依田芳乃「よしのやー」 鷹富士茄子「せかんどっ!!」 (51)

今までに書いたもの

閻魔あい「……アイドル?」
裕子「皆ばっかり超能力持っててずるい!!」
モバP「特技名を変えたい?」 凛「うん」
モバP「ライブバトルの演出を変えたい?」速水奏 渋谷凛「Exactly」
芳乃「牛丼処 よしのや」
モバP「やべぇ……奏と楓さんのスケジュール間違えちゃった」
依田芳乃「禁忌の大筒ー」 遊佐こずえ「じゅーねんほー」
橘ありす「勘違いには気を付けましょう」

以上のモノをお読みになった事のある方々は御存じかと思いますが、芳乃様と茄子とこずえが神です。あと一部のアイドルが蒼いです。
あとキャラの解釈が少々特殊ですので、以上の点に気を付けてお読み頂けると幸いです。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1419470741

第一章「寒い日には豚汁(至言)」

~CGプロ事務所~

TV「今日夕方、市内の公園で九歳の女の子が、二十歳前後の女に「私とお風呂に入りましょう?」「貴方の好きな猫もたくさんいるわよ」と声を掛けられ、連れ去られる事件が発生しました。少女は二時間後に救出されましたが、女は依然逃走中です」

依田芳乃「茄子ー牛鍋丼の準備は済みましてー」

鷹富士茄子「はい、ご飯も丁度炊き上がりました」

芳乃「豚汁はー……おおーこれはこれはー良い出来上がりですわー」

茄子「最近、寒い日が続いていますから、この豚汁で皆さんにぜひ暖まってもらいたいです♪」

芳乃「確かにそなたの温かい心をこの豚汁から感じますねー」

ダダダダダダダダダダダダダダッッ!!!

日野茜「トラァァァァァァァァイイッッ!!!お腹が空きましたぁッ!!」

芳乃「おおー日野のではございませんかー相変わらず迦具土神のごとき熱気でございますねー」

茜「はい!とってもいい香りがしたので、ココまで走ってきちゃいました!!」

茄子「茜ちゃん、ウチに来るのは初めてですよね?」

茜「はい!!お二人が美味しい牛丼を作っているのは聞いてたんですけど、なかなか食べに行く時間が無くてですね……」

茄子「お互いアイドルだと中々、時間も合いませんものね。あっ、これメニューです」

茜「ふむふむ……どれも美味しそうですね」

芳乃「今日のお勧めは親子丼でしてー」

茜「親子丼ですか……うん、決まりました!!」

茄子「何になさいますか?」

茜「牛丼と親子丼とハンバーグ丼を二種類ともと……キノコ丼に豚丼に……あっ、全部ご飯大盛りで!あと、豚汁をお願いしますっ!!」

芳乃「………………まるで四条のみたいでございますねー」

茄子「はははは……茜ちゃんは大食いだって事は知っていましたけど……スゴイですね」

茜「あはは……今日はダンスレッスンの日だったので……つい」

芳乃「ならば仕方ありませんねー茄子よー」

茄子「はい!少し大変ですけど茜ちゃんの為に頑張りましょう!!」

15分後

芳乃「出来上がりましてー」

茄子「まず牛丼と親子丼からどうぞ♪」

茜「あああああ~~美味しそうです!!……では、頂きますっ!!」

芳乃「どうぞ頂いてくださいませー」

茜「モグモグモグ……うぁぁぁあああッ!美味しいですっ!!」

芳乃「茄子の料理は絶品でございますのでー」

茄子「ふふふ……そんなに急がなくても丼は逃げませんよ♪」
 
茜「いやーこの親子丼が特にたまりませんね!!いい味してます!!」

芳乃「その親子丼の卵は及川のに提供してもらった卵で作っておりますのでー」

茄子「茜ちゃん、豚丼とハンバーグ丼も出来上がりましたけど……」

茜「お願いしますっ!!」

茄子「はい、ではそちらにお持ちしますね」

茜「あっ、豚汁のお替わりも!!」

芳乃「いつの間にお飲みになられたのですかー」

茜「気が付いたら飲んでました!!」

芳乃「そなたは真の健啖家でございますねー」

~30分後~

茜「いやーもうお腹いっぱいです!!」

芳乃「あの後、キノコ丼を容易く平らげー」

茄子「更に丼を並盛で一周……貴音様に並ぶ食べっぷりでしたね……」

茜「ふぅー……二人ともご馳走様でした!!」

茄子「お粗末様でした♪」

茜「その……こんなに食べちゃったんですけど、全部で幾らぐらいに……」

芳乃「ああーお代は頂いておりませんので結構でしてー」

茜「えっ……でも……」

芳乃「どうしてもというならばー何か新しい丼のあいであを提案していただけないでしょうかー」

茜「そんな事で良いんですか!?」

芳乃「はいー。そなたの様な健啖家なら何か良い丼物をお知りかと思いますのでー」

茜「なら……生姜焼き丼とかはどうですか!!」

茄子「生姜焼き丼……確かに美味しそうですね」

茜「はい!私の大好きな生姜焼きを大盛りのごはんに乗せれば、凄く美味しい丼になると思いますので!!」

芳乃「生姜は生薬としても名が知れておりますのでー健康にも良さそうですねー」

茄子「じゃあ……新しいメニューに加えるという事で」

芳乃「全く全く異論はございませんでー」

茜「ありがとうございますッ!!!あ、これだけじゃ悪いので皿洗いもしてきますね!」

茄子「ああ、皿洗いは私が……」

茜「大丈夫です!!皿洗いは得意中の得意ですので!おりゃぁぁぁぁぁっ!!!」

芳乃「日野のはまっこと真っ直ぐなお方でございますわー」

第二章「劇場版パンキチVSドナキチ-A wakening of the Trailblazer-」

~CGプロ事務所~

大原みちる「いやー芳乃さんの牛丼は美味しいですね!!」

芳乃「ありがとうなのでしてー」

みちる「特にこの牛丼の具を焼きたてのパンに挟んで食べると…………んんぅ~たまりません!!」

茄子「芳乃様」

芳乃「何でしょうかー?」

茄子「ご飯とパンを一緒に食べて太らないって凄いですよね」

芳乃「わたくしたちは太るという事がありませんがー世の女性が羨ましがる身体である事は確かでしょうねー」

みちる「お二人ともフゴフゴ……何を話していらっしゃるので?フゴ」

茄子「みちるちゃんの食べ方は見ていて気持ちがいいという話をしていたんですよ」

みちる「本当ですか!!アタシの食べ方はこう……世の中のマナーとは少々かけ離れた所があるので……気持ちいいと言われると嬉しいですね!」

ギィ……バタン!!

