男「栄養は母乳で補えば良いのだ」(42)

男「コンビニによォォォ~………夜中二時……行ってきたぜェーー」

男「……」ガサガサッ

男「この……チーズハンバーグ&ビフカツ弁当がよォォオオ……俺は本当に好きでたまらねえんだぁぁああ~~!」

男「ハムッ! ハフハフ、ハムッ!!」

男「……うぅ……ちょっと食い過ぎたぜ……うぷ」

男「明日からはまた学校が始まる……憂鬱ってやつだぁぁ」

男「……寝よ」

翌日

男「遅刻だ……この男が。……いや、俺が悪いのではない……あの時俺の前に立ちふさがった信号が悪いのだ」

女「あんたが寝坊したのが悪いんでしょーが」

男「……だからと言って俺に罰を与えるなんてよォォ……なんてひでぇ事を……あの教師…」

女「課題が増えても増えなくてもあんたにとっちゃ変わんないでしょうが」

男「……女、相談があるんだけど」

女「い、や。一人でやんなさい」

男「チ……ケチ女が……」

男「昼休みがやってきたか……」

女「……」

男「さて、我が最大の楽しみの一つである食事の時間だ……」

女「……そんなにのんびりしてていいの? 課題、結構な量あったと思うんだけど。帰りまでにやるんでしょ? アレ」

男「そんなものは無い」

女「なんでよ?」

男「なぞのパワーに引かれ、焼却炉の中へと消えたからだ。あのプリントの束はな」ガサガサ

女「……」

男「チーズハンバーグ&ビフカツ弁当~~♪」

女「またそれ? あんたここ毎日そればっかじゃないの……体壊すわよ?」

男「フ……これくらいの事で俺が倒れるわけないだろう」

男「ハムッ、ハフハフハムッ!」ガツガツ

女(食べ方汚な……)

女「ちょっと、冗談じゃないのよ? 肉ばかり食べて野菜をとらないと、栄養失調になっちゃうんだから!」

男「……心配ない。肉だけ食べても影響が無い、それが我が能力」

女「……また妄想ばかり言って……。それに前は転ばない能力とか言って無かったっけ?」

男「マルチスキルだ」

女「始めからスキルなんてないでしょ」

放課後

男「くそ……」

女「課題燃やすからよ」

男「……それにしたって、カバンが膨れるくらい追加で寄越さなくってもいいじゃんか」

男「重い……」

女「それ明日までにできなかったら倍になるんでしょ? 頑張んなさいよね」

男「……女様」

女「……」

男「この課題……手伝ってくれませんでしょうか……」

女「……」

男「お願いします……俺一人じゃ絶対ェ終わらねぇよォォォォォォ!」

女「……一つ、条件があるわ」

男「! なになに? なんでもするッ!」

女「今日……その、私が晩ご飯作りに行ってあげるから、食べなさい」

男「……それだけ?」

女「…それだけ」

男「全然構わんぞ? フフフ、あの阿呆教師め、これでめにものみせてくれるわ!」

女「……じゃあ、私材料買っていくから。あんたはさっさと帰って先にその課題、始めてなさい」

男「ヨシ。早く来てくれよ? でないと俺は死んでしまうからな、面倒くささで」

女「真面目にやれ!」

ピンポン

男「待ってたぞー! 全然何も分からん!」

女「授業受けないからでしょ。…ほら、これ持ってよ」

男「お……随分買ったな?」

女「じゃあちょっと待っててね、すぐ作るから」

男「それだと課題が進まんぞ?」

女「偉そうに言うな! 辞書でもなんでも使って調べなさい!」

男「……はい」

女「言っとくけど課題は手伝うだけなんだからね?」

男「殺される……課題に殺される……」



女「できたわよー! いったんこっち来て!」

男「うひひ、待ってました!」

女「はい。召し上がれ~」

男「……」

女「ほら、早く食べなさいよ」

男「……この、肉に巻かれてるのは一体……?」

女「アスパラガス」

男「スープの具がよォォォ~~~~全体的に緑色だよぉぉぉ」

女「今日は野菜中心で作ったから。さ、食べて♪」

男「あのさ、この緑のは…女にやるから……俺は巻いてある肉だけ……」ガシッ

女「食え…」

男「……はい」

男「…………」ウブッ

女「美味しかったわねっ」ニコッ

男「……」

女「さ。仕方ないから課題手伝ってあげるわ。ほら、シャキッとしなさい!」

男「拳に力が……入らねぇんだ……」

女「ちょっと野菜食べただけじゃないのよ! どんだけ嫌いなのよ!」

男「……うぐぐ」チラッ

女「ほ~ら! 日が暮れちゃうでしょ!」

男「……」モミモミ

女「…!?」

男「なるほどなるほど?」モミモミ

女「何すんのよッ!!」バチン!

