ヴォルデモート「ホグワーツに>>3を仕掛けた」 (60)

ベラトリックス「>>3をですか…」

ヴォルデモート「ドラコがうまくやってくれた」

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等身大ヴォルデモート人形

ヴォルデモート「そう。俺様の等身大人形を仕掛けた」

ルシウス「ある種の示威行為ですな」

ヴォルデモート「見つけた生徒はさぞ驚くであろう」

ベラトリックス「しかし、どこに仕掛けたのでしょう」

ヴォルデモート「>>6だということだ」

スリザリンの寮前

ヴォルデモート「スリザリンの寮の入り口だということだ」

ルシウス(あれ、誰も怖がらないんじゃ…)

ヴォルデモート「あの薄暗い地下通路に、燐光を放ちながら佇む俺様の像……スリザリンの同胞の子等はそれを目にして俺様への忠誠心と畏敬の念を強めるというわけだ」

ピーター(光るんだ…)

ヴォルデモート「しかし、16にもなるドラコへの任務としては容易かったようだな?」

ルシウス「え、ええ。ドラコは監督生ですし、寮の周りで何かするのはお手の物でしょう」

ヴォルデモート「では、今度は>>9でも任せてみようか」

ヴォルデモート「>>13にしよう」

スネイプにシャンプーしてリンスも

ヴォルデモート「ドラコがセブルスにシャンプーとリンスをかけられるか試そうではないか」

ルシウス「!?」

ヴォルデモート「セブルスには任務の性質上、疑いがつきまとう」

ヴォルデモート「俺様への忠誠を見せても…悲しいことだが…それを信じられない死喰い人はいるというわけだ…」

ベラトリックス「畏れながら、我が君? それがドラコへの任務とどう関係するのでしょう」

ヴォルデモート「セブルスとて背後と首を晒してしまえばドラコに傷を負わされる可能性はあろう」

ルシウス「?」

ヴォルデモート「そして、今のドラコは新入りの死喰い人として俺様への忠誠を最も示したがっている」

ルシウス「??」

ヴォルデモート「要は、セブルスがドラコにシャンプーをされることで奴の忠誠の一端が示されるということだ」

ルシウス「なるほど。では逆にシャンプーを拒むのであれば…?」

ヴォルデモート「ダンブルドアの手に落ちた、と考えよう」

ルシウス「ちなみになぜリンスもするのでしょうか」

ヴォルデモート「あの癖毛は常々なんとかしたいと思っていた」

ヴォルデモート「さて、ふくろう便で伝えるとしよう」

-数日後
ベラトリックス「我が君、返信が着きました」

ヴォルデモート「どうだった?」

ベラトリックス「ドラコは監督生の浴場でシャンプーに成功したと申しております」

ヴォルデモート「ほう」

ベラトリックス「スネイプは快諾したとも…意外ですが」

ルシウス「彼には後ろめたいところはなかったようですな」

ピーター「しかし彼は優れた閉心術使いでもあります。そのように装うことは難しくないでしょう…」

ヴォルデモート「それはいずれ、セブルスに開心術を使えば明らかになることだ」

ヴォルデモート「して、再びドラコには容易な任務となってしまったようだ」

ヴォルデモート「改めて>>20を任せるとしよう」

ヴォルデモート「>>25をやらせる」

ピーター(闇の帝王眠そう)

我が君に似合うカツラを作らせる

ヴォルデモート「俺様に似合うカツラをつくらせよう」

ピーター(うわぁ…)

ルシウス(難易度高ぇ…)

ヴォルデモート「このヴォルデモート卿が身につける品としてふさわしい一品をつくるという大役だ。ドラコの資質も推し量れるだろう」

ルシウス(ドラコに家事の魔法など教えたことがない…! ピンチだ…)

ヴォルデモート「俺様の個性を担うカツラであるからには、安定性と呪い除けを備えるだけでなく、相応の威厳と精緻さが求められるだろう」

ヴォルデモート「ルシウス、ドラコに連絡をとれ」

ルシウス「わかりました」

十数日後
ヴォルデモート「これか」

ルシウス「呪い除けは完璧です。間違っても浮翌遊呪文に脅かされることはありません」

届いたカツラの髪型>>31

アフロ

ヴォルデモート「なるほど。見事なアフロヘアーだ」(E:カツラ)

