【安価】モバP「スロットチャンス」 (84)


渋谷凛「……」

スロットマシーン「」

凛(なんで事務所にスロットマシーンが……?)

モバP「わーいスロットマシーンだ! イエエエエエエエ!!!!」ガチャリコ

凛「!?」

スロット『渋谷凛』バアァーン

凛「私の名前!?」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1419173119


P「スタート!」ダンッ

スロット『≡≡≡』ドルドルドルドル

P「さあ凛、お前が止めるんだ」

凛「あ、うん」ポチッ

スロット『≡谷≡』ポーン

P「よし!」

凛「……いける!」ポチポチ

スロット『ゴブ谷リン』ポーンポーン

凛「」






スロット『ゴブ谷リン』

凛「」


スロット「」ボンッ

凛「うわっ!」

ゴブ谷リン「……」

P「やったな凛、大当たりだぞ!」

凛「ちがう」

ゴブ谷リン「やった! 大当たりゴブ!」

P「イエーイ!」パンッ

ゴブ谷リン「イエーイ!」パンッ

凛「こいつ!」


凛「待て!」ダダダ

ゴブ谷リン「私、待てと言われて待つような蒼じゃないから」ダダダ

凛「蒼はそんなことしない!」


ダダダダダ...


P「行ってしまったか」


ガチャ


P「……ん、誰か来たな」


やってきたアイドル↓


二宮飛鳥「……さっき凛さんが二人、事務所から駆け出して行ったが見えたんだけれど、白昼夢でも見たのかな?」

P「カルロス、それは……夢じゃあないぞ……!」

飛鳥「カルロスが誰かは知らないけど、プロデューサーがそう言うのならそうなんだろうね。もしかしてこのスロットマシーンが関係しているのかい?」

P「ああそうだ。話が早くて助かる!」ガチャリコ

スロット『二宮飛鳥』バアァーン

P「さあ、非日常の始まりだ!」ダンッ

スロット『≡≡≡≡』ドルドルドルドル


飛鳥「なるほど。これを止めればいいんだね」ポチポチポチ

スロット『二宮≡鳥』ポーンポーンポーン

飛鳥「なんだ、思ったより簡単な……」ポチ

スロット『二宮飛ばない鳥』ポーン

飛鳥「!?」

スロット「」ボンッ

ダチョウ「……」

飛鳥「」


飛鳥「プロデューサー、これは……」

P「ダメじゃないか飛鳥! こんなのウチじゃ飼えないぞ! 返してきなさい!」

飛鳥「えっ」

P「ゴメンな。もうこれ以上動物は飼えないんだ」ナデナデ

ダチョウ「グゥー」

飛鳥「返すってどこに」

P「……オーストラリア?」

飛鳥「オーストラリア」


飛鳥「……凄く不本意だけど、とりあえず引き取り手を探してくるよ」

P「済まない。大次郎を頼むぞ」

飛鳥「大次郎……? ま、まあ、行ってくるよ。行こうか……大次郎?」ガチャ

大次郎「グゥー」

P「元気でな、大次郎……」グスッ


ガチャ


やってきたアイドル↓


輿水幸子「おはようございます! カワイイボクの出勤ですよ」フフーン!

P「おはよう幸子。今日も皮だな」

幸子「皮!? イイまで言ってくださいよ!」

P「いや、イイよ」

幸子「そのいいじゃなくって!」ムガー

P「まあイイや。カワイイ幸子におはようチャンス!」ガチャリコ

スロット『輿水幸子』バアァーン

幸子「へ?」


P「さて、輿水・カワイイ・幸子はどのような結果を見せてくれるのでしょうか。スロット、回転です!」

スロット『≡≡≡≡』ドルドルドルドル

幸子「なんなんですかいきなり!?」

P「ヘーイヘーイストップオブザスローット」ズンタカズンタカ

幸子「その変な踊りやめてください! 止めればいいんでしょう!」ポチポチポチ

スロット『≡水幸子』ポーンポーンポーン

幸子「ボクにかかればこれくらい……余裕ですよ!」ポチ

スロット『腰水幸子』ポーン

幸子「」


P「腰だな」

幸子「腰ですね」

P「さちこし」

幸子「さちこしじゃないです」

スロット「」ボンッ

小便小僧(幸子ヘッド)「」ジョボボボ

幸子「なっ」

P「なんだこれは!」プンスカポン

幸子「プロデューサーさん……」

P「水が出てるのは腰よりちょっと下じゃないか!!!!」

幸子「そこなんですか!?」ガガーン


幸子「ちょっとこれ処分してきますね!」ズルズル

小便小僧(幸子ヘッド)「」ジョボボボ

P「まったく、床がビショビショじゃないか……」フキフキ


ガチャ


やってきたアイドル↓


双葉杏「おはよー、帰っていい?」

P「いいぞー、とりあえず床に寝そべっておいてくれ」

杏「お、今日はやけに物分かりがいいじゃん……って冷たっ!? 床ビショビショじゃん!」ビチャァ...

