殺し屋俺「次のターゲットは園田海未…か」 (18)

上司『…俺、次の依頼だ』

俺「今度は誰だ?お偉いの官僚か、はたまた大企業の取締ってところか」

上司『いや…違う次のお前のターゲットは女子高生だ』

俺「女子高生だと?」

上司『ああ、少し訳ありだがな…どうする、引き受けるか?』

俺「俺は仕事は選ばねえさ、じゃあ指定の場所に情報と前金入れておいてくれ」

上司『ああ、了解した』ピッ


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ターゲットは園田海未16歳血液型はA型身長159cmか…

本当にただの女子高生だ

今日からベストな殺しのタイミングを見極めるためにターゲットの素行を調べる

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここは千代田区のとあるアパートここからなら園田海未の家の外周が見渡せる

どうやら園田海未は毎朝4時半に起きて武術の稽古をしているらしい

どうやらこの園田の家は古くからあり、政治家との繋がりも多いらしいそのため因縁も多いんだろう

こんな女子高生を[ピーーー]依頼をするような腐った政治家がいるなんてこの国も終わったな。

…おっと、俺は仕事に口を挟まない。

ただ依頼通りに園田海未を殺せばいいんだ。

俺自身が生きる為に。

海未「では、行ってきます!」

どうやら学校に行くようだ。

この音ノ木坂の一番上に見えるあの学校、音ノ木坂学院…あそこが園田海未の高校らしい

園田海未はその学校でアイドル研究部とやらに入り活動し実績を上げているらしい

かなり古風なイメージだがアイドルなのか…意外だ。

今日から任務遂行の為に俺も音ノ木坂の教員として活動することになった。

この時代、漫画のようにすぐに人を殺めることなんてできない

完璧な計画のもと執行し、後を残さない。

殺し屋で生き抜くためには必須条件だ。

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ターゲットは園田海未16歳血液型はA型身長159cmか…

本当にただの女子高生だ

今日からベストな殺しのタイミングを見極めるためにターゲットの素行を調べる

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ここは千代田区のとあるアパートここからなら園田海未の家の外周が見渡せる

どうやら園田海未は毎朝4時半に起きて武術の稽古をしているらしい

どうやらこの園田の家は古くからあり、政治家との繋がりも多いらしいそのため因縁も多いんだろう

こんな女子高生を殺す依頼をするような腐った政治家がいるなんてこの国も終わったな。

…おっと、俺は仕事に口を挟まない。

ただ依頼通りに園田海未を殺せばいいんだ。

俺自身が生きる為に。

海未「では、行ってきます!」

どうやら学校に行くようだ。

この音ノ木坂の一番上に見えるあの学校、音ノ木坂学院…あそこが園田海未の高校らしい

園田海未はその学校でアイドル研究部とやらに入り活動し実績を上げているらしい

かなり古風なイメージだがアイドルなのか…意外だ。

今日から任務遂行の為に俺も音ノ木坂の教員として活動することになった。

この時代、漫画のようにすぐに人を殺めることなんてできない

完璧な計画のもと執行し、後を残さない。

殺し屋で生き抜くためには必須条件だ。

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理事長「今日から2年生の英語を教えてくれることになった俺先生です」

俺「よろしくお願いします、俺です」

俺「帰国したばかりなので至らないところも多いと思いますが仲良くしてください」

ワーパチパチ

なぜ英語なのかは仕事の関係上俺はいろんな国へ行く。そのためには必要以上に言語が必要だ。そのため今では7ヶ国語話せるようになった。

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俺「ここが園田海未の教室か…本来はあまりターゲットと接点を持ちたくないのだがな…上の命令だから仕方ない」

