人は、思いによって良くも悪くも常に変化しているものです。

嬉しいかと思えば悲しくなり、かと思えばいつの間にか悲しさは無くなっていたり。平穏というものは存在せず、常に私達は何かに動かされているのです。

それを繰り返す道の途中で、何かを見失ってしまい、とても重いものを抱えてしまう事があります。

その時は、この世界がとても小さな物に見えてしまいがちです。

その度に私は立ち止まり、また新たな突破口を見つけ出し、少しずつ先へと歩いていく…

そんな私が目指すゴールは何なのでしょう


それは、私にも分かりません。

完

ゴールが分からないから、偶に自分の進む道が間違ってるんじゃないか

ここであっているのか

そう不安に思う時があります。


それでも私は歩くのをやめない

どんな荒波に揉まれても胸の内に秘めた物を信じて、先に進んでいくのです。

とても大雑把なものですけど、私に希望というものがあります。

その希望がある限り、私は前に進んでいける。


そう思う私がいるのでした。

見てるから続けておくれ

余談…ですね



その大雑把な希望というものを信じて長い道を歩いていました。

すると、ある日
ふと思ってもいない所で自分の希望というものが見つかるのです。

何となく日常に冷めた毎日が続く中で、
自分の心を動かす物に出会ったんです。

その日は、初めて心の底から笑顔になりました。

とても体が軽くなって、何をしていなくても楽しい気分になりました。

こんなに私の心を動かすものがあったなんて！

その気持ちを確かめるために、大勢の人の意見を聞きました。

沢山の人が、私と同じ価値観を持って同じ気持ちで笑顔になりました。

やっぱりそうだよね！これって楽しいよね！

そうワクワクしながら他の人と同じ価値観を共感するんです。



…しかし、悲しいことで
その価値観を分かってもらえない人も居ました

この世界には色々な価値観を持った人間がいる。

全ての人と仲良くなることなんてできない。



まさにそういったことでしょうか

自分の価値観を分かってもらえない相手に、私の気持ちは揺らぎました

やっと見つかった自分の価値観さえもまた信じられなくなっていき、私は、とても不安な気持ちになりました。

何で分かってもらえないの
こんなに素晴らしいものなのに


周りの頑固たる否定的な意見に、腹が立ちました。


そして、何よりも、
良さを分かってもらえず、その人達と仲良くできないことが辛くなりました。

…でも、その時分かったんです。






あぁ…私って皆と仲良くするのが好きだったんだなって

会う人みんなと仲良くしたいんだって


誰も傷つけず、皆と仲良くしたいのが私の気持ちでした

相手の価値観も理解し、そして自分の価値観も相手に理解してもらい、そうして皆が繋がっていくことを、微かに希望として私の胸の内で強く思いました。

相手の価値観を理解するには、
自分がその価値観を理解できる人間にならなければいけません。

価値観を共感したい人が多ければ多いほど、私は多数の価値観を理解できる人間にならなければいけません。

それはとても険しい道のりでしょう。
その道のりを歩く途中、とっても辛い目にあうことがあると思います。

希望が踏みにじられることが何度もあると思います。


でも、絶対に諦めないんです。




言いましたよね、希望を抱き続ける限り、私は前に進んでいけるって

だから、私はもっと視野を広げるために修行にでます。

修行に出る今も、少しためらっています。

この気持ちは何度も踏みにじられるでしょうから。

はい、険しいですよ。

この話を聞いている皆さんはどう思いますか？

自分の心を動かすものなんてない

そんな美しい世界があるわけない


そう思うでしょうか




それでいいんです。

今はまだ、もがき続けてください
必死に耐え生きてください

大丈夫です。
いつか必ず希望というものに出会います。


そうしたら、その時はその希望を私と一緒に共感しませんか？

私はその先で待ってますから

春香だけじゃどの春香かわからん…