P「さっき幸子が盛大にぶちまけていったからな」

杏「何やってんのさ幸子……」

P「幸子にも色々あるんだ。分かってやれ」ガチャリコ

スロット『ふたばあんず』バアァーン

杏「うん?」


杏「なにこれ」

P「スロットマシーンだ。杏もやってみろ、面白いぞ」ダンッ

スロット『≡≡≡≡≡≡』ドルドルドルドル

杏「えぇー、プロデューサーがやってよ。杏は見ててあげるからさ」

P「本当にそれでいいんだな……!」ポチポチポチポチ

スロット『ふた≡≡んず』ポーンポーンポーンポーン

杏「お、順調じゃん。がんばれー」フリフリ

P「ここで決めるのが有能プロデューサーだ!」ポチポチ


スロット『ふたじいんず』ポーンポーン

有能P「やった!」

杏「やってないよ! 全然有能じゃないし!」

スロット「」ボンッ

ジーンズ「」ハラッ

P「新しいズボンだ!」ヌギヌギハキハキ

杏「なんで女の子の前で堂々と着替えるのさ……」


P「うぅ~ん。この杏、いいフィット具合だぞ~」クイックイッ

杏「なんでそのジーンズが杏なのさ」

P「元は『ふたばあんず』だったからな。つまりこれはお前がズボンになった姿なんだ」

P「それが今は俺の下半身をピッチリと包み込んでいる……!」

杏「なっ」

P「いい履き心地だぞ杏ぅ! お前は俺の下半身の温もりを全身で感じているんだァ~!」

杏「脱げ! 今すぐ脱げ!」

P「女の子の前で堂々と着替えることはできないなぁ~?」

杏「くっ……!」


P「だが、杏が真面目にレッスンをこなしたとトレーナーさんから聞かされたら、感動のあまりズボンを脱いでしまうかもしれないなぁ~?」

杏「……分かったよ、約束だからね!」ガチャ

P「……このズボンは帰ってからゆっくり穿こう」ヌギヌギハキハキ


ガチャ


やってきたアイドル↓


姫川友紀「おっはよー!」

P「おはよう友紀! 言葉のキャッチボールしようぜ! 俺ボールな!」

友紀「それじゃあ言葉の壁当てになっちゃうじゃん!」

P「その方向には誰もいない」

友紀「昔のゲームじゃないんだからさ……」

P「昔のゲームと言えばフーッとしてガチャッ!」ガチャリコ

スロット『ひめかわゆき』バアァーン


友紀「スロット? あたしやったことないんだよねー」

P「なら丁度いい。姫川友紀のスロット始球式だ!」ダンッ

スロット『≡≡≡≡≡≡』ドルドルドルドル

友紀「動体視力には自信あるからね~、一発で決めちゃうよ!」ポチポチポチポチポチポチ

スロット『ひろぼわゆき』ポーンポーンポーンポーンポーンポーン

友紀「……ロボ?」

スロット「」ボンッ


ピッチングマシーン「」

P「一応ロボっちゃあロボだな」

友紀「……ねえプロデューサー、バットある?」

P「やるなら廊下でやってくれよ」スッ

友紀「やった! プロデューサー、ありがとっ」ガラガラガラ

P「誰かが来たらすぐ止めるんだぞー」


ガチャ


やってきたアイドル↓


安部菜々「おはようございます! 今日もナナはウサミンパワー全開ですよっ!」

P「アベナナ星人だ! 助けてウルトラマァーン!」

菜々「ナナは良い宇宙人ですっ! それにアベナナ星人じゃなくてウサミン星人ですから!」

P「……え、ウサミン成人してるの?」

菜々「してません!」

P「アッベッナッナマーン、セブーンティーン」ダンッ

スロット『安部菜々』

菜々「セブンティーンです! ……って、なんですかこれ?」


P「さあウサミン。その回転を止めるんだ、君の手で!」ダンッ

スロット『≡≡≡≡』ドルドルドルドル

菜々「スロットにはあんまりいい思い出がないんですけど……えぇい!」ポチポチポチ

スロット『≡部菜々』ポーンポーンポーン