椎名法子「茄子さん、芳乃ちゃん、今日も親子丼の並盛でって……みちるちゃん」

みちる「法子ちゃん……こんにちは」

法子「あ、あたしは今日は別の所で食べた方が良いかな?」

みちる「あっ……アタシはもう食べ終わりますので……どうぞ」

茄子「あの……お二人とも何かあったんですか?いつもはとても仲良しのに……」

芳乃「そなたたちの間に黒い靄のようなものが見えますねー。よろしければ何があったのか話していただけませんかー?」

みちる「法子ちゃん……」

法子「うん……二人にも聞いてもらった方が良いかもしれないね」

法子「あれは……そう一週間前の事……」

~一週間前 事務所~

法子「クロワッサンドーナツ美味しー!!」

みちる「フゴフゴフゴ……いつも法子ちゃんから貰って食べてるドーナツも美味しいですが、これはまた格別ですね!!」

法子「ドーナツ界に革命の風が吹いたね!!」

みちる「クロワッサン界に革命の風が吹きましたね!!」

みちる 法子「えっ……?」

みちる「冗談はいけませんよ、法子ちゃん。これはクロワッサンです」

法子「いやいや、みちるちゃん。これはドーナツだよ」

みちる「はぁ……これを見てください」

みちる「このサクサクした食感、軽さ、多重化した薄い生地の層!これらを持つ者はパイを除き、ア・プリオリにクロワッサンです」

法子「それは違うよ!!生地を揚げている事、名前の後ろにドーナツとつく事、そしてリング状の形を持っていることから、これはドーナツの嫡出子だよ!!」

みちる「はぁ……法子ちゃん、貴方とは上手くやっていけると思っていましたが……」

法子「やっぱりドーナツ派とパン派は分かり合えないみたいだねっ!!」

~~~~~~~~~

法子「という事があって……」

みちる「お互いに微妙に顔を合わせ辛い状況に……」

茄子(どうしよう……凄くどうでも良いです……)

芳乃(まぁーわたくしの界隈でもこういった争いは多いのですがー)

茄子「まぁ……とりあえずお互い悪いと思っているのなら……謝ってしまえば……」

みちる「それは逃げです」

芳乃「ほ?」

法子「クロワッサンドーナツがクロワッサンなのか、それともドーナツなのか……解明せずに逃げる事は、あたしもドーナツに申し訳が立たないからね」

茄子「は、はぁ……」

みちる「法子ちゃん……ここは茄子さん達に判定してもらって、事を決しませんか?」

法子「そうだね。第三者の判断で決めた方が公平だね」

法子「ということで!」

みちる「どうぞ!!」

茄子「へぇ……これがクロワッサンドーナツなんですね……」

芳乃「茄子が買ってくる“どおなっつ”なるものは食べたことがあるのですが……頂きましょうー」

茄子「うん、頂きます」

芳乃 茄子「ムグムグ……」

芳乃「ッ!!!」

茄子「芳乃様!!」

瞬間、芳乃の神威が溢れだし特異点を抉じ開け、芳乃の意識は神座へと落下した。

芳乃「ここはー……」

芳乃が神座における自らの意識を知覚したとき、ある映像が芳乃の脳内に流れ込んだ。

オールドファッション「来たのか!!」

エンゼルフレンチ「遅せぇんだよ!!」

コッペパン「待ちかねたぞ、少年!!」

デニッシュ「クロワッサン、対話の為にはドーナツの中心へ向かう必要がある」

クロワッサン「分かっている」

オールドファッション「俺に任せなぁッ!!」

キュィィィッィン

オールドファッション「乱れ撃つぜぇッ!!!」

エンゼルフレンチ「良いか!チョコとホイップクリームの融合だぁ!!」

エンゼルフレンチ「行くぜェッッ!!!」

ズドドドドドォォォォォォォン

エンゼルフレンチ「これがミ○ドの力だぁッ!!!」

フレンチクルーラー「違う、未来を切り開く力だ!!」

バババババババッ!!!

クロワッサン「ぐぅッ!!」

クロワッサン「俺は戦うために来たわけでは!!」

コッペパン「何を躊躇している!!生きるために戦えと言ったのは君の筈だ!!」

コッペパン「たとえ矛盾を孕んでも存在し続ける。それが生きる事だと!!」

コッペパン「行け、少年!!生きて未来を切り開け!!エナンザム!!」

クロワッサン「っ!エナンザムライザーでドーナツの外殻を破壊する!!」

デニッシュ「ダメだ!!ここでエナンザムを使ったら……」

クロワッサン「このまま表面を切り裂く!!」

ズドドドドドドド

クロワッサン「くッ!!」

コッペパン「少年!!」

コッペパン「未来への道先案内人はこのコッペパンが引き受けたっ!!」

コッペパン「これは、死ではない!!ドーナツとパンが分かり合うための……」

ドカァァァァァァァン!!!

芳乃「そうですかー……これは対話の為の闘いの記録ー」


クロワッサン「クロナッツシステムを作動させる」

デニッシュ「ドーナツの力は未知数だ。全力で行く!」
クロワッサン「クロナッツバースト!」

クロワッサン「これがラストミッション!!」

デニッシュ「パンとドーナツの未来を懸けた」

クロワッサン デニッシュ「対話の始まり!!」

芳乃「おおー見えますよーそなた達の思いがー」

芳乃「たったそれだけの事でそなた達は一つになるのですねー」

イッツタイムナーゥ シーミナウ ヤットデアエタンダネ……

茄子「芳乃様!芳乃様!!」

芳乃「はっ!わたくしはー」

みちる「クロナッツを食べたらいきなり倒れて……まさか毒でも」

法子「でも、なんで芳乃ちゃんだけ……」

芳乃「ああ、そなた達二人には伝えねばならない事があるのでしてー」

芳乃「かくかくしかじか」

みちる 法子「まるまるうまうま……そうか、そうだったんだね」

茄子「えっ……あの……」

みちる「法子さん……アタシ達は間違っていたんですね」

法子「そうだね……クロナッツの様にあたし達も分かり合わないといけないんだね……」

みちる「芳乃さん」

芳乃「何でございますかー?」

みちる「この“よしのや”に来た人は何か新しい丼を残していくしきたりがあるんですよね……」

法子「なら、あたし達もしっかり残していかないとね!」ゴハンモリモリ

みちる「アタシ達の対話の証を」サトウトアンドチョコレートドバー

みちる「これがアタシ達の丼」

法子「クロナッツ丼!」

芳乃「ほー……確かに“よしのや”のめにゅうの一員にいたしますよー」ヒョイ

茄子「あの、芳乃様……いつもは芳乃様が味見役の筈では……という事でお返しいたします」

法子「行こう、みちるちゃん」

みちる「はい、今度こそ仲良くクロナッツを食べに行きましょう!!」

芳乃「ばいばいなのでしてー……遠慮する必要はないのでしてー」

茄子「いやいや……」

芳乃「そなたこそー」

茄子「むっ!」

芳乃「でしてー!!」

茄子「芳乃様が食べてください!!」

芳乃「茄子が食べるのでしてー!!」

第三章「絢爛暴虐 CGプロ機甲猫化聯隊・にゃんにゃんにゃん首領 襲来!!」


一旦ここまで。
三章で来るアイドルが分かった人は間違いなく正田作品が好き(確信)

三章までの時間稼ぎの小ネタ「アイドルマスターシンデレラガールズ 予告(蒼ver)」

~THE IDOLM@STER 十周年記念作品~

渋谷凛「鬼に逢うては鬼を斬る 仏に逢うては仏を斬る」

凛「刃の報いは己に返る」

凛「人の夢を奪う者は、己の夢も奪われる」

凛「悪に報いは必ずある……」

凛「悪に報いはあるんだ……ッ!!」

ズドッ!!

佐久間まゆ「愛は儚いかもしれない」

まゆ「弱いモノかもしれない」

まゆ「移ろい易いものかもしれない」

―愛は必ず忘れ去られる?―

まゆ「カタチの無い夢なのかもしれない」

―全てを飲み込む無尽の暗黒(スラッシュ・ダーク)―

まゆ「でも……構いません」

―魂が刻み込まれた劔冑(いしょう)―

凛「答えて、シンデレラガールを知っているよね」

高垣楓「ふふふふ……可哀想な凛ちゃん」

北条加蓮「貴方の心は要らない。私には必要ない」

凛「おぉぉぉぉぉッッ――!!!」

神谷奈緒「世界が他の何かを犠牲にするのは許される。けど、他の何かの為に世界を犠牲にする事は絶対に許されない事なのか!?」

蘭子「凛ちゃんは、もう殺さなくていい。それは私がやります」

―THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS―

凛「これは英雄(アイドル)の物語ではない。英雄(アイドル)を志す者は無用である」

2015年1月9日よりTVアニメ放送開始

凛「プロデューサー、放送直前のPVはこんな感じでいいよね」

モバP「慎重に詮議を重ねた結果、今回は誠に遺憾ながら、採用を見合わせていただく事となりました。今後の貴殿のご健勝をお祈りいたします」

凛「なんで!!?」

第三章「絢爛暴虐 CGプロ機甲猫化聯隊・にゃんにゃんにゃん首領 襲来!!」

グツグツグツグツ……

芳乃「昨日の夕餉は一層豪華でございましたねー。わたくし、七面鳥なるものを食べたのは昨日が初めてなのでしてー」

茄子「ええ、Pさんが買ってきてくださったケーキも大変美味しかったですね」

芳乃「ですがーあの者は泣いておりましたねー……何故なのでしょうかー」

茄子「2015年はもやしの年になるなって言ってましたね。うん、アレは仕方ないかな」

12月24日~~~~~~

フレデリカ「Pさん!今日はクリスマスだからアタシ、キ○フェボンのタルトをホールで食べたーい♪」

ありす「私は資○堂パーラーのホールケーキが良いです。いいじゃないですか、ボイス獲得したじゃないですか」

モバP「いや……その……冗談はよしてくれ」

ちひろ「あーもう桃華ちゃんに電話でお勧めのケーキショップを聞いて、そこで買ってきてもらえば良いんじゃないですかね」

モバP「わかったよ、買って来てやるよチクショー!!!」

