シンジ「僕の部屋にうまるが居るのはだめだって?」(38)

シンジ「新しい同居人?」の続きです
シンジ「新しい同居人?」 - SSまとめ速報
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歓迎パーティーが終わった夜……

アスカ「当たり前じゃない!なんでうまると同じ部屋なの?」

シンジ「それは……部屋が足りないからしょうがないじゃないか」

アスカ「さっきの言葉は?」

シンジ「う、嘘じゃないよ!」

アスカ「はぁ……とりあえず、お風呂はいるわよ」

シンジ「いってらっしゃい」

アスカ「何言ってんのよ、シンジも一緒に入るのよ!」

うまる「(アスカ…しっかりスイッチ入ってる…)」

シンジ「だ、駄目だよ。僕達まだ子供だろ?」

アスカ「あたし達は付き合ってるんだからいいの!さっさと脱ぎなさい!」

シンジ「(さっきまでの可愛らしいアスカはどこに…)って、うわあぁぁぁぁぁぁ!や、やめろよ」スルスル

アスカ「じゃああたしとお風呂に入れることに感謝しながら自分で脱ぎなさい!」

シンジ「分かったよ……一緒に入ればいいんだろ………(お風呂ぐらい1人でゆっくり入りたかったのに…)スルスル… 脱いだよ…あれ、いない…まぁいいや、もう入ろう………」

チャポ…チャポン……(湯船に浸かる音)

ガラガラッ(風呂の扉を開ける音)

シンジ「⁉︎」ビクッ!!

アスカ「このアスカ様がシンジの背中を流しにきてやったわよ!」

シンジ「あ、もうバカシンジじゃないんだ」

アスカ「当たり前でしょ⁉︎シンジはあたしの彼氏なんだから…///」

シンジ「(あ、可愛い)」

≫3様
そうなんですか!
初めてで分からないことが沢山あるので…
参考にさせていただきます!

アスカ「背中流すわよ」

ゴシッゴシッ

シンジ「アスカ…背中流すの上手いね。誰かにやったことあるの?」

アスカ「ううん、シンジが初めてだけど……」

シンジ「そうなんだ」

ゴシッゴシッ

アスカ「あーもう!このバスタオル邪魔ね!えいっ!」

シンジ「え?うぁ!あ、アスカ…お願いだからバスタオル早く巻いてよ///」

シンジは反対を向いているのでアスカが見えない

アスカ「シンジ、こっち見て」

シンジ「見れる訳ないじゃない…か…」

アスカはなぜかスク水を着ている

シンジ「(ちょっと期待した僕が馬鹿だった…)」

うまる「(シンジ…大丈夫かなぁ?叫び声とか聞こえてくるけど…)」

アスカ「いくらシンジとはいえ、そんな簡単にあたしの裸を見せる訳ないじゃない」

シンジ「はいはい」

アスカ「はいできた。流して…」ジャー

シンジ「次は僕がやるよ」

アスカ「おねがい♪」ニコッ

ゴシッゴシッ…

アスカ「あっ、シンジ、もうちょっと弱く…」

シンジ「こう?」ゴシッ……ゴシッ………

アスカ「うん!」

ジャー

アスカ「さっぱりしたぁー!」

シンジとアスカは自分の体を洗う

アスカ「一緒に湯船に浸ろうよー」

シンジ「え⁉︎」

アスカ「え⁉︎って……シンジはイヤなの?」

シンジ「(この流れはマズイ…)う、嬉しいよ!アスカと一緒に湯船に浸かれて!」

アスカ「本当⁉︎ヨッシャー‼︎」

シンジ「(いつもこういうふうに素直ならいいんだけど……)」

チャポ…チャポチャポン(湯船に浸かる音)

