雪歩「誕生日なので安価で行動します」 (89)

雪歩「今日はクリスマスイブですけど私の誕生日でもあるので、安価で誕生日を楽しく過ごします」

雪歩「まずは>>3をします」

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ケーキ作りをする

雪歩「バースデーとクリスマスの両方のお祝いができるケーキでも作ろうかな」

雪歩「でもどんなケーキを作ったらいいんだろ?」

雪歩「…あ、>>6ケーキならみんな喜ぶかな?」

プロデューサーさんの顔

雪歩「プロデューサーの顔をモチーフにして作ったらみんなきっと喜ぶと思います!」

雪歩「でも顔の形をしたケーキなんて私に作れるのかな?」

雪歩「あ、そうです! >>12と一緒に作ったらいいケーキが作れると思います!」

雪歩「それでは早速買い物に行きます、>>12と一緒に!」

貴音

デパート

雪歩「今日はよろしくお願いします、四条さん」

貴音「ええ、そしてお誕生日、おめでとうございます雪歩殿」

貴音「あなたにとって愛でたい日である今日、私はあなたのために尽くしましょう」

雪歩「ありがとうございます、早速ですけどプロデューサーの顔のケーキ…、材料は何にしたらいいのでしょう?」

貴音「ふむ…、顔の色や形から判断して…やはり>>14>>15、そして>>16がいいのではないかと?」

いちご

チョコレート

生クリーム

貴音「苺にチョコ、そして生クリームが良いのかと?」

雪歩「それただのケーキの材料ですよね?」

貴音「顔を作るのに凝った材料など必要ありません、ケーキの上にクリームで顔の絵を描くだけで顔のケーキが出来上がるでしょう?」

雪歩「あ、確かに」

貴音「それでは買いに行きましょうか、善は急げですよ」

雪歩「はい」

コチラナンテドウデショウカ?

ア、ソレヨサソウデス!

>>20「あそこにいるのは…」

春香

春香「おーい、雪歩! 四条さ~ん!」

雪歩「あ、春香ちゃん」

貴音「これはこれは春香、あなたも来ていたのですか」

春香「何してたの? お買い物?」

雪歩「うん、ケーキを作るために材料を買いに行ってたの」

春香「そうなんだ、誕生日にクリスマスだからね」

雪歩「春香ちゃんは?」

春香「私は>>24だよ」

千早ちゃんの下着選びに来た

春香「千早ちゃんの下着選びに来たんだ、今日クリスマスだからプレゼントしようと思って」

雪歩「そ…そうなんだ…」

貴音「し、下着ですか…」

春香「ねぇねぇ、雪歩はどんな下着が千早ちゃんに似合うと思う?」

春香「紐パン? それともくまさんおパンツ?」

雪歩「は、春香ちゃん! こんなところでそんな恥ずかしい話やめてよ///」

春香「あ、ごめん…、それでどんな下着が良いと思う?」

雪歩「………///」ゴニョゴニョ

春香「え、何? よく聞こえない」

雪歩「…>>27///」ゴニョゴニョ

ブリーフ

雪歩「ブリーフ///」

春香「ブリーフ? でもあれ男性用の…」

春香「…あ、なるほど! 確かに千早ちゃんにはぴったりだね」

春香「ありがとう雪歩、参考になったよ!」

雪歩「ど、どういたしまして…」

春香「それじゃあまた事務所で会おうね!」ダッ!

貴音「…萩原雪歩、あなた…」

雪歩「…何も言わないでください、穴掘って埋まりたい気分です…」

貴音「…買い物の続きをしましょうか」

雪歩「はい…」

雪歩宅

貴音「雪歩殿の家には初めて入りますがなかなか趣がある家ですね」

雪歩「家に関しては強い拘りを持っているんです」

貴音「そうですか、それでは早速作りましょう」

雪歩「はい」

貴音「まず材料は卵、牛乳、小麦粉、etc…」

貴音「そして苺にクリームにチョコに>>33

雪歩「えっ!? それって…」

貴音「ふふっ、隠し味ですよ」

醤油

貴音「醤油です、いい隠し味になるんですよ」

雪歩「な、何でですか!? しょっぱくなりますよ!」

貴音「けぇきには醤油が合うと真美に教えてもらったので」

雪歩「そ、そうなんですか?」

貴音「はい、さらに実を言うと私は最近醤油味に嵌ってまして…」

雪歩「それラーメンの話じゃないですか?」

貴音「…………それでは早速作りましょう」

雪歩(…大丈夫かな?)

