曙「クソ提督」提督「あ?」 (209)


曙「そこどいて。箒で掃けないじゃないの」

提督「掃除するなら一声かけてからにしろよ」

曙「はぁ?昨日から言ってたじゃない、執務室の掃除するわよって」

提督「はー、覚えてねえよそんなの……」

曙「あっきれた、とうとう本当に頭おかしくなっちゃったのかしら」

提督「なってるかアホ。さっさとそこ終わらせろよ」

曙「言われなくてもさっさとやっちゃうわよ、嘗めないで」

提督「そうじゃねえよ、疲れるだろうから休憩ってんだ。茶でも淹れるから待ってろ」ばたん

曙「…………ありがと」


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曙「クソ提督」

提督「あ?」

曙「アンタまた夜更かししたでしょ」

提督「なんでそう言えるんだよ」

曙「アンタが夜更かしすると髪の毛が少しかさつくのよ。ちょっと見ればすぐ分かるわ」

提督「……明日までに出す書類が片付いてねーんだよ」

曙「はっ、呆れて物も言えないわ。提督として成り立ってるのが不思議なくらいね」

提督「あーやかましいやかましい」

曙「そんなのじゃあたしの面子も丸潰れじゃない。さっさと書類寄越せクソ提督」

提督「……ありがとうよ」


曙「クソ提督」

提督「あ?」

曙「書類の確認終わった。別に変なところはなかったわ」

提督「おう。助かった」

曙「珈琲でも淹れるわ」

提督「んー。……あ、曙」

曙「ん、砂糖多めね」

提督「おう」


あ、一応書き溜めはあります
さっさと終わる予定です


曙「クソ提督」

提督「あ?」

曙「あたしの手拭い知らない?」

提督「俺は知らねえぞ。手持ち見たのかよ」

曙「それでも無いから聞いてるんじゃない……アンタの箪笥見るわよ」

提督「おーう」

提督「……」

提督「……「あるじゃないの」おう?」

曙「アンタの洗濯物と間違えて入れちゃったのかな……ごめん、あった」

提督「そうか。あったならいいけど」

曙「(……一瞬間違えて下着の段見かけちゃった……危ない)」


曙「クソ提督」

提督「あ?」

曙「寒い」

提督「……奇遇だな、俺もだ」

曙「ん」

提督「はいはい」


ぎゅー


提督「(両腕伸ばして抱きついてくるところは可愛いんだけどなぁ)」

曙「あったかい」

提督「そうか」

曙「うん」ぎゅーっ


曙「クソ提督」

提督「あ?」

曙「ちょっと買い物付き合いなさい」

提督「えぇ……(困惑)」

曙「昼ごはん作ってあげるからとっととして」

提督「人使い荒すぎぃ……」


提督「……おっも。買いすぎだろ。つうかお前ももう少し持てよ」

曙「全部遠かれ近かれ必要なものだし、後で演習に参加するのに今から疲れたくないもの」

提督「この……ん?」

「おーい、提督ー!」

提督「ありゃあ……」

曙「飛龍さんね」

飛龍「曙ちゃんも。奇遇だねー!」

提督「飛龍もこの後の演習組か」

飛龍「そ。その前に何か、甘いものでも食べようかなって」

提督「うん、士気を高めるのは大事だな」



曙「……」


くいっ


提督「お?」
飛龍「ありゃ」

曙「……」くいっ

飛龍「……さってと、あたしはそろそろお邪魔しようかなー」

飛龍「んじゃね。曙ちゃん、ごめんねっ!」たたたっ

提督「……行っちゃった」

曙「……帰るわよ」くいっ