男「アガ!」

女「~~!」バッ

男「ちょっとな? 精神力の回復をだなぁ?」

女「変態! 帰るわよ!?」

男「減るもんじゃなし、いいじゃんか」

女「……」

男「あ! ごめんなさい! 帰らないでください!」

男「……やっと終わった」

女「……はぁ。普段から真面目に授業聞いてなさいよ、これだからいつも赤点なんだわ」

男「俺は天才だからな」

女「は?」

男「あ~……まださっきのピーマンの後味が残ってる。苦ェ」

女「毎日食べれば慣れるわよ」

男「冗談だろ? その栄養失調……っちゅーのを防ぐには、毎日あんな思いをしなきゃならないってのか?」

女「それがフツーなの!」

男「女は毎日規則正しい食生活をおくっているというのか?」

女「まあね」

男「…………」

女「……なによ、いきなり考え込んで」

男「規則正しい食生活を送る者の体は、正常な物に出来上がっているのか? 例えば排泄物なんかの中身も、栄養失調を起こさない為の全ての要素の搾りカスを含んでいるのか?」

女「……ちょっと、なんの話よ…」

男「例えばの話だ、栄養が偏った母親と、栄養のバランスが良い母親に育てられた乳飲み子には差があるのか?」

女「……あるんじゃないの?」

男「なるほど。そこでこの男は考えた。もし俺が肉ばかり食っていても、俺は俺以外の……野菜以外のところから栄養を補給すれば良い」

女「……」

男「栄養は母乳で補えば良いのだ。女、お前の母乳でな」

女「はぁっ!?」

男「毎日規則正しい食生活を送っているお前の母乳ならバランスのとれた良い母乳であるに違いない」

男「つまり俺は肉を食いつつ、女の母乳を摂取すれば良い。いや……ディ・モールト良い」

女「やっ……」

男「お前の乳を吸わせろォォォォォオオ!!」ドギュゥゥゥウ!

女「この変態!」バキッ

男「ヤッダァァバァァ!」ドグシャァ

女「帰るから!」ダダダッ

男「……」

男「よくも……こんなッ……! 俺に対して母乳を飲ませないなんつぅ……こんなひでぇ事を……」

男「……だが、あきらめねぇぜェェエエーーーッ! この俺はよォォォオ~~」

男「女の乳を支配するのはこの俺だッ! 依然変わりなくッ!」

男「……明日から、オペレーション・マザーズミルク作戦ッ! 始動するッ!」

翌日 学校 昼休み

男「なぁ~~~、ごめんってばよォォ……許してくれよォォォ女ァァァ~」

女「……」ツンッ

男「ほらっ! 昨日のお詫びに屋上で土下座だぁぁ! 頼むよォォ~~ッ!」

女「……いきなり過ぎるのよ……」ボソ

男「ん? 何がだ?」

女「えっ!? な、なんでもない!」

男「母乳の事か? いや……女なら母乳出るかと思ったからさ」

女「でるかぁっ!! 何言ってんのよ!」

男「想像妊娠というのを知っているか? 女」

女「え? …なに?」

男「女の子はたとえ想像でも自分が妊娠してると思い込むと、母乳が出てくるらしいぜ」

女「……それが?」

男「だから女ちゃんから母乳がでるかなぁ……って」

女「なんでよ」

男「真面目な女の子ってオナニー中毒の確率が高いんだって。証拠に俺の頭の中では女は毎日三回はオナニーしてるし」

女「あんた私で何考えてんのよ!? 馬鹿! ちっとも反省してないじゃないの!!」

男「俺はただ知的好奇心でだな…」

女「うるさいっ、フンッ!」プイ

男「……」

男(……ベネ(良し)。屋上に来る前に買った俺と女のドリンク……そこから女の注意が離れたな?)

男「……」スッ

女「……ん? ちょっと、それ私の――」

男「グフ」ガバァア!

男「ゴクッゴクッゴクッ」

女「…」

男「えっ? 何だって?」

女「……私のジュース……」

男「あッ! これ女の奴かぁぁぁぁ~~~! 気付かなかったよォ~~ごめん。俺のと同じやつだったから、代わりに俺のやるよ、まだ口つけてないから」スッ

女「……」パシ

女「気をつけなさいよね……」チュー

男(……飲んだな?)

男(この入れ替わりを成立させる為に同じものを買い、さらにはカップ型の容器を勧めたのだ……)

男(……行くぞッ!)