雪歩と貴音の安価クッキング


雪歩「6人分のケーキを作ります」

雪歩「まずはボウルで人数分の卵を混ぜ、泡だったら砂糖100gを加えて混ぜます」

雪歩「さらにハンドミキサーで3分かき混ぜ、ベーキングパウダーを振って混ぜます」

雪歩「さらに溶かしたバターと牛乳大匙一杯を入れてさらに混ぜ…」

雪歩「型に入れて>>39℃のオーブンに入れて30分間焼きます」

765

雪歩「オーブンに入れて温度を765℃にして焼きます」カチカチカチ

雪歩「さて、次はクリームですね」

貴音「そうですね」

貴音「それではくりぃむに醤油を入れて醤油くりぃむを作りましょう」

雪歩「おいしいんですか?」

貴音「真心こめて作れば何でもおいしくなるものですよ」

雪歩(あ、これまずいかも)



プス…プスプス…

貴音「この生くりぃむをよくかき混ぜて…」ギュイイイイイイイイン

貴音「ほどよく泡立ったら醤油を入れましょう」ギュイイイイイイイイン

貴音「雪歩、醤油>>45入れなさい」ギュイイイイイイイイン

雪歩「は、はい!」


>>45は入れる単位


プス…プスプスプス…ボォッ!

20cc

貴音「醤油20cc」

雪歩「それだけでいいんですか?」チョロッ…

貴音「最初に申し上げたようにこれは隠し味です」

貴音「たくさん入れる必要はありません」

雪歩「そうですか…ところでさっきから何かにおいませんか?」

貴音「そういえば、おーぶんの方から燃えているにおいが…」クルッ

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!

雪歩・貴音「」

ご飯食べてきます、1時間かかります



あと765度ってなんだよ。亜鉛やアルミドロドロになるじゃねぇか

雪歩「しししししししししし四条さんオーブンが!!!???」ガタガタガタ

貴音「おおおおおお落ち着きなさいゆゆゆゆゆゆ雪歩ほほほ…」ガタガタガタ

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ!

二人「ひぃ…!」

ドタドタドタドタ

組員A「どうしましたか雪歩嬢!?」

雪歩「あ、助けてください!」

組員B「うわっ! 何だこれ!? キッチンが炎に包まれてやがる!?」

組員A「誰か! 消火器と消防車!」

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ!

雪歩「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」

数時間後

雪歩父「やっと消えたか…」

組員たち「助かりましたね…」

貴音「大丈夫でしたか、雪歩?」

雪歩「はい…、でも>>56が燃えてしまいました…」

クリスマスケーキ

雪歩「クリスマスケーキが燃えて炭になってしまいました…」

貴音「ええ、確かにこれは困りました…」

貴音「どうしましょう…、もう約束の時間がありません…」

雪歩「…仕方ありません、みんなには悪いけど…ケーキ作りは諦めて…」

>>60「ちょっと待ったァ!」

春香

春香「ちょっと待ったァ!」

雪歩「春香ちゃん!?」

春香「雪歩の家が家事だと聞いて、すっ飛んできました」

春香「そして話を聞いてみればクリスマスケーキが燃えたらしいと…」

貴音「はい、おーぶんの調節を間違えてしまって…」

貴音「作り直そうにももう材料も時間も…」

春香「だったら私に任せてよ! こうみえて私、ケーキに関して右に出るものはいないよ!」

雪歩「いいの?」

春香「もちろん! だって私たち、仲間だもんね!」

雪歩「春香ちゃん…」ブワァ…

貴音「春香…」グスン…

春香「という訳で早速作ろう! パーティーが始まる前に」

二人「はい!」



春香宅

春香「オーブンは180℃にして焼くんだよ」

雪歩「うん」

春香「四条さんほっぺにクリームついてますよ」

貴音「なんと…」ペロッ

春香(そうだ、ケーキにこれを入れて雪歩を驚かそう!)

そして…

春香「最後にチョコクリームでプロデューサーの顔を書いてっと…よし!」

三人「完成!」

雪歩「ありがとう春香ちゃん! 一時はどうなることかと思ったけど…」

春香「無事に完成できてよかったよ!」

貴音「醤油が入ってないのは残念ですが、これはこれで良しとしましょう」

春香「それじゃあ早速事務所に行こうか!」

事務所

雪歩「みなさんこんばん…」

パンパンパァン!

