※咲-Saki-の二次創作
※安価スレ
※幾数万もの京太郎成長もの
※麻雀なにそれこれスパロボ
※安価の連続取得は禁止(次安価から最低二分開けてから)
※基本sageでお願いします
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1421333021
前スレ一覧
【安価】京太郎「スパロボ学園だ!」咲「新たなる力!飛べ、インパルス!」
【安価】京太郎「スパロボ学園だ!」咲「新たなる力!飛べ、インパルス!」 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「スパロボ学園だ!」健夜「色々、こだわりがあったからね」【パート2】
【安価】京太郎「スパロボ学園だ!」健夜「こだわりがあったからね」【パート2】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「スパロボ学園だ!」明華「反射と思考の融合です」【パート3】
【安価】京太郎「スパロボ学園だ!」明華「反射と思考の融合です」【パート3】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420822790/)
スーパーロボットバトル……
携帯端末BASEで遊べるゲームである
一世を風靡したスーパーロボットバトル、通称スパロボバトルは誰もが知るものとなり、知らない人間はいなくなった
世界のスパロボプレイヤー人口は数億人を越え
幾多のプレイヤーたちが覇を競っていた
そしてこれは、そんなスパロボバトルに命を賭して励む少年少女の物語
前スレ埋まったので再開していきます
やってくれたなぁ……やってくれたな!!
変なところでゾロ目出されるのは久しぶりだよ
とりあえずこれで色々と楽になっちゃうです
前スレ1000は『初期機体にビッグオー追加』ということでー
ただでさえクリアされそうもないキャラがこれで本格的に攻略されなさそうだよ
立て乙
そういえば夜の東方不敗の訓練ってできなかったっけ
引き継ぎ有りって言ってた気がするんだけど
前スレの>>1000初期機体追加なんだがアリだっけ?
>>10
夜の東方不敗(意味深)
とりあえず流派東方不敗の相手と出会っていないのでできない感じです
引き継ぎっても見てないとさすがにって感じで
>>11
機体追加は無理だけど初期機体追加なら構いません
ゾロ目 君はぼくに似ている『好感度100』
照(なんだろう、須賀京太郎……妙に、惹かれる)
京太郎「ん、それじゃまた」スクッ
照「あ、うん」コクリ
立ち上がった京太郎、照もいちごミルクが無くなっていることに気づき立ち上がる
寝れないからこうして食堂で休んでいたのだがとんだ遭遇となってしまった
嫌ではないし、咲のことも聞けた
京太郎「それじゃ」ニコッ
照「うん、また」フッ
◇System
・宮永照の初期好感度は100となりました
・ストーリーが少し変化します
戻ってくると、京太郎はカピーが帰ってきていることに気づいた
まったく気まぐれだなと思いながら入り鍵を閉める
ベッドの上で寝ているカピーの頭を軽く撫でて笑みを浮かべた
京太郎「あれ、いつから一緒にいるっけ……」
物心ついた時には一緒にいた
カピバラってそんなに生きるのか?
・どうする?
1、スパロボの訓練
×、ネット
×、ネットバトル
4、電話
5、知り合いと会う
6、カピーと遊ぶ
7、寝る
8、会う(特殊)
ゾロ目 特殊イベント
・安価1↓
6、カピーと遊ぶ
寝ているカピーを見ていれば少しばかりうずうずしてくる
いけない、寝ているカピーを起こしはいけない……いけない……いけない……
京太郎「うぉぉぉぉ!」モフモフモフ
カピー「カピ!」ナンダ、ンァッ!
京太郎「かわいいよ!かわいいよ!」モフモフモフモフモフ
カピー「カピ!」ンァッ、ソコダメッ……ンヒッ!
-隣の部屋-
<カワイイ!カワイイヨォッ!
佳織「な、なにしてるんだろ?」
-5月2日・終了-
◇System
・カピー【3/5】
◇第二章『生徒会抗争1』終了
◇会得ボーナス
・SRC『20000』を会得しました
・経験値『1000』を会得しました
・『Lv15』→『Lv16』
◆須賀京太郎【Lv16】
◇能力
・SR力:138
・恋愛力:241
◇戦闘能力
・防御 234
・技量 296
・回避 267
・命中 294
・SP 246
◆精神
・集中【効果:1ターンの間、命中・回避を+30する】
『AP:15・SP:15』
・直感【効果:『必中』『ひらめき』の効果を得る】
『AP:10・SP:40』
・加速【効果:APを100上げる】
『AP:10・AP:40』
・直撃【効果:次の攻撃に対する防御以外のダメージ軽減や特殊回避を無効にする】
『AP:10・SP:20』
◆特殊技能
◇極
条 件:気力120以上
効果1:命中・回避・防御を+30
効果2:武器の威力を+500する
◇気力限界突破【Lv5】
効果1:気力の最大値が200になる
効果2:初期気力が+30される
◇NT【Lv3】
効果1:命中・回避を+30、攻撃の威力を+1000する
効果2:NT兵器を使える
◇イノベイター【真】
条 件:気力110以上
効果1:命中・回避を+30・1ターンごとにSPが10回復する
効果2:NT兵器を使える
◇明鏡止水
条 件:気力130以上
効果1:武装威力を+1000
効果2:気力が100から上昇した数値分だけ命中・回避・防御が上がる
◇SEED【Lv2】
条 件:気力120以上
効果1:命中・回避・防御を+20
効果2:技量+10
◇ストーリー分岐
1、【ルート『蘇る悪夢』】
難易度『高』
2【ルート『深淵からの愛』】
難易度『極』
・集計は0時50分から開始します
◇ストーリー分岐
1、【ルート『蘇る悪夢』】
難易度『高』
2【ルート『深淵からの愛』】
難易度『極』
・安価1↓から1分で集計
あんまいないかと思ってたからびっくりした
ルート決定『悪夢再び』ということです
さて、色々な恩恵がここで発揮します
まぁ京ちゃんが強いからなにも問題無く終わりそうですね、うん
あと少し投下して今日は終わりにします
第三章『蘇る悪夢』
◇情報
・フィールド:??
・勝利条件:???
・敗北条件:自身の死亡
◇ブリーフィング
◇機 体:
1、インパルスガンダム
2、ザクウォーリア
・安価1↓から2票集まった方
◇ブリーフィング
◇機 体:インパルスガンダム
◇換 装:なし
1、フォースシルエット
2、ソードシルエット
3、ブラストシルエット
×、デスティニーシルエット
0、なし
安価1↓から2票集まったもの
間違えた1↓です
◇ブリーフィング
◇機 体:インパルスガンダム
◇換 装:フォースシルエット
◇パーツ:なし
1、センサー(効果:命中+10)
2、追加装甲(効果:防御+10)
3、MC(効果:回避+10)
4、クエント製センサー(効果:命中+30)
5、オリハルコニウム(効果:防御+30)
6、ARチップ(効果:回避+30)
7、Fボンバーのディスク(効果:初期気力+20)
・安価1↓
◇ブリーフィング
◇機 体:インパルスガンダム
◇換 装:フォースシルエット
◇パーツ:Fボンバーのディスク(効果:初期気力+20)
◇援護:※チーム戦のため援護設定はありません
・以上の設定で開始します
-?月?日(?)-
目を覚ました京太郎
ベッドで目を覚ましたのかと思ったが、自分はコックピットにいた
驚き、動揺しながらインパルスのコックピットであることを理解して外に出る
コックピットからワイヤーを伸ばして地上へと降り立つと、そこがなにかの施設であることに気づく
京太郎「ここ……なんだ?」
走って施設の扉を開くと、風が一気に吹き込んでくる
目を細めながら完全に扉を開くとそこが非常階段であることを理解し、目の前の光景に理解が遅れた
一面の荒野が目の前には広がっている
あるのはこの施設と、遠くに森
京太郎「な、んだ?」
瞬間、ポケットで何かが鳴っているのを理解した
自分がパイロットスーツでなく赤い軍服であるのを確認すると、ポケットで音を鳴らしているBASEを取り出す
画面に表示される
京太郎「説明……?」
『スパロボ学園のみなさんへ
みなさんがいるのはいつもBASEできている電脳世界のようなものだと思ってください
ただしここで死亡した場合、現実では一生覚めることのない眠りにつき、精神はこの電脳世界へと閉じ込められます
一人残らず、スパロボ学園のみなさんはこの世界へと招待されました
この世界から脱出する条件があります
【脱出条件】
・須賀京太郎
・宇夫方葵
・辻垣内智葉
・赤坂郁乃
・加治木ゆみ
・松実宥
・松実玄
・宮永咲
・以上の誰か一人を撃破した場合、この世界から現実へと帰ることができます
では、良い戦いを期待しています』
思わずBASEを落とす
この状況、このメンバーを殺せば出られる
それが条件ならば
京太郎「殺そうとする奴がいないとも……考えられない」
頭を片手で押さえながら、京太郎はBASEを拾ってポケットに入れるとインパルスに乗り込む
背後の収納スペースにパイロットスーツが入っているのを確認するも軍服のまま胸を押さえて深く呼吸する
ともかく、ターゲットである面々と共にいる必要がある
京太郎「なんだってんだ、なんで俺や咲たちが……」
インパルスで近くのレバーを回すと、天井が開いて青空が視界いっぱいに映る
京太郎「みんな、救う方法は……インパルス、出るぞ!」
フットペダルを踏み込み、インパルスが上空へと飛び立つ
目的は合流、理解できるのは―――自分を殺そうとしている者がいる
それだけだった
ポケットのBASEが鳴り響く
・脱出条件の更新
Q,一人を撃破すればみんな帰れますか?
A,一人を撃破した場合、撃破した一人のみが現実へと帰ることができます、全員撃破できた場合は全員脱出できます
今回はここまでということでー
次回からWARSモードですが、前週と比べると人が死ぬ確率自体も少なく判定もそれほどありません
今回は2週目よりも1週目よりな感じになっていますので、結構安価が多くなりそうで
では、襲われたりもあるかもしれませんが、インパルスで頑張りましょう
ちなみにガーベラストレートもあります
疑問質問ありましたら返しますのでお気軽にー
京ちゃん混乱してるねぇ
合流した相手が自分を殺そうとしないとも限らないし、
協力者という名の囮にされる可能性も高いのに
つかいくのんあたりはそういうことしそうなイメージあるよね、PSS先次第だけど
生徒会抗争の最後が久だったら特殊イベントで別の武器を入手できてたりした?
まあ犠牲出したくないしとりあえず目立ってデコイになるのはアリかな
ターゲット側の脱出条件が別途明記されてないってことは仕掛人側的には同士(ちょっと違うけど)討ち前提なんだろうか
もことか透華とか上記のターゲット以外のメンバーを守ったりしにいかなくていいのはありがたいが
合流するなら、明華、葵、咲、宥あたりかな
ちと、宥が心配だな
人選だけなら1周目のWARSモードで目立ったメンバーに見えるな
ルート名が魔装機神なせいで全く読めんが
ところで、カイゼルファイヤーって出番ある?
うまく立ち回ればなんとかなるっしょ(願望)
これより再開しますー人はおるかな?
貴方の安価、くすんでるわ
そして定着しはじめたエイステラリン
>>57
そこは駆け引きですな、安心できる相手を探す
今回の京ちゃんは結構安心できる相手多いですが
>>60
第三勢力決定するって決めた後に久と会って、久と戦ってれば追加武器もらえました
まぁガーベラストレートと性能は変わりませんが
>>62
良くも悪くも有名人ですから可能です
ただ、そうすると味方と合流した時に味方も狙われるかもしれない怖いところですね
総じて強い面子ですから守らなくても平気……かも?
>>67
その面子じゃ宥が一番弱く見える、なにこのインフレ
>>70
ルート名、魔装機神を意識してなかったわ
カイゼルファイヤーはACEで知ってるものの作品自体を知らないから出番無さそうっす
>>72
大丈夫大丈夫(たぶん)
では、再開していくのよー
荒野を抜けて、森へと入ったインパルスが眼前の山を目指す
ともかく、この世界から脱出するためのターゲットの一人は自分なわけだ
自分を殺してくる相手がいるとも限らないがいないとも限らない
京太郎「どうするか、できれば人が沢山いない方が嬉しいけど……」
殺されるのは御免だ、しかも自分を含めたターゲットが全員撃破されれば全員が出れる
どうあってもターゲットを出す気はないと言うこと、だろう
舌打ちを打ちながらレーダーを確認
京太郎(いつもと違う……ゲームの感覚じゃ、ない)
・どうする?
1、他ターゲットと合流
2、他の相手と合流
3、敵機を探す
ゾロ目 ??
・安価2↓
『ゾロ目 特殊』
飛んでいるフォースインパルスを山の道に着地させる
霧が濃い枯れた木が数本刺さっているだけの山
5メートル先すら見えない霧に舌打ちをしながらフォースインパルスを歩かせる
京太郎「妙な感覚だな……なんだ?」キュピンッ
・特殊
1、ターゲットと遭遇(特殊)
2、他の人と遭遇(特殊)
3、通知
遭遇 超特殊
・安価2↓
2、他の人と遭遇(特殊)
◇誰と!
1、野依理沙
2、赤土晴絵
3、三尋木咏
4、石飛閑無
5、戒能良子
6、針生えり
・安価2↓
1、野依理沙
歩いているフォースインパルスの前に、見たことがあるシルエットが映る
京太郎の見知ったそのシルエットは、間違いなく彼女だ
膝を折ると、コックピットから飛び出した京太郎がその影へと走る
京太郎「理沙さん!」タッタッタッ
理沙「京ちゃん!」プンスコ
こんな状況で無条件に信頼できる相手というのは、嬉しいものだ
京太郎は思わずそのままの勢いで理沙を抱きしめる
京太郎「良かったぁ!」
理沙「!!!?」ボンッ
京太郎「あ、すみません!」バッ
真っ赤になる理沙から離れる京太郎
深いため息をついて、周囲を見ると特に敵の影などはない
誰が敵で誰が味方かもわからない状況、だが理沙は味方だと京太郎は胸を張って思えた
京太郎「そうだ、この世界のことわかります?」
理沙「まったく!」プンスコ
京太郎「ですよねぇ……」
チラッと、理沙の背中にある大剣に目をやる
京太郎「なんですかそれ、モンハンですか?」
理沙「霊式斬艦刀!」プンスコ
斬艦刀と言えば理沙の愛機が持っていた武装のはずだ
なぜ人である理沙が持てるのか、持っているのか……?
まぁ気にしていても仕方ないというものである
京太郎「インパルスに乗ってください、狭いですけど……とりあえずなにかしら見つけましょう」
理沙「うん!」プンスコ
◇System
・野依理沙が味方になりました
狭いコックピット、斬艦刀をどうにかコックピットに入れると理沙を膝の上に乗せる
仕方ないのだと京太郎は重々心に決め込むが、やはり20後半の年齢の理沙は女性らしいやわらかさがあった
前の明華の件もあるし、これぐらい慣れてもおかしくはないのだが、それでも慣れないのが須賀京太郎
京太郎(どんだけ女に免疫が無いんだ)
健夜や理沙たちと散々一緒にいたのになおもである
膝の上の理沙はプンスコしながらも黙っていた
とりあえず目的地を決めなければならない
理沙「あっち!」
口を開いた理沙が、指を向ける
京太郎「え?」
理沙「街、ある!」プンスコ
そちらに行くのも一手かもしれない
・どうする?
1、他ターゲットと合流
2、他の相手と合流
3、敵機を探す
ゾロ目 ??
・安価2↓
2、他の相手と合流
京太郎「とりあえず、他にも味方を探しますか」
理沙「でも」
京太郎「わかってます、味方とは限らない……それでも、やってみる価値はあるでしょう?」
全員、こんなバカげた争いはする気がないと思いたい
だからこそ、そのために仲間を探す
そしてできるなら
京太郎(理沙さんを膝の上から降ろす!)モンモン
理沙「ん」モジモジ
・誰と合流?
※遭遇:年代
01~30 一年
31~60 二年
61~98 三年
ゾロ目 特殊
・安価1↓
『二年』
・誰と合流?
二年【まこ・明華・灼・絹恵・睦月・華菜・揺杏】
ゾロ目 ???
・安価2↓
『明華』
山を抜けて、京太郎は再び森を進む
理沙は良くこの中を歩いてきたとは思うが、理沙は霊式斬艦刀もあるしそれで獣なんかはバッサバッサとなぎ倒したのだろう
そもそも斬艦刀にて理沙が振るう技は彼女ができることを機体でトレースしているにすぎない
京太郎(そう考えるとやっぱプロってすげぇんだなぁ)
明華「見つけましたッ!私のっ、京君!」ピキーンッ
京太郎「この感じ、明華!」キュピンッ
いつぞや見たオレンジ色の機体が戦闘機の形態のまま飛んでくると、隣で変形する
巨大なキャノンを持つその機体、ガンダムアリオスはインパルスの隣を飛ぶ
森の中へと降りてコックピットから理沙と共に出ると、明華もアリオスから出る
オレンジ色のパイロットスーツを着た明華が京太郎に抱き着く
京太郎「明華……」
明華「ここに来てからはや数時間!ようやく会えました!」
とりあえず、涙目で喜ぶ明華の頭を撫でていると、理沙はいつも通り
京太郎はとりあえずアリオスのコックピットを除く
無理そうではない
京太郎「……よし!」
明華「?」
理沙「?」
◇System
・雀明華が味方になりました
明華と合流して、フォースインパルスとアリオスが飛ぶ
目的地は街と言いたいところだが、まだ悩んでいるところだ
ちなみに京太郎のコックピットには京太郎一人
京太郎「とりあえず、行きますか?」
明華『そうですね、他のターゲットの方も気になりますが……』
自分のように信頼できる相手と一緒にいると信じたいところだ
・敵機接近?
01~20 遭遇
31~98 非遭遇
ゾロ目 特殊
・安価1↓
『非遭遇』
何事も無く、進んでいく
ターゲットの面子は大概が強い人間だが、この先どうなるともわからない
みんなでターゲットみんなを倒そうと思えばそれで終わり、さすがに数百人も相手にすればランカーといえど苦しい
京太郎(……まぁ、今のところその様子は無さそうだけど)
明華『どうします京君?』
理沙『どうする!』
・どうする?
1、街へと行く
2、他ターゲットと合流
3、他の相手と合流
4、敵機を探す
ゾロ目 ??
・安価2↓
京太郎も他のターゲットを倒せば出られますか?
なぁんかWARSに入ってから出ますねぇ
>>128
倒してみるとわかるかも!
まぁターゲットは守った方が良いんじゃないかなぁっと
『ゾロ目 特殊』
・特殊
1、ターゲットと遭遇(特殊)
2、他の人と遭遇(特殊)
3、通知
遭遇 超特殊
・安価1↓
2、他の人と遭遇(特殊)
◇誰と!
1、赤土晴絵
2、三尋木咏
3、石飛閑無
4、戒能良子
5、針生えり
・安価1↓
2、三尋木咏
理沙「ストップ!」バシバシ
明華「痛い!叩かないでください!」
京太郎『どうした!』
とりあえず止まるアリオスが、理沙の言葉に従って地上に降りる
京太郎はと言うとアリオスに戸惑いながらも共に地上に降りて、アリオスのコックピットから出た理沙が正面に歩いていた人影に走る
京太郎的には良く見えたなと思いたいが、そこは理沙だからなんとなく不思議でもないかなという気もした
理沙「咏ちゃん!」
咏「ん……おーのよりんじゃん、味方もいんの?」
理沙「うん!」プンスコ
咏「……あーターゲットの須賀京太郎か」ニッ
京太郎「ッ!」
不敵な笑みを浮かべる咏を見て、京太郎が顔をしかめる
よもや自分を狙ってくる可能性が無いとも言いきれない
だって、自分を殺せばみんなが助かるまでに一歩近づくのだから……
咏「へぇ、結構感受性豊かだね」ケラケラ
京太郎「冗談じゃないっすよ」
そうつぶやくと、京太郎はコックピットから降りる
明華「また女が増えた」ハァ
とりあえず四人で集まって会話をはじめる
持っているだけの情報は交換しておいた方が良い
それに、三尋木咏は理沙の友人だし、本気で自分を殺そうという気もないらしい
京太郎「三尋木プロも機体なしですか」
咏「こりゃプロは全員無いって思った方がいいかもね……お前らはガンダムタイプか、360?」
京太郎「いえ、全天周囲じゃないです」
咏「狭いかぁ、ま、あたしは小さいし一緒に乗れるか」
京太郎「はは、俺か明華の膝で良ければ」
咏「それじゃす……す……スイミーの膝を借りるとするかなー」
京太郎「須賀です……まぁ構いませんけど」
とりあえずそう決定すると理沙と明華の二人ががっくりと肩を落とした
理沙はともかく明華の言いたいことはわかっている京太郎、お前がいなければ機体が動かないだろ、と言いたいところだ
咏「そういやターゲットって狙われてるみたいだから気を付けてねーさっきも終われてたよ」
京太郎「なっ、こんなくだらないことを本気でやるやつが!」
咏「そりゃそうだろうね、あたしだってさっさと帰りたいし……ただ錯乱してる奴だとは思いたいけど、それが数十人も集まれば錯乱じゃなくて正常になる。つまりあんたらを本気で殺しに来る一個の軍隊ができかねないってわけだ」
理沙「咏ちゃん!」プンスコ
咏「わかってるよ、あたしだって不安をあおりたいわけじゃない……ただ、敵がいるってことは忘れんなよ」
京太郎「……はい」コクリ
◇System
・三尋木咏が味方になりました
飛行するインパルスとアリオスの二機
どうにか二人乗りをしているものの、これ以上はキツイ
咏「いやぁ、これ以上人増えたらどうするよ?」
京太郎「……あんまり考えたくないですね」
咏「そこは一人降ろす覚悟だね、まぁあたしか理沙ちゃんだけど」
京太郎「……嫌ですねー」
咏「だねー」
そうなる前になにかしら欲しいと思うも、なにもない
そこでふと思う
京太郎「そういやさっき追われてるターゲットって言ってましたけど、機体はなんでした?」
咏「あーいや、知らんし、わっかんねー」
京太郎「出ましたね三尋木プロの十八番」
・どうする?
1、街へと行く
2、他ターゲットと合流
3、他の相手と合流
4、敵機を探す
ゾロ目 ??
・安価1↓
いや、出すぎだよ(白目)
『ゾロ目 特殊』
・特殊
1、ターゲットと遭遇(特殊)
2、他の人と遭遇(特殊)
3、通知
遭遇 超特殊
・安価1↓
3、通知
『スパロボ学園のみなさんへ
ターゲットの撃破が進んでいないようなのでここでプレゼントがあります
12時間に1度だけターゲット以外のみなさんに、ターゲットまでの距離と方角を表示します
名前までは明かせませんが、それぞれ一人のBASEに誰かをランダムに表示します
では頑張ってターゲットを撃破しましょう
【残存勢力】
・辻垣内智葉
・加治木ゆみ
・松実宥
・松実玄
・宮永咲
では、良い戦いを期待しています』
3、通知
『スパロボ学園のみなさんへ
ターゲットの撃破が進んでいないようなのでここでプレゼントがあります
12時間に1度だけターゲット以外のみなさんに、ターゲットまでの距離と方角を表示します
名前までは明かせませんが、それぞれ一人のBASEに誰かをランダムに表示します
では頑張ってターゲットを撃破しましょう
【位置公開のあるターゲット】
・辻垣内智葉
・加治木ゆみ
・松実宥
・松実玄
・宮永咲
では、良い戦いを期待しています』
BASEを見た京太郎が舌打ちを打つ
同じくそれを見た咏も顔をしかめると、ため息をつく
ターゲットの中には親しい人間もいるし顔見知りもいる
京太郎「どうするかなぁ」
咏「まぁターゲットはこの中だとストレングスだけだし任せるよー」
京太郎「須賀です」
・どうする?
1、街へと行く
2、他ターゲットと合流
3、他の相手と合流
4、敵機を探す
ゾロ目 ??
