長門「近代化改修か…私には必要ないのだが」
提督「は?」
長門「……ビッグセブンの私には不要だと言っているんだ」
提督「お前俺の判断にケチつけるの?」
長門「不要なものを不要といって何が悪い」
提督「前回初戦で大破したくせに?」
長門「っ……」
提督「そもそもなんだよその口の利き方調子に乗ってないか?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1418047572
長門「はぁ!?」
提督「前々から気になってたんだよ」
提督「軍人のくせに最低限の口の利き方もなってないのかと」
提督「そのくせ自信だけは過剰でプライドも高いし」
提督「いったい何様だ?」
長門「……」
提督「あーあ、規律もなにもあったもんじゃない」
提督「こういうところの意識の低さが負け戦につながるんだよ」
長門「……すまない、反省する」
提督「はぁ?すみません、反省しますだろ」
長門「……すみません、反省します」
提督「よし、それじゃあ上下関係っていうものを叩き込んでやるからまずは服を脱げ」
長門「……え?」
提督「聞こえなかったのか?さっさと服を抜け」
長門「ちょっと待て、それはおかしいのでは……」
提督「あ?」
長門「……ないのですか?」
提督「上官命令ださっさと全部服を脱いで背中をこちらに向けろ」
長門「っ……」シュル…
長門(クソッ……なんでこんなことに……)
提督「そうだ、それでいいそのあと尻をこちらに突き出すんだ」
??「ちょっと待て!」
「「!?」」
憲兵「見たぞ」
提督「あっ」
憲兵「なんだ貴様、日本男児の風上にもおけんな」
長門(助かったのか……?)
憲兵「ふむ、まだ服に手をかけただけらしいな……」
憲兵「辛かったろうもう大丈夫だ」
長門「ああ……」
憲兵「さて貴様いったい何をしようとした?」
提督「あ、いえ部下とのコミュニケーションをとろうと……」
憲兵「ハラスメントだな?」
提督「い、いえ……」
憲兵「ハラスメントだよな?」
提督「……ハラスメントです」
憲兵「わかってるようじゃないか」
憲兵「じゃあ罰にお前が服を脱げ」
提督「……え?」
憲兵「お前がさせようとしたことだぞ?どういう気持ちか体験させてやろう」
提督「え、いや……その……」
憲兵「さっさと服を脱げぇい!」
提督「はい……」
長門「……」
提督「脱ぎ終わりました……」
憲兵「よし、そのまま尻をこちらに向けろ」
提督「あの、なぜ貴方も服を脱いでいるのでしょうか」
憲兵「貴様のやろうとしたことを私が貴様にやってやる」
提督「えっ」
憲兵「さっさとしろ!いくぞ!」
提督「ああああああ!そこはそういう穴じゃないいいいい!」
憲兵「おらおらおらおら!」パンパンパンパン
提督「い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!!!」
長門(私はなにを見せられてるんだろう……)
憲兵「……ふぅ」
憲兵「これに懲りたら反省することだな」
提督「……はい」
憲兵「声が小さい!」
提督「はい!」
憲兵「以後、気を付けるように!」
長門「……」
提督「……」
長門「……」
提督「……すまなかった。口調に関しては以後不問とする」
長門「……ああ」
数日後
提督「えらい目にあった……」
提督「カッとなるとつい無茶を言う性格をどうにかしないと……」
加賀「失礼します」
提督「ああ、呼んだらすぐ来てくれて助かるよ」
加賀「何か相談?いいけれど」
提督「」イラッ
提督「ああ……今回『上官として』聞きたいのは同じ空母の翔鶴についてなんだが」
加賀「同じ空母?五航戦の子なんかと一緒にしないで」
提督「」イライラッ
加賀「それで?さっさと本題に入っていただけますか?」
提督「」プチッ
提督「……おい」
加賀「はい?」
提督「なんだその言い方は」
加賀「……」
提督「口の利き方は不問としよう」
提督「しかし仲間を仲間と見れないのか?」
提督「そのうえなんだその不遜な態度は」
加賀「……すみません」
提督「謝ったところで本当に反省してるのか」
提督「これだからプライドの高い連中は……」
加賀「……頭にきました」
提督「は?こっちは上官だぞ?反省したんじゃないのか?謝ったのだろう?」
提督「もう限界だ、体罰を叩き込んでやる」
提督「服を脱げ」
加賀「……は?」
提督「反省したんだろう?」
加賀「……はい」
提督「だったら態度で示せ」
加賀「……わかりました指示に従います」
提督「そうだな……下着だけ脱いでもらおうか上官命令だ」
加賀「……この変態」
提督「何とでも言え、ここは軍隊だ命令は絶対だぞ」
加賀「……わかりました」
提督「ふん、さっさとしろ」
加賀「……」
提督「どうした?手が止まっているぞ?さっさとしろ」
