呂500「提督、よろしくお願いしまーす!」
提督「な……な………」プルプル
呂500「……?提督、どうしたの?」
提督「ず、随分と……に、日本語上手になったんだね……」フルフル
呂500「はい!日本語、大分上達しました!頑張りました!」
提督「あ……あ………」プルプル
さわさわ
呂500「ひゃぁ/// え、えっと……提督……それ本当は挨拶じゃないですよね…?」
提督「だ……だめ………あ……」
さわさわ
呂500「ん…/// 駄目…ですよね?ね?ねぇ!?」
提督「うわぁああああああああ!!いやだぁぁぁぁぁぁ!!」
呂500「て、提督…!?」
提督「こんなのゆーちゃんじゃなぁぁぁあああい!!うわぁあぁああああん!!」ダッ
ガチャ バタン
呂500「あっ!ま、待って…!………どうして…」
呂500「提督の為に……頑張ったのに……」ウルウル
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がちゃ
伊58「てーとくー!ゴーヤがきたでちよ!……あれ、いないでち…」
伊58「あ!ゆーちゃん!改装終わったんでちね………って、ええ!?」
呂500「うぅ……ひっく…ひっく……ぐすっ…うぅぅ…」ポロポロ
伊58「ど、どうしたんでちか?……なんで泣いてるでち?」
呂500「うわぁぁぁぁぁん……提督に嫌われちゃったよぉぉ…」ポロポロ
伊58「よ、良く分からないけど落ち着くでち!」
―――
――
―
伊58「なるほど……そんなことがあったでちか…」
呂500「うっ…ひっく…ぐすっ……ぐすん……ひっく…」シクシク
伊58「てーとくも酷い人でち!こんなにろーちゃんが提督の為を思って頑張ったっていうのに…!」
呂500「ぐすっ……提督にとって……ろーちゃん…いらない子…なんだよね……」
伊58「そ、そんなことないでち!ちょっと雰囲気が変わって驚いてるだけでち!きっとそのうちてーとくも受け入れてくれるでち!」
呂500「そんなこと……無理だよ……」
伊58「もう一回提督にアタックするでち!」
呂500「…アタック?」
伊58「そうでち!明日はちょうどゴーヤが秘書艦の日でち!だからゴーヤの代わりにろーちゃんが秘書艦をやるんでち!」
呂500「そんなの……無理だよ………」
伊58「ろーちゃんはこのままでいいと思ってるんでちか?」
呂500「…それは……」
伊58「前の関係に戻りたくないの!?」
呂500「………戻りたい」
伊58「じゃあ頑張るでち!大丈夫!ゴーヤたちもお手伝いするから!」
呂500「………うん!ろーちゃん、頑張ってみる!」
伊58「そのイキでち!」
─次の日─
提督「ゴーヤのやつ遅いな……何してるんだまったく……」
コンコン
提督「お、来たか……入れー」
がちゃ
呂500「し、失礼します……」
提督「たく遅いじゃないか…一体何してたんだ……………え?」
呂500「て、提督……おつかれさま……ですって!…今日は、このろーちゃんが秘書艦を務めますって!」
提督「あ……あ………」
呂500「よ、よろしくお願いします!」ペコ
呂500(うぅぅ……この提督の反応……ダメかも…)
提督「お、おう……今日はゴーヤが秘書艦だったはずだが…」
呂500「あ……じ、実は………ゴーヤちゃん具合悪かったみたいで……ろーちゃんが代わりに…」
提督「そ、そうか………まあなんだ……よろしく…」
呂500「…!」パァァ
呂500「はい!頑張ります!」
呂500(やたっ!ちゃんと会話出来てる!)
提督「…うん……」
呂500「あ、じゃあ早速!なにかお手伝い……ありますか!?」テテテ
提督「…っ!い、今は……無いから………そ、そっち行ってていいよ…」
呂5:00「…そうですか」シュン
提督「……………」カリカリカリカリ
呂500(……いや、こんなことでめげちゃだめ!あ……そうだ!今日はとっておきのものを…)ゴソゴソ
呂500「て、提督……これなんだけど…」スッ
提督「っ!な、なにかな……?」
呂500「提督の為に……シュトーレン……焼いてみたのっ!…その……食べてみない…?」
提督「お、俺は甘いものが苦手で……」
呂500「それなら大丈夫!提督にあわせて甘さは控え目にしたから!だから……ね?」
提督「だ、だがな……」
呂500「はい、あーん…」スッ
提督「っ!や、やめろぉおおおおおおおお!!」ドンッ
呂500「きゃっ…!」
どさっ
提督「はぁはぁ… ………………あ…」
呂500「うっ……うぅぅ………頑張って作った…のに……ぐすっ…」
ばぁん!
