トマトの国の妖精

真姫「実は私…トマトの国の妖精なの」

絵里「えっ…」

海未「はい？」

希「トマトの国の…」

ことり「妖精…？」

真姫「そうよ」

真姫「私、西木野真姫の正体は世界中のトマトを守る為にこの国にやってきた妖精、ト・マッキーよ！」ﾊﾞﾊﾞｰﾝ

穂乃果「な、なんだってー！」

真姫「今は人間の姿に化けているけど、実は可愛い可愛い妖精さんなの」ﾌﾌｯ

真姫「どう？驚いた？」

絵里「…」

にこ「>>6」

ちょっと寒くないにこー？

にこ「ちょっと寒くないにこー？」ﾌﾟﾌﾟｯ

絵里（ちょっとにこ！）

希（ここは真姫ちゃんにノってあげなきゃだめやん！）

凛（てかそれは凛の台詞にゃー！）

真姫「まぁこんな話、信じられないのも無理ないわ」

にこ「じゃっあ～？真姫ちゃんはその妖精さんだっていう証拠でもだせるにこ？」

真姫「いいわ…」ｷﾗｷﾗｷﾗ

にこ「！？」

花陽「こ、これは！？>>9」

ISP棒

花陽「こ、これは！？IPS棒！？」

にこ「ちょちょちょ！？///何よこれ！？///」ﾆｮｷﾆｮｷ

真姫「どう？この魔法こそが私が妖精だっていう証拠よ！」ﾄﾞﾔｯ

希（トマト関係ないやん…）

にこ「わかった！信じるから治しなさいよ！！///」

真姫「わかったわよ」ｻｯ

花陽「あ、消えた」

にこ「はぁ…はぁ…」

絵里「にしてもどうしてトマトの国の妖精である真姫が音ノ木坂に？」

真姫「>>12」

トマトを届けに来たの、はい

1トン

真姫「トマトを届けに来たの、はい」ﾄﾞｽﾝ

穂乃果「えええええーっ！？」

ことり「これ全部トマト！？」

海未「１トンはありますね…」

真姫「トマトの国のトマトは美味しいんだから！食べてみて？」

花陽「わぁあ…おいしそう！いただきまーす！あーん…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

真姫「ど、どう？」

花陽「>>14」

おええええええっ

花陽「おええええええっ」ｹﾞﾛｹﾞﾛ

凛「か、かよちん！？」

花陽「う、ええ…」

ことり「花陽ちゃん！」

海未「大丈夫ですか！？」

穂乃果「ちょっと真姫ちゃんどういうこと！？トマトに何入れたのさ！？」

真姫「>>16」

真姫キチになる薬

真姫「真姫キチになる薬よ」

にこ「なんですって！？」

凛「じゃあかよちんは…」

真姫「ええ、私のことしか考えられなくなるわ」ﾆﾔｯ

凛「そんな…」

絵里「最初から花陽を狙っていたのね…」

真姫「ふふっ、そうよ」

真姫「これで花陽は私のモノ…」ﾌﾌﾌ

にこ「あんた…」

穂乃果「真姫ちゃん…どうして…」

ことり「どうしてこんなことするの！？」ｳﾙｯ

真姫「>>19」

トマトが嫌いだったからよ

あの薬トマト好きには効かないの

真姫「トマトが嫌いだったからよ」

穂乃果「えっ！？」

海未「どういうことですか？真姫はトマトの国の妖精なのでは…」

真姫「ええ、そうよ」

真姫「でもあの国では毎日３食トマトトマトトマト…」

真姫「トマトだけ食べて生きていかなくてはならなかったの…」

希（そりゃあトマトの国やからなぁ）

真姫「そんなの私、もう耐えられなかった！！」

真姫「だからトマトの国を抜け出して、この音ノ木坂にやってきたのよ！」

にこ「に、にこぉ…」

絵里「は、ハラショー…」

真姫「μ'ｓのプロフィールにトマトが好きだなんて書いたけど…」

真姫「あんなの嘘！トマトなんて大っ嫌い！飽き飽きだわ！」

真姫「だから私はトマトの国を潰す為に大量のトマトを持ってきて真姫キチになる薬を入れた」

海未「なぜそんなことを…」

真姫「あの薬トマト好きには効かないの」

真姫「トマト嫌いな同士を私の配下にしてトマトの国を潰す仲間にするのよ！」

海未「な、なんて恐ろしいことを…」

凛「そんな話どうだっていいよ！」

真姫「なんですって…？」ｲﾗｯ

凛「なんでかよちんがそんなのに巻き込まれなきゃいけなかったのさ！かよちんじゃなくたっていいでしょ！？」

真姫「ふふふ、花陽はお米にあれほど愛情をもってるじゃない？」

凛「…あっ！？」

真姫「花陽の米のパワーはトマトの国の奴らをリゾットにしてやるために十分な戦力なのよ！」

凛「か、かよちんをそんなことのために利用させないにゃ！！」

真姫「そう言ってる間に、ほら…」

花陽「」ﾑｸﾘ

ことり「！？…花陽ちゃん！」

花陽「>>24」

(なんかすごい力で真姫を無言で押し倒す)

ｶﾞﾊﾞｯ

真姫「えっ…！？」

真姫（なんかすごい力で押し倒された…）

花陽「真姫ちゃん真姫ちゃん」ﾊｧﾊｧ

真姫「ｳﾞｪｪｪｪ…!?」

真姫（しまった…薬の力が強すぎたか…）

凛「やったにゃ！かよちんが真姫ちゃんの言うことを聞いてないにゃ！」

海未「いえ、おそらく真姫キチになったということで、真姫のことを襲っているんでしょう」

凛「にゃにゃにゃ！？///」

絵里「でもこれはチャンスよ！今のうちに花陽を元に戻しましょう！」

にこ「でも、どうやって！？」

絵里「>>27」

トマトを投げつける

絵里「トマトを投げつけるのよ！ハラショー！」

穂乃果「そうか！トマトの力で正義の心を取り戻させるんだね！」

希（どんな理屈や…）

にこ「でもここにあるトマトは全て真姫キチになる薬入りよ…」

凛「それを投げつけても治ると思わないにゃ…」

絵里「大丈夫よ！こんな時のためにトマトを買ってきておいたわ！」

穂乃果「かしこい！」

絵里「いくわよ！えーいっ！」

ｸﾞﾁｮ

花陽「ﾋﾟｬｧｧｱ」

真姫「ｳﾞｪｪｴ」

絵里「あっ、二人にあたっちゃったわ…」

絵里「まぁいいか」

花陽「う、うーん、あれ？ここは…」

凛「かよちん！元にもどったにゃー！！」

ことり「よかったー」

海未「そういえば真姫にも当たりましたけど、真姫は…」

真姫「う、うーん…」

真姫「>>30」

今日もパンが美味いっ！