小鳥「つまんねーねんまつ」 (28)

小鳥「を逆から言ってみて。千早ちゃん」

千早「えっと、つま……んねーね……んまつ……これ、逆から読んでも同じなんですね」

小鳥「そうよー。面白いでしょ?」

響「……」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1420033454

律子「ちなみにそういう文章の事を『回文』っていうのよ」

千早「へー……」

あずさ「はい、千早ちゃん。みかんの皮向けたわよ。響ちゃんも」

千早「あ、ありがとうございますあずささん」

響「……ありがと」

オウ助「アリガト!アリガト!」

あずさ「あらー。オウ助ちゃんもお礼ができるのね。響ちゃんが教えたの?」

響「そうだよ。ねぇ、それよりさ……」

律子「へーさすがね響。他の子もいつも行儀がすっごく良いから番組のディレクターたちにも大好評なのよ」

響「あ、うん……えっと、それより」

千早「我那覇さんの躾が良いからね」

小鳥「よくニュースでやってるけどきちんと躾をしない飼い主もたくさんいるって聞くわよね。責任が持てないのなら飼うべきじゃないのにね……」

響「うん、そうだぞ。それはそうとさ……」

小鳥「あ、そういえば律子さん。この前試供品としてもらった美希ちゃんのCMの化粧水、あれすごく良かったですよねー」

律子「あー……そんなのありましたね。私、すっかり忘れてましたよ。今度使ってみます」

響「……あのさぁっ!!」

千早「ど、どうしたの我那覇さん?急に大声で……」

響「どうしたのは自分のセリフだぞ!なんでみんな平然と自分の家にいるんだ!?それも大晦日に!!」

あずさ「もしかして、お邪魔だったかしら……?」

響「いや、別にそこまでは言わないけどさ……」

律子「なんでって……」

小鳥「そこに響ちゃんの家があったから?」

響「そんな登山家みたいな答えを聞きたいわけじゃないぞ!なんで自分の家に帰らないんだ!?」

千早「?何を言っているの我那覇さん?私たちはきちんと我那覇さんの家に……」

響「自分のことじゃなくて!どうしてみんなそれぞれ自分の暮らしてる家に帰らないのかって聞いてるんだ!」

小鳥「なるほど、我那覇さん。これは良い質問ですねぇ。では次はこの問題についてもっと掘り下げて話していきましょう」

響「そんな下手な池○さんの物真似なんてしなくていいから!」

響「あんまりふざけた態度取ってるとみんな追い出すぞ」

あずさ「ご、ごめんなさいねぇ響ちゃん」

律子「っていうか、私は千早に誘われたのだけど」

響「え?」

小鳥「あ、私もそうよ。てっきり響ちゃんの同意があると思ってたんだけど……」

響「初耳だぞ……で、千早?」

千早「何かしら?」

響「何かしら?じゃないぞ。今のこの状況、きちんと説明してよ」

千早「私がみんなに我那覇さんの家で年を越そうと誘ったのよ」

響「……自分、聞いてないんだけど」

千早「言ってないもの」

ガシィ!

響「離して律子!一発殴らせて!!」

律子「ま、待って響!年末だから!あとちょっとで今年も終わりだから!抑えて!」

響「……」ムスー

千早「ご、ごめんなさい我那覇さん。少しからかってみたかっただけなの。謝るわ」

響「……別に怒ってなんかないしー」プイッ

律子「もう、不貞腐れないの響」

千早(我那覇さんかわいい……)

響「……で?」

千早「……ねぇ、我那覇さん。ここにいるみんなの共通点って何かわかるかしら?」

響「共通点?」

千早「ええ」

響「共通点……」

響(背の高さはみんな割とバラバラだし、誕生日もバラバラ……)

響(胸の大きさ……)チラッ

千早「?」ストーン

響(は違うか……)

千早(なんだか失礼なことを考えられた気がしたわ)