~~~~~~~~~~~

茄子「そう言って全員分のケーキを買ってきましたからね」

芳乃「ちひろが給金から天引きするとか言っておりましたねー」

茄子「モバPさん、食事とか大丈夫かしら」

芳乃「わたくしたちが作りに行ってさしあげれば良いのではー」

茄子「そうですね♪私達が作ってしまえば何の問題も無いですね」

芳乃「それが良いのでしてー」(そうして茄子があのお方の胃袋とお心を掴んでしまえばーわたくしは茄子とあのお方の子をー……ふふふ)

ガチャリ

みく「ただいまにゃー!!」

のあ「帰ったわ」

アーニャ「ただいまです」

みく「ん~いい匂いだにゃあ、芳乃チャン達の料理はいつも美味しそうだにゃあ。あ、みくはハンバーグ丼で、のあチャンは?」

のあ「そうね……親子丼にするわ。あと、みくの注文をクロナッツ丼に」

みく「こら!人の注文を勝手に変更しないにゃ!あ、アーニャチャンはどうするにゃ?」

アーニャ「アー……こういった丼物を食べるのは初めてなので……迷います」

芳乃「本日のお勧めは生姜焼き丼なのでしてー」

アーニャ「ではそれでお願いします」

芳乃「注文承りましてーすぐにお持ちいたしますわー」

15分後

茄子「お待たせしましたー♪」

みく「おお、おいしそうにゃ~」

のあ「ハムハム……モクモキュモキュモキュモキュモキュモキュモキュモキュ……美味しいわ」

みく「もう食べたのかにゃ!?」

のあ「みくに取られるかと思って」

みく「取らないにゃ!!」

アーニャ「…………майонезは……アー……マヨネーズはありますか?」

茄子「どうぞ」

のあ「生姜焼き丼にマヨネーズ……美味しそうね」

アーニャ「はい、家ではこうしていつも……」

ドプッ ドピュドピュ

みく「な、何やってるにゃアーニャチャン……」

のあ「ロシアね、これぞロシア」

芳乃「ほー……そういった食べ方もあるのでー」

アーニャ「完成です♪……では頂きます」

茄子「美味しいんですかね……」

アーニャ「美味しいです……うん、生姜とマヨネーズがサグラースィイ(調和)してて……最高です」

みく「調和って……マヨネーズがほとんど生姜を打ち消してると思うけど……」

アーニャ「みく……あーん」

みく「に゛ゃ!?」

アーニャ「あーん……です///」

みく「むっちゃ可愛いけど……にゃ」

殆どマヨネーズに覆われた生姜焼き丼「いいよ!来いよ!!」

みく「う……」

アーニャ「私のあーんは嫌……ですか」

みく「あーっ!頂きますにゃ!!」

アーニャ「どう……ですか?」

みく「普通に……食べられるにゃ。てか思ってたよりは美味しいいにゃ」

のあ「……私にも一口頂けるかしら」

アーニャ「どうぞ」

のあ「いや……あーんって言ってもらえるかしら」

アーニャ「あーん///」

のあ「ムグムグ……最高よ(恍惚)」

茄子「んっ……確かに量を考えればイケますね!」

芳乃「生姜の風味がまよねぇずによってまろやかになってーこれは美味ですねー」

のあ「…………」REC

みく「でも、アーニャチャンのはかけすぎにゃ。太っちゃうにゃ」

アーニャ「ロシアではこれが普通ですよ?」

芳乃「露西亜の者はいつもの事ではございますがー奇怪でございますねー」

アーニャ「ふぅ……美味しかったです」キラキラ

のあ「……可愛かったわ」

アーニャ「……?」

みく(のあチャンが……アーニャチャンの食事シーンを録画してたにゃ……後でダビングしてもらおっかな)

みく「さてと……丼も食べ終わったし、そろそろ帰るにゃ」

アーニャ「待ってください」

みく「何にゃ?」

アーニャ「芳乃のお店で食べた人は何か新しい料理を芳乃に教えるというルールがあると聞きました。私も何か残していきたいです」

のあ「……オリヴィエサラダかしら」

アーニャ「それもいいですが……今回はボルシチにします」

のあ「そうね、それが良いわ。そういう事だから……はい(5000円)」

みく「へ?くれるのかにゃ?」

のあ「違うわ。これでボルシチの材料を買ってきなさい」

みく「何でみく一人で行かなきゃいけないにゃ!!」

のあ「アーニャは芳乃や茄子に料理を教えなければならないし……私は……寒いから」

みく「寒いからって……みくだって寒いにゃ!!」

のあ「はぁ……仕方ないわね」

アーニャ「二人ともありがとうございます」

みく「じゃあ、行ってくるにゃ」

のあ「行ってくるわ」

30分後

みく「はぁ……はぁ……ただいまにゃ」

のあ「ただいま」

アーニャ「みく……凄い汗です」

茄子「随分と遠くまで行かれたんですね」

みく「いや……事務所から一番近いスーパーに行ったんだけど……はぁ」

芳乃「あー……ぽいんとかーどを持たせるのを失念しておりましたー」

茄子「芳乃様、レーシトがあるのでポイントはあとで追加してもらえますよ。それで……何があったんですか?」

みく「の、のあちゃんが……」

~~~スーパーの中~~~

みく「のーあちゃーんっ!!お菓子はイイの!!」グググ……

のあ「ア○マスのウエハースっ……!!」

みく「後で買いに来ればいいでしょっ……!!」ググググ……

のあ「やよいは……やよいは待ってくれないのよ……」フヌヌヌヌ……

~~~~~~~~~

みく「って事があって……」

アーニャ「結局買ったんですか?」

のあ「ええ」

茄子「何が当たったんですか?」

のあ「あずさだったわ……10枚くらい持っているけど」

芳乃「今度茄子と買いに行くと良いのでしてー」

のあ「そうするわ」

みく「そんなことよりも、早くアーニャチャンのボルシチが食べたいにゃ」

アーニャ「あ、はい。今すぐに作りますね」

二時間後

アーニャ「出来ました」

みく「いつの間にか二時間も経ってたにゃ」

芳乃「このようなポーズで宜しいのでー?」

のあ「そう。ああ……少し前かがみに」パシャパシャ

みく「のあチャンと芳乃チャンは何してるにゃ……」

のあ「今度、美嘉に売りさばくブロマイドの撮影よ」

茄子「美嘉ちゃん……」

のあ「ところでボルシチは……」

アーニャ「はい、これがのあの分です」

のあ「ズゾゾゾゾ……美味しいわね」

アーニャ「良かったです……これは芳乃と茄子とみくの分です」

みく「どれどれ……うん、すっごく美味しいにゃあ!!」

茄子「時間はかかりますけど、とっても美味しいですね♪」

芳乃「普段飲む汁物とは一風変わっておりますがーこの“ぼるしち”も大変美味ですねー」

アーニャ「三日くらいかけて熟成してきたのを食べるのも良いです」

芳乃「ほー……一度作ってしまえばそれなりに持つのですねー」

茄子「よしのやに新たなメニューが追加されましたね♪」

アーニャ「マーチ……アー……ママから受け継いだボルシチです。ぜひ事務所の皆にも食べさせてあげてください」

芳乃「そなたのぼるしち、わたくしたちがしっかり再現して見せるのでしてー」

みく「あ!のあチャンがみくのボルシチを勝手に飲んだにゃー!!」

のあ「……まだ沢山あるわ」

みく「だからって人のモノを勝手に食べたらダメっ!!」

アーニャ「みく、慌てなくてもお代わりはありますよ」

芳乃「にゃん・にゃん・にゃんはいつでも仲が良いのでしてー」

第四章「先人の知恵 ウサミンとシュガーの思い出丼」

最初のニュースに出てるのはアイドルの誰か?

