言ってるのですか?私と穂乃果とことりも昔から仲良しじゃないですか」

ことり「海未ちゃん…」

海未「それにμ'sはみんな仲良しだと思いますよ」ニコッ

ことり「…そうだね!」

ことり「ありがとう、海未ちゃん」

海未「ふふ、どういたしまして」

ことり(あんなことがあった後だけど、絵里ちゃん、穂乃果ちゃんと仲良しに戻れるといいなぁ)

【次の日】

ことり「おはよう穂乃果ちゃん」

穂乃果「ことりちゃん、おはよう!昨日は勝手に帰っちゃってごめんねー」

ことり「ううん、全然いいよ」

ことり(今日は海未ちゃん、弓道部の朝練だから穂乃果ちゃんと二人っきりか)

ことり(いい機会だし、話そうかな)

ことり「穂乃果ちゃん、あのね、一昨日のことなんだけど」

穂乃果「一昨日?」

ことり「ごめんね、ことりのせいで絵里ちゃんと」

穂乃果「ああ…」

穂乃果「もう気にしてないよ」

穂乃果「私こそ、ことりちゃんの話をちゃんと聞かずにごめんね」

ことり「穂乃果ちゃん…」

ことり「ことりと、今まで通り、仲よくしてくれる?」

穂乃果「当たり前じゃん!私達、親友だよ!」

ことり(親友…かぁ)

ことり「うん!ありがとう、穂乃果ちゃん!」

穂乃果「うん!」

ことり「それで絵里ちゃんとは仲直り、した?」

穂乃果「…」

ことり(やっぱり…)

穂乃果「ことりちゃんはさ、今、絵里ちゃんと付き合ってるの?」

ことり「えっ?」

ことり(そっか、あの時穂乃果ちゃんすぐ出ていっちゃったから)

ことり「ううん、付き合ってないよ?」

穂乃果「そっか」ホッ

ことり(私が付き合いたいのは穂乃果ちゃんだもん)

穂乃果「私は正直、まだ絵里ちゃんのことが許せない」

穂乃果「絵里ちゃんが私たちに悪いことをしてるって自覚してるのはわかってるけど…すぐには…」

ことり「いいよ穂乃果ちゃん、少しずつ関係を修復していこう?」

穂乃果「うん」

【放課後】

ことり「今日はお買いものしてから帰ろうっと」

ことり(ん?あそこにいるのは…にこちゃんと真姫ちゃんだ)

ことり(本当に仲良しさんだなぁ)

真姫「あら?ことりじゃない」

にこ「本当だ、おーい!ことりー!」

ことり「やっほー」

真姫「ことりは買い物?」

ことり「うん、二人は?」

にこ「この辺にあるクレープ屋がおいしいって聞いて、真姫と来たのよ」

真姫「私は暇だったからついてきただけよ」

にこ「あれれ~?クレープのこと聞いて真っ先にアンタが食べたい食べたい言ってたんじゃなかったっけ?」

真姫「い、言ってないわよ!!」

ことり(本当に仲良しさんだなぁ)

ことり「ねえねえ、二人ってさぁ?」

にこ「ん?何よ」

ことり「もしかして付き合ってるの?」

真姫「…」

にこ「…」

ことり(あ、つい聞いちゃった)

にこ「>>45

プライベートでまでにこまき営業しないわよ気持ち悪い

>>40
にこまき豚はよ死ね

1(中)
ID:aFqRG4t4O
正直にこまき以外を書く作者って自己主張が強すぎると思う。
流れに逆らうっていうのかな、板のリソースも限られてるわけで、
嫌味ならメモ帳あたりでやればいい

2(左)
ID:tWBoJ/tM0
にこまき以外考えられない
にこまき以外増えて欲しくない

3(右)
ID:sMhE8B/Ho
にこまきは公式の意向だぞ
認められないならラブライブから離れろ

4(三)
ID:gkYlXsmB
同じにこまき好きとして恥ずかしいわ
ほのにこ、ぱなにこ、ほのまき、りんまき等の数多の魅力的な
可能性のリンクがあってこそ、にこまきをつなぐ線の特権性が輝くというのに

5(遊)
にこまき推さないとかひねくれてるよなぁ?
http://i.imgur.com/FeG7sjs.jpg

6(二)
矢澤と真姫もぼっちだからぴったり!私もぼっちだから同じタイプ!
http://i.imgur.com/U1IbCnu.jpg

7(DJにこ巻き)
にこまき以外認めない
http://i.imgur.com/RhIIIo6.jpg

8(一)
ID:RJxZM99YO
にこまきの相性がよすぎるってのも問題だよ
確かに他キャラと絡ませるのはみたくないってのもわかる
人気見れば一番相性がいいのは間違いないし