シンジ「ふぅ…」

アスカ「はー、気持ちいいー。……なんかこうやって2人で入ると夫婦みたいね」

シンジ「うん……え?///………」ゴポゴボゴボゴボ

アスカ「うん、ゴポゴボ……って…え?シンジ?ちょっと!」

アスカはシンジを引き上げて脱衣所に寝かせた

アスカ「(もう…シンジったら……夫婦みたいって言っただけでこうなるなんて………計画してる作戦実行したら、どうなっちゃうのかしら………)」

アスカ「シンジ、シンジ!はぁ、やっと目覚めたみたいね」

シンジ「アスカ?あれ?僕お風呂に入ってたんじゃ………」

アスカ「あんたが溺れたから、仕方なく介抱してやったのよ」

シンジ「ありがとう…アスカ…」ニコッ

アスカ「///………それより、まずパジャマ着たら?あんた半裸よ…」

シンジ「え?……うあぁぁぁぁぁぁぁ‼︎‼︎」

ダダダダダ……

アスカ「ホント、世話が焼けるわね」クスッ

うまる「その割にはアスカ、嬉しそうだよ?」

アスカ「うっさい///」

ブォォォ

アスカは髪を乾かしている

アスカ「それよりうまる、お風呂入ってきたら?」


うまる「そーだね!行ってきまーす!」

アスカ「……チャ~ンス!」ニヤッ

シンちゃんのお部屋

シンジはもうパジャマ姿だ

シンジ「アスカに見られてなかったかなぁ……」

アスカ「シーンジ♪」

シンジ「うぁ⁉︎」

アスカ「今日あたしシンジの部屋で寝るわよ」

シンジ「だ、だめだって!うまるも居るし……」

アスカ「…………うまるとあたしどっちが大事?」

シンちゃんのお部屋のふすまに耳をくっつけている2頭身のパーカー

うまる「⁉︎……アスカ……うまる達友達じゃないの……?」

うまる「あ、アスカがそんなこと言うはずない………うまるもお風呂入ろう………」

シンジ「アスカは大切な彼女だけど、うまるも大切な友達だから、うまるを無理矢理追い出すなんてできないよ…だから、他の方法を考えようよ」

アスカ「ッ!(あたし、うまると自分をシンジに比べさせてた………こんなんじゃあたし、2人に嫌われちゃう……)」ポロポロ

アスカの目から涙が溢れ落ちた

チャポン

うまるは湯船に浸かっている

うまる「(うまる、アスカに何かしたかなぁ……アスカに嫌われちゃったら、どうしよう……)うぅぅ…うえぇぇぇぇぇん!」

シンちゃんのお部屋

シンジ「アスカ?どうしたの⁉︎」

アスカ「最低だ…あたし」グスン

アスカ「シンジ、あたしのコト嫌いになったでしょ?」

シンジ「え?嫌いになんかなる訳がないじゃないか!………みんなで仲良くできる良い方法閃いた?」

アスカ「……………うん」

シンジ「話してみてよ」

アスカ「だめ。まずうまるに言ってくるから、そこで待ってなさいよ!」

シンジ「……………うん。(でもいいか、アスカ立ち直ったし)」

ブォォォ

脱衣所でうまるは髪を乾かしている

うまる「……………」

ダダダダ

アスカ「うまるー!」

うまる「⁉︎あ、アスカ!」

アスカ「ハァ、ハァ……あたし、うまるに謝らないといけない………」

うまる「え⁉︎」

アスカ「うまるとあたしでシンジに比べさせたの……本当にごめん!」

うまる「……………もしかして、うまるがシンジの部屋にいるから?」

アスカ「……………」

うまる「うまるもごめん。アスカの気持ちも考えないで……だから、仲直り……しよー!」

アスカ「うん!ありがとううまる!」ギュー

アスカはうまるにハグした。


アスカ「それで、良いこと考えたんだけど……」

うまる「おー!それいい!うまるもやるー!」

アスカ「んじゃ、シンジの部屋にいくわよ!」

シンちゃんのお部屋

ミサトは酔い潰れて寝ている

時刻は10時を回っている

シンジはベッドに腰掛けてアスカを待っている

シンジ「………」

スーッ

ふすまが開いた

アスカ「今日は、3人で仲良く寝るのよ!同じベッドでね!」

うまる「お泊まり会みたいー!」

シンジ「いや、実際に一緒に住んでるけど………え?今なんて…」

アスカ「だぁーかぁーらぁー、3人同じベッドで寝るの!」

シンジ「待ってよ、3人で入ったら狭い…え?」

アスカ「ごちゃごちゃ言ってないで、

アスカ・うまる「突撃ィーー!」

シンジ「おふぁ!」

バフッ

シンジ「え?え?」

アスカ・うまる「スー、スー」

シンジの左右に美少女が寝ている

シンジ「ッ⁉︎///」ドキドキ

朝……

アスカ「おはよー、うまる、シンジ」

うまる「おはよー!」

シンジ「おふぁよぉー」

シンジ「(女の子と一緒に寝るの初めてだったし、2人だったし、狭くて密着してたから………)」

アスカ「シンジ!何ぼーっとしてんの!ん?目元にクマがあるような………」

シンジ「ぜんっぜん眠れなかった………」

ミサト「グー、スピー」

おしまい!

続くかも⁉︎

もうスレ建てないでね
建てるなら使いきってね

>>22

ごめんなさい!もう新しいスレはたてません!

続編

シンジ「ちょっと…僕…体調悪いから………おやすみ」

アスカ「シンジ…」( ´・ω・`)シュン

うまる「まあまあアスカ、今日は休みだからゆっくり寝かせてあげようよ」

グゥー…

アスカ「………お腹が空いたわ…」

うまる「うまるも…」

アスカ「でも酒とおつまみとお菓子とコーラしかないわよ…」

うまる「流石のうまるでも今日の朝はちゃんとしたごはん食べたい……」

アスカ「仕方ないわね、今日は特別にあたしが作ってあげる!」

うまる「アスカとならうまるも作る!」


アスカは冷蔵庫を開けた

アスカ「うーん…卵とパンとソーセージがあるわね…」

アスカ「よし!献立考えた!」

アスカ「まず卵を電子レンジにかけて……」

バンッ(卵が爆発した音)

アスカ・うまる「⁉︎」

うまる「何がいけないのかなぁ…」

うまる「ちょっと調べてくる!」

カチカチッ(マウスのクリック音)

うまる「『鍋で茹でる』だって。」

アスカ「鍋はどこかしらね……」

アスカは台所の戸棚を開けた

ガチャン

アスカ「へ?」

ガチャガチャガチャッ!!!!