穂乃果「うわー!遅刻しちゃうよー!」

穂乃果「あ!新しい先生!先生がまだ教室の外にいるってことはまだセーフなんですね!」

なんだ、こいつは

生徒と接点を持つのはよろしくない好かれず嫌われず一番目立たないライン上にいなければならない

俺「そうだな、だがもう授業時間だから遅刻なのは変わらないな」

穂乃果「ええー…あ!でも、それだと先生も遅刻ですよ!」

俺「まあ、そうゆうことになるな」

穂乃果「あー!わかった!先生初めての授業に緊張してるんでしょ!」

俺「…ああ、そうだ」

俺「だがもう入るつもりだが、君はどうする?俺よりも後に入ると完璧な遅刻だが」

穂乃果「あー!は、入ります!先に!」ガチャ

騒がしい生徒だ…確か今の女子生徒は高坂穂乃果16歳O型身長157cm園田海未の友人。
どうやらおつむはよろしくなさそうだから警戒を強めなくても平気だろう。

俺「みなさん、こんにちわ〜」ガチャ

俺「今日から新任の俺です!ええ、まずは自己紹介から始めますね」

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俺「何か質問のある人はいますか?」

穂乃果「はい!はい!はい!」

またあいつか。高坂穂乃果。

俺「はい、ではえーと…そこの…」

穂乃果「高坂穂乃果です!先生は海外でどんな仕事をしてたんですか!?」

海未「ちょっと穂乃果、失礼ですよ」

俺「前職か〜、あっちも日本同様ワーキングプア問題とかあってですね、僕もあまり頭のいい方ではないので…まあ日本で言うフリーターですね」

俺「アメリカは日本よりも社会保障の制度が曖昧なので、老後のことも考えて日本に帰ってきました。はは」

穂乃果「へ〜、ワ、ワーキン…へぇ、なるほど!」

絶対理解してないな…今の子供たちは新聞はおろかニュースも見ないのか。これだから政治家の好き勝手やられてしまうんだ。

まあ、俺には全く関係のないことだが

海未「全く理解してないでしょう!あなたはもう少しニュースを見るべきです!」

穂乃果「もう!いいじゃん!穂乃果そんなの全く興味ないもん!」

海未「はあ、まったく、穂乃果は…」

まるで母と子だな

俺「では、そろそろ授業を始めますね」

穂乃果「がーん、始まっちゃった!」

授業を始めさせないためにあんなに質問をしていたのか…

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ことり「穂乃果ちゃーん、お昼食べよぉ〜」

穂乃果「うん!お腹ペコペコだよぉ!」

海未「穂乃果、さっきもパンを食べてたじゃないですか」

穂乃果「あれは、久々にちゃんと授業聞いたから疲れちゃって」

ことり「でも、珍しいよね!穂乃果ちゃんが英語の授業寝ずに最後まで聞くなんて」

穂乃果「えへへ、そうでしょ♪」

海未「それが当たり前です!でも、確かにあの先生の授業は外国の文化なども知れて興味深いですね」

穂乃果「うん!凄く分かりやすかった!これで赤点の危機もおさらばだよ!」

海未「調子に乗りすぎです」

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教員を始めて何週間か経つ、授業なんて初めてやったがこれはなかなか面白いものだな。人が自分の話に耳を傾け頷きメモするのはなんとなく快感だ。自己啓発本のような自己満の本を書くやつの気持ちがわからんでもない。

そして…園田海未は比較的真面目な生徒だ。他の生徒にも慕われているようだ。



なんであんなに可憐な少女を殺さなければいけないのか…

俺「!!?」

自分が今脳裏によぎったことに違和感を感じずにはいられなかった。

俺「仕方ないな、テストの採点して酒飲んで寝よう」

俺「…そうしよう」

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穂乃果「海未ちゃん、なんかあったの?様子が変だよ?」

海未「いえ、別に大した事では…」

凛「確かに、いつもの鉄人海未ちゃんじゃないにゃ」

海未「鉄人って何ですか…」

穂乃果「なんか顔色も悪いし、寝不足なんじゃないの?」

海未(μ'sの皆さんなら話しても大丈夫でしょう)