菜々「よしっ! この調子で……!」ポチ

スロット『不安部菜々』ポーン

菜々「」






菜々「」


スロット「」ボンッ

不安部菜々「はぁ……」ドヨーン

菜々「え、え……?」

不安部菜々「生まれてこの方うん十年。結婚相手はおろか恋人も無し……」ドヨンド

菜々「うっ」ドスッ

不安部菜々「お母さんには『アイドルもいいけど、そろそろ孫の顔も見たい』なんて言われて……」ドヨンド・ザ・タイム

菜々「ううっ」ドドスッ


不安部菜々「この先いい人を探すくらいなら、思い切ってプロ――」

菜々「わ、わーっ!!!」ガシッ

不安部菜々「え、ちょっ」

菜々「特訓しましょう、特訓! 自分自身と向き合いましょう!」ズルズル

不安部菜々「あぁ、ナナは、ナナは……」

P「菜々はともかく、不安部さんは大変だなぁ」


ガチャ


やってきたアイドル↓


櫻井桃華「おはようですの、Pちゃま」

P「おはよう桃華。今日もお嬢様オーラ力が凄いな」

桃華「お嬢様オーラ力……? あら、これはなんですの?」

P「これはスロットと言ってな。大人のゲームなんだ」

桃華「それがどうして事務所にございますの?」

P「まあ色々あってな。どうだ、一回やってみるか?」

桃華「何事も経験と言いますし……やってみますわ!」

P「その言葉を待っていた!」ガチャリコ

スロット『さくらいももか』バアァーン


P「廻れスロット! 忌まわしき記憶と共に!」ダンッ

スロット『≡≡≡≡≡≡≡』ドルドルドルドル

桃華「このボタンを押せばいいですのね!」ポチポチポチポチ

スロット『さ≡≡≡ももか』ポーンポーンポーンポーン

桃華「ふふ、この調子なら簡単に揃えられそうですわね」ポチポチポチ

P「それはどうかな……?」


スロット『さあかるいももか』ポーンポーンポーン

桃華「あかるっ……!?」

スロット「」ボンッ

さ明るい桃華「おはようですの」ビルビカー

P「ま、眩しい! お嬢様オーラ力が暴走してハイパー化している!?」

さ暗い桃華「なっ、わたくしは暗くありませんわ! 訂正を!」

さ明るい桃華「おほほほほほ!」ビルビカー

さ暗い桃華「じ、じいや! 早急に電飾の用意を!」スーサラササ






P「目がくらんでいる内に二人ともいなくなってしまった……」


ガチャ


やってきたアイドル↓


凛「はぁ、はぁ……」ゼーゼー

P「お、帰ってきたのか。あのスロットから出てきた奴はどうなったんだ?」

凛「ちょっとしたら消えたよ。結局逃げ切られちゃった」

P「じゃあリベンジしないとな!」ガチャリコ

凛「えっ」

スロット『渋谷凛』バアァーン


凛「そんなつもりじゃなかったんだけど……まあ、チャンスと思えばいいのかな」ダン

スロット『≡≡≡』ドルドルドルドル

凛「……」ポチ

スロット『≡≡凛』ポーン

凛「……」ポチポチ

スロット『おわ凛』ポーンポーン

凛「……おわりん?」

P「おわりん、だな」


おわりん


おわってないん


P「終わってしまったけど眠くなるまで続けよう。延長戦だ!」

凛「ねえ、私のリベンジは?」

P「またの機会だな。誰も事務所に来なかったらもう一度凛の番だ」

凛「じゃあ待ってるよ。疲れたからちょっと仮眠室で寝てくるね」ガチャ

P「さあ、次はどいつだ……」


ガチャ


やってきたアイドル↓


高森藍子「おはようございます」

P「おはよう。藍子は今日もユルティでフワフワだな」

藍子「ユル……へ?」

P「みんなはユルフワ。お父さんもユルフワです!!」ガチャリコ

スロット『たかもりあいこ』バアァーン

藍子「そのゆるふわ観は一体……」


P「ゆるふわの藍子なら、藍子ならきっと揃えてくれる……!」ダンッ

