カイト「ソードアートオンライン?」(105)
オルカ「おーい!カイト!」
カイト「おっ、ヤスヒコどうした?」
オルカ「SAOやろうぜー!」
カイト「SAO?何だそれ?」
オルカ「なんだカイト知らないのか?ネットじゃ人気なんだぜSAO」
カイト「へぇー」
オルカ「因みに今日発売したばっか」
カイト「……ん?今日発売したばっかなのに人気って、ちょっと日本語おかしくないか?」
カイト「…ま、いいか」
オルカ「よしそれじゃあプレイするぞ!」
カイト「おー!」
―――注意事項:このssはキャラ崩壊・ヤスヒコ一撃死・キリトさんの要素が含まれます。
そういったのが苦手な方は逃げてください
「―――リンク・スタート!」
―――――
――――――
カイト「ここがSAOの世界か…」
オルカ「よーし、この世界を隅々まで楽しむぞ!」
カイト「……で、ヤスヒコ…このゲームどう操作するの?」
オルカ「さあ取説見てないから分からない」
カイト「チッ…使えねえな…」
オルカ「あっ、そうだ。SAOのβテスターに操作方法を聞けばいいんだ」
カイト「…馬鹿かヤスヒコ」
オルカ「誰が馬鹿だ!あとゲームの中ではオルカと呼べ!」
カイト「…あのなヤスヒコ、βテスターを探そうぜって簡単に言ってるけど…」
一億人ぐらいのプレイヤー「」ガヤガヤ ワイワイ
カイト「こんなに大勢の中からどうやって見つけるんだ?」
オルカ「」
カイト「やはりヤスヒコはヤスヒコか…」ハァ…
オルカ「………」
ヤスヒコのメンタルが折れそうなその時!一人のプレイヤーが話しかけてきた!そのプレイヤーは?
>>6
科学王バルムンク
バルムンク「ハーイ!」
カイト「おっ、バルムンクじゃないか」
バルムンク「よっ、カイトとヤスヒコ」
オルカ「バルムンク…貴様もか!」
バルムンク「何か困ってたようだが、どうしたんだ?」
カイト「いやー実はカクカクシカジカなんだよ」
バルムンク「なるほど…なら俺の知り合いにβテスターがいる。彼に聞くといい」
カイト「マジか!いや~、持つべきものは無能な蒼海より有能な蒼天だな」
オルカ「……なあカイト、終いには俺泣くぞ」
カイト「で、その知り合いって誰だ?」
バルムンク「えっとその知り合いのゲームネームは…確か『ディアベル』―――」
――ディアベルと接触
ディアベル「やあ君たちがカイトとヤスヒコだね、僕はディアベル。バルムンクから全て聞いたよ」
オルカ「オレ、ヤスヒコ、チガウ」
ディアベル「さあ分からないことは何でも聞いてくれ」
カイト「操作方法と最高の狩場を教えてくれ」
ディアベル「い、いきなりだね…、まあ何でも聞いてくれって言ったから教えるけど…。まずは狩場の前に操作法を覚えようか」
―――始まりの草原的な場所
カイト「くたばれ!」ザシュッ
スライム相当の雑魚「痛い…」
カイト「よっしゃ!操作方法マスターしたぜ!」
ディアベル「おめでとうカイト君」
カイト「ああ、ディアベルありがとう。君がいなきゃこんなに簡単に操作方法を覚えられなかっただろう」
ディアベル「ふふ、あまり褒めないでくれ。照れる…」
オルカ「…水を差して悪いけど、なあカイト、メニューにログアウトボタンがない」
カイト「え?マジで」
ディアベル「その事、一回運営に問い合わせとくか?」
カイト「ああ、頼む。その方が手っ取り早―――」
――転移開始
――広場的な所
カイト「!?なんか別の所へ強制的に転移させられた」
オルカ「おいカイト!空に何か赤い奴がいるぞ!」
赤い奴「ワイ、茅場、このゲームの製作者」