伊58「もう見てられないでち!」
伊8「ひどすぎるよ……」
伊168「司令官、私100メートルくらい潜れるんだよ?今度いっしょに潜ってみない?もちろん潜水器具なんか無しで……」ニコ
提督「お、お前ら……いつから…」
呂500「うぅぅ……ぐすっ……ひっく…」
伊58「なんでこんなにひどいことするでち!」
伊8「そうだよ……ろーちゃん昨晩一生懸命作ってたんだよ…?」
伊168「さいてーだと思います」
提督「だ、だって……」
伊58「言い訳するんでちか?」
提督「そ、そうじゃない!」
伊8「じゃあどうして……」
提督「……だって!!もうゆーちゃんには会えなくなっちゃったんだよ!?ゆーちゃんはイベント報酬だから二隻目は手に入らないんだよ!!」
伊168「確かにろーちゃんはゆーちゃんではないけど……中身は同じなんだよ!」
提督「そんなの知らないよ!!もう……もう二度とゆーちゃんには会えなくなっちゃったんだ!!」
提督「この……この潜水艦のせいで!ゆーちゃんがいなくなった!!」
提督「こいつがゆーちゃんを殺したんだ!!」
呂500「…っ!」
ぱちんっ
提督「いっ…!」
伊58「…………」キッ
提督「ごーや……」ヒリヒリ
伊58「今なんて言ったでち……」
提督「……………」
伊58「今何て言ったでちか!!」
伊58「確かに外見も性格も変わったかもしれない……」
伊58「でも……ろーちゃんが提督を思う気持ちは全然変わってないでち!」
伊58「てーとくとゆーちゃんの関係はそんなものだったでちか?」
提督「……………」
伊58「見た目や喋り方でしか分かり合えないような……そんな対したこともない関係だったんでちか!!」
提督「あ……あ………」
―
――
―――
U511「ドイツ海軍所属、潜水艦U-511です。ユーとお呼びください。よろしくお願い致します……」
提督「ゆーちゃんか!…かわいいね!」
U511「かわ…いい……?」
提督「あ……そうか………ドイツ語だとなんていうのかな……」
U511『………?』
提督『まあいいや!これから宜しくね!』ナデナデ
U511『ん…』
U511『はい……よ、よろしく……おねがいします……///』
提督『ゆーちゃん……』
U511『おつかれ……さま………だいじょうぶ?』
提督『あ~大丈夫じゃないかも~』スッ
さわさわ
U511『…っ!』ピクッ
U511『……知ってる……それ、この艦隊の挨拶でしょ? …変わってるね』
提督『はぁぁ…ゆーちゃぁん……』ワキワキ
U511『んっ…/// 郷に入っては郷に従えって聞いたけど…まぁ、どうなのかなって…』
U511『うぅ…』ボロッ
提督『ゆ、ゆーちゃん!?大丈夫その怪我…!』アタフタ
U511『こ、このくらい……だいじょうぶ…だよ……』
提督『い、今ドック空いてるからすぐ入っちゃって!報告は後でいいから!』
U511『Danke……あ、じゃなくて……アリガトウ…あってる?』
提督『あってるよ!日本語も覚えきたね!よしよし』ナデナデ
U511『………////』
提督『ゆーちゃん!ついにlevel55だよ!頑張ったね!』
U511『これも……提督のおかげ…』
提督『そんなことないって!ゆーちゃんが頑張ったからだよ!』
U511『……そう…かな…///』
提督『じゃあ早速改装を頼もう!名前も変わるんだっけ?どうなるのかな~♪』
U511『……提督』
提督『ん?』
U511『もし……ゆーが呂500になっても……今まで通りでいてくれる…?』
提督『当たり前だろ!ゆーちゃんは名前が変わってもゆーちゃんだよ!』
U511『……Danke…』
―――
――
―
提督「あ………あ………あぁ……」
提督「俺は……なんてことを……」
伊58「…………」
提督「ゆーちゃんと約束したのに……おれは………」
提督「うぅぅ……ごめんよぉ……ごめんよぉ………」
伊58「やっと分かったでちか」
提督「うっく……ひっく……ゆーちゃん……ゆーちゃん……ぐすっ…」ポロポロ
伊58「てーとく、今はろーちゃんでち……ちゃんと謝って…仲直りするでち」
提督「ぐすん……う、うん……」
提督「ろーちゃん……」
呂500「………はい」
提督「ごめん……俺、余りにも変わりすぎちゃったから……びっくりしちゃって……」
提督「ゆーちゃんは……ろーちゃんなのに………おれ……酷いことして…」
呂500「……大丈夫です、提督」ダキッ
提督「あ……」
呂500「ろーちゃんは……気にしてなんて………その……ない……から…」ポロ
提督「…………」
呂500「ひっく……ひっく……ぐすっ……ていとくぅ……うぅぅ…」ポロポロ
提督「…………ろーちゃん」
呂500「うわぁぁぁぁん……ていとくぅぅ……寂しかったよぉ……うぅぅぅ…」ポロポロ
提督「………ごめんね」ギュゥゥ
呂500「うわぁぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁん…」ポロポロ
―――
――
―
提督「うぅぅ……だめだぁ………」
呂500「今日もお疲れ様です、提督」
提督「ろうちゃぁん…」ギュ
呂500「きゃっ…!」
提督「はぁぁ……ろうちゃん……」スリスリ
呂500「だ、だから……こういう事は……お仕事中はダメです!」グイッ
提督「うぅ……ろーちゃんが冷たいよぉ……」
呂500「…………」ウー
すっ
呂500「夜にはちゃんとしてあげますから…」ボソボソ
提督「え……?」
呂500「だ、だから……もう少し頑張ってください………」
提督「ろーちゃん……」
呂500「………///」
提督「うおぉおおおおおお!!頑張って終わらすぞぉおおお!!」カリカリカリカリ
呂500「も、もうっ……馬鹿なんだから…」
呂500(ホントに……バカなんだから………///)
おしまい
正直母港ボイス聞いて>>1が書きたかっただけなんです
一応なんとか終わらせました すみません色々
もう寝ます お休みなさい
因みにぼくはろーちゃんもゆーちゃんもどっちも好きです さようなら
このSSまとめへのコメント
ヴィジュアルのU ボイスの呂
だとおもってる。
外見でしかモノを判断できない、人間のグズ。
だが、最後にはわかったから、ましな方か……
>>1
逆やろ