春香「響ちゃん、生徒手帳見せて?」 (29)
・アイマスSS
・不勉強のため呼称は間違えるかも
・キャラ崩壊有り
・短めの予定
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響「別にいいけど・・・はい。で、どうしたんだ?」
春香「いやあ、いま千早ちゃんと生徒手帳の写真見せあいっこしてたんだけどさ」
響「うん」
春香「千早ちゃんが私の写真うつりが悪くて面白いって言うから」
響「ああ、そういう写真ってだいたい自分で見ても変な感じするよね、時間たつと特に。」
春香「うん。だからね、響ちゃんの写真を見せれば私だけが変じゃないってわかってもらえるかなって。」
響「自分の写真うつりが悪い前提で話すのは腑に落ちないけどこのさい目を瞑るぞ」
春香「だからこれ見せてきていい?」
響「まあ自分完璧だからなー、写真うつりだってなんくるないさー。」
春香「ありがとう響ちゃん!おーいみんなー!響ちゃんが見ていいってー!」
響「いやちょっとまって!!!!!!!!!!!!!!」
春香「どうしたの響ちゃん」
響「いやいやおかしいでしょ。いまの会話の流れは千早に見せる流れだったでしょ。」
春香「千早ちゃんにも見せるよ?」
響「あそこでそわそわしながらスタンバイしてる人達は関係なくない?」
春香「誰も千早ちゃん以外に見せないとは言ってないよ?」
響「・・・もう好きにして欲しいぞ」
春香「え!ほんと!?みんなー!響ちゃんがこの写真複製していつでも眺めていいってー!」
響「もう春香なんて嫌いだぞ・・・」
~数十分後~
響「自分そろそろロケ行くからそれ返して欲しいぞ・・・」
春香「えー、ロケ終わってかえってきたら返すから、ね?」
響「あんな危ない集団の中に私物を置いていけないぞ」
春香「私達は仲間・・・でしょう?」
響「そんなずっと・・・でしょう?みたいなノリでいってもだめだぞ」
春香「お願い響ちゃん、本当に帰ってきたらすぐ返すから!」(オーイヒビキー!ソロソロデルゾー!
響「うぅぅ・・・絶対だからな!」
春香「ハイサイ、ハルカサンウソツカナイ」
響「心配だぞ・・・」
~ロケ終了後~
響「あー、なんか今日はどっと疲れた感じがするぞ・・・」
P「大丈夫か?明日も朝からレッスン入ってるけど」
響「疲れのベクトルが違うからなんくるない。」
亜美「うわぁ・・・ひびきんが頭よさそうな言葉使ってる・・・」
真美「草原大王ってやつ?」
響「わかり辛いけど多分それ壮言大語だぞ・・・」
prrrrrrrr
P「あ、すまん音無さんから電話だ。ちょっと車止めるぞ」ガチャ
P「はい、もしもし。え?あー・・・はい、はい。いまからそっち向かいますね。では」プツッ
P「えっと、春香が急に事務所で熱出したらしくて、微熱だけど俺は念のため事務所に戻ろうと思う。亜美と真美はもう家が近いから送っていくけど、響はどうする?タクシー呼ぶか?」
響「あー、いや、いいぞ。自分も心配だし事務所まで行くさー」
P「わかった。えっと、マスクあったかな・・・」
響「自分は完璧だから大丈夫だぞ。」
P「いやしかしな・・・」
響「大丈夫だぞ。」
P「はい・・・」
゙チャ、バタン
P「おーい春香ー、入るぞー」
小鳥「プロデューサーさんっ、シーっ!」
P「っと、寝てるのか。」
小鳥「はい、たったいま寝付いたんですよ。親御さんには少し休ませてから車で送って行くので安心してくださいと伝えてあります。」
P「助かります。」
響「なんかうなされてるみたいだぞ・・・」
春香「うっうぅん・・・ゲホッゲホッ!・・・あー、響ちゃん、はいさーい・・・ケホッ」
響「あー、起こしちゃったか、無理しなくていいぞ。プロデューサーが車で送ってくれるらしいから。」
春香「ううん、大丈夫だよ。響ちゃんがきてくれただけで十分だから。」
響「でも春香、すっごく辛そうな顔してるぞ・・・」
春香「春香さんは元気がトレードマークですから!明日の朝になったらきっと治ってるよ・・・ッケホ」
響「あーほらもう無理しないで。プロデューサー車出せるように準備してきて。春香は自分が運んでくから。」
P「ああ、わかった。」
響「明日には元気になるって、約束だからな。」
春香「うん、約束。」
P「車とってきたぞー」
響「にふぇ~で~びる。プロデューサー。あとは任せたぞ。」
P「響はどうやってかえるつもりなんだ?」
響「ん、まあテキトーに電車とかで帰るからなんくるないさー」
P「わかった。また明日な。おやすみ響」
響「ゆくいみそーれ。流石にまだ寝るのははやいと思うぞ。」
~翌日~
ジリリリリリリリバンッ!
