藍子

P「というわけでだ、泉の衝動買い情報を聞かせて欲しい」

泉「うーん、そんなに面白いものじゃないけど、最近買ったのは……」

下1-3の中のコンマ最大が買ったもの
下4のコンマ×500円が値段

71×500＝35500円

P「土地だと……？」

泉「土地。亜子に言われて、試しに買ってみたんだ」

P「そこじゃない。3万5000円で土地とか買えるのか」

泉「ほぼ未開の山しかないような場所なんだけどね……なんでも、その土地に足を踏み入れた人には不幸が付きまとうとか」

P「何故そんな土地を買った」

泉「そういうのあまり信じてないから。それに、もし何かあってもこの事務所なら大丈夫かなって」

P「アイドルって頼りになるなぁ！」


下3の中からコンマ最大のアイドル

ゆかり「子供の頃から色々買い与えられてばかりだったんですが、最近は自分で稼いだお金でちょっとしたものを買ってみたんです」

P(ちょっとしたものが全く予想できない……さあ、ゆかりの金銭感覚は如何に)


下1～3のコンマ最大値が買ったもの
下4のコンマ×500が値段

P「セグウェイってあの二輪のヤツ？」

ゆかり「はい」

P「それ乗ってんの？」

ゆかり「慣れると私有地の中の移動に便利ですよ」

P「それがいくらだって？」

ゆかり「5万円です」

P「……どこで買った？」

ゆかり「恥ずかしながら売ってる場所が分からなくて……父に相談したところ、数週間後に父が売っている場所に連れて行ってくれたんです」

P「ほう」

ゆかり「あっ……もちろん自分のお金で買いましたよ？ でもそのセグウェイ、何故か値段がどこにも書いてなかったんです」

P(ん？)

ゆかり「あと、買った時から私の名前が刻み込まれていたんですが、サービスいいんですね」

P(お父様、自分のお金で特注してるー！？)

ゆかり「買い物ってわくわくするんですね……！」

P(正規の値段で買ってないけどな)

P「そういえばセグウェイってググったら16歳以上で体重45kg以上推奨らしいけど大丈夫なの？」

ゆかり(15歳、42kg)「父が言うには『このセグウェイなら問題ない』……と」

P(特注だしねー)


下1～3の最大コンマのアイドル

P「どちらかというと悩む過程を楽しむタイプに見えるが、一体何を買ったんだ？」

唯「あはっ、そんなに唯のコトが気になるの～？ んっとー☆」


下1～3の最大コンマ 買ったもの
下4×500 値段

唯「見てみてー！ このダイヤの原石！」

P「原石！？」

唯「ちっちゃいし、あまりキラキラはしてないけどねー」

P「唯が満足してるならいいんだけど……」

唯「むぅ、ゆいに似合わないって顔してなーい？」

P「いや、そんな事は……」

唯「あのねー、ちなったんと前にちょっと話をしたんだ」

千夏『みんなアイドルとして成長途中、言わばダイヤの原石だわ。私も唯ちゃんもね』

唯「これからピカピカ輝けるように、いつかはホンモノのダイヤを手に入れられるほどのアイドルになるんだーって想いを込めて買ったんだ♪」

P「唯……」

唯「だからー、ゆいをもっともーっとピカピカ輝かせてね、Pちゃん☆」

P「ああ、やってやるさ！」


下1～3 コンマ最大値のアイドル

P「衝動買い大作戦からの破産大作戦は止めとけよ？」

あずき「いくらあずきでもそんな大作戦はしないよ！？」


下1～3 コンマ最大 買ったもの
下4のコンマ×500 値段

P「晴れ着を買った？」

あずき「正確にはレンタルなんだけどね」

P「実家が呉服屋なのに？」

あずき「うん……」

P「その上でレンタル？」

あずき「ちょっと実家まで取りに行く時間がなくて……」

P「何に着たのさ」

あずき「柚ちゃんの誕生日パーティーの時にサプライズ大作戦を考えた結果、晴れ着で行ってみようって……」

P「反応はどうだった？」

柚『あずきチャン、主役のアタシより目立ってるよその格好！』

あずき「ってツッコまれた……」

P「だろうな」

あずき「深夜のテンションで決めたんだけど……」

P「ほんとに衝動買いしてた」

あずき「冷静に考えるとその分、柚ちゃんのプレゼントにお金かければ良かったかなって……」

P「授業料は高かったが、学んだな」

あずき「はい……」

P「今度からそういう時は俺にプランを相談大作戦してくれ。頼られるのは嫌いじゃないから」

あずき「相談大作戦……うん！」


下1～3 コンマ最大値のアイドル

P「普段から車に大金を投じてる印象なんだが……」

美世「人を金かかる女みたいに言わないでよ……否定できないけど」


下1～3 コンマ最大値 買ったもの
下4×500 値段

美世「部屋に飾る用に、アルミホイールを買ったんだ」

P「5000円切ってるとか随分安いように感じるが？」

美世「ホントはもっと高いお気に入りのを買うつもりだけど、部屋に上手く飾れるかを試す為にまず安物を買ってみたんだ」

P「あ、更に買うのか……」

美世「やっぱり生活の中に取り入れるならこだわらないとね！」

P「で、その本命のアルミホイールはいくらするんだ？」

美世「……」

P「……」

美世「……てへっ」

P「おい」