男「Shit....」(15)

男「糞が!!!!」

男「なにもかもどいつもこいつも屑クソゴミだらけだ」

男「ぶち壊して…ぶち壊してやりたいんだ」

男「俺の目に入るすべてを俺にかかわるものを」

男「俺を振った女もごみ!!!!」

男「俺の周りの女も俺に振り向かないクソ!!!!」

男「俺はやればなんだってできるのに!!」

男「チャンスと時間がないだけだ…」

男「やろうと思えばできるんだよ」

男「頭がいい????運動ができる?????」

男「そんなん努力さえすりゃーできんだよクソッ…」

男「くだらねーくだらねー」

男「周りの人間は馬鹿ばっかりで困る」

男「媚うってまわってるキョロ充…」

男「自分はかっこいいと思ってチャラ男風ふかしてうざがられてる勘違いブス」

男「きもちわりーきもちわりーくそくそくそ」

男「なにもかも気持ち悪いバカばっかりなんだよ」

男「スクールカースト頂点が調子にのってんのもきにくわねえ」

男「猿山の大将やって楽しいのか?あ???」

男「畜生、畜生...」

友「またそんなくだらねえこと言ってんのかww」

男「…なんもおかしいこといってないだろう」

友「チャンスも時間もいくらでもあるし」

友「頭のよさも運動もできないお前がクソ共なんて言えるセリフじゃねーと思うぞ?」

友「お前には何があるんだよ?」

友「勘違いブスなんて勝手に嫌わさせときゃいいだろうが」

友「うらやましいからか嫉妬みたいのしてんじゃねーの?」

友「お前の話は八割嫉妬にしかきこえねーよ。努力しろよ」

友「猿山の大将の楽しさはなってから考えろよ馬鹿」

男「…一理あるけどさ」

男「わかっちゃいるけどさー!!!」

男「でもやっぱりなんだかんだイケメンが正義じゃん???」

男「だから努力するだけ無駄って言うかぁ…」

友「なんでイケメンがでてくるんだよ」

友「いいか、確かにイケメンは有利だよ」

友「でも頭が良くて運動もできたらイケメンとも戦えるんだよ」

友「まあ顔が圧倒的に悪かったらそうも言えないが」

友「お前はまあイケメンとは言えないけど不細工ではないって」

友「まあ頭が良くて運動もできるイケメンと比べちまったらおしまいなんだけどさ」

友「人と比べるものじゃない。上なんて限りないんだから」

友「いい男になれよもっと」

男「はい」

友「まあ、でもこの世界に屑が多いのは否めないよ」

友「どうしようもないクズは多い」

友「そんな奴らに負けないように生きていけよ」

友「お前が強くなる以外にないんだよ」

男「…Shit」

男「頑張ってみるよ」

ちゃんちゃん

男「…彼女とよりもどしたらどうなる?」

友「別れたんだろう?お前も別にその時は素直に了承したらしいじゃないか」

友「それなら、もういいんじゃないか?」

友「勢いで別れた部分もあるっていうのは聞いたぜ」

友「でもやっぱり、別れるっていうのはそういうことじゃないか」

友「寂しさでやり直そうとしてる部分もあるんじゃない?」

友「最初はまた仲良くやれても結局は同じ道をたどるだけだと思うけどな」

男「…まあ分かってはいたけどね」

男「ただ、あの子に似た匂いが香るとどうしてもなんか胸がくすぐられるというか」

男「抱き着きたい、とか抱きしめたいとか匂いを肺に充満させたいとか考えちゃう」

友「きんもきんも死んで。別れてるんだからお前は『元彼』じゃなくて『他人』だよ?」

男「やべー心にぐっとくるどうしよう」

友「しかも聞いた話じゃお前の元カノ周りの男とめっちゃ仲いいらしいぜ」

男「Shit...糞女め」

友「それはおかしいだろ」

友「別れたんだから別に誰と仲良くしようと勝手だろ」

友「嫉妬するのは筋違いだよ」

友「彼女の幸せを願うのが君にできる唯一の善行だ」

友「いい男になっていこうぜ」

男「まあそうするしかないわな」

男「あくまで彼女は他人、か」

男「でもまだ俺に気があるような気もするんだけどなぁ」

友「あってもなくても結局たどるのは同じ道だってさっきも言っただろう?」

友「新しい恋を探してみろよ」

男「新しい恋なんてその辺に転がってるもんじゃないぜ???」

男「それと俺はやっぱりまだ精神的に幼稚だから恋愛は控えた方がいいんじゃないかと思うんだよ」

友「それは違うよ」

友「恋愛で人は大人になるっていうのもある」

友「幼いから恋をやめるのは間違ってる」

男「まあ、一理ある」

友「だから新しい恋を探してみたらいいって言ったんだ」

てst

男「今度は清楚系のおとなしい子じゃなくてクラスカースト上位の子にしてみるよ」

男「彼氏できやがった」

男「無謀にも学校一の美少女に挑戦してみる」

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