幼馴染「ほら、押し倒してもいいんだよ？ほーらほら」

男「お断りします」

幼馴染み「うーん、手強いな」

男「そんなことより野球しようぜ！」

幼馴染「ぐぬぬぅ…」

・・・・・

・・・・

・・・

・・






男「あれから１０年…か」

男「…」

幼馴染「さぁ襲え」ﾊﾞｯ

男(変わりねーな…)

男「あのなぁ、…うーん…」

男「…なんか違うんだよ」

幼馴染「なんかってなに」

男「その…うーん…」

男「襲えといわれると襲う気にならないというか…」

幼馴染「ほほぅ」

幼馴染「あっ、じゃあ黙ってれば襲ってくれるのかな！」

男「それはないかな！」

幼馴染「ぐぬぅ」

男「とにかく学校でそれは言うな」

幼馴染「男が襲ってくれればいい話だよ、ほらはやく」

男「えー…」

男「そもそも何でそんなに襲ってほしいんだよ」

幼馴染「処女は好きな人に捧げたいよ」

男「ほー…えっ」

幼馴染「えっ」

男「お前、何冗談言ってんだよ、そういうことは…」

幼馴染「本気だよ」

男「えっ」

幼馴染「えっ」

男「て、てっきり冗談かと」

幼馴染「１０年間も冗談言わないよ」

男「…」

幼馴染「…」

男「なっ、えっ、ちょ、ななな何いってんだよ急に・・・」

幼馴染(おー…照れてる照れてる)

男「じょ、じょっじょうだん…」

幼馴染「ひひ、顔まっか」

男「っ…」

男「俺、てっきりからかわれてるとおもっ、て…」

幼馴染「だから本気だってば」

男「…まじか」

幼馴染「…ねぇ」

幼馴染「貰ってよ、わたしのはじめて。かわりに男のはじめて、ちょーだい」

男「え？はっ・・・」