シンジ「血の味ってどんな味だか覚えてる?」 (20)

アスカ「はぁ?なにいってんのよ?」

シンジ「いや、前はエヴァ乗るときのLCLが血の味がして嫌いだったんだ。
    ただ最近はその感じがしなくなって…だんだん慣れてきたのかなって」

アスカ「で?それと血の味がどうつながるのよ?」

シンジ「LCLに慣れたなら血の味も平気になったのかちょっと気になっただけだよ。」

アスカ「あんた馬鹿?血の味が平気になったところで何の利点もないじゃない?」

シンジ「まぁね。ただちょっと気になっただけ…痛っ」

アスカ「ちょっとどうしたの!」

シンジ「大丈夫。ピーラーで指を切っただけだから…ペロッ」

アスカ「まったく、人に心配させ…え?」

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シンジ「ん?どうかしたの?」

    (スンスン…いい香り…)
アスカ「……ちょっと指貸しなさいよ」

シンジ「え?や、やめてよ!」

アスカ「いいから!…ペロッ…(あれ?)…ペロペロ…(何で?)…ペロペロペロ…(止まらない!!)」

シンジ「ちょっと!もう血は止まったよ!!」

アスカ「(あっ…。なによこれ…)わ、私が綺麗にしてあげたんだからありがたく思いなさい!」

シンジ「う、うん。ありがとう…」

ミサト「たっだいまー!今日の夕飯なーにっかなー?あれ?どうかしたの?」

アスカ「なんでもないわ!それより早く料理作りなさいよ!ミサトが帰ってきたじゃない!」

シンジ「あ、う、うん。」

ミサト「いっただっきまーす!お、やっぱり今日はコロッケかー!」

シンジ「う、うん。今日は台風が来ているからね」

ミサト「うんうん。やっぱり台風の日のコロッケはさいこーよねー?」

アスカ「何で台風の日はコロッケ何よ…あれ?今日のはいつもよりおいしい?」

ミサト「そりゃ台風が着てるからよ!」

アスカ「(違う…このおいしさはさっきと同じ…)」



深夜

アスカ「(なにこれ…体が熱い…寝れない)」

アスカ「(火照りを…抑えないと…んっ…はぁ…んっ………シンジ…)」




チュンチュン 

シンジ「おはよう、朝食できてるよ」

アスカ「んっ……(アイツのせいで完全に寝不足だわ…)」

シンジ「ん?どうかした?」

アスカ「…うっさい!あんたのせいでしょ!!バカシンジ!!朝いらない!もう行く!!」

シンジ「???」

昼休み 

マリ 「(…ん?)やぁやぁわんこ君どうしたのかね?」

シンジ「あ、あのこれ、お弁当…」

アスカ「…ふんっ!」

マリ 「姫は今朝からご機嫌斜めちゃんだから手を出さないほうが良いよん」

シンジ「じゃあ、ここ置いとくから…」


マリ 「お弁当届けてくれたけど食べないのー?あたしが食べちゃおっかな?」

アスカ「…食べるわよ!」

マリ 「どうして喧嘩なんてしてるのかにゃー?」

アスカ「うるさいわね!何でもいいじゃない!(…あれ?おいしくない…)」

マリ 「…わんこ君指怪我してたね?」

アスカ「このコロッケ作るときにピーラーで切ったらしいわ?まったくドンくさいんだから…あむっ(あれ?これはおいしい…)」

マリ 「…ふぅん。」

帰宅後


アスカ「シンジ」

シンジ「…ん?」

アスカ「シンジ」

シンジ「なに?」

アスカ「…バカシンジ」

シンジ「だからなに?」

    (血を) 
アスカ「 指を舐めさせなさい」

シンジ「ええ!?」

アスカ「いいから早く!」

シンジ「やだよそんなの!」

アスカ「このアスカ様に逆らう気?」

シンジ「逆らうも何もいきなりすぎて意味がわからないよ。」