・安価1↓
2、他ターゲットと合流
もう空も夕日が落ちていき、暗くなってきた
先ほど咏に聞いた追われていたターゲットというのが誰かわからないが助けに行く必要がある
ターゲットだけで集まれば安心でもあるし、そもそも敵はなにが目的なのか
顔をしかめて周囲を見渡す
京太郎「俺を、俺たちを、狙う理由は……」
◇合流目標
1辻垣内智葉
2加治木ゆみ
3松実宥
4松実玄
ゾロ目 特殊
・安価1↓
笑えませんねぇ、最近こないと油断してたら(白目)
『ゾロ目 特殊』
1、宇夫方葵
2、宮永咲
3、赤阪郁乃
4、宥&玄
ゾロ目 さらに特殊
・安価1↓
1、宇夫方葵
飛んでいるインパルスとアリオスの二機、そろそろ空が暗い
機体を森にある崖の間に入れると、理沙が斬艦刀で木を切って、あとはそれで火を起こした
ライターぐらいはインパルスに積んであって良かったと思う、インパルスにはポリタンクも積んであり近くには川がある
ここで三日は暮らせそうだなと思いながらそうしていると、黒い機体が降りてくる
京太郎「ッ!」
明華「いえ、この機体は……」
黒い機体から誰かが降りると、その黒い機体が魔法陣のようなものに入って消える
そして機体から降りたのは見覚えのある少女
京太郎「葵さん!」
葵「はは、無事で良かったよ……君が」
驚いたような表情の京太郎だが、葵は安心したような表情をして木を切って雑に作った椅子に座る
咏と理沙の二人も驚いたような表情をしていたが、すぐに元に戻る
無条件で安心できる人間がこれだけいる、それは貴重なことだ
咏「知らない奴じゃないけど、へぇ」
葵「いやぁ、プロに知られてるなんて私ってすごいね!」
理沙「手抜き!」
京太郎「?」
咏「いやぁ、スパロボが好きじゃなさそうなのにスパロボ学園に入っ」
葵「食事ですけどどうしましょうか!」
咏の話の途中に言葉を入れる葵
そんなことをするが、咏は興味深そうに笑みを浮かべるのみ、理沙は表情からわからないが、彼女も葵に興味がありそうだった
宇夫方葵、自身もなぜか知っていた少女
なんなのだろうと思いながらも、京太郎は立ち上がる
京太郎「とりあえず飯ですよね、川魚でも取ってきますか」
◇System
・宇夫方葵が味方になりました
川にて、持っていたナイフと入っていた糸と針で、簡易的だが釣り竿を作る
案外釣れるものですでに6匹ほど釣っていた
京太郎は欠伸をしながら月と星の光だけのその川岸で魚を釣り上げると、再び虫を拾うと針に刺して、川に落とす
京太郎「さて、あと一匹ぐらい釣って戻るか……」
◇誰か来る
1、宇夫方葵
2、三尋木咏
3、野依理沙
4、雀明華
ゾロ目 ??
・安価1↓
2、三尋木咏
そして最後の一匹を釣り上げると、京太郎はその魚たちを大きめの葉につつんで持つと歩く
元の位置へと戻ろうと歩いていると、小さな影が現れる
誰かはわかっていた
京太郎「うっす」
咏「ようストリーミング」
京太郎「須賀です」
そう言うと、二人で一緒に歩いていく
こうしているのも一緒だから聞いておこうと思った
京太郎「三尋木プロも機体が無いとは、出せるタイプじゃないんですか?」
咏「出せるタイプなんざ特殊だよ、だからこういう時は戦艦じゃないとなぁ、こういうタイプの戦いってプロでやってみたりするからさ」
京太郎「へぇ」
咏「でもさ、出れないなんてはじめてだ……ちょっと、これはビビるかもね」フッ
京太郎「……そうも、見えないっすね」
咏「そりゃ大人だから、大人は子供の前で弱い所は見せないもんさ」
京太郎(大人……ねぇ)ハァ
◇System
・三尋木咏の初期好感度は35となりました
京太郎の取ってきた魚を五人で食べている
中々どうして、話は弾むがおもに話すのは葵と明華の二人
咏は話しても『知らんし』である
そこで葵が思い出したかのように言う
葵「どうする、この先に街があるけど明日は行ってみる?」
明華「ですが、この際シャワーは我慢するとして……ターゲットの方を味方につけるのも良いでしょう」
咏「どっちでも良いんじゃね、知らんけど」
理沙「うん!」プンスコ
京太郎(……たよりにならない大人たちめ)
理沙と咏はインパルスで、明華はアリオスで寝ている
葵はというと、少し行ってくると言ってどこかに行ってしまった
朝には帰ってくると言っていたが……京太郎はたき火の前で座っている
京太郎「……眠いなぁ」
毛布を肩からかけて、ため息をつく
◇誰か来る
1、宇夫方葵
2、三尋木咏
3、野依理沙
4、雀明華
ゾロ目 ??
・安価1↓
1、宇夫方葵
葵が戻ってくると、そこには京太郎がいて欠伸をしている
毛布なんて掛けているから余計に眠くなるんだと苦笑して隣に座った
葵に気づいた京太郎が、眠気眼のまま言う
京太郎「思いのほか早かったですね」
葵「まぁね、やっぱ心配だし」
京太郎「仲間思いですねー」
葵(まぁ心配してるのは君だけだけど……)
翌日動いても京太郎が狙われることは間違いないだろう
だがニュータイプである京太郎は、暗殺などはされないと見て良い
いざ生身のまま殺しに来ようにも、野依理沙がいる
葵「今回も、安心かなぁ」
京太郎「?」
葵「いやなんでもない、寝る?」
京太郎「ん、すみません」
そう言って座ったまま眠る京太郎の頭をそっと膝に乗せる
眠りにつく京太郎を見て、彼女は苦笑した
その頭を撫でると毛布をしっかりかける
葵「さて、今回の君はどうするかな……?」
-バーチャル1日目・終了-
◇System
・宇夫方葵【1/5】
・MAXにならないと宇夫方葵はEDには行けません
-バーチャル2日目・朝-
全員が準備を完了して、機体に乗り込む
葵はシュロウガに乗っており、その膝の上に咏は座っている
これでようやく京太郎も良い匂いにまどわされずに済むと言う者である
京太郎「さて、どうするかでしたよね」
明華『はい、私は京君を守るだけです』
葵『好きにしな、最大限援護するから』
京太郎「はい!」
・どうする?
1、街へと行く
2、他ターゲットと合流
3、他の相手と合流
4、敵機を探す
ゾロ目 ??
・安価1↓
4、敵機を探す
◇敵機
01~50 遭遇
51~98 非遭遇
ゾロ目 ??
・安価1↓
『遭遇』
飛んでいるフォースインパルスとアリオスとシュロウガの三機に、機体が降りてくる
十数機ともなるその機体がビームライフルを連射して三機を襲う
インパルスが上昇し、シュロウガは右に、アリオスは左に飛ぶ
京太郎「なんだ一体!」
明華『量産期、だけじゃありません!数機機体が!』
葵『まったく、狙って来たよ!』
京太郎「振りかかる火の粉はッ……」グッ
レバーを握り、京太郎は顔をしかめる
スパロボ学園の相手ともなると、気分も変わってきた
遊びじゃない、相手を殺すのだ
京太郎「くそっ……俺に撃たせるなよ!」
明華『できればコックピットは外します!』
葵『しかたない、か』
◇エイスリン・ウィッシュアート:ガイアガンダム【登場作品:機動戦士がンダムSEEDシリーズ】
・戦闘
1、マニュアル
2、オート
・安価1↓
2、オート
空中にてモビルスーツ、ウィンダムたちがビームライフルを撃つ
京太郎は舌打ちをしながらビームライフルを腰後部にセットし、右手でガーベラストレートを抜き放つとウィンダムたちの足やウイングを斬る
ビームライフルを斬り裂き、さらに敵機を落としていく
瞬間、黒い鳥が敵機の胸を貫く
葵『これは無人機!』
京太郎「ならお願いします!」
葵「了解っと!」
京太郎は地上の機体へと向かって行き、驚愕に顔をゆがめる
震える指先を止めて、敵機に乗っている相手を思い出す
金髪の笑顔の似合う少女だった
どこまでも純粋な……
京太郎「エイスリンさん……接近して話を聞く!」
バーニアを全開にして目の前のガイアガンダムに接近する
ビームライフルを放たれるもギリギリのところで避けて最小の動きで接近すると、ガーベラストレートをガイアの肩の付け根に突き刺し、シールドでもう片手を押さえる
接触回線をONにして、京太郎は声を上げた
京太郎「エイスリンさん!どうしてこんなくだらない戦いをッ!」
エイスリン『ダレ……!』
京太郎「……な、に?」
ガイアが離れようとするが、ガーベラストレートに力を入れてガイアの左腕を落とす
次にガーベラストレートを腰の鞘に納めると右手でガイアの頭を掴んだ
これで逃げることはできない
京太郎「俺です、須賀京太郎!」
エイスリン『スガ、キョウタロウ……ハ……テキ!!』
京太郎「どういうことですか一体!」
まったく別人のように、エイスリンは自分に攻撃的な感情を向けてくる
それを受ける京太郎はつい反射的にガイアを破壊しようとするも、それはできない
理由はただ一つ、知っている顔であり、本能が彼女を殺すなと訴えているからだ
京太郎「なんで俺のことがわからないんだ……あんたたちはなんなんだ!」
エイスリン『ウゥゥゥ!ジャマァ!!』
叫び、インパルスを蹴り飛ばすガイア
吹き飛ぶももう一度接近しようとした時、上空から妙な感覚を感じて後ろに下がる
上空から飛んでくるのは緑色の機体、カオスガンダムとサブフライトシステムであるグゥルに乗ったアビスガンダム
塞『そいつから離れて!』
胡桃『エイちゃん平気!?』
京太郎「臼沢さんに鹿倉さんまでかよ!」
ビームでの弾幕に京太郎は後方へと下がると、ガイアを回収して飛んでいくカオスとアビスの二機
飛んで追い付こうにも目の前へと飛んできたウィンダムたちがミサイルを連射してくる
京太郎「邪魔するなッ!お前らァァァァッ!」パキィィンッ
ガーベラストレートを引き抜くと、ウィンダムたちを引き裂く
すでに三機は消えていた
なぜ、あの三人が自分をわからないのか、どうして無人機を連れていたのか
京太郎「……くっそぉっ!」ガンッ
【戦闘終了】
◇会得【敵:A級・初回ボーナス】
・経験値:250
・SRC:10000
【戦闘終了】
◇会得【敵:A級】
・経験値:250
・SRC:10000
戦闘が終わると、全員が機体を降りる
集まっている五人、京太郎が思いっきり横の木を殴った
京太郎「どういうことですか!」
咏「聞かれても知らんし」
理沙「落ち着いて!」プンスコ
京太郎「くそっ、なんであの三人がっ」
葵「……嫌なことしてくるね、でもあまり覚えのないやり方だなぁ」
明華「本当に、ですが上手くいけば今回の首謀者と会えるかもしれませんよ?」
そんな明華の言葉に、四人がそちらを向く
明華「あ、あら……?」
咏「そっか、あの三人を操ってるのが首謀者か、その発想は無かった」
理沙「まったく!」
葵「だね、あの三人の記憶をいじった相手が私や須賀君を殺して得するのは首謀者だけだ」
京太郎「つまり今度あの三人と会うことがあったら追えばいい!良く気付いたな明華!」パァッ
もれなく京太郎が明華を抱きしめる
一瞬、昇天しかける明華だがそこでいったん止まる
明華(いやぁ、なんとなく言ってみただけですが……なるほど、こんな方法があるんですかぁ)
京太郎「いや!希望が見えてきたぞ明華ァ!」ギュゥッ
明華(あぁ~、ヘヴン状態っ!)
とりあえず今回はここまでということで
エイステラリンと遭遇、ついで塞と胡桃の二人とも
敵の全貌のぜの字も見えないけど、見えてきたら早そうっていうか戦闘面で負けないね
イベント負けがあったとしてもこのメンツじゃまず負けそうもないので、ゾロ目が悪い今回頑張りすぎ
では、また疑問質問その他もろもろあったら返しますのでお気軽にー
これで戦闘面で負けるとほどの化け物っていたっけ・・・
乙ー
京ちゃんと愉快な仲間達が死ぬ事はまずなさそうだね(白目)
問題は洗脳されたキャラやターゲットの生還か…
負ける相手って記憶持ちアラフォーぐらいでね、知らんけど
個々の戦闘力は問題ないだろうけど
だからこそタゲ狙いの人らが徒党組んで数で圧殺してくる危険性とかありそう
つってもタゲ以外ほぼ操られてそうだよなぁ
好感度カンストしてる人とかは説得したりすると戻りそう
遅くなったけどこれから再開しようと思うぞー人はおりますかー?
ここからはR指定だ!(大嘘)
>>201
いないね(白目)
>>202
京ちゃんに死はないだろうなぁ
残りもメンバーや他の人も、ちゃんと本文中で警告が出たりしますから、注意してれば平気なはずです
>>203
通常のアラフォーとタメ張るぐらいはあるからね(白目)
>>205
ターゲットの中にたまに雑魚がいる(ドストレート)
>>206
まぁ色々な人と接触してみれば色々わかってきたり
今日はもうないかと思ってたじぇ(います)
今日は少なそうだな、再開しますー
人機一体!!
>>208
まぁないとしても必ず連絡はする……はず(震え声)
まだ希望はあると、その後の京太郎の気分は良かった
抱き着かれていた明華に関してはもう完全に発情した顔をしていたので理沙が腹パン一発で鎮静化させた
二人きりだったらもれなくバーチャル童貞が食われていたとは葵談
だがそのあとに京太郎が頭を悩ませていれば、それは間違いなく別件というわけだ
京太郎「そろそろか……」
明華「ええ、みなさんのにも」
理沙「うん!」プンスコ
咏「表示されたねぇ、誰かわかんねぇけどさ」
葵「三人のBASEに表示されたのは……二種類か」
12時、理沙と咏と明華の三人のBASEに表示されるのはターゲット
咏には京太郎、理沙と明華はまた別の相手の居場所が表示される
咏「狙うだろうねーさっきの連中も、一部も」
京太郎「かなしい、ですね……」
明華「ええ……」
京太郎「とりあえず移動しましょう」
葵「だね、私たちがいるわけだから他の子たちも狙ってくるだろうし」
咏「知らんけど」
明華「では参りましょう、目的は?」
理沙「京ちゃん!」プンスコ
京太郎「そうですね……」
・どうする?
1、街へと行く
2、他ターゲットと合流
3、他の相手と合流
4、敵機と遭遇
ゾロ目 ??
・安価1↓
1、街へと行く
京太郎「街に行きましょう」
葵「……平気なの?」
京太郎「なにがです?」
少し驚いた表情をする葵
京太郎としてはなにが言いたいのかちんぷんかんぷんだが、葵は苦笑して頷くのみ
咏も少し驚いていたようだが、納得したようにうなずく
明華「では行きましょう」ニコッ
理沙「はく―――」ガシッ
葵「さぁさぁ行こうか!」
咏「へぇ、明華ちゃんも案外ド畜生だねぇ」ボソッ
明華「私は京君さえ無事だったら構いませんから」ニコッ
・敵機接近?
01~20 遭遇
31~98 非遭遇
ゾロ目 特殊
・安価1↓
>>220
31~98が非遭遇です
『遭遇』
街へと移動する三機に再び接近してくる部隊
大量のタイプが違うマシンは先ほどの部隊と違うものばかりだ
そもそも、ターゲット表示から一時間ほどで遭遇
京太郎「さっきと違う!」
葵『あれは人が入ってると思って違意ないね……どーする?』
京太郎「……極力、殺さないようにはします!」
明華『京君がそう望むなら……!』
葵『了解っと』
京太郎(並のランカーより葵さんの方が断然強いな……咏さんたちが言ってたことと関係あるのか?)
そんなことを考えてから頭を左右に振る
戦闘が開始されるのだから余計なことを考えるわけにもいかない
それも、相手は自分と葵を殺しにかかってくるはずだ
京太郎「くそっ!」
フォースインパルスにて敵機を撃破していく
撃破といっても所詮は敵機の手足を破壊するぐらいしかできない
人殺しにはなりたくない
京太郎「こんなのっ……戦争じゃねぇか!」パキィィンッ
叫びをあげて、敵機を殲滅していく
動きは先ほどよりも良いが、敵機の動きも先ほどより良いのは三年などもいるからだろう
その動きをみながらも、明華はアリオスの高機動を活かしてGNビームマシンガンで敵機の手足を落としたりなどしていく
咏「良い動きするねー」
明華「ええ、京君に危害をくわえるわけにもいきませんからね」
咏「良い女だよね」
明華「ええ、自分でも思います」ニコッ
咏「……あいつが無事ならなんでも良いのかね」
明華「私は平気ですよ、だから会えて良かった……京君さえ生きていればどうにでもなります」スッ
咏(うわぁ、殺気立ってる、あたしが鳥肌たつなんざ……こっわ)
やはり手足を狙ったりしているぶん先ほどよりよほど戦いづらい
京太郎も葵も明華も、ランカーではないとはいえ三年もいるこの敵軍相手に苦戦を強いられるのは、仕方ないともいえる
故に劣勢ではないにしろ、互角の戦いをさせられていた
京太郎「くそ、どうすりゃ!」
瞬間、上空から降り注ぐのはミサイルとビームの雨
京太郎「あいつら!」
葵『さっきの奴ら、戻ってきたんだね!』
ウィンダムの大軍の中には、カオスガンダムの姿もある
つまりあれに乗っているのは臼沢塞
京太郎「塞さんの方に行く、援護は頼んだ!」
明華『お任せください!』
葵『了解っと』
フォースインパルスがビームライフルを腰後部にマウントすると、ガーベラストレートを引き抜いて飛ぶ
京太郎と葵を狙う生徒たちと、京太郎たちと、そしてまた第三軍との三つ巴の戦い
◇臼沢塞:カオスガンダム【登場作品:機動戦士がンダムSEEDシリーズ】
・戦闘
1、マニュアル
2、オート
・安価1↓
2、オート
カオスガンダムへと接近すると、塞の乗るカオスガンダムは足部の爪にて攻撃をしかける
京太郎はインパルスの体を逸らしてその刃を避けると、ガーベラストレートを振るう
現状の彼に一対一になった時点で臼沢塞の敗北は決定していた
振られたガーベラストレートをシールドで防ぐが、獅子原爽から託されたその刃はその程度のシールドで防げるものでもない
盾ごと腕を切断されるカオスガンダム
ガーベラストレートを鞘に納めると、接近して左腕で→腕を押さえもう片腕で足の方を押さえる
京太郎「だるまにしてでも話を聞かせてもらいますって、塞さん!」
塞『こいつ、馴れ馴れしい……ッ!』
京太郎「馴れ馴れしくもなるでしょう!あんたは臼沢塞なんだから!」
塞『くっ!』
瞬間、上空からビームが放たれる
その方向を見ずとも気づいた京太郎が塞を蹴り飛ばして離れると、京太郎がいた場所にビームが奔る
上空にいたのはグゥルに乗っているアビスガンダム
その機体に乗っているのが胡桃だということは知っている、ならばあちらをダルマにしてもいい
背後の明華と葵は沢山の機体を相手にしているから、援護は難しいだろう
京太郎「くそっ!」
胡桃「塞、時間だよ」
塞「わかってる!」
胡桃「バス、行っちゃうよ!」
塞「わかってるって!」
カオスとアビスからの波状攻撃すべてを避けながら接近しようとする
京太郎はガーベラストレートを引き抜いて、ビームを斬り裂きながら接近
今度は逃がさない
京太郎「こいつでぇぇぇ!」
塞「くっ、馴れ馴れしい奴……撤退!」
胡桃「それでいいでしょ最初から!」
京太郎「バラす!」
◇判定
1、ここで撃墜
2、撤退させる
ゾロ目 ??
・安価1↓
2、撤退させる
待てと、京太郎は一端止まる
一日で二回も襲撃してきた、一度目の襲撃終了時に明華と葵と話をしたことを思い出す
逃がして追いかける
だがそれなら、明華が葵にしてもらうのが妥当だろう
京太郎(……だが、どうする!)
◇追跡
1、追跡する(明華・葵のどちらか)
2、追跡しない
ゾロ目 ??
・安価1↓
1、追跡する(葵)
京太郎「葵さん!追跡頼みます!」
葵『了解っと、理沙さん!』
理沙『飛び降りる!』
10メートルはあるであろう高度から飛び降りた理沙が綺麗に着地する
本当に人間か疑いたくなるところであるが、この世界なので特に気にしないようにする
可変したシュロウガがカオスとアビスを追って飛んでいく
京太郎(頼みます……!)
ウィンダムの軍勢は殲滅できているが、まだ自分を狙ってくる者たちはいる
京太郎はビームライフルを抜くと敵機を撃つ
◇System
・宇夫方葵が味方から抜けました
しばらくして撤退していく生徒たち、京太郎は理沙を回収すると同じコックピットに乗る
破壊された機体に生徒たちも乗っているだろうけれど、さすがにそこまで面倒は見きれない
助けて殺されるなんて笑えない
京太郎「それじゃ、街に行きましょう」
明華『ですね、葵さんはいずれ合流できればいいんですが……』
京太郎「だな……」
-街-
巨大な街の格納庫へと機体を降ろす
金を渡すと、四人は機体から降りて街へと入った
そこそこ良い街であり、京太郎も金がないわけでもない
京太郎「とりあえずホテルとか取りますか?」
理沙「高級!」
京太郎「それはちょっと」
明華「お金がないなら同室ですね!」パァッ
咏「でもこの街にずっととどまってんのもなぁ」
京太郎「ですね」
明華「お金がないなら同室ですね!」
四人で歩いていると、小さな女の子とぶつかる
京太郎「おっと、大丈夫か?」
女の子「う、うん……」グスッ
京太郎「泣かないか、偉いぞ」ニコッ
そう言って笑みを浮かべると、ポケットから絆創膏を出して膝に張る
少し切れているだけだが、十分大丈夫だろう
頭を撫でると嬉しそうに笑って少女が走っていく
理沙「ロリコン!」
京太郎「人聞き悪いな!」
咏「うわぁ、あたし超ピンチ」
京太郎「違うって!」
明華「お金が!ないなら!同室!ですね!」
京太郎「うるせー!」
明華「んはぁっ!京君に罵倒されるの良いっ!」
京太郎「なんじゃこりゃぁぁっ!」
-ホテル-
受付「お部屋はツインが二つしかございません」
京太郎(何個かまたいでもここが一番か……)
京太郎「それじゃお願いします」
受付にてとりあえず部屋二つを取る
出口が近いのが唯一の救いだろうと頷くと鍵を持って明華たちに近づく
三人が楽しそうに話をしているので、とりあえず鍵を一つ置く
京太郎「はい、三人同じ部屋でお願いします」
明華「……同室ですか、仕方ないですね」ニコッ
理沙「一緒!」プンスコ
京太郎「……ダメ!」
明理「え!」
咏「いや、しかたないんじゃね、知らんけど」
京太郎「そこはダメって言ってくださいよ」
明華「お願いします!同室にしてください!さきっちょだけ!さきっちょだけですから!」
京太郎「なにが!」
明華「こ、こんなところで言わせるなんて京君ったら」カァッ
京太郎「いや、もうね……」
理沙「私!」
京太郎「……どう、しよ」
咏「でもこれ三人って、誰かそっちにするのがやっぱ良いか」
京太郎「裏切りものぉぉぉ!」
・誰と同室?
1、明華
2、咏
3、理沙
ゾロ目 ??
・安価1↓
3、理沙
結局、ジャンケンで決めることとなった
なぜか勝った者が京太郎と同室、咏は参加しない方針で理沙が勝利
ずるずると咏に引っ張られていく明華
京太郎「売ったのか、俺ぉぉ!」
理沙「~♪」ニコニコ
珍しく嬉しそうな理沙が見れたとかなんとか
-夕方-
部屋にて、理沙は斬艦刀を立てかけていた
シュロウガのコックピットから飛び降りたのはすさまじかったと思い出す
そう言えばターゲットは撃破されたら通知などされるのか気になる
葵は追跡に行かせてしまったが彼女の実力なら無事とも思いたいし、それに通知が出るなら今のところ全員無事だ
京太郎「……みんな無事だと良いんだが」
一人が死んだら、あとは全員やる気になってしまうだろう
それにやる気になっている人物は山ほどいると先ほどわかった
自分が死ねば、みんなが助かるのに一歩近づく……
京太郎「……何考えてんだ」ハッ
◇どうする?
1、街に出る
2、ホテルの中にいる
3、他ターゲットと合流
4、他の相手と合流
ゾロ目 ??
・安価1↓
3、他ターゲットと合流
京太郎「……行ってみる、か?」
心を決めると、京太郎は立ち上がる
明華まで行かせることもないだろう、むしろ行かせる方が嫌な予感もした
故に京太郎は一人で部屋を出て街を出ることにする
とりあえず誰かと出会えたら帰ってくればいい
先ほどターゲットの反応があった場所は覚えている
◇合流目標
1辻垣内智葉
2加治木ゆみ
3松実宥
4松実玄(小破)
ゾロ目 特殊
・安価1↓
4、松実玄
飛んでいるフォースインパルスで先ほどの目標の場所へとたどり着くと、十機ほどの機体が撃破された後だった
そんなことを思っていると真下から妙な感覚を感じる
攻撃的な感覚ではなく、恐怖的なものだと理解しながらも体が反応しフットペダルとレバーを反射で操作
京太郎「攻撃か……!」
ピンク色のビームを避けた京太郎
周囲の機体もこれにやられたのだろうと思い真下へと降りると正面から放たれるビームをシールドで防ぐ
京太郎「あれは、νガンダムじゃない……機体を変えたのか玄さんッ!」
シールドを構えながらビームライフルを避けて接近する京太郎
京太郎「待て、あれは玄さんの機体じゃない……だけど俺は玄さんって言ったのか」
この感覚には妙な説得力を感じる
だからこそ京太郎はガーベラストレートを引き抜くとそのビームを盾で防ぎながら、時たまガーベラストレートで斬り裂き接近していく
可変しようとするその機体の頭を掴むと、地面に押し付ける
京太郎「俺だよ玄さん!落ち着いてくれ!」
玄『……きょ、京太郎、くん?』
そうして松実玄の乗っている機体、リ・ガズィカスタムは落ち着きを見せた
◇特殊判定
恋愛力・技量・回避・命中が200以上なので判定をスキップします
とりあえず、ホテルに戻る前に日が暮れるまでに時間があると理解すると、お互いの機体をかがませてコックピットを降りる
京太郎が降りるとすぐに玄が降りてきた
走ってくる玄を受け止めると、京太郎はその頭を撫でる
京太郎「……なにが、あったんです?」
玄「こわいっ、みんなこわいよっ、私をみんなで、襲ってきて……だからっ、だから私っ、みんなをっ」
残骸は玄を襲った生徒だろう
彼女は自分より弱いということはわかっている、それに周囲を見る限り玄一人で他に仲間はいない
つまり一人で沢山の生徒と戦って、それは精神だって擦り切れる
京太郎「……」
玄「私、殺しちゃった、たくさんっ……同じ学校の、子をっ……」
京太郎「ッ……」
仕方ないと、そう声をかけてやるべきなのだろう
だがそれでもまるで言葉が出てこなかった
このバーチャルの世界、偽物の世界で目の前にいる少女や学園の生徒だけが本物なのだ、ゲームじゃない
玄「私は、こんな手でっ……どうすれば、良いのかなぁ……?」ポロポロ
京太郎「……ッ」
◇どうする?