響「うぅ・・・この目覚ましのうるささ何とかならないのか・・・ケホッ」
ピロリン♪
響「・・・メール。見なきゃ・・・うあー、なんか体がだるいぞ・・・うつっちゃったかな・・・ケホッ」
響「えっと、なになに?・・・」パカッ
件名:はいさい!にふぇ~で~びる響ちゃん!
本文:「響ちゃん!朝ですよ!朝!
約束通り天海春香、完全復活しました!
寝るときに昨日の朝借りた
響ちゃんの写真をずっと見てたおかげかな?
二年生になったばかりの響ちゃん、
いまよりももっと小さくてかわいかったなあ
あ、このかわいさを伝えるために
みんなにも響ちゃんの写真送っちゃった♪
今日の夜は千早ちゃんと響ちゃんのかわいさについて
三時間くらい語り合おうと思うんだ!
じゃ、また事務所でね!! 」
響「・・・やっぱり春香なんか嫌いだぞ」
がなはる完
書き溜めてるから10分くらいで全部おわるはず
亜美「ねーねーピヨちゃん。」
小鳥「なあに亜美ちゃん」
亜美「ピヨちゃん今日もどうせ暇っしょ?ちょっと亜美たちのレッスンに付き合って欲しいんだけど」
小鳥「そんな人を妄想しかしてないダメ事務員みたいに・・・」
亜美「ピヨちゃん仕事してるの?」
小鳥「みんながいない間にクレームやら領収書やらちゃんと裁いてるわよ・・・お昼すぎるころにはだいたい終わってるけど」
亜美「あれもしかしてピヨちゃんって結構優秀なんじゃ」
小鳥「ふふ、今日もそんなにお仕事あるわけじゃないし、レッスン見るくらいなら付き合うわよ?」
亜美「さっすがピヨちゃん話がわかるぅ!んじゃ、レッスン場までゴーゴー!」
~レッスン場~
律子「小鳥さん・・・本当にきたんですか・・・」
小鳥「ピヨ!?」
あずさ「あらあら~」
伊織「よっぽど暇だったのね・・・」
小鳥「ちゃんと今日中にお仕事おわるように計算してきてるから・・・そんな目で見ないで・・・」
・・・
亜美「うおっほん!今日ピヨちゃんにきてもらった理由は他でもない。
竜宮小町+りっちゃん+ピヨちゃんで構成されたユニット『竜宮美人』を結成するためであーる!」
伊織「なんなのよそのキャラ・・・」
小鳥「えっと、話があまり見えてこないのだけど・・・」
律子「あー、私が説明しますよ。もとはと言えば亜美が言い出したことなんですけどね。
この前に生っすか組と真と雪歩でクインテッドくんでたじゃないですか。
それを見てやってみたくなったらしくて。」
小鳥「なるほど。クインテッドの練習をしてみたいと。」
亜美「そういうことになるねー」
小鳥「でもいいの?せっかくの竜宮小町での練習時間を削っちゃって」
あずさ「これも経験だと思ってますから。」
伊織「最強のアイドル伊織ちゃんはちょっとくらい練習をさぼったってパフォーマンスの質は落ちたりしないわよ。」
律子「・・・まあ、みんなやりたがってるわけですね。」
小鳥「なるほど・・・」
亜美「まーそんなに時間とれないからおためしくらいだけどね。曲は七彩ボタンでいい?」
律子「んー、まあ知名度も高いし、小鳥さん、なんとなくでもいいんですけど、できそうですか?」
小鳥「765プロの曲なら全部振り付けつきでできますよ?」
あずさ「あらあら~」
亜美「ハイスペックピヨちゃん・・・」
小鳥「うふふ、もっとほめていいのよ?」
律子「んー、じゃあパートわけも面倒だし、1フレーズごとに歌ってく感じでいいですかね。」
伊織「あんまり時間もないし、それでいいんじゃないかしら。」