アスカ「舐め終わったら説明するから!」

シンジ「今してよ!」

アスカ「いいから!早く舐めさせなさいよ…」

シンジ「……ちゃんと説明してよ?」

アスカ「約束するわ。」

シンジ「…じゃあ…はい。」

アスカ「んっ…(普通の指ね…ちょっとごつごつしてる…案外長いのね…)」

シンジ「(どうしたんだろ…なんでいきなり指を舐めたいだなんて…)」

アスカ「あむっ…(味は…やっぱりしない…怒るかな?…でもやらないとわからないし)ガリッ」

シンジ「痛っ!何するん……え」

アスカ「んむ…(!!やっぱりこれよ!おいしい!!これが欲しかったの。ああ、これが…)」

シンジ「…(なにこの蕩けたアスカ…エロ可愛い…)」

アスカ「ねぇシンジ?私…(この血がもっと)欲しいの。」

シンジ「え?あ、アスカ…?」

アスカ「だから…」

アスカ「…いきなりやってきて何よ?」

マリ 「…わんこ君の血」

アスカ「っ!!」

マリ 「おいしかった?」

アスカ「…何のことよ」

マリ 「気持ちよかった?」

アスカ「だから何の」

マリ 「あたしはおいしかったし気持ちよかったにゃー」

アスカ「っ!あんたも舐っ」

マリ 「大声出すとわんこ君にばれちゃうよ?」

アスカ「…どういうことよ?」

マリ 「…どういうこととは?」

アスカ「…わかってるでしょ!何でアイツの血が…その…っ特別なのかってことよ」

マリ 「好きだから?」

アスカ「そんなわけ!」

マリ 「じゃあLCLが体内に入ることにより血液に影響を与えておいしく感じるようになった。 
    もしくは私たちの味覚がLCLによって変化して知をおいしく感じるようになった。」

アスカ「…そ、そうね。それなら仕方ないわ。もう何度もLCLの中に入っているんだから、」

マリ 「確かめてみる?」

アスカ「え?」

マリ 「だから本当に好きだからではなくLCLの影響かどうかを確かめてみる?」

アスカ「確かめるってどうや…っ!」

マリ 「さて、ここにカッターで切ったあたしの指から流れる血があります。 
    本当にLCLが原因ならおいしいはずだにゃー?」

アスカ「…わざわざ血なんて舐めないわよ!バカじゃないの!?」

マリ 「怖いんでしょ?わかるのが?」

アスカ「そんなことない!いいわよ舐めるわよ!…レロッ」

マリ 「さぁ?どう?おいしい?きもちいい?」

アスカ「……おいしく……ない…。」

マリ 「じゃあきまりだにゃーわんこ君の血じゃないとだめだって事だにゃー」


アスカ「……そん…な…。なん…で…なんでよりにもよって…でも… 
    あの血じゃないと…シンジに…どう伝え…伝えれない…でもあの血が…」
 


マリ 「泣かないで姫。あたし、ちょっと意地悪なことをしたね 
    本当の事を言うと好きだから特別なのかはわからない。 
    異性の血がおいしく感じるのかもしれない。たまたまあたしのがだめだったのかもしれない。 
    でもわかってもらいたかったの。わんこ君の血を舐めたときからもうどうしようもないって事に 
    大丈夫。あたしもさっき舐めたから一緒。これからはもうにおいだけじゃ我慢できない。 
    だから伝えよう?ちゃんと真実を。」


アスカ「でも、こんなこと伝えたら…確実に嫌われ…」

マリ 「ちゃんと伝えればわかってくれるよきっと 
    もしどれだけ言ってもわかってくれなかったら、あたしたちの血を無理やり飲ませちゃえばいい」

アスカ「…え?」

マリ 「だってそうでしょ?わんこ君の血があたしたちにとって特別なら 
    あたしたちの血はわんこ君にとっての特別のはず! 