1、励ます
2、現実を突きつける
3、殺したって良い(コンマ30以下で……)
・安価1↓
1、励ます
京太郎「まだわからないじゃないですか……死んだかなんて」
玄「でも、生きてるかだってわからない!」
京太郎「それでいい」
玄「……え?」
顔を上げた玄の視界に映っているのは、微笑する京太郎
嬉しそうでもあれば悲しそうでもあるそんな顔
むしろ、玄の方が黙ってしまう
京太郎「こんなもんわかんなくて良いんです、ただ玄さんが生きていてくれてそれで嬉しい……じゃ、ダメですか?」
玄「……ダメだよ、そんなの」ポロポロ
再び大粒の涙を流す玄
玄「ダメなのに、どうしてかな、なんで……こんなに、嬉しいんだろぅ」ギュッ
京太郎「それは良かった」
抱き着いてくる玄を抱き返す京太郎
だがその表情は優しいものじゃなく、どこかなにかを決めたような表情だった
すべて今言ったことは自分に言った言葉でもある
京太郎(そうだ、名前の知らない相手なんざ知ったことじゃない……俺はこの人や明華や、葵さんたちが……俺の知ってる人たちだけが生きてればいいんだよ)
玄「私っ……私はっ……」
京太郎「はい、平気です……どんな手だって、玄さんの手だから」ナデナデ
◇System
・松実玄が味方になりました
・松実玄の機体『リ・ガズィカスタム』は小破しています
・須賀京太郎はいざというときの『覚悟』を決めました
-ホテル-
戻ってきた時にはすでに真っ暗だった、機体を格納庫へと降ろすと二人でホテルへと戻る
レンタルのジープを借りて戻ってきた京太郎と玄の二人
咏と明華を呼ぶと新しい仲間である玄を紹介する
いつも通りプンスコな理沙と、唖然としている明華、玄は京太郎の腕に抱き着いている
京太郎「あーちょっとありまして」メソラシ
明華「ちょっとってなんですか!先っちょ挿れたんですか!」ガシッ
京太郎「胸倉をつかむな!どうして下の方の話に行くかお前は!」
明華「男女のちょっとと言ったらそうなるでしょう!」
京太郎「ならんわぁぁぁっ!」
理沙「なる!」プンスコ
京太郎「マジっすか!?」
玄「あ、え……だ、ダメだよ京太郎君」カァッ
京太郎(くっそ、どうなってんだこのパーティー!葵さぁぁぁん、早く戻って来てくれぇぇぇぇっ!)
◇System
・松実玄の好感度が30上がりました
・【松実玄:100】
・松実玄は『依存』状態になりました
-夜-
晩御飯を食べ終えた五人が、それぞれ部屋へと戻る
そしてそこで玄をどうするという話になった
京太郎「どっちの部屋に」
玄「京太郎君と同じ部屋が良いかなって」ギュッ
明華「」
理沙「」
咏「3:2で別れるかぁ……まぁ良いんじゃね、ストームの部屋で」
京太郎「須賀です」
ということで同じ部屋になる
ちなみにベッドは理沙と同じにしてくれと京太郎が頼んだということもあり、玄はしかたなく理沙と同じベッドで寝こととなった
問題は解決、あとは明日どうするかだったが、今夜24時に玄の居場所が公開されかねない
京太郎「街にいるし平気だとは思いたいが……」
◇どうする?
1、街に出る
2、ホテルの中にいる
3、他ターゲットと合流
4、他の相手と合流
ゾロ目 ??
・安価1↓
3、他ターゲットと合流
京太郎「行ってくるか」
そうと決まればもう一度街を出ることにしたジープもあるし倉庫までの移動時間はそれほどかからないだろう
目標地はまだ決まっていないが探せば見つかるとは、信じたいところである
というよりこれ以上人が増えてもどうしようも無い所はあるのだが、そうすれば3:3でキリが良い
京太郎「うん、きっとそうだ」コクリ
平然とジープのエンジンをかけて駐車場から走り去る京太郎
そしてそこに誰かが現れる
女子生徒「目標は倉庫へ―――!?」ガシッ
明華「あら、こんなところに京君を狙う虫が……」
背後から片腕をひねり上げて、口を押える明華
ニコニコと笑顔ながらも、彼女は女子生徒の顔を見る
誰かなんて知らない
明華「……それにしてもいつもの服だと動きにくいですからこういう服も良いですね」
いつもの明華はロングスカートなのだが、ジーンズを穿いていた
誰かに言わせれば“本来アリオスに乗っていた者”の服装らしいが、そんなことはどうでも良い
現状の明華に勝てる人間など、そうそういはしないだろう
女子生徒「ッ!」
足を背後に振る女子生徒だが、明華が軽く背後に飛んでその蹴りを避ける
拳銃を撃つ女子生徒、その銃弾すら避ける明華が飛びあがると真上のパイプに手をかけて思いっきり体を振り、その勢いのまま女子生徒の腕を蹴る
なにかが折れるような音がして倒れた女子生徒が叫びをあげたところで口を塞ぐ
明華「……京君に手を出そうとしたことが間違いでしたね」
女子生徒「ん゛ー!」
明華「京君が止めるから殺さないだけです、勘違いしないでください……ほら、お友達にも伝えた方が良いですよ?」
微笑む明華が先ほどの通信機を口元に置いて、口から手を離す
女子生徒「須賀京太郎は倉庫に行った!お願い、殺してっ……みんなを助けっ」
明華の手刀が首を叩く
そのまま気絶した女子生徒を見て、明華は深いため息をついた
冷めた瞳で女子生徒を見ると、明華はそっと通信機を踏み潰す
そして倉庫にて、同時刻
男子生徒の一人が一人の女性の前に立っていた
男子生徒「テックセッター!テッカマンダガー!」
機体に乗るではなく、変身した男子生徒が腕のボウガンのようなものを撃つが、女性はそれらすべてを生身で避ける
それだけの技量が彼女にはあり、生身で十分避けるだけの強さが彼女にある
男子生徒ことテッカマンダガーが動揺を見せたが、それが失敗だった
理沙「斬艦刀……牙壊……!」
素早く、野依理沙はテッカマンダガーの脇を抜ける
振り切られた刀、テッカマンダガーがそのまま倒れた
理沙「……峰打ち」
呟くように言うと、理沙はテッカマンダガーから男子生徒に戻ったその生徒の足を掴んでずるずるとひきずると物陰に移す
生きてはいるがかなりのダメージがあるだろう
斬艦刀を背中に背負って物陰から見ると、京太郎がフォースインパルスへと乗り込んだ
理沙「……完了!」プンスコ
フォースインパルスで飛び立つ京太郎が、街を抜ける
京太郎「なんだか妙な感覚がした、仕掛けてくれれば気づくんだろうけど……」
感づいていないわけでは無かったが、正体がわかるわけでもない
自分を狙う人物がいても不思議ではないということはわかっている
京太郎とて、自分や玄が殺せばみんなが出れるというあの通知を丸々信じているわけではないが、他の者からすればあれが唯一の希望だろう
京太郎「殺されても、不思議じゃないしみんなを攻められる立場じゃないんだよな……」フッ
苦笑すると、頭を振って思考を変える
◇合流目標
1辻垣内智葉
2加治木ゆみ
3松実宥(小破)
ゾロ目 特殊
・安価1↓
3、松実宥(小破)
赤い機体シナンジュが森の中で周囲を警戒しながらビームライフルを構えていた
バックパックの片方が破壊されており、宥は顔をしかめる
そしてその宥に迫るのは黒い機体三機
男子Ⅰ「どうせ殺すんだ……目を付けてたんだよなぁ!」
女子Ⅰ「剥いてたしかめてみよーぜ!」
男子Ⅱ「え、リョナありなんですか!やったー!」
宥「……っ」
追撃するのはドライセン、RFドム、ドムトルーパーのトリプルドム
顔をしかめながら、松実宥はビームライフルを撃つ
だがそのホバー移動はさすがに厄介なのか、さらに動揺しているのか、かなり攻撃は当たりにくい
それに敵機はそれだけでない
女子Ⅱ「まったく、生かして捕まえればそれだけで松実玄もゲットできるんだから押さえなさいよ?」
男子Ⅰ「りょーかい」
上空にはガウ攻撃空母と呼ばれる巨大な空母
そこからさらにスタークジェガンなどが降りてくる
女子Ⅲ「私も混ぜなさいよ!」
男子Ⅰ「モテモテだねー宥ちゃぁん!」
宥「そんなの嫌だよっ、玄ちゃんっ……京太郎君っ……」
女子Ⅰ「むくって言ってるでしょうが!」
男子Ⅱ「姉妹丼でリョナか、ありだな!この拷問マニアの二つ名が輝く」
宥「助けてッ……!」
京太郎「了解。斬り開く……!」
宥「っ!?」
上空からビームライフルが放たれ、着陸しようとしたスタークジェガンとジェガンRが打ち貫かれる
シナンジュの周囲のドムがそちらへと目をやった瞬間、宥は飛び出しでシールドに内蔵されているビームナギナタでRFドムの足を斬り裂き、ビームライフルで頭部を破壊した
それでも、コックピットを破壊しないのは彼女も極力相手を殺したくなかったからで、この程度の物量で押し負けていたのもコックピットを避けていたからだ
ドムトルーパーが上空から降りてくるインパルスにバズーカを放つが、インパルスがそれを避けると盾を投げてビームライフルを撃つ
反射したビームライフルがドライセンの片足を破壊する
京太郎「殺してやりたいけど……殺すことすらも勿体ないな、こんなのッ!」
さらにビームライフルを撃つがドムトルーパーはビームシールドを張る
ビームライフルを腰にマウントすると、京太郎はガーベラストレートを引き抜いて上空から降りると同時にドムトルーパーを斬り裂く
動力部分は斬り裂かなかったが、動けないだろう
京太郎「こいつら、生かすのが癪だッ……!」
片足を打ち抜かれたドライセンがトライブレードを投げつけるが、京太郎は後ろに目がついているかのように振り向くと同時にトライブレードを斬り裂く
ビームライフルを抜くとドライセンの残った片足、両腕、メインカメラを一撃ずつ打ち抜いた
女子Ⅱ「ガウ撤退!戦力を整えてから出直す、学内ランク3位だ!」
去っていくガウ、追おうとすら思わない
京太郎はシナンジュへと近寄ると、とりあえず街へと戻ることにした
宥『京太郎くんっ』
京太郎「無事で……なによりです、玄さんもいますよ」
宥『玄ちゃんも……?』
京太郎「はい」
宥『……ありがとう』ニコッ
は?3位?1位って4人居なかったか?
京ちゃん、殺ってもよかったのよ?
-街・倉庫-
二機を倉庫へと納めると京太郎が降りる
宥も機体から降りると走って京太郎の胸へと飛び込んだ、姉妹そろって同じような感じになってしまったと苦笑した
京太郎「大丈夫ですか?」
宥「うん、怖かった……気持ち悪い感覚が、肌にまとわりつくのっ、あの男の子と女の子たち、怖いこと言って私になにかを絡ませてくるんだっ、体が思うように動かなくって、怖くって、気持ち悪くって」
京太郎「はい、大丈夫です……」
京太郎(ニュータイプ、敏感すぎるな……人の感情をもろに受けちゃって、そんなんだからあんなのにまとわりつかれて……)
だがあの戦場は街とは近い、つまりまた会うこともあるかもしれない
そして会ってしまえば、余計なことを言われれば、京太郎も生かしておくほどの理性がある自信が無かった
願わくば二度と会いたくないと思いながら、震える宥の肩抱いて、ジープに乗り込むとホテルへと向かう
◇System
・松実宥の好感度が20上がりました
・【松実宥:100】
-ホテル-
明華「【NTR】信じて送り出した昔馴染みが女の子片手に帰ってきた【パート2】っと」カタカタカタ
京太郎「なにやってんだお前は」
理沙「現実逃避!」
京太郎「まったく、とりあえず危ない所だったんで、どうにか助けられました」
玄「お姉ちゃん!」ガバッ
宥「玄ちゃんっ!」ガシッ
咏「感動の再会って奴じゃね?知らんけど」
京太郎(良かった、本当に……)フゥ
宥が掴まっていたら玄も犠牲になっていただろうし、その逆もまたしかり
あの無法者たちにこの二人がやりたい放題されるなど想像したくもない
文字通り虫唾が走るという奴だ
京太郎「……っ」グッ
明華「どうしました?」
京太郎「……いや」
結局部屋割りとしては、京太郎の部屋に宥&玄が来ることになり、理沙と明華と咏の三人が別の部屋
理沙が大激怒していたがいつも通りだった
京太郎はホテルの屋上へとやってくると、ため息をついて缶コーヒーをすする
京太郎「……葵さん、無事かな」
追跡を任せてしまった
葵になにかあるとも思えないが、不安であるのも仕方がない
宥や玄を助けることができた、あとはあのインチキメガネ色物アイドルこと辻垣内智葉と加治木ゆみ
咲や赤阪郁乃も気になるところだ
京太郎「……このメンバー、どういう人選なんだ?」
とりあえずこの世界のことがわかればやりようはあるだろう
京太郎は缶コーヒーをまた一口すする
◇誰か来る
1、野依理沙
2、雀明華
3、三尋木咏
4、松実玄
5、松実宥
ゾロ目 ??
・安価1↓
1、野依理沙
ベンチに座ってコーヒーを飲んでいると、誰かがやってきた
そちらを見れば理沙であり斬艦刀を背負ったままやってきたものだから何事かと思ったが斬艦刀を横に置くと、京太郎の隣に座る
口下手なりに人と仲良くなろうと頑張っているのはわかっていた
昔はもっと純粋に人の感情を感じられた京太郎は、理沙が口下手だとすぐにわかったが、今理沙が現れても理解できなかっただろう
京太郎「……なんか、15のガキなんだけど昔がうらやましく思います」
理沙「……うん」
優しい声音の理沙が、そう答える
人を本気で殺すことも今ではいとわないだろう、段々と生死をかけた戦いに慣れてきたのか、ゲームであるという意思が心にあるのか、なんにしろ迷っていた
結局、今日も殺意に似た憎しみはあったが殺すことはできない
京太郎「俺、どうするのが正解なんですか?」
理沙「……」ギュッ
横から、理沙がそっと京太郎の頭を抱く
優しく頭を撫でられると、昔のことを思い出す
昔から理沙には可愛がってもらっていた
京太郎「……俺は」
理沙「良いんだよ……京ちゃん」
京太郎「え」
理沙「迷うのは、間違いじゃないから」ナデナデ
殺すのが間違いとか、殺さないのが間違いとか、そういうものじゃなく迷うのは間違いじゃない
理沙はそう言う
懐かしい、あの頃のことを思い出す
京太郎「そうかな、理沙さん」
理沙「うん……」
スッと京太郎の頭を上げさせると、理沙が京太郎の両頬に手を当てて微笑む
新鮮だがどこか懐かしい
思い出す
京太郎「昔、そうやって笑って……俺のこと撫でてくれましたよね」
理沙「うん、いつの間にか……かっこよくなって」スッ
そっと、京太郎の唇に理沙は自分の唇を当てる
驚愕しながらも、京太郎はなんとなく理解していたのかそのまま止まっていた
十秒ぐらいしてから、理沙が口を離す
理沙「……ごめん!」プンスコ
京太郎「戻ってるじゃないっすか!」
さすがに恥ずかしかったのだろう
京太郎「たく、謝らないでくださいよ……えっと、そういうことです、よね?」
理沙「うん!」プンスコ
京太郎「えっと、今の俺に答えることはできません」
正直にそう言う
京太郎「でも、いつか理沙さんの想いに答えられればと思います」
頷く理沙の頭を、京太郎が撫でる
京太郎「すみません、こんな返事しかできなくて」
理沙「……」スーハー
深呼吸をする理沙
理沙「……ううん、私は、京ちゃんを待ってるよ」
京太郎「ありがとう、理沙さん……」
◇System
・小イベント『理沙の本音』をクリアしました
・ボーナスとしてSRC10000を手に入れました
・初期機体選択で『グルンガスト参式』を選択可能になりました
・昔から知り合いである『野依理沙』の信頼度は最初からMAXです
さすがにダイゼンガーは後継機かw
久「……さて、そろそろね」
美穂子「本当にするのね?」
久「当然よ、それなりの決意はあるつもりだわ……正直、怪しいけど」
灼「まぁ、それが正しいと思う」
透華「では、動きましょう……かなりの人数が集まりましたわ」
睦月「……うむ」
久「ええ、目標はターゲットメンバー全員よ……!」
-バーチャル2日目・終了-
では今回はここまでということでー
だいぶ進んだ、味方も増えましたね
ちなみに追跡+葵を選択したのはかなり正解的な感じです、まぁ明華でも良かったんですが
劇場版アレルヤの動きができてステータス二倍の明華の死亡判定無効×1は、無駄になりそう感が凄いです
生身で戦っても明華と理沙は負けません、理沙は現在PROJECT X ZONEのゼンガーみたいな感じです
とりあえず面子も大概ギリギリで味方にできていて、宥ちゃーも一週目に近い感じで助けました
玄と宥を助けるのが逆だったらもっとギリギリだったかもですが(汗)
では、疑問質問ありましたら返しますのでお気軽にー
>>313
ダイゼンガーは登場シーンがたまらないのでやはり後継機です!
なるほど。命を狙われたり命を奪ったりで心が死ぬ可能性もあるんだな。咲あたりはそっちの意味でヤバそう。
野良モブの手にかかるならまだしも、名有りや名有り配下の手で刈られたら後の学園生活でギクシャクしそうだな。
>>316
タイトル表示と「黙れッ!!そして、聞けッ!!」をやるんですねわかります(白目)
生徒会は敵になりそうだが、多分反生徒会は協力してくれそう。抗争の件もあるし
大体の味方の予想も出来るけど、関係が薄いのがどういう対応するかが気になる。
特に永水と千里山が確実に強いだろうし
リガズィカスタムでテンション上がって撃墜されていくジェガンシリーズに涙が零れたわ
街のNPCは協力してくれるんだろうけどやっぱ生徒がちょっかいかけてくるな
早めにターゲットと合流しきって修理補給もしくは機体変更済ませてやりたい
乙ですー
とりあえず、ターゲット救出しつつ、単独行動は控える感じかな
余裕があれば機体の修理もしたいところ
葵の情報収集が間に合いさえすればヒッサ達の説得もできそうだが
やっとおいついた。
ちょっと質問なんですけど、シールドって基本的に持ってるだけで戦闘システム上では関係無いって方向ですかね?
美穂子はNTじゃない明華あたりに任せるのが確実かねぇ
NT-D発動しちゃうと京ちゃんが本気出さないとかなり危険だし
やえと睦月という強敵がいる以上、宥と玄はその他の雑魚散らしに回ってもらうしかないし
マシンセルぶっこんでスレードゲルミルにするのはアリですか?
照の好感度高いから味方になってくれそう
味方になるかはともかく、久達との戦闘中に介入してきて武装解除(物理)してくる可能性はあるね
ターゲット側の武装を解除しちゃったらその後嬲り殺されるだけなんだけど……
キラとのPSSだとその辺のことを放置しちゃうだろうからなぁ
これより再開しようと思います、人はおるかな?
出でよ、双覇龍!
>>317
一介の学生の精神力じゃ持つか持たないかって感じですね
ギクシャクってレベルじゃないですね、あげく犯罪にはならないでしょうし
>>319
なにがダイゼンガーだ!(フラグ)
>>320
関係が薄いということは敵にまわってもなでもなくなるってことですからね
これは怖い
>>322
ビルドファイターズで良く見る光景ですね(ゲス顔)
MSは雑魚として撃破しやすいんです、ワンオフ機じゃないし
みんな早く帰りたいから
>>323
葵は現在どうなってるのかって感じですね
>>324
とんでもねぇ、待ってたんだ
シールドは演出とかだけですね、システムはなにもないです
>>325
戦力がまったく違いますからねぇ、当然っちゃ当然って感じで
宥と玄の二人が足を引っ張りかねないってよほどのことですね
明華が強いのが問題
>>327
スレードゲルミルはライバル機だから(震え声)
>>330
現状で照の好感度が高いとかいう意味不明の状況(血涙)
>>331
まだキラとは決まってないし(震え声)
それでは再開していきますー
無限のフロンティアでのOGでできないノリ、好き
-バーチャル3日目・朝-
京太郎「さて、おはようございます」
起き上がった京太郎が、全員が待っているホテル内の食堂へと入る
理沙、明華、咏、宥、玄、と全員が揃っているのと確認すると食事をはじめた
大体にしてターゲット側から見ればこのレースに終わりはない
京太郎「ただ殺されるわけにもいきませんね……葵さんとの合流のしやすさを考えればここに残るのが妥当」
宥「宇夫方さん……」
咏「まぁここにずっといても危険かもってこと考えるとね、ここから出るのもある意味じゃ正解だけど」
京太郎「どうしますか……」
◇3日目
1、街に留まる
2、街を離れる
ゾロ目 ??
・安価1↓から2票集まった方
1、街に留まる
京太郎「いや、街で待ちましょう」
理沙「ダジャレ!」
京太郎「違います」
宥「あったかくない」
京太郎「違います!」
玄「わ、私はおもしろいと思うよ?」
京太郎「違うって!」
明華「可哀想な京君、ベッドの上で慰めて」
京太郎「それは違うよ!」ロンパッ
咏「スードリーの言うことももっともだし、今日は街待機って感じだねぃ」
京太郎「まともなこと言ってる……名前違ってるけど、須賀です」
◇どうする?
1、街に出る
2、ホテルの中にいる
3、他ターゲットと合流
4、他の相手と合流
ゾロ目 ??
・安価1↓
3、他ターゲットと合流
ホテルの部屋に戻ってきた京太郎、宥は毛布にくるまっていて玄が飲み物を飲んでいた
京太郎としてもこの姉妹二人は明華のようなことをしないから安心ではあるのだが……
玄「あ、そうだ飲み物とかいらない?」
京太郎「いえ大丈夫です」
玄「じゃあマッサージとか」
京太郎「平気ですから」
玄「うん……」ソワソワ
何かしらしないと気が済まないと言うか、どうしたのだろうとも思う
宥も玄のことが気になっているようだが妙な部分がいくつかある
まぁなんでも良い、現状としてやろうと思うことはいくつか
京太郎(ターゲットと合流、だな)
近場にいれば探すに限るだろう
ターゲットは一つに固まっておくに限る
・誰か連れて行く?
1、連れて行く(明華・理沙・咏・宥・玄の中から一人)
2、一人で行く
ゾロ目 ??
