結城友奈「立花響は奏者である」 (10)
シンフォギアとゆゆゆのクロス
どちらの作品も知っていること前提で書いています
ゆっくり更新の予定
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~シンフォギアの世界 フロンティア事変時~
未来「お願い! 閉じてー!!」
小日向未来はソロモンの杖を投擲した。
異世界に存在するバビロニアの宝物庫と、こちらの世界を繋ぐ扉を閉めるために。
未来「もう響が誰もが戦わなくていいような世界にー!!」
こうして世界は救われ、ソロモンの杖は失われた。
だが、その前にソロモンの杖が他の異世界への扉もなにかの間違いで開いていたとしたら?
そこから最悪の生命体が侵入していたとしたら?
これはifの物語。
本来、重ならない二つの道が交差する物語。
~結城友奈の世界 三度バーテックスの襲撃を退けた頃~
友奈「ふっふふ~ん」
友奈(夏凛ちゃんも加わってますます楽しくなってきたな~)
放課後の校内を結城友奈は歩いていた。
向かう先は部室だ。
友奈「夏凛ちゃーん」
部室の扉を開ける。
友奈「ん!?」
瞬間、彼女は眩い光に包まれた。
思わず目を閉じる。
友奈「……え?」
次に、友奈が目を開けた時、彼女はまったく身の覚えのない場所に居た。
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