カイト「おい!製作者!メニュー画面からログアウトボタンが消えたぞ!早く直せ!そして詫び石を寄こせ!」
赤い奴「ログアウトボタンが消えたの、それ仕様」
オルカ「マジで…」
赤い奴「詳しい事はカクカクシカジカ」
カイト「百層クリアするまでログアウトできないだって!」
オルカ「そしてゲームオーバーになるとリアルの自分は死ぬ」
赤い奴「じゃ、百層クリア頑張ってね。あっ、さっき詫び石とか言ってた人いたね。石ではないけどお詫びとして全プレイヤーにアイテム配っといたから、許してね。じゃあね」ノシ
オルカ「明るく帰りやがった…」
カイト「詫び石詫び石…ん?なんだこれただの手鏡…」
ピカッ
カイト「うわっ、手鏡が光出した!」
ピカァァァァァ
―――こうして全プレイヤーはリアルと同じ姿になった。
オルカ「な、なあどうするカイト?」
カイト「どうするって…百層クリアするしかないだろ」
オルカ「おい、それマジで言ってるのか!無理だって一度もゲームオーバーできないんだぞ!」
カイト「…強くなる」
オルカ「ん?」
カイト「強くなればゲームオーバーにならないだろ?だから一回もゲームオーバーにならない為に俺は強くなる」
オルカ「カイト…」
カイト「さあ行こうぜ、ヤスヒコ…デイアベル、最高の狩場に!」
ディアベル・オルカ「「おう!」」
―――俺たちの戦いはこれからだ!
――SAOの中に閉じ込められて一ヶ月、プレイヤー達は誰一人死なずにぬくぬくと暮らしていて、皆ゲームの中の生活に慣れてきたそんなある日…
――どっかの村の広場
ディアベル「皆で一層のボスを討伐しようぜ!」
モブ共「おー!」
第一層のボス攻略の集会が行われた
カイト「なあ、一層のボス討伐って言ってるけど、そのボスがどこにいるのか知ってるのか?」
ディアベル「ああ、実はとあるβテスターが攻略本を配り歩いててな。ここに一層のボスの居場所・戦闘スタイル・弱点・好きな食べ物と嫌いな食べ物などなど…色んなことが書いてあるんだよ」
オルカ「ボスの好きな食べ物を知ってるって何者なんだよそのβテスター…」
ディアベル「確かヒースクリフとか名乗ってたな」
カイト「ヒースクリフか…、覚えておこう」
ディアベル「じゃあ、ボス退治する為に今から四人一組に分かれて…」
???「ちょお待ってんか!」
ディアベル「断る!」
???「なんでや!」
ディアベル「さあ早く四人一組に分かれろ!」
――――
―――――
オルカ「なあカイト、俺ら一緒のパーティになろうぜ」
カイト「あっ、ごめん。もう先約がいてて…」
バルムンク=フェザリオン「……」ゴゴゴゴゴ
アイザック=シュナイダー「……」ゴゴゴゴゴ
エギル「……」ゴゴゴゴゴ
オルカ「そ、そうか…、それじゃあディアベル一緒に組もうぜ!」
ディアベル「あっ、ごめん。こっちもパーティ埋まっちゃってて…」
オルカ「えっ…(な、なんだこの感じは…、なんかこう…ハブられた様な…)」
オルカ「そ、それより早く仲間探さないと!」キョロキョロ
オルカ「あっ!あそこに何か輪から外れている二人見っけ!あの二人に話しかけてパーティに入れてもらおう!」
――――
―――――
オルカ「あの~一緒にパーティ組んでくれませんか?」
アスナ「………」
オルカ「あ、あの…」
アスナ「>>20」
田中わび助さんが仲間になってくれるなんて心強い、一緒に行きましょう
オルカ「田中わび助禁止!あとオルカはおるか?も禁止!」
キリト「よし!田中わび助さんがいれば百人力だぜ!」
――【『キリト』と『アスナ』がパーティーに入った。】
