【安価】京太郎「打っていいのは……打たれる覚悟のある奴だけだ!」【咲】 (52)



 咲×ギアスっぽい何かで京太郎の逆襲劇
 育成もちらほら

 基本的には安価進行です

 恋愛もある
 バトルもある


 ギアスは一期が神作、二期は名作のスタンスなので
 R2要素はかなーり薄いと思われますゆえ

  

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1419171439



 西暦200X年
 世界の麻雀競技人口は数億人を突破
 
 日本でも大規模な全国大会が毎年開催され
 プロに直結する成績を残すべく高校部員達が覇を競っていた

 そして、とある年

 一人の女子生徒が圧倒的な実力でプロ入りを果たし、日本を麻雀で支配した

 その波は世界各地に広がり、やがで軍事力は雀力に
 雀力によって国家の力が示される世の中となる

 まさに世は大雀プロ時代
 強き雀士を従える国が、他の国を支配し

 やがて、一つの国が世界中の国をその傘下に納めていった

 その国の名は日本
 頂点に立つのはグランドマスターの異名を持つ皇帝

 彼女は告げる
 雀士の資格無き者は弱者

 世界では雀力を持つ者と持たぬもので差別が起こり
 それはいずれ階級の差として世の中のシステムを変えた

 雀士とカモ
 
 人は雀士となる為に足掻き、もがく
 自分の存在を守る為に――


【数年前 荒れ果てた雀荘】


?「……本気、なの?」

京太郎「ああ、俺は……」

 

京太郎「……俺は! 小鍛治健夜をぶっ潰す!!!」ドンッ!


 

 



