提督「深海棲艦これくしょん?」(21)

後頼んだ

ああああぁぁぁぁ! >>1の家が!!! 〈      、′・. ’   ;   ’、 ’、′‘ .・”
                          〈       ’、′・  ’、.・”;  ”  ’、
YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY´     ’、′  ’、  (;;ノ;; (′‘ ・. ’、′”;

                              、′・  ( (´;^`⌒)∴⌒`.・   ” ;
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元帥「うむ」

提督「いや……なぜわざわざ深海棲艦を集めないと行けないんですか」

提督「元帥殿もご存知の通り私の元にはそれなりに成果を上げている艦娘がおります。」

提督「今更わざわざ危険を冒して深海棲艦を集めるメリットがありません。」

元帥「提督君……知っていると思うが我々はこの戦いで多くの艦娘を失ってしまった。」

元帥「もしこの作戦が成功すればこれから先、轟沈する艦娘を減らせるかもしれないのだ。」

提督「しかし……」

元帥「もっとも君の言いたいこともわかる……だがここは私に免じて受けてくれないか。」

提督「……了解しました。」

元帥「実は既に深海棲艦を1人拿捕している。後で君の鎮守府に送るからどうするかについては君に一任する」

提督「了解です。では失礼します」

ガチャバタン


みたいな

ガチャバタン

提督「ただいま…ってもうみんなは寝ているのか」

提督(しかし艦娘たちになんて言えばいいのか……)

提督(彼女らに取っては今まで戦ってきた相手に背を預けなければならなくなる訳で……)

提督(いくら上からの指示と言っても実際に戦っているのは彼女たちだ)

提督(そう簡単にこのプロジェクトに賛成することはおそらくないだろう)

提督(その時自分はどうすれば良いのだろうか)

ギリギリギリ

提督(胃が痛い……寝よう)

チュンチュン

提督(もう朝か……)

提督「さて、どうやってあの事を伝えるか…」

??「あ…あの、司令官さん…おはようございますっ!」

提督「ん?あぁ、羽黒か。おはよう」

羽黒「あの…司令官さん。今日のお仕事はなんですか…?」

提督「そうだな…じゃあみんなに報告があるからヒトマルマルマルにいつもの場所に集まってもらうように伝えてくれないかな」

羽黒「は、はいっ!じゃあ…行ってきますねっ!」

ガチャバタン

提督(ふぅ…)

提督(羽黒…いつもおどおどしているのを除けば良い娘なんだけどなぁ)

ヒトマルマルマル

艦娘s ザワザワ

提督「さて、みんな集まってくれたかな?」

提督「今日ここに集まってもらったのは他でもない。昨日元帥殿と話した内容を伝えるためだ」

赤城「提督?それは私たちにも関係ある事なのですか?」

提督「あぁ、でなければわざわざみんなを集める必要はないからね」

提督「それで話と言うのは…」


昨晩元帥殿と話した内容を彼女たちに包み隠さず話した。
彼女たちの中には目を丸くするもの、顔をしかめるもの、考え込むもの、そして…よく分かってなさそうな顔でそれらを見ているものも居た。
こうなることは火を見るよりあきらかだったため特段気になることはなかった。
あるとすれば元帥殿がなぜ自分のところにこのような仕事を寄越すのかぐらいだった

ヒトフタマルマル頃 指令室

カリカリカリカリ

とりあえず今日の業務をひたすらにこなす。そうでもないと深海棲艦のことを考えてしますからだ。
ただ、もしわがままが通るなら仕事なんかしないでリフレッシュしたい。そんな気分だ。

羽黒「あの…司令官さん。今入口に本営の方が…」

そういえば深海棲艦はどこに留置させれば良いのだろうか。すでにこちらに協力するならば空いている部屋に入れれば良いだろうけど
もしまだ敵対する意思があるならばそれなりのスペースを作らないといけないだろう。それに深海棲艦に自分たちと同じ食べ物を与えても良いのだろうか?
深海棲艦の生態系が未知数なのはこういう時に困るな。もっとも深海棲艦を…

羽黒「あの…司令官さん!」

提督「あ、羽黒…どうかした?」

羽黒「あの…今入口に本営の方が…」

提督「本当かっ!しまったうっかりしてしまった…すまんがちょっと行ってくる」

羽黒「はいっ…行ってらっしゃい!」

ガチャバタン

鎮守府前

提督「遅れましてすみません。この鎮守府を任されている提督と申します」

本営「本営だ。昨日元帥殿より聞いたと思うが深海棲艦を届けに来た」

提督「そうですか…それで深海棲艦はどんな様子ですか」

本営「一応今のところ落ち着いているがこっちに協力する気はないようだ」

提督「そうですか…」

本営「まあこいつの取り扱いは貴官に一任されているからどうするかは任せる」

本営「ただ、貴官は元帥殿より期待されていることを忘れるな」

提督「……はい」

本営「それではこいつを置いていく。後は任せたぞ」

提督「了解しました」

ブロロロロロ…

提督(ふう…)

