春香「まずは...>>3かな?」
メイド属性
春香「そうです私が天海春香です!イェイ!」
春香「と、いうことで...」
春香「......メイド属性?」
春香「うーん...」
春香「メイド属性って言ったら...」
春香「例えば...おかえりなさいませ、ご主人様!とか...」
春香「ご注文はどうなさいますか?とか...」
春香「そんな感じのこと?」
春香「うーん...とりあえず>>11で」
1.困った時の千早ちゃん
2.困った時のドラえもん
3.困った時の履物と傘の物語
4.困った時のトイレの神様
5.その他
1
春香「ここはやっぱり千早ちゃんだね」
春香「そして都合良くいる千早ちゃーん!」
千早「?」
春香「メイド属性って何?」
千早「メイド属性?」
千早「......メイド属性と言っても様々あるけど......」
千早「腹黒系、ツンデレ系、清純派、妹系......などがあるわね」
春香「へぇー...」
千早「で、それがどうかしたのかしら?」
春香「いや、イメチェンというか、個性をつけたいとおもって」
千早「なるほど......」
3. 無機質・無表情系
春香「じゃあ、無機質・無表情系で」
千早「なるほどね、一回やってみてもらっていいかしら?」
春香「わかった」
春香「えー......こほん!」
春香「ただの人間には興味ありません」
春香「この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者が いたら、私のところに来なさい。以上」
千早「ちょっとまって」
春香「え?」
千早「そうじゃないのよ...」
千早「いい?無機質・無表情系は無機質で無表情なのよ?」
春香「うん」
千早「ハルヒコピペを淡々と読み上げるのとは違うのよ」
春香「......あ!じゃあ」
千早「そうよ」
春香「こんにちは!(棒)」
春香「天海春香です!(棒)」
春香「イェイ!(棒)」
千早「全然違うわ」
千早「何でもかんでも『(棒)』をつければそれでいいというわけでもなくて...」
春香「じゃあ、どうすればいいかな?」
千早「......>>25ね」
上
千早「とりあえず、まずは丁寧語ね」
千早「ですます口調で、出来るだけ抑揚を抑える」
春香「棒読みじゃだめなの?」
千早「慣れないうちはそれでも構わないけど、慣れたら微妙なところで喜怒哀楽を入れられるようになると乙ね」
春香「意外と難しいんだね......」
千早「そういうものよ」
千早「じゃあ、とりあえずやって見て」
春香「えーと...こんにちは、天海春香です。趣味は、お菓子作りです」
千早「そうよ」
春香「チャームポイントは頭のリボン...です」
千早「そんな感じね」
春香「な、なんか慣れないなぁ...」
千早「最初はそんなものよ」
千早「あと、こういう無機質・無表情系はなんらかのトラウマがあるといいわね」
春香「え?」
千早「だって、いきなりそういうキャラを演じても、周りはそう簡単には信じないでしょう?」
春香「あ、うん...」
千早「だから、悲劇的な『何か』を嘘でもいいから作らないといけない」
千早「なんでもいいわ...『トラウマ』を『作って』みるの」
春香「トラウマを作る...」
春香「...あ!>>31とかどうかな?」
恋人の連帯保証人になったが裏切られて
膨大な借金がある
連続ダメなら安価下
>>31
別におkですよ
千早「恋人の連帯保証人になったけど、裏切られて膨大な借金がある...なんていうのはどうかしら」
春香「......それ、嘘でなんとかなるレベル?」
千早「ええ」
春香「...わかった!とりあえずやってみるよ!」
千早「じゃあ、サポートは私がするわね」
千早「ただ...いきなりそのキャラなるのは難しいと思うわ。そこで...」
千早「『伏線』を用意しておくのよ」
春香「伏線??」
千早「ええ。さっき言ったように、恋人の連帯保証人になったけど、裏切られて膨大な借金がある......という設定なら」
千早「まずその『恋人』を作るのよ」
春香「...え?」
千早「もちろん架空のよ」
千早「そして、周りにはその架空の恋人との話を交えながら、普段通りに振る舞って、裏で徐々にキャラのイメージを作っていけばいい」
千早「その恋人用の携帯を用意したりするのも手だけれども、そこまでしなくてもいいと思うわ」
千早「それで、どこかの段階でその無機質・無表情系のキャラを出す。これで周りは信じるわ」
千早「架空の事実をぼやかすのも手ね」
千早「それで、もし事が大きくなりすぎたり、キャラ作りをやめたくなった時には、ドッキリと言ってしまえば丸く収まる可能性が高い」
千早「ただ、やりすぎは禁物よ」
千早「......こんなところかしら」
千早「やめたくなったら相談にきて。いつでも相談に乗るわ」
春香「...ありがとう、千早ちゃん!」
翌朝...