亜美「うおっほん!いってみよう!」
伊織「だから何キャラなのよそれ・・・」
キミニフレタカラ~♪・・・
あずさ「ほらね、気づいたら?♪」
伊織「同じ眼の高さ♪」
小鳥「いつの間にか少女じゃない♪」
亜美「・・・ピヨちゃんが歌うと重みが違うっしょー」
小鳥「うわああああやっぱりはめられたおうちかえるううううう!!!!」
竜宮、りっちゃん、ピヨちゃん、完
千早「ねえ、萩原さん」
雪歩「あ、うん、なに?千早ちゃん」
千早「・・・やっぱり。萩原さん声変わりしたかしら?」
雪歩「えっ、いやいや、私女の子だよ?」
千早「萩原さん、女性にも声変わりはあるのよ。男性と違って一生かけてゆっくりとだけれど。」
雪歩「う、う~ん、自分ではあんまり変わった気はしないんだけどなあ」
千早「私は一応耳には自信があるのだけれど、萩原さんの声ってなんだか妙なのよね。」
雪歩「妙?って変ってことですか?」
千早「いや、悪い意味じゃないのよ。むしろやわらかくて素敵な声だと思うのだけれど・・・なんだか声変わりが急すぎる気がするのよね。」
雪歩「ま、まあまあ、流石にそんな急に声がわりなんてしないよ。私、お茶いれてくるね。」
千早「あら、ありがとう萩原さん。」
コポコポコポ・・・
雪歩「はい、どうぞ。」
千早「ありがとう。で、そのさっきの話の続きなんだけれど・・・」
雪歩「えぇ・・・うまく話の腰を折れたと思ったんだけどなあ・・・」
千早「私にとっては結構重要なことなの。もし萩原さんが声変わりなんてしてなくて私の気のせいだったとしたら私の修行不足ってことになるもの。」ズズッ
雪歩「うぅ・・・まあ、そういうことなら協力しますぅ・・・」
千早「そうね、そういうことならまずこの話に至った経緯から話さなくてはならないわね。
そう、あれは丁度、萩原さんのバストサイズが80cmから81cmになったくらいのころだったかしら・・・」
雪歩「ちょっとまつですぅ」
千早「なにかしら?」
雪歩「なんでそんな正確に私のバストサイズ把握してるの?」
千早「なんでもなにも、事務所のプロフィールに書いてあるじゃない。」
雪歩「事務所のプロフィールのやつはまだ80cmのままですぅ・・・」
千早「あら、そうだったかしら。じゃあ話を戻すわね。」
雪歩「・・・もうどうにでもなれですぅ」
千早「そう、その81cmになったときにバストアップの秘訣を聞こうと思ったのだけれど、
なんだか萩原さんの声に違和感を覚えたのよ。」
雪歩「ギクッ!そ、そんなことないんじゃないかな・・・」
千早「いま露骨に口でギクッっていったけれd」
雪歩「いってないですぅ」
千早「いやたしかn」
雪歩「いってないですぅ」
千早「・・・まあいいわ。で、そのときそんな急に声変わりするものかな?ともおもったのだけれど、
その日の調子によって声ってかわるものじゃない?だからしばらくは放っておいたのだけれど、萩原さんに何かあったら困るからこうして今話しt」
雪歩「千早ちゃん。」
千早「なにかしら?」
雪歩「なんだか眠くなってきてない?」
千早「ん・・・そういえばなんだか少し眠たいかもしれないわ。」
雪歩「実はこのお茶、心を落ち着かせて悩みをなくす効果があるんだ。そのかわりちょっと眠くなっちゃうけど。」
千早「あら、そうなの。でもいま眠ってしまうと夕方くらいから歌の収録が・・・」
雪歩「大丈夫だよ千早ちゃん。一時間くらいで目は覚めるはずだから。」