響「わかんないぞ……」

千早「それはね、みんな一人暮らしなのよ」

響「ふーん……って律子は実家暮らしじゃなかったっけ?」

千早「そうだったかしら?」

律子「そうよ」

千早「じゃあごめんなさい。特に共通点はなかったわ」

響「適当すぎるぞ……」

小鳥「……じゃあ千早ちゃんは一人暮らしの私たちを集めたってこと?」

千早「そういうつもりでした」

響「なら一言言えばいいのに」

千早「だって我那覇さんがOKするかわからないじゃない」

響「OKじゃなくても連れてくる気だったのか……」

千早「ダメだったかしら?部屋で一人で過ごすのは、その……寂しいから」

響「……はぁ。まぁ良いけどさ。千早の家でお泊り会すればよかったんじゃないの?」

千早「私の家には娯楽となるものがあまりないから……でも我那覇さんの家にはゲームとかいくつかあるでしょう?」

響「あんまり多くはないけどね」

千早「ね?」

響「いや、ね?って言われても……」

あずさ「でも私、こんなに大勢で年を越すなんて学生の時以来だわ~」

小鳥「そうねぇ……私も何年振りかしら……」

律子「まぁもし迷惑なら……」

響「いやそんなことはないけど……だったらちょっと早めにお風呂作らないといけないな。五人だし……」

小鳥(お風呂……!)

律子(変なマネしたら追い出しますよ)

小鳥(ピヨッ!?律子さん、直接脳内に……!?)





響「お風呂できたよー。自分は最後で良いからどんどん入ってねー」

小鳥「いいえ、響ちゃん。家主の響ちゃんを最後にするわけにはいかないわ。だから最後は私に……ふふ、ふふふふふ……」ジュルリ

響「……ピヨ子、また変なこと考えてるな?」

小鳥「ピヨッ!?」

響「ピヨ子が一番風呂で良いよ。みんなもそれでいいでしょ?」

千早「ええ」

律子「それが一番安全ね」

あずさ「私はいつでもいいわ~」

響「じゃあピヨ子、さっさと入ってこーい!」

小鳥「こ、こんなはずでは……」オヨヨ

響「……で、みんな着替えとか持ってきてるの?」

千早「もちろん」

律子「一回帰ってから持ってきたわ」

あずさ「私もちゃんと持ってきたわよ~」

響「……あずささん、失礼だけど迷わなかったのか?」

あずさ「ふふ……千早ちゃんと一緒に来たから大丈夫だったわ~」

響「そっか」

千早「それはそうと我那覇さん」

響「なに?」

千早「お風呂、私と一緒に入らない?」

響「……は?」

響「なんで?」

千早「……やっぱり五人も急に押しかけちゃったからその……水道代とか……」

響「自分に無断でいつの間にかお泊り会企画してた人とは思えない発言だな……別に気にしなくていいよ」

千早「そんなわけにはいかないわ。我那覇さんのお背中、お流しさせていただきます!」

響「……まぁそこまで言うなら」

あずさ「……そういえば響ちゃん。さっき、年越しそば買ってきたのよ。冷凍庫に入れてあるからお風呂あがったらみんなで食べましょう?」

響「お。それはいいな。今年は買ってなかったからインスタントのそばでも食べようって思ってたんだ」

律子「良かった。もう買ってたら無駄にしちゃうところだったわね」

響「みかんは?」

律子「実家に親戚からもらったのがたくさんあったから持ってきたのよ。宿泊料だと思って遠慮なく受け取ってね」

響「なんか全然はずれがなくておいしいんだけどホントにもらっていいの?」

律子「ええ。まだまだ家にいっぱいあるからね。ほっとくと冬とはいえダメになっちゃうしね」

響「ん。ありがと律子。あと千早、いぬ美にみかんはあげちゃダメだぞ」





律子「っはー……良いお湯だったわ」ホカホカ

千早「さあ我那覇さん!律子があがったから次は私たちよ!!」

響「いや、なんでそんなにテンション高いんだ……?」

小鳥「たち……?」

あずさ「千早ちゃんと響ちゃんは二人で入るみたいですよ」

小鳥「二人で!!?」

小鳥(ななな……っ!いつの間にひびちはがこんなところに……!?)