提督「ちょっ、待て。危ないから……」


金剛「提督ゥー!」

提督「あ?」

金剛「今から姉妹で揃ってtea timeなんですヨー」

金剛「提督も一緒に!と思って!」

曙「クソ提督なら今日は手が離せないわよ」

金剛「ええー?」

曙「文句はこいつに言って。仕事を溜め込むこいつが悪いんだから」


金剛「うーん、確かに溜め込むのはよくないデース。メッ、ですヨ」

提督「溜めようと思って溜めてたわけじゃないけどなー……」

曙「ま、そういうわけでお誘いはまた今度に「ヘイ、曙」え?」


金剛「……"結婚"、いつになりそうですカー?」ぼそっ


曙「~~~、出てけえええっ!」

金剛「あはははっ、See you next time!」ばたんっ

提督「……騒がしいなあおい」

曙「ぜーっ、ぜーっ……!」ぷるぷる


曙「クソ提督」

提督「あ?」

曙「……アンタ最近、働きすぎ」

提督「軍に働きすぎもへったくれも……おおっ?」ぐいっ

曙「御託はいらないわ。えい」ぶんっ

提督「うわったっ……っぶねーなバカ野郎、ソファだからよかったものの」

曙「しーらない。えい」ぼふっ


提督「あーもう、雑に投げ飛ばしやがって……よっこら「あ、起き上がるなクソ提督」あ?」

曙「……ほら」ぽんぽん

提督「……何それ」

曙「膝枕くらい見て分かりなさいよクソ提督」

提督「…………失礼」ぽす

曙「硬くない?」

提督「硬いなんてことあるかよ」

曙「そ」ぽん ぽん

提督「…………zzZ」

曙「……お疲れさま、提督」


曙「クソ提督」

提督「あ?」

曙「私の予定表、このよく分からない休みは何?」ぺらっ

提督「俺のことをよく働きすぎだのと言うがな、お前も大概だぞ」

提督「連日休暇にしたんだ、羽でも伸ばしてこい」

曙「……提督も一緒がいい」ぼそ

提督「何か言ったか?」

曙「何でもない。帰ってきて夜更かししてたらまた投げ飛ばすからね」

提督「ほざけ。帰ってきたら元通り秘書艦だからな」

曙「……失礼しました」ばたん


潮「あれ、曙ちゃん?」

曙「あら、潮」

潮「秘書艦のお仕事はどうしたの?」

曙「暫くお休み。ほら」ぺらっ

潮「わ、ほんとだ。いいなあ」

曙「まぁ、急だったから予定も何もないんだけど……」

潮「……曙ちゃんにとっては、あんまりよくないのかもねぇ」

曙「は?」

潮「ううん、何でもないよ。ふふ」

曙「何よそれ……変なの」

潮「(……曙ちゃん、ちょっと寂しそう。お休み、早く終わるといいね)」


曙「クソ提督」

提督「あ?」

曙「明日の作戦の編成」

曙「北上さんより大井さんの方がいい」

提督「大井は別作戦に参加だ」

曙「艦種は同じなんだから入れ換えればいいじゃない」

提督「北上の方が練度が高い。万全を期した結果だ」

曙「うぐぐ……文句言われるの嫌だわ……」

提督「文句も何もお前は鎮守府内最高練度だろうに」

曙「気持ちの問題よ……うぐぐぐ」





曙「……クソ提督」

提督「あ?」

曙「なんで撤退なんかさせたの」

提督「あのまま進めば沈んだかも分からん」

曙「まだ中破よ!あんなの、まだ余裕で航行出来た!」

曙「あの難しい海域を、あそこで全員でかかれば、やっと制圧できたかもしれないのに!」

曙「それに、万が一あたしがダメだったとしても、あの艦隊なら……っ」



ばちんっ


