モバP「周子の誕生日!」 (29)

急に誕生日が着たので勢いで書いた
間に合わなかった

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P「………」

ちひろ「あの?Pさん?」

P「ちひろさん、今日何日でしたっけ?」

ちひろ「12月12日ですけど…」

P「周子の…誕生日ですね」

ちひろ「え、ええ…そうですね」

P「………」

ちひろ「………」

P「正直選挙とアニバーサリーのパーティーでそれどころじゃなくて忘れてました」

P「ちひろさん、俺どうすればいいですかね」

ちひろ「盛大にお祝いしてあげれば…あぁ…」

P「パーティーとか豪華な料理とか」

P「二日前まで10日くらいやってましたからね」

P「正直アレ以上を用意できる気がしないんですわ」

ちひろ「そりゃそうでしょう、私が本気を出してアレコレ手を回して少し無理して開催したパーティーですからね!」

P「プレゼントとかなんにも用意してないっす…」

ちひろ「うわぁ…」

------机の下------

周子「あんにゃろう、薄々そうなんじゃないかなーとは思ってたけどやっぱりか」

フレデリカ「選挙中のしゅーこちゃんのPさん鬼気迫る!って顔しっぱなしだったしねー」

紗枝「ほんま、甲斐性のない男やなぁ」

森久保「あの…せまいんですけど…」

輝子「フヒ…そこ、キノコあるから…踏まないで…」

まゆ「せまっ…せまいです」

ちひろ「今なんかあげられそうな物とかないんですか?」

ちひろ「流石にCD7弾発表からのあの選挙は私としてもちょーーーーーーーーっとだけ思う所がなくもない感じなので」

ちひろ「なんとか上手い感じに周子ちゃんの誕生日をお祝いしてご機嫌取っといて欲しいんですけど」

P「今持ってるものですか」ゴソゴソ

・3周年記念グッズ応募券(大量)

・入れ忘れた投票券(2枚)

・メガストーン(ガブリアスナイト)

・なぞのネジ

・ビンのコーラの王冠

ちひろ「うわぁ…うわぁー…」

P「あっグッズ応募するの忘れた…まぁいいかクリアファイルとかいらないし」

-------机の下--------

周子「入れ忘れた投票券って聞こえたんだけど?今入れ忘れた投票券って」

紗枝「なぞのネジと王冠って今時子供でもよう集めまへんわ」

まゆ「塩見さんのPさんって正直その」

周子「言わないでまゆちゃん、分かってるから」

フレ「しゅーこちゃんあの中からなら何が欲しいー?」

周子「あー、メガストーンかなー、消去法でー」

まゆ「見た目だけなら宝石みたいですしね」

輝子「あ…あれ、この前アーニャさんが光らせてた…フヒ」

周子「…フリャー」キノコブチィ

輝子「ノォー!マイフレーンズ!」


ちひろ「お、お金は!お金はいくらお持ちで!?」

財布「チャリンチャリンチャリーン」

ちひろ「小 銭 は い い」

P「えーっと…13764円ですね」

ちひろ「貯金は!?まさかそれが」

P「全財産です!」

ちひろ「…ちっ、ほら」

P「ありがとう……!
         ありがとう……!     優しいちひろさん…っ!」

ちひろ「そういうのいいからとっとと何か見繕ってこいや」

P「はい!いってきます!」

その時、机の下に衝撃走る

ざわ…
       ざわ…

ちひろ「あんたらもそういうのいいからでてきなさい」

「「「はーい」」」ゾロゾロ

紗枝「あの人なんできづかへんのやろな」

周子「今Pさん周り見えてないからねー」

フレ「あたしあの選挙でなくてよかった~♪」

周子「でたくなかったーん…」

紗枝「あのぽじしょんで出たい人はおらんやろなぁ…」


周子「しかし以外だねー、ちひろさんがお金出すなんて」

紗枝「せやなぁ」

ちひろ(私、アイドルにまで守銭奴って思われてるのかなぁ…)

