ナルト「サスケのばぁか!教え方下手くそだってばよ!!」
サスケ「お前にバカって言われる筋合いはねえよウスラトンカチが」
ナルト「大体ずりぃんだよ!イタチの兄ちゃんに修行つけてもらってよ!」
サスケ「ふん、俺の兄さんだからな」
ナルト「'俺の'ってとこ強調してんなこのブラコン!!」
サスケ「んなっ…ていうかお前なんか火影に修行つけてもらってんじゃねえか!」
ナルト「まぁ俺の父ちゃんだからな」
サスケ「てめぇもファザコンじゃねえか」
ナルト「なめるな!俺は父ちゃんより母ちゃんが好きだ」
サスケ「マザコンじゃねぇか!」
ナルト「まぁな!」
サスケ「俺もブラコンだがな!!」
ナルト「だろうな!」
カカシ「あ、医療班?そうそう二人ほど。え、死因?ショック死と悶え死にじゃないかな」
カカシ「ところでお前たち何してんの」
ナルト「あ、カカシ兄ちゃん!あんなぁ、聞いてくれってばよ!サスケのやつイタチの兄ちゃんに手裏剣の修行つけてもらったらしいんだよ!んでんで!その内容を俺にも教えてもらおうとしたんだけどこいつ教えるのチョー下手なの!」
サスケ「お前が馬鹿だから理解できねぇんだろ」
ナルト「馬鹿じゃねぇし!」
サスケ「バカだ。ばーかばーか」
ナルト「ムカッ!馬鹿って言う方が馬鹿なんだかんな!」
サスケ「そんなくだらねぇこと信じてる時点でバカだろ」
ナルト「んだと!」
カカシ「(4歳とか可愛い盛りだよなホント。くだらない言い争いすら可愛く見える)」
ナルト「なぁカカシの兄ちゃんはどっちが馬鹿だと思う?」
カカシ「(今はこんなに可愛くても成長してくんだよなこいつらも)」
サスケ「お前に決まってるだろウスラトンカチ」
カカシ「(成長したらナルトもサスケもこんなかわいげなくなるんだろうな)」
ナルト「うっせお前には聞いてねえよ!」
カカシ「(見た目似てるけど先生もイタチも可愛いなんて思えるわけ無いしね)」
サスケ「聞くまでもなく明らかなんだよ!」
カカシ「(やば、あの二人に可愛げとか、想像したらさぶいぼたった)」
ナルト「うわ、兄ちゃん鳥肌やべえ。てか俺たちの話聞いてる?」
カカシ「(時間止まんないかな。この二人も成長したらあぁなるなんて……)」
サスケ「カカシ?」
カカシ「……悔やまれる」
ナルト「何が?てか俺たちの話聞いてた?」
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