某ゲームのパクリです
設定は無茶苦茶です
提督は悩んでいた
提督「本当に、どうしたものかな…」
ある日かかってきた電話、それが悩みの始まりだった
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長門『突然すまない提督、長門だ』
提督「え?長門さんですか?ご無沙汰しております」
長門『久しぶりだな……今大丈夫か?』
提督「はい大丈夫ですが……どうかされました?」
長門『……実は頼みがあってだな……提督の力を貸していただけないだろうか』
提督「私のですか?それはもちろん、自分にできることなら…」
長門『ありがとう……助かるよ』
提督「ですがその力というのは…?」
長門『……海に行って欲しいんだ』
提督「………はい?海……ですか?」
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昔の恩師からの突然の電話
それは突飛ながらも、とても興味深いものだった
『海に行って欲しい』
当然言葉通りの意味ではないが、比喩とういうわけでもなかった
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長門『実はあの海に浮かぶ島には私の友人の一人が努めている女学院があるんだ』
提督「はい」
長門『ただ、設立されてからまだ5年もたってない物だから、人手が足りないようなんだ』
長門『その上急な欠員まで出て大わらわだと泣きつかれてしまってな……ここまでいえば分かるだろ?』
長門『色々考えた結果、私としては提督を推したいと思ってる。もちろん、提督の了承を得てからだが』
長門『一度、考えてはくれないか?』
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提督「どうしよう……長門さんに認めてもらえたことは嬉しいけど」
提督「………本当は辞めるつもりだったんだけどな」
提督「もう荷物もまとめ終えて、一旦実家に帰るつもりだったんだけど……でもな…」
提督「やっぱり……まだ教師に未練が残っていて辞めたくなくないのかな……」
プルルルルルル
提督「…………」ピッ
提督「はい」
長門『長門だ、今大丈夫か?』
提督「大丈夫です」
長門『それは良かった、そろそろ返事をもらいたくてな……むこうの都合もあることだ』
提督「わかってはいるんですが……」
提督「…………」
提督「正直にいいます……私実は教師を辞めようかと思ってるんです」
提督「今の自分にはとても長門さんの期待には答えられない……何故なら…」
長門『提督……悪いが貴様が今いおうとしていること、実は知っているんだ』
提督「……え?」
長門『悪い……昔の知人でも近況を知っておきたいたちでな…』
長門『だからどうして辞めようと思ってるかも分かっているつもりだ』
提督「そ、そうなんですか?で、でも…それならどうしてこんな話を…?」
長門『提督をなんとかしたいと思ってな……教師の君なら分かるだろうこの気持ちが』
提督「…………」
長門『といっても、向こうが教師を必要としていることは事実だ』
長門『お節介だというのは分かっているが……もし、迷惑でないなら受けてくれないだろうか』
提督「長門さん………」
提督「……………」
提督「ボクにできるでしょうか?」
長門『今の提督だからこそ、私はできると思っている』
提督「……………」
提督「……長門さん」
長門「ん?」
提督「今回の話、お受けさ………いえ、是非お願いします」
提督「もう一度、私を教師にしてください」
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提督「おおー」
時代がかった西洋風の建物が広がり、タイル張りの路面、日本では味わえな……ヨーロッパのような光景がそこにあった
近代的な要素が全くないわけではないが、車などは走っていなかった
提督「さすが人気観光都市、すごい綺麗だな……電柱だらけの日本とは違う」
提督「写真では見たけど、やっぱ実際こう立って見ると違うもんだなぁ…」
提督「………いや、ホントにすごい…ちょっと見入っちゃうな…」
提督「…………って、こんなことしてる場合じゃない……俺は観光に来たんじゃないんだから…」
提督「…………」キョロキョロ
提督「あれ?まだいないのかな…」
提督(この島は初めて右も左もわからない俺を下宿先の人が迎えに来てもらえることになってたんだけど……)
提督「まあ、まだ時間はあるしね……」
>>+2「ごめんなさい、遅くなっちゃいました…」
漣「すみませんご主人様、遅くなってしまいました」
提督「…え?」
漣「?どうかしましたか、ご主人様?」
提督「いや……急にご主人様って言われたものだから…それに……」
提督(なんか偽装みたいなの付けてるし…)
