春香「ライダーシミュレーター?」P「ああ、そうだ」(8)

春香「このヘルメットみたいな機械がですか…」

p「新機軸のおもちゃとして売り出す予定らしい」

p「その宣伝キャラクターに、うちが選ばれたんだ」

春香「また、どうしてです?」

p「うちも知名度上がってきているしな」

p「あとは、女の子のファンも獲得するためじゃないか?」

春香「これ、どうやって遊ぶんですか?」

p「簡単だよ、ヘルメットを被り」カポッ

p「この電極パッドを身体の各部に貼り付けるっと」ペタ

p「春香、少し目をつぶれ」

春香「?はい」

p「スイッチオーン」カチッ

春香「きゃっ!?」

春香「あれ?こ、ここは…」

p「ここがシミュレーターの中の世界だよ」

春香「プロデューサーさん!」

p「うーん、とりあえず春香にはクウガを試してもらおうかな」ピッ

春香「それなんですか?」

p「ケータッチ、まあここの環境操作をするものだよ」ピッピッ

p「さあ、春香、早速やってみよう」

春香「変身ですか?」

p「まずは身体の正面に、ベルトを囲むように腕を構える」

春香「こ、こんな感じですか?」ブウンッテ

春香「え!?ベルトが出てきた!?」

p「そして、右手は前に、左手はベルトに沿うように動かして」

p「変身!だ」

春香「は、はい」バッバッ

春香「へ、変身!!」ヒュインヒュインヒュインヒュインシャキーン

春香「あっ、プロデューサーさん!変身出来ましたよ!」

p「おー、かっこいいかっこいい」

春香「あ、その褒め言葉は正直微妙です…」

春香「なんか、力が漲る感じですね」シュッシュッ

p「まあ、一応入力スペックを体感出来るんだ」

p「これで闘って遊ぶんだよ」

春香「でも、これって女の子には流行らないんじゃ…」

p「だから、お前たちに少しでも楽しさを分かってもらって」

p「宣伝に生かせればと思ってな、試作品を借りてきたわけだ」ピッ

春香「あ、戻ったんですね」カポッ

p「やっぱり難しいか?」

春香「えっと…」

亜美「そんなことないyo→」

真美「真美達にもやらせてやらせて?」

p「聞いていたのか」

真美「いおりんが言ってたから、慌てて来たんだよ」

p「じゃあ、付けてやるよ」カポッペタ

亜美「うあうあー、凄い凄い」

真美「真っ白なんだねー」

p「一応簡単な背景なら有るけど」

亜美「いやー、そんなのいいからさ」

真美「真美達にも変身!」

p「あー、はいはい、多分あれだろ?」

亜美「んっふっふー、兄(c)も分かってるねー」

真美「じゃ、いっくよー!」

p「はいはい、どうぞー」

真美「じゃ、いくぜ亜美、変身だ!」

亜美「オッケー真美!」サイクロン

真美「…」ジョーカー

亜美&真美「変身!!」サイクロンジョーカー デーデレレーデーレーデレレレデンデンデン

亜美&真美「さあ、お前の罪を数えろ!!」

p「おー、完璧じゃないか!」

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