雪歩「ひぅ!」

一同「雪歩! お誕生日おめでとう!」

雪歩「み、みなさん…」

真「おめでとう雪歩、そしてメリークリスマス」

雪歩「メ、メリークリスマス、そしてありがとう!」

美希「ご馳走も用意してあるからたくさん食べてね☆」

P「用意したのは俺と律子だがな」

雪歩「皆さん…本当にありがとうございます!」

―――
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―――――――――
――――――
―――

雪歩「…そしてこれが私たち三人で作ったプロデューサーの顔をしたケーキです!」

P「おお、俺そっくりだな!」

真美「本当だ! 兄ちゃんそっくり!」

亜美「凝ってますな~」

雪歩「それだけではありません、ナイフで切ることで…」サクッ

トロッ…

雪歩「中から苺クリームが出るようになっているんです」

雪歩「春香ちゃんのアイデアなんですよこれ、私では思いつきませんでした」

P「お、おう…凝ってるな………」

春香「それじゃあいただきましょう!」

一同「いただきまーす!」

美希「ん~、おいしいの☆」モグモグ

あずさ「ふわふわでしっとりしてるわ~」モグモグ

律子「よくできてるわね~」モグモグ

千早「ケーキに関しては春香が一番上手だからね」モグモグ

春香「えへへ///」

雪歩「本当においしいです…」モグモグ

雪歩「…ん!?」

雪歩「何だろうこれ、ケーキの中に…何か物が入って…」

春香「あ、驚いた? これ雪歩が驚くと思って入れた>>70なんだ」

お弟子さんの小指

春香「お弟子さんの小指だよ♪」

雪歩「…え?」

シーン…

春香「…あ、やっぱりこの反応?」

貴音「春香…どうしてこんなものを…」

春香「実は今回の火事の責任で誰が悪いのかを議論している時に」

春香「雪歩たちを見守らなかった自分が悪いんだってお弟子さんが言ってたの」

春香「それで責任とって小指を切り取ったんだけど、雪歩にも知ったほうがよかったかなってこっそり入れたんだ」

春香「どうかな?」

雪歩「………」

雪歩「ううっ…うぇ…」ポロポロ

春香「え!?」

貴音「雪歩!」

雪歩「うぇえええぇえぇえええん!!!」ポロポロポロポロ

雪歩「うぇえええぇえぇえええん!!!」ポロポロポロポロ

春香「あ、あわわ…」

律子「ちょっと春香! どうしてくれるのよ! 雪歩責任感じて泣いちゃったじゃないの!」

雪歩「うぇえええええええぇぇぇえぇえええぇん!!!」ポロポロポロポロ

P「春香…貴様ァ!」

春香「ちょ、ちょっと待って! この小指は>>74だよ!」

砂糖で作ったん

春香「ちょ、ちょっと待って! この小指は砂糖で作ったんだよ!」

雪歩「ふぇ?」

P「砂糖?」

春香「本当だよ! ほら…」パラパラ

P「…本当だ、中身が砂糖だ」

春香「大体責任とって指切るなんてそんな物騒なことあるわけないですよ、ジョークですよ、ジョーク!」

一同「………」ブチッ

春香「あれ?」

一同「春香ァァァァァァァァ!!!!!」

春香「わっほおおおおおおい!?」



雪歩「…」

貴音「申し訳ございません雪歩殿、せっかくの誕生日なのにこんな怖い思いをさせて…」

雪歩「四条さんは何も悪くありませんよ…」

雪歩「それより見てください、雪が降ってますよ」

貴音「本当に…きれいですね、まるで雪歩殿のようです」

雪歩「え、私がきれい?」

貴音「ええ、どうです? 名前のようにこの雪の中を歩いてみませんか?」

雪歩「…はい」

テクテク

貴音「本当に美しいですね」

雪歩「はい…」

雪歩(何だろうこの気持ち…、同じ女性なのになんかドキドキする///)

貴音「雪歩」

雪歩「ひゃい!」ビクッ!

貴音「今日はあなたにとって…、そして私たちにとってとても大切な日」

貴音「渡しそびれましたがこれはあなたへの贈り物、>>81です、どうぞ」

腕時計

貴音「腕時計です」

雪歩「腕時計?」

貴音「はい、私の祖母の国で販売されている時計です」

雪歩「そ、そんな高そうなものを受け取ってもいいのですか!?」

貴音「もちろん、誕生日ですから」

雪歩「でも…、もしうっかり壊れたり止まったりしちゃったら…」

貴音「ええ、そうしたら時計としては使えなくなりますが…裏を見てください」

雪歩「え?」クルッ

TAKANE is Always with you.

雪歩「これって…」

貴音「ここにこの文字が刻まれている限り…」

貴音「例えこの時計の針が止まっても、私と共にいる時間が止まることはありません」

貴音「それに、壊れたら直せばいいだけですよ、第一まだ壊れてないのにその話をするのは杞憂というものです」ニコッ

雪歩「四条さん…」ウルッ

貴音「さて、体が冷えてきましたね…」

貴音「そろそろ帰りましょうか」

雪歩「はい…、あの…」

貴音「何でしょう?」

雪歩「寒いので手をつないでもよろしいですか?」

貴音「…ええ、いいですよ」ニコッ

雪歩「…ふふっ」ニコッ

貴音「お誕生日おめでとう」

雪歩「そしてメリークリスマス」

ギュッ…

終わり

おまけ

千早「春香ったら、不謹慎にもほどがあるわよ」

春香「あははは、ごめんごめん…」

春香「お詫びといってはなんだけど…、これ…千早ちゃんのクリスマスプレゼント」

千早「あら、そういえばまだ貰ってなかったわね、ありがとう春香」ガサゴソ

ピラッ

千早「…何これ?」

春香「72って…千早ちゃんのブリーフだよ」

千早「ブリーフ? 紐パンでもなくくまさんパンツでもなくブリーフ!?」

春香「うん、だって千早ちゃんって一部分がおとk…」

ドスッ!(腹パン)

春香「かはっ…!」ガクッ

千早「…私からのプレゼントよ春香、メリークリスマス」ニコッ

春香「メ…メリークルシミマス…」ドサッ

本当に終わり

君たちの雪歩への愛と春香の扱いがよくわかったよ
そして雪歩、お誕生日おめでとう!

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