スロット『≡≡≡≡≡≡≡』ドルドルドルドル

藍子「えっと、これを揃えればいいんですよね……?」ポチポチポチポチ

スロット『たかもり≡≡≡』ポーンポーンポーンポーン

P「いける、行けるぞ藍子……!」

藍子「これで……っ!」ポチポチポチ

スロット『たかもりあいこでしょ』ポーンポーンポーン

藍子「えっ」


藍子「あいこってその」

スロット「あーいこーでしょ!」チョキ

藍子「えっ!? あいこでしょっ!」パー

スロット「ンゴー」

藍子「えぇー……」

P「残念だったな、藍子」ポンッ

藍子「……じゃんけんの武者修行に出ます」ガチャ






P「強くなれ、藍子……」グッ


ガチャ


やってきたアイドル↓


前川みく「人類総ニャンダフル」ゴロリン

P「お、おう」

みく「ちょっとはツッコんで欲しいにゃあ……」ゴロンゴ

P「まったく、みくは欲しがり屋さんだなぁ」ワシワシ

みく「ぁ、んぅ……」

P「さてここいらでスロットタイムです!」ガチャリコ

みく「うおっ」ビクッ

スロット『前川みく』バアァーン


みく「え、なに? なにこれ?」

P「スロットタイムです」ダンッ

スロット『≡≡≡≡』ドルドルドルドル

みく「えっと、これを止めればいいのかにゃ?」

P「スロットタイムです」

みく「それしか言えねぇのかにゃぁ!」ポチ

スロット『≡川≡≡』ポーン


P「いいぞ、その調子だ」

みく「にゃふふ、みくにかかればこれくらい……」ポチポチポチ

スロット『後川いぬ』ポーンポーンポーン

みく「」






スロット『後川いぬ』

みく「」

スロット「」ボンッ

後川いぬ「がるるるる……」


P「き、強敵だ! 頑張れみく!」

みく「た、確かに去年応援してって言ったけど!」

いぬ「がるるるる……」キッ

みく「ぴ、Pチャン! この子めっちゃ牙剥いてる! 応援だけじゃなくて助けて!」

P「大丈夫、お前なら勝てる!」

みく「勝つってそういう意味じゃねぇにゃぁ!」


P「気を付けろみく! 来るぞ!」

みく「えっ、そんな急に――!」

いぬ「人類総ワンダフル」ボソッ






みく「えっ」

P「んふっ」

いぬ「ワンダフォー」

みく「」


いぬ「じゃあいぬは帰るわん。お疲れ様だわん♪」キャルーン

P「あ、お疲れ様です」

みく「ちょっと待つにゃあ! 動物系アイドル界最強のこのみくを無視してどこ行くにゃあ!」ガチャ

P「ワンニャン時空伝、か……」


ガチャ


やってきたアイドル↓


多田李衣菜「おはようございまーす!」

P「おはりーだりだりただりーな!」ズオッ

李衣菜「えっ、あっ、はい! そうですね!?」

P「その調子だ!」ガチャリコ

スロット『多田李衣菜』バアァーン

李衣菜「スロットマシン……?」


P「そう、スロットマシーンだ。そしてこの回転は、君が止める! ローリンパネルをロッキンガール!」ダンッ

スロット『≡≡≡≡≡』ドルドルドルドル

李衣菜「このくらい余裕ですよ! バァーって!」ポチポチポチポチポチ

P「おい、少しは回転を見ないと……」

スロット『だいじろう』ポーンポーンポーンポーンポーン

李衣菜「だいじろ……だいじろう!?」ガガーン

スロット「」ボンッ


P「ほら言わんこっちゃな……大次郎!?」

大次郎「グゥー」

P「大次郎ぅぅぅ!」ダキッ

大次郎「グゥー」

李衣菜「えっと、えっと……大次郎!」ダキッ






P「あの後、飛鳥が事務所に帰ってきて大次郎を連れて行ってしまった。李衣菜もついて行った。大次郎がいい里親と出逢えることを祈っている」グスッ


ガチャ


やってきたアイドル↓


幸子「カワイイボクが再登場ですよ!!!」フフーン!

