スクールアイドルの日常4 (36)

あけましておめでとうございます。
オリキャラ多め注意

「スクールアイドルと聖なる夜」
12月24日、クリスマスイブ。
街は賑わい、人々は恋人・家族・友人・画面内の嫁とともに過ごす。
音ノ木坂の小泉家も例外ではなかったが、その平穏はとある一声によってぶち壊された。

















花陽の兄『陽一』高3
「グヌヌヌヌヌヌヌ……ウギャアアアアアアォ!!!!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1420213110

花陽「みんな逃げて!!あの状態のお兄ちゃんはお母さん以外誰にも止められない孤独なバーサーカーなの!!」

真姫「どういうことよ!?クールで優しい人だと思ってたのに!!!」

凛「なんでこんなことになっちゃったんだにゃ!!!凛は別にお兄さんをバカにするつもりはなかったのに!!!」

そう、この騒動は星空凛が小泉家のクリスマスパーティーにて陽一にかけた『とある一言』によって始まったのだ。

凛『メリクリだにゃー!!』

花陽『いえーい!!』

真姫『いぇ、いえーい』

陽一『ただいまー、飲み物とか買ってきてやったから適当にやっとけ。俺はテレビ観るから』

花陽『ありがとうお兄ちゃん!……勉強しなくていいの?』

陽一『うっせ、クリスマスと大晦日と三が日は休むんだよ』

凛『……ねえ、お兄さん』

陽一『あ?んだよ、にゃんこ』















凛『お兄さん、クリスマスは毎年お家にいるにゃ。彼女さんとか作らないのかにゃ?』

陽一「待てやァァァァァァァァ!!てめえだけは許さねえぞ糞猫オラァァァァァァァァ!!!」

真姫「はあはあ……いつまで逃げればいいのよ!?」

花陽「お兄ちゃんが疲れるまで!!お兄ちゃんに捕まったが最後、すごく痛いデコピンされちゃうの!!」

凛「お兄さんはデコピンだけで地元の暴走族を三つ壊滅させたんだにゃ!!その伝説からお兄さんは『デコピンの陽一(ヨウイチ・ザ・デコピナー)』と呼ばれているんだにゃ!!」

真姫「何それ意味わかんない!!」

真姫「っていやっ!!回り込まれた!!」

陽一「……詰めが甘かったな、西木野」
ニヤリ

















デコピィィィィィィィィィン!!

真姫「あんぎゃっ!!!」バタリ


陽一「……獲物は一人仕留めたか」

花陽「真姫ちゃん!!………お兄ちゃんひどいよ!!真姫ちゃんは関係ないでタコスッ!!」バタリ

陽一「妹だから手加減してやるよ……………さて、次はお前だ」

















陽一「お前だこの糞猫がァァァァァァァァ!!!!」

凛「に゛ゃあああああああああ!!!」

〜街中〜
陽一「はあはあはあ……クソッ、逃げ足の速い猫め……」

陽一「どこ行きやが………!?」




















陽一「周りが………カップルばかり…………!!」

陽一「ははっ………」

陽一「……リア充どもは腰動かしてるってのに………何で俺は猫探してんだよ………」

陽一「ふざけんじゃねえぞ糞野郎がァァァァァァァァ!!!!」

陽一「ちくしょう……ちくしょう……!!!」グスン

陽一「うわあああああああああん!!」

















凛「お兄さん!!」

陽一「!?……にゃんこてめえ……!?」

陽一「何で手を握ってんだよ!?」

凛「……ごめんなさい、お兄さんがそこまで苦しんでたとは知らなかった」

凛「だから落とし前として、凛が今日一日お兄さんの彼女になってあげるにゃ!」ニコッ

陽一「にゃんこ……」


















陽一「そんな手に乗るかボケがァァァァァァァァ!!」

デコピィィィィィィィン!!

凛「に゛ゃあああああああああ!!!」
バタリ

※凛が嫌いなわけではありません。

他のメンバーはネカフェでバッタリ会ってるのかな?

