代われるものならば (36)
艦これSS
艦これSSは処女なんで、呼称とか個々の会話における特徴が若干曖昧かもしれない。
出来れば今日明日で終わるぐらいの長さ。
書き溜めは無い。
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艦娘・・・それは突如現れた深海棲艦に対し、唯一対抗できる最後の希望。
我々人間が現在持つ兵器では、到底対処できない奴等と同等の力を持つ存在。
彼女たちに関しては謎が多い。
我々が知るのは、彼女等は先の大戦の軍艦が擬人化されたものだということ。
そして、その人格は普通の娘と変わらないという事。
他に関する情報は、その兵器の破壊力から、妖精という存在、果てはどうやって生まれてくるのかも謎である。
彼女等に聞いても、自分たちもよくわからないとの答えばかりだ。
だがしかし、一つだけ確かな事実があった。
彼女たちは我々に味方し、我々を守ってくれるという事。
その動機がかつての愛国心からなのか、生まれ持った本能なのかはわからない。
しかし彼女たちは、時に死の海域と呼ばれるところにさえその身を投じる。
とある軍人が彼女等に一つの問いを投げかけた。
「なぜ身を粉にして戦うのか?いったい貴君らにどんな名誉があるのだ。」と。
艦娘の数だけ、その個性の数だけの答えが返ってきた。
だが、彼女等と問答をしていると、その会話の中に共通した言葉で終えていることに軍人は気づいた。
彼女等は皆一律に、一つの例外も無く、問答の終幕をこの言葉で降ろした。
―暁の水平線に勝利を刻まんがため―
と
これは、そんな現状を打開せんとした一人の提督の覚悟の物語である。
苦悩を抱えた提督の想いに答えんとした妖精たちの決断の物語である。
いつの日か轟沈せし時まで提督を支えんと誓う艦娘達の儚い愛の物語である。
この物語の終幕はきっとこう締めくくられる。
せめて散りゆく多くの魂が・・・優しい世界に導かれんことを願う・・・。
>>2
わかった!これ完結依頼出してまた立てる!
あぁ…艦これ系は湧くんだ・・・
ならこのまま続けた方が良さそうだな
わざわざ非難されるのもあれだし
どこまでも広がる水平線が、夕日に染まる頃。
砂浜に立ち、それをじっと見つめる軍服の男がいた。
足元近くに海水が近づこうとも、微動だにしない。
幾時かが過ぎ、彼はふと自分の胸のポケットにその手を入れた。
四つ折りにされた一枚の写真を取り出し一目見て、また折りたたみ仕舞った。
そしてその手をそのまま自分の右胸に当てる。
その胸には多くの略綬が付いており、一目で彼の有能さを見抜くことができた。
その肩にかかるのは、金色下地に銀三ツ星。
日本海軍大佐。
これが彼の階級である。
大佐と言えば、壮年の人間を想像するかもしれない。
しかし彼はいまだ20半ばといった年齢だろう。
そんな若者が何故ここまで這い上がれたのか、その理由は彼の戦績にあった。
特務中尉として駆逐艦に乗り込んだ際、その駆逐艦が敵中にて単艦で孤立するという不運に見舞われた。
その際に、彼は見事な操艦技術と天候観測をもってしてその危機を救った。
それがその際乗艦していた海軍中将の目に留まり、二階級特進の後、駆逐艦の艦長に任ぜられた。
それから彼は幾多もの勝利を重ね、あれよあれよという間に昇進していった。
これが、彼が若くして大佐の肩書を経た経緯である。
大佐の肩書を得てから2年。
そんな彼も、今ではすっかり陸の人間になってしまった。
理由は彼女等である。
そう、艦娘だ。
彼女等にかかれば、彼の乗る駆逐艦も戦艦でさえも玩具と同義であった。
故に今では、彼女等の艦隊指揮と支援を行うだけの軍人になってしまった。
そもそもこれが軍人と言えるのか、そう悩んだ時期が彼にもあった。
しかし今では、そんな事さえも些細な事と思えるような事案が、彼の頭を悩ませていた。
それは彼女等の轟沈。
つまり死に関することである。
彼女達も人間と同じく損傷が自らの容量を超えれば死ぬ。
回避は簡単なことだ、戦地に送らなければいい。
だが送らなければ敵が攻めてくる。
かつての海上の彼であれば、容易く兵を死地に送った。
何故か?