曙「っつ……っ、アンタ」

提督「……テメエ、今何言おうとした」

曙「っ……あたしがダメでも!他の人たちがなんとかしてくれるって言おうとしたのーー」




提督「どこに、お前が二人いるんだよ」



曙「ーーぅ」

提督「代わりなんかいねえんだよ。分かるか」

曙「……艦むすは、兵器なのよ」

提督「お前が言うならお前の中ではそうなんだろうな」

曙「っ、まだそんなこと「俺は」……?」

提督「……ここの誰も沈ませたくないし、沈ませない」

提督「テメエがどう考えるかなんざ、二の次だ」

提督「部下は上司の意向に大人しく従うものだろ。違うか」

曙「……随分、都合のいい上司だこと」

提督「何とでも言え」

曙「本当に……いい人」ぐすっ


曙「クソ提督ー」がちゃ

提督「……zzZ」

曙「……あれ、寝てる」

曙「あーあ、書類やりっ放し……もう」さっさっ とんとん

曙「風邪引いちゃう……そうだ」


がさがさ


曙「んしょ、んしょ」ずるずる

曙「毛布……無いよりマシかな」ふぁさ

提督「……んん」

曙「(まずっ、起こした……?)」

提督「……あけ、ぼの…………zzZ」

曙「……」

曙「……ここにいるわよ。提督」ぎゅっ ぽんぽん


曙「クソ提督」

提督「あ?」

曙「大本営から連絡。はい」

提督「大本営だぁ……?」がさがさ

提督「……ふむ」

曙「何だったのよ」

提督「いや、本当にただの連絡だった。上のお方がうちの視察に来るんだとよ」

曙「へぇ。こんなクソ提督なんて見てもなんの足しにもならないのにね」

提督「その減らず口を縫い合わせるくらいのことは出来るぞ」

曙「…………」


ー後日ー


提督「ご足労頂き申し訳ございません」

「何、むしろこちらこそ時間を取らせて申し訳ないね。何かと準備もあったろう」

提督「いえ。お気遣い痛み入ります」

提督「こちらは秘書艦の曙です」

曙「どうも」ぺこり

「はは、可愛らしい、いい子じゃないか。今日は少し、お邪魔するよ」

曙「いえ……」



ーーー


ーーー


「ーーおや、もうこんな時間か。それにしてもこの鎮守府は、よく管理されていて、いいところだね」

提督「恐縮です」

「それと、提督くん」

提督「あ、はい」

提督「曙、少し席を外せるか」

曙「え……」

提督「すぐに呼びに行く。自室で待機していてくれ」

曙「……はい」


ぎぃぃ ばたん


「……さて」



曙「(……なんて、素直に待ってられるわけないじゃない。……堂々と聞き耳立ててやるわ)」

曙「(そもそもが、突然視察なんて怪しすぎるわ。あの人がお偉いさんだってことは分かるけど)」

曙「(一体どういう魂胆で……)」そーっ


『ーーに、転任をーー』

『ーーは、私のーー』

『ーー、君の許可がーー』


曙「(転任……)」



『……分かりました』


曙「…………てん、にん?」



ーーー


がちゃ


提督「うおっ。あ、曙?」

曙「……」

提督「何でここにいる……のかは今はいいか。お見送りに「……んで」……あん?」

曙「何で……アンタ、ここを捨てるの?」

提督「は……?」

曙「盗み聞きしてたの。それは謝るわ」

曙「でも、それだって大本営からの連絡に関して、アンタが何か隠し事してたから」

曙「……こういうことだったのね」


曙「散々この鎮守府で好き勝手やってきて」