春香「おっはようございまーす!!」
P「おはよう!今日はいつにも増して機嫌がいいな」
春香「エヘヘー!実は、恋人ができたんです!」
P「そうか、恋人か...よかったな春香!」
春香「はい!」
P(恋人、か...)
千早(まずはストレートに架空の現状報告...王道ね)
その数日後...
春香「......」
亜美「はるる→ん、どったの?」
真美「なんか元気ないYO?」
春香「え?いや...>>41だよ!」
なんでもないでござる
春香「なんでもないでござるよ!」
亜美「ホントにー?」
真美「なんか、口調が変だし...」
春香「そ、そんなことないよ!焦っただけだよ!ほら!こーんなに元気!」
亜美「なーんかわざとらしーんだよねー...」
真美「うん......」
千早(空元気を必要以上に表現する...慣れてきたわね...)
さらに数日後...
春香「......」
P「は、春香?」
春香「......ああ、大丈夫です。私なら、はい」
春香「仕事、ですよね?行きましょうか」
P「あ、ああ」
千早(ついに前面に出してきたわね...上出来だわ...)
某日夜...
伊織「どう考えてもおかしいわよ!!」
美希「確かに......ここ最近の春香、ちょっと怖いの」
あずさ「笑顔が消えたというか...」
P「やっぱり...>>47が原因なのか...?」
男
P「やっぱり...例の恋人が原因なのか...?」
千早「それで決まりだと思います」
やよい「春香さん...」
律子「これは由々しき問題ね」
雪歩「そ、そうですね...」
真「これはもう、直接春香に聞くしか...」
律子「なるべく急いで...でも、慎重に物事に決着をつけないとね...」
P「今の春香の現状を問いただすには...>>52か」
ラブホテルで二人きりで尋問(意味深
P「...ラブホテルで二人きりで尋問...」
律子「......冗談ですよね?」
P「いや、すまん」
P「2人きりで尋問はするんだが...」
P「ラブホテルでやるのにはちゃんとした意味がある」
P「あの春香のことだ。実はドッキリだった、なんてオチもあるかもしれない」
千早(流石に見抜いてるわね...)
P「ラブホテルに行くことでその真偽がはっきりする、なぜなら」
P「本当にそういう状況なら春香は動揺しない、そうでないなら春香は絶対に動揺する」
P「根拠はない...が、やるだけの価値はあると思う」
千早(...そうきたか)
律子「...なるほど」
律子「その、信じていいんですよね?」
P「ああ」
P「必ず、なんとかしてみせる」
千早(......春香に聞いてみないとわからないけれど)
千早(多分、本人ももうやめたい、と言うわね...)
その後...
千早「春香?どうかしら」
春香「千早ちゃーん...キャラ演じるのって思ってた以上にしんどいね...」
春香「それで...この辺が潮時だと思うんだけど...」
千早(やっぱり来たわね)
千早「分かった、じゃあそろそろ終止符を打つわね」
春香「うん」
翌日...
春香「おはようございます...」
P「きたか...」
律子「...春香...例の恋人とのことについてなんだけど...」
春香「あの...そのことなんですけど...」
春香「......こういうことなんです!ごめんなさいっ!」
ドッキリ大成功!
一同「」
P「演技うますぎだろ」
春香「エヘヘー!」
亜美「でも、なんともなくてよかったよはるるん!」
真美「ホントだよー!!」
伊織「...まんまと一杯食わされたわ...」
千早(...春香にとって、今回はいい経験になった...)
千早(これを糧にして、これからも頑張ってね、春香)
完
完結です!
ここまで読んでくださった皆様
ありがとうございました!
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