第四章「先人の知恵 ウサミンとシュガーの思い出丼」

~CGプロ事務所~

芳乃「茄子よー」

茄子「どうなされましたか芳乃様?」

芳乃「“ぼるしち”といい“くろなっつ丼”といいー最近、日の本の国らしさを感じる料理がめにゅうに加わっておりませんねー」

茄子「そうですね……“よしのや”の当初の雰囲気からは徐々にかけ離れつつありますよね」

芳乃「“ぼるしち”や“おむらいす”も美味ではあるのですがー……むむむー」

ガチャリ

佐藤心「おーっす☆シュガーハートのお帰りだぞ☆」

安部菜々「ただいま戻りましたー!」

芳乃「おおー安部のとそなたはーし……しがーはーとで御座いましたかー」

心「すーはーすーはぁー☆ハバナシガーマジ最高☆って違ぇよ☆」

茄子「シュガーハートさん、ですよ芳乃様」

心「本当は“さん”も要らないぞ☆」

菜々「ところで、噂には聞いてましたけど本当に事務所で牛丼をお料理を作っていたんですね」

芳乃「はいー、千川のに正式に許可を取って行っておりますよー」

茄子「私達の仕事の都合上、食べられない方も結構いらっしゃるんですよね」

心「それだけこの事務所も有名になってきたってことだな☆」

菜々「じゃあ折角なので、芳乃ちゃんに何か作ってもらおうかな」

芳乃「はいー、こちらのめにゅうを見て好きな料理を注文してくださいましー」

茄子「こちらがメニューになります」

菜々「ふむふむ……牛丼……それにキノコ丼もあるのかぁ……悩むなぁ」

心「イチゴパスタとかクロナッツ丼とか目に見えてる地雷もあるな☆あっ!菜々さん、お冷です」

菜々「もう心ちゃんったら“さん”は良いですって。……よし、ナナは牛丼にします。」

心「はぁとは~キノコ丼でヨロシク☆」

芳乃「かしこまりましてー、茄子ー」

茄子「はい、牛丼とキノコ丼ですねー!!」

15分後

芳乃「お待たせいたしましたー」

菜々「おお!とっても美味しそうです」

心「結構しっかりしてるな☆」

菜々「では……頂きます」

菜々「あむ……うん、牛肉もたれもしっかりしてて美味しいです!」

心「それじゃあ、はぁとも……んぅ~美味い☆」

茄子「まぁ!お二人からそう言って頂けると嬉しいです」

芳乃「この事務所の大御所の内の二人からのお褒めの言葉でございますからねー」

心 菜々「「誰が大御所ですか!!(だよ☆)」」

茄子「あ、ごめんなさい……つい」

菜々「はぁ……最近、ナナの十七歳設定が忘れ去られている気がします」

心「まったく失礼な話ですよね、菜々さん☆」

芳乃「先程から気になっておるのですがー……佐藤のは安部のに対しては随分と折り目正しいのですねー」

心「ああ……はぁとは菜々さんのメイド時代の先ぱ……むぐっ」

菜々「あははははは……心ちゃんは余計な事を言わないでくださいねー」

芳乃「何やら興味が湧いて参りましたよー」

茄子「お二人の話、私も聞いてみたいです」

心「結構あるんだけど……どれにしましょうか菜々さん」

菜々「その……出来るだけナナの設定に配慮したエピソードでお願いします」

心「じゃあ☆……これは菜々さんとはぁとが同じメイド喫茶で働いていた時の事……」

~8年前~~~~~~~

心「菜々さん、済みませんでしたっ!!」

菜々「もう、次からは気を付けてくださいね」

心「あの……菜々さん」

菜々「何ですか、心ちゃん」

心「はぁ……私ってやっぱりメイドに向いてないんですかね」

菜々「どうしたんですかいきなり。さっきの事なら誰にでもあるミスだから気に病む必要はありませんよ」

心「いえ……私、このメイド喫茶に入ってから、お客様に物理的はぁとあたっく☆しちゃったり、ティーカップを割ることもしょっちゅうですし……この前なんてお茶の銘柄も間違えちゃって……」