曙「書類は期限ぎりぎりまで書いてるし、書類確認してるところに珈琲淹れさせたりするし」

曙「最悪でも中破したら撤退とか、よく分からないルール作るし」

曙「なんでもかんでも、自分が犠牲になって、とにかく私たちのことばっかりだしっ」

曙「意味わかんないくらい……、優しくして、くれたのに」

提督「……」




曙「……ひぐっ、どう、じでっ……っく、いなく、なっぢゃうのぉ……」


提督「…………」



「…………提督くん」

提督「っ、も、申し訳ございませんっ……」

「いやなに、言い忘れていたんだがね」

「もし君がここに思い残すことが、あるならば」

「先の話、考え直してくれてもいいのだよ?」


提督「え……?」


「少々君は、感情に動かされてしまう節があるようだ」

「戦場では、そのような振る舞いは命取りとなる」

「あまり、前線に出るようなタイプの人間ではなさそうなのでね」

提督「……」

「おや。その反応だと、先程は自分の意見を抑え込んでいたみたいだね?」

提督「……大変、失礼しました」

「今、本音が聞けただけでよしとするさ」

「ま、私は他を当たってみるとするよ」

「…………くれぐれも、大事にね」

提督「……ありがとうございます……っ」がばっ

「はは、頭を上げたまえよ」


「曙ちゃん、だったね」

曙「ひぐっ、えぐっ」

「君がどれだけあの男によくしてもらっているか。ついでの筈だった視察の段階でも、十分すぎるくらい伝わってきたよ」

「全体として練度の高い鎮守府だというのに、君たちは皆笑顔ときた」

「……実に結構。あの男は、君たちと全員で、最後の最後まで生き延びる気でいるよ」

「そんな男の秘書艦の職を、名だたる戦艦や航空母艦を差し置いて」

「駆逐艦である、他でもない君に一任しているんだ」

「誇りたまえよ」


曙「っぐ……ありがどう、ござぃます……っ」

「うむ。泣き顔はやはり、女性には似合わんね」


「さて、そろそろ私はお暇させていただくよ」

提督「大変、申し訳ございませんでした」

「何、久々に良いものを見させてもらったさ」

「見送りはいい。その子を……いや」

「この鎮守府を、くれぐれも、よろしく頼んだよ」

提督「……はいっ」



ー数日後ー


曙「クソ提督」

提督「あ?」

曙「大本営から。はい」

提督「大本営……お、この前の」

曙「何て?」

提督「今度一緒に酒でもどうだ、だとよ」

曙「ふーん」

提督「でも曙がやきもち妬くから行けないな。残念」

曙「んなことするかっつーの!」

提督「ふはは、冗談」

曙「ったく……」


曙「クソ提督」

提督「あ?」


曙「……ううん、提督。大好きよ」




おわり


以上です。
すっきりさっぱり短編のような何かでした


もし希望というかネタがあって俺の気分が乗れば後日談か何かやろうかと
まず人がいるかどうかが問題


30分くらいになったら安価出します
ちょっと今ほんとにうんこ行きたい


安価するの初めてなので色々勘弁
お話のタイトルというか概要を書いてください

最初は>>62あたりで

曙、デレデレになる


過去作あるけど覚えてないし酉違うと思います
提督「金剛と北上が誘惑してくる」みたいなやつ


【曙、デレデレになる】



提督「あー、疲れた……もう夜中も夜中じゃねえか」

提督「明日休みにしといてよかった……」


