数日後…俺はやっとの思い出警察から解放された。 事情聴取を受けていたのだ。


京太郎「…」


まだ実感がわかない。 ほんの1日前は優勝するんだ、咲のお姉さんと仲直りすること、阿知賀とかいう学校に和の幼馴染がいること、部長が加治木さんや福路さんの分まで楽しんでいきたいとのこと…。 そんな事を話してからまだ1日も立っていない間にこんなことになるなんて…


京太郎「…どうすりゃいいんだ…」



目標も目的も全て失った…俺は…


「もしもし」


京太郎「え？」


女神に出会った…これが全ての始まりとは知らずに…



安価↓2 プロの誰か

咏「あんた…あの事件の生き残りの…」

京太郎「三尋木プロ…！？」

あの有名プロ雀士にここで会えるなんて…これがもう少し早かったら…



咏「まさかこんなことになるなんてね…知らんけど」

京太郎「…？」

まるで原因を知っているかのようだ。


京太郎「何か知っているんですか！？」

咏「…それを話すにはまず大会の本当の目的から話さないとね」

京太郎「本当の目的…？」




咏さんから聞いた話はとんでもない話だった。 今回の大会は咲や天江さんのような『魔物』を『組織』から守る為に選抜するものだった…！

京太郎「…」

咏「そうだね、ここで会ったのも何かの縁。 一緒に行かないかい？」

京太郎「どこにですか？」

咏「簡単だよ。 過去にね」

京太郎「過去…！？」

鹿児島


京太郎「ここは…？」

咏さんに連れられてあっと言う間に鹿児島に連れて来られたが…


咏「ここは霧島神宮。 神に最も近い場所…あんまり私も知らんけど」

良子「咏さん…そのボーイは？」

咏「ああ。 須賀京太郎だよ。 名前は聞いたことあるだろ？」

理沙「生き残り！」

はやり「でも、彼は男性だよね？ 大丈夫なの？」


靖子「確か清澄のやつだったよな」

京太郎「は、はい」

靖子「今回は残念だったな。 すまない、私達の力不足で」

京太郎「…」

靖子「だが、お前も過去に戻ると言うなら…本当に覚悟は出来ているのか？」

京太郎「覚悟…？」

靖子「ああ。 この世界のすべてを捨てて過去に戻るんだ。 下手すれば今回より辛い結果になるかもしれない」

京太郎「…構いません！」

靖子「そうか。 なら、準備をしてくれ！」


「はい」


どこからともなく声が聞こえてくる…

「すまんな、男は過去には送れへんのや」

京太郎「…は？」

あまりに衝撃的な言葉を聞いてマヌケな声を出してしまった。


「やから…過去に女の子として送るわー」

京太郎「ちょっ…ちょっとまてええええええええええええええええええええええ！？」



そのまま意識が遠のく…ああ、なんでこんな事に…




目が覚めた。

随分と体が軽い…軽すぎないか？


母「あ、京子。 こんなところにいたの？」

京子…？ え？


父「ははは、引っ越したばかりだからまだまだ落ち着いていないだけさ」

母「そうかしら…それにしてもいいところね、安価↓2は」


咲の学校のある場所でどうぞ。 長野なら判定あり

母「北海道よー」

父「はは、しばらくだけかもしれないけどな」

京子「…」チラ



今の年月は…あの年から10年前…

京子（本当に戻ったんだ…！）


さて、京子ちゃんのスペック判定


見た目
頭脳
財力
雀力

それぞれコンマ↓1.2.3.4で

大体

あんまり可愛くなくて麻雀弱い…本当に咲キャラかな…？


京子「…すこし遊びに行ってきていーい？」

母「…ダメよ、まだ小さいんだから。 さ、ご飯食べましょ」

京子「はーい」




京子の部屋

京太郎（さて、今の状況を整理したいな。 …まずポイントは俺の人格がふたつあるわけでは無い事だな。 …ただ、演技しなくちゃいけないわけでも無いしそこは大丈夫だ）


京太郎（つぎに、これからどうすりゃいいんだ？ この人生ならあの事件は起きない…？ そこだな）

京太郎（最後に…北海道という事は有珠山か。 …しっかし俺可愛くねーな…）

こうして1年が流れた。

俺としては一生懸命頑張った気がする。
…頭はいい風に出来てるけど1から勉強し直しみたいだな。


運動？ 知らんがな



小学校もなかなか…って感じだ。

一年間で…
判定↓1.2
1判定
00〜25 見た目
26〜50 勉強
51〜75 財力
76〜99 雀力

2判定分上がる。
ただし、学力だけ＋5確定