提督「命令に背くようなら空母全体で連帯責任だな」
加賀「……わかり……ました」
??「ちょっと待て!」
「「!?」」
憲兵「見たぞ」
提督「あっ」
憲兵「二回目だな」
提督「……」
憲兵「二回目だよな?」
提督「はい……二回目です」
憲兵「じゃあどういう態度を示せばいいかわかるよな?」
提督「……はい」
提督「脱ぎ終わりました……」
憲兵「そのあとどうすればいいかわかってるよな」
提督「……はい、どうぞ」
憲兵「殊勝じゃないか」
憲兵「よし、いくぞ!」
提督「ああああああ!二回目なのにいいいいい!」
憲兵「おらおらおらおら!」パンパンパンパン
提督「い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!!!」
加賀(……そう……)
憲兵「……ふぅ」
憲兵「以後、気を付けるように!」
提督「もうやだ……」
提督「……もう……やだ……」
加賀「あの……下着脱ぎましょうか?」
提督「もういい……」
提督「一人にして……」
数日後
金剛「提督がカッとなるとエッチなお仕置きをしようとするのはリサーチ済みデース!」
金剛「いいところになるとポリスが邪魔するのも知ってマース!」
金剛「これを逆手にとって密室で怒らせえばベッドインネ!」
金剛「むふふふ……失礼しマース!戦果Resultがあがったヨー!」
提督「……ああ、よく来たな」
提督「……報告書を見せてもらってもいいか」
金剛「OK!これがそうデース」ガチャリ
金剛(内鍵を閉めたからこれで密室は完成ネ)
金剛「ネー提督ぅ?ちょっぴりお疲れみたいデース」
提督「……さいきんいろいろあって」
金剛「そういう時は、誰かに癒されるのがおすすめデース!」
金剛「提督は一人じゃできることの限られてる無能なんだから誰かに頼りまショー!」
提督「……そうだな」
金剛(あれ?)
金剛「口だけで実力はそれなりなんだから頑張りすぎてもしかたないネ!」
提督「……うん」
金剛(これじゃただの嫌な女デース……)
金剛「提督は癒されたりしたくないんですカ!?」
提督「癒されたい……」
提督「もう……提督やめたい……」
提督「お尻痛い……」
提督「世の中怖い……」
提督「だれか……助けて……」
金剛「私が居マース!」
金剛「ほらこっちを見てください」
金剛「私が提督のハートを体で癒してあげます……」
提督「え?」
金剛「人は怖くありませーン」
金剛「ほらもっとこっち来て……」
金剛「みんな触ってみれば暖かい一人の人間ネ……」
金剛「ほら、手を伸ばして……」
提督「うん……」
??「ちょっと待て!」
「「!?」」
「「……」」シーン
「「……??」」
??「あれ?」ガチャガチャ
金剛「誰にも邪魔はさせませーん……」
金剛「全身で私を確かめてください……」
提督「うん……」
金剛「ゆっくり、そう大丈夫デース……」
提督「……暖かい」ギュッ
金剛「ほら……大丈夫だったでしょ?」
提督「ああ……」
金剛「もっと体を擦り付けてくださーい……もっと…もっと…」
提督「あ……あっ……」
金剛「ほら一緒に生まれたままの姿に……」
提督「……ああ」
??「ちょっと待て!」ガシャァン!
「「窓から!?」」
憲兵「見たぞ」
憲兵「これで閉め出したとは片腹痛いな」
提督「いや今回は……」
憲兵「執務中だよな?」
提督「……」
憲兵「税金から給料をもらう身分で執務中だよな?」
提督「はい……そうです」
提督「でも……」
金剛「そうデース!私が悪いんデス!」
憲兵「上官思いの部下を持っているようじゃないか」
金剛「……提督のためにもここは私が……」
憲兵「ふむ……」
金剛「私が脱ぎます……」
提督「お、おい」
憲兵「良い部下に恵まれたようだな」
金剛「提督、見ないでくださいネ……」
憲兵「いやちょっと待て」
金剛「……?」
憲兵「世の中部下の失敗の責任は上司にもあると思わないか?」
金剛「え?」
憲兵「責任には取り方というものがあるのだよ」
金剛「でもそれじゃあ……」
提督「いや……いいんだ、ありがとう」
憲兵「そうだ、それでいい」
憲兵「物わかりのいい奴は大好きだ!いくぞ!」
提督「ああああああ!痛いのにいいいいい!」
憲兵「おらおらおらおら!」パンパンパンパン
提督「い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!!!」
金剛(ごめんなさい……提督……)
憲兵「……ふぅ」
憲兵「以後、気を付けるように!」
提督「……」
憲兵「……今日はこれから外を見回りに行く」
憲兵「お前はもう十分に罰を負った」
憲兵「明日の朝までこの執務室に私が近づくことはないだろう」
憲兵「何がこの部屋で起きようと知ったことではないな」チラッ
金剛(!?)