千早「さあ行くわよ我那覇さん!」

小鳥「わ、私も……!」

律子「何言ってるんですか。あなたはもう入ったでしょう」

小鳥「も、もう一度……!」

律子「年の終わりくらいしっかりしてしてくださいよ……」

カポーン

響「意外に入れるもんだな」

千早「我那覇さんは小っちゃいし私もスレンダーだから……くっ」

響「自分で言って自分で傷つくなよ……」

千早「どうして我那覇さんは小っちゃいのに大きいのかしら……」

響「自分が思うに千早は食生活がダメだと思うぞ」

千早「食生活……」

響「前に春香から聞いたけどカロリーメイトばっかり食べてるって」

千早「さ、最近は違うわよ?ちゃんと朝はトーストとスープを……」

響「……朝以外は?」

千早「……たまに」

響「千早は料理できないんだっけ。結構前のゲロゲロキッチンもワタワタしてたし」

千早「お言葉だけど高校生なのにあんなにできる春香や我那覇さんが異常なのよ?」

響「まぁでも一人暮らしする以上、家事は必須スキルだぞ。衣食住のうちどれか一つでも崩れると健康は保たれないんだから」

千早「……耳が痛いわね」

響「……なんだったら自分が教えてあげよっか?」

千早「え?」

響「独学で料理を学ぶってのも無理があるだろうし自分でよければ教えてあげるよ?」

千早「本当?でも迷惑じゃないかしら……?」

響「今日みたいに突然来られるのはアレだけど……ね?一緒にやればすぐに上達するさー」

千早「なら……お願いするわ、我那覇さん」

響「……あのさ」

千早「?」

響「前から思ってたんだけどその『我那覇さん』っていうの、やめようよ」

千早「……え?」

響「お互い同い年なんだからさ!春香を呼ぶみたいに下の名前で呼んでよ」

千早「え……でも……」

響「それとも自分とはそんなに仲良くなりたくない……?」

千早「そんなことはないわ!」

響「だったらさ……ね?」

千早「でも……今までずっと我那覇さんって呼んでたのに急に変えるなんて……恥ずかしいわ」

響「……ふーん。そっか」

千早「え?」

響「千早は自分の名前をそんな風に思ってたんだ。傷つくなぁー」

千早「そんなことは……」

響「じゃあさ……ひ・び・き」

千早「う……」

響「はーやーく!」

千早「ひ……」

響「そうそう!」

千早「ひ……ひじき……ふふっ、ひじきと響って似てる……ふふふっ」

響「……もう千早なんて知らないぞ」

千早「ご、ごめん……ふふっ、なさい。がな……響!」

響「ふーんだ。千早なんて不健康なものばっかり食べて栄養失調になっちゃえばいいんだ」

千早「怒らないでがな……響。私が悪かったわ……ふふふっ」

響「知らなーい」プイッ



響「ふー。良いお湯だったぞ」

律子「あら。結構早かったのね」

響「うん。おそば食べないとだしな」

千早「おそば……」

響「じゃあ千早。さっそく作ろっか。冷凍ものはさすがに作れるよね?」

千早「ええ。作り方を見ればね」

響「よーし、それじゃパパッと作っちゃおー!」

あずさ「私たちも手伝うわよ~」

響「あ、いいよいいよ。あずささんたちはくつろいでて。キッチン、そんなに広くないしね。自分と千早に任せるさー!」

