楓「ナナナナ～、ナナナナ～、安部菜々２７～」ｽﾞﾝﾀｯ､ｽﾞﾝﾀｯ

幸子「いや、ナナさんは１７じゃ……」

楓「いきなり出てきてごっめ～ん、誠にすいまめ～～～～ん」ﾋﾟﾀｯ

幸子「……」

楓「ふふっ、ふっ、ふふふっ」ﾖﾀﾖﾀ､ﾖﾀﾖﾀ






幸子「なんなんですかあなた！？」

楓「高垣です」

幸子「知ってますよ……ってお酒臭っ！　お酒飲んでるんですか！？」

楓「イエスノー」

幸子「絶対イエスでしょう！？」

幸子「じゃなくて、こんな夜中にどうしたんですか？」

楓「幸子ちゃん、今日も芸人扱いされて鬱憤が溜まっているのね？」

幸子「ま、まあそうですけど……」

楓「ラップで鬱憤晴らしましょう。昨日は何食べた？　セイ！」

幸子「へ？　え、えっと……中華ですね」






楓「オーケー浅野風香中華」

幸子「風香さんは関係ありませんよ！？」

楓「でも、芸人扱いと言っても具体的なものかが分からないわね……」

楓「例えば何された？　セイ！」

幸子「そうですね、突然びしょ濡れにされたり……」






楓「オーケー水被るダンサブル」

幸子「ダンサブルはヘレンさんでしょう！？」

楓「幸子ちゃ～ん、ヘレ～ン、蘭子ちゃん伴天連」

幸子「伴天連！？」

楓「蘭子ちゃ～ん、伴天れ～ん、みく魚食べれ～ん」

幸子「いやそうですけど……」

楓「みく魚～、食べれ～ん、肉魚食べ切れん、イェイ！」ｷﾒｯ

幸子「もう何も関係なくなってるじゃないですか！」

幸子「というかそれ、他の人のネタですよね？　もしかして便乗ですか？」

楓「便乗大吟醸」ﾀﾞﾝｯ

幸子「持ってきてたんですか！？　……じゃなくて真面目に聞いてください！」

楓「私は～、真面目～、藤原肇～」

幸子「楓さんですよね！？」

楓「藤原～、肇～、萩原掘る地面」

幸子「他のプロダクションの方の名前を出さないでください！」

幸子「あぁもう、面倒な……」

楓「面倒な、兵藤」

幸子「レナさんじゃなくて楓さんですよ！」

楓「結城晴かさばる」

幸子「そりゃあ人間ですから！」

楓「渋谷凛、ゴブリン。セイ！」

幸子「言いませんよ！」ﾊﾞｼｨ

楓「っ！」

楓「それよ」

幸子「へ？」

楓「今私にツッコミを入れた勢いで抗議すれば、きっと芸人扱いはやめてもらえるわ」

幸子「あの、できるだけ穏便にことを済ませたいんですけど……」






楓「オーケー穏便一升瓶」ﾀﾞﾝｯ

幸子「もう帰ってください！！！」

これにて終了です。ジョイマン高垣（本物）の影響で久しぶりにジョイマン（本物）のコントを観たら予想以上にツボにはまりました。やっぱり鳥居みゆきは最高ですね