漣「もしかしてご主人様、オタクですか?」
提督「いや!そういうわけじゃないんだけど……その格好はその…コスプレ?」
漣「まーコスプレといえばコスプレかもしれませんが……わたしはれっきとした艦娘なんですよ」
提督「艦娘…?」
提督(聞いたことはある……昔、深海棲艦とよばれる謎の生物が迫ってきた時代……突如現れた偽装をできる少女たち)
提督(でもそれも昔の話だ……まさかまだこうして居るとは…)
漣「さあ、こんなところで話してるのもなんなんで……いきましょ、ご主人様!」ギュ
提督「ええっと………そのご主人様っていうのは…」
漣「えぇ!?もしかして嫌でしたか!?」
提督「そ、そういうわけじゃないんだけど……」
漣「じゃあいいですね!行きましょ!」
提督「う、うん…」
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漣「ここがご主人様がこれから住む場所ですよ!」バーン
提督「へぇ………なんか食べ物屋さんに見えるけど…」
漣「その通り!二階と三階は宿になってますが、一階では飲食店を経営してるんです」
提督「なるほど、それはすごいね……それはええっと……その……君一人で?」
漣「あ!そう言えば自己紹介してませんでしたね!わたし、漣って言います…好きに呼んでもらっていいですよ」
提督「あ……じゃあ…漣さんで」
漣「はい!因みにここは私含めて四姉妹で経営してるんですよー」
提督「へぇ姉妹で…その子達も艦娘なの?」
漣「そうですよー、あ……みんな可愛い子達ばかりですけど……て出したりしたらぶっ飛ばしますよ♪」
提督「う、うん……流石に出さないよ…」
提督(なんか今すごい事言われたような……)
漣「まあそれはさておき……ささ、入ってくださいよ~」
提督「う、うん……じゃあ……」
がちゃ
提督「失礼します」
漣「みんなー帰ってきたよ~」
朧「おかえり漣……ご苦労さま」
漣「このお方が今日からの長期のお客様、提督さん!で、こっちは私の姉の朧だよ!」
朧「朧です、よろしくおねがいします」
提督「提督です……本日よりよろしくおねがいします」ペコ
提督(漣さんのお姉さんか……あんまり似てないな……)
朧「そんな敬語なんてやめてください……わたしたちのほうが年下なんですから」
提督「え……あ、うん………じゃあよろしく…」
朧「はい……それより提督って変わったお名前ですね…」
提督「あ、これは本名ではないんだ……本当の名前は…
漣「えーっ!本名じゃないんですか!?」
提督「う、うん……なんかずっと周りから提督とか司令官とか呼ばれてるから…」
朧「そうですか……でも確かに提督っぽいですね」
提督「そ、そうかな…」アハハ
朧「じゃあ私も提督って呼びますね…改めてよろしくおねがいします提督」
提督「う、うん……よろしく…」
朧「提督の荷物はもう部屋に運んでおいてありますので……後で確認しておいてください」
提督「ありがとう」
朧「それで…どうします?もう部屋に入るなら鍵を持ってきますが……」
提督「ううん、先に職場に挨拶しに行こうと思ってるんだよね」
漣「そう言えばご主人様って仕事何してるんですか?」
提督「ん?教師だよ、明日から横須賀鎮守府ってところで働かせてもらうことになってる」
漣「え?横須賀鎮守府?」
朧「私達が通ってる所ですね…」
提督「え?そうなの?」
漣「うんうん」
提督「そっか……受け持ったりするか分からないけど、今度よろしくね」
漣「こちらこそよろしくね、ご主人様!」
提督「その呼び方は変わらないんだね…」
朧「私もよろしくお願いします……提督先生」
提督「提督先生って……」
提督「……まあいいや、とりあえず学校に行ってきますね」
朧「分かりました……あ、道は分かりますか?なんなら漣を連れてってもいいですが…」
提督「大丈夫だよ、地図もあるし……漣さんの迷惑になっちゃうから」
朧「そうですか……では気をつけて」
漣「行ってらっしゃいませご主人様♪」
―――
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提督「えーっと……ここ、かな…?」
提督「でかいなぁ……」
提督「こんな広い敷地が全部学園のものなのか?てか、ここがほんとに学園なのか…」
>>+2「そうですよ、あなたの目の前の土地は全部横須賀鎮守府にあてがわれてるものですよ」
提督「すごいものですね、日本では考えられないくらい広いです」
>>+2「名前の通り元々ここは軍の鎮守府だったんです……そこを改造して建てたのでこの広さになったんですよ」
提督「へぇ……ってあれ……?」クルッ
>>+2「あなたが提督さんですね……はじめまして」
駆逐以外で
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