シンジ「外に出たい...」(17)
シンジ「外に出たい…」
ミサト「今貴方を外に出す訳にはいかないの」
シンジ「せめてこの狭い部屋から出してくださいよ！話をして下さいよ！！」
ミサト「今は何も出来ない...我慢して頂戴」
シンジ「…」
シンジ「１４年間の間に一体何があったんだろう…僕は之から先どうなるんだろう…」
アスカ「自業自得よガキシンジ…」
シンジ「アスカ…此処から出してよ…話がしたいんだ！外が見たいんだ！！」
アスカ「アンタと話す事なんて無い…アンタの都合で世界が振り回されているのに…本当に何も分かってない馬鹿ガキね...」
シンジ「アスカ…」
アスカ「アンタは其処で大人しくしてなさい…それじゃ...」
シンジ「何なんだよ一体…綾波は何処なんだよ…ねぇ！」
アスカ「っち」
シンジ「がはっ！？」ドサ
アスカ「あの人形一人にマジになっちゃって大袈裟ね...」
シンジ「アスカ…！？がっ！！痛いよアスカもう止めてよ！！」
３０分後
アスカ「ハァハァ…殴り続けたら失神したみたいね」
アスカ「アンタは之から此処で慰安任務をするんだからしっかり私を楽しませなさいよ…」
翌日
シンジ「うっ…体中が痛いって...って昨日そういえばアスカに殴られて…そのまま気を失っちゃったんだ...」
サクラ「お目覚めですね碇さん、朝食をお持ち致しました」
シンジ「ありがとう...ねぇサクラちゃん？トウジは元気にしてる？」
サクラ「…」
シンジ「サクラちゃん？」
サクラ「碇さんには関係ない事です！気にせんといて下さい！朝食必ず食べて下さいよ」
シンジ「トウジ…今頃どうしてるんだろ…」
シンジ「とりあえず食べようかな…」
シンジ「…口の中が切れちゃって血の味しかしない…」
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