提督「さて、とりあえずこいつを運ぶか」

提督(見た目でかめの台車に箱が乗ってるだけだし、俺一人だけでもなんとかなるだろう)ゴロゴロ

鈴谷「提督チーッス!何してんの?」

提督「お、鈴谷おはよう。朝も言ったけど今日深海棲艦がここに来るからその出迎え」

鈴谷「…へぇー。それでそいつはどこに居んの?」

提督「…これだ」

鈴谷「うっそ……マジ?」

提督「大マジだ。俺も中身は分からないからとりあえずみんなのところまで持っていくつもり」

鈴谷「あー…なるほどね。じゃあ鈴谷も一緒に行くよ。もし提督が一人の時に暴れられたら何もできないしね」

提督「ん、助かるよ。ありがとう」

鈴谷「それじゃーレッツゴー!」

提督「おー」ゴロゴロ

広場

広場にはどこから嗅ぎつけたのか既に艦娘が集まっていた。
自分もそうだがやはりみんな何が来るのか気になるのだろう。
それに、加賀さんや天龍などの一部の艦娘は既に臨戦態勢を取っている。
恐らく窘めても無駄だろう。

提督「じゃあ……開けるぞ」

ギギギギギ…ガコッ

ヲ級「………」

加賀「…!」ギリギリ

提督「…ヲ級か」

ヲ級。深海棲艦の中でも正規空母に相当する艦。
頭に大きな帽子の様なものを被っているのが特徴である。
その帽子はただの飾りではなく、帽子の中から大量の艦載機を発艦させて攻撃することができる。

ヲ級「………」

提督「とりあえず鈴谷と時雨、夕立以外は解散だ」

鈴谷「えー!なんで!?」

提督「ヲ級と話すのに一人じゃ怖いからな」

提督「それにさっき一人の時暴れられたらって…」

鈴谷「あーもう分かったよー…今度カレー奢ってよね」

提督「ははは…それで済むなら安いもんだよ」

夕立「提督さん!夕立にも今度カレーくれるっぽい!?」

時雨「ちょっと夕立…!」

提督「はいはい、夕立も時雨も今度カレー食べ行こうね」

夕立「ありがとうー!」

時雨「夕立ったら…提督さん、ありがとう」

提督「いつもみんなに世話になってるしね。これくらいは大丈夫だよ」

提督「……問題はこのヲ級をどうするかだ」


ヲ級「………」

>Δ< おぅっ!
先に先に始まっちゃったか……orz
まあいいや、SS速報にでもスレ立てて投下するか。

提督「…話はできるか?」

ヲ級「………」

提督「私が言っている事は分かるか?」

ヲ級「……っ」

提督(なんか反応してるな)

提督「今から質問する。はいだったら首を縦に振れ。いいえだったら横に振れ」

ヲ級「……」コクリ

提督(一応こっちが言っていることは分かるのか…な?)



>>17
ぶっちゃけネタないから軌道修正して書いても良いんだよ?

提督「それじゃ今から質問する」

提督「率直に言って、自分たちの鎮守府に協力する気はあるか?」

ヲ級「……」フルフル

提督(本営さんの言っていた通りだな)

提督「ふむ、それじゃ家に帰りたいか?」

ヲ級「……」コクリ

提督「それじゃ条件付で君を家に返すこともできるんだけどどうする?」

ヲ級「…!」キラキラ

提督「条件としては…」


1. 家に帰るまでこちらの鎮守府の艦娘として生活すること

2. 当然出撃を命じられたら従う事

3. こちらでの私生活については自分が責任を持って保障する


提督「とりあえずこんな感じだ」

ヲ級「……」

鈴谷「ちょっ…提督それマジで言ってんの?」

夕立「どういうことっぽい?」

時雨「…つまりこのヲ級を条件付きだけどこっちの味方にするってことだね、提督」

提督「…そうだ」

ヲ級「……」

鈴谷「……まじありえないし」

ダッ

時雨「あっ…夕立、僕は鈴谷さんを追いかけるからここに残って見張ってて」

ダッ

夕立「うん、わかったっぽい?」

提督「……」

ヲ級「……」

提督「それで、どうするんだ?」

ヲ級「……」

提督「…さすがにすぐに決めてくれとは言わない」

提督「残念なことにこの鎮守府には捕虜を収容する施設が無いからこのままになってしまうけどせめて鎮守府の中に泊まってくれ」

提督「もっとも、見張りはつけるから落ち着かないかもしれないけどそこは許してくれ」

ヲ級「…」コクリ

提督「よし…夕立、ちょっと空き部屋が無いか調べてくるから台車を入口まで運んでくれないか」

夕立「分かったっぽい!」

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