こんこん


提督「……こんな時間に誰だ。入れ」


がちゃっ だだだっ ぎゅうっ


提督「おあっ!?ちょ、誰……って」

曙「……ぐすっ」ぎゅうう

提督「あ、曙……? どうしたんだ?」


曙「……提督が、いなくなっちゃう夢見た」

提督「はあ?」

曙「やなの……提督がいないとやなの」ぎゅうう

提督「ちょちょちょ痛い痛い、力強いよお前」

曙「」ぐすん

提督「はぁ……」なでなで

提督「…………一緒に寝るか?」なでなで

曙「……!」ぱぁぁ


ー布団の中ー


曙「あったかい」ぎゅーっ

提督「(今更だけど誰だこいつ……)」なでなで

曙「ねえ、提督」

提督「ん」

曙「大好き」

提督「そうかい」なでなで

曙「えへへ」にへら

提督「……」


提督「(…………もう俺、クソ提督でもいいかもなぁ……)」



おわり


誰だこいつ

>>71

艦隊のアイドル曙ちゃん

風邪をひいた曙


【風邪をひいた曙】



提督「あーん」

曙「あむっ……もぐもぐ……ごくん。提督にあーんだなんて、屈辱的だわ……けほけほ」

提督「無理すんな。体は弱ってるんだから」かちゃかちゃ

曙「あたし自身はぴんぴんしてるのに……くそー」

提督「女の子がそんな汚ない言葉使うもんじゃないぞ。あーん」

曙「うぐぐ……あむ」


曙「……ごちそうさま」

提督「ん、一応食えるみたいだな」

曙「だからぴんぴんしてるんだってば」

提督「あーはいはい、分かったから」ぐいっ

曙「ふぇっ」とさっ



ぴたっ


曙「(あ……)」

提督「……まだちょっと熱あるか。冷えピタでも」ぐいっ

提督「あん?」

曙「……てーとくの手、冷たくてきもちい」すりすり

提督「んん……?」


提督「(……やっぱ、だいぶ弱ってるな)」

曙「はぁ……はぁ」すりすり

提督「(顔も赤いし、息も少し荒いな……)」なで

曙「んぁ」ぴくん

提督「おお、びっくりしたか。すまん」

曙「ううん……もうちょっと、このまま…………」きゅっ

提督「……」

曙「……てー、とく………………すぅ」



昼過ぎから夕方まで、曙が寝ている間、提督は手を掴まれっぱなしだったとさ



おわり


>>80でお願いします
あと二つ三つくらいで飯かなあ

他艦に嫉妬する曙


【他艦に嫉妬する曙】



曙「アンタには運動が致命的に足りてないのよ。まったく」

提督「じゃあ運動の足りてる曙さんが少しくらい持ってくれませんかね……ぎぎぎ」がさがさ

曙「嫌よ。この後演習なんだもの」

提督「それなら買う量抑えろよ。何この量アホなの?」


「ま、まぁまぁ」がさっ


提督「お?」
曙「え?」


榛名「提督、榛名が手伝いますから」がさ

提督「は、榛名……!」

榛名「曙ちゃんの言い分も、まぁ正しくなくはないですし。ね?」

提督「あぁ、地獄に仏だぜ……助かったよ、榛名」

曙「……」ぷー


曙「貸しなさい!」がさっ

榛名「あら」

提督「うわわっ、な、何だよ急に」

曙「知らないっ。そのすっかすかの頭でよーく考えてみたら? ふんっ」すたすた

提督「あーあー、何だよもう……曙、待てよー!」

榛名「……」ぽかーん


榛名「……うふふ。可愛いじゃないですか、曙ちゃん」



おわり


>>86でお願いします

腰の痛い二人


(安価もう少し遠い方がいいのか……?)