オルカ「おーいカイト!俺もパーティー出来たぜ!」
カイト「そうか」
ディアベル「……どうやら皆、組み分けは終わったみたいだね」
???「ちょお待ってんか!ワイだけまだパーティー組めて…」
ディアベル「では明日の決戦に向け…解散!」
???「なんでや!」
――夜、酒場
キリト「へぇー、カイト達は元々TheWorldをプレイしていたんだ」
カイト「ああ、何か大型アップデートをするらしくて、それを待つ間にSAOをプレイしようと…。まあまさか閉じ込められる事になろうとはね…」
キリト「……」
カイト「…一応笑うとこなんだけど…やっぱ笑い辛いか、ごめん」
キリト「い、いや…こちらこそ…」
カイト「……」ズーン
キリト「……」ズーン
オルカ「…お前ら…景気付けに酒場に来てんのに…」
カイト「ごめんヤスヒコ…」
キリト「ごめんわび助…」
オルカ「お前ら…」ハァ…
ディアベル「おーい、どうしたんだ。そんなに暗くなって…、ヤスヒコに何かされたのか?」
エギル「最低だな、ヤスヒコは」
オルカ「俺は何も悪くねえ!」
―――決戦日
ディアベル「今から第一層のボスを退治するよー」
モブ共「おー!」
――
ガヤガヤ ワイワイ
オルカ「なあカイト」
カイト「何だヤスヒコ」
オルカ「昨日居てた関西弁の奴…、アイツの髪の毛、元から緑色だだっけ…」
カイト「いや、確か橙色だったような…」
オルカ「なら何でアイツの髪の色、真緑色なんだよ」
カイト「多分、昨夜僕がデードレを、あの髪に向けて放ったからだと思う」
オルカ「何故、放ったし…」
カイト「いや、なんか絡んできてウザかったから…」
オルカ「ウザかったからって…、あれじゃあ完全にモヤッ○ボールじゃねえか」
カイト「……そうだねー」
ファイ・ブレインを期待して開いたら違ったorz
―――ボスの間の前
ディアベル「おーい、皆。トイレは済ませたかー。そろそろボスに突撃するぞ」
モブ「まだキバオウ君がトイレから帰ってきません」
ディアベル「そうか、それは仕方ない。彼を放って先に行くぞ」
―――
カイト「そろそろ突撃か…」
キリト「手に汗握るな」
アスナ「…例えどんな敵が来ようとも私の剣の錆にしてくれるわ」
アイザック=シュナイダー「……」
バルムンク=フェザリオン「……」
エギル「……」
オルカ「なんだこの面子…」
ディアベル「じゃあ行くぞ!」
「おおおおおおおおおおおーーーー!!!!!」
>>27
リクエストするならその面々も出すよ
――ボスの間
カイト「ここがボスの間…」
ディアベル「あっ!あそこにモンスターがいるぞ」
コボルド・ロード「(うわっ、何か来たで)」
コボルド・センチネルA・B「(おとろしいのう…おとろしいのう…)」
スケィス「……」
オルカ「何でスケィスがここにいるんだよ!」
カイト「第一相なだけに第一層に登場的な?」
オルカ「何だよそれ…その勘定じゃ、第二層のボスの間に第二相が現れることになるぞ…」
カイト「まあ、スケィスが出たなら仕方ない…、オルカ…いつもの様に散ってくれ」
オルカ「嫌だよ!」
ディアベル「!?、モンスター達が動き始めたぞ!皆武器を構えろ!!」カチャッ
―――戦闘開始
スケィス「……」スィー
モブ男A「うわっ、なんだあのモンスター。攻略本に載ってないぞ!」
モブ男B「うへーマジかよ」
モブ男C「俺がライブラを使ってモンスター詳細を見てやる……何…コイツ!情報が文字化けしてて詳細が全くわからねえ!」
モブ男B「うへーマジかよ」
モブ男A「誰行く?」
カイト「……行けヤスヒコ」