<TURN1 雀魔 が 生まれた 日>


おっさん「うぅー」

 カチカチカチ

雀ゴロ「どうしたおっさん? このままじゃ時間切れだぜ」

おっさん「そ、それは……」チラッ

雀ゴロ「早く切れよ。そうすりゃ楽になるからよー」クヒヒ

おっさん「じゃ、じゃあこれを……」

 バタンッ

おっさん「!」

京太郎「……」カランカラン

雀ゴロ「なんだ、今頃代打ちのご到着か?」

おっさん「た、助かったよぉ」タタ

京太郎「随分と点棒が減ってますね」

優希「しかもこの状況……どれを切っても危ないじぇ」ひょこっ

京太郎「……」じぃー

優希「諦めて帰った方がよさそうだじょ」

京太郎「優希。やれるだけやってみるさ」

 ガタッ

雀ゴロ「けっ、学生が」

京太郎「マスター……例の件は?」スッ

おっさん「分かってるよ。ちゃんと話はつけとく」

京太郎「なら大丈夫です」スッ

 タンッ

優希「……え?」

おっさん「なっ!」

雀ゴロ「おいおい、いきなりドラを切るか普通は!」ゲラゲラ

京太郎「でも通る」

雀ゴロ「!」

京太郎「……」クスッ



【数十分後 雀荘前】

優希「いやー! スッキリした!」クスクス

京太郎「あれくらい簡単さ。相手は雀士のフリをしたカモなんだから」

 スタスタ

優希「それもそーか。ま、犬にしては上出来だじぇ」ポンポン

京太郎「どうも」ジャラッ

優希「私なら一局であんなチンピラ飛ばしてたけどー」ニヒヒ

京太郎「俺はそんなに強くないからな。ギリギリ雀士ラインのポンコツさ」

優希「だーかーら! 私や部長達がしっかり教えてやってんだろー」グリグリ  

京太郎「ありがとうな」

 ガヤガヤガヤガヤ

京太郎「ん?」ピタッ

優希「何か騒がしいじぇ」


未春「玄ヴィス総督の会見だ!」

純代「モニターに映し出されるみたい!」


優希「うぇー、奈良の総督の会見かー」

京太郎「(玄ヴィス……)」


 ザザザッ


玄『うぉっほん! 長野の皆さん! エリア奈良の総督玄ヴィスです!』

京太郎「……」

玄『私は常に思うのです。世の中おもちだと、雀力ばかり気にする世界は少しばかり残酷だと』

優希「?」

玄『なので、例えカモでもおもちがある人は名誉雀士として登録すべきであると思います!!』

 ざわざわ がやがや

玄『今度エリア長野で、この案に関する会議を開きますので! 是非とも玄ヴィスに一票を!』

 
京太郎「……変わってないな、相変わらず」

優希「京太郎?」

京太郎「いいや、なんでもない。早く帰ろうぜ」




【奈良】


玄「ふぅ、疲れたー」

宥「お疲れ様玄ちゃん」

玄「えへへ、頑張ったよ」

憧「総督、あんなこと言っちゃっていいんですか?」

穏乃「長野の照様が聞いたらなんとお怒りになるんじゃ」

玄「だ、だだだ大丈夫だよ! 私、照お姉ちゃんとはま、前に大会でう、打ったし」ブルブル

宥「玄ちゃん……私からも声かけてみるから」

玄「う、うん!」

 ダダダダッ

灼「総督!」

玄「?」

灼「……」ヒソヒソヒソ

玄「うぇっ!? そ、それは本当かな!?」

灼「はい。どうやら、レジスタンスの連中が……」

玄「あわわわっ! なんとか取り返さないと!」

宥「玄ちゃん? 何かあったの?」

玄「な、なななななんでもないのです!」

憧「?」

玄「それで、レジスタンスはどこへ?」ヒソヒソ

灼「長野の方に逃亡中のようで」

玄「むむ!それなら好都合! 会議に行くついでにレジスタンスもこてんぱんだー!」

灼「……」




【奈良から長野への道 大型トラック】


 ブゥーン

智美「なんとか振り切ったなー」ワハハ

華奈「にゃっははー! してやったりだし雀士どもー!!」

智美「そっちはどうだー?」つ携帯


【積荷】

 
和「……問題無いです。ちゃんと見張ってますから」チラッ

 
 <雀卓>


和「この、兵器を」

  


 早速ですがCCポジを決めます
 完全に見切り発車なので深くキャスティング決めてないです、はい


1 久
(ミレイポジ濃厚だったが、CCに収まった場合はマオポジがあの人になって割としっくり)
 
2 咏
(スタイルはCCと比べられないが傍若無人さは割と合うかもしれない)

3 晴絵
(ラスボスの因縁含めると割と合致……? 奈良からいなくなったも矛盾しない)


 ↓5 までで多いもの 




【長野 清澄高校】

優希「しっかし、勝手に部活抜けて代打ち家業なんて部長が聞いたら喜ぶじょ」

京太郎「知ってるよとっくに。前に説教を受けた」

優希「へぇ、でもやめないのか?」

京太郎「俺は一日でも早く強くなりたいんだ」

優希「何がそこまでお前を……」


 ブーン キキーッ


優希「?」

 ドガーン! ワハハー

京太郎「事故だ! トラックが突っ込んだぞ!」

 ガヤガヤガヤ  パシャパシャッ

京太郎「野次馬が凄いな」

優希「でも……みんな写メ撮ってばかりで助けに行かないじぇ」

京太郎「(俺は……)」グッ


 ↓2


1 助けに行く

2 俺の知ったことではない


 正義心 +5

京太郎「くそっ!」ダッ

優希「あ、おい京太郎!?」


 バチバチバチバチッ
 ボォォォォォッ

京太郎「大丈夫か!? 俺の声が聞こえるか!?」

智美「ぐっ……」

華菜「一生の不覚だし」

京太郎「女? それも学生……」

智美「ハッ!? まずい、追っ手が来る前に急ぐぞー」ドゥルルルン

京太郎「あ、おい! 待て! 俺の話を……!」

智美「ワハハー」ブーン

華菜「なんか車が燃えてるけどそんなこと知らねーし!」

京太郎「おわっ!?」

 ズシャッ!

和「!」

京太郎「いてて……積荷の上に落ちちまった」

和「っ」サッ

京太郎ん? なんだこの雀卓?」

和「(な、なんでこんな場所に須賀君が? まさか――事故をした私達を助けに?)」

 
 和の好感度+3


京太郎「って、おい? あんた誰だ? フードで顔を隠してるけど……まさか?」

和「……動かないでください。私達はレジスタンスです」ジャキッ

京太郎「!!」



京太郎「レジスタンスって、あの麻雀世界を壊すとか言っているあの」

和「そうです。見たところあなたは雀士のようですね」

京太郎「……そうだ」

和「ならおとなしくしておいた方がいいですよ。でないと、殺します」

京太郎「くそっ……なんでこんなことに」

和「(すみません須賀君。ですが、正体を知られない為に)」スッ

京太郎「え?」

 ガンッ

京太郎「がっ」

和「少し、眠っていてください」

京太郎「く、そ……」

 バタン

京太郎「」

和「……蒲原さん! 荷台にも火が回ってます! 一度どこかで車を変えましょう!」

智美「おーけーだぞー」ワハハー

華菜「このまま逃げ切れー! だしー!」

和「……」

 ババババババッ

和「?! この音は……?」

智美「ヘリ!?」

 