9(投)
ID:77j2aKs9o
にこまきこそ正義 お前ら邪道の屍なので土に帰ってくれ
ID:77j2aKs9o
俺のきんたまもモザイクかかってるわ

にこ「いや、さすがにプライベートでまでにこまき営業しないわよ…」

ことり「えっ…にこまき営業…?」

にこ「いわゆる百合営業ってやつね」

にこ「そういうの喜んでくれるファンってけっこういるのよね」

真姫「わ、私は元々そんなことしてるつもりもないけどね…」

ことり(真姫ちゃんは素でツンデレだからなぁ…)

にこ「にこは実際に女の子同士で付き合うなんて理解できないけどね」

ことり「えっ」

にこ「なんというか、気持ち悪いし」

ことり「っ…!?」

にこ「ことり、どうかした?」

ことり「いや、なんでも…」

ことり(そっか…)

ことり(にこちゃんにとっては女の子同士なんて気持ち悪いんだ…)

ことり「ごめん、ことりそろそろいくね…」スッ

にこ「あ、また明日ね」

真姫「…」



ことり「やっぱり女の子同士なんておかしいのかなぁ…」

ことり「いけない、こんな所で泣いたら…」グスッ

「どうしたの?大丈夫?」

ことり「あっ…>>50ちゃん」

まきちゃん

真姫「どうしたの?大丈夫?」

ことり「あっ…真姫ちゃん」

ことり「あれ?にこちゃんは?」

真姫「ことりを追ってきたのよ、だから私ひとりよ」

ことり「追ってきたって…どうして?」

真姫「にこちゃんと話してる時、あなたの様子がおかしかったから…」

ことり「そ、それは」

真姫「ことり、あなた、女の子同士の恋愛をしたことあるんじゃない?」

ことり「!!…えっと」

真姫「安心して、私は気持ち悪いだなんて思ってないわ」

ことり「真姫ちゃん…」

真姫「マッタクー!にこちゃんったらあんな言い方して…明日ガツンと言ってやるわ」

ことり「いいの、にこちゃんの言うことがもっともだよ」

ことり「やっぱり女の子同士なんて…」

真姫「にこちゃんの言ったことだし、気にしない方がいいわよ」

真姫「人の価値観なんてそれぞれだし、いちいち気にしてたら負けよ」

ことり「…でも」

真姫「いいから、いつまでもそんなしょんぼりした顔しないの!可愛い顔が台無しよ!」

ことり「…真姫ちゃん」

ことり「ありがとう」ニコッ

真姫「べ、別にいいわよ」



【帰り道】

ことり「せっかくにこちゃんとお出かけしてたのにごめんね、真姫ちゃん」

真姫「別にいいわよ」

ことり「それに買い物まで手伝ってもらっちゃって…」

真姫「た、たまたま私も買いたいものがあったらついでよ、ついで!」

ことり(相変わらず素直じゃないなぁ)

真姫「そういえば、ことり、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」

ことり「なぁに?」

真姫「最近絵里と穂乃果がどこか気まずそうに見えるんだけど、何か知らないかしら?」

ことり「…」

ことり(真姫ちゃん洞察力すごいなぁ)

ことり(どうしよう、真姫ちゃんになら話してもいいかな?)

>>54

1.絵里と穂乃果について話す

2.話さない

3.嘘をつく(記述可)

ことり(うーん、これは穂乃果ちゃんと絵里ちゃんの問題だし…)

ことり(不用意に話さない方がいいよね…)

ことり「知ってるんだけど…ごめん!私の口からは言えないよ」

真姫「そう、わかったわ」

ことり「で、でも!心配しないで!きっと今まで通りになれるから!」

真姫「ことり…」

真姫「ふふっ、ことりがそう言うなら大丈夫そうね」

ことり「真姫ちゃん、ごめんね」

真姫「いいわよ、誰にだって知られたくないことの一つや二つあるでしょ」

ことり(真姫ちゃんが二人のことを気にしてくれてる)

ことり(真姫ちゃんだけじゃない、きっと他のみんなも…)

ことり「…」

【次の日】

ことり(二人が別れたのは私のせいでもあるし…)

ことり(やっぱり私が何とかしなきゃ!)

にこ「あ、ことり」

ことり「に、にこちゃん!?」

(にこ「にこは実際に女の子同士で付き合うなんて理解できないけどね」)

(にこ「なんというか、気持ち悪いし」)

ことり「うっ…!」

ことり(勝手に昨日のことを思い出しちゃう…)

ことり(にこちゃんが怖い…)プルプル

にこ「ことり、あの、昨日のことなんだけど」

ことり「な、何…」ブルブル

にこ「ごめんっ!!」ドゲザァッ!!