オルカ「何で俺が!」
カイト「行け」
オルカ「………」
モブ男A「おお、わび助が行ったぜ!」
モブ男C「流石はわび助だな」
ディアベル「皆!彼の後に続け~!!」
―――このあと、ディアベルがスケィスのデータドレインをくらってデータの海に還り、頃合いを見計らってスケィスとヤスヒコに『奥義暗黒吸魂輪掌破』をくらわした。
そんで勝利ムードに花咲かしていたらモヤットボールが『なんでや!』とか叫び出してあら大変。
モヤットボールは『なんやそのビームは!そんなんがあるならはよ使ったら、皆死ななくて済んだんや!』とか言い出したり、急にβテスターをディスり始めたり…。
このあとキリトが『ベーター』宣言をして仲介するのだが、それはまた別のお話
――次の日
オルカ「ふぅー、危うく未帰還者になるところだったぜ…」
【オルカは辛うじて生きてた】
オルカ「くそ~カイトの野郎。次あったらボコボコのケチョンケチョンに…」
カイト「俺がなんだって?」
オルカ「あっ、カイトてめー!よくも俺……を…?」
コボルト・ロードとその仲間達「(お?やるいうんかい?)」ゴゴゴゴゴゴゴ
オルカ「……カイト…さん?何でモンスターの方々がここに……」
カイト「ああ、昨日スケィス討伐で皆から軽くスルーされてたから仲間にした」
オルカ「え!?モンスターって仲間にできるの!?」
カイト「うん、データドレインくらわせたら仲間にできた」
オルカ「マジでか……」
カイト「それより、オルカ早く二層に行くぞ」
オルカ「二層に行く…ってことはもう二層に行けるのか!」
カイト「ボケたかヤスヒコ、二層に行くって言ってるだろ」
オルカ「まさかカイト、俺を待っててくれたのか?」
カイト「ああ、一応友達だしな」
オルカ「へへっ」
カイト「さあ早く行くぞ、キリトに追いつかないと…」
オルカ「キリトに追いつく?どういうことだ?」
カイト「アイツは皆を守る為に……」
――二層
オルカ「……そうか、キリトの奴。そんなことが…」
カイト「…早く追いつかないと」
オルカ「そうだな…でも追いつくと言ってもどこにいるか分からんだろ」
カイト「うーん、こんな時にバルムンクが居てくれたら…」
バルムンク「呼んだか?」
オルカ「あっ、バルムンク」
カイト「なあバルムンク、キリトっていうプレイヤーが今どこにいるか知ってるか?」
バルムンク「キリト?ああ、『ビーター』の事か」
オルカ「ビーター?」
カイト「チートレベルなβテスターの略称だ…。なあ頼むバルムンク何処に居るか教えてくれ!俺はアイツに渡さないといけないものがあるんだ!」
バルムンク「……わかった、教えよう。今、彼は>>41にいる」
第一層地下ダンジョン(現在解放されてる最下層)
――第一層地下迷宮
オルカ「――というわけで、地下迷宮まで来た!」
カイト「へぇー地下迷宮なんてのあったんだ…」
オルカ「しかしキリトの奴は地下迷宮のどこにいるんだろうな?」
カイト「まあ歩き回ってたらその内遭遇するだろ」
オルカ「そうだな」
カイト「…ん?この先に誰かいるぞ?」
オルカ「まさかキリトか?」
カイト「わからない…もう少し近づいてみよう」
>>45「……」
ハセヲ
カイト「ねえ君、この辺りでなんかこうイメージカラーが黒っぽい感じのプレイヤー見なかった?」
ハセヲ「黒っぽいプレイヤー?いや、見てねえな」
カイト「そうか…」
ハセヲ「あっ、ちょっと待て、やっぱり見た様な…」
オルカ「どっちだよ…」
ハセヲ「あー見た…見た。黒っぽいかどうかはわからないけど…」
カイト「そのプレイヤーはどこに!」