・安価2↓
のよりんから貰った機体はトンデモ仕様らしいがどんな風にとんでもないのか
1、連れて行く(理沙)
なんだかんだで頼りにもなるし、生身でも強いことを考えて理沙を連れて行くことにした
隣の部屋の理沙を連れて京太郎は外へと出る
そしてそんな二人を見送る明華が、爪を噛みながら目を細めた
咏「怖い顔すんなよー嫉妬するのは勝手だけど」
明華「いえ、それに関しては構わないんですが……色々とわからない部分があるんです」
咏「ん?」
明華「ターゲットが全員ランカーだとか考えたんですが赤阪郁乃がいたりもするじゃないですか」
咏「まぁそりゃそうだけど」
明華「巧妙に、なにかのついでに、ターゲットを殺す、ということを考えている……?」
咏「……案外真面目だね」
明華「もともと真面目です」
咏「ほら、須賀といるとぶっ飛んでるし」
明華「京君の甘い匂いが私を狂わせるんです……あ、なんか思い出したらむらむらと」ムラッ
咏「おっぱじめるなら風呂場でな」
フォースインパルスに乗り込んで、飛ぶ
膝の上の理沙、昨日のことを考えると意識しないと言えば嘘になるし、風呂に入ったから良い匂いがする
ヘレンヘレンでしょ、とか妙な電波を受信しそうにもなるが、そこを押さえて飛ぶ
京太郎「やはりターゲットを探すといっても……」
理沙「煙!」
モニターの映像を拡大して、離れた場所で煙が上がっていた、それもいくつもの煙がだ
ならばそこでは戦闘があったということである
昨日の戦闘とは位置が違うところを見れば新しい
京太郎「さすが理沙さん、行きましょう!」
理沙「うん!」
◇合流目標
1辻垣内智葉(コンマ80以上で成功)
2加治木ゆみ(コンマ50以上で成功)
ゾロ目 特殊
・安価1↓
>>365
ほら、機体はまだもらってないから(震え声)
とりあえずグルンガスト参式は後継機がトンデモ攻撃力と装甲値とその他もろもろとなってます
あとコンマがおしい
2、加治木ゆみ(成功)
飛んでそちらへと向かうと、そこには黒い機体が一機
銃を構えてくるが、インパルスで両手を上げれば素直に銃を降ろしてくれた
その機体へと近づく京太郎が、コックピットを開く
同じく、向こうの機体のコックピットが開かれる
京太郎「加治木さん、俺です!」
ゆみ「少年……いやしかしなぜ女性を膝に、破廉恥だぞ!」
京太郎「あ、これは違うんです」
ゆみ「……まぁ良い、なにはともあれターゲットと合流できたのは助かる」
京太郎(ガンダムタイプの残骸、それに装甲値が高そうな機体も、さすがか)
ゆみ「君たちは今どうしてるんだ?」
京太郎「とりあえず街の方に……詳しいことは道中に話します」
ゆみ「ああ、助かるよ」フッ
◇System
・加治木ゆみが味方になりました
-ホテル-
一室に集まる面々、新たな仲間であるゆみには歓迎ムードだ
だが一方のゆみは苦笑で返す
不思議そうにする京太郎だが、明華は顔をしかめる
ゆみ「ここまで女所帯とはな、ハーレムか少年」フッ
京太郎「違いますって」
ゆみ「まぁなにはともあれターゲットがこれで四人も集まっているとはな、侮れない男だ君は」
京太郎「どういうことですか?」
ゆみ「運が良いと言うことだ……こういうことはあまり語らせないで欲しいな、プロの方々もよろしくお願いします」ビシッ
理沙「敬礼!」
咏「すっげぇちゃんとしてる」
京太郎「いや、俺がちゃんとしてないみたいな」
明華「そうですよ!私ぐらいちゃんとしてる人そう見ませんよ!」
宥「ツッコミ待ち?」
明華「京君のなら突っ込みま」
玄「やめるのです!」
昼御飯も終えて、京太郎は咏と理沙と明華のBASEを確認する
だが表示されるのは玄と宥の二人だった
現状では他の面々の情報なども欲しいのだが、そう簡単に行くものでもない
京太郎「はぁ、どうしますかぁ……」
明華「あ、京君、玄と宥さんの機体の修理が終わったらしいですよ」
京太郎「それは朗報だな、助かる……色々と」
明華「戦闘があればいつでも出れますね、それに明日には出れるでしょう」
京太郎「だな、だけど葵さんが帰って来てないんだよな……」
明華「ですね、それが厄介です」
二人で悩んでも仕方ないと、京太郎は明華と別れて一人歩く
そもそも現状のことを考えれば街から出たい気持ちはある、それでも葵が来てくれればそれに越したことは無い
彼女は無事だということが前提だが、彼女が無事でないとも思えなかった
妙な感覚だが、とりあえず信じても良いだろう
◇どうする?
1、街に出る
2、ホテルの中にいる
3、他ターゲットと合流
(※辻垣内智葉:コンマ80以上で成功、失敗すると……)
4、他の相手と合流
ゾロ目 ??
・安価1↓
4、他の相手と合流
・誰と合流?
※遭遇:年代
01~30 一年
31~60 二年
61~98 三年
ゾロ目 特殊
コンマ一桁が『1・3・7』で失敗
・安価1↓
・敵機接近?
01~50 遭遇
51~98 非遭遇
ゾロ目 特殊
・安価1↓
失敗か
ちなみに一桁よりゾロ目優先?
>>389
ゾロゆうせんです
『非遭遇』
誰か味方を探しに行こうとジープを運転していると、視界に映るのは数人の男女だがなんとなく雰囲気が違う
学園の生徒たちと同じような雰囲気を感じて昨日のことを思い出す
この流れでひき殺してしまいたいが、間違っていたらと思うと恐ろしいので手は出さない
車を倉庫に停める
だが一応連絡はしておこうと、BASEを取り出した
京太郎「それなりの距離なら通信ができるとは、こっちのBASEは便利だな」
明華『もしもしどうしました?』
京太郎「一応、宥さんと玄さんの二人は注意深く見ておいてくれ」
明華『はい、京君の頼みですからしっかり守ります!』
京太郎「おう、頼んだぞ」
通信を切るとジープを降りる
シナンジュとリ・ガズィカスタムもすっかり修理が終わっていた
そこそこ大きな街、伊達ではないなと頷く
-夕方-
◇どうする?
※街での最後の自由行動です
1、街を探索
2、ホテルの中にいる
3、他ターゲットと合流
(※辻垣内智葉:コンマ80以上で成功、失敗すると……)
4、他の相手と合流
(コンマ一桁『1・3・7』で失敗)
ゾロ目 ??
・安価1↓
『ゾロ目 特殊』
・特殊
1、ターゲットと遭遇(特殊)
2、他の相手と合流(プロ・アナ)
3、通知
遭遇 超特殊
・安価1↓
1、ターゲットと遭遇
倉庫にて機体を見ていると、新たな機体が入ってくる
爽のレッドフレームを思い出すその機体は歩いてハンガーに入ると、コックピットが開き誰かが降りてくる
そしてその青い機体から降りてきた少女に、京太郎は見覚えがあった
京太郎「インチキメガネ色物アイドル……」
辻垣内智葉がそこには居た
彼女がワイヤーを使って降りてくると、不思議そうな表情を浮かべる
クールに笑う彼女を見るとあの日の光景が脳裡に宿る
智葉「須賀京太郎、まさかこんなところで会うことがあるとはな」
京太郎「あ、はい」
智葉「私のブルーフレームに何か?」
京太郎「いや、爽さんのレッドフレームを思い出したので」
智葉「……奴か、一応兄弟機だからな」フッ
京太郎(アイドルっぽくないな)
◇System
・辻垣内智葉が味方になりました
そして、智葉のことを明華に連絡して、智葉はホテルへと向かった
京太郎も何かしようと倉庫を出て街を歩く
何かしら買物でもしようかと歩いていると、アクセサリショップを見つけた
京太郎「なにかしら買っていくか……?」
そう思っていると、服が引っ張られた
下を見れば昨日ぶつかった少女
少女「お兄さん、昨日ありがとう」ニコッ
京太郎「いや、ぶつかったのは俺の不注意でもあるから」
少女「はい!」
何かを渡されると、素直に受け取る
小さな花、百合か何かだろう
京太郎「ありがとう」ナデナデ
少女「うん!」
瞬間、周囲に警報音のようなものが鳴り響く
バッと顔を上げた京太郎が空を見る
まだ距離はあるが……
京太郎「あの空母、昨日のッ!」
それにウィンダムたちもいる、手を組んだということだろうか
とりあえず住人たちが避難しているのを見て少女をそちらへと向かわせると京太郎はインパルスの元へと向かう
それほど倉庫と離れていない場所で、京太郎は機体に乗り込むと先ほど少女にもらった花を隅にかける
京太郎「……須賀京太郎は、インパルスガンダムで出ます!」
フットペダルを踏み込み、出撃する
とりあえずは、ガウ攻撃空母の空爆を阻止しなければならないと、飛び出す
フォースインパルスは火力に欠けるが、爽から受け取ったガーベラストレートであれば両断することも可能だ
だからこそ、接近をこころ見るも、対空防御はすさまじい
京太郎「くそっ、旧式でッ!」
女子Ⅰ「須賀京太郎ぉぉぉぉ!逃がさねぇよぉぉぉぉ!」
巨大な緑色のMA、ビグザムが地上へと降りる
昨日は無かったはずのビグザムが3機、ウィンダムたちも街へと攻撃をしかけていく
明華たちが心配だがその心配をしている暇もない
京太郎「くそっ!」
ウィンダムとビグザム三機の攻撃にさらされて、京太郎はガウへと接近できない
なんとかする方法を考えても、何も出ない
京太郎「くそっ、どうすりゃっ……!」
ビグザムから放たれる巨大なメガ粒子砲が放たれて、その三本が徐々に迫る
京太郎は表情を歪めてガーベラストレートを引き抜くと、一機の足を斬り裂く
体を傾けられたビグザムがメガ粒子砲を打ち出したまま空へと向くと雲を貫いた
ガウから、出てきた黒い機体クロスボーンガンダムX2がビームザンバー片手にインパルスへと斬りかかる
京太郎「なんだ、なんなんだお前らはッ!!」
女子Ⅰ『死にたくない!それだけだよ、ッ、あんたらを殺したい、そうすれば帰れるッ……帰れるんだよォォォォ!』
京太郎「だからって、街の人を巻き込むことないだろ!」
女子Ⅰ『街の人ォ!?あんなのただのNPCじゃんか、どうせバーチャルの、おもちゃだろぉぉがぁぁぁぁっ!私たちは本物、あんなのに比べてよっぽど尊い命があるんだよ!』
京太郎「N……P、C……」
先ほどの少女を思い出す
あれも全部どうでも良い、自分たち以下の……
女子Ⅰ『だから死んでよっ、お願いだから……私たちをこんなところに閉じ込めないでよ!』
京太郎「ッ!」
頭に鈍痛が奔った……気がした
気のせいなのはわかってるのに、自分たちが閉じ込めていると言われて衝撃が走ったということはそれなりの自覚があるということだ
確かに自分が死ねば、自分たちが死ねば彼女たちの道は切り開かれるのかもしれない
だからって簡単に、道がそれしかないって自ら死ににいく
京太郎「そんなつもりは無い!」
女子Ⅰ『事実そうじゃんか、死ねよ!人助けだと思ってさァ!』
男子Ⅰ『そうだ、死ね!死んでくれ!頼むから!』
男子Ⅱ『この世界から出るために!』
女子Ⅱ『お前たちを殺さないと、私たちはァぁァァァ!』
発狂したように『死ね』という言葉を連呼する生徒たち
頭が狂いそうだった
だがそれでも死ぬわけにはいかない、いや自分一人ならどうにでもなるが全員を助けるということは
京太郎「宥さんや玄さん、加治木さんや辻垣内さんを殺せって……そう言ってるッ」
どこかの何かの意思、京太郎たちをターゲットとしたこのゲームの本当の理由がこれだ
破壊するのはその人間の命ではなく、心
結果的にその人間自体が破壊されるのは確かだが、必要なのは過程だった
明確な殺意の集中
焦る京太郎が、X2から離れてビームライフルを撃つも、対ビームコーティングがされたマントで弾かれる
ビグザムもI-フィールドがあった
京太郎はせめて住人の非難をさせようとも思っていると、真下に見知った影がある
京太郎「あの女の子……ッ!!?」
そこには先ほど花をくれた少女がいた
こんなことなら避難するように言うのではなく、連れてきてしまえば良かった
京太郎はそちらに向けて飛ぶ
NPCであり、人間ではない人間ではないはずだ
女子Ⅰ『死ねよぉぉぉぉ!須賀あぁぁぁぁぁぁっ!』
瞬間、放たれた巨大なメガ粒子砲が京太郎の眼前に放たれる
条件反射で下がった京太郎だが、そのメガ粒子砲がなくなった時―――そこには少女がいた
いや、すでにあったと言う方が正しい
直撃はしなかったものの、至近距離を通ったビームは少女を焼いていた
京太郎「ァ……ァァァァアアァァァァァッッッ!!!?」
女子Ⅰ『すがぁぁぁぁぁぁっ!』
接近してくるX2を、飛行してきたユニオンフラッグカスタムがプラズマサーベルで弾く
浮遊している京太郎そしてその前に飛ぶフラッグ
京太郎はコックピットの中で叫びを上げる
覚悟が無かった、昨日の時点で眼前の敵を殺していれば状況は変わっただろうか……?
街から出ていれば変わっただろうか……?
宥を助けていなければ変わっただろうか……?
考えても仕方がない、どうあってもこうなったという可能性が無いと言ってもわからない
京太郎は口を押えながら吐き出しそうになるものを無理矢理胃に戻して、花を見る
先ほどの少女の笑顔が頭の中にこびりついて離れない
目の前の生徒たちはそんな少女を殺した
笑顔を向けてくれた少女-バーチャル-と、殺意を向けてくる生徒-リアル-
どちらが正しいのかもうわからない、京太郎にとってどちらが正しいも間違っているも、もうわからない
フラッグ以外にも、ブルーフレームセカンドや玄のリ・ガズィカスタムや明華のアリオスが出撃する
宥がいない、それも今は冷静に理解できない
インパルスはそっと降りて、少女の亡骸を見下ろす
京太郎「……俺っ、は……」
◇これからの道
1、殺す
2、それでも殺さない
・安価1↓から1分間で集計
◇System
・引き金は自分で引きましょう
・どちらにも同等クラスのメリット・デメリットはあります
1、殺す
あれがNPC、そうは思えなかった
この街で過ごしたのは一日、それでもこの街に住んでいる人間がバーチャルの塊だと思うことはできない
0と1だけで造られた世界、そうは思えない
京太郎「……こんなこと、許せるもんかァァァァァッ!!!」パキィィンッ
◇System
・特殊技能『SEED【Lv2】』が『SEED【Lv3】』になりました
◇SEED【Lv3】
条件:気力120以上
効果1:命中・回避・防御を+30
効果2:技量+20
飛び立つインパルスが、ガーベラストレートを引き抜いてX2へと斬りかかる
ビームザンバーでその攻撃を受け止めるX2
京太郎「こんな、こんなことッ……ここの人だって精一杯生きてるんだッ!なんだってこんなことして、お前たちはァッ!」
女子Ⅰ『生きてる!?生きてるわけないじゃん、バーチャルだよここは!いつものBASEの中だよ、なんで私たちがそんなことを気にして戦わなきゃならないのさ!』
宥『生きてるよ、みんな生きてる……じゃなきゃこんなに死は入ってこない、みんなの死を感じない!ここは、現実だよッ!』
女子Ⅰ『松実宥ぅぅぅぅ!!』
シナンジュが飛びあがると、リ・ガズィカスタムがその真下を飛びその上にシナンジュが乗る形になる
二機がガウへと攻撃をしかけた
宥『生きてるから、全部感じるっ……そうだよ、ここはバーチャルなんかじゃっ』
女子Ⅰ『世迷言ぉぉぉぉ!死ね!死ね!死ね!みんな死ね!私たちが生きるのを邪魔するような奴はッ……死ねェぇぇぇぇぇ!!!』
京太郎「死ぬのは……お前だァァァァァッ!」
◇System
・まるで相手にならないので戦闘をスキップします
X2に斬りかかる京太郎、そんな攻撃をザンバーで受け止める女子Ⅰ
三年レベルの強さ、実際に三年なのかもしれないがそんなことは京太郎にとってどうでも良い
殺してでも止める、でなければまた人が死ぬ
京太郎「……殺していいわけないだろ、相手は人間だぞ!」
女子Ⅰ『だからなんで人間だと思ってるって聞いてるんだよッ!バーチャルの世界だって言ってるだろォォ!』
宥『だから、その認識が間違ってる……間違いは認めて、次の糧に』
女子Ⅰ『できるわけないだろ!人間じゃない!人間じゃないから殺しても良い!殺しても良いんだッ!だから、だからっ、お前らを殺すって、死ねって……しねぇぇぇぇぇぇぇ!』
すでに、聞く気はないというより冷静さがないのだろう
間違いなく、気が狂っていた
京太郎「もう、止めない……一度は止めた、ダメなら……!」
ガーベラストレートを居合の構えで持つと肩からX2に突撃、衝撃でよろめいた瞬間を狙ってガーベラストレートを抜刀
斬り裂けたのはビームザンバーを持つ腕と、片足を切り落とす
そしてもう一撃を放とうとした瞬間、マントを外して投げつけてくる
京太郎「お前が自分やみんなを守るって言ってた、けど俺だって譲れないものぐらいある……大切な人たちを守りたい、もうあの女の子のような人を死なせたくない!だからここで、俺はお前を殺す!」
ガーベラストレートでマントを真っ二つにすると、逃げているX2にビームライフルを構える
手が震える、それでもやると決めた
京太郎は、トリガーを―――
引こうとした瞬間、上空からビームが奔る
そのビームはインパルスのビームライフルを貫いた
京太郎は舌打ちを打ってビームライフルを手放すと盾を前に構えて爆発するビームライフルから自分を守る
京太郎「なんだ!」
上空には、青い翼を持つ機体、ガンダムタイプのその容姿、いつの間にか暮れていた日
月を背景にするその姿は神々しさすらも感じる
だが、今の行動からわかることは、敵だということだ
京太郎「突然、現れて……!」
だが敵意は感じない
浮遊する機体、フリーダムガンダムはビームサーベルを引き抜いて
ガウへと飛びウイングに搭載された高火力ビームを放ち、ガウのウイングを破壊する
そのまま街の外へと落ちていくガウは爆発することはない
京太郎「微調整、死なないように……?」
X2は戻ることなく街中に落ちる
次にフリーダムはウィンダムたちを破壊していく
無人だと知っているのかコックピットだろうがどこだろうが破壊するが、ビグザムへと接近すると腰のレールガンを放つ
動力部をやられたのか、ビグザムは機動を停止した
京太郎「あれに続く……!」
味方ならば心配はないと、ビグザムへと接近しようとする京太郎だがその瞬間、ビームサーベルを引き抜いたその機体がインパルスの左腕を切り落とす
驚愕する京太郎、殺意も敵意も無いように思えたからだ
感覚に頼っている戦闘では勝てないと舌打ちを打つ
京太郎「やっぱ敵なのかよッ!」
右腕にてビームサーベルを引き抜くと、京太郎はそのガンダム、フリーダムガンダムへと斬りかかる
体を逸らしてそのサーベルを避けるフリーダムが腰のレールガンを放つ
だがVPS装甲によって衝撃のみを受けたインパルスは、真下へと落ちていく
京太郎「ぐぁぁっ!」
ゆみ『少年!……何者だ貴様!』
フラッグがフリーダムへと斬りかかるが、プラズマサーベルをシールドで受け止めるとフラッグに蹴りを放つフリーダム
それを後方へと下がって回避するフラッグ
フラッグとフリーダムがぶつかり合うが、強化機、専用機といえどもエース級のガンダムタイプに勝てるわけもない
パワー負けして地上へと落ちそうになるフラッグ、体勢を崩したのが運のつきなのだろう
フリーダムがその隙をついてビームサーベルでフラッグの腕を斬り裂く
明華「よくも京君を……許してあげませんよ」
空から降りてくるアリオスが、腕に内蔵されたビームサブマシンガンを放つが、フリーダムはそれを軽く回避していく
だが明華とて伊達にエースではないし、誰にも理解されないだろうけれど誰よりもスパロボバトルをして年季も違う
ずっとやっていたわけでもないが、前よりはよほど腕が上がった
明華「見切ることぐらいできるんですよ……」
??『変わる?』
明華「っ、少し黙っていてください」
頭に響く声に返すと、明華はビームサーベルを引き抜きフリーダムを追う
撃破が無理ではないだろう
追う明華と追われるフリーダム
明華「……トランザム!」
真っ赤に輝いたアリオスがフリーダムへと追いつく速度で飛ぶ
以上な速度は、並のパイロットでは目で捉えることすらできないだろう
超高速のアリオスがフリーダムに斬りかかるが、それをシールドで受け止めるフリーダム
受け止められることに驚くも、すぐにフットペダルとレバーを操作
ランカーでもかなり低い明華だが、実力では別だ
明華「見切れますか……?」
瞬間、フリーダムの目の前から消えるようなスピードで背後へと移動して蹴りを放つもフリーダムはそれを避ける
避けた先にアリオスがやってきて再び斬りかかるが、それをシールドで防ぐ
明華「やりますが、防ぐだけで精一杯ですね……!」
これならば勝てないことはないとさらに離れてスピードで攪乱しようとビームサーベル二本を持って、背後から斬りかかる
だがその瞬間、アリオスの目の前になにかが横切る
すぐに背後へと下がったがその瞬間、振り返ったフリーダムの腰のレールガンがアリオスを襲う
明華「くっ!」
上へと移動してそのレールガンを避けた瞬間、先ほど横切った何か……ビームブーメランがアリオスの両足を斬り裂く
明華「なっ!」
ビームブーメランが帰っていく方向には赤い機体、ジャスティスガンダム
舌打ちを打つ明華へと放たれるジャスティスガンダムのビームライフルがアリオスの頭部を破壊する
明華「たかがメインカメラをっ……!?」
接近したフリーダムがビームサーベル二本を持ち、アリオスの両腕を斬り裂く
アリオスのトランザムが切れる
京太郎「明華ッ!!」
京太郎の叫びが聞こえるがどうしようもない
武器を失ったインパルスでは援護は不可能、武器を失ったフラッグも動けない
智葉も宥も玄も敵機の波状攻撃を抜けることができない
明華「ここまでですかッ……!」
フリーダムがアリオスの体を斬り裂く
一回転して斬り裂かれたアリオスは手足も頭部も両腕のウイングすらも斬り裂かれ、そのまま地上へと落ちていく
宥と玄と智葉が戦う戦場へと、飛ぶフリーダムとジャスティスの二機
京太郎『辻垣内さん、玄さん宥さん! 武装解除して撤退してください、たぶんそれで攻撃されない!』
智葉『くそ、宮永照ッ!』
京太郎『照、宮永照ですって!そんなのっ!』
智葉たちが地上へと降りて京太郎たちの方へと飛ぶ
フリーダムとジャスティスの二機がビームを放ち大量のウィンダムを落とすと、それですべての敵機がいなくなる
残されるのはボロボロの街
フリーダムとジャスティスがどこかへと消えていく
京太郎「……殺さないように、してたのか」
ゆみ『だからといってこんなこと許されるか!戦場を引っ掻き回して、私たちもする必要のない損傷を……くっ』ガンッ
玄『とりあえず、これからどうする?』
宥『……沢山、人の死が、沢山入って……』
智葉『ともかく、明日までには場所を移そう』
明華『あ~……お医者さん、呼んでくれますか?』
京太郎「明華!」
明華『とりあえず、体中痛くて仕方ないので……』
上空を飛ぶ黒い機体、シュロウガ
その機体に乗っていた葵が街を見て顔をしかめる
情報らしい情報を手に入れて、ようやく降りてきた
葵「そっか、やっぱバーチャルだと思いこんじゃう子は仕方ないよね……この世界がバーチャルか、笑える」
いくつもの嘘によって塗り固められた現実、それを知っているからこそ葵は顔をしかめる
『笑える』という言葉とは反対のような表情をして、所々で火が上がる街を見下ろす
葵「とりあえず、京た……須賀君だけでも生きてれば」
そうつぶやくと、シュロウガを人型に変形させて地上へと降りていく
-???世界・3日目終了-
◇System
・アリオスガンダムが破壊されました
・雀明華は戦闘不能となりました
・宇夫方葵が味方になりました
-???・3日目・朝-
京太郎はハンガーで眠っていた
街の奥の方にあるここは破壊されていなかったこともあり、難民は多い
京太郎はベンチで寝ていたものの、目を覚まして背を伸ばす
京太郎「……あの子の夢、トラウマになってるっていうのか……いや、そんなことあるものかよ、全部バーチャルなら」
言い聞かせるようにつぶやく
昨夜の言葉と支離滅裂になるのも、全部あの子を引きずらないようにするのに精一杯なせいだ
だが焼けた少女が脳裡に焼き付いて離れない
京太郎「……ダメだ、せっかく葵さんも帰って来てくれたのに」
情報の整理は明華の病室でという話になっている
頭を押さえながら、京太郎は近くの自販機で買った缶コーヒーを飲む
少しだけ、すっきりした
集合時間まではまだある
◇誰のところに行く?
1、明華
2、理沙
3、咏
4、宥&玄
5、智葉
6、葵
ゾロ目 ??
