あかり「わたし、星宮センパイの役に立ちたい!!」(123)

※アイカツssです

-第1話 崖登りはアイカツの命!-

あかり「うぐぐ・・・アイ・・・カーツ!!」グギギ

あおい「あかりちゃんたち、頑張ってるわね」

いちご「うん!」

あおい「崖登りといえばアイカツ!アイカツといえば崖登り!崖登りはアイドルの基本!」

いちご「うんうん!」

ひなき「ねー、ひなもう疲れたよー」

スミレ「あかりちゃん、今日はもうこれくらいにしておこう?」

あかり「うん、そうだね!今日はここでビバークしよう!」

スミレ「じゃあ、ポータレッジの準備するね」

あかり「うん、ありがとうスミレちゃん!」

http://i.imgur.com/JFqIBR6.jpg ※ポータレッジ参考図

ひなき「ねー、ひなもう疲れたよー」

スミレ「あかりちゃん、今日はもうこれくらいにしておこう?」

あかり「うん、そうだね!今日はここでビバークしよう!」

スミレ「じゃあ、ポータレッジの準備するね」

あかり「うん、ありがとうスミレちゃん!」

http://i.imgur.com/JFqIBR6.jpg ※ポータレッジ参考図

>>3-4
ごめーんかぶった

・・・

あかり「わー、すごい星空!!」

スミレ「きれい・・・」

ひなき「下もすごいよー・・・ずいぶん登ってきたね」

あかり「センパイたち、もう全然見えないね」

スミレ「でも・・・なんでこんな高い崖を上ろうと思ったの?」

あかり「わたしね・・・どうしたら星宮センパイの役に立てるかずっと考えてんだ」

ひなき「星宮先輩の?」

あかり「うん。それでね、前に霧矢センパイにその事について相談したら、わたしがアイドルとして活躍することが、星宮センパイにとっても一番うれしいことなんじゃないかって!」

スミレ「そっか。あかりちゃんは、星宮センパイのことが本当に大好きなんだね」

あかり「うん!」

ひなき「・・・でもこれって、わりと命がけだよね。今だってテントかなり揺れてるし」グラグラ

あかり「あのね、アイドルにとって崖を登ることとアイドルとしての道を究めることは同じなんだって!」

スミレ「そうなんだ」

あかり「うん!どんなに厳しくても、一歩一歩目標に近づいていくことが大事だって、センパイ達言ってたもん!」

ひなき「スターライト学園って、こういうところがちょっと昔のスポ魂マンガみたいなノリだよね」

スミレ「そろそろ寝よう?」

あかり「あ、わたし一番奥で寝てもいい?」

ひなき「どうして?」

あかり「わたし、寝相が悪いんだー。寝返りうったらテントから落ちちゃうかもしれないし!」

スミレ「大丈夫。わたしがちゃんと落ちないように掴まえておいてあげるから」

あかり『ありがとうスミレちゃん!!』

ひなき『えーあかりちゃんばっかりずるーい、ひなもひなもー!』

あかり『それじゃあ、3人で掴まり合って寝よっか!』

ひなき『うんっ!』

スミレ『うふふ』

あおい「・・・穏やかじゃないわね」←盗聴中

翌日・・・。

あかり「みんな!もう少しで頂上だよ!!」

ひなき「本当!?ぐぬぬ・・・アイ、カーツ!!」

スミレ「・・・あかりちゃん、あれ!」

あかり「えっ?あれは・・・星宮センパイ!?」

いちご「あかりちゃん!よくがんばったね!!」

あかり「星宮センパイ!!」

スミレ「どうして、ここに?」

いちご「崖を登りきったみんなを迎えてあげたくって!」

あかり「センパイ・・・」ウルウル

いちご「みんな、お腹空いてるでしょ?これ食べて!」

あかり「リンゴだ!」

スミレ「ありがとうございます」

ひなき「じゃあ早速いただきまー・・・」

いちご「あっ、ちょっとまって!」

3人「?」

いちご「みんな、ちょっとそのリンゴ握りしめてみて?」

あかり「えっ?こ、こうですk」ボグシャ

スミレ「」グシャラッ

ひなき「」ブシャーッ

いちご「うんうん、3人とも特訓の成果があったみたい!!」

3人「」

いちご「芸能人は握力が命!」

ひなき(えっ、それってカードじゃ・・・)

