くそうんこヤローっ!!!!!(23)
鼻くそうんこしね
ヤサグレ女「くそうんこヤローっ!!!!!」
ヤサグレ女「鼻くそうんこしね!くそ○○○やろー!くそ!くそう・・・・・・」シクシク
後輩「センパイ、また振られたんスか?」ハァー
ヤサグレ女「うるへー!ちくしょう!てめぇなんかフリーター野郎じゃねえか!くそバカ!」
後輩「だから、もう就職決まりましたって。昨日言ったじゃないスか」
ヤサグレ女「嘘つけ!どうせコネ使ったんだろ!・・・・・・おめでとう」
後輩「ありがとうございます」
ヤサグレ女「なあ」
後輩「ダメです」
ヤサグレ女「いいじゃん!酒くれよぅ!フラレ酒に付き合ってくれよぅ!」
後輩「あの、いきなり人のマンションまで押しかけてきて、喚き散らしたあげく」
「酒くれ、はないでしょ酒くれは」
ヤサグレ女「お酒くださぁい」ドゲザー
後輩「こんな速さでプライドを捨てる人初めて見ました・・・・・・。」
「まったく、缶ビールでいいですか?」
ヤサグレ女「うんうん!缶ビール、イェーイ!」キャッホー
後輩「声のボリューム下げてくださいよ・・・・・・。おつまみ、ピーナッツしかないですけど」
「いいですか?」
ヤサグレ女「あ」ガサゴソ
「おつまみならスーパーでお惣菜の残りもの色々漁ってきた!」ジャーン!
後輩「そりゃどうも。・・・・・・どうあっても飲むつもりだったんスね」
ヤサグレ女「にひひひ」ヘラヘラ
後輩「ヘラヘラしちゃってまぁ」
ヤサグレ女「さ、ビールで乾杯だ!お惣菜がおつまみだ!」ヤンヤヤンヤ
後輩「声のボリューム・・・・・・。まぁいいです。お隣さんこの前引っ越しましたから」
ヤサグレ女「あぁ、この前怒鳴り込んできたおばさん?」
後輩「そうですよ!あの時は後で菓子折り持って謝りにいったんスよ!」
ヤサグレ女「いやぁ、面目ない」ヘラヘラ
「まぁ、とにかく乾杯だ!」プシュ
後輩「はいはい」プシュ
ヤサ・後輩「「かんぱーい!」」
ングングングプハァー
ヤサグレ女「あ~最高~。・・・・・・それでぇ?」
ングング
後輩「それで、とは?」
ヤサグレ女「そのおばさんよ。何で引っ越したの?」
後輩「なんか、旦那さんと復縁するとか何とか・・・・・・。引越しの時ダンナさんみましたよ」
「結構かっこよかったなぁ。まだ、30台前半位で、背が高くて・・・・・・」
ヤサグレ女「へぇー。そんでそんで」
後輩「おばさんとは結構歳離れてたから、不思議でした。」
「ああいう夫婦もいるんだなぁ、と」
ヤサグレ女「いやそれより、ダンナさんはどんなだったの?」
後輩「センパイ・・・・・・。振られたばっかでしょ?」
ヤサグレ女「いいじゃない。もののついでよ」
後輩「うーん、短髪で、うっすらヒゲをはやしてて。おばさんが名前をよんでて」
「たしか・・・・・・」
ヤサグレ女「ケンジ?」
後輩「あぁー!そうですそうです!・・・・・・ってお知り合いですか?」
ヤサグレ女「あのくそうんこやろう・・・・・・」
後輩「え、今回の相手ってまさか」
ヤサグレ「そうだよ!そのケンジだよ!あのやろうあのばばぁと復縁するために」
「私をフリやがったんだ!あんなばばぁに・・・・・・くやし~!」ガジガジ
後輩「ソファかまないでくださいよ。まぁそういうこともありますって」
「あのおばさん、お金もってそうでしたし」
ヤサグレ女「金ぇ?ハッ資本主義の豚が。何が僕は愛に生きたいんだ、よ」
「なにが僕は君以外みえない、よ!」
後輩「今時そんな殺し文句でどうこうされるのってセンパイ位っスよ」
ヤサグレ女「うるへーうるへー!」グビグビグビグビ
「あぁ、ちくしょー!まだチューもしてなかったのに!」プハァー
後輩「え?」
ヤサグレ女「え?」
後輩「いや、チューはしてるでしょ。付き合ってたんですよね」
ヤサグレ女「え?普通文通からでしょ?」
後輩「は?何かのジョークですか?」
ヤサグレ女「そっちこそ、からかってるの?」
後輩「おかしいな・・・・・・。ここはどこの国なんだろう?センパイここって日本ですよね」
ヤサグレ女「もちろん。変な事いわないでよ」
後輩「じゃあ夢なのかな?むぐっ」ギュー
ヤサグレ女「なにほっぺたつねってるの?もう酔ったの?」
後輩「こっちのセリフですよ!まさか、自分が処女なんていわないでしょうね」