・安価1↓
6、葵
歩いていると、葵と会った
まだ病院に行くまでは時間もあるしということで、葵と共に港を歩く
潮風が心地いい
京太郎「どう思います?」
葵「なにが?」
京太郎「ここって、まるで現実です……だから、怖いんですよ」
葵「そうだね、私も怖かった……大事な人が死んだと思った時は」
京太郎「え?」
葵「まぁ生きてたんだけど」クスッ
京太郎「……?」
葵「怖いんだよね、私って飽きっぽいのかなって……最初にずっと仲良くしてみたいって思っていた子がいて、その子と仲良くできて、そのあとにできた大事な人がね。繰り返す事にその人の方が心を占めていく」
少し語るように言う葵がハッとして京太郎の方を見る
葵「ハハハッ、なんか語っちゃったよ、あー怖い怖い」フフッ
京太郎「別に構いませんけど」
葵「いやぁ、君とこの世界にいるとなんでも言っちゃいそうだよ」
京太郎「でも良いじゃないですか、葵さんみたいな人にそこまで思われるなんて羨ましい限りっすね」フッ
葵「そっか……」
なんだか、顔をしかめる葵
どうしたんだろうとも思っていたが、それ以上は葵も何も言わなかった
京太郎も、何も聞かない
◇System
・宇夫方葵【2/5】
その後、病院の明華がいる病室へと全員が集まる
一応この街を守ろうとした人間として、結構なもてなしを受けているが、自分たちのせいで襲撃を受けたとは口が咲けても言えない
とりあえず、面子はそろった
京太郎「平気か明華?」
明華「はい、ですが殺さないように攻撃してくるとは……よほど自分の力に自信があるのか、自信の表れか」
葵「そう言うんじゃないとは思うけどね、ただ単に学園の生徒を誰も殺さなかったんだろうね、宮永照と……弘世菫は」
智葉「……実際に死ぬんだ、そういう手法を取るのはわかるが無差別に武装解除をするとは」
ゆみ「仏の顔も三度まで、まだ我慢の範囲だな」
左腕を骨折したのか、包帯を巻いている
片腕は使えないと考えていいだろう、頭にも包帯を巻いているし片足もひびが入っているらしい
かなり厳しい状況だが生きていただけ、いや生かされただけありがたい
京太郎「……ああそれで、葵さんの情報は?」
葵「あの三人だけど空母を持ってたよ」
玄「空母……」
葵「あの三人と言うのは間違いかな、本拠地の方まで追ってみたけど地上本部はここから何百キロも離れた場所だし……たぶん本拠地は宇宙」
京太郎「宇宙、ですか」
どうしようもない、そもそもこの世界の地形などもわからないことを考えれば頭が痛くもなる
結局、現状では情報が少ないそれでもこれだけわかればエイスリンたちを助けることはできるかもしれない
そしてそれのついでに首謀者に目的を聞く
京太郎(俺と葵さん、辻垣内さん、加治木さん、松実姉妹がターゲットの理由……)
葵「とりあえず、航空機を買っておいたよ」
突如、そう宣言する
京太郎「え、そんな簡単に」
葵「……移動手段に困ってるでしょ、機体は結構入るけどね……とりあえず二人がいれば捜査できるからさ」
咏「それじゃあたしたちだね」
理沙「承知!」
京太郎「……あとは、明華と機体を搬入だな」
明華「うぅ、申し訳ないです」
迷惑をかけていることを気にしているのか、しょぼくれる明華の頭を軽く撫でる
京太郎「気にするなよ、俺を守ってくれようとしたんだからさ」ニッ
明華「……はい」ニコッ
理沙「」ムッ
宥(いいなぁ)
玄(ずるい!)
その後、航空機へと機体を乗せると最後に明華がやってくる
残った片腕で松葉杖をついてやってくる明華は、文字通り重症という奴だろう
頭の包帯もこけたりしたらと思うと怖い
京太郎「ちょっと大人しくしてろ」
そう言うと明華を支えて航空機の中に入る
ブリッジへと入ると、理沙と咏の二人がすでに準備を進めていた
明華は後ろの席へと座ってベルトをしめる
咏「どうせなら寝かしておいてやりたいんだけどねぃ」
明華「いえ、片手でもできることならします……それに治ったら戦闘を再開しますし」フッ
理沙「大事に!」
明華「はい、GNドライブは先ほど購入したGN-Xに移植しましたし、それなりに戦えるでしょう」
京太郎「……とりあえず治すことが先だけどな」
明華「わかってます」ニコッ
そんな時、通信が入る
葵『機体の搬入完了、すぐにでも出れるよ……どうする?』
京太郎「ああ、そういうことですか……」
◇出撃
1、今すぐ出る
2、まだ出ない
ゾロ目 ??
・安価1↓
1、今すぐ出る
脳裡に再び走る少女の笑顔と、亡骸
吐き気がするが、押さえると息をつく
心配そうな葵を見て笑みを浮かべて頷く
京太郎「行きましょう、さっさとこの街から離れるのが正解でしょうし」
葵『同感だね、それじゃあ出るよー!』
玄『了解なのです!』
宥『うん』
智葉『了解だ』
ゆみ『それが良いな、私は我慢弱い』
京太郎「それじゃ……行きましょう!」
航空機のハッチが閉まり、街を飛び立つ
もう二度と来たくない街だと京太郎は再び口元を押さえる
これできっと、もうこの街は安全だ
京太郎(ごめん……な)
街を出た航空機が空を飛んでいた
数時間もすれば山を越えて砂漠を進む航空機、まさに草木一つないそんな砂漠
艦内はエアコンが効いているので暑くはないが、気分が良くない
京太郎「エアコンって文明開化だなぁ」
ハンガーでそうつぶやく京太郎
とりあえず、やることはやっておくのが正解だろうとインパルスの修理をしている
フラッグも明華が買ったGN-XのGNドライブを搭載して改修
京太郎「これでだいぶ戦力が良くなったとは思いたいけど……」
咏『あー全員とは言わないけどスニーキングだけでもブリッジ来てくれるかぃ?』
京太郎「ん?」
機内放送でそう言われ、京太郎はブリッジへと向かう
ブリッジへとやってくる京太郎
航空機は現在停止して浮遊している状態であり、なぜそうなっているかというと、視界に映るものが原因だろう
顔をしかめる京太郎は、街を出ていて正解だったなとため息をつく
京太郎「……戦艦?」
咏「おう、通信が来てるから繋ぐぜぃ」
京太郎「はい」
瞬間、モニターに久が映る
久『こちらリーンホース……こんにちは須賀くん』
京太郎「どうも……素直に、砲台を下げてくれませんかと言っても聞きませんよね?」
久『そうでもないわよ?』
そんな言葉に、少しばかりの希望が見える
だが明華が京太郎の腕を引いた
座った状態の明華に腕を引かれることによりバランスを崩しかける
京太郎「どうした?」
明華「あの方、たぶんよからぬことを考えています……女の勘です」
京太郎「だからってなぁ」
明華「いえ、良からぬことではないとは思います……けれど、なにかを考えています」
京太郎「……信じないわけじゃないけど」
嘘をついているのは確かだと、明華は言っている
良いことか悪いことかはわからない、それでも嘘をついている
それは十分、不審に思うに値する
京太郎「……」
久『武装解除、してくれないかしら……危害を加える気はない』
京太郎「危害を加えない、こちらにはターゲットが俺をふくめたって6人いるんですよ?」
久『ええ、全員に危害は加えない……でも抵抗する場合は容赦しないわ、すでに砲身は貴方たちの方を向いてるってことを忘れないで』
おそらく脅しではない
向こうの戦艦の砲口は航空機をとらえていた
京太郎「……」
智葉『構わない、好きにしろ』
ゆみ『ああ、なぜだかわからないが君は信用に値する……この加治木ゆみ、君に全権を渡す』
葵『ってことだよ』
宥『うん、京太郎君の信じる道を』
玄『どうなったって恨んだりしないから』
京太郎「……」
久『さぁ、武装解除か、私たちと戦うか、選びなさい……!』
では今回はここまでということでー
次回は『武装解除』か『戦闘・撤退』かで選択することになります
まぁ今回のモードじゃ死人がそうそう出なさそうなので心配はないと思います
久を信じるか信じないかも自由ということで!
段々と話の核心にも近づいてきました
エイステラリンも今回は出番なし、やったねエイちゃん、CVが桑島になるよ!
葵も合流で一通り戦力も整ってフリーダムとジャスティスも参上、今回はシンっぽい視点になってかなり厄介な感じに
まぁ色々な視点で見れば変わるのがガンダムという感じで
では、疑問質問その他もろもろありましたら返しますのでご気軽にー
ありそう
個人的にはモモが気になる。
かじゅがここにいるのに登場してない。
久達が6人未満だから何人か殺すけど全員殺す前に帰還が終わるよ☆ ってことかもしれないw
生徒会メンバーだとすれば、久・美穂子・やえ・睦月・初瀬はいるだろう
モモがいないなら5人だけ、一人だけターゲット生き残れるよ、って意味でも全くおかしくない
身柄を拘束されるのはいやだから一当てしたら離脱かなぁ
注意することはインパルスの修理状況、敵戦力、向けられた砲口の先制攻撃あたりか
プロのどちらかがGN-Xで出撃してくれれば多少の不利は覆そうか
砲撃の先制攻撃は残ったプロがバレルロールでもしてかわしてもらうしかない
>>535
まぁ確かに、JKが互角以上の相手と殺し合いするかもしれないってのは精神的にキツイだろうな
PSS次第では大丈夫かもしれんが、なぜかヒッサはメンタル強いイメージが湧かない
今周の京ちゃんは戦いたいから戦うって前例あるからね しかたないね
某赤いロリいわく、「和平の使者は槍を持たない」
…って事はだ、砲塔向けて威嚇してる以上、向こうに仲良くする気は無いって事になるんじゃないだろうか
これより再開いたしますー人はおりますかな?
天に竹林、地に少林、目にもの見せるは最終奥義!
まぁ久に関しては、そんな卑劣な真似はしないから、せいぜい二代目火影ぐらいだから()
>>520
モモはどこにいったんですかねぇ
まぁかじゅと一緒にいるかもしれないという予測に反してって感じですね
>>526
そこまで明確なキャラsageはしたりしないから、安心してあげて(震え声)
まぁ操られてたら話は別だよね(ゆさぶり)
>>530
GNドライブは明華のアリオスのですから、本人以外はトランザムができない仕様でございます
あとプロ二人がMS乗れるかどうかですね
>>538
ヒッサはメンタル弱い方がほら……興奮するやん?(ゲス顔)
>>541
まぁゲームで誰にも負けたくない男の子だからね
本編の和みたいな?
>>542
古代ベルカの小話でしたっけ
ま、まぁなのはさん式のお話もあるから(震え声)
ゲームセンターでMSを操縦しながら参加する所存
あなたはそこにいますか
では、これより再開していくのよー
>>545
戦場の絆なのか!あの緑川がスナイパーしてたら店員に口出されてイラッとしたという!
>>546
新シリーズはカノンがメスの顔してて可愛い
あと遠見がつよい(小並感)
◇久の提案
1、武装解除
2、戦闘・撤退
・21時10分から集計します
◇久の提案
1、武装解除
2、戦闘・撤退
・安価1↓から1分間で集計
2
できればエイステラリン関連話しておきたいな
見事なまでの全員一致wwwwwwww
2、戦闘・撤退
答えを決める竹井久を、いや他の生徒たちを信用できるかと言えばできない
ターゲットはターゲット同士、または本気で信用できる相手でもなければ共にはいられない
だからこそ京太郎の答えは……
京太郎「情報の交換、それでいてお互いに撤退といきませんか?」
久『……たとえばどんな情報を持っているのかしら?』
京太郎「それなりに使えるものだらけだとは思いますよ」
ここですべて出せば撃たれないともわからない
情報を聞きださせるわけにはいかないと、京太郎は情報を持っていることをアピールするために考える
情報は、小出しにする
京太郎「エイスリンさん、臼沢さん、鹿倉さんの三人が誰かによって洗脳、記憶操作をされていました……」
久『……!?なるほどね、それなりの情報は持っているようね、なら殺すわけにはいかない理由が増えたわ……武装解除をしなさい、これ以上はないわ』
京太郎「それじゃ、こっちはこっちで好きにやらせてもらいますよ……」
久『……』
京太郎「……」
お互いが無言でモニター越しに向かい合う
リーンホースと呼ばれる戦艦を見ても、戦力の決定的な違いはわかる
だが並大抵の量で押し負けるような面子ではない、とは信じたい
久『……撃ェ!』
京太郎「回避をッ!」
リーンホースの主砲が放たれた瞬間、理沙が航空機を真横に90度回転させる
横向きになった航空機の真横を奔る主砲はウイングを直撃させる気だったのは明白、殺す気は本当に無いようだ
そのまま理沙は航空機をもう90度回転させ、逆さ向きにするとリーンホースの真下に潜り込み、対空弾幕と主砲から外れる
ブリッジ内で天井に頭をぶつける京太郎が後頭部を押さえながら叫ぶ
京太郎「全機発進!相手は殺さないように!」
久「全機発艦!絶対に全員殺さず生かして捕獲!」
真下で180度回転している航空機と、リーンホースのハッチが開かれる
京太郎「俺も出ます!」
久「私もすぐ出るわ!」
>>571
そうだとしても態度がなぁ…
相手と同等どころか脅迫、しかも無条件降伏しろってのはちょっと
リーンホースの機体格納数はかなりのもので、航空機と比べれば戦力は桁違い
葵は中々に大きな航空機を選んではいたが、入れてもあと4機が限界だろう
だが、戦艦であるリーンホースはまるで違う
理沙「ロール!」
咏「元に戻るぜぃ」
京太郎「よしこい!」
航空機が180度回転してリーンホースの真下を抜ける
開かれたハッチ
玄『松実玄のリ・ガズィカスタム!』
宥『松実宥、シナンジュ……出るよ!』
リ・ガズィカスタムに乗ったシナンジュ、二機が出撃すると攻撃をしかけるわけでもない
そしてハッチに立つ黒い機体と青い機体の二機
智葉『ブルーフレームセカンド、行くぞ!』
ゆみ『私も出撃する』
京太郎『ちょ、改造したばっかでしょ!まだ試運転もしてないのに!』
ゆみ『そんな道理、私の無理で押し通す……加治木ゆみ、ユニオンフラッグカスタムⅡ……いや、ここはあえてこう名乗ろう、GNフラッグ、飛翔する!』
航空機から飛び立つGNフラッグとブルーフレームの二機
リーンホースからすでに多数の機体が発進しており、それらをさばきに出る
目的はあくまでも撤退、それまでの時間稼ぎ
ハンガーに戻ってきた京太郎が、インパルスへと乗り込む
京太郎「修理は間に合わないか……フリーダムっ」
宮永照の機体を思い出す、なぜあんなことをしたのか
不思議でならないが彼女たちにまず話を聞きたい
また会うことがあれば……
京太郎「須賀京太郎は、フォースインパルスで出ます!」
>>573
むしろ「さあどうぞ敵にまわってください」って感じの態度だったもんな
…ん?じゃあ「こいつらは絶対に組まない」って黒幕に思わせる演技の可能性が微レ存…?
リーンホースから機体が次々と出撃していく
そしてエースたちが出撃準備をはじめる
あくまでも目的はお互い、殺さないことが前提
透華『コール・ゲシュペンスト!行きますわよ!』
灼『鷺森灼、アカツキ行きます……!』
久「暴走しちゃうとマズイから、美穂子は艦長代理よろしくね!」
美穂子『みんな、気を付けて……』
久「了解、行くわよまこ!」
まこ『任せんさい』
久「……竹井久、アルトアイゼン・ナハト!発艦するわよ!」
まこ『染谷まこのヴァイスリッター・アーベント……オン・ユア・マーク!』
青と黒の機体、アルトアイゼン・ナハトと、赤とオレンジ色で配色されたまこのヴァイスリッター・アーベントが出撃する
エース級の機体が出撃するがそれでも四機で挑んで智葉を倒せるかと聞かれれば怪しいところではあった
だからこそ、エースは沢山いる
華菜『異能生存体の津山睦月、それに二挺拳銃(トゥーハンド)の渋谷と出撃できるとは光栄だし』ハッ
睦月『……』
尭深『……』
華菜『無視!?』
睦月『出撃する……』
尭深『出ます』
華菜『あーもう、VF-22華菜ちゃんカスタム、出るし!』
津山睦月のバーグラリードッグ、尭深のケルディムガンダム、華菜の水色のVF-22が出撃する
戦力は五分以上、だが久にとって目的は勝利ではない
久「須賀くんだけでも落とせればあとは、ドミノ方式でこちらに投降するはず……!」
智葉が睦月、華菜、透華の三人と交戦を開始する
ブルーフレームのビームライフルを放つものの、それらはすべて避けられていく
華菜や睦月は軽量機、回避性能もそれなりに高いと透華へと接近を試みるものの、ブーメランのようなものを投げられたりガトリングを連射されたりで中々近づけない
智葉「こいつら、なんのつもりだ……!津山睦月、やはりランカーでも相手をできるかッ!」
華菜「天才の攻撃を受けるし!」
智葉「こいつ……!」
VF-22から放たれる大量のミサイルをバルカンと、背中に背負ったタクティカルアームズをガトリング型にして迎撃
だが爆煙の中から現れる青い機体
透華「ジェットマグナァァァムッ!!」
智葉「こいつら、コンビネーションがッ!」
即座にタクティカルアームズを大剣へと変形させるとゲシュペンストのパンチを腹で受け止め、蹴りを放つ
すぐに後方へと下がるゲシュペンスト、さっさと片付きそうもない
リーンホースも旋回が終わったようで航空機を追い始める
智葉「くっ……!」
名も知らぬ敵機を切り落とすゆみ、ただビームサーベル一本で戦うGNフラッグに射撃攻撃が飛ぶ
それを軽い動きで避けると、そちらの方を見る
そこにいるのは緑色の機体こと、ケルディムガンダム
ゆみ「GNドライブ搭載型の機体とはな……相手にとって不足なしだ!」
尭深「……加治木ゆみ、ガンダムキラーと言われた」
ゆみ「ガンダムが相手では気分の高揚は抑えきれんな……私は我慢弱い女だ!」
尭深「乱れ撃つ……!」
二挺持ったビームピストルが連射されるがそれらを回避、ないしは切り払いながらGNフラッグは接近
その動きはフラッグに無理矢理GNドライブを積んだ機体とはとても思えない、なによりも恐ろしいのは彼女はその機体で初陣、ただでさえピーキーだったユニオンフラッグカスタムをさらに癖のある機体に仕上げてあるにもかかわらず、乗りこなす
京太郎や宥や玄のように特殊な力を持っていない者でありながら、その手腕は異常
ゆみ「機体の性能の差が戦力の決定的差ではない!」
GNフラッグが斬りかかるが、尭深は特殊なコーティングがされたビームピストルⅡ二挺でそれを受け止める
さすがに二つ名がついているだけはあると、ゆみは顔に笑みを浮かべた
ゆみ「やるなガンダム!」
尭深「シールドビットで……」
ケルディムガンダムからビット兵器が分離するが、こう接近していては撃ちにくい
腰の部分が展開されると、ゆみはそれを即座に理解して離れる
だがその瞬間、先ほどのビットからビームが放たれた
それを視界で理解すると、ゆみは機体を無茶な操作をする
ゆみ「ぐぅっ!」
バーニアを即座に逆噴射すると一気にGがかかりながらも、そのままケルディムに接近しいビームを回避しながらも膝蹴りを放つ
吹き飛ぶケルディムガンダムだが、破壊するまではできない
機体性能の差だろう
ゆみ「ふっ、さすがだな、ガンダム……」ツゥ…
口の端から流れる血を手の甲で拭うと、ビームサーベル一本で再び戦闘を再開する
空を飛ぶ玄と宥がリーンホースの砲台を破壊するために飛び、リ・ガズィカスタムのメガ粒子砲が放たれる
だがそのメガ粒子砲の射線上に現れた金色の機体が、ビームを反射した
宥「玄ちゃん!」
玄「離脱するよ!」
リ・ガズィカスタムがMS形態に可変すると、飛び降りたシナンジュが反射されたビームをシールドで防ぐ
二機が砂漠へと降りるが、金色の機体アカツキも降り立つが、二人に勝てるかどうかはわからない
同郷であり二人とも仲間である灼
宥「灼ちゃんっ」
玄「どうして……!」
灼「安全は保障するって、竹井さんは約束した……投降して二人とも」
それはできない、京太郎に着いて行くと決めた
二人にとってそれは重要なことである
だが灼が敵に回るのもまともな神経でいられなくなりそうだった
憧「援護するわ」
灼「憧、出撃したんだ……」
宥「憧ちゃんまでっ」
玄「でも、お姉ちゃん私たち……」
新子憧のレイズナーが降りてくると、アカツキと並ぶように飛ぶ
シナンジュとリ・ガズィカスタムの二機がそれに相対するようにビームライフルを向ける
戦いたくはない、殺さない、それはお互い同じだった
憧「っ……やるわ!」
灼「うん……!」
玄「くる!」
宥「京太郎君たちを、守る……!」
インパルスが竹井久のアルトアイゼン・ナハトと相対する
右腕を失ったことにより、京太郎はガーベラストレートを置いてきていた
左腕だけで戦おうと思えばあの武器は無理があるからだ
京太郎「この人、ランカーじゃないけど……ッ!」
久「さっすが、伊達じゃないわね須賀京太郎……!」
左腕一本でビームサーベルを振るうインパルスの攻撃を避けながら、ガトリングを撃つナハト
左腕に装備しているシールドでどうにかそれらを防ぎながらも、接近する
ビームサーベルとぶつかるナハトのパイルバンカー
久『……須賀君、聞こえる?』
京太郎「接触回線?」
久『投降して、現状あなたたちが大型戦力に狙われているのはわかってるわ。みんなには“貴方たちを捕獲して”必ず助けると言ったから、公な通信ではああいう言い方しかできなかったけれど、私は全員を助けるのが目的のつもりよ』
京太郎「明華が言ってた嘘ってのはそういうことか……!」
久『最悪は貴方たちを“殺したことにする”ことも考えてるし、大型戦力の方も私たちが貴方たちを捕獲、いえ保護していることを知っていれば手を出す必要もない、だから投降して……!』
目の前の竹井久の目は本気だった
本気で何も手がかりがないのに自分たちを保護して、最悪殺したことにしてでも助けると言っている
だが自分たちの命は実際に誰かに握られるのは、怖い
京太郎「……恐れがあります、やはり人間ですよ」
久『当然ね、だけど……必ずだれも殺さないでこの世界を切り抜ける。貴方たちと情報を共有すればきっと、臼沢さんたちを洗脳している黒幕のこともわかるはずだわ』
竹井久は先ほどの京太郎の言葉で理解していた
エイスリンたちが洗脳されているという言葉一つで、それにより黒幕がいることまでを推測している
やはり優秀な指揮官だと、京太郎は苦笑を浮かべた
故に敵に回すのは厄介である
京太郎「俺は……俺たちは……」
久はそう思っていても、他の連中はどうなんだろうな
◇ここからの戦闘
1、全員を戦闘不能にする
2、撤退前提に戦闘
3、投降する
・安価1↓から1分間で集計
2、撤退前提に戦闘
京太郎「悪いけど……俺だけならともかく、みんなの命を勝手にあんたに預けるわけにはいきませんよ!」
そう言うと久を蹴り飛ばす京太郎
アルトアイゼンが砂漠の上で吹き飛ぶも綺麗に着地する
追撃をしようと前進すると、上空からビーム兵器が放たれた
京太郎「くっ!」
まこ「落としてでも連れてくしかないじゃろッ!」
久「え、ええ……!」
少しばかり動揺しながらも、久は髪をしばる
京太郎に勝てるとは思っていない、だが彼は自分を殺せないことも理解していた
自分も彼を殺せない
久「……本当に、ただのゲームで済んでくれてたらっ」
まこ「いくぞ!」
久「了解ッ!」
◇竹井久:アルトアイゼン・ナハト【登場作品:スーパーロボット大戦OGシリーズ】
※機体は『フォースインパルス』となります
※HPが5000から始まります
※武装『エクスカリバー』『ガーベラ・ストレート』『赤い一撃』『換装』が不可能になります
※だ が 負 け な い
・戦闘
1、マニュアル
2、オート
・安価1↓から2票集まった方
2、オート
久のアルトアイゼン・ナハトが突っ込んでくる
上空からのアーベントからの攻撃を避けながら、ビームサーベル一本を投げる
回転して飛んでいくそれを避ける久だがその瞬間、インパルスの腰にあるフォールディングレイザーを投げる
久「っ!」
それがアルトアイゼンの右腕の付け根に突き刺さる
近づいたインパルスが刺さったフォールディングレイザーを蹴り上げると、それによりアルトアイゼンの右腕が落ちて、京太郎はすぐにも一本のビームサーベルを抜いてアルトアイゼンの左腕を奪う
久「伊達や粋狂でこんな角つけてないのよね……ッ!」
ナハトの角がインパルスの残った左腕を突こうとするが、インパルスのVPS装甲が展開された腕でそれを受け逸らす
久「!?」
まこ「させんっ!」
アーベントから放たれる高火力ライフルを避けるとそちらにビームライフルを撃つ
その場から避けるアーベントだがもう一発放たれたビームは先読みされており、アーベントの片足を貫く
まこ「化け物かッ!」
京太郎「全員、撤退できるようになったら……!?」
瞬間、急速接近する二つの機影をレーダーがとらえる