色々とアドバイスありがたいっす…
とりあえず方式変えたくなったらその都度お伝えしますわ


【腰の痛い二人】



ー食堂ー


提督「……」
曙「……」


金剛「……ヘイ、榛名」

榛名「はい、何でしょう?」

金剛「あの二人、今朝からずっと表情が険しいですネー……?」ひそひそ

榛名「そう言われると……あっ、提督が席を立ちましたよ」


提督「……」がたっ



提督「っづアッぁは!」がちゃぁん

榛・金「何だ今の声」


榛名「き、綺麗に崩れ落ちましたね……提督、大丈夫かしら……」

金剛「……まさか、とうとう大人の階段を登ってしまったとか……?」ぼそっ

榛名「お、おおおお姉様!」

金剛「あははは、冗談デース。イングリッシュジョーク!」けらけら






提督「……」
曙「……」



おわり


二人の腰痛の理由は各自考えてみてください

次安価>>102

提督が一人で1週間出張


もっと安価伸ばしてもいいのかよ……フフフ、怖い
多分飯食った後もやると思いますがまあそこは気分で


【提督が一人で1週間出張】



曙「……提督、出張か……」

潮「残念だけど、一週間だし頑張ろ?」

曙「べ、別に残念なんかじゃ! …………ないし」しょぼん

潮「」きゅん


ー一日目ー


曙「えっと、第一艦隊は明日早朝の海域攻略に備えて休憩を」

曙「この後第三艦隊が帰投するので、報告へ来るようにーー」

潮「(曙ちゃん、かっこいい……!)」


ー二日目ー


曙「……はぁ。第一艦隊のみなさん、頑張ってください……」

潮「(昨日の勢いは何処へ……?)」


ー三日目ー


曙「……ぐす」

潮「だ、第二艦隊のみなさん、遠征お疲れ様でしたー! あああと第一艦隊の報告書と、資材の確認と、ええとええと……!」ぐるぐる




ー出張終了ー


提督「ふう。やっと帰ってきたな、我が執務室」


がちゃ


提督「曙、潮、留守を頼んですまな大丈夫かお前ら!?」

曙「ふえぇぇー……提督寂しかったぁぁー……」ぽろぽろ

潮「」ちーん

提督「え、衛生兵!衛生兵ーー!!」

曙「ふええぇーん……」ぽろぽろ



おわり


どうも曙じゃなくあけぼのにしかなってない気がする
そしてそろそろ飯です

帰ってきたら
19:30:00:00に一番近かったお題で書きます
では暫し


戻りました

一番近かったお題で指定したので
提督 憲兵に連行される
で書きます

潜水艦多くてちょっと嬉しい自分がいる


【提督 憲兵に連行される】



提督「あ゙ー……肩凝る」こきっこきっ

曙「だから運動不足って……」


こんこん


提督「ん? 何だ?」


「失礼する」がちゃっ


曙「!?」

提督「……憲兵さんが、一体何のご用で?」

憲兵「手短に要件だけ言おう。匿名の艦むすから、提督に淫行を強要されているとの通報が入った」

提督「心苦しいし、任意ではあるんだが……任意同行の許可を得たい」


提督「む……それはご苦労様です、なら早いところ終わらせて「だめっ!!」っは!?」

憲兵「……それは、どうしてだい」

曙「うちのクソ提督が、そんなことするわけない!」

曙「だってこいつ、中破ですら進軍させてくれないのよ!」

曙「それにっ、反応が無さすぎて枯れてるなんて噂も立ったことがあるんだから!」

曙「みんなと一緒に、バカみたいに笑ってるこいつが、そんなことするわけないもん!!」

曙「連れてっちゃだめっ!!!」


しーーん……


提督「……おい、曙?」

憲兵「ふむ、なるほど」

提督「え?」


憲兵「私はどうやら、来る場所の見極めが甘かったようだな」

提督「は……?」

憲兵「憲兵を恐れもしない駆逐艦とは……私はそんな艦、今までに見たことがない」

憲兵「……負けたよ。私が上手くしておいてやる、安心しなさい」

曙「……!」ぱぁっ





憲兵「……手を出したら話は別だぞ」ぼそっ

提督「ヒエッ……」



おわり


提督「枯れてるって噂マジなの?」曙「ほんとよ」


次安価>>136でお願いします

>>69


(連行されるじゃなくて連行されかける話になっちゃってすみませんでした)

アッハイ、猥褻は一切ありませんごあんしんください
あとこれ(>129)、最後は憲兵の台詞で良いんだよね?


アイエエエ!?もう安価!?もう安価ナンデ!?
というか>>69推しすごくてちょっと笑っちゃった

>>139
そうです。>>130の名前欄に一応書いておきました
紛らわしくて申し訳ない


【艦隊のアイドル曙ちゃん】



提督「どうした那珂、そんなに慌てて」

那珂「どーしたもこーしたも、次のライブがすぐそばなのに、川内お姉ちゃんが怪我しちゃったんだよー!」

曙「それでどうして執務室に転がり込んでくるの……?」

那珂「そうっ! そこなんだよ!」びしっ

提督「お、おう」

那珂「どうせ代役をつけるなら、インパクトがあった方がいいじゃない」

那珂「だからー……」きらーん

曙「……えっ」



ーライブ当日ー


わぁぁぁぁ……


那珂「ごめんねぇーっ、今日は川内お姉ちゃん、事情があって出られないのー!」
\ えーっ! /

那珂「でもでもー、その分ちょぉー!ビッグなゲストさんを呼んじゃったぞっ!」
\ おおーっ! /

神通「みなさん、びっくりすると思います……!」
\ おおおーっ! /

那珂「ではっ、早速お呼びしましょーう!」

神通「今回のゲスト、我が鎮守府のナンバーワン!」


那・神「ぼーのちゃーん!!」



曙「 か、艦隊のアイドルっ、曙ちゃんだよーっ!! 」




曙「提督」

提督「何だよ。今ライブ映像見てんだ」わぁーっ!!