透華「全く、この私がいるエリア長野でよくも好き勝手やってくれますわね!」

一「うわー。トラックで逃げるとか映画みたいだねー」



和「追っ手じゃなくて、長野の警備雀士!」

華菜「よりにもよって、あの面倒な金髪だしぃぃ!」


透華「ふん! カモの分際で雀士に楯突くなんて百年早いですわよ!」

一「観念すればー?」


和「……私が出ます」

華菜「しょうがない、二人で相手するしか」

智美「大丈夫かー?」

和「ええ。なんとかなると思います」スッ


透華「あら? 一丁前に牌を取り出しましたわ」

一「どうやら一局打ちに来るみたいだね」

透華「カモのクズがこの私と対局!? いい度胸でしてよ!」

和「……」




【長野 鶴賀】

智美「ふぅー、なんとか巻いたかー」

京太郎「」

智美「積荷を下ろすために仲間を呼ばないとなー」

 ガチャッ ダダッ

京太郎「うぅ……っ?」きょろきょろ

 <雀卓>

京太郎「そうか、俺は気絶させられて……」
  
 <雀卓>

京太郎「……この雀卓? どこか」ピタッ

 ピカァーン

京太郎「!?」

 <雀 卓> ゴゴゴ

京太郎「雀卓が開いた!?」

 <雀     卓>

京太郎「中から出てきたのは……」

咏「……」

京太郎「お、女?」

咏「んっ……」パチッ

京太郎「だ、大丈夫か? 猿轡されてるし、誘拐でも……」

 ザッ

純「お、見つけたぜー」

京太郎「?!」バッ

純「どうやらアイツが噂のレジスタンスって奴らしいぞ」

智紀「そうみたい」

京太郎「警備隊か……。待ってください! 俺はただの学生で……」

純「学生? 雀士っぽくは見えねぇけど」

京太郎「なんなら今から証拠を」ガサガサ

純「でもわりぃ。例え雀士でも見つけ次第始末しろって言われててさ」

京太郎「え」

純「……死んでくれないか?」ジャキッ

京太郎「ま、まっ」

 バァーン

京太郎「ほぁっ!?」チュインッ

智紀「はずれ」

純「ちっ、かすっただけか」

京太郎「はぁ、はぁ……ま、マジで打ちやがった」ゼーゼー







 
京太郎「やめ……」

純「次は外さねぇよ」

京太郎「!!」

 ダッ

咏「やめろ! 殺すな!」

純「!」ズキューン!

咏「」バシュッ

京太郎「あっ」

 バタン

咏「……」タラー

純「なんだアイツ? あれも仲間か?」

智紀「分からない。でも別に問題ないと思う」

純「だよな」

京太郎「なんだ、なんだよこれ……」

 この子も…… 
 そして俺も、終わるのか?

 何一つ出来ないまま――あっさりと

京太郎「マホ……」

咏「!」カッ

 ガシィッ

京太郎「!?」

 キィィィイン

――終わりたくないんだな? お前は

京太郎「(なんだ?)」

――お前には生きる為の理由があるらしい

京太郎「(さっきの女か? まさか)」

――力があれば生きられるか?

京太郎「……」




――これは契約

京太郎「……」

――力をやる代わりに、私の願いを一つ叶えて貰う

京太郎「願い?」

――契約すればお前は人でありながら人とは違う理に生きることになる

 異なる摂理
 
 異なる時間
 
 異なる命

 王の力はお前を孤独にする

 その覚悟がお前にあるのかねぃ?


                      _____
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            |:::|::::个o。 __ ´ ̄`  イ:: !:::::: |
            |:::|::::::|::::::::::::__〕___〔__:::::!::::|:::::::リ

             乂!\l:::::::::{////////}:|::: !:::::/
                   乂::ノ//////////`ヽ/
               //| i////////// //∧

??「アラサーの婚活ぅ! (連敗)神話の再びの始まりかぁ……」

京太郎「!!」キッ

 ググッ

京太郎「いいぜ! 結ぶぞ! その契約!!」

 ガシャーン!