アスカの頭上に大量の鍋やフライパンが降ってきた

アスカ「ッ‼︎」

ガチャン…


最後の1個が落ちた

アスカ「痛く……ない」

シンジ「アスカ……大丈夫?」

アスカ「何で…ここにいるの?」

シンジ「アスカが料理するって言ったのは、正直驚いたよ。嬉しいよ。」

アスカ「シンジ……」.゚+.(´∀`*).+゚.キラキラ

シンジ「……NERVの人達を病院送りにした料理はちょっとね…だから見張ってて…」ボソッ

アスカ「ぬぁんですってえ?」ゲシゲシ

シンジ「あ、アスカ!いたいよ!」

うまる「とにかく、みんな無事で良かったぁ~」

アスカ「そうね」ツン

シンジ「ごめんアスカ。僕が一緒に朝ごはん作るから……」

アスカ「なら許す」

ソーセージのジュワーッという音と共に、台所にいい匂いが広がる


アスカは黙々と卵の殻をむき、うまるは慣れない手つきでソーセージを皿に開ける


たまにうまるがソーセージを落としそうになって

うまる「おっとっと……セーフ」

アスカ「うまるー、気をつけなさいよーw」

うまる「アスカー!笑わないでよー!」


などと台所はいい雰囲気に包まれている


匂いに連れられて、二日酔いのミサトが歩いてくる

ミサト「おはよぉう~」ボリボリ

ミサト「あら、今日はみんなで作っているのね」

シンジ「はい!2人とも、料理覚えるの早いんですよ!」

うまる (∀`*ゞ)エヘヘ

アスカ「このあたしにかかれば、こんなのすぐに覚えられるわ!」

シンジ (簡単な朝ごはんだけどね……)


盛り付けが終わり、みんな椅子に座る


今日の朝ごはんはトーストとソーセージ、ゆでたまごだ


ミサト「じゃ、いっただきまーす!」モグモグ

アスカ「どう…?」

ミサト「うん!美味しい!」

うまる「良かったー!」

シンジ (良かったー!食テロが起こらなくて!)

シンジ「美味しいよ!」モグモグ

アスカ「当然よ!3人で作ったごはんなのよ!」

ミサト モグモグモグ

ミサト「ごちそーさま♪」

アスカ「ミサト、食べるの早いわね」

ミサト「さっき電話があって、今からNERVに行かなくちゃいけなくなったのよー。」

ミサト バタバタ……

ミサト「……よし!準備できた!」

ミサト「行ってきまーす」

アスカ「行ってらっしゃい!」

シンジ「行ってらっしゃい」

うまる「行ってらっしゃーい」


NERV本部

リツコ「遅いわよ……ミサトが遅れるなんて珍しいわね」

ミサト「ゴメンゴメン♪」

リツコ「何かいいことでもあったの?」

ミサト「ちょっちね」

リツコ「………それより、大丈夫なの?ミサト。土田うまるも引き取って…」

ミサト「大丈夫よ!あの子達、仲良くやってるんだから♪」

リツコ「………ちょっと話があるんだけど」

休憩所


リツコ「土田うまるなんだけど……エヴァ参号機専属パイロットになったわ、昨日。」

リツコ「シンクロ率も中々だったわ」

ミサト「そんなの私が許可しない!」

寝ます。

リツコ「これは決定事項よ、葛城三佐」

ミサト「赤木博士の言っていることは間違っているわ。これ以上エバーに乗る子供達を増やしてどうするの?」

ミサト「……うまるにはお兄ちゃんもいるのよ…」グッ

リツコ「あなたはあの子達の保護者でしょ?1人の子供を特別扱いする方がもっとタチ悪いわ」

ミサト「そっ、そんなつもりで言ったんじゃ…」

ミサト「……」

リツコ「…話すことは無いみたいね。それじゃ」

リツコ コツコツ……


ミサト「……」ガンッ


ミサトの手から赤い液体が滴り落ちた






ガチャ

ミサト「たっだいまぁ~!」

シンジ「おかえりなさい!…どうしたんですか?右手…」

ミサト「ちょっち……ね」テヘッ

アスカ「大丈夫⁉︎」パタパタ

ミサト「このくらいへーきへーき!」

うまる「………」

うまる(ミサトにいつ言おう……)

うまる(アスカとシンジにも言ってない……)

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