ハセヲ「え、えっと…あっち」ユビサシ
カイト「そうかアッチか!行くぞオルカ!」ダッ
オルカ「おっ、ちょい待てよ!」タッタッタッタ
ハセヲ「………何だったんだ?」
――第一層地下迷宮、あっち
キリト「ぐわあああああ!!」
モンスター1「(ぐわへへへ、一人で来るだなんて馬鹿な奴だぜ)」
モンスター2「(へへへへ、行くぜ相棒、次の攻撃で終いだ!)」
キリト「くっ…」
「くらえ!人間ミサイル!!」
(飛んでくるオルカ)
モンスター1「(ぐへええええ!)」
モンスター2「(うわあああ、何だ?!何か急に変なのが飛んできたぞ!)」
モンスター1「(いててて…くっそぅ、一旦退くぞ!)」
モンスター2「(お、おう)」
【モンスター達は逃げて行った】
キリト「さっきのは……、ってあれ?オルカ!?」
オルカ「気づくの遅いって…、せめて飛んできた時に気付いて欲しかった」
キリト「オルカがいるってことは…」
カイト「やっ!」
キリト「やっぱり、カイトもか」
カイト「ところでキリト、どうして地下迷宮に…ここにはトンデモナイレベルのモンスターがわんさかいるのに…」
キリト「いや、ここでレベル上げた方が手っ取り早いかなって……」
カイト「キリト……」
キリト「……俺さ、昨日のあの名前が文字化けしてたモンスター…全く知らなかったんだよ…βテストの時、結構やり込んで沢山のボスモンスターを倒したんだぜ?」
キリト「なのにアイツは分からなかった…、動き…攻撃パターン…弱点…全部が未知、で思ったんだよ。もしかしたら二層にも同じ様なボスが出て来るかもって…だから…」
カイト「……なあキリト、これを受け取ってくれ」
【『カイト』は『キリト』に『コートオブミッドナイト』を渡した】
キリト「これって…」
カイト「一応、お礼と…すまないという詫びの品だ…」
キリト「いや気にすることじゃない、あれは俺が勝手に買って出ただけの事だし…」
カイト「あっ、そうだあとついでにコイツラもやる」
キリト「…こいつら?」
コボルト・ロード達「(どうもっす)」
キリト「」
カイト「…頼む、キリト…あまり無茶は…」
キリト「なあカイト…」
カイト「ん?どうした?」
キリト「何でモンスターが仲間に…」
カイト「何か出来たんだよ仲間に」
キリト「えっ?マジで」
カイト「…話戻すぞ、俺はお前にあまり無茶を…」
キリト「なぁカイト、しばらく一緒に居てもいいか…というかパーティに入れてくれ。何か俺がやってたのと凄く違ってて先を進むのが恐い…」
カイト「え…まあいいけど」
【キリトがパーティに加わった】
カイト「……さてここで立ち止まっててもあれだし…行くか?」
キリト「ああ、行こう。というか今日中に二層を突破しよう」
オルカ「今日中に二層突破って、明らかに無理があるだろレベル的な意味で…」
キリト「いや、だってカイトには何か凄そうなチートアイテムあるじゃん」
オルカ「あっ…」
カイト「よし、んじゃ決まりだな。では――」
――いざ、今日中に52>>層へ!
75
>>50
スマンミスッタ…、なので>>52さんには悪いですが。修正します
カイト「……さてここで立ち止まっててもあれだし…行くか?」
キリト「ああ、行こう。というか今日中に二層を突破しよう」
オルカ「今日中に二層突破って、明らかに無理があるだろレベル的な意味で…」
キリト「いや、だってカイトには何か凄そうなチートアイテムあるじゃん」
オルカ「あっ…」
カイト「よし、んじゃ決まりだな。では――」
――目指せ、今日中に>>55層へ!