菜々「もう……そんな事、気にしなくていいんです。心ちゃんは」

心「でも……!」

菜々「心ちゃんがさっきまで言ってたミスは誰だってする事ですし、まぁ、あんまり気にしないというのも困りますけど……ゆっくり改善していけばいいんです」

菜々「それに……心ちゃんの持ち味は笑顔なんですから、ミスを気にしすぎて笑顔を忘れちゃダメです」

心「菜々さん……」

菜々「メイドが欠かしてはならないのはご主人様を思い、ご主人様の品格を高めようと思う心です。心ちゃんがこの心を忘れない限り、心ちゃんは立派なメイドです」

菜々「さぁ、真面目な話は終わりっ。この近くに菜々のお勧めの喫茶店がありますから、そこで甘いものでも食べましょう」

心「はい、お供させて頂きますっ!!」

~~~~~~~~~~~~

心「はぁ……菜々さん……」

菜々「ちょっと!!色々と喋っちゃいけない事喋っちゃってるじゃないですか!!
ダメですよ!八年前とか言っちゃ!!」

心「あっ!!菜々さん、済みませんっ!!」

茄子「やっぱり菜々さんは立派な方なんですね……」

芳乃「頼りになるのでしてー」

心「だろ☆だからお前たちも菜々さんをもっと敬え☆」

菜々「もー!ナナは17歳なんだから敬っちゃだめですってばぁ!!」

茄子「ところで……菜々さんと心さん、お時間は宜しいんですか?」

菜々「あっ!そろそろラジオの収録時間ですよ、心ちゃん!!」

心「あっ、ちょっと待ってください菜々さん。……ホラ☆ここでは代金代わりに新しい料理を紹介するんだろ☆レシピ書いといたから受け取れ☆」

菜々「あっ……じゃあ菜々も。……これ、ナナが学生じだ……お昼の時よく食べている料理のレシピです。良かったら、“よしのや”のメニューに加えてくださいね!!」

芳乃「ふむふむーはぁと直伝他人丼とー菜々の茄子カレーでございますかー」

茄子「茄子カレー……これは私の時代が来たのかもしれません!!」

芳乃「この他人丼というのはー卵で牛肉をとじるのですかー……美味しそうですねー」

茄子「じゃあ、、早速作ってみましょうか!」

芳乃「おー!!なのでしてー」

第五章「TP(トライアド・プリムス)VS TP(トライアド・パッツン)inよしのや」

>>22

まず訂正なのですが、少女の年齢は九歳です。
次いでヒントなのですが、
1.少女は猫を飼っている。そして女はアイドル(co)
2.女は少女に対して「似ているわ。姉妹メイドを気取るのも悪くないわね」と言っている。
3.実際に良く見ると少女と女は似てる。
4.佐城さん……フヒヒ★

”黒”い星が語尾につく人にしようかとも思ったのですが、
”かわ”ったアイドルもまぁ、ありかと思いまして、
”P達”が予想もしえないアイドルにしてみました。
”本当に”良く分からないネタにしてしまって
”済みませんでした”許してください、何でもしますから!!

>>26

10歳でした、重ね重ね済みませんでした。

続きです。

第五章「TP(トライアド・プリムス)VS TP(トライアド・パッツン)inよしのや」

~CGプロ事務所~

トテトテトテ……

芳乃「茄子ー」

茄子「どうされましたか?芳乃様」

芳乃「件の選挙においてーそなたは健闘致しましたねー」

茄子「ふふふ、有難うございます♪」

芳乃「そなたは五位でーわたくしは十四位ー……これはひょっとするとわたくし達にも天の恵みが訪れるかもしれませんねー」

茄子「ええ、きっと♪」

芳乃「ならばー来るべき時の為にーわたくし達もより衆生を救済せねばなりませんねー」

茄子「はい!私も頑張りますっ!!」

芳乃「ほほほーその意気でしてー」

ガチャリ

凛「へえ……私達と戦う?」

柚「凛ちゃん達には負けないよっ!!」

加蓮「泰葉……泰葉までこういう事に乗り気だなんて、らしくないね」

泰葉「ええ……ですが、私は二人の為に戦うって決めたんです」

奈緒「はぁ……帰りたい」

忍「うん……正直同感」

茄子「あのー」

凛「そうか……なら始めようかTPの略称を懸けた戦いを」

柚「望むところだよっ!!」

芳乃「ねーねー、聞いてましてー」

凛 柚「「何っ(カナっ)!!」」

芳乃「そこで争われているとー開店出来ないのですがー」

凛 柚「あっ……」

~30分後~

茄子「とりあえず牛鍋丼をどうぞ」

凛「ありがとう……うん、おいしい」

柚「ムグムグムグムグ……美味しいっ!!」

加蓮「むぐむぐはむっはふっがつがつ……」

奈緒「加蓮……そんなに勢い良く食べてると喉に詰まるぞ」

加蓮「牛丼!喰わずにはいられないッ!!」

泰葉「加蓮ちゃんはジャンクフードが大好きなんですよね」

忍「アタシのも少しあげようか?」

加蓮「うん!食べ……」

奈緒「調子に乗るなっ」

加蓮「むー……奈緒の太眉っ」

凛 柚 泰葉 忍「「「「ふとまゆー」」」」

奈緒「眉は関係ないだろっ眉は!!」

芳乃「それでー何故そなた達は争っていたのでしてー?」

茄子「先程までただならぬ雰囲気でしたけど……」

凛「ああ……柚達がトライアド・パッツンってユニットを結成したからTPの略称を使わせろって言って来て……」

柚「色々と揉めちゃったのです!」

泰葉「そこで加蓮ちゃんが、何なら勝負して決めようって言い始めて」

加蓮「勝負って聞いた途端、泰葉が「ふふふ……勝負、勝負か……ふふふふふ♪」って言い出して」

忍「で現在に至るという事なのよ」

奈緒「良く考えたら凄く下らないことから始まってるんだな……」

芳乃「成るほど成るほどー……ではそなた達は“とらいあど”の称号を懸けて争い合っている訳ですねー」

茄子「勝負って……何をするんですか?」

柚「この中に勝負の内容を書いたカードを入れて、カードを引いた人が戦いたい相手を指名して、バトル!!それで、先に二勝したチームが勝ち!!」

芳乃「わかりましたー。では私と茄子が審判を務めさせていただきましょうー」

奈緒「良いのか?二人にはよしのやがあるんだろ?」

芳乃「それもそうなのですがー……ここはそなた達の争いを調停するのが優先されるべきかとー」

泰葉「済みません……私達に付き合って貰っちゃって……」

茄子「ふふふ、良いですよ。それに何だか面白そうですし♪」

凛「じゃあ、早速始めよっか」

加蓮「……ん?ちょっと待って!」

凛「どうしたの?加蓮」

加蓮「芳乃と茄子の髪型を見て!!」

他全員「「「「「「「はっ!!パッツン!!」」」」」」」

奈緒「……確かに良く見るとパッツンだな」

凛「これはいけないね」

泰葉「ええ、こちらとしても買収を疑われては困りますし……柚ちゃん!!」

柚「うん!えーっと……確かココに……あった!!」

ぴにゃこら太「ぴにゃっ!!何するぴにゃっ!!!」

忍「げ、あのブサイクか……」

ぴにゃこら太「何ぴにゃ!人が折角ぐっすり寝ようとしていたのに……」

柚「ぐさぐさぴにゃぴにゃ」

ぴにゃ「ほのほのむかむか……分かったぴにゃ。任せるぴにゃ」

柚「ありがとっ、ぴにゃこら太!」

ぴにゃこら太(ぐさぁは嫌ぴにゃ……)

凛「よし、これで準備は出来たね」

加蓮(何でだろう……Pさんに似てる……)

奈緒「おい!誰もあの生き物に対してツッコまないのかよっ!」

泰葉「考えたら負けですよ、奈緒ちゃん」

芳乃「あの者はー確か遊佐のがー」

茄子「ええ、こずえちゃんがこの前、邪魔って言って超新星爆発で吹き飛ばしたUFOの中に居た方ですよね……生きていらしたんですね」

ぴにゃこら太「桐生社長に「あれ……お前、ケッコー可愛いじゃん」ってヘッドハンティングされて、気が付いたらココに居ましたぴにゃ」

芳乃「運命とは数奇な物ですねー」

~TP VS TP inよしのや 開始~

芳乃「さぁー始まりましてー実況及び審判は、わたくし依田芳乃と」

茄子「鷹富士茄子です♪」

ぴにゃ「解説そして審判補佐は私、ぴにゃこら太でお送り致しますぴにゃ」

凛「それじゃあ、早速、第一試合といこうか」

柚「まずは、柚から行くよっ!」

凛「そっか……ならリーダー対決だね」

芳乃「ほほー喜多見のと渋谷のが戦うのですかー」

茄子「ユニットリーダー同士の対決ですね……一試合目から白熱してますっ」

ぴにゃ「ここで勝てば、一気に形勢を傾けられるだけあって、両者にとって大事な一戦になりますぴにゃ」

柚「あっ、どうぞっ!」つ名刺

凛「いえいえ、こちらこそ」つ名刺

茄子「あーっと!ここで名刺交換です!」

芳乃「名刺交換は基本常識でしてー」

ぴにゃ「さぁ、名刺交換を済ませて二人が引くカードは何か!?」

凛「じゃあ、私が引くね」

柚「何が来ても負けないもんねっ!」

凛「ほいっ……………………マ゚ッ!!!」

芳乃「渋谷のが少女らしからぬ声を出した気がするのですがー」

茄子「一体どんなカードをひいたんですかね」

凛「ば………………バスト勝負」

柚「やったー!!柚の勝ちーっ!!」B82

ぴにゃ「おーっと!これは痛い!痛すぎるカードでしたぴにゃ!!」

加蓮「アハハハハハっ――!!!!」