リーンホースが航空機に主砲を向ける
砲口がとらえているのは、間違いなく航空機のウイング
美穂子「撃ェ!」
ビームを放とうとした瞬間、一筋のビームが主砲を撃ち抜く
爆発と共にリーンホースに衝撃がくる
揺れるブリッジ、座っていた美穂子も体勢を崩した
美穂子「どうしたの!?」
初瀬「敵機からの攻撃です、これは……フリーダム、ジャスティス!宮永照と弘世菫の二人です!」
空を舞う二機
須賀京太郎にとっては、二度目の邂逅となる
空を見上げる京太郎、そしてナハトの久
コックピットの中でモニターを殴る久は舌打ちを打つ
久「こんなところで……っ」
竹井久は回線をオープンにすると、周囲の全員に声は届くようになる
目的は上空の二人と話をすることだろう
久『また貴方たちは、荒らすだけなら早く帰りなさい……戦場に現れて荒らして回して!』
菫『ただちに戦闘を終了しろ、戦うべきじゃない』
久『だから戦わないために私たちは戦ってるんでしょ!』
照『それが、ターゲットのみんなを殺すこと?』
ここでこの質問がされるのは、竹井久にとってかなり不利だった
彼女は全員に、オープン回線で『ターゲットを殺す気はない』ことを言うわけにはいかなかった
一部を除いて仲間たちを騙してでも京太郎たちを保護しようとしていた久にとっては、言えない
照『……戦闘を終了して』
久『全機、ぶそ―――』
瞬間、けたたましく鳴り響くBASE
全員が戦闘中だろうがなんだろうがBASEを一目は見る
そこには新たな通知が表示されていた
『スパロボ学園のみなさんへ
ターゲット撃破が進んでいないようです
このままでは膠着化もありえるのでターゲットとペナルティとボーナスを追加します
【追加ターゲット】
・宮永照
・弘世菫
・以上二人を含むターゲットを撃破した場合、この世界から現実へと帰ることができます
ボーナス:この通知から1時間以内にターゲットを一人でも撃破した場合“自分を含めて五名”までを帰ることができます
【ペナルティ】
・一ヶ月以内に攻略できない場合、この世界から出ることはできなくなります
では、良い戦いを期待しています』
瞬間、京太郎も久も、誰もかれもがマズイという表情を浮かべる
この一時間が地獄になるのは目に見えていた
そしてなんの前触れも無く、京太郎、照、菫の三人の居場所がBASEに表示される
いかに黒幕が悪魔のような性格をしているかわかった
京太郎「ふざけんなッ!」
久『全機、そのまま動かないで!』
『みんな、全力でターゲットを撃破するわよ!』
久『やめなさい!』
だがこの極限状態、そしてこの希望と絶望の相転移
間違いなくまともな精神をできない
自分や久だって現在まともかどうかも怪しくなってくる京太郎
この状況でどうすれば良いか、頭の中がぐちゃぐちゃになる
宥『うっ、き、もちわるぃっ……な、なにこれっ』
玄『お姉ちゃん!?』
葵『感じすぎてる!宥と玄は撤退!私が出る……シュロウガ!』
リーンホースに搭載されていた機体からの感覚が変わる
京太郎も動揺していたせいで敵機からの攻撃を受けて左腕が破壊された
これでインパルスの攻撃する術はバルカンぐらいしかない
久『やめなさい!』
『五人、私もみんなも、沢山助かるっ……!』
『早く、早く殺さなきゃ!』
『うわあぁぁぁぁっ!』
久『な、なによこれっ……なんでこんなタイミングでっ』
数多の機体が照や菫、京太郎、ターゲットたちを襲う
京太郎「くそ!」
葵『さっさと戻って、どうにか私だけで捌く!』
宥『気持ち悪ぃっ、うぅっ……』ウプッ
玄『お姉ちゃん!』
葵『下手に感受性が高いからそうなるんだよっ、早く戻って寝かしてあげて……プロ二人はGN-Xでッ!』
咏『ちょっと待った、明華ちゃん!』
京太郎「……え?」
航空機のハッチが開かれ、玄と宥の二人と入れ替わるように出撃するGN-Xには、明華が乗り込んでいる
ひびの入った足と、折れた左腕、それでも出撃した明華のGN-Xは緑色の粒子を放ちながら空を飛ぶ
なんとか右足と左腕を最大限使わないようにしているのはわかるが、それでも無茶だ
京太郎「やめろ明華、次に落ちてみろ……死んでも不思議じゃないぞ!」
明華『わかってます、せめて撤退の援護だけでも!』
航空機の上に乗ると、GNビームライフルで寄り付く敵機を撃つ
だが妙に必死な生徒たち、執念の力なのかなんなのか、動きが良い
京太郎も武装が無くなったインパルスではなにもできないと、顔をしかめて航空機に入る
京太郎「俺が乗る、降りてこい明華!」
明華『いざという時にトランザムは私しか使えません……!』
京太郎「明華ッ!」
明華『それだけなら切りますよ!』
多数の生徒たちが照と菫を襲うも、二機はそれらを抜けて機体の武装だけを撃破していく
手や足を破壊し、武装を破壊
照「なんでこんな……」
菫「だが、こんなことをするようなっ」
久たちの軍の機体は撃破こそされないものの、動けなくなっていく
それだけでも京太郎にとっては十分ありがたいが、航空機に迫る敵が減るわけでもない
迫ってきた機体の一機、バウをGN-Xで飛んで体当たりをすると、そのコックピットにライフルを向ける明華
明華「殺すことなんて、怖くありません……京君を絶対に守って」
照「やめてっ……!」
上空からフリーダムが落ちてきて、GN-Xの腕を切断する
明華が舌打ちを打って航空機の上に着地すると、フリーダムが腰のレールガンでバウの手足を吹き飛ばす
殺さないように素早く攻撃、並の人間にできることじゃない
明華「ですが、こんなことっ……」
まだ帰還しない智葉とゆみの二機の方を見る
智葉がタクティカルアームズのガトリングで襲い掛かる敵機を撃ち落とすが、もはやコックピットだとかを考えている状況でもない
大剣へと変形させ敵機を斬り裂こうとするも、ジャスティスが接近して両剣にてブルーフレームのタクティカルアームズを破壊する
可変する瞬間、脆い部分を狙った攻撃
智葉「シャープシューターめっ!」
菫「殺すな、誰も……!」
だが菫が周囲を撃破してくれるおかげで撤退が楽になり、ブルーフレームが航空機へと入る
あとはゆみだけだ
GNフラッグと戦闘していたケルディムガンダムが航空機へと近づく敵機を撃ち落としていく
尭深『……援護する』
京太郎「大丈夫なんですか!?」
尭深『……知らないけど、加治木さんとはまた戦いたい』
ゆみ『感謝する、友よ』
ゆみが航空機に入る
だが敵機は航空機と照と菫を狙い、さらに他の場所からも戦艦シロガネが現れ、そこからさらに機体が射出された
やはりターゲットの場所まで表示されているのは痛いところだろう
ハンガーでただ事態がどうにかなるのを待つしかない京太郎
機体には乗り込んではいるが、どうしようもない
京太郎「くっそ、どうにかならないのか!」
ゆみ『これはよくよく覚悟を決めた方が良いか』
智葉『……このようなこと』
明華『諦めないでください、野依プロどうにかなりませんか!』
理沙『無理!』プンスコ
咏『こりゃ、もうちょっと早いの買っておけば良かったかねぇ、葵ちゃんも前線してるみたいだけど……』
上空を飛ぶ葵のシュロウガが、照と菫、それに多数の機体に対して黒い鳥を放つ
それらがランダムに飛行して攻撃をしかける
葵からの攻撃を避ける照と菫、そしてシロガネから出てきた敵機やリーンホースの機体たちのコックピットも貫く
照「!?」
菫「殺した、のか!?」
葵「……まさかこんな手に出てくるとはね、これは私も未経験だなぁ……本当に、だけど京太郎に危害を加えるなら、殺すことだってできる……死にたい人からかかってくるが良いよ!」
できればコックピットは避ける、だがやむを得ないなら殺す覚悟はある
それを示すためにも殺した
その甲斐もあってかわずかに敵機がたじろぐ感覚がある
照「やめて……!」
菫「奴も止める!」
航空機の周囲の敵機を撃ち落とすケルディムガンダムとGN-Xの二機
だが敵機は減ることも無く増えていく一方で、さらに戦艦がもう一隻やってくる
そしてその戦艦ドミニオンから出撃するのは大量のウィンダムと、ガイア、カオス、アビスの三機
京太郎「エイスリンさんたち、こんな時にっ!?」
尭深『……迎撃に出る』
明華『貴方は関係ないでしょう、下がってください!』
尭深『……知り合いだし、須賀君とは……それに加治木さんとは友達』
ゆみ『まさか』
尭深『……トランザム』
赤く輝くケルディムガンダムがガイア、アビス、カオスの三機のいるウィンダムの部隊へと飛ぶ
敵機からの攻撃すべてを体を上手くひねって避けると、二挺拳銃を使って敵機を撃ち落としていく
ゆみ『その機体は無人だ!』
尭深『了解……』
リーンホースへと戻った久がブリッジの艦長席につく
葵が敵機を完全破壊しはじめたことで冷静になったのか、先ほどまで錯乱していた生徒たちも着艦をはじめる
といってもいまだに暴走する生徒たちはいるのだが……
久「全機、もう一度言います!撤退!」
そう宣言するが、戻ってこない生徒もいる
久「渋谷さんッ!」
尭深『戻ってください……私は須賀君たちと合流します』
久「……健闘を祈るわ」
尭深『そちらも』
リーンホースが撤退していく
ケルディムガンダムがドミニオンのミサイルの発射口やよりつくウィンダムを破壊していく
だがそんな状況で、ドミニオンが主砲であるゴッドフリートが破壊されるも航空機へと進みながら足部分を開いた
そこには、巨大な砲口が現れる
尭深「……!?」
ローエングリンと呼ばれる二つを破壊しようとするが、ウィンダムがケルディムを囲む
シールドビットでカオスガンダムを押さえる
ガイアとアビスはフリーダムとジャスティスの方へと向かっている
だがそれでも、ローエングリンを破壊する術がない
尭深「間に合わない……!」
ローエングリンが放たれる
一つは当たらないだろうけれど、もう一方は間違いなく直撃コース
放たれるローエングリン
気づいた時はすでに遅い、葵では追い付かない
フリーダムとジャスティスも戦闘中、そもそも守ってくれるかもわからない
葵「守ってみせろ、次元力……!」
機体は、何も答えることはない
放たれるローエングリン
瞬間、もっともそのローエングリンを防げる場所にいたのは、明華だった
明華がGN-Xを操作、無理矢理右手で左のレバーを握って操作する
明華「トランザム……!」
??『余計なこと』
明華「黙ってて、私は……好きな人、一人守れなくて……もう、先に逝ってほしくないんです!」
赤く輝いたGN-Xが、飛び出す
だがそのトランザムは機体にとっては規格外であり、使用するべき容量を大きく上回ったGN粒子があたりに飛び散る
赤い粒子に包まれて、GNフィールドを展開した明華がローエングリンへと飛ぶ
京太郎『明華!?』
明華「ふ、ふふっ……未来なんて、簡単に変わってしまう」
京太郎『お前なにをっ!』
葵『まさか、繰り返して……?』
明華「ですが、その変わった未来でぐらい譲ってあげます……ここで、京君を守る。それだけのために私はっ!」
京太郎『やめろ明華!』
明華「この感じ、脳量子波にビンビン来ます……今、私は京君に最高に想われてる!」
GN-Xの残った片腕が吹き飛び、足も爆発を起こす
破壊された部分からGN粒子が大量にあふれ出す
明華「好きな人に思われてる……私は、最高に輝けます……だからっ!」
瞬間、爆発
だがローエングリンは照射を終え、航空機は無事に飛ぶ
爆煙が晴れた時、そこにGN-Xは無い
京太郎「明華ぁぁぁぁぁっ!」
咏『おいトゥーハンド、撤退するからさっさと戻らないとどうなってもわっかんねーぞ!』
尭深『……りょ、了解』
葵も戻ってくると、フリーダムとジャスティスが戦闘をしている間に航空機は撤退していく
目的地に行けばこの状態でエイスリンたちと戦闘しなければならない
これが正解だと、出来る限り低高度を保って、戦場から離れる
京太郎「明華……っ」
ゆみ「少年」
尭深「……ごめん、私のせい」
智葉「それは違うだろう、戦力さえあれば私たちだけでも十分に」
葵「無いものを言っても仕方がない……でしょ」グッ
京太郎「っ……」
咏「とりあえずお前ら、ブリッジに集まった方が良いんじゃね?」
ゆみ「プロフェッサー……」
咏「プロな」
◇System
・雀明華が味方から抜けました
ブリッジへと集まる面々、それぞれの機体はボロボロではないにしろ、武装が無い
どうにか智葉がビームライフルとダガーのアーマーシュナイダーがあるぐらいである
ゆみもなんとか戦えるし尭深も葵も戦える
それでも、智葉のタクティカルアームズ、京太郎のインパルスが無いだけで戦力は大幅に削れている
そんな時、ブリッジに入ってくる宥と玄
宥「ご、ごめんなさぃっ……」
玄「お姉ちゃん」
京太郎「平気ですか?」
ゆみ(思いのほか平気か……?)
葵(無理してるな、須賀君)
ふらつく宥が椅子に座る
宥「……たくさん、入ってきた気持ち悪いので一杯にされて」
葵「現状で生徒たちは発狂状態と言っても過言ではないから、感受性が高いニュータイプだから宥ちゃんはしばらく戦わない方が良いかも」
京太郎「ですね……その、明華のこと」
宥「うん、最後に明華ちゃんを感じたよ……京太郎君のこと、ばかり思ってた」
京太郎「そうですか……」フッ
咏「とりあえず当面の目的、どうすっか」
京太郎「ああ、そうでしたね……」
とりあえず近くの街に行くと言うことで話は決まった
大型の街があればそれで良いとは思う、とりあえず葵が偵察に行く
森の中に航空機を降ろして隠す
京太郎「葵さん、すぐに帰ってくるって行ってたけど……」
ハンガーにて、京太郎はインパルスを見上げる
両腕は無くなっているし、資材はほとんど無いので機体を直すこともできない
修理はしておきたいので近くに街が見つかれば良いと、その装甲をそっと撫でた
◇行動選択
1、誰かと話す(理沙・咏・玄・宥・ゆみ・智葉・尭深)
2、戦闘訓練
3、一人で過ごす
ゾロ目 ??
・安価1↓
1、誰かと話す(咏)
ハンガーで一人、座っていると咏がやってくる
苦笑して京太郎の顔を見ると片手を上げた
咏「よっ、スイング」
京太郎「高校球児じゃあるまいし」
そう言いながら片手を頭に当てて笑う
なんでもなかった、いれば助かるという気分だった
あの下着泥棒の事件の時もそんな感じで、いてくれれば助かった
今回も最初からずっとそうだ
京太郎「……再開するまでいないのが当たり前だったのに、今こうしているのが当たり前になってる」
咏「そうだねぃ、そんなもんだよ……後悔先に立たず。大人になればよくわかる言葉さ」
京太郎「はい……良く、わかります」
咏(こりゃダメだね、あたしが出る幕じゃないか……?)
京太郎「ありがとうございます……ちょっと、気が楽になりました」
咏「そっか」
京太郎「慰めに来てくれたんでしょ?」
咏「……可愛くないガキだなぁ」ハハハッ
京太郎「どうも」フッ
◇System
・三尋木咏の好感度が+15されました
・【三尋木咏:50】
-夕方-
夜も近くなると葵が戻ってきた
シュロウガは魔法陣に吸い込まれるように消えると、全員が葵を迎える
仲間が減ったからこそ、戻ってきた時に改めて良かったと思える
京太郎「おかえりなさい」
葵「……ただいま」
ゆみ「どうかしたか?」
葵「いや、ちょっと感傷にひたったって言うか……ま、結果としては大きい街があったよ」
咏「おーそりゃ朗報だね」
智葉「だがその表情から見て」
葵「少し距離はあるかな、この航空機で行くなら5時間ぐらいかな」
京太郎「それだけですか、なら行ってしまいましょう」
葵「いや、行くのは明日の12時を過ぎてからにしよう……ターゲットが表示されてから動きたいから」
咏「それじゃ、そういうこで今日はたっぷり休めってことだねぃ」
京太郎「……はい」
宥(京太郎君……)
玄「どうしたの?」
宥「う、ううん、なんでも……」
尭深「……?」
◇行動選択
1、誰かと話す(理沙・玄・宥・ゆみ・智葉・尭深・葵)
2、戦闘訓練
3、一人で過ごす
ゾロ目 ??
・安価1↓
1、誰かと話す(理沙)
歩いていると理沙と会う
みんないつも通りを心がけているが、やはりどこか暗いのは仕方のないことをだと思っている
自分だって殺そうとした、明華だって智葉だって、葵は殺した。だが誰も、それを攻めることはできないだろう
だがから明華が死ぬことだって
京太郎「仕方ないって、思えないんです……俺、誰かを殺そうとしたのに、仲間が殺されて、明華が殺されて……どうしようもなく、憎い、殺したいっ……」
理沙「うん」
頷く理沙が隣に座る
京太郎「フリーダムも、ジャスティスも、竹井さんも、エイスリンさんたちも……みんないなければ、明華はっ」
理沙「うん」
京太郎「……っ」
頭を振る京太郎が、いつも通りの表情に戻る
驚いた表情をして理沙が京太郎に手を伸ばそうとするが、引っ込める
いつも通りの表情で苦笑する京太郎
京太郎「あぁダメだ、すぐ弱くなる……竹井さんって大したもんですね」
理沙「……京ちゃん」
京太郎「よっし、訓練でもしてきます!」グッ
そう言うと、京太郎は走って去る
>>1に質問なのですけど、シンのpssって原作シンなのかスパロボ補正シンか決まってますか?
>>696
ボンボン版、スパロボ補正版、まぁ原作よりでは無いです
元々の性格がシンっぽいので
ちょっとわかりにくいか、PSSした場合はボンボン版かスパロボ補正版のシンに寄ります
夕食を終えると、寝床を決める
部屋の数も少ないので京太郎はインパルスのコックピットで寝ることにした
どうせ戦闘ができないのだから、ゆっくりするのは自分でなくても良いと、京太郎はインパルスのコックピットで眠っていた
京太郎「ッ……!」
うなされる京太郎
京太郎「……ッ!!?」ガバッ
あの少女の笑顔が頭にこびりついている、そして明華との記憶まで浮かぶ
吐き気を催しそうな感覚に頭痛がする
近くに川があると聞いた、時期はわからないが暑いので京太郎はそちらへと向かうことにした
顔でも洗って気分を変えようと、歩きだす
インパルスから降りると、京太郎はハッチの横の人用の出入り口を開いて外に出た
◇誰かいる
1、松実宥
2、松実玄
3、加治木ゆみ
4、辻垣内智葉
5、渋谷尭深
ゾロ目 ??
・安価1↓
WARSモード特有の変なタイミングのゾロ目……ねーよ(白目)
なんでここなのか
4、辻垣内智葉+『ゾロ目 特殊』
川へとやってくる京太郎、顔でも洗おうとやってくる
木々を抜けるとそこには美しい少女が一人、月明かりが川を反射し、少女の裸体を照らす
つまりはじっくり見えているわけだ
京太郎「おもち……」
??「ん……」
紫色の長い髪をひるがえして、少女が京太郎と目を合わせる
瞬間―――
??「~~~!!?」カァッ ザバァッ
真っ赤になった少女が体を両手で隠しながら川に入ろうとするも丁度浅い部分で、しゃがんでも体が半分隠れない
これは不味いなとも思いながら後ろを向いて去ろうとするが、服の裾を掴まれた
??「今のは忘れろ!いいな!」
京太郎「あぶな!」
体勢を崩した京太郎が、そのまま後ろに倒れて川へと飛びこむことになる
京太郎とて顔を洗いに来たが体を洗いに来たわけでは無い
何の因果か、京太郎はその少女を押し倒す形になる
京太郎「あ、頭打ってない?」
なんとか手で頭を押さえたが、もう片手はがっつり少女の胸を掴んでいた
少女の綺麗な紫髪が川に浮かぶ
綺麗だなと思い見ていると、少女が真っ赤になった口をパクパクする
京太郎「あ、これはな」ムニッ
??「ひゃんっ!」
京太郎「……ごめん、手が離れな」
??「死ねぇ!」ゴッ
京太郎「おぶぅっ!」
なんだか明華に怒られた気がした
その後、京太郎は服をふくめてビショビショになり、吹っ飛んだ京太郎のせいで少女こと、辻垣内智葉の私服もビショビショになったのでとりあえず航空機に戻る
ビショビショの京太郎と智葉は、ハンガーの倉庫の一つの中、ストーブの前に居た
服をかわかすのと暖を取るという二つの意味合いで、タオルで髪を服二人
ちなみに、下着だけの智葉と京太郎の二人が背中を向けあっている
京太郎「その……すみません」
智葉「……最初のは事故ではあるが、胸を揉んだのは許さん」
京太郎「ははっ、はい……」
だがメガネもしてなければ髪もほどいている智葉というのは、京太郎にとってはじめてだった
彼女はそういうイメージだったし、胸もあそこまであるとは思っていなかったので衝撃的というか別人に見えた
サラシなんてもったいないと思うが、彼女は現状サラシしかもっていないらしい
つまり、現状では上は何もつけていない
京太郎「まさかインチキメガネ色物アイドルが辻垣内さんだったとは……」
智葉「え」
京太郎「あ」
突如智葉が振り返る
おもちが見えるのに良いのだろうかと思っているが眼福なので黙っていると、凄まじい勢いで肩を揺さぶられる
妙に鮮明に歌って踊る智葉を思い出した
智葉「なんで知ってる!なぜ知ってる!吐け!なんで知ってるか吐け馬鹿!」グワングワン
京太郎「お、お、お、お、落ち着いて、て、て、て、て」ガクガクガクガク
揺さぶられる京太郎が吐き気を催し始めたところで、智葉は自分の恰好に気づいて真っ赤になると再び背中を向けてくる
まったくわけがわからないと、京太郎は吐き気を押さえてため息をつく
現状はまったくもって意味不明だ
京太郎「あー、でも良いんじゃないですか、女の子らしくて」
智葉「ひ、皮肉かっ……」カァッ
京太郎「いえいえ、普通に辻垣内さんって顔も体系も良いし」
智葉「た、体系」マッカ
京太郎(初心だな)
そんな智葉を見ていると、笑いがこぼれる
なんだか明華のことを思い出してしまうのは、なぜだろうと思いながら笑う
京太郎「ハハハッ、ハハハハハッ」
智葉「な、なに笑ってるんだ?」
京太郎「いやぁ、可愛いなって……それとちょっと明華を思い出しまして」
一緒に風呂に入ったりもしたなと思う
不思議そうな表情を浮かべる彼女を見て、京太郎は笑いを止める
京太郎「ふぅ、なんかすっきりしました」
智葉「勝手にすっきりするな……私はもやもやしてるというのに」
京太郎「いやぁ、本当にありがとうございます」
智葉「なんの礼だ?」
京太郎「おもちの」キリッ
智葉「……!?」ボンッ
正直に言いすぎたかと思いながら苦笑する
京太郎「いや、冗談はともかくあまりサラシとかやめてくださいね」
智葉「それは冗談じゃないのか」
京太郎「大真面目ですよ、潰れるとかゾッとします……あと、そっちの方が俺は可愛いと思いますよ」ニッ
智葉「……か、考えておく」フイッ
◇System
・辻垣内智葉の初期好感度が60となりました
服を乾かして、智葉と別れると京太郎はインパルスの中に籠る
置いてある白い花、記憶に残る少女の笑顔と明華
京太郎「明華、お前殺しても死にそうにないもんな……」
今までのことを思い出す
帰ってきたら、少しは甘やかしてやろうと思う
京太郎「吹っ切れたって言えば嘘にはなるけどさ……」
笑みを浮かべるがその表情は、穏やか
京太郎「でも、こんな世界でももっと頑張ってみるよ……」
少女と明華にそう誓って、京太郎は眼を瞑る
今度はうなされることもなく、静かに眠ることができた
自分は……須賀京太郎は、少しだけ大人になったと、そう思えた
-???世界・4日目終了-
◇System
・須賀京太郎が振り切りました
・須賀京太郎の全ステータスが+10されました
・次に『松実宥』と出会った場合、イベントが発生します
・次に『松実玄』と出会った場合、イベントが発生します
・次に『宮永照』と出会った場合、イベントが発生します
・次に『弘世菫』と出会った場合、イベントが発生します
・須賀京太郎は『振り切った』のでストーリーが僅かに変化します
・味方に『プロ』がいるのでストーリーが僅かに変化します
では今回はここまでということで
相変わらず変なところでぶちこまれるゾロ目
ちなみに『出会った場合』ってのは自由行動時の話です、ただ単に出会った時ではないので一応
では、ストーリーの変化も大変で、色々と用意しといて正解だった
明華もいなくなってしまったので、どうなる明華、仮面をつけるのか
まぁなにはともあれ、疑問質問その他もろもろありましたら返しますのでお気軽にー
照と和解イベント発生かな?
おつ
ここは照と会っておきたいな
照と菫はまだ生きてるんだよね?
どうにかして和解したいな
京ちゃんとしては一応明華のことを吹っ切ったわけだし、機体の修理資材とかを融通してもらえば許すことは簡単かね
ラクシズとして艦船とかを持ってるならそのための人員とかもいるだろうし、物資の補給はできるだろう
モブはともかくネームド間の衝突は、互いの対話不足のせいよね、これ
今回はそれが最悪の形で表れた感じ
対話には確か一周目で助けられたな…
これより再開しようと思いますが、人はおるかな?