千早「ねえ、響。お鍋ってどこにあるのかしら」

響「あー、お鍋はね……」

律子「……今千早、響のこと下の名前で……」

あずさ「お風呂の中で仲良くなったんでしょうね。ふふふ……いいことだわ~」

小鳥「お風呂の中で……っ!?仲良く……っ!?」ガバッ

律子「……ホント、自重してください小鳥さん」

響「おいしいねこのそば」ズズズ

千早「本当。なんだか体の芯まで温まるわ」ズズズ

律子「それにしてもあと数時間で今年も終わりかぁ。長かったようなあっという間だったような……」ズズズ

あずさ「そうですねぇ」ズズズ

小鳥「来年は真ちゃんや雪歩ちゃんなんかは大学受けえんね。アイドルとの掛け持ち、大丈夫かしら?」ズズズ

響「?ピヨ子、なに言ってるんだ?真たちは来年三年だろ?」

小鳥「え?」

律子「そーですよ小鳥さん。もしかして私たちの知らないところでお酒でも飲みました?」

小鳥「いや……えぇ……?響ちゃんは今年、高校二年生だったわよね?」

響「そうだぞ」

小鳥「なら、来年の四月からは三年生よね?」

響「二年生だぞ」

響「おいしいねこのそば」ズズズ

千早「本当。なんだか体の芯まで温まるわ」ズズズ

律子「それにしてもあと数時間で今年も終わりかぁ。長かったようなあっという間だったような……」ズズズ

あずさ「そうですねぇ」ズズズ

小鳥「来年は真ちゃんや雪歩ちゃんなんかは大学受験ね。アイドルとの掛け持ち、大丈夫かしら?」ズズズ

響「?ピヨ子、なに言ってるんだ?真たちは来年三年だろ?」

小鳥「え?」

律子「そーですよ小鳥さん。もしかして私たちの知らないところでお酒でも飲みました?」

小鳥「いや……えぇ……?響ちゃんは今年、高校二年生だったわよね?」

響「そうだぞ」

小鳥「なら、来年の四月からは三年生よね?」

響「二年生だぞ」

小鳥「ええ……?ち、千早ちゃんは?」

千早「私もがな……響と同学年ですから二年生ですけど……」

小鳥「え……?私がおかしいの……?」

あずさ「あのー……大丈夫ですか音無さん?お水、飲みますか?」

小鳥「い、いえ。酔ってるわけじゃない……と思いますので……」

律子「一年の終わりくらいしっかりしてくださいよ小鳥さん」

小鳥「えーと……今年は響ちゃんと千早ちゃんは高校二年生だったのよね?」

千早「はい」

響「春香もね」

小鳥「それで、来年の四月から学年が一つ上がると思うんだけど……そしたら二人は三年生になるのよね?」

千早「いえ、二年生になりますけど」

響「……ピヨ子、本当に大丈夫か?」

小鳥「えっと、律子さん……?」

律子「なんですか?」

小鳥「今の話、おかしいですよね……?」

律子「おかしいのは小鳥さんの様子ですよ。さっきから変なことばっかり言って……」

小鳥「うーん……」

あずさ「どうしちゃったんでしょう……?」

響「なんか神妙な顔して唸ってるけど……仕事の事かな?」

律子「今思えば事務仕事を小鳥さんに何でも押し付けていた気がするわ」

千早「そうね……13人のアイドルにプロデューサーが2人って状況だけでもかなりキツキツなのに音無さんは13人分の書類や仕事を一人でやっているんだものね。疲れて当然だわ」