    だからわんこ君?逃げても無駄だからね?」

シンジ「ッ!!」

アスカ「え?」

マリ 「そりゃ壁はふすまだし姫は大声出すしあたしは隠す気ないから全部聞こえるよね?」

アスカ「ちょ、ちょっと何で始めに教えてくれなかったの!」

マリ 「始めに言ってもどの道変わらなかったと思うにゃー?後こんなことしてると逃げられちゃうよ?」

アスカ「うっさい!…早く捕まえるわよ!」

マリ 「はいはい。まったく姫は…」

アスカ「バカシンジ?話は聞いてたんでしょ?」

シンジ「少しだけ…」

アスカ「…」

シンジ「…内容がわかるぐらいは聞いてました。」

アスカ「…」

シンジ「…全部しっかりと聞いてました。」

アスカ「よろしい。じゃあ…いい?」

シンジ「え?いい?って…どういう意味…ですか?」

アスカ「はぁ。簡単に言うと私とこのコネ眼鏡はあんたの血を飲まないと 
    気が狂っちゃうほどあんたの血が飲みたいの。だから血を頂戴?」

マリ 「頂戴にゃー」

シンジ「や、やだよ!そんなの!そんなのおかしいよ!」

アスカ「…やっぱりそういう反応なのね」

マリ 「こりゃやるしかないね!」

アスカ「…なんでそんな楽しそうなのよあんた(もしこれでシンジがおいしく感じてくれなかったらどうすれば…)」

マリ 「そんときはこのまま監禁して毎日貰えばいいさ!…っ!よし、姫!上向かせて口を開けさせて」

シンジ「ちょっとやめてよ!いはいよあにすうん…っ!ピチャ」

マリ 「さぁ?どうかにゃ?」

シンジ「…ペロ…(おいしい)…ペロペロ…(とても落ち着く)…
    (まるで熟成されたワインのような)………ふぅ…」

マリ 「どう?おいしい?ってこの舐め具合を見ればわかるね。 
    舐められすぎて私も感じちゃったよ。さぁつぎは姫の番。」

シンジ「…はぁはぁ」

アスカ「(シンジに舐められる…)っ!ほ、ほら舐めなさい!」

シンジ「はむ!…ペロペロペロ…(味が違う)…ペロペロペロ…(でもおいしい。蕩ける甘さ)…… 
    (まるで水あめを舐めているような)…ふぅ…」


シンジ「二人とも…ごめん。 







     僕も二人が必要だ!」


おわり

いくら飲んでるとはいえこれは黒歴史ですわー
ただ自分の願望垂れ流しただけでした
お目汚しすいません

シンジ「そういえばマリはいつから気づいてたの?」

マリ 「え?」

アスカ「そういえばそうね?しょっちゅうシンジに絡んでいたじゃない?」

シンジ「始めてあった時にいい香りがするって言われた記憶があるからもしかして…?」

マリ 「ふっふっふ、私は鼻が利くからねん! 
    まさか姫が突っ込んでこんな形になるとは思っても見なかったけど」

アスカ「うっさい!でもこの関係のほうが好きなだけ飲めて良かったでしょ?」

マリ 「まぁねー!あ、そういえば一つ気になってたんだけど…」

シンジ「どうしたの?」

マリ 「私がわんこ君のにおいで一番好きなのは首筋なんだけどさ 
わんこ君はいつも首を怪我してるわけじゃないじゃん?」

シンジ「まぁそうだね」

アスカ「てか首筋の匂いが好きってどう聞いても変態ね」

マリ 「血を飲みながら話を聞いてる姫に言われたくないにゃー 
    本題は血以外も特別なんじゃないかって事」

シンジ「え?」

マリ 「つまり血液以外、涙や汗、精液もおいしく感じれるのではないかということですよ」

アスカ「せ、せ、せ、精液ぃ!?」

シンジ「マ、マリ?いきなりなに言ってんの!」

マリ 「だって血を飲むときってさ、気持ちいいじゃん?///」

アスカ「だ、だからなによっ///」

マリ 「もし、ほんとに気持ちいいことをしながら血を飲んだらより気持ちよくなれるんじゃ?///」

アスカ「!!!!」

シンジ「さすがにそれは…」

マリ 「つまんないにゃーじゃあもっといい事教えてあげる。 
    母乳って原料は血液なんだって」

シンジ「!!!!」


マリ 「こりゃまだまだ楽しめそうだにゃー」







おまけおわリ!
もう無いです

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