周子「ちひろさん、あたしのPさん何買ってくると思う?」

ちひろ「間違いなく、微妙な物でしょうね」

フレ「去年何買ってきたんだっけ」

周子「うーん…よく覚えてないなー」

紗枝「確か…何か料理とか作る物やったような…」

周子「あーそんな感じだった気がする、事務所でパーティーしてたような…」

周子「んー…まぁいいや、今年何買ってくると思う?お好み焼きプレートとか?」

フレ「具材は間違いなく忘れてくるねー」

周子「小麦粉は事務所探せばあるだろうけど」

周子「具材はキノコ以外なんかあるかなー?」

------机の下------

キノコ以外なんかあるかなー

輝子(い、いけない…このままじゃトモダチが)

輝子「さ、先に買っておくのがいいと思う」ヒョッコリ

周子「あ、輝子ちゃん出てきた、確保ゥー!」

輝子「フヒィ!」

フレ「わーい、髪さらさらー」ワシャワシャ

紗枝「ほっぺもぷにぷにやなぁ、かいらしいわぁ」ぷにぷに


まゆ「いじめちゃ駄目ですよぉ」ヒョッコリ

輝子「は、辱められた…もうお嫁にいけない…」

フレ「じゃあ貰ってあげる~♪」

輝子「あ、結構です」

周子「まぁ先回りして材料買っておくというのは確かにいい考えね」

周子「所持金!」

紗枝「親が管理してはるから3000ちょっとどす」

フレ「からっぽ~」

輝子「同じく…」

森久保「」(いないふり)

まゆ「年下にタカるのはどうかと思いますよぉ…」


周子「んじゃあたしのお財布に諭吉さん二人いるから問題ないね」

フレ「やったー♪お菓子かって~♪」

まゆ「じゃあ何で聞いたんですか…」

紗枝「そういう人やさかい、考えても疲れるだけどす」

周子「ちひろさーん、買い物いってきまーす」

ちひろ「事故とスキャンダルには気をつけてくださいねー」

周子「はーい」

フレ「お財布よし!」

紗枝「スケジュールも問題なしやね」

周子「ノノちゃんよし!」ガシー

森久保「えっ」

フレ「輝子ちゃんよし!」ガシー

輝子「えっ」

紗枝「まゆはんもどうどすか?」

森久保 と 輝子 は 助け を 求めて いる !