ヤサグレ女「しょ、しょ、しょ・・・・・・///い、いきなり何?ダメよそんなこといっちゃあ」テレテレ
後輩「なんてことだ・・・・・・」
ヤサグレ女「もう、さっきから何?変な事いわないでよ」
後輩「センパイって高校って女子高でした?」
ヤサグレ女「え、行ってないけど」
後輩「え、不登校って事ですか?」
ヤサグレ女「ううん、入学してない」
後輩「え、じゃあ大学はどうしたんですか?」
ヤサグレ女「大検。別に普通でしょ?」
後輩「・・・・・・中学は?」
ヤサグレ女「フリースクール。小学校も」
後輩「・・・・・・何かいじめとかそういうのですか?」
ヤサグレ女「いじめ?ううん、父さんがそうしろっていうから」
後輩「え」
ヤサグレ女「え」
後輩「なんですか?それ」
ヤサグレ女「家庭の教育の方針?」
後輩「いや、どうかんがえても・・・・・・。ていうか、俺男なんですけど」
ヤサグレ女「だから?」
後輩「家とかあがると、まずいんじゃあ」
ヤサグレ女「なんで?」
後輩「なんで、ってチューとかしちゃいますよ」
ヤサグレ女「え?私の事好きなの?」
後輩「あ、いやその」
ヤサグレ女「チューしたいんでしょう?だったら好きなんじゃないの?」
後輩「いや、好きではあるんですが・・・・・・」
ヤサグレ女「え・・・・・・///」
後輩「あ、いやその」
後輩「あ、いやその」
ヤサグレ女「私達、出会ってからもう三年ね」
後輩「はぁまぁ・・・・・・///」
ヤサグレ女「いっぱい喋ったし、文通もしたわ」
後輩(そういえば、変な手紙送ってきてたな)
「はぁ」
ヤサグレ女「しかも、あなたはチューしたくて、私もチューしたい・・・・・・///」
後輩「あ、いや、まぁはぁ」
ヤサグレ女「よし、結婚しましょう!」
後輩「え、はい。え?」
ヤサグレ女「よーし」ピポパ
後輩「え?あ、ちょっと」
ヤサグレ女「あ、おとーさん。後輩君と結婚しました。」
「はい、幸せに暮らします。また遊びにいきます。はーい。」ピッ
後輩「え?」
ヤサグレ女「さ、結婚しましたし、チューしたり子供作ったりして遊びましょう」
「あした、婚姻届出しにいきましょうね」
後輩「え?ちょ、ちょっと」
ヤサグレ女「?どうしたの?あなた///」
後輩「あの、かるすぎない?冗談だよね?付き合うならまだしも、順序が・・・・・・」
ヤサグレ女「お互いよく知った間柄でしょ?何をとまどうの?」
後輩「いや、そうだけど、結婚とかはもっと慎重に」
ヤサグレ女「結婚なんて、大したことじゃないわ。」
「それより、ベッドにいきましょ?」ぎゅ
後輩「あ、ちょ、ちょっとまった!」
ヤサグレ女「なぁに。あなた///」
後輩(か、かわいい///)
「あ、いや処女なんだろ?その男の事なんにも知らないのに、結婚とかホントにいいの?」
ヤサグレ女「?あなたの事なら、結構知ってるけど・・・・・・」
後輩「まぁ、うん。でも、もしかしたら凄い変態かもしれないよ?」
ヤサグレ女「え?変態なの?スカトロなの?その、初めはソフトなのがいいなぁ・・・・・・」
後輩「いや!変態ではないけど・・・・・・。その凄いマザコンかもしれないよ」
ヤサグレ女「お母さんより、私の事好きになって。ダメ?」
後輩「・・・・・・あれぇ?」
ヤサグレ女「大丈夫!初めての夫婦には色々試練がつきものよ!」
「でも一人一人、お互いを思いやっていけばきっとうまくいくわ!」
後輩「うぅん?いや、うーんでも。」
ヤサグレ女「とりあえず、チューして、子供作ったりして。それから将来のこと」
「考えましょ?」
後輩「えぇ?いや、でも・・・・・・」
ヤサグレ女「ささ、いきましょいきましょ」グイッ
後輩「あ、ちょっとうわ!」
ベッド
「うわ、あ、ちょっと・・・・・・」
「ウフフ」
「あ、あ、あ、あ、あ」
「いれるわよ、あ、いたたた」
「だ、大丈夫・・・・・・?」
「はいったわ。さ、後は好きにして・・・・・・?」
「あ、あぁ・・・・・・」ゴクリ
一ヵ月後
夫「そういうわけで、僕たち結婚しました」
妻「二人で暮らしてます」
母父「「え?」」
おわり
なにこれ。小子化は文明病とかそういう話?
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