千早「うぅん・・・じゃあ少しだけ、寝てしまおうかし・・・ら・・・」
~一時間後~
千早「う、うぅん・・・」
雪歩「目は覚めた?」
千早「ええ、なんとなく長い夢を見ていた気がするけれど・・・ええと、なんの話をしていたかしら。」
雪歩「うーん、私も覚えてないなあ。思い出せないってことはたいした話じゃないんだよ、きっと。」
千早「それもそうね・・・、あ、そういえば。」
千早「私最近、春香とハム蔵の声の区別がつかないのよね」
春香「ヴァイ!?!?」
ちはゆきしゅーりょー
あと二個くらい
P「おーいみんなーこの間やった健康診断の結果が出たぞー!
一人ずつ渡していくけど問題のあるやつは伝えるから、今日少しだけ残ってくれ。」
ワー、ドウダッタ?
カンペキッショ→
ユキホハ?
オチャヲノンデルカラヘイキダッタヨ
P「で、予想どおりというかなんというか・・・」
やよい「・・・」
貴音「・・・」
P「まあ、やよいに関してはギリギリアウトってところだな。正直あんなに元気なやよいが問題ありなんて驚いたけど、もう少しタンパク質をとろうな。」
やよい「はい・・・」
P「仕事が大変で買い物に行く暇がないのはわかるし、肉の安売りセールとかあったら一緒にいってあげるから。」
やよい「うぅ・・・でも、プロデューサーに迷惑かけるわけには・・・」
P「迷惑なんかじゃないよ。俺も忙しくなってきたからいつでもってわけにはいかないけど。時間があるときに、ってことで。」
やよい「うー、それなら・・・まあ・・・」
P「で、貴音なんだが」
貴音「はい」
P「こっちはなんかもう別の意味で驚きだが貴音もギリギリアウトだ。あんだけ食ったラーメンはどこのエネルギーにまわってるんだか・・・」
貴音「だいたいは臀部かと。」
P「あー、あずささんのバストよりでかいもんなー、そうだよなー。でもまあ健康面でラーメンばっかりってのはよろしくないから、たまには野菜とか食おうな。」
貴音「失礼ですが貴方様。私はいつも野菜を食しておりますよ?」
P「ラーメンの上にのってる野菜はあれ野菜じゃないから。ちょっと食物繊維が入った油だから。」
やよい「それはちょっと言いすぎかなーって。」
P「あぁ・・・なんかこれくらい言わないと貴音は食べるのやめなそうだし・・・」
貴音「毎日のらあめんはもはや習慣、義務とさえなりつつあります。それをやめるなど」
P「あぁ、わかった食べるなとはいわない。せめて控えよう。」
貴音「仕方がありませんね・・・では一日4食まで減らすとしましょう」
P「ちょっとまてお前一日何食ラーメン食ってる?」
貴音「はて、5食ほどですが?」
P「あぁ・・・なるほどなー・・・うん、あ!そうだ!いいこと思いついた!」
やよい「うー?」
P「なあやよい!しばらくやよいの家に貴音泊めてやれないか?」
やよい「え?貴音さんなら大歓迎ですけど・・・」
P「なら一週間くらい貴音に健康的な料理を食わせてあげてほしいんだよ。食材とかは毎日買ってやよいの家まで届けるからさ」
やよい「それは助かりますけど・・・貴音さんはいいんですか?」
貴音「ええ、やよいの料理はおいしいですからね、かまいませんよ。・・・しかし!やはり一週間もの間らあめんを食さないことは苦行。それゆえ、一週間のうちの三日間は私に食事を作らせてください。」
P「えー・・・貴音にやらせると三食ラーメンとかになりそうだしなあ・・・」