まゆ「…しょうがないですねぇ」

周子「しゅっぱーつ!」

-------一時間後-------

ちひろ「あぁ…仕事が終わらない…流石にクルーザーは見栄張りすぎたかなぁ…でも皆喜んでくれてたし…」

P「ただいま戻りましたー」

ちひろ「お帰りなさーい…何買ってきたんですか」

P「はい、超高機能移動型たこ焼きプレートです!」

ちひろ「………材料は」

P「あっ…」





千川ちひろ、ガチャに10万ぶち込んで目玉が出なかったプロデューサーの気持ちを知った夜であった

その後、食材を買い込んで帰ってきた周子ちゃんご一行によりたこ焼きパーティーが開始され輝子のトモダチが全滅


途中乱入してきた楓さん(アルコール入り)により森久保が連れ去られ変わり果てた姿で帰還


周子とフレデリカがこっそり入れた謎の具材入りたこ焼きにより紗枝、まゆの両名がダウン、フレデリカ本人も自爆


数時間前の計算間違いを発見したちひろが発狂し事務所から脱走、酔っ払ったPと周子の一騎打ちに






        ※なお詳細な描写は彼女達のアイドル生命に関わるためダイジェストで送らせていただきました


周子「まぁ、今年も色々あったけどさ」

P「うん」

周子「家出して、拾われて、なんとなくアイドルになったけどさ、毎日楽しいよ」

P「うん」

周子「…争奪選挙、あたしが一位じゃなかったらPさんどうする?」

P「うーん…?」

周子「あはは、あたしがー、トップアイドルにー、なれそうになかったらー」

周子「アイドルマスター目指してるPさんはどうするのー?」

P「うーん?よくわからんが…」

P「俺は周子とずっと一緒がいいなー」

周子「…あたしよりトップアイドルに近い子なんてこの事務所に一杯いるよ?」

P「そんなんいったら俺よりアイドルマスターに近いPだって一杯いるよ」

P「いーの!俺はアイドルマスターになれてもなれなくても隣にお前にいて欲しいの!」

周子「…そっか…」

P「…えっもしかして嫌とか?俺じゃ嫌とか?」

周子「あー、あたしもPさんじゃないと嫌よー」

周子「来年も、再来年もあたしのプロデュース、お願いしていい?」

P「おう、十年先まで一緒にいてくれ」

周子「ふふっ…ま、精一杯しゅーこちゃんの事甘やかしてよねー」

周子「綺麗な宝石より、豪華なパーティーより、あたしはそっちの方が嬉しいからさ」

P「……」

周子「Pさん?」

P「zzz」

周子「あらー寝ちゃったか、勝者あたしって奴ね」

周子「一人で食べても楽しくないし片付けして帰り」ツンツン

周子「ん?」クルリ

まゆ「何綺麗に美談で閉めて終わらせようとしてるんですか?」

周子「えっ」

紗枝「あんたと宮本はんの作ったたこやき、まだ残ってますえ~」

周子「あっいや、その」グイー

輝子「トモダチの恨み…」ガシー

周子「いやでもほら、あたし今日誕生日だし?」

ちひろ「もう12月13日フォウー!書類間に合わないホォー!」

周子「」

楓「たこ焼きは~ウフフフー」パクー

楓「ウッ」バタン

周子「あわわわわ…」

ああ、そうだね、やっぱ誕生日やパーティーってのは盛り上がって馬鹿騒ぎが一番だよね

なんでも言うこと聞いてくれる優しい友達より一緒におぼろろろろろまっずコレまっずあたし何いれたっけこれ

サンキュー一緒に夢を追う仲間達、サンキュー誕生日、あっ駄目やどうやっても綺麗に閉められそうにないわホントアカンこれ






周子「二次会じゃー!」

輝子「紅だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

フレ「明かりをけせい!闇たこやき!闇たこやきするよー♪」

まゆ「上等ですぅ!こうなったらまゆも取っておきを出しますよぉ!」

紗枝「一番最初にぎぶあっぷした人は罰げーむどす!」

輝子「ヒャッハー!この日のために用意したベストフレンズカモーン!」

森久保「」(死んだふり)

全員「こちょこちょこちょこちょ」

森久保「んふふっ」

周子「あっ楓さんはマジで危ないから縛っとこ」

全員『異議なし』

楓「ンー」


※以下アイドル生命が終わる光景が広がる為ダイジェストでお送りします

「あまずっぱくてなんかしょっぱい…苺パスタやんこれ!」
「ちょっと具材はみ出てるんだけどー、ぴにゃこら太見えてるんだけどー」
「わさび!わさびの塊!アカンて!」
「おっぶ…なんか臭…」バタン
「触感が食べ物っぽくないんですけど…ホントに皆食べれる物いれたんですよね?」
「トモダチが…裏切った…」バタン


「かっ噛み切れない!後ひたすら苦い!姫川ァー!」
「いやぁー!何コレ生きてるぅー!」
「あっ!あたりやわ、普通に食え…」バタン
「絶対食べ物じゃないんですけど…森久保はヤギじゃないんですけど…」


「スタドリとエナドリを足して割らない味がする…」バタン
「モゴモゴ…モゴォー!」バタン
「あっ全員倒れましたし森久保の勝ちですよね…もう帰っていいですよね」ツンツン
「あれっ楓さんさっき縛っ…」


                  全滅した…


※お送りしました


薄れ行く意識の中で全員思った
「これ、去年もやったわ」と


塩見周子の楽しい誕生日
                       おしまい

第四回総選挙参加したくないので争奪選挙の勝利を心から願いながらHTML依頼出してきます

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