男「……飲んだな?」

女「……?」ピタ

男「その中には薬を入れておいた……飲んだら母乳が出ちゃう薬をなぁぁ!!」

女「!?」ゲホッゲホッ

男「正確には想像妊娠しちゃうように催眠をかける薬だがな……フフフ」

女「何飲ませてんのよっ!」

男「フハハハ」

女「……よく考えればそんな馬鹿な薬あるわけないわ。ふざけないでよ…」

男「いいや、あるね。忘れたのか? 数々のあり得ない薬を作り上げたマッドサイエンティストがこの学校にいる事をッ!」

女「……本当に? …本物?」

男「嘘をついてどうする。俺はお前の母乳が飲みたいんだからなぁぁぁ~!」

女「な、ななな何してくれてんのよ!? 馬鹿! 信じられない!」

男「フハハ、大人しく母乳を提供するのだ」

女「変態ッ!」バチン!

男「フォゲッ!?」

女「馬鹿男! アホーッ!」ダダダッ



男「女ぁ、帰ろうぜ~」

女「……」プイッ

ツカツカツカ

男「あれ……」

モブ「なんだぁぁぁ!? 喧嘩でもしたのか?」

男「いや……何も心当たりはないが……」

モブ「ざまあみろォォォォォォ! 俺はムカついてたんだぁぁぁ! ただ幼馴染ってだけで女さんの傍にいるお前がよォォォォォォーッ!」

男「いや……女と俺様の仲が良いのは俺がイケメンで天才で超格好いいし頼れるヒーローだからだと思う」

モブ「……」

男(意外に怒ってらっしゃるな……女の奴)

女の自宅

女(男の奴何してくれてんのよ……!)

女(……本当に母乳でたりしないわよね? ……催眠なんて)

女(ていうかそういう妄想するのも駄目なのよね……本当だとしたら)

女(男の奴、オナニーは三回とか言ってたけど、知ってたわけじゃないわよね!? …あてずっぽうよ、最近は二回だし……)

女(って、違う! 今は薬が本物なのか確かめるのが先よ!)ピポピポ

女「…………」プルルルル

女「……でない。あのマッドサイエンティスト……また携帯どこかに置きっぱなしね……」

女(……しなきゃいいのよ。しなきゃ……)

男(……ここ数日、女が口をきいてくれない)

男(俺としてはいつものイタズラのつもりだったんだが……やりすぎたか)

男(謝ろう。……女と話せないと暇すぎるぜ)

男(おっ! 噂をすれば影……脳内の独り言だけど)

男「おーい! 女!」

女「!」ダダダッ

男「ぉあ……?」

男(……逃げられた)

――更に数日後

男(女の奴……俺の事みつけるそばから逃げやがって……謝れもしない)

男(マズいな……俺の唯一の話し相手が。しょうがない、マッドサイエンティストから薬なんて嘘だと伝えて貰うか……)

男(ちょっとからかうだけの筈が、どうしてこうなった…)



男「いねえ!」

男(あのアホ……学校に来てるどころか行方不明だ! ……また研究材料を探しにいった山で遭難でもしてるのだろうか)

男「マズい……これだとアホは使えねぇ。…なんとか女を捕まえねぇと」

――更に数日後

男「……居た」

女「……」

男(気付かれないように後ろからつかまえてやる…)

女「!!」ビクッ

男「待って! 逃げないでくれッ!」

ガシッ

男(……お? 逃げないぞ……?)

男「……えーっと……女? その……ごめんな、アレ…嘘――」

女「……らない…」

男「え? ごめん…聞こえなかった、何だって?」

女「……止まらない…」

男「…何が?」

女「……ぼにゅう」ジワ…

男「……」

―屋上

男「……えっと、どうしてそんな事に?」

女「あんたのせいでしょ……! 変な薬飲ませたから……どうすんのよ!」

男「いや、あの薬は――」ハッ

男(……待てよ? この状況……やりようによっちゃあ……かなり面白い事になるかも)

女「…なに」

男「……いや、なんでもない。…本当なのか? 母乳が出たって」

女「こんな嘘ついてどうするのよ!!」

男(本当に母乳が出るとは……? 女が誰かとセックスして孕んだか……。いや、それはないな。女はありもしない薬のせいだと思っているから俺の所にきたわけで)

男(だとしたらマジに想像妊娠で母乳出したのか……? ……なんだコイツ、エロいな。普段真面目ぶってるくせにそんな妄想しやがったのか……)ニヤ

女「……」

男(……だとしたら、知りてぇなぁぁぁああ……女が誰に孕まされる妄想したのかをよォォ~)

男「……直す方法は俺しか知らない」

女「……教えてくれないの?」

男「教えてやるよ。だけどまず俺の家に行こうぜ。こんな話、誰かに聞かれたくないだろ?」

女「……うん」

男「ただいまぁ~」

女「……」

男「一人暮らしだから誰もいないけどな~。さっ、上がって女!」

男(……やばいぞ……女に直し方と称してどんなイタズラしてやろうかと考えてたら……勃ってきた)