奈緒「ば……バスト勝負って……んふっ、くくくくくくく……はははははははっ!!」

泰葉「誰が……誰がそんなカードを…ふふふっ」

忍「も、んふっ、もしかして……」

凛「わたしです」B80

芳乃「おおー……」

茄子「あははは……」

加蓮「えっ、待って、どうしてそんなに勝ち目のないカードを、あははははははははっ!!」

奈緒「おおかたっ、泰葉や忍にならっ!勝てると、ははははははははっ!!」

泰葉「私と忍ちゃんのバストサイズって……私が79で」

忍「アタシが78だから、凛よりは1~2cm下だね」

凛「うん……二人になら確実に勝てると思って……」

芳乃「ぴにゃよー、渋谷のの心の内どう見ますかー」

ぴにゃ「おそらく、泰葉か忍にバストサイズで勝って、貧乳の汚名を返上すると共に、優越感を得ようと思ったんじゃないかぴにゃ?」

茄子「成るほど成るほどー、第一試合は、柚ちゃん達、トライアドパッツンの勝利です!!」

柚「やったー!!ホラ、泰葉ちゃん、忍ちゃん、ハイターッチ!!」

柚 泰葉 忍「イェイっ!!」

凛「………………ああ」トオイメ

加蓮「ウチのリーダーが既に戦意喪失してるんだけど」

奈緒「あの負け方はなぁ……流石にダメージが大きいよな」

凛「うう……机があったら潜りたい……」

忍「じゃあ、そろそろ第二試合といこうか」

加蓮「そうだね、早く決着をつけて牛丼食べたいし」

奈緒「まだ食うのかよ……」

芳乃「それではー第二試合ー」

茄子「開始でーす!」

続きです。

加蓮「じゃあ、ウチからは奈緒っ!!」

奈緒「仕方ないなぁ……やるか」

柚「ならこっちは……泰葉ちゃんっ!」

泰葉「先輩としての威厳を示してきます」

芳乃「おー、神谷のと岡崎のでございますかー」

茄子「両ユニットの縁の下の力持ちですね」

ぴにゃ「二人ともユニットでは弄られ役としても名を馳せておりますぴにゃ」

奈緒「じゃあ泰葉、今度はそっちからカードを引いてくれ」

泰葉「はい。……えーっと……かわいさ対決?」

柚「あっ!柚が書いたのだ!」


奈緒「か、かわいさって……どうすればいいんだよっ」

加蓮「大丈夫、大丈夫、私に任せれば……ふふふふ」

忍「じゃあ泰葉も着替えに行こっか」


泰葉「えっ、何だか私達の時だけ妙に準備が良くないですか?」

柚「気のせい、気のせいだよ~」

芳乃「さぁー、両者お召変えの支度に入ったのですがー、どちらが勝つのでしょうねー」

茄子「どっちでしょうねー♪あ、二人とも牛丼どうぞ」

ぴにゃ「これはありがとうございますぴにゃ」

芳乃「はふはふーもぐもぐもぐー」

茄子「おっと二人とも準備が完了したようです」

柚「じゃあ、泰葉ちゃんからお披露目だねっ」

忍「ほら、泰葉っ!恥ずかしがってないで出て来てって」

泰葉(競泳水着+猫耳)「うう……恥ずかしいです///」

茄子「おおーっ!!可愛いですし何だかえっちですっ!!」

ぴにゃ「うっ……ぴにゃ」

芳乃「我が神社の巫女に欲しいですねー、緋袴を一つ注文しておきましょうかー」

茄子「まだ気が早いですよ、芳乃様」

忍「ファン待望のやすにゃんこ!しかも競泳水着な所がマニア心をくすぐるね」

柚「写真は10万モバコインから発売中でーすっ!これでイイんだよね、ちひろさんっ」

ちひろ「はい♪」

忍「さぁ、泰葉の評価点は何点かな?」

デデデデデデデ……デンッ!!

芳乃『我が神社の巫女になるのでしてー 90点』

ぴにゃ『おじさんとイケないお遊び しよう!! 80点』

茄子「えっちなのはいけないと思いますっ! 75点」

柚「おおー!かなりの高ポイントだねっ」

忍「因みに茄子さんはどうして80点台をつけなかったのかな?」

茄子「私が助勤巫女に求めてるのは、えっちさじゃなくて妹にしたいぐらいの可愛さなので……十分可愛らしいのですけど、もうちょっと妹っぽさを出していただけたらなと……」

柚「うーん、やっぱり水着はやめてマーチングバンドにするべきだったかー」

忍「泰葉はそっちも似合いそうだからね」

泰葉「どっちも恥ずかしいですっ!!」

芳乃「さぁー次は神谷のなのですがー」

茄子「出てきませんね。奈緒ちゃーん」

加蓮「ほら、呼んでるってば」

奈緒「こんなカッコで皆の前に出られる訳が無いだろっ///」

加蓮「いいからほらっ!!」

奈緒(シーサイドキャット)「うわぁっ!!」

柚「おおー!!可愛いっ」

忍「何だこれは……たまげたなぁ」

泰葉「……これは恥ずかしいなぁ、うん」

加蓮「みくの衣装を偶然見つけたから、イケるかなって思って着せてみたらコレが案外イケたから着せてみたんだけど……どうかなっ」

芳乃『そなたもわたくしの巫女にー 90点』

ぴにゃ『奈緒氏が着てるのがポイント高めですぴにゃ 90点』

茄子『可愛いです!あと芳乃様、浮気はやめてくださいね♡ 85点』

加蓮「ということは……この勝負は私達、トライアドプリムスの勝ちだね」

忍「うーん、流石に二連勝で快勝ってのはきつかったかー」

泰葉「済みませんでした……」

柚「ううん、相手が悪かったよ」

奈緒「ところで、アタシはいつになったら着替えられるんだ?」

加蓮「このゲームが終わるまでずっと♪だよ」


奈緒「はぁぁぁぁ!!!?」

柚「あ、泰葉ちゃんもだよっ」
泰葉「えっ……このままの格好でいなきゃいけないんですかぁ///」

忍「よし、じゃあ最終戦だねっ。最終戦はもちろんアタシ、工藤忍がお相手するよっ」

加蓮「ふふふっ、お手柔らかにお願いするね忍」

芳乃「遂に最終戦ですねー。ここまで互いの成績は横ばいですがー」

茄子「そうですね、この勝負で全てが決まるんですね」

ぴにゃ「最後の勝負はどんな勝負なのか……楽しみですぴにゃ」

加蓮「最後の勝負は……よっと、料理勝負?」

忍「料理勝負か……でもどういう料理を作ればいいのかな」

芳乃「ではーわたくし達がお題を致しましょうー」

茄子「そうですね、じゃあ、丼料理対決で行きましょうっ!!」

ぴにゃ「料理は女の子の基本ですぴにゃ」

加蓮「料理か……私、あんまり作った事が無いんだよなぁ」

忍「料理か……これは勝てるかもっ」

芳乃「それではそれではー調理開始ー」

30分後

加蓮 忍「「出来たよー」」

芳乃「ほほーまずは工藤のからお出しくださいませー」

忍「アタシが作ったのは鶏肉と卵の柚胡椒丼っ!!」

茄子「おおっ!!凄く美味しそうですっ」

芳乃「もごもぐもぐー、むおー美味なのでしてー」

ぴにゃ「これは!ッけっこうイケるですぴにゃ!!」

忍「へへっ、柚に因んで柚胡椒を使ってみたんだけど、気に入ってくれたみたいだねっ!!」

茄子「それじゃあ、加蓮ちゃん、どうぞっ!!」

加蓮「私は……カツ丼っ!!」

芳乃「おおーカツ丼でございますかー、よしのやのメニューにはございませんねー」

茄子「ベーシックなメニューですけど、なかなか作る機会がなかったんですよね」

ぴにゃ「ぴにゃぴにゃぴにゃ……衣がサクサクで美味しいですぴにゃ」

柚「むむむ……美味しいっ、流石は加蓮ちゃん!」

加蓮「奈緒にも少し手伝ってもらったんだけどね」

凛「ハムハムガツガツガツ……」

奈緒「やけ食いは程々にしろよ、凛」

芳乃「むむー甲乙つけがたいですねー」

茄子「これは……二人とも勝ちで良いんじゃないですか?」

ぴにゃ「そうですぴにゃ、それが良いですぴにゃ」

芳乃「という事でーこの勝負は引き分けでしてー」

柚「そうだねっ、もう柚は皆と遊びたかっただけだし」

忍「名前とか正直どうでもいいからね」

泰葉「仲良しが一番、ですね」

加蓮「ところで、今回のメニューはよしのやのメニューに加わるの?」

茄子「はいっ、是非使わせてください♪」

芳乃「よしのやのめにゅうも彩が増しましたねー」

ぴにゃ「じゃあ、ぴにゃはギャラ貰って帰るから」

忍「ちょっと待って、ブサイク」

ぴにゃ「どうしたぴにゃ?」

柚「最後に……へへへっ」

ぴにゃ「もしかしてぐさぐさですかーッ!?」

全員「「「「「「「「「YES! YES! YES! "OH MY YOSHINO"」」」」」」」」

ぴにゃこら太「ぴにゃぁぁぁぁぁぁ~~~」

~第六章 地獄姉妹登場~

翌日

芳乃「ほー……ほー……これはこれはー」

茄子「何をなさっているのですか?芳乃様」

芳乃「現時点でのよしのやのめにゅうを見ていたのですがー」

~よしのや お品書き~

・牛鍋丼
・女神(美優さん)の親子丼 
・時子様の豚丼&豚汁
・のあ&七海のネギトロハンバーグ丼
・みくの特製ハンバーグ丼(牛豚合挽肉使用)
・~橘ありすの洋麺変生~特製イチゴパスタ←でんじゃーbyわたくし
・輝子のキノコ丼in my friends
・神崎蘭子の神世界へ翔けよ黄金化する鶏の騎士(オムライス)
・茜の全力ダッシュ生姜焼き丼
・みちると法子のクロナッツ丼←でんじゃーbyわたくし
・アーニャのボルシチ
・パッツン三人組の鶏肉と卵の柚胡椒丼
・トライアドプリムスの贅沢カツ丼
~~~~~~~~~~~~~~~~~