ルシウス「の、呪いに対しては…完璧です」

ピーター「ブフぉwww」

ベラトリックス「アフロのカツラでも着こなしてみせるなんてさすがです我が君」

ヴォルデモート「ここまでかさばると……ローブのフードを被れないのだな」(もこっ)

ルシウス「ぷっwww」

ピーター「ひーwwww」

ベラトリックス「お、おやめくださいww」

ヴォルデモート「常用には適さないな…」

ルシウス「申し訳ありません」

ヴォルデモート「まあ良い。ドラコにヘアスタイリストになって欲しいわけではないのだ」

ヴォルデモート(それに、パーティーグッズとしてはとっておいてもいいかもしれない)

ヴォルデモート「ひとまず、ドラコへの任務はこのぐらいでいいだろう。学業もあるはずだ」

ルシウス「はっ。ありがとうございます」

ヴォルデモート「頭を上げよ」

ルシウス「はい」

ヴォルデモート「どうだ」←アフロからナギニが出てくる

ルシウス「wwwwww」
ピーター「wwww」
ベラトリックス「ごww乱w心wwwww」


おわり

とりあえず終わりです
ルシウスがスネイプをなんてよんでたかわからなくてすみません
ありがとうございました

ヴォルデモート「若い頃の実験ノートが出て来た」

ルシウス「何か魔法が施してあったのですか」

ヴォルデモート「いや、普通のノートだが…>>49という魔法薬のレシピが記してある」

ルシウス「本当ですか?」

ヴォルデモート「試してみよう」

ゼンニンニナール

ヴォルデモート「ゼンニンニナール、と称した魔法薬だ」

ルシウス(善人になーる…?)

ヴォルデモート「どんな効果であったか…」

ベラトリックス「材料は足りるようですし、とりあえず調合してみてしもべ妖精にでも試してみましょう」

ヴォルデモート「戯れとしてはちょうどいい。そうしよう」

しばらくあと
ヴォルデモート「さて、レシピは再現できた」

ベラトリックス「そしてここに年老いたしもべ妖精を連れてきました」

しもべ妖精「…」

ヴォルデモート「では、試飲せよ」

しもべ妖精「かしこまりました………?」

ヴォルデモート「魔法薬の作用がどのようであったか述べるがいい」

しもべ妖精「喉元から胃にかけて温まりました」

ルシウス「これは…どういうことでしょう我が君?」

ヴォルデモート「察するに、単独で飲んでも害のない解毒剤の一種ということだろう」

ベラトリックス「なるほど。我が君が用途を覚えていらっしゃらないのも道理で」

ヴォルデモート「そうとわかったところで、残りのゼンニンニナールを試飲したい者はいないか」

死喰い人「…」

ヴォルデモート「しょうがない。俺様が味見するとしよう」

ヴォルデモート「……ああああっああっ…あ゛…んん゛っ……!!」

ベラトリックス「どうされました我が君!」

ルシウス(まさか…)

ヴォルデモート「なんてことだ…なんてことだ」

ベラトリックス「まさか人間には有効な毒薬だったのですか!?」

ヴォルデモート「…いや、いや…」

ヴォルデモート「……この魔法薬は実に体に効く。ゴブレットを出せ。我らで分かち合おう」

しもべ妖精(察し)

ルシウス「わかりました。人数分のゴブレットを!」

ヴォルデモート「では、我々の健勝を期して…乾杯」

ベラトリックス「うあああんああんっ……んはぉ…」

ルシウス「ふぅ……くっ…」

死喰い人たち「あへぇ…」


ヴォルデモート「この魔法薬は生まれつきの良心と善性に訴える」

ヴォルデモート「気付いただろうが、今までの我々の所業は悔いるべきものだ…」

ヴォルデモート「各々の償いを果たせ。闇の印を慈善に尽くせ!」

ヴォルデモート「NGO“死喰い人”の旗揚げだ!」

死喰い人たち「うおおおお!!!」

おわっちゃいました
なんかごめんなさい
ありがとうございました

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