京太郎「……」フラフラ

純「?」

京太郎「なぁ? 麻雀を憎む雀士はどうやって生きればいいと思う?」

純「なっ! お前!」ジャキッ

京太郎「銃で雀士は殺せない。命を奪えても、その心までは」

純「なんだと!?」

京太郎「お前は恐れてる。俺に負けることを、だからそんなチャチなもんに頼る」

智紀「! 言わせておけば!」

純「……」

京太郎「どうした? 俺と打ってくれないのか? それとも気づいたか……」

 /  /      /_ - ニ 三-ニ-──────---ヽ├- 、_
    /     /二-‐_ニ-‐" ___         ` ヽ ヽ \ ̄
_, -ァ    / ̄_ -‐"   ,-‐       ヽ、         `\、 \
-‐ァ    /_ニ-‐´  /、, -‐  ̄  ‐-   ヽ          冫 /
 /  /,.ァ/    /  >、\        >イ ヽ           / /
./  /" /       /  / \\    // ヽ ヽ        / /
 / /.       |  .|    \ヾ::::ソ/   |  |       /
  /           |  .|     /〈  〉ヽ    .|  |
    - 、       | ヽ    \`´/    /  /
       ヽ     ヽ ヽ    `´   /  /     /
         `ヽ、   \ `ー  _ -'   /    / ,
           `ー 、  `ー  __ -‐'  , -‐'/" ̄

               `ー- ____  -─  ̄        _
                              _ -─  ̄
                    __ -─   ̄

京太郎「打っていいのは……打たれる覚悟のある奴だけだと」

純「な、なんだ……その目は?!」

京太郎「小鍛冶京太郎が命じる――」
  
 あの日から、俺はずっと嘘を吐いていた
 
 生きてるって嘘を
 
 名前も嘘 経歴も嘘 嘘ばっかりだ

 全く変わらない世界に飽き飽きして

 でも嘘って絶望で諦めることもできなくて

 だけど手に入れた――力を


 ,  <//////{/{{`∧         、              /  }}//////> 、
´//////////// l| ,∧             _    ∧  ||///////////>
/////////////从 {   、         _  ィ -vノ    ' } /'/////////////
/////////////{/∧   l\   ー=≦__ ,   ´   /' / イ∧/////////////
/////////////|//∧  :. \               / / /'////}/////////////

京太郎「(だから)」
 


 これで一話終了です
 導入が終わったのでこれから安価を沢山出していけるかと

 まず最初に決めるのは京太郎のギアス能力
 絶対遵守でもいいのですが、折角なのでいくつかから選びましょう

 と、その前にお聞きしたいのですが
 対局は判定で戦った方がいいですか?
 
 それとも、ギアス能力や簡単な選択や判定で勝敗を決めるのか

1 ステータスや判定で詳しくバトル

2 ギアス能力や選択肢で勝敗を決める


 ↓5 まで




 ではギアス能力を決めたいと思います
 一応ラインナップはこんなものですが、他に漫画版などで出たギアスもあるらしいです
 

【絶対遵守のギアス】
一人に一回
相手の目を見る必要がある
複数の人を操ることができる
操られた人は前後の記憶を失う

【体感覚停止のギアス】
一人に何回も有効
目を見なくても発動する
発動中は心臓が止まってしまう

【記憶改竄のギアス】
相手の目を見ないと発動しない

【読心のギアス】
一人に何回も有効
発動中は相手の心の中を覗ける

【愛されるギアス】
相手の目を見ないと発動しない
複数人に有効
発動中は無条件で相手から愛される

【憑依のギアス】
相手の身体を乗っ取る
肉体が滅びた時に発動
相手の目を見ないと発動しない

【未来予知のギアス】
相手の目を見なくても発動する
発動している間は相手の未来の行動がわかる


 他に希望のギアス能力や
 オリジナルでいい案があればお願いします


 何も無いようなのでもう決めたいと思います

1 【絶対遵守のギアス】
2 【体感覚停止のギアス】
3 【記憶改竄のギアス】
4 【読心のギアス】
5 【愛されるギアス】
6 【憑依のギアス】
7 【未来予知のギアス】


 ↓10 までで多いギアス能力になります


 絶対遵守のギアスに決まりました
 能力も決まったので今日はここまでとなります
 
 死ぬほどつまらない出だしですが、これからも見ていただけると嬉しいです


 第二話 覚醒の 白き 雀士


 をお楽しみに
 

 

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