つか幸シリーズになります

つかさ「幸子は完璧だな」


幸子「もーっと褒めてくれてもいいんですよ？」


つかさ「後でな」


幸子「わーい！」


つかさ「ところでさ」


幸子「はい？」


つかさ「アタシたちの相性ってどう思う？」


幸子「うーん……ともかくボクはつかささんのことが大好きですよ！」


つかさ「素直すぎるその瞳がアタシには只々眩しい」

つかさ「アタシたちはさ、Win-Winの関係なんだよ」


幸子「うぃんうぃん」


つかさ「Win-Win」


幸子「ウィンウィンウィン♪」ｽﾙｽﾙ


つかさ「誘ってんのか？」


幸子「どうでしょう？」


つかさ「む…」


幸子「フフン♪」

つかさ「アタシは完璧を求めている」


つかさ「幸子は完璧」


つかさ「アタシは幸子を愛でていたい」


つかさ「幸子は誰かに褒めてもらいたい」


つかさ「私、褒める。幸子、喜ぶ。可愛い。愛おしい。愛くるしい。」


つかさ「今までここまでの相性の良さがあったか？いや、ないっしょ」


幸子「フフーン♪ボクは褒められると伸びるタイプですからね」


つかさ「エベレストよりも高く伸ばしてやるよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


幸子「えへへぇ♪」


つかさ「目指せ大気圏突破」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

つかさ「何かTV見るか、幸子リモコン取って」


幸子「はーい」


ｸﾞｸﾞ…


幸子「……ふん……ふんぬ…！」ｸﾞｸﾞ


つかさ「なにやってんの」


幸子「届きませんん……！つかささんもうちょっと前のめりになってください！」


つかさ「膝から降りればいいっしょ」


幸子「ありえないです」


つかさ「そっか。じゃガンバ」


幸子「ふぬぬぬ……！！」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

幸子「ぐぬ……ぐぬああ……！」ｸﾞｸﾞｸﾞ


つかさ「…」ｼﾞｰ


幸子「……ふん！ふんっ！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ


つかさ「（くそかわ）」


幸子「……んもー！つかささん！」ﾍﾟｼﾍﾟｼ


つかさ「わかったから叩くなって、可愛いだけだぞ」


幸子「ふん」


つかさ「ホラよ」ｸﾞｯ


ﾋｮｲ


幸子「ん……取れました」


つかさ「ありがと、貸して」

幸子「…」


つかさ「ん？」


幸子「……えいっ」ｻｯ


つかさ「あっ」


幸子「フフーン♪イジワルするつかささんには貸してあげません」


つかさ「…」


幸子「ボクのカワイイふとももに挟んじゃいましたよ？」


つかさ「…」ｼﾞｯ


幸子「取れるものならどうぞー♪フフン♪」




つかさ「っしょっと」ｽﾞﾎﾞｯ




幸子「ひゃああああ！？ちょ、ちょっ……///あっ―――」


～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～


　　　　　　　　　　Nice boat.