曙「いっそ一思いに首でもはねて」

提督「なんでだよー。可愛いだろぼのちゃん」

那珂「そうだよー?」

曙「うあぁぁぁ……!」じたばた

那珂「(ほんとに可愛いなーこの子)」



おわり


ぼのちゃんには是非ともふりふり衣装で踊っていただきたい

次安価>>150

>>113


どうしても
提督と一緒に実家に挨拶に行く曙
がちょっと長めのものしか浮かばないので
これをラストに回して
>>160のものを先に書こうと思います

>>137


【曙と満潮と霞】



曙「クソ提督!」

満潮「バカ提督!」

霞「ダメ提督!」


提督「……」


提督「……さすかに傷つくわ」ずーん

曙「えっあっ……げ、元気出して……提督」おろおろ

提督「(可愛い)」



霞「(可愛い)」そろーっ
満潮「(可愛い)」そろーっ



おわり


ちょっと書き溜めながらいきたいと思います
安価の有無はこのお話が終わり次第


【提督と一緒に実家に挨拶に行く曙】



がたんごとん がたんごとん


曙「……ねえ。今更だけど、主力陣全員に休暇って本気なの?」

提督「ああ。主力陣とそうでない者とでは、一応連絡の仕方を分けてある」

曙「簡単に説明して」

提督「主力陣はそのまま休暇。それ以外の者は、主力陣を欠いた状態での自衛の訓練と伝えた」

曙「ふーん……緊急の場合には?」

提督「長門と北上に一任してある」

曙「それすっごい不安なんだけど」


曙「……ま、やる時はやってくれるし、平気かな」

提督「信頼してなきゃこんなことは出来んよ」

提督「俺が不安に思ってるのは……」

曙「?」

提督「……いや、なんでもない(返してこいって言われそうだなー……)」


曙「何よ、不安にさせないでよ。クソ提督」

提督「お、そのクソ提督って久し振りな気がするぞ」

曙「は、はぁ? 何それ、意味わかんない」

提督「ははは、照れるな照れるな……お、見えてきた」

曙「っ! あれが……!」がたっ

提督「そ。
……俺が産まれ育った場所だよ」



ぷしゅー がたん ごとん



提督「着いたー……んんー」のびー

曙「わ、すごい!見て、雪がすごく綺麗よ!」

提督「この辺の人は、誰も雪遊びなんかしないしなぁ」

曙「すごい……とても静か」

提督「うん。都会の喧騒も、工厰の鉄の音もない」

提督「なかなか、いいところだよ」

曙「……うん」ぎゅっ


提督「お、今自然に手繋いでくれた?」

曙「はぁっ!? し、知らない!」ばっ

提督「あー、何だよ終わりかよ。繋ごうぜー」

曙「やだ、は、恥ずかしいじゃないっ……!」

提督「何、誰も見ちゃいねえさ。ほら」すっ

曙「う、っ…………」

提督「……行くか」


きゅっ




ー提督自室ー



提督「」ずーん

曙「て、提督……元気出して、ね?」

提督「やっぱ実の両親に誘拐犯扱いは堪えるって」ずーん

曙「あ、あはは……」


曙「……指輪見せたらどんな反応するかしら」
提督「多分鎮守府に帰れないからやめて」


あ、カッコカリの方は済ませています。



ー同日ー


提督母「……にしても、こんな女の子が世界を守ってるのねえ」

提督「そうだよ。誰が誘拐なんかするもんか」もぐ

曙「と、とてもよくしてもらっています……」

提督母「あらそう? 変なこととかされてない?」

提督「してねえっつうの!」

曙「あはは……」


提督父「しかし、本当に見た目はただの女の子じゃないか」

提督父「それで海に放り出されて戦いに駆り出されるとは……」

曙「……それは、違います」

提督父「え?」

曙「提督は、外面こそ変な人ではありますが」

提督「おいテメエぶっ飛ばすぞ」

提督母「まあまあ」


曙「……でも本当に、私たちが戦えるのは、全部提督のおかげなんです」

曙「危機管理は万全過ぎて笑えてきちゃうし」

