>>2>>3>>4でSSを作る (25)

安価物語開幕。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1420895826

ゆるキャラ。それは、ゆるいキャラクター。今話題である。
さて、そんなゆるキャラを作り、一儲け考えようとする。悪の組織がありました。
その名は Star eat さてはて、どんなゆるキャラができるのでしょうか?

雑魚A「やっぱり、今はかわいいキャラですよ」


雑魚B「いやいや、キモカワでしょ」


幹部「厨二キャラだな。名前は終末ちゃん」

幹部「ですよね! ボス」


ボス「ゆるキャラ作るほどお金ないよ」


博士「こんな事もあろうかと、人をゆるキャラにする装置作りました」エイッ!


ボス「うわああああああああああ」


幹部「ボスがゆるいキャラに……」


ボス「早く元に戻せ!」


博士「すいません。直す装置作るお金がありません」


ボス「なんだってー!」


幹部「そういえば、こんな求人チラシがありましたけど」


ボス「マスコットキャラ募集! 青春物語パーク! 採用された方に100万!」


ボス「今すぐ行くぞ!」


そんなこんなで、ゆるキャラ計画は失敗に終わりましたとさ。


ゆるきゃら、ほしたべよ、悪の組織、厨二、終末、青春物語。

今度は一つのテーマだけで、SSを作ります。

>>16

>>15

>>17

着ぐるみ

男「あーっ、また今日も遊園地で着ぐるみのバイトだよ」


友「へーっ、よく頑張るなあ~それもこのクソ暑い季節に」


男「ふふん、それには理由があるんだよ」


友「ふぅん、どんな?」


男「教えないがな」


友「教えろよー」


男「絶対にやだ」

友「じゃあいいや」


男「そうか。じゃあ俺は遊園地のバイトに行ってくるわ」


友「いってらー」

遊園地


男「今日はあの子いるかな」


子供「ねぇねぇ、ヒーローの着ぐるみだよ。おかあさんー!」


おかあさん「はいはい。あのぉすいませんが、子供と写真を撮って頂いてもいいですか?」


男「ええ、もちろんですよ!」


子供「やったあ!」


おかあさん「はい、チーズ」パシャリ


おかあさん「ありがとうございました」


男「いえいえ」


子供「ヒーローじゃあねー!」


男「バイバイ」

男「何時もヒーローショウの後に来てくれるんだけど、あの人今日は居ないのかな」


女「ヒーローさーん。握手してくれますか?」


男「ええ、もちろん!」


女「やっぱり、ヒーローは格好良いですね」


男「そうですか。えへへっ」


男「あ、あの! い、いつもヒーロショウ来てくれますよね! な、なにか理由でもあるんですか」


女「うぅ~ん、なぜでしょうね? ヒーローを見てると元気が出るんです」


女「私小さい頃から、体が弱くていつも病院に居たんです。そんな時に私より3つ離れてる男の子入院してきて、私は仲良くなったんです。それで、彼が退院するときに私は泣いてしまって、そしたら彼が『僕はヒーローだから、ピンチになったら必ず助けてあげる!』って言うんです。そこからですかね、ヒーローを見ると元気が出るのは」

男「そうなんですか、格好良いですね」


女「ふふふ、そうでしょう。では、また会いましょうねヒーローさん」


男「はいっ!」

男「いやあ、可愛かったな」


先輩「男、あいつの事知ってるのか?」


男「いや、え、えーっと、たぶん?」


先輩「そうか、それなら良かった。あいつの忘れ物だと思うんだがこれ」ジャラ


男「ボロボロのヒーロのキーホルダー?」


先輩「そうだ。あいつがいつもヒーローショウを見るときに座る席においてあったんだよ」


先輩「これ、今から返しに行け」


男「いや、無理ですよ。もう居ないんじゃないんですか?」


先輩「いや、まだ間に合うだろ」


男「なんで分かるんですか?」


先輩「なんでもだ! 早くいけ!」

男「わかりましたよっ!」


先輩「そう、それでいいんだ」


男「はっ、はっ、はーっ。い、居たっ! あ、あのこれキーホルダー!」


女「へっ?」


男「だから、キーホルダー」


女「あっ! ありがとう。大事なものなの」


女「ありがと……」バタンッ


男「大丈夫ですか! 救急車! 救急車呼びます!」


病院


男「僕のせいだ。僕がのろまだから!」


先輩「おいおい、ヒーローがそんな弱気でどうするよ」


男「先輩! どうしてここに」


先輩「どうしてって、あいつの兄貴だからだよ」


男「へっ?」


先輩「あと、ヒーロはお前だ」


男「へっ?」

先輩「後、ただの貧血だぞ。ほらっ、出てきた」


女「心配をかけてしまって、すいません。男さん」


男「へっ、いや、どういうことっ?」


先輩「なんかな、俺がバイトしてるのを見に来た妹がだな、お前を見つけて、絶対あの子だって言うんで、今日告白をしようと思ったら倒れてしまったんだよ」


男「へっ?」


女「覚えていませんか? ほらっ、このキーホルダー」


男「あっ! 思い出した。そう言えば子供の頃に一度だけ入院した時に、会った娘に言ったっけ」


女「それでは、ヒーローさん助けてください! ヒーローさんの事が恋しくてたまらないです! 助けてください!」


男「もちろん!」


着ぐるみ

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