貴音「もちろん飽きぬようそれなりの工夫はするつもりです。それに、高槻家で栄養を一気にとれる料理があまり作られないことも事実!」
P「まあ主食もやしだった時期もあったしな」
貴音「たまにはこってりとしたらあめんでえねるぎいを補給することも大切でありましょう。」
やよい「うっうー!そう言ってくれるなら、お言葉に甘えちゃおうかなーって!」
貴音「ふふ、よろしくお願いしますね、やよい。」
~三日後~
P「お、やよい、なんだか顔色よくなったか?」
やよい「はい!貴音さんの作るラーメン、すっごくおいしいんですよ?」
P「うんうん、もとからかわいかったやよいがさらにかわいくなったな。」
貴音「あなた様・・・」
P「お、貴音・・・はあんまり変わった感じがしないな。」
貴音「いつも色々な面で気を配っておりますゆえ。」
P「流石ミステリアスを売りにしてるだけはあるな。この調子で自分でも体調管理してくれると助かるんだが」
貴音「ふふ、私はいつでもべすとこんでぃしょんですよ。貴方様。」
・・・
~六日後、夜、高槻家~
長介「うぁ・・・またラーメンか・・・」
やよい「こらっ!長介!貴音さんがせっかく作ってくれたのに文句いわないの!いっつもおいしいって言って食べてたじゃない。」
長介「でも・・・やっぱり朝昼晩全部ラーメンは・・・」
やよい「長介!!」
かすみ「やよいお姉ちゃん、私も長介の気持ち、わかるよ・・・」
やよい「かすみまで!」
貴音「・・・よいのです、やよい。やはり訓練されていないものに三食ラーメンは厳しいものでした。」
やよい「貴音さん・・・」
長介「でも、プロデューサーの兄ちゃんがもってきてくれた食材もほとんどが麺だし・・・」
貴音「案ずることはありません。すべて私にまかせなさい。・・・ふふ、これをやるのも久しぶりですね。」
やよい「貴音さん、何を・・・」
貴音「いいですか、絶対に台所をのぞいてはいけませんよ?」
やよい「えっ、は、はい!」
ハッ!ハヤッ!・・・
~5分後~
貴音「どうぞ、召し上がれ。」
長介「なんだこれ・・・うめえ・・・うめえよ・・・」
かすみ「こんなおいしいもの食べたことない!」
やよい「はわっ!絶対麺からは作れないようなものが入ってます!」
後日、美希の協力によりその夜高槻家で出てきた料理が懐石料理であることが判明した。
プロデューサーがどうやって麺から懐石料理を作ったのかを貴音にたずねたが、
「とっぷしいくれっとです」の一言でかわされてしまったという。
貴音のミステリアス伝説に新たな1ページが加わった。
たかやよおわり。
~車内~
美希「ふあぁ・・・ハニー。いまってなんの撮影に向かってるんだっけ?」
P「おいおい、流石に次の仕事くらい確認しておけよ・・・ほら、あれだよ。地方の温泉のPRの仕事」
美希「え、じゃあ温泉に入れるの!?」
P「あぁ、バストアップに効果がある温泉らしいぞ。」
美希「じゃあ千早さん連れてくれば良かったのに。」
P「さりげなく馬鹿にしてるぞそれ・・・すぐに大きくなるわけじゃないから千早じゃPRにならないし」
真「それって僕もあんまり適任じゃないんじゃ・・・」
P「いや、向こうの方からスレンダーな子も一人用意してくれって言われたんだ。なるべく多くの客層をつかみたいってことで。」
美希「それじゃますます千早さんをおいてきた意味がないの。」
P「あいつ水着とかの仕事入れるとすねるんだもん・・・」