それは自らも死地に赴き、彼等と運命を共にしたからだ。
しかし今の彼は彼女等を送り出したが最後、自分だけ安全な場所で待っていることになる。
彼にはそれが許せなかった。
そんな葛藤が延々と彼の心を蝕んでいた。
答えの出ない問い。
情けなくて涙が出ることもあった。
彼は優しすぎた。
その優しさが2年もの間、彼を大佐どまりにしている理由なのかもしれない。
彼の心で起こる議論は、ただ一つの答えも出せぬままこう終わる。
『せめて代われるものならば。』
?「提督。第一艦隊、ただいま帰還しました」
ふと我に返ると後ろから凛とした声がした。
あぁ…彼女たちが帰ってきたのか。
先刻まで輝いていた夕日は、もう水平線に沈んでしまっていた。
俺は振り向くことをせず、会話を続ける。
提督「ご苦労、損傷は?」
我ながら冷たい反応かもしれない、しかしこれ以上言葉を続けるつもりも無かった。
?「第一航空戦隊、赤城、加賀、鳳翔、時雨、若葉、すべて損傷軽微。第六駆逐隊は・・・」
?「第六駆逐隊!暁!響!雷!電!みんな無傷よ!当然の結果ね!」
凛とした声を遮って元気な声が聞こえてきた。
?「これも暁のおかげよね!」
?「司令官!雷も頑張ったんだから!褒めてくれてもいいのよ!!」バシバシ
?「あのっ!電も頑張ったのです!!」ポンポン
そんな声と共に足元に寄ってきたのは雷と電。
まだ甘えたい盛りなのかもしれない、俺は顔を見ずにそのまま頭をくしゃくしゃと撫でてやる。
電「今日も・・・お顔をこちらに向けてはくれないのですね・・・」
先ほどまでの声とは打って変った悲しい声。
このままここにいては、いけない。
俺はそう感じた。
なにがどういけないのか、俺にもすべてを把握できているわけではない。
だがしかしこのままでは後ろの連中も動かないだろうし。
何より理不尽な怒りを、彼女たちにぶつけてしまいそうで怖かった。
提督「今夜は冷えるぞ。」
そう言うと共に踵を返すと、皆一様に俺を見ていたと思う。
俺は彼女達には目もくれず、先の道を一点見つめた。
俺はいつからか、彼女たちの顔を見れなくなっていた。
その理由ははっきりとわかる。
俺はきっと、自分にはもう戦う力が無いという現実を・・・いまだ受け入れられないのだ。
今日はここまで。
昨日出来れば今日明日で終わるぐらいの長さと言ったな。
あれは嘘だ。
提督・・・どうして私たちだけなのですか・・・
僕達だけなんてずるいと思うな・・・
一人だけ安全圏で高見ですか・・・
独りで沈むなんて嫌なのです・・・
だから・・・
提督も・・・
早くこっちに来い・・・
俺はそこで目が覚めた・・・
最近よく見る夢だ・・・
彼女たちが轟沈して、俺を海底に引きずり込もうとする夢。
こんな朝は決まって体が冷えている。
おかげで洗う洗濯物は増えていく一方だ。
仮に彼女たちが轟沈したとして、俺の前にまた現れてくれるのだろうか・・・
どうせいつかは散りゆくこの身・・・彼女たちに殺されるなら本望かもしれない。
俺はそれだけの業を彼女たちに背負わせているのだから・・・
きっとこんなふうに思っているのも俺だけなのだろう。
彼女たちに殺してくれなんて言ったら…
やめよう・・・悪趣味だ・・・
コンコン
提督「!」
そんな馬鹿なことを考えていると、ノックの音が聞こえた。
朝一番に顔を合わせていた艦娘と言えば彼女しかいなかった。
着任以来、ずっと俺の秘書艦として尽くしてくれた彼女だ。
?「提督、おはようございます。起床の時間です。」
提督「加賀か・・・いつもすまないな。」
加賀「いえ、手間というわけでもないので。」
いつも通りのやり取り。
彼女を労うと、布団から立ち上がる。
