ミカサ♂「エレン」ﾇｯ

エレン「うおっ！？　ミカサ！！」

ミカサ♂「エレンのために作った。ので、食べてほしい」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

エレン「等身大俺チョコ！？」

ミカサ♂「俺の自信作だ」

エレン「こんなにデカいの作るの大変だったろ？」

ミカサ♂「ああ。でもエレンのためを思えば何のことはない」

ミカサ♂「俺がエレンを想う気持ちは誰にも負けない」ｷﾘｯ

エレン「ミカサ……！！　ありがとな！」

エレン（食べ切れるのかこれ）

クリスタ♂「エレン、どうぞ」ｽｯ

ユミル♂「俺のクリスタがお前のために作ったんだ。味わって食えよ」

エレン「ありがとな！　クリスタは全員にチョコ配ってるのか。大変だな」

クリスタ♂「僕はこれくらいしか役に立てることないから……」

エレン「何でだよ。そんなことねえよ」

クリスタ♂「そうかなぁ……」

ユミル♂「おいクリスタ」ｸﾞｲｯ

クリスタ♂「うわっ！？　何だよユミル」

ユミル♂「他の男になびいてんじゃねえよ」

ユミル♂「お前は俺のものだ。誰にも渡すもんか」ｷﾞｭ

クリスタ♂「ユミル//」

ライナー♀（うらやましい……）

ユミル♂「お前の分はねえぞ女ゴリラ」ｷﾞﾛｯ

ライナー♀「えっ！？」ｶﾞｰﾝ

クリスタ♂「いじわる言うユミル、僕は嫌いだな」ﾂﾝ

ユミル♂「うっ……分かったよ」

クリスタ♂「ライナー、どうぞ」ｽｯ

ライナー♀（結婚しよ）

マルコ♀「エレン、私からもどうぞ」ｽｯ

エレン「ありがとな！　マルコも全員に配ってるのか」

マルコ♀「うん、ちょっと気合入っちゃって」

エレン「マルコは料理得意だもんな。いい嫁さんになると思うぞ」

マルコ♀「ありがとうエレン。……そういえば、ジャンが探してたよ」

エレン「えっ？　あいつが？」

エレン「ジャンどこだ？」ｷｮﾛｷｮﾛ

ジャン♀「エレン！！」

エレン「ジャン、俺に何か用か？」

ジャン♀「あの……これやるよ」ｽｯ

エレン「え！？　お前もくれんのか」

ジャン♀「か、勘違いしないでよね//」ｶｧｧ

ジャン♀「べ、別にアンタのために作ったわけじゃないんだから//」

ジャン♀「ちょっと作りすぎて余っただけなんだからね//」

エレン「そっか、ありがと……って何だこれ？　石炭か？」ｷｮﾄﾝ

ジャン♀「エレンのバカ！！　もう知らない！！」ﾌﾟﾝｽｶ

エレン「あっ、おい！」

エレン（何だよあいつ）

ライナー♀「よっエレン！　これあげる！」ｽｯ

エレン「サンキューライナー！」

ライナー♀「いっぱい貰ってるね、この色男！」ﾊﾞｼﾊﾞｼ

エレン「やめろよ// 全部義理だしな」

ライナー♀「……こりゃエレンを好きになった子は大変だね」

エレン「えっ？　何か言ったか？」

ライナー♀「何でもないよ！」ﾆﾔﾆﾔ

ライナー♀（私もそろそろ行かなきゃ）

ベルトルト♂「あっアニ//」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

アニ♂「何だ？　急いでるんだが」

ベルトルト♀「あの……私からの気持ち……受け取ってくださいっ！！」ｽｯ

アニ♂「……俺に？」

ベルトルト♀「う、うん//」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

アニ♂「ありがとう。でも俺、甘いものは苦手なんだ」

ベルトルト♀「えっ！？　そうなの！？」ｶﾞｰﾝ

アニ♂「だから、気持ちだけ受け取っておくよ」

アニ♂「……こんな俺でよかったら、今日からよろしくな」

ベルトルト♀「アニ……//」ｶｧｧ


ライナー♀（よかったね、ベルトルト！）ｸﾞｯ

コニー♀「エーレンっ！　チョコちょーだいっ！」ﾜｸﾃｶ

エレン「なんでだよっ！　悪いけどこれは全部貰いもんだ」

コニー♀「ちぇ、つまんないの……」ﾌﾞｰﾌﾞｰ

コニー♀「あっ、でもこれならあげる」ｽｯ

エレン「何だよ、チロルチョコじゃねーか！　……サンキューな」

コニー♀「へへっ。エレン、気を付けてね！」ﾀﾀｯ

エレン「気を付ける……？」

サシャ♂「チョコおおおおおおおおおお！！！！」ｽﾞｻﾞｰ

エレン「うわああああああああ！！？？」ﾋﾞｸｯ