美希「くっ!どうせ私なんて・・・」
真「ああ、似てる似てる!」
P「っと、んなこと言ってる間についたぞ。」
~温泉旅館前~
P「すいませーん!765プロの者ですが」
女将「あぁ、はいはい、765プロさんね。遠いところからよくいらっしゃいました。先にきていただいた子は部屋でお待ちになられていますよ。」
P「・・・?俺達の前には誰もきていないはずですが・・・」
女将「あれえ?あの子確かテレビで見た気がするんですけど・・・勘違いだったらごめんなさいね。お部屋、もう一部屋あけますから。」
P「いえ、もしかしたら本当にうちの子かもしれないので、」
女将「はい、では間違いだったら下にいますから、言ってくださいな。」
美希「・・・ねえハニー、千早さんの前でこのロケのこと話したりしてない?」
P「事務所で音無さんと話してたけど、千早がいたかまではちょっと・・・」
真「僕、部屋で千早が音楽きいてるに300円で。」
美希「ミキは千早さんが自分の胸を見ていつふくらむのかわくわくしながら待ってるに500円なの」
P「お前ら千早がきてること前提で話すのやめてやれよ・・・」
真「じゃあプロデューサーは千早以外の人がいるに1000円ですね」
P「まだなにもいってないだろ!・・・千早が体の火照りをおさめるためにアイス食べてるに800円だ」
美希「ミキ、賭け金までせこいのはないって思うな。」
P「ほっとけ。」
真「じゃ、ふすま開けますよ。」
美希「そーっと、そーっとだよ?」
真「わかってるよ。」
ススススッ
チラッ
P「うわあ・・・」
真「千早が音楽ききながら・・・」
P「分け合えるコーヒー味の某アイスを口に咥えつつ・・・」
美希「自分の胸を見てそわそわしてるの・・・」
真「これはもう・・・賭けは流れでいいですかね・・・」
P「うん、まあいいや、とりあえず一回ふすましめよう。ばれたらまずい。」
美希「そうだね、一回ちょっと落ち着くの。」
~数分後~
美希「・・・ふぅ、とりあえず落ち着いたの」
真「なんか、笑いを通り越した感情がわいてくるよね、あんなに想像どおりだと。」
P「よし、ちょっともう一回賭けてみようぜ。」
真「えー・・・もういいですよさすがに」
P「・・・実はいまさっき女将さんから連絡があったんだ。」
美希「それと千早さんとなんの関係があるの?」
P「まあきけって。んで、その女将さんによると、温泉に異常な数の猿が入ってきたとかで撮影は厳しいらしい。」
真「異常な数って・・・」
P「二桁は余裕で超える数の猿が入ってきたらしいぞ。」
美希「流石に信じられないレベルなの・・・待ってればお猿さんものぼせないうちにでてっちゃうんじゃない?」
P「ところがどっこいってやつだな。ま、実際すぐでていきそうな雰囲気らしい。だが、猿がはいったあとの毛の処理などもろもろ含めて三時間はかかる。」
真「・・・なるほど、それまで部屋にも入らずずっと廊下で中をのぞいていれば不審者もいいところですね。
美希「おまけに外にはふらっと入れそうなお店もないの。」
P「そう。いまさらもう一部屋あけてくれと言うのも気が引ける。つまり!誰かが千早に部屋にいれてくれるように頼まなくてはならないんだ!」
美希「なるほど・・・みんなにナイショでバストアップできるとうきうきしてる千早さんをどんぞこに突き落とす役割・・・」
バトル
真「それを押し付けあうための賭けってことですね。」