>>713->>714->>719
照と菫は生きてます
二人と合流できてからの自由行動で、照と菫選べばイベント発生になります
>>720
死んでないだろう、または死んでても引きずるのは違うなって感じに意識が変わりましたが
照と菫と出会った時にどうなるかって感じですね
まぁゾロ目で考えてたドロドロ展開もすべて破壊されたけど
>>722
久に関しては話したくても離せない状況でしたからこれはしょうがない
けど対話不足はガンダムには良くある
>>723
一週目は機体も多かったしって感じですねー
では再開させていただく!
ははっ、ざまぁないぜ!
-???世界・5日目-
インパルスのコックピットで目を覚ました京太郎
誰かに起こされたというのがわかるものの、眠気眼ではあまり理解できない
昨夜のことなどを思い出すが、やはり思いのほか心もすっきりしているというものだ
京太郎「ふぁ~……ありがとうございます」ググッ
◇誰?
1、松実宥
2、松実玄
3、加治木ゆみ
4、辻垣内智葉
5、渋谷尭深
ゾロ目 ??
・安価1↓
>>737
今回は準主役機は無いとか言ってなかった?
1、松実宥
目の前にいたのは宥で、笑みを浮かべている
どうしたのだろうと首をかしげて、起き上がってコックピットを出る
二人で向かい合っていると、宥がやはりニコニコと笑う
京太郎「……どうしました?」
宥「ううん、なんだか昨日よりすっきりしてる感じがする」
京太郎「あー、やっぱわかっちゃいますか、さすがニュータイプ」
宥「京太郎君も、ニュータイプでしょ?」
そう言われるとそうだが、あまりにタイプが違いすぎる気がする
昨日もそうだった。悪意が渦巻いているのも理解できたし、狂いそうな精神をしていた、狂っていた生徒たちを理解していたが、京太郎はそれらを排除しなくてはいけないという危機感を抱いた
だが松実宥はありのままを感じて、それを入れてしまうという事態が起きた
京太郎「つまり、俺はマシーンってことです……敵を倒すだけの」
宥「そんなこと」
京太郎「ありますよ、だから守れるんです。みんなのこと」
そう言いながら歩く京太郎の横を歩く宥
理沙たちは真下にいるようで、ハンガーの中心で食事とは実に油臭いと思いながら二人は階段を下りていく
宥「ねぇ京太郎君」
京太郎「ん?」
宥「次に何かあったら、京太郎君がシナンジュに乗って……」
京太郎「……考えて、おきます」
両腕が破壊されたインパルスは戦闘で使い物になるとは思えなかった
だからこそ京太郎は頷く
自分をマシーンと言い、守れるといったからこそ、その選択を取る
◇System
・次の戦闘では『シナンジュ』で出撃が可能になりました
>>738
準主役機とかは無いけど機体をもらうとかはあります
機体もらえたりとかもありますよ
シナンジュの改造度どれぐらいなんだろう?
そう言えばシナンジュに乗るのは初めて?
簡易型の折りたたみテーブルとイスを用意して全員で席につく
エプロンをつけた玄が歩いてくるが、朝食は玄が用意したのかと少し感動する
やはり家庭的な美少女に朝食を用意してもらうのは嬉しいというものだ
宮永咲とは慣れ過ぎてまったく意識していない
京太郎「ていうか食材買ってたんですね」
咏「そりゃ街を出る前にね、理沙ちゃんがいて助かったぜぃ」
理沙「重かった!」プンスコ
京太郎(斬艦刀振り回しておいてなにを……)
皿に乗せられたベーコンエッグとウインナー、主食はパン
実にアメリカンな朝だと思っているとコーヒーを淹れてくれるゆみ
ゆみ「良く飲んでいるだろう、私も飲むんだ」
京太郎「お、気が合いますねー」
少しばかり、雰囲気は明るくなった
それを見て安心したように笑みを浮かべる智葉
尭深「ん」ズズッ
京太郎「緑茶ですか」
尭深「朝は日本茶」
京太郎(戦争になるから黙っていよう)
◇行動選択
1、誰かと話す(理沙・咏・玄・宥・ゆみ・智葉・尭深・葵)
2、戦闘訓練
3、一人で過ごす
ゾロ目 ??
・安価1↓
こいつ……(白目)
1、葵+『ゾロ目 増援』
朝食を終えて片付けをすると、川の方へと歩く京太郎
なぜ葵がいないのかと思っていたが早い時間に軽く食べて周囲の索敵に行ってしまったらしい
帰ってきても『周囲に敵影は無かった』とだけ言ってどこかえ行ってしまった
そんな葵を探して川の方へとやってくると、川岸で足を川につけて座っている姿を見つける
京太郎「葵さん、隣良いですか?」
葵「あ、うん……どうぞ」フッ
隣に座るが、足を川につけることもない
明華がいなくなってから、どこか暗いのはみんな一緒だが葵の雰囲気がやけに違う気もする
京太郎「どうしました?」
葵「いや、私が代わりになれなかったかなって」
京太郎「それはそれで嫌ですよ」
そう言うと苦笑する京太郎だが、ふと気になることがあった
京太郎「前言ってた、大事な人って……?」
葵「あ~……やだなぁ、センチになっちゃってたから」
京太郎「そういう時って誰でもあるでしょ、話してくださいよ」
葵「……好きな人がね。みんなのために一人で突っ走って死んでさ、いや死んだかと思ったんだよね、ちょっと恥ずかしい盛大な告白しちゃってね、相手は死んでたと思ってたから、それで帰ってきてとか……まぁ色々あったんだよ。それが最初、そのあとは繰り返すうちにその人の死をみたりもしてって言ってもわからないでしょ?」クスッ
京太郎「まぁ、半分も理解できませんでした」
葵「だよね、理解できないと思う。愛した記憶も愛された記憶も全部遠い昔……気持ちは受け継ぐようで受け継がれない」
京太郎「……?」
葵「……また語っちゃった。本当にセンチメンタルになる」
京太郎「だからそれを」
瞬間、何かが航空機の方へと降りていく
京太郎も葵も驚いた表情を浮かべて、そちらへと走る
◇System
・宇夫方葵【3/5】
◇??
1、赤土晴絵
2、小走やえ
3、小瀬川白望
4、戒能良子
5、大沼秋一朗
6、石飛閑無
ゾロ目 ????
・安価1↓
1、小瀬川白望
航空機へと走って戻る京太郎と葵の二人
戻ってきたハンガーには真っ白な機体が収まっていた
やけに場所を取るが、機体が少ないから問題もないだろう
その機体に少し見惚れている京太郎、すでに理沙たちも来ているしパイロットである少女と話をしている
葵「ホワイト・グリント……小瀬川さん!」パァッ
そう言うと嬉しそうに走っていく
存外、明るい表情もするのだなと思いながら、やってきた白い機体ホワイト・グリントのパイロットこと小瀬川白望の元へと歩く京太郎
京太郎「どうも、久しぶりです」
白望「うん」
ゆみ「……信用できるのか?」
白望「京太郎に嫌われるようなことは、しない……」
そう答える白望、息苦しかったのか白いパイロットスーツの胸元をわずかに開く
それに目を奪われそうになる京太郎の眼を後ろから背を伸ばして塞ぐ宥
見えないが素直にそう言うわけにもいかない
葵「さっすが須賀君、手が早い」
京太郎「どういう意味っすか?」
白望「これで、信用してくれる?」
智葉「そうだな、京太郎のハーレムの一人なら良いんじゃないか?」ジトッ
睨まれているのは、十分わかる
京太郎「なんで?」
◇System
・小瀬川白望が味方になりました
間違えた>>761のシロの数字は3です
◇行動選択
1、誰かと話す(理沙・咏・玄・宥・ゆみ・智葉・尭深・白望)
2、戦闘訓練
3、一人で過ごす
ゾロ目 ??
・安価1↓
1、誰かと話す(尭深)
歩いてケルディムガンダムの傍へと来ると、すぐ裏のベンチでお茶を飲んでいる尭深を見つけた
大量に仕入れておいた缶コーヒーを一本持って横に座る
こうして二人で話す機会というのも無かったから丁度良いと思う
京太郎「ずいぶん遅れましたが……ありがとうございました、こっちの援護」
尭深「ううん……なんだか、そうするべきな気がして」
京太郎「べき、ですか?」
尭深「うん、加治木さんと戦って、雀さんの戦いを見てたら」
どういうことだろう、脳量子波を目の前の相手から感じるでもない
ニュータイプ的な感覚もないのにどうしてそれを感じたのか、なにか他の力か……それとも、本当に感覚的なものか……
世の中知らないことだらけだ、結局尭深のことは京太郎の知らないことだったのだろう
京太郎「GNドライブ搭載機体、ケルディムガンダムですか……アリオスのことを考えれば一緒になるのも不思議じゃなかったですね」
尭深「うん、いつか一緒に戦う機会もありそう、だけど」
京太郎「トゥーハンドの渋谷尭深を頼りにさせてもらいます」ニッ
尭深「あまり期待しなように」クスッ
京太郎(この人の笑った顔、かわいいな……)
◇System
・渋谷尭深の好感度が+20されました
・【渋谷尭深:40】
そういえば、最初の選択肢でエイスリン以外を選んでたら、そのキャラがステラ枠になってたのか?
-昼-
ブリッジに集まる面々、時計を見ながら待っているとデジタル時計は昼の12時を表示
瞬間、咏は航空機を発進させる
ターゲットは京太郎、玄、宥、葵、智葉、ゆみの六人、つまりはターゲットを表示されれば大半がここに集まると言うことだ
飛び立つ航空機は街へと飛び立つ
京太郎「……襲われなきゃいいけど」
葵「フラグ建ってない?」
宥「不吉」
>>770
そうなります、ガイアかはともかくとしてそれっぽい役回りになってました
エイステラリンはエイスリン以外ありえなかったな、今思えば
◇行動選択
1、誰かと話す(理沙・咏・玄・宥・ゆみ・智葉・白望)
2、戦闘訓練
3、一人で過ごす
ゾロ目 ??
・安価1↓
選択肢から葵消えたけどもう選べないの
1、白望
ハンガーにいると、ベンチに座っている白望を見つける
相変わらずダルそうにしているなと苦笑して近づくと片手を上げる
京太郎「どうも」
白望「ん、京太ろ……」
京太郎「途中で疲れないでください」
白望「京」
京太郎「それで良いか、もう」
隣に座ると白望の機体を見る
今まで見てきた機体とはだいぶ違うように思えるが、ACと呼ばれる種類であるその機体は京太郎にとってなじみないものだった
京太郎と白望の二人が隣り合って座っていると玄がやってきた
京太郎「お、白黒ですね」
玄「あはは、なにそのたとえ……じゃあ二人はそっくりコンビ?」
白望「……似てる?」
京太郎「みたいっすよ?」
良くはわからないと、白望と京太郎が同タイミングで首をかしげる
やけにその仕草が似ていて玄が笑う
京太郎「俺と玄さんってどう思います?」
白望「ん……特になにもないね」
京太郎「ですね」
玄「同じおもちマイスターにそれとは」フッ
京太郎「そういや渋谷さんのおもちって」
玄「ああ!」
白望「……」ムッ
◇System
・小瀬川白望の好感度が+10されました
・【小瀬川白望:90】
>>777
同じ人ばっかでもおもしろくないかなと、なんで尭深も消えてたりしてます
◇行動選択(最後の自由行動です)
1、誰かと話す(理沙・咏・玄・宥・ゆみ・智葉)
2、戦闘訓練
3、一人で過ごす
ゾロ目 ??
・安価1↓
1、誰かと話す(咏)
ブリッジへとやってくると、京太郎は咏にお茶を渡した
オートパイロットにも関わらず、咏がここにいるのは敵からの襲撃がいつ来ても良いようにだろう
理沙とは順番で休んではいるようだが……
咏「お、気が効くねぃ」
京太郎「いえいえ、助かってますからね」
咏「そりゃこっちのセリフだよ、本当さ……」フッ
京太郎「いえいえ、こっちこそ」
咏「それじゃあご褒美くれたりすんのー?」ニヤッ
京太郎「……え?」
ブリッジの扉が開き、加治木ゆみがやってきた
ゆみ「失礼」
開かれた扉、そして席には京太郎の膝の上に座る咏
だが表情を変えるでもなく、ゆみは理沙がいつも座っている席に座る
咏「おーい、こっちが情事に及んでたらどうするつもりだったんだぃ?知らんけど」
ゆみ「失礼と言った!」
京太郎(なんなのこの人……)
ゆみ「それよりプロフェッサー」
咏「プロな、どしたの?」
ゆみ「女性として男性の膝の上に乗るのはどうかと思いますが、それと街まではあとどの程度の距離かと」
京太郎(そっちがおまけなんだ)
咏「街への距離はあと2時間ぐらい、それにこれはあたしへのご褒美ってことだからねぃ……なぁスチーム」
京太郎「須賀です」
ゆみ「では引き続きお願いします、プロフェッサー」
咏「プロな」
京太郎(なんなのこれ……)
咏「んーごつごつしてるけど結構すわり心地良いね、これからも頼むわー」
◇System
・三尋木咏の初期好感度が+10されました
・【三尋木咏:60】
-街-
大きな街、いや国につくと航空機は誘導にしたがって港の工場へと入る
巨大なマスドライバーもあるところを見れば宇宙に上がるのも良いかもしれない
そんなことを思っていれば、誘導してくれた国の首相との話に行っていた理沙と咏とゆみの三人が帰ってくる
ゆみ「マスドライバーも大気圏を突破できるものさえあれば使わせてくれるそうだ、シャトルも購入できないことはない」
葵「じゃあエイスリンさんたちを操ってる奴らの地上拠点を落とさなくても本拠地まで一直線で行けるわけかぁ」
京太郎「なるほど……」
そんな中、葵が手を上げる
葵「とりあえず、宇宙に上がる方に賛成かな……私はね」
咏「そりゃまたどうして?」
葵「偵察的な意味を含めたって、黒幕がそこにいる可能性があるならね」
白望「黒幕…ふとましい…うっ頭が…」
玄「それ以上いけないのです!」
宥「ふざけないの二人とも」
少しお姉さんっぽくしかる宥を見てやはり姉なんだなと少し関心する
それはともかく、京太郎は現状を整理してみた
どちらにも利点があるように思える
京太郎「うぅむ……」
とりあえず今日は考えようという話にはなった
自分たちをここに置いておけば襲撃を受ける可能性があるという話も首相に話した
それに関してもとりあえずはどうにかなるかもしれないとは、首相からの言葉だ
京太郎「……とりあえず、外でも歩くか」
そう呟いて頷くと、京太郎はその国ことオーブの街を歩く
全員、自由行動をしている
◇??
01~50 ???
51~98 ???
ゾロ目 ????
・安価1↓
『宮永照』
歩いていると、ふと飛んできた何かを取る
それは白い帽子で、持ち主であろう少女へと、京太郎はゆっくり近づいていく
向こうも京太郎に気づくと、ゆっくりと京太郎へと近づく
京太郎「……これ、貴女のですか?」
照「……うん」
京太郎「どうぞ」
そう言って、帽子を目の前の少女、宮永照に受け渡す
白いワンピースとカーディガンを羽織った目の前の少女が帽子をかぶる
京太郎「……」
照「……」
他人のふりをしようかと思ったが、言いたいことはお互い、山ほどあった
京太郎は明華のことやターゲットとしてのこと、それに他にも沢山ある
だが、黙ったまま京太郎は照の横を通りすぎようとするも、止まった
いつまでも引きずっているわけにはいかない
京太郎(明華に笑われるっつーの……)
京太郎「っ……どうして、ここにいるのかとか聞きたいことは山ほどあります」
照「……私もあるよ」
?「照!なにしてるんだ!」
その瞬間、少し離れた場所の車から誰かが呼ぶ
京太郎「また……会えますか?」
照「うん、また会おう」
京太郎「……はい」コクリ
京太郎は宮永照と、別れる
明華のことで彼女を恨んだことが無いと言ったらウソになるが、いつまでもひきずっているわけにもいかない
京太郎は、息をついてから歩き出す
◇System
・宮永照と出会いました
・オーブに『宮永照』がいることが判明しました
照と別れてから、歩く京太郎が少しばかり街から離れた場所を歩く
ずいぶん歩いてきてしまったなと思いながら歩いていると、石碑がある
なんの石碑だろうとみていると、一人の少女が視界に入った
エイスリン「~♪」
京太郎「……え?」
そちらへと走る京太郎、なぜここにいるのだとか余計なことを考えている暇もない
すぐに走ってそちらへと向かい、石碑を見るエイスリンその背後に立つ
京太郎「……エイスリンさん」
エイスリン「……!?」バッ
京太郎と顔が会うと、腰の後ろのホルダーからナイフを取り出すエイスリン
やはり敵として認識しているのかと、京太郎はすぐに前に出てエイスリンのナイフを持つ腕を掴む
だがエイスリンは京太郎の胸倉をつかんで、そのまま蹴り飛ばそうとした
京太郎「っ!」
膝蹴りを腹に受ける前に京太郎が横にそれて避けるも、エイスリンが不自由なバランスのまま京太郎に体当たりをする
エイスリン「ッ!」
京太郎「!?」
体当たりをされた京太郎と、したエイスリンの二人がそのままその石碑が設置された崖から落ちる
今日はここまでということで
あまり進まなかったけど次回はもっとがっつり進むと思います
エイスリンとのイベントはご察し
ちなみに振り切ってなかった場合はあそこで照と会ってたら大変なことに……
またなにかありましたら返しますのでお気軽にー
好感度80以上だったら何か変わったのかな?
デストロイでオーブ蹂躙だね(白目)
これで照と振り切るぜ!してなかったら主人公交代待ったなし
後継機はまだか
今日は19時頃からはじめてしましますー
>>804
悲劇性が増した(無慈悲)
>>809
そ、それはどうかな(震え声)
種死は脚本が悪いんじゃなくて脚本の嫁が悪いだけだよ!
>>810
もちつけ
驚くのは、まだ、早い!
>>811
> 種死は脚本が悪いんじゃなくて脚本の嫁が悪いだけだよ!
結局のところ、脚本が悪いんじゃないですかヤダー
それでは再開していきますー
バウナー・ファー・ドラグ!出でよ、ファイヤードラゴン!
>>812
電童のスバルも嫁のせいで男の子にされたからね(白目)
海に落ちた京太郎とエイスリン
突出していた崖から落ちたゆえに、真下はずいぶん深い海であり、京太郎はすぐに泳いで海面から頭を出す
周囲を見渡してもエイスリンがいないことに気づくと、すぐに息を大きく吸って海の中へと潜る
綺麗な海だとか考えている暇もなく、沈んでいくエイスリンを見つけると急いで潜水し、体を掴んでそのまま海面へと上がって、近くの砂浜へと上がった
京太郎「はぁっ……ハァッ……」
体中に砂がつくが、気にしている暇もない
エイスリンの呼吸を確認する
・容体は?
01~20 息してない
21~98 問題無さげ
ゾロ目 ?????
・安価1↓
『問題無さげ』
息もあるし、荒いぐらいで問題は無さげだ
京太郎はエイスリンを抱えて、砂浜から道に出るが人通りも少なくまともな建物も一件もない
そう、まともな建物が一件もないだけだ
京太郎「まともじゃない建物、入るしかないよなぁ」
溜息をついて、京太郎はエイスリンを背負ったままその建物に入る
なんだかさびれた建物だが使っていない人間がいないわけではないのは、駐車場を見ればわかる
京太郎は顔をしかめたまま、部屋を一つ借りた
借りた部屋に入ると、京太郎はエイスリンをベッドに寝かすわけにもいかないと思いながら悩む
襲われるのは御免だが、起こさないわけにもいかない
服もしめっているがだいぶ乾き始めている
京太郎「エイスリンさーん、起きない?」
エイスリン「ンゥ……」
京太郎(まじで起きちゃったよ)
背負っているがゆえに後ろから首をしめられないかと警戒して、目をさますエイスリンをベッドに降ろして、座らせる
視点がブレっぱなしのエイスリンが、頭を押さえてふらつく
そんなエイスリンの肩を支える
京太郎「エイスリンさん?」
エイスリン「ン……ダレ?」
京太郎「やっぱ、ダメかぁ……」ハァ
だが襲ってこないことを考えながらエイスリンを見る
エイスリン「ナニ、ココ……?」
京太郎「……たぶん、記憶が混乱してるんですよ」
エイスリン「?」
京太郎「とりあえず、シャワーでも浴びてきてください……お互いびしょびしょなんで服を乾かしましょう」
エイスリン「ア……ウン」
自分の服装に疑問を浮かべながらも、京太郎の記憶の混乱ということを疑うこともない
そんな彼女と顔を合わせるが彼女は動かないので不思議に思う
エイスリン「……?」
京太郎(でも、日本語はカタコトだけど覚えてる……?)
エイスリン「シャワー……」ギュッ
服の裾を掴まれる京太郎、そこで気づく
京太郎(これ記憶混乱ってレベルじゃねーだろ)
風呂場、いやバスルームに京太郎はいた
いや、正確に言うならば京太郎とエイスリンの二人がいるわけで、風呂椅子に座った二人
京太郎は前にいるエイスリンの頭を洗っている
京太郎(さすがその手のホテル、まさかバスルームがガラス張りだったとはな……結局一緒に入ろうと変わらないよな)
だいぶ変わるがそう言い聞かせながらいまいち混乱しているというか、どこかおかしなエイスリンの頭をシャカシャカと洗う
ずいぶんと綺麗な髪をしているのだなと思いながら洗っていると、エイスリンは眼を瞑りながら気持ちよさげにしている
京太郎「流しますよー」
エイスリン「ン♪」
シャワーでシャンプーを流す
そもそも服を乾かすだけなのだが、風邪を引いても寝覚めが悪い
記憶の混乱もすぐに戻ってくれるとは思うのだが、どちらの記憶がよみがえるか心配である
京太郎(できれば学園の時の記憶が戻れば良いんだけど……)
エイスリン「エヘヘ♪」
京太郎「綺麗な、金髪だな……」サワッ
エイスリン「ひゃんっ!?」ビクッ
京太郎「あ、すみません」
そう言って謝ると、エイスリンの体はさすがに洗えないのでそこは自分でしてもらうことにする
記憶が戻って、これの記憶が残っていたら自分はどうなってしまうのだろうとも思う
とりあえず目の前の少女が当分、記憶を失ったままであれば航空機まで連れて帰って葵や白望に任せたい
京太郎「……洗い終わったら湯船につかってくださいね」
エイスリン「ン♪」ニコッ
京太郎(かわいい)
それから数分して、エイスリンと京太郎は湯船につかっていた
バス機能やらもあるが、余計なことはしない
湯船につかる京太郎の足の間に入っているエイスリン
京太郎(非常に危険だと思います!)
エイスリン「~♪」
記憶にあるのか、なんらかの鼻歌を歌いながら京太郎の前で揺れる
おもちはないのでそこは揺れないが、揺れる綺麗な金髪に京太郎は魅入りそうになった
そんなエイスリンの髪を撫でる京太郎
エイスリン「んっ」
京太郎「……あ、また、すみません」
エイスリン「イイヨ♪」
京太郎(クラっときたぜ……そろそろ出るか)
バスルームを出た京太郎とエイスリン
頭を拭いたものの、体は自分で拭いてもらったが、しっかり全部拝見してしまったゆえに罪悪感が凄まじい
京太郎は赤い顔のままバスルームを出たが、まだ服も乾いていないのでバスタオルを巻いているぐらいである
エアコンを効かせて風邪をひかないようにしているが、エイスリンはシーツにくるまってもらった
エイスリン「キョータロ」
京太郎「はい?」
エイスリン「キテ……?」
なんちゅうお誘いかとも思ったが、そんなことをするようなタイプとも思えない
とりあえず近くによるとエイスリンがシーツを広げて京太郎に抱き着く
京太郎「くぁwせdrftgyふじこlp~!!!?」
エイスリン「feel good……♪」ニコッ
驚いた京太郎だったが、安心しきったエイスリンの顔を見ると跳ね除けることもできない
そのまま、京太郎はエイスリンに抱き着かれたまま頭を撫でる
さらさらとした金髪を撫でていると、気持ちよさそうな表情をするエイスリン
できれば彼女とは、二度と戦場で会いたくはないとつぶやきたくもなった
気づけば寝ていた京太郎は、裸のエイスリンを抱いていたが特になにがあったわけでもない自信はある
あのまま横になってしまっただけだ、なにもない
とりあえずは、エイスリンを起こす前にそっと出て服を着る
京太郎(……不謹慎だし、汚いけど、このままエイスリンさんの記憶が戻らなければって、思うよ)
たぶん、何人か殺している
それを思えば彼女の記憶が戻ると、どうなってしまうのか考えたくはない
だがそれでも、それまでの彼女との記憶が消えっぱなしも良くはない
京太郎「できれば今回の記憶全部無くなってくれればな……」
エイスリン「んっ……キョータロ?」
京太郎「ここにいますよ、とりあえず服を着ましょう」
青と白を基調とした服、それをエイスリンに渡すと素直に自分で着る
記憶が戻りはじめたのだろうかと考えながら、京太郎は大体3時間ぐらい寝ていたのかとため息をついてエイスリンと共に、ホテルを出た
◇帰還
01~10 記憶が戻る
12~98 ???