曙「一人一人の精神面も、全員分細かくチェックしてて」

曙「不自由なことも、嫌なことも何もないんです。それどころか、みんな毎日楽しそうで、実際楽しいですから」

曙「同僚が沈みかけた時は、モーターボートで助けに来てくれもしたんですよ」

曙「俺のボートなんかより、お前らの命か先に決まってる……って」


提督「(……親の前で色々語られるとか超恥ずかしい)」もぐ

提督父「……立派になったな」

提督「んお?」もぐ

提督父「十分、親の俺としても、尊敬に値する人間になったよ。お前は」

提督「ごくん……お、おう」

提督父「ま、親としては、あまりおいそれと命を賭してほしくはないがな」

提督「そりゃ誰でもそうだろ……もぐ」

曙「(……照れてる)」


提督母「ねえねえ曙ちゃんっ」ずいっ

曙「うわわっ。な、何でしょう?」

提督母「…………んふふ」

曙「な、何でしょう……?」




提督母「ーーうちの子、あげてもいいわよ?」ぼそ


曙「!?」


提督母「あはっ、図星ー」けらけら

曙「なっ、あっ、こ、これは!」

提督母「いいのいいの」

曙「え……」

提督母「どっちもいい子だもの、お似合いよ」

曙「お、お母様……」





提督母「ただし、もちーっと成長したら、かな」

曙「あぅ」




その後、二日間
たっぷりといじられ続けたあたしたちは
最終日の朝一番の電車で、鎮守府へ帰ることになった


提督「ちゃんと運動もしろよ!飯は食え!」

提督母「まーだあんたに心配されるような年じゃないわよー!」

提督「親父もだぞ、酒は控えろよな!」

提督父「はは、頑張ってみるよ」


お母様からあたしへの


提督母「曙ちゃん、頑張ってね!」


という、優しくも元気な声を最後にして
電車は走り出す





次に来るときは
左手の薬指に、指輪を嵌めてこよう

もっと、大きくなって
もっともっと、素敵になって


大好きな" クソ提督 / あなた "と一緒に



おわり



以上で終わりになります。指痛え

安価に参加していただいた皆々様
応援と乙をくださった方々
そして何より曙ちゃんに
多大なる感謝を




番外編

その頃の鎮守府




きゃっきゃっ どたどたどた


長門「あぁ、待ってくれ! まだ準備がっ」

島風「長門さんおっそーい!私お先ー!」どたどたっ

雷「じゃあ私もー!」たたたっ

暁「暁はこっちよー!」とととっ

長門「くっ、何てすばしっこいんだ、駆逐艦たち……待てーっ!」



きゃー にげろー
わーわー きゃっきゃっ


北上「……」




北上「…………駆逐艦と長門さん、ウザいわぁ」ごろん




おわり


これで本当に完結です
HTML化依頼してきます。またどこかで

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年01月15日 (木) 02:47:49   ID: zjk8FhUz

GJ

2 :  SS好きの774さん   2015年01月15日 (木) 04:45:41   ID: Q95uCBmZ

曙可愛い

3 :  SS好きの774さん   2015年01月15日 (木) 13:26:01   ID: W7EQyiLP

あけぼのかわいい。

4 :  SS好きの774さん   2015年03月28日 (土) 21:41:25   ID: AFUi2Vwq

この曙マジかわいい

5 :  SS好きの774さん   2016年01月24日 (日) 23:25:15   ID: yoRiUYQe

ボノやんマジ天使(゚д゚lll)

6 :  SS好きの774さん   2016年07月30日 (土) 13:46:35   ID: coIhanLD

あぁ~^

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