P「そういうことだ。かけの内容はさっきと同じ『千早がいま何をしているか』でどうだ?」
美希「意義なしなの。」
P「よし、それじゃあ10分後に答えを聞くぞ。」
~10分後~
P「答えはまとまったか?」
美希「はいなの」
真「ばっちりですよ」
P「よし、じゃあ俺からいくぞ。『みんなに秘密で温泉にきたが、誰かに自慢したくて春香にだけ電話をかけようか迷って携帯を握っている』に一票だ。」
真「結構シビアなところをせめて来ましたね。」
P「でも、一番千早がやりそうだろ?」
美希「一理あるの。」
真「じゃあ、次は僕です。『もしかしたら温泉に入るだけでは効果がないのではないかと考えてバストアップ体操をしている』に一票です」
美希「これもまたきわどいところを攻めてきたの・・・」
P「確かに・・・いいのか?そんなにギリギリをせめて」
真「確かにギリギリかもしれません。でも!勝負はいつでも全力!相手が全力で向かってくるならこっちも全力で迎え撃つのみ!!!!!!」
美希「あはっ☆真君らしいの。でもミキは別の意味で手を抜かないよ?『お風呂上りの牛乳を飲むのを忘れていたことに気づいていま飲んでいる』に一票なの!」
P「うっ・・・たしかに、さっき千早は牛乳をのんでいなかった・・・」
真「部屋に牛乳をのんだ形跡もありませんでしたね。」
P「これが美希の・・・天才の観察力というものか・・・」
美希「そしていまのミキの答えで、引き分けはなくなったの。」
P「あぁ・・・牛乳を飲みつつ、携帯を握り、バストアップ体操をするなど至難の業!できたとしてもそれはかなり滑稽な姿となる!」
美希「千早さんに限ってそんなことするはずがないの!!」
真「ふぅ・・・なるほどね。みんなそれなりに考えた結果だ。恨みっこなしですよ。・・・あけます!」
美希「・・・」ゴクリ
スススッ
P「こ、これは!!!」
P「千早があぐらをさらに崩したような座り方で左足で携帯を握り!!!!」
真「少しほてった顔とぬれたような瞳で自分の胸元を見つつバストアップ体操をし!!!」
美希「パックの牛乳のストロー部分を咥えておとさないように器用にのんでるの!!!!!!!」
P「あぐらを崩したような体勢だが右手はしっかり後ろにつき、左手はあまり大きいとは言えない胸を包んでいる・・・」
真「牛乳パックがおちそうになると左手を少しだけはずし、ストローを深くまでさしなおす・・・」
美希「足でつかんでいる携帯はどちらかというと使うと言うよりは近づけようとしてる感じだけど、足がぷるぷるしてなんともいえないかわいらしさがにじみ出てるの・・・」
P「普通ならただのだらしない女の子の格好・・・」
美希「でも、年齢よりは大人びて見える整った顔立ちと・・・」
真「いつもはおろしている髪を今日だけは高い位置で結んでいる少しの子供っぽさがそれを大きく上回る美しさを放っている・・・」
P「また・・・引き分けか・・・」
美希「ミキもまだまだ修行不足だったの・・・」
真「ちょっと・・・外でもあるきましょうか・・・」
その後765プロ内でひそかにちーちゃんファンクラブができた。
みきまこおわり。
ぜんぶおわり。
」の直前に句点はいらないかなーって
>>22
小論文の癖でいれちゃってることが多いかなーって。
HTML化依頼頑張って出してきます
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