響「自分もオフの日とかたまに事務仕事手伝うけどホントにすっごく多いんだ。あれをいつも一人で片づけてるピヨ子って何気にすごいのかも……」

律子「あんたたち、後で小鳥さんの肩とか腰とか揉んでマッサージしてあげなさいよ。喜ぶわよ」

千早「そうかしら?」

あずさ「ええ。現役アイドルに肩もみをされるなんてめったにない体験だもの。きっと喜ぶわ~」

響「あずささんも律子も現役アイドルじゃん」

律子「私はプロデューサーが本業よ。……千早と響がしてあげた方が小鳥さんも喜ぶわよ。絶対に」

響「そうかな?」

律子「ええ。きっと『現役JKアイドルのマッサージktkr!!』ハァハァ みたいな感じになるに決まってるわ」

響「容易に想像できるのがなんかやだな……」

小鳥「亜美ちゃん真美ちゃんはこの前まで小学生だったけど……でももしかしたら……」ブツブツ

響「ピーヨ子」

千早「音無さん」

小鳥「だとしたら私ももしかしてもう三十路を……ってどうしたの、二人とも?」

響「自分たちが肩をもんであげるぞ」

小鳥「え、えぇっ!?」

千早「音無さんには普段お世話になりっぱなしなので……そのお礼として」

小鳥「現役JKアイドルの肩もみktkr!!!!」グッ b

律子「ね?」

響「完璧な予言だったな……」

千早「さすが律子ね……」

小鳥「さあさあ!早く!カモン!!ハリーアップ!!!」ワクワク

響「……まぁ喜んでくれてるみたいだし」

千早「そうね。普段お世話になってるのは事実だしね」

ギュッ モミモミ

小鳥「ピッ、ピヨーーーーーーーッ!!!!」フンスフンス

小鳥「音無小鳥、2X歳。もうこの人生に悔いはありません……」ポロポロ

響「泣くほどの事か……?」

律子「大げさなんだから……」

あずさ「そういえば……今日のお昼もいなかったけど、貴音ちゃんは帰省しているのかしら?」

千早「そういえばそうですね。響、何か聞いてない?」

響「そういえば何日か前に事務所から帰るときに『このまま帰省するのでまた年が明けたら会いましょう』とか言ってたな」

律子「一応私のところにも連絡は来てたわよ」

あずさ「あ、そうなんですか~」

響「でもさ、その時のことでちょっと気になることがあってさ」

千早「?」

響「貴音、このまま帰るって言ったのになぜか屋上への階段を上って行ったんだ」

律子「……」

響「まあでも気になって自分もそのあと屋上に行ったんだけど誰もいなかったからさ。たぶん自分の見間違いさー」

千早「見間違い、なのかしら……」

律子「……ホント、あの子ほど『ミステリアス』って言葉が似合う子はいないわね」

律子「……さーて、明日はみんなで初詣だしさすがに朝まで起きとくってのもきついでしょうからそろそろ寝ましょうか」

響「そうだなー。自分も千早もあずささんも明後日以降生放送の番組あるし」

千早「そうね。体調管理もプロの仕事のうち、だものね」

響「……あー、布団どうしよっか?」

律子「……ベッドの布団だけ?」

響「いや、一応替えが二つあるけど……」

律子「なら私は炬燵で良いわよ」

響「ええ……でもお客様にそんな真似……」

律子「気にしない気にしない。そもそも何も言わずに来た私たちが悪いんだから」

響「そう?なんかごめんね」

千早「ならがな……響!私たちは一緒の布団で寝ましょう!!」

響「なんかまた千早がめんどくさく……」

千早「だって替えが二つしかないから……しょうがないわよね!うん。しょうがないわ。誰かが響と一緒に寝る以外に選択肢はないわよね。だったら、この中で一番スレンダーな私が……」

響「なんかやよいと一緒にいるときの千早みたいだぞ……」

小鳥(響ちゃんもやよいちゃんと一緒にいるとき千早ちゃんほどじゃないけどあんな感じになってる気がするけど……)

響「まぁ、千早が一人で床で寝るって選択肢もあるけど……」

千早「(゚Д゚)」

響「嘘嘘。冗談だぞ」

律子「じゃあ電気消すわね?おやすみ、みんな」

あずさ「おやすみなさい~」

小鳥「おやすみなさーい」

響「来年までおやすみー」

千早「おやすみなさい」

パチッ



千早「ねぇがな……響」ヒソヒソ

響「……まだ慣れない?自分の下の名前」ヒソヒソ

千早「ええ……でもすぐに慣れるわ」

響「そっか」

千早「来年の私たちは……どうなってるかしら」

響「……完璧な自分でも未来はわかんないけどさ、これだけは言えるぞ」

千早「?」

響「来年は765プロのみんな、今年よりももっともーっと仲良くなってるさー」

千早「……ふふ、そうね」

響「来年の年末はさ、年越しライブとかやりたいよね。みんなで」

千早「ええ」

響「876プロとか、ジュピターとか玲音なんかも呼んじゃったりしてさ」

千早「ふふ……会場に人が入りきらないかもしれないわね」

響「きっとプロデューサーや律子がでっかい会場を見つけてくるよ。なんくるないさー」

千早「……ねえ響」

響「んー?」

千早「来年も、よろしくね」

響「……うん。来年だけじゃなくずっとずーっと、よろしくね千早!おやすみ!!」

千早「……おやすみなさい、響」



終わり

おしまいっ!
千早を書くとなぜかミンゴスが出てきてしまう。なぜだ…
あずささんの口調が難しいですもっともっと精進すべきだなこりゃ

来年はアイマス10周年!どんな楽しいイベントがあるか今からワクワクですな
誤字脱字等はできるだけないようにしていますがもし見つけた場合は脳内変換お願いします

ではではよいお年を!!

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom