麗奈「ククク……」


ちひろ抱き枕「…」


麗奈「常日頃の恨み……晴らさせてもらおうかしら」


麗奈「そうね……」ｼﾞｰ


ちひろ抱き枕「…」


麗奈「まずは脇腹から……」


ちひろ抱き枕「…」


麗奈「いや」


麗奈「顔面ね」

麗奈「ある日はぶーぶークッションを仕掛けたと思ったら何故か私が座った所に置かれていたり」


麗奈「ある日は弁当にチリソースをぶちまけてやったら平然と食べるし」


麗奈「何故か私の弁当がチリソースまみれになっていたり」


麗奈「後ろからこちょばしてやろうかと思ったら」


麗奈「後ろに回られていてそのまま抱きかかえられクッション替わりにされるし」


麗奈「暖かかったし」


麗奈「寝床を襲ってやろうと思ったらいつの間にか抱き枕代わりにされてるし」


麗奈「暖かかったし」

麗奈「もう散々なのよ！！」ﾊﾞﾝ



麗奈「…」



麗奈「いたい……」ｸﾞｽ

麗奈「とにかく……！！容赦何てしないわよ！」


ちひろ抱き枕「…」


麗奈「食らいなさい……13歳の有り余るパワーを！！」


麗奈「FIRST…COMES…ROCK……」ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞ


ちひろ抱き枕「…」


麗奈「おらぁっ！！」ﾄﾞﾝ



ﾊﾞｻｯ



麗奈「！？」



ｶﾞｼｯ



麗奈「ぎゃあああああああ！！！！！！」




ちひろ「私よ」




麗奈「げェッ！ちひろ！！」

麗奈「あわわわわわわ」ｶﾞｸｶﾞｸ


ちひろ「ふふっ、麗奈ちゃん……今回はこんなことしようとしていたのね」


麗奈「ﾋｨ……な、なにも、し、ししししてないでふ」


ちひろ「私の抱き枕よ？製造元を疑いはしなかったのかしら」


麗奈「せ、せいぞうもと……？…『万川財閥』……ちひろじゃねーか！！」


ちひろ「残念っ」


麗奈「うぅ……！」

麗奈「お小遣い使ったのに！！」


ちひろ「お小遣いでお姉さんが来てくれたのよ？」


麗奈「お姉さんとは言っても！！」


ちひろ「私よ」


麗奈「ちひろじゃねーか！！」

麗奈「別にアンタ来たってうれしくないもん！！どうせなら美優とか楓が良かった！！！！」


ちひろ「えー……残念。それで、麗奈ちゃんはこれからどうするのかな？」


麗奈「そ、そんなのこんなとこから逃げ出して……ハッ」


ちひろ「ココ……麗奈ちゃんのお部屋ですよ？」


麗奈「あっばばばばっばばば」

ちひろ「それじゃあ、いつも通り……」


麗奈「ﾋｯ」




ちひろ「イ・タ・ズ・ラ」




ちひろ「し合いましょう？」ﾆｯｺﾘ


麗奈「ｱｯ」


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ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ


Ｐ「おっ、きたきた……！」


ｶﾞﾁｬｯ

ｱｻﾞｰｼﾀｰ


P「やっと届いたぜ……」


Ｐ「等身大千川ちひろ抱き枕！」




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾆｯｺﾘ





おしり