ドン(殴る)

東郷「わ、私とんでもないことを…」

友奈「東郷さんのせいじゃない あいつを止めに行こう！」

獅子座のバーテックスが大火球を作り始めている 、壁の穴からは次々に小型のバーテックスが侵入して来ていた。

風「うぅ…友奈と…東郷は…？」
隣にいた樹が友奈達の方に指を差す
風「友奈…やったのね‥」

一方、獅子座のバーテックスは火球を作り上ており、神樹に向け発射した。
友奈達が止めに向かう。

友奈「止まれえええぇぇぇぇぇ」

東郷「止まら・・ない・・・・」


風「友奈‥東郷‥ 、 こんなところで寝てられるかああぁぁぁぁ！！！」
風が残る力を振り絞り立ち上がる、樹も隣で風の手を強く握る
風「犬吠埼姉妹の女子力見せつけてやる！！！」
風が叫ぶと樹も歯を食いしばる

満開


二人の体が光に包まれた。

風「止まれぇ！」

友奈「風先輩！」

風「待たせて悪かったわね、友奈、 東郷、」

東郷「風先輩‥‥」

夏?「うおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！！」

夏?「其処かぁぁぁぁ！ 勇者部を舐めるなあああああぁぁぁぁ！！！！」

友奈「夏?ちゃん………」

友奈・東郷・風・夏?「止まれええええええええええぇぇぇ！！！！！！！！……」


火球は大爆発し、無数の火の玉となり樹海(結界)の隅々まで飛び散った。
幾つかは壁に直撃し大小の穴を開けてしまった、バーテックスがそこからすぐに入り込んでくる


友奈、東郷、風、夏?「うわああああぁぁぁ！！！！」
五人は爆発の衝撃で吹き飛んだ。 風、樹、夏?は比較的近くに落ちたが、友奈と東郷は遠くまで飛ばされてしまった。
五人は力を使い果たし、すでに勇者化は解けていた。

獅子座のバーテックスは今だ健在していた。
しかしただ立ち尽くすようにして次の行動に移ろうとはしていなかった。


夏?「なに⁉︎ どうなったの？誰か」

風「夏?………⁉︎お前目が！」
風が夏?の手を強く握る


夏?「………誰？ ごめん‥私‥………友‥奈じゃ…ない‥この力強い手は…風？」

風「ああ…そうだよお前…………耳も…」



一方、友奈達は神樹の幹のところ・・枝の上まで飛ばされていた。

東郷「ここは…神樹の上？ バーテックスがあんなに遠くに・・、」

東郷「あれは・・友奈ちゃん⁉︎ 」

友奈は神樹の木のくぼみ、部屋のようなところに倒れていた。

東郷「友奈ちゃん！ 今そっちに行くわ！ 」

東郷は、ほふく前進のようにして友奈に近づこうとした

東郷「！？ 右手の感覚が…ない？ 腕...は動く！ 友奈ちゃんのところへ行かなきゃ！」

東郷はくぼみの中に入ろうと中を覗く、そこには思っていたより大きな部屋があった
中は薄暗く 壁が鈍く光っていた

東郷(思っていたよりも大きな部屋？)

東郷「友奈ちゃん!」

東郷が中に入ろうと神樹の幹を左手で掴む

その瞬間

突然の頭痛 フラッシュバックのように様々な映像が頭に流れる。


東郷(うっ…これは？ 神樹の記憶？ 意思？ この感覚・・何処かで…」

東郷にはこの体験に覚えがあった、しかし、いつのことか思い出せなかった。

東郷(バーテックス？ 樹海化？ 供物…勇者の適性…まさか・・・)

東郷「(頭痛が治まった？それより！)友奈ちゃん！！起きて！友奈ちゃん！！！」

友奈「東郷‥さん？私‥右目が‥」

～～～～～～～～～～～～～外の世界～～～～～～～～～～～～～

風『文字にするのって難しいわね』

友奈『これ見にくいよー』

風『勘弁してください』

東郷『最後の方のフラッシュバックってゆうのは私(鷲尾 須美の時)の巫女として見た
予言のようなものってことで良いんですか？』

風『流石は東郷！そうそう そうゆう設定』

風『続きはまた明日書くことにするわ～』

友奈『楽しみにしてます！』


東郷『たまに外の世界から解説入れますね』

風『続き書くわよ～』

友奈『待ってました！』

風『ちょっと他の人が書いてる妄想最終回も見たわ、
綺麗なハッピーエンドって難しいのね・・・』

風『まあ なんとかなるでしょ！ 勇者部五か条！為せば大抵なんとかなる！』

友奈「うっ‥右目が………」

東郷「友奈ちゃん，大丈夫？」

友奈「‥うん…こんなの夏?ちゃんに比べれば………」

東郷「夏?ちゃんは・・・どこを？」

友奈「多分…両目と両耳・・・あと足と手も…」

東郷(四回の満開でそんなに？やっぱり ・・・そうゆうことか…)

東郷「友奈ちゃん， 話があるの・・・」



その頃獅子座のバーテックスが再び攻撃体制に入っていた，獅子座のバーテックスの近くに
小型のバーテックスが幾万も集まり巨大化していく………