いちご「みんなも一度掴んだチャンスはゼッタイ手離しちゃダメだよ!!」

あかり「・・・は、はいっセンパイ!!」

スミレ(一度掴んだチャンスは・・・離さない・・・)ガシッ

ひなき「ス、スミレちゃん、なんであかりちゃんの服の裾掴んでるの?」

-第1話 おわり-

【今週のアイカツ格言】
「芸能人は握力が命!」

-第2話 秘密の依頼-

あおい「それじゃあ、任せたわよ!あかりちゃん!!」

あかり「はい!頑張ります!!」

・・・

スミレ「あれ?あかりちゃん、もう戻ってたんだ」

あかり「へっ?あ、ああぁ・・・うん!!」

スミレ「どうしたの?」

あかり「ううん!なんでも!!」

スミレ「?」

あかり「そういえば、レッスンの調子はどう?」

スミレ「うん・・・ちょっとずつ自信がついてきたかな」

あかり「そっか!今度のオーディション、LoLi GoThiCの新作ドレスの発表会のやつだよね」

スミレ「そうだよ。合格すると、藤堂先輩と一緒にお仕事できるんだ」

あかり「そっか。じゃあいっぱい頑張らないとね!」

スミレ「うんっ」

あかり「あ、ところでスミレちゃん。肩凝ってない?」

スミレ「え?」

あかり「いやーレッスンで身体動かしてたと思うから・・・」

スミレ「大丈夫だよ。あかりちゃんこそ疲れてない?」

あかり「いやーわたしは大丈夫あははは・・・」

・・・

あかり「はぁ。わたし、ドライヤーしてもすぐに髪の毛はねちゃうんだよね」ピョイーン

スミレ「わたし、あかりちゃんの髪好きだよ」

あかり「ありがとう!・・・わたしもスミレちゃんの髪好きだよ!

スミレ「ふふ、ありがとう」

あかり「・・・ちょっと触ってみてもいい?」

スミレ「うん、いいよ」

あかり「へへー、それじゃ、おじゃまします・・・わーすっごいサラサラ!いいなぁー」

スミレ「えへへ」

あかり「それに・・・いい匂い・・・」クンカクンカ

スミレ「ちょっと、恥ずかしいよ・・・」

あかり「ちょ、ちょっと待ってねーそのままそのまま・・・」ガサゴソ

スミレ「?」

あかり「・・・よし」

スミレ「何したの?」

あかり「ううん、何でも!・・・それじゃ、もう寝よっか!」

スミレ「うん、じゃあ灯り消すね」

あかり「あ、待って!!」

スミレ「?」

あかり「じ、実は今日ちょっと怖い話を聞いちゃって・・・できれば明るいままにしておいてもらっても、いいかな?」

・・・

あかり『ス、スミレちゃんの寝顔+etc(意味深)ですか?』

あおい『そう!同室のあなたじゃないと、お願いできないのよ!この通り!!』

あかり『で、でも・・・そんなのばれたらスミレちゃん怒るんじゃ・・・』

あおい『大丈夫!わたし達だけの秘密にしておけば誰も傷つかないわ!!』

あかり(そういう問題なのかなぁ・・・)

あおい『もちろん、無料でとは言わないわ。・・・これを』スッ

あかり『こっ、これは・・・!星宮センパイのっ・・・』ゴクリ

あおい『前金よ。やってくれるわね?あかりちゃん・・・』

あかり『はいっ!!』

あおい『よろしい!』

・・・

あかり(例のハロウィンの一件以来、霧矢センパイはスミレちゃんに心奪われてるんだろうなぁ)

あかり(わたしにスミレちゃんの寝顔の写真を撮ってきてだなんて、霧矢センパイが言うところの穏やかじゃないよー)

あかり(でも・・・わたしも星宮センパイのお宝グッズが欲しいし・・・頑張るしか!)

スミレ「怖い話?」

あかり「う、うん!クラスメイトの友達が話してるのをたまたま聞いちゃって・・・だから、お願い!」

あかり(寝ている時にフラッシュをつけたら起きちゃうかもしれないし、明るくしておかないと写真撮れないもんね。ごめんねスミレちゃん・・・)

スミレ「それなら・・・一緒に寝ようか?」

あかり「えっ」

スミレ「近くに誰かいたほうが安心すると思うよ」

あかり「あ、あぁーそうだね!!じゃあ、そうしよっかな・・・あは、は・・・」

あかり「・・・」

あかり(どうしてこうなった)

スミレ「それじゃあ、おやすみ」

あかり「う、うん。おやすみ・・・」

スミレ「・・・」

あかり「・・・」

スミレ「眠れないの?」

あかり「ひぇ!?あ、いやー、あはは・・・」

スミレ「眠れないときの、おまじない」ギュッ

あかり「」

スミレ「ねーむれー、ねーむれー♪」

あかり(oh...)

翌日・・・

あかり「すみません霧矢センパイ・・・やっぱりわたしには無理でしたぁ・・・」

あおい「いいのよ、気にしないで」

あかり「うぅー、これ・・・星宮センパイのお宝グッズ、お返しします・・・」

あおい「いいわ、それはとっておいて」

あかり「でも・・・」

あおい「完全に失敗ってわけじゃないしね。・・・スミレちゃんの子守歌、穏やかじゃない!!」

あかり「え、ちょ・・・なんでそれ知ってるんですか」

あおい「二人の秘密だって・・・バキューン♪」

あかり「イ、イケナイ警視総監だー!本当にイケナイことしてる警視総監だー!!おまわりさんこっちです!!」

-第2話 おわり-

【今週のアイカツ格言】

「秘してこそ花!」

-第3話 幻のリトルシスター!?-

別府「ついに思い出したぜイェア!!」ビシッ

あかり「わ、いきなりどうしたんですか?ジョニー先生」

別府「オゥ、ソーリー!前からあかりハニーが誰かに似てる気がしてたんだが、それが誰なのか今思い出したのさ!」

あかり「わ、わたしが?」

ひなき「へー、誰なんですか!?」

別府「それはズバリ・・・スター宮のリトルシスターさ!!」

あかり「星宮センパイの・・・妹!?」

・・・

ひなき「星宮先輩に妹がいるって、あかりちゃん知ってた?」

あかり「ううん、全然!」

ひなき「だよねー」

スミレ「どんな子なんだろうね?」

あかり「うーん、星宮センパイの妹さんなら、きっととってもカワイイ子だと思う!」

ひなき「ですなー」

スミレ「その子に似てるってことは、あかりちゃんもカワイイってことだね」

あかり「えっ!?あ、えへへ・・・」テレテレ

ひなき「今度先輩に会ったら聞いてみなよー」

あかり「うん!」

・・・

らいち「やったー!スターライト学園の取材許可がおりたぞー!!」

ノエル「よかったね、らいち君!」

らいち「うん!今度のアイカツ新聞は特大号だ!学園に行くのは久しぶりだなー!」

ノエル「らいち君行ったことあるの?」

らいち「うん、小学生の頃にね」

ノエル「ふーん、そうなんだ・・・でも、スターライト学園って女子校でしょ?男の子でも、入れてくれたの?」

らいち「えっと・・・お姉ちゃんの伝手で!!」

ノエル「へぇー、そうなんだ!」

・・・

あおい「え?いちごの妹?」

あかり「はい!ジョニー先生が、わたしがその子に似てるって!」

あおい「妹って・・・ふふ、なるほどね。確かに前に学園まで来たときの雰囲気に似てなくもないかも」

あかり「本当ですか?」

あおい「ええ、本当よ」

あかり「それで、どんな子なんですか?星宮センパイの妹さんって!」

あおい「知りたい?」

あかり「はいっ!!」

あおい「でも、無料じゃ教えられないなー」

あかり「これでどうかひとつ・・・」スッ

あおい「oh...こ、これは穏やかじゃないわね」ドキドキ

あかり「苦労したんですよぉ、スミレちゃんには絶対言わないでくださいね!!」

あおい「も、もちろん!あっ、いちごの妹・・・なら今度取材でウチに来ることになってるらしいわ」

あかり「え!そうなんですか!?」

あおい「ええ。よかったら私から、あかりちゃんたちを紹介しておくけど」

あかり「さすが霧矢センパイ!よろしくお願いします!!」

・・・

スミレ「取材?」

あかり「うん!センパイの妹さん、プライベートでアイドルの話題を集めた新聞を作ってるんだって」

スミレ「そうなんだ」

あかり「霧矢センパイの紹介で、今度わたし達のところにも取材に来ることになったんだよ!」

スミレ「取材か・・・緊張するな」

あかり「大丈夫だよ!話を聞いたらわたし達と同じくらいの歳らしいし、それに向こうも女の子だもん」

スミレ「そっか、そうだよね」

あかり「そうだよ!!」

スミレ「・・・楽しみだね。妹さんに会うの」

あかり「うん!」

・・・

らいち(あぁー、明日はいよいよスターライト学園に取材に行く日だー)

らいち(あおい姐さん元気かなー・・・そういえば今回紹介してもらった大空あかりちゃんっていったら、期待の新人アイドルじゃないか!!)

らいち(これは失敗できないぞー!僕がちゃんと取材しないと!!責任重大だよー!!)

らいち(・・・ていうか、もう寝よう)

翌日。

らいち「初めまして!星宮らいちです!!」

ノエル「音城ノエルです!!」

あかり「」

スミレ「」

ひなき「新条ひなきでーす・・・って、アレ?2人とも苗字逆じゃない?」

らいち&ノエル「えっ?」

ひなき「いや、今日は星宮先輩の妹さんが来るって聞いてたから・・・こっちの子が星宮さんなのかなーと思って」

らいち「あ、ノエルちゃんのお姉さんはドリアカの音城セイラちゃんなんですよ!」

ひなき「えっ、そうなの!?音城って言ってたからもしかしてとは思ったけど・・・すごいですなー、2wingsの妹さんと弟さんがクラスメイト同市とは!」

ノエル「あはは」

>>47
同市→同士

あかり(えっ・・・アレ?話が違いますよ霧矢センパイ!!)

スミレ(男の人だ・・・緊張する・・・)ビクビク

ノエル「ところで、なんでらいち君がいちごちゃんの妹なんて話になったんだろうね?」

らいち「うぐ、それは・・・ま、まぁいいじゃない!それより取材取材!!」

ノエル「?」

・・・

らいち「今日は皆さん、どうもありがとうございました!」

ノエル「ありがとうございました」

ひなき「いやー、こっちこそお姉さん達の話が聞けて楽しかったよ!」

あかり「うんうん!アイドルになる前の星宮センパイの話とか!わたし、ますますセンパイのことが好きになったかも!!」

スミレ「音城セイラちゃん・・・会ってみたいな」

らいち「これからも皆さんのこと応援してます!」

あかり「うん!ありがとう!!」

ひなき「ちゃんといい記事にしてね!」

らいち「もちろんです!」

ノエル「それじゃあ、そろそろ失礼しますね」

涼川「ん・・・あれ?お前、確か・・・」

ひなき「あ、掃除のお兄さん」

らいち「あっ・・・あ、あの時はどうも・・・」

涼川「・・・へぇ、今度はちゃんと男物の服着てるんだな」

らいち以外「!?」

らいち「」

・・・

あかり「どうやら、前に女装して学園に来たらいち君のことをジョニー先生は妹さんと勘違いしてたみたいだね」

スミレ「なんだかちょっと怖いね」

あかり「でも、すごい行動力だと思う!それに星宮センパイの弟さんだけあって雰囲気も似てたし!!」

スミレ「それはそうだけど・・・」

あかり「霧矢センパイに頼んだら、その時の写真とか持ってないかなぁ?」

・・・

ノエル「らいち君・・・」

らいち「あ、あの・・・違うんだよノエルちゃんこれは・・・」

ノエル「・・・」ガッシ

らいち「ひっ!」ビクッ

ノエル「早く言ってよね・・・」

らいち「えっ」

ノエル「大丈夫、うちにあるお姉ちゃんの服なら・・・サイズ合うと思うから」

らいち「ちょっと何言って」

ノエル「わたしも会ってみたいな・・・いちごちゃんの『妹』ちゃん・・・!」グググ

らいち「」

-第3話 おわり-

【今週のアイカツ格言】

「虎穴に入らずんば虎子を得ず!」

※比較用画像
http://i.imgur.com/2f0hQfb.jpg らいちきゅん
http://i.imgur.com/lwNlBa4.jpg あかりちゃん

-番外編-

スミレ「あかりちゃん。この中から一つアルファベットを選んで?」

あかり「え?どうしたの」

スミレ「アルファベット占い。選んだ文字で今日の運勢を占うの!」ゲマトリアー

あかり「へぇ~・・・じゃあ『Y』で!!」

スミレ「えーと、あかりちゃんの今日の運勢は・・・うん、とってもいいことがあるって!」

あかり「本当?やったぁ!」

スミレ「でも、どうしてYを選んだの?」

あかり「えーと、なんでだろう・・・なんだかそこに、星宮センパイがいる気がして・・・」

スミレ「?」

Y <フフッヒ!

-番外編 おわり-

-第4話 豆まきパーティナイト☆-

あかり「もうすぐ節分だねー」

スミレ「今年は高等部の先輩たちが鬼に仮装して来るらしいよ」

ひなき「先輩に鬼はそとしちゃっていいのかなぁ?」

あかり「うぅー、星宮センパイが鬼だったら、わたし豆投げられないかも・・・」

珠璃「何話してるの?」

あかり「あ、珠璃ちゃん。もうすぐ節分だねって、話してたんだよ」

珠璃「節分かぁ」

あかり「珠璃ちゃんは節分って好き?」

珠璃「クラロ!つまり、もちろん!!」

ひなき「珠璃は昔から豆を投げまくってたし食べまくってたよね」

あかり「そういえば、珠璃ちゃんのお父さんの故郷じゃ豆じゃなくてトマトを投げるんだよね?」

珠璃「トマティーナのこと?うん、街中トマトで真っ赤になるんだよ!!」※トマト投げ祭り

スミレ「前にテレビで見たことあるけど、ちょっともったいないよね」

珠璃「お祭りだから!」

ひなき「でも、あんな小さな豆だって当たったら結構痛いよ?トマトなんてぶつけられたら、もっと痛そう」

珠璃「だから、投げる前にちょっと潰しておくんだよ」

ひなき「それって根本解決になってないような・・・」

あかり「お祭りが終わった後、お掃除は誰がやるの?」

珠璃「街が中心になってやるんだって」

ひなき「そうなんだ。ていうか、学園内で豆を撒いたら掃除のお兄さん大変そうだねー」

・・・

別府「ハニー達!今日は節分だぜイェア!!」

あかり「わー、先輩たちみんな仮装してるね」

別府「今日は高等部の先輩ハニーたちが君達のために鬼に扮してくれた!!」

ひなき「あ、あれ星宮先輩じゃない?」

あかり「あ、本当だ!!」

いちご「ふふ、みんな楽しそう!」

蘭「ていうか、私達が鬼に扮する必要あるのか?」

いちご「鬼の格好似合ってるよ!蘭!」

蘭「どういう意味だ?」ビキビキ

別府「今夜たくさんの鬼を退治できたハニーには、今年の福ガールとして特別な衣装とステージを用意したぜイェア!!」

ひなき「へー、こりゃ気合が入りますなぁ!!」

あかり「うん、頑張ろう!!」

別府「それじゃあ、そろそろスタートの時間だ。先輩ハニーたちは豆をぶつけられないよう、頑張って逃げてくれよ!!それではスターートゥ!!!」

<オニハーーソトーーーー!!

別府「アウチ!!こっちまで流れ弾が飛んでくるぜ・・・」ビシッビシッ

あかり「珠璃ちゃん、あそこに誰かいる!」

珠璃「鬼はーそとー!」

<チョット、コノユリカサマニマメヲナゲツケルナンテ…チヲスウワヨ!!

スミレ「あ・・・あれ藤堂先輩だ・・・」

ひなき「吸血『鬼』だもんね・・・」

おとめ「お豆さんらぶゆーなのですー」ポリポリ

ひなき「有栖川先輩、鬼なのに豆食べちゃってるし」

珠璃「鬼はァ外ッ!!」ブォン

蘭「甘いッ!」カキーン

スミレ「紫吹先輩すごい・・・金棒で豆を打ち返してる」

あおい「ふっふっふー、スキあり!!」

スミレ「えっ?きゃっ!」

あおい「スミレちゃんのお宝写真ゲット!!」

スミレ「あ、青鬼・・・?」

ひなき「スミレちゃん!豆投げて豆!!」

スミレ「えっ・・・あ、あの・・・」オドオド

あおい「」←仁王立ち

ひなき「なんでそんなに受け入れ態勢バッチリなんですか」

スミレ「お、鬼はー・・・外ー」パラパラ

ひなき(投げ方が優しすぎる・・・)

あおい「穏やか・・・」ウットリ

あかり「星宮センパイっ!!」

いちご「きたね、あかりちゃん!!」

あかり「尊敬するセンパイは・・・私が鬼はそとしてみせますっ!!」

いちご「負けないよ!あかりちゃん!!」

あかり「えーいっ!鬼はー外ー!!」

いちご「とりゃー!!」パシパシッ

あかり「ま、豆をキャッチされた!!」

いちご「これくらいじゃやられないよ!!このために今日はきなこもち10個も食べてきたんだから!!」フンス

あかり「えぇー・・・」

あかり(でも・・・どうしよう。このままじゃ星宮センパイに豆が当てられない・・・)

あかり(どうにかして豆をキャッチできないようにしないと・・・)

あかり(そういえば、きなこもちって・・・きなこ・・・これだ!!)

あかり「星宮センパイ、覚悟っ!!」バキバキ

いちご「ああっ!あかりちゃんの手に握られた炒り大豆が一瞬できなこ状態に!!」※崖登りの成果です

あかり「鬼はー外ー!!」モササー

いちご「えっふえっふ!!き、きなこが変なところに!!ま、まいりましたー!!」

あかり「やったー!!」

<ゲッフゲフッ!!ダ、ダレダーキナコマイタノ!?

<エホッエホッ!ケムイ!キナコガケムイ!!

※その後、なんやかんやあってあかりちゃんはDreamy Crownの新作ドレスを着てDu-Du-Wa DO IT!!を歌いました。

蘭「紅林、ちょっといいか」

珠璃「紫吹先輩?」

蘭「これ、恵方巻き作ったんだ。よかったら食べな」

珠璃「グラシアス!つまり、ありがとう!!」

蘭「お前、中々見どころがあるな。これからも期待してる」

珠璃「はい!」

・・・

織姫「生徒たち、楽しんでくれたようね」

別府「ええ。豆まきパーティナイトは大成功ですね・・・ところで、学園マザー」

織姫「何かしら?」

別府「豆、食べないんですか?」

織姫「・・・」

-第4話 おわり-

【今週のアイカツ格言】

「今年の恵方は西南西!」

きょうはここまで
多分続きます。

あぁ^~、みやびちゃんかわEんじゃぁ~
出せよ、絶対だ!!

>>84
わかる
らぶゆーなのですで変な声でて、ひなきの鼻メガネみたあと笑いながら言った「何なのだそれは」で完全に死にました本当にありがとうございます

-第5話 自分色アイドル!-

あかり「そういえば、京都ってどんなところなの?みやびちゃん」

みやび「そうだなぁ・・・」

ひなき「京都の人って、お客さんが来るとぶぶ漬けっていうの勧めてくれるんでしょ?」

みやび「それは客人に帰って欲しいことをやんわり伝えるときに使う言葉だ」

ひなき「っていうか、ぶぶ漬けってどんなお漬物?」

あかり「ぶたとか入ってそうだよね!」

ひなき「ぶーぶー漬け?」

みやび「ぶぶ漬けというのは、ご飯にお茶をかけたものだ」

ひなき「あー、お茶漬けのことかぁ!」

あかり「わたし、お茶漬け好きだよ!!」

ひなき「渋いねあかりちゃん」

あかり「お漬物と一緒に食べると美味しいよー」

<ガシッ

あかり「へっ?」

みやび「よく・・・分かっているではないか・・・」ゴゴゴ

あかり「みやびちゃんなんか怖いよ・・・?」ビクビク

ひなき「み、みやびちゃんあかりちゃんに乱暴しないで・・・」ブルブル

・・・

ひなき「へー、みやびちゃんお漬物好きなんだ・・・渋いですなぁ」

あかり「しば漬けって、京都のお漬物だったんだ!」

みやび「ああ。千枚漬け、すぐき、しば漬けは京都の三大漬物と言われている」

ひなき「そーなんだ・・・しば漬けって、あの梅干しみたいに酸っぱい奴だよね?」

みやび「本来の製法では酢ではなく漬物についた乳酸菌で酸味を生み出すのだが」

ひなき「詳しすぎるでしょ」

あかり「みやびちゃん、本当にお漬物が好きなんだね!お漬物に詳しいアイドル、これはすごい個性かも!!」

みやび「そ、そうか?」テレテレ

ひなき(たしかにすごい個性だけども・・・)

スミレ「何の話してるの?」

ひなき「あ、スミレちゃん」

あかり「スミレちゃん!みやびちゃんってね、すごくお漬物に詳しいんだよ!」

スミレ「そ、そうなんだ」

ひなき「お漬物の他に何か好きなものとかないの?」

みやび「あとはそうだな・・・抹茶のスイーツとか好き、だな」

ひなき「おー、まさに大和撫子!って感じですなー」

スミレ「京都といえば、宇治のお茶が有名だもんね」

みやび「ああ」

あかり「そういえばスミレちゃんもお茶には詳しよね」

スミレ「いつか私も行ってみたいな、京都」

みやび「その時はぜひ案内させてほしい」

スミレ「うん」

あかり「・・・あ、そういえば昨日ユウちゃんから新しいメールが来てたよー」

ひなき「えー見せて見せてー」

あかり「うん、待ってね!」

--

> こっちにきてもう1週間!いっぱい友達ができたよ!

> どう?カッコよく撮れてる?

--

ひなき「おー、写真までついてる・・・なにこれーすごーい!お侍さん?」

あかり「ねー!カッコイイよねー」

スミレ「髪型もショートカットだし、男の子の衣装も似合ってるね」

みやび「まさに男装の麗人・・・といったところか」ホヘー

ひなき「・・・ねぇ、やっぱりみやびちゃんもウチの制服着てみようよー!!」

みやび「えっ!?で、でもスカートが・・・短いでは・・・」

ひなき「女の子だけだしへーきだよー!みやびちゃんなら絶対似合うぜ!!」

あかり「そうだよ!わたしもみやびちゃんがスターライト学園の制服着てるとこ、一度見てみたい!!」

みやび「し、しかし・・・」

スミレ「そうだ。もしよかったら、私達の部屋に来てもらったらどうかな?」

みやび「な、何を」

あかり「それだスミレちゃん!それがいいよ!!」

ひなき「よーし、そうと決まれば早速れっつごー!」グイグイ

みやび「ちょっと!やめないか!!うわっ!?」

スミレ「うふふ」

・・・

女生徒1「服部さん!次はこの衣装着てみて!!」

ユウ「う、うん。いいよ」

<ツギハウチガー

<ナニイウテンノ!ツギハウチヤテ!!

ユウ(な、なんか姫桜女学院に来てからやけに男の子の衣装を勧められるなぁ・・・)

-第5話 おわり-

【今週のアイカツ格言】
「新しい自分を見つけよう!」

-番外編-

あかり『今日は全国的に冬型の気圧配置となり、日中もかなり寒いです!皆さん暖かくしてお出かけしてくださいね!!』

ひなき「あかりちゃんのお天気キャスターもだいぶ板についてきましたなー!」

スミレ「うん」

みやび「こうしてテレビを通じてみると一段と可愛らしく見えるな、あかりさん・・・」

ひなき「うんうん!テレビでみるのと生で見るのって、なんだかちょっと違って見えるよね!!」

みやび「・・・ところで、この隣にいる着ぐるみは何なのだ?」

ひなき「あぁ、それ?その子はこのコーナーのマスコット、おおぞラッコくんだよ!」

みやび「おおぞラッコ・・・?」

スミレ「最近流行りのゆるキャラだね」

ひなき「実をいうとひな、最初におおぞラッコくん見た時ちょっと怖いと思ったんだ」

スミレ「実は私も」

ひなき「だよねだよねー!」

みやび「なるほど、これもゆるキャラなのか・・・」

ひなき「そういえばみやびちゃんって、何か好きなゆるキャラいたりするの?」

みやび「え?」

スミレ「みやびちゃんがゆるキャラって、なんだかイメージつかないね」

ひなき「分からないよー?あの紫吹先輩だってえびポン好きだって話だし!」

みやび「ああ、そういえば・・・京都の観光地に、名勝にも選ばれている渡月橋で有名な嵐山というところがあるのだが」

スミレ「写真とかによく出てくるあの橋だね」

みやび「そこに橋の名前からとった月橋わたるというゆるキャラがいたはずだ」

ひなき「へー?どんなのどんなの?」

スミレ「アイカツフォンで調べてみようよ」

ひなき「ですなー!えーと、つきはしわたる、と・・・」

みやび「ん、これだな」

ひなき「へー、どれどr・・・」

スミレ「どうしたの?ひなきちゃn・・・」

http://i.imgur.com/U29OSqx.jpg

スミレ「」

ひなき「」

みやび「私が知っているのはこれくらいだな」

スミレ「こ、怖いよこれ・・・」ガクガク

ひなき「夢に出てきそう・・・」ブルブル

<ソレデハミナサン、ヨイイチニチヲ!!

みやび(京阪地区でもやってくれないかな、大空お天気・・・)