ゾロ目 エイスリンと一緒に
・安価1↓
『一人で』
二人でホテルを出ると、航空機の元への道を歩く
どうせならエイスリンも一緒に戻ってそのまま一緒にいたいとは思いながら歩いていた
素直に自分についてくるエイスリンに罪悪感を抱きながら、歩く
京太郎「っ!?」キュピンッ
即座に飛び退く京太郎の足元に刺さるナイフ
誰が飛ばしたのかと思っていればそこにいたのは……
京太郎「鹿倉さんっ……」
胡桃「エイちゃんになにしたこのケダモノ!」
航空機がある方向とは反対方向、来た道からジープが走ってくるが、その運転席には臼沢塞
ナイフで斬りかかってくる胡桃
その攻撃を後ろに下がって避けるが塞が拳銃を京太郎に向かって撃つ
京太郎「っ!」
感覚で撃つ場所を先読みして避ける
エイスリン「ナニ……?」
塞「乗ってエイスリン!須賀京太郎だ!」
エイスリン「エ?」
塞「あいつ、なにをっ!」
ひたすらに胡桃のナイフでの斬撃を避けながら、塞からの攻撃に気を向ける
エイスリンを乗せてしまう塞、このままエイスリンを連れて行くなんてできるわけもない
舌打ちを打つ京太郎
◇生死判定
01~10 死亡
12~60 軽傷
61~98 重症
ゾロ目 ???
・安価1↓
これ京ちゃんの判定か?
NTの補正とかは入らないの? 補正入るとしても範囲が変になるだけだけど
『重症』
胡桃の斬撃を避けていた中、塞の銃口が京太郎を捉える
だが、感覚で銃弾がどうなるかは理解できた京太郎は顔をしかめて地を蹴った
避けることはまずできない
タァンッ
京太郎「っ……!」
銃弾がどこに当たったのかは見ている側からはわからない
そのまま、京太郎は道のガードレールを飛び越えて、崖の下へと落ちる
本日二回目の落下だが、そんなことを思える間もなく京太郎は海に落ちた
エイスリン「キョータロォッ!」
塞「エイスリンがおかしい、胡桃!戻るよ!」
胡桃「……うん」
なんだか妙に頭に違和感を覚えながら、胡桃は塞の運転する車に乗り込む
叫ぶエイスリンを乗せたまま、ジープは走り出した
ゾロ目券ってもう使い切ってたっけ?安価なら下
◇???
01~20 ???
21~40 竹井久
41~60 弘世菫
61~90 松実宥
91~98 熊倉トシ
ゾロ目 ??
・安価1↓
砂浜へとどうにか流れ着いた京太郎が、血を吐きだしながら這う
そうしていると、足音が聞こえてきてそちらを見るが顔を上げることもできない
足で転がされて見上げれば、そこには先ほど自分を撃った臼沢塞
塞「……来てもらうよ」
京太郎「……」
塞「見つけたよ!」
胡桃「よし、持って帰るよ!」
『臼沢塞』
-航空機-
智葉「京太郎が行方不明だと……!!?」
ゆみ「ああ、少年の向かった方へと向かってみたのだが……道端にまだ新しい血痕を見つけてな、それをたどったらBASEが放置されていた」
そうつぶやくと、ゆみがBASEを出す
京太郎のBASEなのは確かなのだが、それは血がこびりついている
床に座り込んで涙を流す宥
宥「私っ、変なの感じたのにっ……」
玄「お姉ちゃんのせいじゃないよっ!」
葵「それには全面同意だね、さっさと見つけよう……色々と恨みを買ってる子だから」
白望「……ホワイトグリントで捜索に出る」
尭深「私もケルディムで」
理沙「……っ」
咏「辛いねぇ、機体もない……なにもできないってのはさ」チッ
ふと、目を覚ました京太郎の視界には白い天井が映る
体を動かすことができないのを理解して、目線を上げれば両腕はベッドの上に固定されており、足も同じく固定されていた
記憶をたどれば思い出すのは洗脳かなにかを受けている塞と胡桃だ
自分はあの二人に拾われて、今は敵の本拠地
京太郎「つまり、あの戦艦の中か……」
三人の母艦であるミネルバの医務室かどこかだろうと思いながら、拘束された手を動かすが動かない
自分は患者用の服を着ていて、激しく動こうと体をくねらせようともするが腹部の銃弾を受けた部分に激痛を訴える
京太郎「~~~ッ!」
顔をしかめて動かないようにした
痛みが引くと、ゼェハァと呼吸をしながら天井だけを見つめる
そうしていると、医務室であろうその部屋の扉が開く音が聞こえた
あ、ホワイトグリントのコジマ粒子大丈夫なのかな
スローネドライとかいたし擬似GN粒子とかコジマ粒子みたいな存在がアウトなものは無害になってたり?
医務室の扉が開いて入ってくるのは医者であろう男性が一人と看護師服を着た女性が二人
そして塞と胡桃の二人が入ってくる
計五人が京太郎が起きていることに少しだけ驚くような表情をして近づく
医者「……気分はどうかな?」
京太郎「良いと思うか、節穴だな」
胡桃「こいつ!」
塞「落ち着きなよ、とりあえずは……上からこいつを連れて宇宙の本部に来いって」
胡桃「でもこいつエイちゃんに」
塞「仕方ないでしょ、逆らって痛い目にあいたくなければ……聞くしか」
胡桃「っ……うん」コクリ
良く話の内容はわからないが、なんらかの理由で自分は連れて行かれるらしい
理由はわからない、一体誰がそう言っているのかもわからない
自分はただ一介の学生にすぎないし特殊な力だって自分だけが持っているわけでもなかった
>>868
こまけぇこたぁ(ry
まぁそこらは気にしたらいけないよ
あれ?母艦ドミニオンじゃなかったっけ?
とりあえず、やることもなにもないと思って黙っている京太郎を睨む塞と胡桃
やはりエイスリンに何かしたと思われているのだろう
何もしていないと言えば嘘になるが、彼女が傷つくようなことはしていないつもりだ
塞と胡桃の二人が部屋を出ると医者が京太郎の腕の拘束を解く
両手は縛られたままだが、ベッドと固定した手を外した
どうせなにもできないとわかっているのだろう、激しく動けば傷が痛む
医者「わざわざ鎮痛剤は打ってないんだ」
京太郎「性格悪いな」
瞬間、医者が傷付近を指で押す
京太郎「痛っ~~!?」
医者「大人しくしておけ、立場をわきまえろ、一応言っておくがお前は捕虜扱いじゃない」
京太郎(なぁんかこいつ、機嫌悪いなぁ)
心の中で悪態をつくと、京太郎は横になる
とりあえず隙が見つかれば逃げようと決めるが、その際はエイスリンをどうするかで悩む
塞も胡桃もだ
京太郎(それを思えば、とりあえず一人で脱出からだよな……話は)
>>873
ドミニオンです、ミネルバって書いちゃったよ、ドミニオンです(重要)
それから一眠りして、目を覚ました時そこには誰もいない
手はベッドに拘束されているところを見ればよほど、逃がすわけにはいかないということだろう
そうしていると、扉が開いて塞と胡桃とエイスリンの三人が入ってくる
京太郎「エイスリンさん……!」
エイスリン「スガキョウタロウ……!」キッ
睨みつけられて、顔をしかめる
自分のことを仇を見るような目で見て、彼女は腰後ろのホルダーのナイフに手をかけたところで、塞が止めた
まるで、一緒に居た時の記憶が無いような彼女の言動に混乱を覚えながらも、京太郎は顔をしかめるのみ
塞「残念ながらあんたの仲間、オーブを出たよ」
京太郎「そうですか」
塞「見捨てられたってわけだ。残念ながらこのまま一緒に宇宙へと上がってもらおうか」
京太郎「……あんたたちは、なんなんだ?」
胡桃「私たちは連邦軍の軍人だよ、あんたたちテロリストを倒す立場にある人間」
京太郎(わけわかんねぇっつうの……)
そう思いながらも、余計なことは言わない
エイスリンは自分を鋭い瞳で睨んでくる
さすがにそこまで強い精神を持っているわけではない、京太郎は少しばかり疲れていた
京太郎「とりあえず、言いたいことがそれだけならさっさと一人にしてくれ」
胡桃「やっぱこいつの腕一本ぐらい折ろう、全然立場を」
塞「押さえなよ……沢山の仲間が殺されても、上からの命令は絶対、でしょ?」
胡桃「っ……行こうエイちゃん」
エイスリン「……ウン」
出て行った二人、だが塞はまだ出ていくことはない
自分に言いたいことでもあるのだろうかと思っている京太郎になぜここまで余裕があるのか、話を鑑みても自分が殺される可能性というのは現状で無いからだ
宇宙に上げられると言っていたが、自分に何の用があるのか、黒幕は何が目的なのか?
塞「……あんたは何を知ってるの?」
京太郎「はぁ?」
塞「良いから答えて……あんたはあたしたちの上について知ってるの?」
何を言っているか戸惑って理解できなかったが、ようやく理解できる
彼女は現状に対して何かを言いたそうにしていた
つまり現状に疑問を持っている
京太郎(なら、交渉の余地はある)
塞「勘違いしないで、殺さなきゃなんでも良いって言われてる……自白剤だって使うよ?」
京太郎「待てよ、俺が知ってることは全部話すから、さすがにそれは勘弁してくれ」
塞「……自分の立場、理解しなよ?」
京太郎「……勘弁してください」
塞「よし」コクリ
眠くてしょうがないんで今回はここまでにします
楽しみにしてくれてた人には申し訳ない
とりあえず京ちゃんが捕まりましたということで、これから色々あります
けっこうマジな拷問描写を入れるかどうかで悩んでるとこだけど、やっぱ無い方が良いですかね?
あってもなくてもストーリーはしっかり進むようにはなってるんだけども、あった方が自然な感じはする
次回は塞さんとの交渉からはじまります
そして色々と心を揺さぶる安価を用意してますので
ではまた疑問質問その他もろもろありましたら返しますのでお気軽にー
乙です。
拷問は個人的にはあまり見たくない。
キャラヘイト貯めて安価でヤる方に傾くし
現実に戻って、今回の件(連邦軍の軍人だよ(キリ)など)を塞と胡桃に対して言葉攻めするという目標があるんだから、俺は
誰も突っ込まないけど葵ちゃん一週目の記憶を持ってるの確定したな
てっきりシュウロウガに乗った作用で記憶引継ぎしてるのだと想ったけど記憶引継ぎしてるからシュウロウガに乗ってるのかもしれん
そして一週目の大告白した相手が次の週で同じ内容の大告白を別の相手にしてる事が分かってるってことか(ゲス顔)
……今週は葵ルート行こう!まぁ、いければの話だが
個人的には読みたいけど住人受けは悪いだろうね
NGに出来てステータス低下や拷問あったことが前提の描写が今後一切なければ俺はOK
キャラへのヘイトが激増しかねないし、それ不安ならやめた方がいいかもしれんね
俺としてはドミニオンと黒幕(洗脳されているキャラ除く)を木っ端微塵にできればなんだっていいが
これより再開しようと思いますー
みなさま意見ありがとうございます
拷問とかは無いようにしていきます、まぁある方面で進めても所詮はMGS3のヴォルキン大佐ぐらいのもんでしたが
とりあえずキャラにヘイトが集まるのは嫌なのでやめときますということで、塞さんか胡桃が『待たれよ!』って言って火星騎士になりそうだし(メソラシ)
>>890
めっちゃ恥ずかしいよね、胡桃と塞
>>893
まぁもうルートとか無いから、普通に進めていけば葵の攻略はできます
あの子ちょっと特殊な感じになってるけど1/5とかいう数字があったりで
>>899
ちょっとした塞と胡桃の印象改善のためと思って入れようと思ってましたからな
拷問受けたこと知ってした奴に怒る、みたいな
>>900
まぁあってもステータス低下とかはありませんでしたね、拷問あったこと前提の描写はあるけど
>>901
ドミニオンは悪い奴感が凄いですからね、うん
のよー
でも現状で塞と胡桃が拷問に対して怒っても……なら実弾で撃つなよって思っちゃうな
ふと思った。初期機体のグルンガスト参式は通常型とゼンガー仕様のどっちなんだ?
ダイゼンガー乗ってるのよりんからの機体だから多分ゼンガー仕様だろうけど
とりあえず、ベッドから手枷を外してもらった京太郎が上体を起こす
塞からの気遣い、ではないが塞が少しは自分に気を許したのか……いや、どちらかと言うと自分に気を許させようとしているのだろうと理解する
懐柔策をこうじたつもりだろうけれど、京太郎はまったく意に介さない
京太郎「……で、なにを聞きたいんですか?」
塞「……宇宙ってさ、行ったことある?」
京太郎「……ない、いやあります。戦闘が何度か」
逆に戦闘しかしたことがない
塞「そっか、本部は月って聞いたんだけど……そこには?」
京太郎「いいえ」
塞「地球生まれの地球育ち、だからわからないんだよね……」
京太郎(この人、迷いが生じてる?)
顔をしかめる塞が頭を左右に振る
塞「ここ、オーブの端の方なんだけどここには宮永照と弘世菫がいる……あんたの仲間たちもいなくなったしこの街はもうすぐ火の海に沈むってわけだ」
京太郎「は?なんでまた……」
塞「そりゃあぶりだすためだよ、私としてはごめんだけどね」
京太郎「……あんたは参加しないのか」
塞「そりゃね……命令にもないし」
京太郎(別に根っからの外道ってわけでもない、やっぱり臼沢塞か)
揺れている塞の心を理解している
自分が揺らしたわけではない、勝手に揺れているだけだ、ならその振り子に少し力をくわえてやれば揺れは大きくなるだろう
だからこそ京太郎はいくつか考え付く
京太郎(小賢しいマネだけど、こんなところで死ぬわけにもいかないんでな……)
だからこそ、いくつかの手を考える
状況としての糸口は希望で言えばエイスリンを含めて二人の記憶の復活だが、あくまでも希望的だ
可能性で考えるなら自身を信用させるか、彼女たち曰く連邦軍を疑わせるか
京太郎(どうするか……)
だが、どちらにしろ現状ではどうしようもないというものだ
ならばこの状況でどうにか待つしかないだろう
いつか隙も見つかるはずだ
だが期限は一ヶ月であり、宇宙に連れて行かれるのがいつかわからない
京太郎(くそっ)
塞「ん、そろそろ定期時間か……それじゃ、拘束させてもらうよ」
手枷をベッドに固定されて、塞が出ていく
まだ動けないなら、こうして待つしかないと京太郎は顔をしかめてため息をつく
心配事は中々に落ち着かないものだった
◇ルート選択
1、宇宙『連邦軍に掴まった京太郎は宇宙の本部へと送られることになる。黒幕の元へと…』
2、地上『宇宙に送られる前に京太郎は行動を起こす。仲間たちのために…』
・集計は21時25分から開始します
※どちらもメリットデメリットは同程度あります
間違えた、22時25分です
宇宙は新規メンバーが沢山、地上は今までの面子と+αって感じですかね
◇ルート選択
1、宇宙『連邦軍に掴まった京太郎は宇宙の本部へと送られることになる。黒幕の元へと…』
2、地上『宇宙に送られる前に京太郎は行動を起こす。仲間たちのために…』
・安価1↓から1分間で集計
地上ですね、正直意外だった
2、地上『宇宙に送られる前に京太郎は行動を起こす。仲間たちのために…』
◇System
・地上ルートになります
・須賀京太郎が『振り切った』状態なのでストーリーが僅かに変化します
・エイスリン・ウィッシュアートと特殊なイベントを達成しているのでストーリーが僅かに変化します
あれから、5日が経った
京太郎は特になにをするでもなくベッドで寝ており、時たま動く時があっても塞がやってきた時ぐらいだ
塞についてきた胡桃とエイスリンは自分に敵意を向けてくる、さすがに心が荒みそうにもなる
京太郎「……さて」
あとは塞が来るのを待つだけだ
そうしていると塞がやって来て、また手枷を外す
だが、警戒心は完全にとけていないものの、胡桃やエイスリンほどじゃない
京太郎(……だが、塞さんを使うか?)
◇塞を?
1、揺さぶる
2、人質にする
3、当て身
ゾロ目 ?????
・安価1↓
1、揺さぶる
ならばここでと、京太郎は息をつく
とりあえずの目的は色々とあるが下手なことはできないというものである
だからこそここは塞を正気に戻すということを目的にする
京太郎「そう言えば、生まれってどこなんですか?」
塞「ん……スクールだよ、エイスリンや胡桃と一緒に、孤児が集まってた」
京太郎「お母さんとかは?」
塞「……なんで?」
少しばかり目を細める塞に、京太郎は苦笑いで返す
警戒はまだわずかにしていることを考えればまだまだ、なかなかどうして上手くはいかないかもしれない
だがやってみる価値はある
◇揺さぶり
01~10 成功
12~98 失敗
ゾロ目 超成功
・安価1↓
『失敗』
京太郎「それじゃあ、友達はその三人だったんですか?場所は、岩手の宮守を知りませんか?」
塞「ちょっとうるさいよ」ズキッ
頭を押さえながらそう言う塞の目が、鋭い
これ以上は自分の首を絞めることにもなるだろうと京太郎は黙る
塞が頭を押さえながら部屋を出ていった
京太郎「失敗だったか……あれ?」
手枷がベッドに拘束さえていないことに気づく
これならばと、頷いた
◇どうする?
1、自力で脱出する
2、人質を取って脱出(エイスリン・塞・胡桃から一人)
3、今は脱出しない
ゾロ目 ??
・安価1↓
コンマの後だから連取にはならんのだっけ
一応安価なら3
2、人質を取って脱出
◇人質
1、塞(コンマ30以上で成功)
2、胡桃(コンマ60以上で成功)
3、エイスリン(コンマ70以上で成功)
ゾロ目 特殊イベント
・安価1↓
>>957
二分経ってるのでありですね
安価なら↓
1、塞(成功)
外に出ると、京太郎はゆっくり頭を押さえて壁に手をついている塞へと忍び寄る
今ならばいけると、京太郎は塞の腰についたナイフを引き抜いて、塞の首に手を回して手枷にて首をしめるようにした
驚きながらも、まだ完全にしめつけているわけでもないのでそれほど苦しくも無いだろう
だが、絞めようと思えばいつでも絞められる
京太郎「じっとしててください……綺麗な顔は傷つけたくはありませんしね」フッ
塞「っ……」
とりあえず人質の確保は成功、というところだろう
次は脱出用の機体確保だ
塞の首を手枷でわずかに絞めながらも、ハンガーへと向かう
塞の首を絞めながらハンガーへと案内させると、誰にも見つからないように歩く
とりあえずは脱出用の機体の確保といきたいが、悩む
山ほどあるがどうせなら高性能な機体を奪っていきたい気持ちがあるというものだ
京太郎「……さてと」
「お前なにやってる!」
塞「脱走する気だ!早くっ……ッッ!!?」グッ
首を少し強めにしめて黙らせると塞を盾に歩く
状況はあまり良くないが、脱走までもう少しだ
ならば、機体を確保するのみ
◇機体奪取
01~10 カオス
12~90 ウィンダム
91~98 アビス
ゾロ目 ??
・安価1↓
『ウィンダム』
近場にあるウィンダムに乗り込むことにする
状況はだいぶ劣勢であり、少し離れたカオスやガイアやアビスに行こうものなら蜂の巣だろう、塞を撃つならば
だが撃たないとも言えないし、ウィンダムに乗るしかない
性能は他の三機にだいぶ劣るがしかたもないというものだ
塞「あきらめなよっ……」
京太郎「黙っててください、宇宙に行く気はないので」
◇どうする?
1、塞を連れて行く
2、塞を置いて行く
ゾロ目 ???
・安価1↓
1、塞を連れて行く
一緒にウィンダムへと乗り込むと、塞を足の間に入れてそのままつながれた腕のまま操作する
つまりは片腕しか使えないが、京太郎にとっては十分だ
右腕だけでビームライフルにて艦のハッチを撃ち抜き爆発させる
京太郎「さて、脱出開始だ……!」
腹部の怪我は完治まではしていない
だがそれで十分だと言うように京太郎は片腕でウィンダムを操作して飛び立つ
そこは海の上であり、空母から飛び立ったウィンダムが海上を飛ぶ
京太郎「だけど、目的地とか無いしな……」チッ
仲間である咏たちも去ってしまったと聞いた
だが逃げなければ良くわからない場所に連れて行かれかねないというものだ
背後から機体が迫ると感じた京太郎が、ウィンダムを素早く操作して背後から放たれたビームを避ける
塞「カオス、エイスリンが乗ってるの……胡桃もアビスでっ」
京太郎「機体の性能の差が戦力の決定的差でないことを教えてやる……!」
◇エイスリン・ウィッシュアート:カオスガンダム【登場作品:機動戦士ガンダムSEEDシリーズ】
※機体は『ウィンダム』となります
※『臼沢塞』と乗っているので全ステータスが-20されます
※銃創があるので全ステータスが-20されます
※ ま あ 負 け な い け ど
・戦闘
1、マニュアル
2、オート
・安価1↓から2票集まった方
2、オート
水中から飛び出たアビスが背部から伸びる砲塔と両腕のバインダー、そして胸のビームを一斉に撃つが、ウィンダムにて体をかたむけて避ける
避けた後、両腕が拘束されてるため右腕しか使えないことを考えて、京太郎はビームサーベルを展開するといっそのこと左腕を落として軽くした
片腕が無くなった程度のバランス変化であれば大した違いはない
塞「っ!」ジタバタ
暴れる塞の首を腕で絞めながら、フットペダルだけでウィンダムがアビスとカオスのビーム射撃を避けていく
苦しそうにする塞が落ちかけてから手を離すと、すぐにビームライフルに持ちかえてビームライフルで敵を撃つ
ギリギリで避けるカオスだが、もう一発はしっかりその射線上を狙っておりカオスが急いで盾を構えるがバランスを崩す
エイスリン「ウゥッ!」
ふらついたカオスが盾を下げた瞬間、目の前にはすでにウィンダムがおり蹴りがカオスの頭を直撃
バランスを崩すカオスがなんとかバランスを取るも、蹴りをその体に入れて海へとカオスを撃ち落とす
京太郎「見えてるっての!」キュピィンッ
背後にふりむいてビームサーベルを投げるとすぐにビームライフルを撃つ
回転するビームサーベルにビームライフルが直撃して爆発を起こそうとした瞬間、出てきたアビス
ビームライフルはアビスの左腕を貫き、その目の前のビームサーベルが爆発を起こす
京太郎「他愛ないな」
二機を撃退して、さらに飛び立つ京太郎
だが、追撃がこれで止むわけも無かった
カオスが海から浮上すると同時にビームサーベルの爆発に巻き込まれたも損傷は、片腕以外はまだっていないアビス
二機がさらにビームを放つが京太郎にはすべてが見えている
京太郎「っ」
銃創が僅かに開いた賀茂しれないと思いながらも、ビームライフルにてアビスの頭を狙う
ビームスピアでウィンダムのビームを斬り裂くアビスだったが、すぐにミサイルが襲う
それらをさらに胸のカリドゥスで相殺するが、あたりに爆煙が舞う
胡桃「どこっ!?」
京太郎「ここだッ!」
爆煙の中、背後から現れたウィンダムが右腕だけでビームサーベルを振るってアビスの両足を切断し、飛びあがり爆煙を抜ける
すぐに足のクローで攻撃をしかけようとするカオスを感じると、体をかたむけての蹴りを避けて、ビームサーベルで足を斬り裂き、すぐに取り出すビームライフルでその背部に装備されたポッド二つを破壊した
京太郎「終わりだな」
塞(こいつ、化け物……?)
【戦闘終了】
◇会得【敵:A級】
・経験値:250
・SRC:10000
ご察しの通り化け物ということで、今回はここまでにします
少々忙しくて、あまり遅くまではできませんでー
とりあえず今回はここまでということで地上ルートは脱出が困難な設定にしてあります
その代わり合流するメンバーは好感度と信頼度はここまでで上げたキャラ達なので楽です
もう京ちゃん一人で良いんじゃないか……?
ではなにか書けば返しますのでお気軽にー
さすがに相手にならんね
しかし、結構な戦闘機動したから京ちゃんは確実に塞さんの体を押し付けられまくったよね
パイロットスーツ着てないから結構感触はダイレクトにあったんじゃないかw
忘れてました
次スレです、こっちは埋めちゃって平気ですのでー
【安価】京太郎「スパロボ学園だ!」葵「黒獄の時を…」【パート5】
【安価】京太郎「スパロボ学園だ!」葵「黒獄の時を…」【パート5】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421938837/)
>>990
相手になりませんとも、正直プロにも勝てる状態
ほ、ほら、戦闘中だし怪我痛いから意識できないし(震え声)
あとで思い出すよ
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