茄子「随分とメニューが豊富になりましたね♪和洋中全部提供できます」

芳乃「当初は丼物のみだったのですが随分と変わり種も増えましたねー」

茄子「もう牛丼処じゃなくて定食処ですね」

芳乃「ですがーこのよしのやの看板はそなたの牛鍋丼なのでしてー」

茄子「ふふ……ありがとうございます♪」

カチャリ

茄子「あっ、お客様みたいです」

チャキ チャキ チャキ(服に付いた金属と床が擦れる音)

千秋(地獄兄弟の弟の格好)「お早う、二人とも」

美嘉(地獄兄弟の兄の格好)「お早う、今日もやってるのかな?」

芳乃「はいー、開店しておりますがー……そなた達の格好はー」

美嘉「ああ……これには深いわけがあるんだよ」

千秋「話しましょう、私と美……いえ、姉さんが地獄に落ちた理由を」

美嘉「そう、あれは千秋が白銀の騎士として光の世界の住人だったころ……」

~イベント中の出来事~

オーク(演 棟方愛海)「ふひひ……聖騎士さん、もう終わりかなっ」

千秋「くっ…………殺せっ」

愛海「ふひひ……その前に色々と楽しませてもらうけどね♪」

法子「千秋さんっ!!」

ガリッ ガリガリガリガリッ!!!

千秋「……あれは……まさか」

チャキ チャキ チャキ チャキ

デデデデ……デンデンデン

美嘉「…………」

法子「美嘉ちゃん……」

愛海「お楽しみの邪魔だよっ、やっちゃえ!!」

オーク「フヒヒっ」

美嘉「シッ!!」

オーク「グフヒッ!!」

美嘉「ハァっ!!」

オーク「ぐふ……ひ」

法子「凄い……オークを生身で」

千秋「その……カリスマギャルはどうしたの……?」

美嘉「もう……カリスマなギャルじゃ無いんだよ。……せいッ!!」

ドカッ

美嘉「どうせアタシなんか…………変身」

美嘉「はぁ…………」

愛海「美嘉さんの衣装がワンダフルマジックに!!」

デンデン!!デン!デンデン!

オーク「ふひひひっ」

美嘉「はぁッ!!オラぁッ!!」

ドカァッ!!

オーク「フヒッ!!」

美嘉「今、誰かアタシを笑ったか……?」

美嘉「フッ!!ハァっ!!」

法子「凄い、たったのキック一発でオークたちが!!」

美嘉「愛海ちゃんか……」

愛海「こうなったら、まとめて揉んでやるっ!!」

美嘉「遅いっ!!」

バキッ!!

愛海「ぐふっ……美嘉さん、ちょっと強すぎ……」

千秋「あのオークたちが手も足も出ないなんて……」

美嘉「アイドルジャンプ」

ピピ、ピピ、ドシュン!!

愛海「ちょっ待っ……」

美嘉「アイドルキック!!」

美嘉「はぁッ!!しッ!!たぁッ!!」

ズドドドドドッドォォン!!!

愛海「ふひぃぃぃぃぃぃ!!!」

千秋「美嘉さん……どうしてここに」

美嘉「……これ」

スマートフォン「今日夕方、市内の公園で十歳の女の子が、二十歳前後の女に「私とお風呂に入りましょう?」「貴方の好きな猫もたくさんいるわよ」と声を掛けられ、連れ去られる事件が発生しました。少女は二時間後に救出されましたが、女は依然逃走中です」

千秋「あっ……」

美嘉「千秋……アタシと一緒に…………地獄に落ちよう」

アイドルキック!!

千秋「きゃぁぁぁああっ!!!」

~~~~~~~~~~~

千秋「そう……あの日から始まったのね、姉さんとの地獄巡りが」

一旦ここまでです。
唐突な伏線拾いになります。

~ある日の出来事~

桃華「牛丼というものは初めて食べるのですが……とっても美味しいですわ」

芳乃「ほーほーわたくしたちの牛鍋丼が初めてでー」

桃華「そうですわ。アイドルになる前はこういったファーストフードは食べたくても食べられなかったので」

茄子「私も同じような経験があるので分かります」

美嘉「見て」

千秋「……あれは!」

美嘉「そう、地べたを這いずり回ってこそ見える光もあるんだよ……」

千秋「佐城さんのもいつか……ふふふ」

早苗「ところで貴方達、芳乃ちゃんの牛丼も食べずに何をやってるのかな?」ゴゴゴゴ……

美嘉「でも期待しないで……どうせアタシ達には一生見る事は出来ない……」

千秋「ある時は早苗さんにこってり絞られて……またある時は」

美嘉「…………」つ「姉の味噌」
千秋「…………」つ「妹の塩」

美嘉 千秋「「ずぞぞぞぞぞぞ……」」

千秋「ふぅ………」

莉嘉「ブリっちゃーん、行くよーっ!!」

ブリッツェン「ぶもぶもー」

千秋「良いなぁ……あのトナカイ、褒められているわ」

美嘉「まだまだだね……千秋。いい、私達は闇の世界の住人だよ……光を求めるな」

千秋「御免なさい、私が間違っていたわ」

莉嘉「お姉ちゃんと千秋さん……何やってるの……?」

美嘉「ヤバイっ!!」

美嘉「振り返ると色々とあったね……」

楓「私も仲間に入れてください」

千秋「ふふ……楓さんも地獄に落ちたいの?」

楓「美優さんを寝てる間に全裸にしたら、家を追い出されました」

美嘉「失恋は、最高の暗闇だよ」

千秋「楓さんも……私達と姉妹になりましょう」

楓「姉さん……」

~~~~~~~~~~~~~~

芳乃「因みに高垣のはどうしたのですかー?」

千秋「美優さんと仲直りして脱退したわ」

美嘉「光を取り戻した者に用は無いからね……」

茄子「あの……美嘉ちゃん?」

美嘉「何……かな?」

茄子「千秋さんが地獄に落ちた理由は分かったんですけど……美嘉ちゃんはどうしてそんな恰好をし始めたんですか?」

美嘉「私は……私は……ダーク・ル・ルキャンの内なる声を抑え込むため……かな」

芳乃(真に思えぬのですがー)

美嘉「さぁ……アタシ達はここら辺で帰るよ。牛丼、ご馳走様」

千秋「とても美味しかったわ、二人とも……あ!み……姉さん!」

美嘉「どうしたの?」

千秋「このお店の掟をすっかり忘れていたわ……」

美嘉「掟?」

茄子「掟という訳じゃないんですけど……今まで、このよしのやで食べていった人で丼のレシピを教えてくれる方々が居ましてね。何か美味しい丼を知っていれば教えてもらえないでしょうか」

美嘉「そっか……なら千秋、折角だから何か教えていきなよ」

千秋「その……莉嘉さんから、「お姉ちゃんの麻婆豆腐はとっても美味しいんだよっ☆」って話を聞いていて……是非、姉さんの料理を食べてみたいのだけど駄目かしら?」

芳乃「麻婆豆腐丼でございますかー」

茄子「中華ですよ!中華!!」

美嘉「いや……今のアタシに豆腐は眩しすぎる」

芳乃「そこを何とかーお願いできないでしょうかー」

美嘉「…………アタシの作る地獄の麻婆豆腐……楽しみにしててね」

~30分後~

美嘉「出来たよ……これがアタシの麻婆豆腐丼だよ」

千秋「コレが……美嘉……姉さんの」

芳乃「はむっ……はふはふっ!!」

茄子「熱いので気を付けてくださいね、芳乃様」

千秋「それでは頂くわ。……うん、凄く美味しいわ」

芳乃「少々辛みが強いですがーこれもまた食欲をそそりますねー」

茄子「唐辛子の辛さと山椒の痺れる様な辛さがご飯とあって、お箸が止まりませんねっ」

美嘉「そう……喜んでくれて嬉しいよ」

芳乃「これはよしのやで提供してもよろしくてー?」

美嘉「うん、是非ともお願……あれはっ!!」

愛海「ふひひ……ふひひひひ」

晴「何だよっ……止めろっ!」

雪美「やめて……愛海……」

愛海「今のあたしはオークだから人の言葉は通じないのだー!!」

千秋「姉さんっ!!」

美嘉「…………もう一度求めてみよっかな……光を」

千秋「ええ……行きましょう、姉さん」

美嘉 千秋「「はぁぁぁぁぁぁぁぁ――!!!!!」」

アタシ達の戦いはこれからだっ!!!