提督「すぐに着替えて執務室に向かう。お茶を淹れておいてくれ。」
加賀「朝食はどうしますか?」
提督「あぁ…簡単なものでいい。」
加賀「わかりました、失礼します。」
昔は彼女等と一緒に食べていたんだがな・・・
早くこの現状を何とかしないとな・・・
俺は身支度を済ませて執務室へと向かった。
執務室の俺の机には俺の好きな緑茶と、皿に乗った二つのおにぎりがあった。
そして俺の机の斜め向かいに秘書艦の机がある。
加賀はそこに座って、事務仕事をしていた。
俺は席に座り食事を始める。
提督「・・・」モムモム
加賀「・・・」カリカリ
提督「・・・」ズズ
加賀「・・・」カリカリ
そんな沈黙が執務室を包んだ。
この沈黙は嫌いじゃない、お互いがお互いのやるべきことをやっている。
彼女は事務を、そして俺はこれから自分の仕事に取り組む。
この時間だけは、彼女等と対等になれた気がした。
数分後、そんな沈黙を破ったのは彼女だった。
加賀「提督。」
提督「なんだ?」
加賀「昨日の悪夢はどんな内容でしたか?」
提督「!!!」
驚いた、艦娘には透視能力もあるのか。
提督「驚いた、艦娘には透視能力もあるのか。」
あまりのことに思ったことが声に出てしまった。
加賀「いえ・・・最近提督の洗濯物が多いですから。あと、汗のにおいもしたので。」
加賀「提督も昨日話したように、近頃はよく冷えます。」
加賀「それでいて寝汗がすごいという事は・・・何かうなされているのかと。そして以前からの艦娘への態度は目に余りますから。」
加賀「もしかして、何かしらの問題を抱えているのではないかと。」
提督「・・・」
声が出なかった。
いや、考えてみればわかることだ・・・
以前の俺とは違うことに、彼女等が気付かないはずがない。
加賀「何かお悩みであれば、私は相談に乗ることができます。」
提督「・・・」
加賀「提督?」
提督「いや・・・優秀な秘書艦がいて俺は嬉しいよ。」
加賀「提督、話を逸らさないでください。」
提督「それよりも・・・加賀は俺の洗濯物の匂いが好きなのか?」
加賀「・・・」
提督「・・・」
加賀「健康管理は秘書の仕事ですので、必要事項でした。」
提督「いや、でも普通h加賀「必要事項でした。」
提「s加賀「必要事項でした」
そういうと彼女はまた事務に戻った。
よかった、話をそらすことはできたようだ・・・
しかし・・・なぁ…
加賀は匂いフェチなのか・・・
ここまで
あれから一時間。
俺は執務を、彼女はただ椅子に座っていた。
時折彼女の方に目を向けると、こちらを見ている。
まるで観察されているようだ。
そんな空気に耐え兼ね、俺は行動を起こした。
提督「加賀、今日は全員休暇のはずだったな。」
加賀「はい。」
加賀はただ一言、問いに答える。
提督「ならお前も羽を伸ばして来たらどうだ?赤城とあんみつでも食ってこい。」
加賀「私がここにいたら何か不都合でも?」
提督「・・・」
そうだその通り。
お前がこのままここにいたら、あることないこと吐きそうだという事だ。
きっと彼女もわかっているだろう。
そのうえで先ほどから機会を窺っていたはずだ。
彼女の鋭い観察眼は感嘆に値する、もし彼女が人間の男であれば、戦場でも頼りになる部下になっただろう。
しかしその観察眼がこちらに向けられるとなると、話は別だ。
それはまるでフクロウ。
音をたてず静かに近づき、獲物を狩る。
きっとこのまま持久戦を続けていれば、逃げ場を失うだろう。
先ほどの様に話をそらすことも、きっとできない。
提督「・・・勘ぐるな。これは善意であり命令だ。」
提督「正規空母加賀。次の出撃に向け、赤城と甘味を食することを命ずる。」
俺は立ち上がり、彼女の前まで歩いて自分の財布を渡す。