憲兵「信頼できるものと過ごすのもよいだろう」
憲兵「それでは……」
金剛「……大丈夫でーす?」
提督「ああ……」
金剛「まずは一緒にお風呂に行きましょうか……」
提督「……一人で大丈夫だ……一人で……汚れを……」
金剛「でも……」
提督「ちょっと一人でゆっくりさせて……頼む」
金剛「……私は提督がどれだけ汚れても大丈夫デース」
金剛「今晩、私室の鍵開けておきまーす」
提督「……」
金剛「待ってますから」
夜
提督「……」コンコン
金剛「待ってました、開いてますヨ」
提督「……」
金剛「どうしたの?扉明けないんデスか?」
提督「もう大丈夫だ」
提督「いつも通りだ」
提督「それだけを伝えたかった」
提督「おやすみ」
金剛「……」
数日後
榛名「作戦完了の報告書です」
提督「お疲れ様!いつもありがとうな!」
榛名「ここ数日元気なかったようですが提督がお元気になられて榛名感激です!」
提督「はは、ありがとう」
提督「良い部下に恵まれて俺も幸せだよ」
榛名「良い部下だなんて……悪いところがあったら何でも言ってください直しますから!」
提督「ははは……そうだな」
榛名「金剛お姉さまが心配してましたよ?」
提督「そうか、悪いことをしたな」
提督「もう大丈夫だと伝えてくれ」
榛名「……はい!」
提督「あれ?ここの書式……」
榛名「あれ?間違いがありましたか!?」
提督「いや間違いって程じゃ……」
榛名「……過ちには罰をしないと……ですよね?」
提督「え?」
榛名「……いつもこういう時すごい怒られるって聞いていたので覚悟はできてます」
提督「いや、もうそういうのは……」
榛名「他の人にやって私だけなしでは示しがつきません!」
提督「……」
榛名「なにをされるのかはわかりませんが……お願いします」
提督「……そうだな」
提督「……」
榛名「……」
提督「……服を脱げ」
榛名「えっ?」
提督「だから……服を脱ぐんだ」
榛名「皆さんもさせられたりしたんですね?」
提督「……そうだ」
提督(最終的な責任は俺が負ってやる……)
提督「……そうだなまず靴下をゆっくりでいいから脱ぐんだ」
提督「そのほうが罰になるから」
提督(早い段階で憲兵が来てくれれば榛名は恥ずかしい思いをしないで済む……)
榛名「……はい」
提督「……」
榛名「……」モゾモゾ
提督「……」
榛名「……脱ぎ終わりました、次……あるんですよね」
提督「そうだな……上を一枚脱ぐんだ」
提督(早く来てくれ、辛い思いはさせたくない)
榛名「……はい…」
提督「……」
榛名「……」モゾモゾ
提督「……??」
提督(あれいつもなら遅くともこの辺には……)
榛名「……脱ぎ終わりました」
提督「ちょっと待って」
榛名「……?はい?」
提督「……」ガチャ
提督(ドアは開く……早く来て楽にしてくれ!)
提督「……いいぞ、そのまま次だ続けろ」
榛名「……はい」
榛名(罰ってこんなのだったなんて!?ううう……)
………
……
…
榛名「……もう、下着だけになっちゃいましたね……」
提督「……そうだな」
榛名「続き、あるんですよね……」
提督「……」
榛名「……恥ずかしいですけどこれが罰ですものね……」
提督「……ああ」
榛名(提督泣きそうです……こんなにつらい顔をしているなんて提督も辛いんですね……)
提督(早く、早く楽にしてくれ……ほら、もうこんな緊張はいやだ)
榛名「下着、脱ぎますね……」
提督「……ああ」
榛名(どうしよう見られちゃう……でもこれをしないと)
提督(……いよいよもう最後の一線を越えちゃうのか……)
榛名「……んっ」
榛名(お姉さまごめんなさい、榛名は悪い子でした……)
提督「……」
??「ちょっと待て!」
榛名「!?」
提督「待ってた!!!」
榛名「!?」
憲兵「見たぞ」
榛名「見られちゃったんですか!?」
憲兵「いやそっちは見てない」
憲兵「もう大丈夫だ早く服を着ろ」
榛名「……はい」
榛名(ギリギリセーフでした……)
憲兵「ここを大きくしてずいぶんいいところで止めてしまったようだなあ!?」
憲兵「ん?」
憲兵「ほら、いつものだ」
憲兵「わかってるな」
提督「いいや、今日は俺が掘るがわだ」
憲兵「え?」
榛名「え?」
提督「気付いたんだよ俺が本当に好きなのは貴方だって」
憲兵「貴様……」
提督「大きくなってるのももあなたがいつ来るかわからない緊張でいっぱいいっぱいだったんだ」
提督「さあ行くぞ暁の水平線に勝利を刻んでやる!」
憲兵「総員抜錨!来ぉい!!!」
提督「いっけえ!!」パンパンパンパン
憲兵「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!」
提督「い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!!!」
榛名「……」ジーッ
榛名「榛名、感激です!」
ハッピーエンド
このSSまとめへのコメント
これはこれでありだな‥
ええぞ!ええぞ!
クッソwwwww
こういうノリ嫌いじゃない(笑)