P「さちこし!」

幸子「さちこしじゃないです!」

P「荒ぶる腰のリベンジローリン!」ガチャリコ

幸子「なんですか荒ぶる腰ってぇ!」

スロット『輿水幸子』ダアァーン


幸子「今度こそちゃんと揃えて見せますからね!」フフンフ

P「オーケイ、その意気だ!」ダンッ

スロット『≡≡≡≡』ドルドルドルドル

幸子「さっきは一度止めてしまったからダメだったんです。だから今度は一気に!」ポポポポチ

スロット『輿火幸子』ポポポポーン

幸子「」


P「ただし火は腰から……」

幸子「待ってください! 腰じゃなくて輿で――」

スロット『腰火幸子』グルンッ

幸子「ああっ!?」

P「ただし火は腰から出る」

スロット「」ボンッ

腰火幸子「フフーン!」ボッ

P「なっ」


P「やっぱり尻から出るんじゃないか! 言い換えて損した!!!」

幸子「だから気にするところがおかしいんですってば!」

P「前は洪水、後ろは大火事。これなーんだ?」

幸子「スロットから出てきたボクでしょう!!! もう好きにしてくださいよ!!!!」

P「正解は寝転んでから見た風呂でした」

腰火幸子「ハハハ!」ボッ

幸子「笑ってる場合じゃありませんからね!? スカートに燃え移ってるんですよ!」

腰火幸子「ぐわああああああ!」メラメラ






P「燃え上がる幸子を助けるために、幸子は幸子を抱えて近くの川に飛び込んだ。誰かを助けるために自分を犠牲にする姿は、世界一カワイイ存在だった」


ガチャ


やってきたアイドル↓


城ヶ崎美嘉「おはよー★」

P「おはようお姉ちゃん!」

美嘉「おねっ……!?」

P「その反応、YESだね! クインシィ・スロッターである!」ガチャリコ

スロット『じょうがさきみか』バアァーン

美嘉「え、何!? どうしたの!?」


P「ボタンを!」

P「押して!」

P「止める!」

P「説明!!!」

美嘉「いや、説明なくても大体分かったよ」

P「さっすがお姉ちゃん! 物分かりの天才だ!」ダンッ

スロット『≡≡≡≡≡≡≡≡』ドルドルドルドル


美嘉「一気にいくよ!」ポポポポポポポチ

スロット『じょうがさき≡か』ポポポポポポポーン

P「一度に六つ的中させるとは!?」

美嘉「へへっ、お姉ちゃんだし★」ポチ

スロット『じょうがさきいか』ポーン

美嘉「」






P「姉さん……」

美嘉「えっと、プロデューサー」

P「ごめん、憶えてない」

美嘉「」


スロット「」ボンッ

さきいか「」ダンッ

P「さきいか……」

美嘉「ねえ、プロデューサー。一緒に食べよ?」

P「そうだな」モッチャモッチャ






美嘉「美味しいね」モグモグ

P「ああ。美嘉は味がしっかり染みてて美味しい」

美嘉「えっ、アタッ!?」


P「一文字違うだけで美嘉は美嘉だからな」モッチャモッチャ

美嘉「えっと、つまり……?」

P「美嘉はとても美味しい」

美嘉「」ボンッ

美嘉「ち、ちょっと自主レッスンしてくる!」ダッ

P「あっ」






P「実はさきいかよりスルメの方が好みだったりする」モッチャモッチャ


ガチャ


やってきたアイドル↓


杏「こんなに動いたの、ライブ以来だよ……」

P「おうお疲れさん。その様子だと……おっと、トレーナーさんからメールが」ピンポロパロピレ

P「おぉ、しっかり頑張ったみたいだな」

杏「じゃあジーンズは……って、脱いでるし。……え、じゃあもしかして杏の働き損?」

P「経験値は入っただろ」

杏「杏は飴でレベル上げるタイプなの。努力値なんていらないよ」

P「じゃあこれの結果に応じて飴をやろう!」ガチャリコ

スロット『双葉杏』バアァーン

杏「げっ」


P「今回は自分で止めろよ」ダンッ

スロット『≡≡≡』ドルドルドルドル

杏「ぐぬぬ、しょうがないなぁ……」ポチポチポチ

スロット『おわり』ポーンポーンポーン

杏「……おわり?」

P「おわり、だな」






スロット「」ボンッ

飴「」コロン、コロン

P「飴が二つ……」


杏「これはさ、きっと『飴食って寝ろ』ってことだと思うんだよね」ヒョイ

杏「だからさ、杏はスロットの言うことに従うよ。この飴を食べて、杏はソファでゆっくり眠るんだ」

P「さすがに今は止める理由もないな」

杏「はい、プロデューサー」コロン

P「ん、俺にもくれるのか?」

杏「寝る前に二つもいらないよ。じゃ、おやすみー」ボフン

P「ああ、おやすみ」


ホントにおわりん

これにて終了です。酔った勢いで建てたからトリップは違うけど、ゴブ谷リン書いた本人なんだな、これが

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