芳乃「それにしてもーこの麻婆豆腐は熱すぎますねー」

茄子「芳乃様、猫舌ですからね」

~最終章 芳乃と茄子の過去語り~

~CGプロ事務所~

芳乃「ほほー……懐かしいですねー」

茄子「芳乃様、さっきから何を見ていらっしゃるのですか?」

芳乃「あるばむというものを見ているのでしてー」

茄子「誰のアルバムなんですか……ってこれ私と芳乃様の!!」

芳乃「昨晩、部屋を清めていたら見つけたのでしてー」

茄子「うわーっ……これ、私の入学式の時の写真……」

芳乃「わたくしはそなたが生まれた時から今の今まで全てを、こうして写真に収めているのでしてー」

茄子「これは……初めて芳乃様に出会った時の写真ですね」

芳乃「あの時のそなたは、わたくしから見ると大変可愛らしいものでございましたー」

~茄子と芳乃の初めての出会い~

茄子「うう…………おにんぎょう……なくしちゃった」

芳乃「どうされたのでー?」

茄子「あ、よ……よしのさま……」

芳乃「そんなに恐れずとも良いのですよー。ほら近くにー」

芳乃「何があったのかーわたくしに聞かせていただけませんかー?」

茄子「あの……その……おにんぎょう……なくしちゃって」

芳乃「失せ物ですかー……少々目を閉じてー頭にそなたの人形を思い浮かべてくださいませー」

茄子「はいっ……ふぬぬぬ」

芳乃「そうするとー……ここにそなたの人形がー」

茄子「ど、どうやってみつけられたのですかっ!!すごい……」

芳乃「ほほほーわたくしは神でございますのでー。今度は失くさぬ様気を付けるのですよー」

茄子「は、はいっ!!」

~~~~~~~~~~~~~~

芳乃「あの時の茄子は大変可愛らしかったのでしてー」

茄子「ふふっ……ありがとうございます♪」

茄子(思えば……あの時から芳乃様は私にとって唯一の神様になったんですよね……)

芳乃「……何でございましょうかー?」

茄子「ふふっ……こうして思い出を振り返ると少し感慨深い気分になっちゃって」

芳乃「そなたとも長い付き合いでございますのでー」

茄子「芳乃様」

芳乃「茄子ー」

茄子「あっ……ふふっ」

芳乃「ほほほー……互いの言の葉すらもでございますかー」

芳乃 茄子「「来年もどうぞよろしくお願いしますっ!!」」

おわり

番外編(美優P注意)

まゆ「拝啓、愛するPさん。どうして私に性夜をプレゼントしてくれなかったんですか」

まゆ「クリスマスまで仕事なんて……Pさんの仕事はそんなに忙しいのでしょうか」

まゆ「それともやっぱり、まゆが貴方のアイドルだからですか」

まゆ「ああ、お願いだからそんな事言わないで。まゆは女の子、女の子なんです!!」

まゆ「こんなにPさんの事を思っているのに、やっぱりPさんはあの中二病共が良いんですねぇ」


まゆ「Pさんにモテたいッッ!!この気持ちっ!決してあの蒼蒼コンビには分からないッッ!!狂おしいまでの渇望ッ!!この思いが叶わないなら……」

まゆ「そうだ、腹を切りましょう」

まゆ「まゆの熱い血潮を持って、この性夜(クリスマス)とかいう糞戯けたイベントに対する異議申し立て及び呪いとなるように……Pさんのパンツを墓前に捧げて」

まゆ「ふんぬっ!!」

まゆ「よし……のや……番外編……わたしは……性夜を……知らない……ガクリ」

ちひろ「あんんめいぞぉぉぉぉぉぐろぉぉぉぉぉぉりああああああすっ!!!」

ちひろ「そういう訳で、時子さーんっ!!」

ちひろ「この愛に狂い人々が泣き喚く夜にふさわしいのはっ!!私と時子さんしかいないんですよぉ!!」

時子「人を夜に呼びつけといて、一体何をするつもりなのかしら」

ちひろ「だ・か・ら・クリスマスには目玉もボイスも異性すらも手に入れられなかったんです♪もうそういう事で決まっちゃったんですよぉ」

時子「ああ……この番外編の趣旨は、クリスマスに何一つ手に入れられなかった度し難いクズ共が運命に対する恨みつらみ哀願泣き言その他諸々をぶちまける場だという事ね」

ちひろ「いえーすっ♪さっきまゆちゃんも言ってたでしょう。わたしは♪性夜を♪知らない♪この趣旨から逸脱することは許されませーん♪」

時子「でも私は奴隷共(美世、雫、くるみ、茄子)と……」

ちひろ「うらうらのぉぉぉぉべぇぇぇえすっ!!」

ちひろ「はい死んだ!時子さん今死んだ!!ダメですよ時子さぁん!!発言に気をつけないとぉレアメダルにしちゃいますよーん♪」

時子「さっきからのお前のテンションは一体何なのよ」

ちひろ「そういうことはぁ~もうどうでもいいじゃないですかぁ!!」つウィスキー

時子「あっ……まぁいいわ。この夜に豚どもの嘆きを魚に一杯やるのもまぁ乙でしょう」

ちひろ「それじゃあ、いっきますよぉぉぉー♪」

ちひろ「非リア充ちゃん、いらっしゃーい♪」

川島瑞樹「そう……あれは12月24日当日、番組が終わった時の事だった……」

瑞樹「番組が終わるとプロデューサーが私にめがけて走ってきた!!もー困っちゃうなんて……そう思いながら何かしらぁ♪って聞いてみたらぁ」

モバP「これで好きなモノ食べてきてください」つ5万円

瑞樹「って何よそれっ!!瑞樹はお金が欲しいんじゃないの!!Pくんの人肌が欲しいのに……今日は大人組とヤケ酒ね……はぁ」

時子「随分とベタね、おい」

ちひろ「うわぁ、でも最初の一人としては中々良い哀れさじゃないですか♪」

時子「異論はないわ。では続けていきましょうか」

時子「クリスマスになっても一人寂しい敗残兵諸君……この私にその絶叫を聞かせなさい!!」

美優「では三船美優……参ります」

美優「私はあの日……仁奈ちゃんを家に送った後……家で一人、テレビを見ていました……」

ちひろ「うわっ、真性が来ちゃいましたよ」

美優「楓さん、どうして私の部屋に……」

時子「良いでしょう、それでこそ純度の高い嘆きが収集できるというもの」

美優「楓さん、そろそrお酒はやめた方が……えっ、吐きそうなんですか!?」

ちひろ「悪魔召喚の触媒集めみたいですねぇ」

美優「ちょっ、駄目ですっ!!楓さんっ、ソコは駄目ですっ!!」

時子「実際そうでしょう?貴方と私が集まれば、そこには嘆きと苦痛しかあり得ない」

美優「はぁ……という事なのです」

ちひろ「へ……えっ!?す、済みませんっ聞いてませんでした……」

時子「もう一度話しなさい、団地妻っ!!そして私を楽しませなさい」

美優「………………………ふふふ」

ちひろ「あれー?みゆさーん!ちょっとー!!」

時子「おい、腐れ茄子、私をここから早く転移させなさい」

茄子「わかりました~♪」

時子「さようなら」シュン

ちひろ「えっ……ちょっ!時子さん!?」

美優「ちひろさん……ちひろさんは私の事を置いていきませんよね」

ちひろ「いや……その……私、アイドルのプレゼントをPさんに……」

美優「大丈夫ですよ……すぐにPさんも送ってあげます。芳乃御流合戦礼法“月片”が崩し――」

美優「――天座失墜・小彗星(フォーリンダウン・レイディバグ)」

ズドォォォォォォォォォン!!!

ちひろ「うぼぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああっッ――!!!!!」

おしまい。

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