男「俺の部屋に行こうね」



男「さっ、ベッドにでも座ってくれよ」

女「……」ポス

男「じゃあおっぱいだしてくれるかなぁぁ~~??」

女「なっ……なんでよ」

男「患部を見なきゃどーしよーもないからねェェ。ほら、直したいんだろ??」

女「……」スルル

男「グッド! よろしい……。あ、ブラもね」

ピュッ

女「あっ……!」

男「なんだ今の」

男「……なに? 母乳がふきだしたの? 今」

女「……///」カァァ

女「…擦れると、出るのよ……。早くなんとかしてよ…」

男「…エロ女」

女「――ッ//」

男「……」ジー

女「見てないで早くなおしてよ! 変態!」

男「……ほうほう」モミモミ

女「ちょっ……! 何してるのよぉ…っ」ビク

男「揉むと出てくるのな」

女「うるさい!」

男「……」モミモミ

女「ねぇ……っ、真面目にして…」

男「具合を見てるんだよ。ちょっと待ってろ」モミモミ

女「…………っ」

男(うほほ。こんな機会滅多にねェーッ! 思う存分こねくりまわしてやるッ!)

女「……、はぁ……っ。……くっ」

男「感じたかったら感じて良いよ、フヒヒ」プニプニ

女「……ふざけ、てるの……っ?」

男「本気も本~気すぱぁとか、け、ろっ♪」ツネッ

女「ひんっ!?」ビクッ


男「おっ♪ 乳首つねったらエロ漫画の様な反応が……、気持ち良かった? ん?」キュッ

女「ふっ! ……っ。本当に直し方……知ってるんでしょう、ねっ……はぁっ、はぁ……」

男(……ヤッベ、ちょっと遊び過ぎたか…。つうが直し方なんてしらねーけどっ! ……ちょっと真面目に行くぜ)

男「ん…ごほんっ。……では、始めるぞ」

女「……やっぱり、遊んでただけなのね…」

男「いや違うぞっ!」ギューッ!

女「ん、ひっ!?」ビクビクッ

男「段階その一ッ!」

男「まず、乳の中にある母乳を出し切るのだ」ギュムギュム

女「ちょっ…と! 強…いっ。ふぐっ! ん!」

男「……すまん、こんくらいか?」サワサワ

女「ん……それじゃ、弱すぎるでしょ……」

男「こんくらいかっ! つぅか女ノリノリ? おっぱい搾られンの気持ちい?」ギュ~

女「違うっ! ……っは、…ちゃんとしないと、直んない……でしょ…」ハァハァ

男(ま~~俺の言う事は全部嘘なんですけどね)

男「じゃあ搾り尽くすぞ」

女「……んっ。…」



女「もう……出ないわ……」ヒクヒク

男「……」モミモミ

女「ねぇ……終わったんだけど……?」

男「段階その二だッ! 搾ったおっぱいをマッサージしとほぐすのだ!」

男(まぁ、女の巨乳を揉みたいだけなんですが)

女「…どれくらい?」

男「……10分くらいかな」

男(本当は一時間くらい揉みたいところだが……)

女「……」モジモジ

男(やーらけー……)ハァハァ

男「よしっ、じゃあ次だな」

女「まだあるの……?」

男「ああ、今のは準備に過ぎないからな。女にはこれからしばらく母乳を溜めてもらうからな。あとお前、オナニーしてるか?」

女「な、何聞くのよ…」

男「直すための真面目な質問だぞ」

女「…………」

男「……なおんないぞ?」

女「し、してるわよ……ばか…」

男「そうか、オナニーも禁止だからな。……あと、これだ」

女「……?」

男「シール型バイブ~~」

女「……」

男「これを……」ペト

女「……ん」

男「乳首にはりつけてだな? ……スイッチオン!」

女「ふあ……!?」ヴヴヴヴヴ

男「その状態で俺が良しと言うまで我慢するんだぞ! いいな?」

女「こんな……っ。必要なの……?」

男「ああ、間違いないから信じておけっ」

女「調子に……のるなっ。……もともと、あんたのせいでこうなったんだから…」

男「……」

ピッ

女「ああああっ!?」ヴイ~ッ!

男「振動は最強じゃないと意味無いんだよね。ほんとは少しずつ慣らしていこうかと思ったんだけど、……必要なさそうだな?」

女「や、やめ……っ! 必要、だからぁっ!」

男「じゃあ俺の言う事聞くんだぞ」ニコッ

女「わ……分かったから……ぅくっ!?」ビクッ

女「あ、あ、あ、あ……」ガクッカクッ

男(……ヤバいぞ。……すげぇサド心をそそられる)

男(……しばらくこいつで楽しむとするか)

ガオッ!……。ガイ、…ガー……

)っ~アズニャン

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