-番外編 おわり-

-第6話 愛情一本!-

あかり「ひなきちゃん、今度CM出るんだって?」

ひなき「うん!」

スミレ「何のCMなの?」

ひなき「ブレインサンダーっていうドリンクのCMだよー」

あかり「あ、飲んだことあるそれ!!」

ひなき「ひな、ビタミンCドリンクが好きでよく飲んでるんだけど、今度発売される新しいブレインサンダーはいろんな栄養素がプラスされたんだって!」

スミレ「そうなんだ」

あかり「いまからCMが楽しみだよー!」

スミレ「ひなきちゃん、頑張ってね」

ひなき「もちろん!!」

・・・

きい「今度の新作発表は~・・・っと♪」カタカタ

セイラ「何やってるんだ?きい」

きい「あっ、セイラ!おつおつおっつー!」

セイラ「お疲れ。またブレインサンダー飲んでるのか」

きい「これがないと頭が冴えないんだよね~」

セイラ「も、もはや中毒だな。お腹壊すなよ・・・」

きい「ところで、これ見て!」

セイラ「なになに・・・?新作ブレインサンダー、来月新登場・・・」

きい「このCMに、スターライト学園の中等部の子が起用されたんだって!ほら、この子!」

セイラ「ふーん・・・新条ひなき、か。元気そうな感じだな」

きい「だよねだよねだよね~!まさにブレインサンダーのCMにピッタリ!って感じ!!」

セイラ「でも、ブレインサンダーのCMなら、きいがオーディション受けてもよかったんじゃないか?好きなんだし」

きい「それが・・・ちょうど撮影スケジュールと他のお仕事が被っちゃって・・・」

セイラ「うーん、それなら仕方ないな・・・」

きい「でもでもでも!新条ひなきちゃん!大注目かも!!ね、パソ君?」

<ウンウン

・・・

スタッフ「それでは新条さん、よろしくお願いします」

ひなき「よろしくおねがいします!!」

スタッフ「こちらが今回宣伝していただく、新作のドリンク、ブレインサンダーになります」

ひなき「へぇ、なんだか斬新なデザインですね」

スタック「よろしければ、早速飲んでみてください」

ひなき「いいんですか?それじゃあ・・・」チュー

ひなき「」

スタッフ「どうです?」

ひなき「・・・はっ、はい!すごく身体に良さそうな感じですね!!」

スタッフ「これまでのブレインサンダーに比べて各種ビタミンやミネラル成分をプラスしてあるんです。美容にもいいですよ!」

ひなき「ち、ちなみにこれベースはなんですか?」

スタッフ「青汁とトマトジュースです」

ひなき「」

スタッフ「栄養があってもそのままでは飲みにくい野菜ジュースを、もっと身近にというのが今回の新作ブレインサンダーのウリなんです!」

ひなき「そ、そうなんですね・・・あはは」

スタッフ「視聴者のハートをガッチリ掴むCM、お願いしますね!!」

ひなき(こ、これはエクストリームな撮影になりそうだぜ・・・)ゴクリ

・・・

蘭(ん?あれは・・・中等部の新条じゃないか?)

ひなき「・・・」ハァー

蘭「どうしたんだ?こんなところで」

ひなき「あ、紫吹先輩!」

蘭「随分考え込んでいるようだな。何か悩みでもあるのか?」

ひなき「実は・・・」

<カクカクシカジカ

蘭「なるほどな・・・それは確かに難しいところだ」

ひなき「そうなんです。無理に美味しいってアピールするのも、CMを見た人たちを騙してるみたいで・・・」

蘭「確かにそう言う商品を人に勧めるのは難しい。でもだからこそ、その商品の良いところをありのままに伝えることが大切だ」

ひなき「良いところをありのままに・・・」

蘭「確かに味はイマイチかもしれないが、身体にはいいんだろ?見ている人の身体のことを思いやるような気持ちでCMに臨んでみたらいいんじゃないか?」

ひなき「見ている人のことを思う・・・か」

蘭「あとはお前次第だ、新条」

ひなき「・・・はい!ありがとうございます、紫吹先輩!」

蘭「ああ」

<ヨーシ、ヤルゾォー!!

蘭(・・・なんだか私も同じようなことで悩んだことがある気がする)フフ

あおい「親身になって後輩にアドバイスを送る蘭・・・穏やかじゃないっ!」

蘭「なっ、あおい!?いつからそこに!?」

あおい「ひなきちゃんがあそこで考え込んでるところから!」

蘭「い、一部始終見てたってことじゃないか!いるならいるって言え!!///」

あおい「ごめんごめん。でも、ひなきちゃん、蘭のアドバイスで何かを掴んだみたい」

蘭「・・・」

数日後。

セイラ「新作ブレインサンダーのCM、なかなかよかったじゃないか」

きい「だよねだよねだよね~!ひなきちゃんの皆を思いやる気持ちがたくさん伝わってきたかも!!」

セイラ「ちょうど今日発売なんだろ?」

きい「ふっふっふー。ジャジャーン!実はもう既に買ってありまーす!!はいこれセイラの分!!」

セイラ「え・・・」

きい「私一人で飲むのも寂しいし、一緒に飲もうよー!」

セイラ「別にいいけど・・・ちょうど喉も渇いてたところだし」

きい「それじゃあ、レッツブレインサンダ~!!」チュー

セイラ「じゃ、私も・・・」チュー

二人「」

・・・

ユリカ「フン・・・青汁にトマトジュースですって?」

ユリカ「こんなもの、このユリカ様の口に合うわけがないじゃない!」

ユリカ「でもまぁ・・・一口だけなら飲んであげないこともなくってよ?」

ユリカ「・・・」チュー

ユリカ「・・・お、おいしいこともないこともなくってね!!」ゴクゴクゴク

その後、新・ブレインサンダーは一部の層に熱狂的なファンを生む伝説のドリンクとなったのだった。

-第6話 おわり-

【今週のアイカツ格言】
「良薬口に苦し!」

今日はここまでです

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年02月01日 (日) 18:43:51   ID: qQb3UiRo

ちょっと、設定見直すべきところがありますが(らいちきゅんとノエルちゃんはあかりちゃんの知り合いとか、らいちきゅんとノエルちゃんはSLに1度取材に来ているとか)、相当面白いSSですね!今後は、
ユウちゃんとか、まつりちゃんとかみやびちゃんも期待しています!
面白いSS、グラシアス!つまり、ありがとうございました!

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