ことり「え…」

にこ「にこが言った一言でことりを傷つけちゃったみたいで、本当に悪かったわ!」

ことり「にこちゃん」

にこ「スーパーアイドルである私がプライベートとはいえあんな軽率なこと言うのは間違ってたわ」

にこ「…許してくれる?」

ことり「…」

ことり「>>59

にこちゃぁん!と叫んで抱きつく

ことり「にこちゃぁん!」ダキッ

にこ「ちょっ、こ、ことり!?」

ことり「ことり、にこちゃんにとって気持ち悪いのかもって考えたら悲しくて…悲しくて…だから…」

にこ「ことり、本当にごめん…」

ことり「ううん、いいの」

ことり「もう気にしてないよ」

にこ「よかったわ」

にこ「で、そう思ったってことはアンタやっぱり…」

ことり「うっ…」

ことり「そう、ことりは気持ち悪い人なんです…」ズーン

にこ「わーっ!!悪かったって!!」

ことり「こんなことりだけど、よかったらいつまでも友達でいてほしいな…」

にこ「いや、だから悪かったわよ!もう気持ち悪いなんて思わないし」

ことり「…ほんと?」

にこ「あれは言葉のあやというかなんというか…」

にこ「だから気にしないで!本当に!お願い!」

ことり「にこちゃん…ありがとう」

ことり(よかった…にこちゃんとも友達のままでいられそう…)

【昼休み】
ことり「よし、なんとか今日中に絵里ちゃんと穂乃果ちゃんの仲を戻そう」

ことり「その前に誰かに相談しようかな」

ことり「直接本人と相談するか、できれば私が信頼できる人がいいよね」

ことり「誰の所にいこう?」

>>62

ぱなよ

ことり「花陽ちゃんかぁ…」

ことり「確かに同じユニットだし、アリかな?」

ことり「さっそく花陽ちゃんに相談しに行こう」


【屋上】

花陽「ことりちゃん、話って何かな?」

ことり「あのね、かくかくしかじか」

花陽「ふむふむ、やっぱり二人は付き合ってて最近別れちゃったんだ…」

ことり「そうなの…って花陽ちゃん知ってたんだ」

花陽「まぁ、なんとなくだけど…」

ことり「それで、なんとかならないかなぁ?」

花陽「>>65

押してだめなら引いてみろ

花陽「押してダメなら引いてみたら?」

ことり「えっと…どういうこと?」

花陽「ほっといてみたらそのうち二人とも自分たちで仲直りするよ」

花陽「ことりちゃんは気にしすぎだと思う…」

ことり「そうかなぁ?」

花陽「うん!」

ことり「じゃあそうしようかな、ありがとう花陽ちゃん」



【一か月後】

ことり(穂乃果ちゃんと絵里ちゃんは長いこと気まずそうだったけどなんとか普通の友達に戻れたみたい)

ことり(一方私は…)

>>103

1.変わらず穂乃果ちゃんが好き

2.絵里ちゃんと付き合っていた

3.真姫ちゃんを好きになっていた

1

ことり(変わらず穂乃果ちゃんのことを諦められずにいた…)

ことり(あれから穂乃果ちゃんと遊びに行ったり)

ことり(花陽ちゃんのアドバイス通り、時には退いたりして私を意識させたり)

ことり(だんだんと仲を深めていった)

ことり(だから…今日穂乃果ちゃんに告白する)

穂乃果「ことりちゃん…話って何かな?」

ことり「一か月前、ことりが穂乃果ちゃんに言ったこと、覚えてる?」

穂乃果「…」

ことり「結局うやむやにされちゃったけど、ことりの気持ちは変わらない」

ことり「穂乃果ちゃんが好きです!」

ことり「付き合ってください!」

穂乃果「…」

穂乃果「>>108

>>107

穂乃果「ふざけないでよ…」

ことり「えっ?」

穂乃果「そんなこといって、どうせ穂乃果のことすぐ裏切るんじゃないの?」

穂乃果「絵里ちゃんみたいにどうせみんな穂乃果のこと裏切るんだ!!」ダッ

ことり「穂乃果ちゃん…」

ことり(やっぱり絵里ちゃんのこと、まだ気にしてたんだ…)



【ことり家】

ことり(振られちゃった…)

ことり(でもあれから一ヶ月も経ってるし、半分諦めかけてたし、別にそんなにショックじゃ…)

ことり(あれ?)ポタポタ

ことり(なんでだろう、涙が)

理事長「ことり?」ガチャ

ことり「おかあ…さん」グスッ

理事長「ちょっと、どうしたの?」ダキッ

ことり「わたし…穂乃果ちゃんに…振られちゃった…」

理事長「…そう」

理事長「頑張ったわね、ことり」ナデナデ

ことり「…お母さあああああああん!!」ギュッ

理事長「落ち着いた?」

ことり「うん、たくさん泣いてすっきりした」

ことり「お母さん、ありがとう♪」

理事長「ふふ、やっぱりあなたには笑顔が似合うわ」

理事長「また何か悲しいことがあったらこうやっていつでも抱きしめてあげる」

ことり「うん!」

ことり(失恋しちゃったけど、なんだか幸せな気分)

ことり(穂乃果ちゃんや絵里ちゃんや真姫ちゃんといるよりも幸せな感覚だった)

ことり(やっぱりことりは、お母さんが一番好き♪)

ことり「おかーさん♪」

理事長「え?」

チュッ

理事長「こ、ことり…!?」

ことり「おかあさん、大好き!!」

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