海未「実は最近よく視線を感じるんです…特に家に一人でいる時に」

絵里「え?何それ…ストーカー?」

希「もしかしたら幽霊とか?」

花陽「ゆ、幽霊!?」

真姫「バッカみたい!そんなのいるわけないじゃない!」

にこ「でもストーカーだとしたら由々しき問題よこれは」

ことり「あ、そうだ!あの俺先生に相談してみるといいんじゃない?男の人だし頼りになりそうだし」

凛「確かに、あの先生結構がっしりしてて強そうだにゃ!」

海未「確かに、こうゆうことは大人の人に相談してみるのも良さそうですね」

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海未「すいません、先生」

俺「どうした?園田」

海未「実は今日の授業でわからないことが…」

俺「そうか、どこだ?」

海未「ここの…」

俺「ああ、ここはな…」

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海未「なるほど、分かりました!ありがとうございます!」

俺「ああ、いつも熱心に俺の授業聞いてくれてありがとな」

海未「いえ、先生の授業はとても興味深いのでいつも聞き入ってしまいます」

興味深い?なんら普通のことしかやっていないんだがな…

俺「そうか、君も学校を卒業したら一度、海外に行ってみるといいよ」

俺「きっと見解も広がるよ」

海未「はい!是非!」

素直ないい子だ…

海未「あの先生…少し相談したいことがあるのですがいいですか?」

俺「ん?まあ聞くだけならな…」

海未「実は…」

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どうやらここ数日誰かに尾行されているらしい。それはおかしい尾行している奴が俺以外にもいるのか?だとしたら俺が気付いてもおかしくない。いや、気付くはずだ。一応後で上に聞いてみよう。

俺「そうか、なにか助けになるかはわからんが一応先生の携帯の番号だ、なんかあったらかけてきなさい」

海未「はい!」

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ピピピピピピピ
俺「はい」パンパンパン

嬢「ん、あっんあ!」

海未『あ、先生ですか?えっと何か変な声が…』

俺「ああ、そうだ…なんでもない気にしないでくれ」

嬢「んぐっ」

海未『実はまた変な視線が…』

俺「…今どこに居る?」

海未『淡路町の駅に居ます』

俺「ここからそんなに遠くないな…今すぐに行く」

まさか風俗に行ってる時に来るとは…迂闊だった。

俺にだって性欲はある。
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俺「ここか…園田はどこだ?」

海未『あの…先生、今駅の近くのコンビニのトイレに入るので入ってきてください』

俺「ああ」

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俺「このカツラと帽子と服に着替えなさい」

海未「はい」

海未「え、これって…男物じゃないですか」

俺「文句を言うな、今から俺たちは男友達の2人だ」

海未「…はい」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
海未「実はさっきからかなり遠くの方から視線を感じています。」

俺「ああ、わかってる。園田後ろを向かないで聞いてくれ」ヒソ

海未「きゃっ」

俺「君の後方78m、左方82mに狙撃手がいる」

海未「え!?そ、狙撃手!?」

俺「ああ、どうやら俺の掴んだ情報によると今、君を誘拐するための勢力がいるらしい」

俺「まさか、こんな早くに場所を突き止めるとは思っていなかった」

俺「悪いが、きっとこれから長旅になる。両親には連絡を入れておいてくれ」

海未「で、でも…」

俺「大丈夫だ、君の両親は俺の仲間が全力で守る」

ブー!ブー!
おっさん「お前たち!邪魔だ!」

俺「丁度いいな…おい、お前この車を俺に貸して」カチャ

おっさん「なんだと?じ、銃!?」

俺「貸してくれすぐに返す」

おっさん「あ、えっと」

俺「[ピーーー]ぞ」カチャ

おっさん「ど、どうぞ!」

俺「待て、これを持って銀行に行けばいくらか貰える、車の修理代だ」ガチャ

おっさん「は、はい…」

俺「乗れ」

海未「は、はい」

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海未「実はさっきからかなり遠くの方から視線を感じています。」

俺「ああ、わかってる。園田後ろを向かないで聞いてくれ」ヒソ

海未「きゃっ」

俺「君の後方78m、左方82mに狙撃手がいる」

海未「え!?そ、狙撃手!?」

俺「ああ、どうやら俺の掴んだ情報によると今、君を誘拐するための勢力がいるらしい」

俺「まさか、こんな早くに場所を突き止めるとは思っていなかった」

俺「悪いが、きっとこれから長旅になる。両親には連絡を入れておいてくれ」

海未「で、でも…」

俺「大丈夫だ、君の両親は俺の仲間が全力で守る」

ブー!ブー!
おっさん「お前たち!邪魔だ!」

俺「丁度いいな…おい、お前この車を俺に貸して」カチャ

おっさん「なんだと?じ、銃!?」

俺「貸してくれすぐに返す」

おっさん「あ、えっと」

俺「殺すぞ」カチャ

おっさん「ど、どうぞ!」

俺「待て、これを持って銀行に行けばいくらか貰える、車の修理代だ」ガチャ

おっさん「は、はい…」

俺「乗れ」

海未「は、はい」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年12月12日 (金) 05:11:57   ID: KhecKZtc

面白い、はよ

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