提督「好きに使え、速やかに退室せよ。」
加賀「・・・」
加賀はその財布に目もくれず俺を無言で見つめている。
そのまっすぐな瞳は、間違いなく俺に何かを訴えかけていた。
そんな彼女の目を見続けることなどできなかった。
結局、彼女は席から立たないままであった。
提督「・・・」
俺はばつが悪くなり、ドアの方に向かった。
あくまで彼女の目的が俺ならば、俺から離れてしまえばいい。
踵を返したとき、彼女はやっと口を開いた。
加賀「あなたは変わったわ・・・」
提督「・・・」
加賀「私の敬語・・・何も思うところは無いのね・・・」
加賀「以前なら気色悪がったのに…せめてもの皮肉すら伝わらないのかしら。」
加賀「あなた・・・今ばつが悪いと思っているでしょう?」
提督「・・・」
やはり俺の目に狂いは無い。
彼女は有能だ、秘書艦にしたのは成功だっただろう。
加賀「私たちも同じよ・・・今のあなたといるのはとても不快だわ。」
加賀「理由も言わないで、周りが心配してもそれに応える素振りも見せない。」
加賀「子供のような行動はやめなさい、士気にかかわるわ。」
提督「・・・」
正論だった。
いや正論でないはずがない、そんなことは俺が一番よくわかる。
組織はその長の能力以上のものにはならない。
組織運営において、長の役割はそれほど重要なのだ。
加賀「何か言い返したらどうなのかしら。」
今の第一艦隊の士気は、事実上彼女が支えているようなものだ。
であればいっそ・・・
いっそ・・・
君が提督をやればいい・・・
加賀「!!!」
加賀「っ!!」
声に出ていたようだ。
気付けば俺の左頬がジンジンとしびれていた。
何が起こったかは、はっきりと理解できた。
彼女にやられたのだ。
加賀「・・・失礼するわ。」
そう言って彼女は俺の横を通って出ていった。
ドアの向こうには、他に誰かいたのかもしれない。
明らかに複数の足音が聞こえた。
俺はそれらを確認することもせず、ただ呆然と立ち尽くしていた。
別に傷ついたわけでも、悲しくなったわけでもない。
ただ、加賀に打ち抜かれた頬の痛みを感じていた。
ここまで
加賀「…」
やった…ついにやってしまった。
私は…自分の上官を殴ってしまった。
私が提督の日頃の態度に怒りを覚えていたのは事実。
しかしそれは、決して手をあげるほどの怒りでは無かった。
いつかは…いつかはこの人も乗り越えてくれるだろう…そう思っていたのに…
?「加賀さん!」
君が提督をやればいい・・・ だと?
ふざけるな。
私は艦娘…兵器なのだ…
提督は甘いのだ…私たちが割り切っているにもかかわらず、いつまでもうじうじと…
?「加賀さんたら…もう!!」
加賀「あっ…赤城さん…」
赤城「ここでは何も聞きません、とにかく寮に戻りましょう。」
赤城「あとその顔何とかしてください、駆逐艦の子たちが怯えてます。」
暁響雷電「…」ドキドキ
赤城さんに手渡された手鏡を覗くと、酷い顔の自分がいた…
加賀「…ごめんなさい」
赤城「よろしい。では戻りましょう。」
赤城さんは、私の腕を掴み歩き出す。
雷「…」キョロキョロ
響「どうしたの?」
雷「うん…鳳翔さんがいないなぁって」
加賀が執務室を出て行ってから、10分程度。
俺は今、自分の椅子に座り氷嚢で頬を冷やしていた。
ちなみにいうと執務室にあるものではない、これは医務室にあるものだ。
彼女達も装備を外せば、その耐久力は人間と相違なくなる。
膝もすりむくし、指も切る。血の色も赤い。
戦場から帰って、出血がある者は止血を行ってから入渠する。
でなければ傷が悪化してしまうからだ。
そんな彼女たちの為の医務室。
では誰が持ってきたのか?
それは俺の目の前に今まさにいる艦娘。
軽空母鳳翔。
鎮守府の艦娘たちの保護者的な人だ。
鳳翔「…」
提督「…」
彼女は加賀が出て行った後に、氷嚢を持ってこの部屋に入ってきた。
執務室から医務室までは走っても4~5分はかかる。
俺がそのことについて言及すると、ただ一言。
鳳翔「きっとこうなるんじゃないかと思ったんです。」
そう言った。
きっと彼女はこの鎮守府の誰よりも、みんなの事を気にかけているんだろう。
でなければこんな芸当はできない。
鳳翔「提督。」
提督「ん?」
鳳翔「どうか加賀さんを許してあげてくれませんか?」
提督「…」
鳳翔「提督と加賀さんの会話の内容は存じ上げません。」
鳳翔「もしかしたら加賀さんのやったことは正しいことだったのかもしれない・・・」
鳳翔「しかし彼女がやったことは…いわば反逆行為です。」
鳳翔「軍法会議にかければ謹慎…最悪は解体です。」
鳳翔「加賀さんは優秀です…勝利の為に彼女の力は必要不可欠です。」
鳳翔「しかし…提督に手を挙げた責任はとらねばなりません。」
そこまで話すと鳳翔さんは、床に正座して額を地につけた。
そう、土下座だ。
鳳翔「如何なる処罰も私がお受けいたします。」
鳳翔「どうか…彼女には寛大なご処置を。」
提督「…」
見てはいられなかった…
そもそも誰も謝罪することなどしていないのだ…
俺が変な態度をとらなければ何も起きていなかった。
故にこの問題において、責任をとるべきは他の誰でもない・・・俺なのだ。
なのに鳳翔さんは責任をとろうと、床に額を付けている。
酷く心が痛んだ。え
提督「頭をあげてください鳳翔さん、鳳翔さんは何か勘違いをしている…」
鳳翔「…」
彼女は体制を変えない。
ふと彼女の手を見ると、あかぎれを起こしていた。
そして俺はふと…死んだ母を思い出した。
子供の頃だ…
善悪の区別のない悪がきだった俺の代わりに、頭を下げて謝罪していたのはいつも母であった。
時には、母が代わりに罰を受けたこともあった。
母は決して怒らなかった、しかし代わりに何が悪いのかを一緒に考えてくれた
俺が反省すると、母は微笑んで頭を撫でてくれた。
こんな俺を慈しみ、育んでくれた母の姿と鳳翔さんが重なって見えた。
提督「痛いですね…」
提督「自分の代わりに…誰かが傷つくのは。」
鳳翔「えっ?」
そういって鳳翔さんは初めて顔をあげてくれた。
提督「これはたまたまぶつけたんです。」
鳳翔「しかしそれ提督「ぶつけたんです」
提督「氷嚢ありがとうございました。」
提督「出かけます、今日は戻りません。」
俺はそういって、外套をとり素早く部屋を出た。
鳳翔「提督…」
ここまで。
見てるひといないかもしれないけど、近々安価とる。
物語の岐路が三本位あるんだけど全部書く体力は無いから誰かに決めてほしいなって。
まぁ反応が無ければ適当に鉛筆転がすから反応しなくてもいいんだけどね。
ちなみに安価とるときは下げる。
このSSまとめへのコメント
期待しとる