>>11
そのネタ書いて寝ます

「スクールアイドルと孤独」

海未(もうすぐ、冬休みですね……)

海未「ことり」

ことり「何、海未ちゃん」

海未「クリスマスなのですが、私の家でパーティーしませんか?三年生は受験、一年生は花陽の家でやるそうなので、代わりにヒデコとフミコとミカを呼ぼうと思うのですが」

ことり「あー……ごめんね、クリスマスは用事があるんだ」

海未「そうですか…」

海未「穂乃果、クリスマスですが」

穂乃果「ごめんね!穂乃果も用事があるんだ!」

海未「……ヒデコ」

ヒデコ「ごめん!」

海未「……フミコ」

フミコ「ごめんね無理!」

海未「……ミカ」

ミカ「本当ごめん!」

海未「はあ……クリスマスに暇なのは私だけですか…」

〜クリスマスイブ、凛が陽一に発言した頃〜
海未「ふう……」

海未(日舞はいい……こうして精神を踊りに集中させることで、寂しさを忘れさせてくれる…)

海未母「海未さん、精が出ますね」

海未「お母さん」

海未母「感心することですが、クリスマスくらいお友達と遊んできてもいいのですよ?」

海未「しかし…」

海未父「海未、休養は大事なものだ。今日はμ'sの練習も休みなのだろう?稽古も休んでいい。但し、八時までには帰ってきなさい」

海未「………わかりました」

〜街、陽一が凛の追跡を始めた頃〜
海未「……言われるがまま、街に出てみたものの……暇ですね」

海未「ん?……漫画喫茶ですか」

海未「………まあ、背に腹は変えられませんね」

ガラガラ

海未「これとこれを……」

海未「さて……私の部屋は四十五番、四捨五入でしたか…」

??「あ!ニセコイの新刊だ!これも読もう!」

海未「ん?」

海未(……どこかで聴いた声ですね)

















穂乃果「いや〜〜やっぱり小咲ちゃんはかわ…………へ?」

海未「あ」

海未「…………」

穂乃果「…………」

??「……知り合い誰もいないよね?」

穂乃果「あ」

海未「あ」

















ことり「やっぱり四コマと言えば生徒会役員共…………え」

海未「…………」

穂乃果「…………」

海未(……この流れはもしや)

五番『うっひょwwwwやっぱ銀土マジ最高だわwwwwでも、やっぱり銀高も捨てられないいいいいいいいいwwwwwwwww』

海未「…………」

穂乃果「…………」

ことり「…………」

海未「…………」スッ<ケータイ

海未「…………」

『フミコに電話』ピッ















五番『「ウサミンパワーでミラクルチェーンジ!!夢と希望を両耳に引っさげ菜々、頑張っちゃいまーす!!!」』

五番『は!?海未!?え、ちょ、え!?!?!?』

ほのうみこと『』

>>18間違えたヒデコ

海未「…………」

ことり「…………」

穂乃果「…………」

二十三番『ああああああああキマシタワー!!やっぱりココリゼ最高だよお!!心がぴょんぴょんするんじゃ^〜』

海未「…………」スッ<ケータイ

『フミコに電話』













二十三番『「♪〜〜(ゴッドファーザーのテーマ)」』

二十三番『はあ!?海未!?何でこんな時に電話してくんのよ!?!?!?』

ほのうみこと『』



ガラガラ

ほのうみこと『!!!』

??「三時間コースのこたつ付きでお願いしまーす」

海未「…………」スッ<ケータイ

『ミカに電話』























「♪〜〜(第三の男のテーマ、ビールのCMソング)」

ミカ「あ、海未からだ……………は?」

ほのうみこと『』

海未「…………」

穂乃果「…………」

ことり「…………」

ミカ「…………」

五番『…………』

二十三番『…………』

海未(人間には虚栄心というものがある)

海未(自らを実際より優れているように見せたり、うわべだけを飾ろうとする心のことである)

海未(全てを一瞬で理解した私は、手に持ったエレキング・磯部磯兵衛物語・ギャグマンガ日和・アホガール・江戸川乱歩×異人館・スーパーマリオくんを持ち、何も言わずにその場を去った)

おやすみ

「スクールアイドルと姉」

「…………」

どうも皆さん、こんばんは。
私は星空凛の一番上の姉の星空蘭です。
今日はかよちゃんの兄のよういっちゃんに呼ばれてファストフード店に来ています。
なんと私の後輩の絢瀬までいました。
中学が同じだったそうです。
よういっちゃんは何やら真剣な顔でコーヒーを飲んでいます。
何の話かな?