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つかさ「っし、なにやってっかな」ﾋﾟｯﾋﾟｯ


幸子「うぅ……///」

つかさ「バラエティぐらいしかねーのな……あんま好きじゃねーんだけど」


幸子「でも、今後お仕事で経験するかもしれませんよ」


つかさ「あー……まあそこはＰ次第だわな」


幸子「バラエティでも出るんですか？」


つかさ「そらな、アイツが持ってきた仕事ならやるよ」


つかさ「アタシは社長だけど、ここじゃアイツはアタシの上司だしな」


幸子「なるほど」

『理想のカップル身長差…15cm』
『キスしやすい身長差…12cm』
『ギュッとしやすい身長差…32cm』


つかさ「なんだこれ……くだらね」


幸子「22cm差は……」


つかさ「どれも当てはまらねーな」


幸子「…」ｼｮﾎﾞﾝ


つかさ「…」

つかさ「……幸子、こっち向け」


幸子「……？」ｸﾙｯ


つかさ「ん」ﾁｭｯ


幸子「わっ！？」


つかさ「ほっぺだけな」


幸子「えっ？えっ？？」


つかさ「んでこう」ｷﾞｭｰ


幸子「あぅ……///」

つかさ「いいか？『理想』なんてのは只の飾りなんだよ」


つかさ「そいつらが掲げてる理想とやらは、憧れと期待でしかない」


つかさ「本当に想うヤツとならな、全てが『理想』になるんだよ」


つかさ「一瞬、一瞬が最高の瞬間で、とびっきりに胸が締め付けられるヤツ」


つかさ「アタシは今それを感じてるよ」


幸子「……//」

―――――――――――――――
――――――――――
―――――


幸子「…」ｸｼｸｼ


つかさ「こら、目擦るのは良くないだろ」


幸子「んぅ……」


つかさ「眠いのか？」


幸子「はい…」


つかさ「寝てもいいんだぞ」


幸子「でもでも……寝ちゃったら、いちゃいちゃ出来ないじゃないですか」


つかさ「天使おる」

幸子「ボクはまだまだ寝る訳にはいかないんです」


つかさ「人間寝たい時に寝るのが一番よ」


幸子「やです！」


つかさ「そんなに？」


幸子「はい」


つかさ「ふぅん」


幸子「せめてあと三十分はつかささんと―――」


つかさ「おやすみ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


幸子「おやすみなさぁい♪」ｽﾔｱ

―――――――――――――――
――――――――――
―――――


つかさ「……ん」ﾊﾟﾁ


つかさ「……アタシも寝ちまってたか」


幸子「……zzz」


つかさ「…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


輝子「…」ｼﾞｰ


小梅「…」ｼﾞｰ


つかさ「……何やってんのお前ら」


小梅「え、えへ……おはよう、ございます」


輝子「お、おはよう……ﾌﾋ」


つかさ「……おはよう」

つかさ「両サイド固められると困るんだけど」


小梅「……？」ｷｮﾄﾝ


輝子「ﾌﾋ…ま、まぁまぁ……」


つかさ「何これ」


小梅「えへへ……」ｷﾞｭ


輝子「ﾌﾋ……」ｷﾞｭ


つかさ「天国？」

小梅「さ、幸子さん……最近、いっつもつかささんといるから…」


つかさ「あぁ、ごめん」


輝子「だから、つかささんの魅力？を……私達も…し、知ろうって……ﾌﾋ」


つかさ「アタシの魅力…？」


小梅「そ、それで寝てる間に…近づいてみたら……」


輝子「ﾌ､ﾌﾋ……離れられない…」


つかさ「そ、そうか」

輝子「…つかさ、あったかいな……」ﾑｷﾞｭ


小梅「…いい匂いも、する……」ｽﾝｽﾝ


つかさ「ちょっ……やめろアタシだってハズい」ﾓｿﾞﾓｿﾞ


幸子「……んぅ…？」ﾊﾟﾁ


つかさ「幸子起きちゃっただろ」


輝子「お、おはよう……幸子」ｷﾞｭｰ


小梅「あ…おはよう……」ｷﾞｭｰ


幸子「ボクのつかささんが！？」

幸子「ダメですよ！つかささんはボクのなんです！」


輝子「ﾌ､ﾌﾋ……い、いいじゃないか…」


小梅「…」ｽﾝｽﾝ


つかさ「小梅恥ずかしいから」


幸子「ボクのなんですー！」ｷﾞｭｰ


輝子「つ、つかさは皆のもの……ﾌﾋｯ」ｷﾞｭｰ


小梅「…♪」ｷﾞｭｰ


つかさ「お前ら共々持ち帰るぞ」


幸子「つかささんのお家ですか！？やったー！」


小梅「え、映画……！いっぱいみよう…！」


輝子「お泊りセット……持っていかないとな…ﾌﾋ」


つかさ「……あ、ヤベ。ちょっち仕事あんの思い出したから帰るわ」ｽｸｯ


ｽﾀｽﾀ


幸子「逃がしませんよ！」ﾀｯﾀｯ


小梅「あ……さ、幸子さん、まって…！」


輝子「こ、小梅…！走ったら危ないぞ……！」


つかさ「ちょ……誰か助けろ！！！」





おしり

あけましておめでとうございます
前作です
【モバマス】P「渋谷凛6歳、未知との遭遇」
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