蘭「……で、何?話って」

陽一「………あのにゃんこのことなんですけど」

蘭「凛がどした?」

陽一「あいつももう子供じゃないので……もう少ししっかりしてほしいっつーか。な、絢瀬」

絵里「ええ、確かに凛は少々年齢にしては言動が幼すぎる節があります。それはそれで魅力なのですが…やはり危なっかしいと思うんです」

蘭「そうね…」

陽一「蘭さん、ここはあのにゃんこにガツンと言ってやってください。姉として」

蘭「姉としてねえ…」

陽一「……あいつにあの口調教えたの蘭さんですよね?」

蘭「!!」ビクッ

絵里「え!?そうなの!?蘭先輩が!?」

蘭「ま……まあね」

陽一「そうそう、女の子らしくなるおまじないとか言ってwww」

蘭「え、ええ。そうよ」

陽一「あいつ蘭さんの言うことなら聞くと思うんよろしくっす」

蘭「わかったわ……」

陽一「ところで」


















陽一「あの一緒に来た男の人って彼氏っすか?」

男「…………」ポチポチ

蘭「あーまあね。やっぱりさあ、大学二年にもなるとねえ〜〜〜」

絵里「へえ……」



















陽一「…………蘭さんはいつになったら俺の気持ちに応えてくれるんすかッッッッッッッッ!?!?!?」ダンッ

蘭「え、ちょ、何言ってんのあんた!?」

絵里「小泉くん、落ち着いて。ここは外よ………蘭先輩、あの人微動だにしませんけど」

蘭「…………ごめんなさい、嘘よ。本当はサークルの先輩なの……」

陽一「何で!何でそんなつまんねえ嘘ついたんすか!何でそんな張らなくていい見栄張るんすか!」

蘭「はーい、どうどう。話を戻すわよ」

陽一「ほら、絢瀬。蘭さんにあのこと言ってやれよ」

蘭「あのこと?凛が絢瀬に何かしたの?」

陽一「あいつ結構悪いことしてんすよ。ほら早く言えよ」

絵里「……凛にパンツを盗まれました」

蘭「はあ!?……わかった、問い詰めとく……何やってんのよあいつ……」ハア

陽一「……俺もさあ、クリスマスにひどいこと言われたんすよ……人がさあ、気にしてることをさあ……!!」エグエグ

絵里「泣かないで小泉くん。凛にデコピンした後バッタリ会ったついでに英語の勉強見てあげたでしょ?」


















蘭「ああ、あれでしょ?街中で叫んで号泣したってやつ!いや〜〜〜私、よういっちゃんが泣いてるとこ初めて見たわ〜〜〜wwww」

陽一「……あ?」

蘭「あっ………!!」

絵里(あ、蘭先輩やっちゃったやつねこれ)

陽一「……何だよ?そのはっきり見たみてえな言い方はよ?」

蘭「あ、いや、その、これは」

陽一「……写メだな?あの糞猫に写メもらったんだろ?……絢瀬、抑えてろ」

絵里「小泉くん、落ち着いて」

陽一「デコピンすっぞ…ついでに古文も教えてやんねえ」




















絵里「……蘭さんごめんなさい」

蘭「あやせえええええええ!!」

陽一「ほらケータイ見せろ。ポケットの中か?」

蘭「………!!だめ!!ポケットの中は絶対だめ!!!!!」

陽一「図星か、わかりやすいっすね。さあて、ご開帳」

蘭「あーもうマジでだめだから!!私の人生終わるからマジで!!!」

陽一「………」スッ


















陽一「……は?何これ?え、パンツ!?」

蘭「あ……あ……」

絵里「………白地に舌舐めずりしてるクマのプリント………」


















絵里「一年の文化祭で、生徒会企画を泊り込みで準備した時になくしたパンツじゃねえかァァァァァァァァ!!!!!!!!」ドゴォ!!!

蘭「おぶふぁああああああ!!」

蘭「」死ーん

絵里「……………」

陽一「……………」


















絵里「お前もいつまでも持ってんじゃねえよ!!!!!!!!」ドゴォ!!!

陽一「ぶべるびゃああああああ!!!」

今日はおしまい

一応、言いますが絵里と陽一は付き合ってません。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年01月07日 (水) 03:03:34   ID: S5gsBrfH

星空龍(ロン)さんはいないんだっけ?

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