20層行ってサチに会おう
【このあと頑張って20層まで切り開いた(データドレインで)】
―――何かデータの狭間的な所
茅場「…何これ、こわい」
茅場「何あのプレイヤー…、アイツが腕からバンバン何か撃って、バンバンボスが死んで…。何アレ…」
アウラ「あれはデータドレイン、チートオブチート…」
茅場「…誰キミ?」
アウラ「………」スゥ…
茅場「消えてった…」
――20層、酒場
オルカ「祝!20層連続突破!」
カイト・キリト「イエーイ!」
オルカ「いや~、カイトお前が黄昏の腕輪を不正で持って来てくれたおかげで一気にここまで来れたぜ」
カイト「いや~、でも最後の20層は廃人ネトゲーマーの方々が居なかったら勝てなかったよ」
キリト「ああ、まさか20層を突破しようとした丁度、廃人ネトゲーマーの方々が現れるとはな」
カイト「いや~良かったよかった」
―――それから1週間後…
サチ「>>61」
シールドスローのスキル習得したよ!キリト!
キリト「でかした!」
――カイト達は月夜の黒猫団というギルドに入団してた
―――樹海的なダンジョン
ケイタ「いやー、キリト達が入ってきてくれおかげで最近すこぶる調子いいぜ」
カイト「そうか」
【※月夜の黒猫団はケイタとサチ以外メンバーの名前覚えてないので他は適当な名前を付けます】
ガイア「よーし、この勢いでこのダンジョンをクリアするぞー!」
マッシュ「おう!」
オルテガ「…」
ケイタ「ははは、んじゃ俺はコツコツ貯めてた金で家買いに行ってくる」
カイト「ああ、行ってらー」
―――このあとなんやかんやで黒猫団は全滅した
――黒猫団が全滅して時間が経ち、時は12月24日PM23:55。カイト達は35層にいた
――35層の何かデカいモミの木
キリト「ここに噂の蘇生アイテムが…」
カイト「…これでやっとディアベルを蘇生できる」
オルカ「ちげーよ!サチと愉快な黒猫団を蘇生させるために行くんだよ!」
キリト「えっ…わび助お前…ディアベルはどうでもいいって言うのか…」
カイト「引くわー」
オルカ「……」ズーン
カイト「しかし、本当にここに蘇生アイテムあるのか?」
キリト「ああ、信頼できる情報屋からの情報だ。アイツには72通りの名前があるから、なんて呼べばいいか…」
オルカ「茶番はいいから、はよ」
キリト「確か最初に会ったときは、>>64」
比企谷八幡
【>>1があの時の情報屋の名前忘れて『まあ安価で募集したらいいか』って安易な形で安価したのが悪かったけど…何故ヒッキー…】
カイト「へぇ~…知らねえや」
オルカ「ま、まあその情報屋の情報は本当に信用できるのか?」
キリト「ああ、できる!多分!」ドンッ
オルカ「そ、そうか…」
カイト「お~い、もうそろそろイベント始まるぞ」 【現在の時刻23:59】
オルカ「おっ、そうか…、確かこのイベントのボスモンスターってサンタみたいな奴だったっけ?」
キリト「ああ、まあこのクリスマスの日にサンタを討伐だなんて普通じゃ考えつかないわな」
オルカ「ははっ、だな」
シャンシャンッ…
オルカ「おっ?鈴の音?」
キリト「…どうやらサンタ様が来たようだぜ…剣を構えろ!」
オルカ「おうっ!」シャキッ
シャンシャンシャッ…
【頭上に鳴り響いていた鈴の音が止む】
カイト「…来る!」
ヒュッ……ズシーンッ
【突如、天からの落雷で大きなモミの木が裂け。モミの木の中から上半身が獣、下半身が人間の禍々しい羽根の生えた化け物が現れた】
魔王「フーッ…フーッ…」ゴゴゴゴゴ
オルカ「これサンタじゃなくてサタンじゃねえか!!」
カイト「うわわっ、なんか時刻が6:66で止まっている!」
オルカ「それマジでサタンじゃねえか!」
キリト「くっ…、さっきから逃げるコマンドを連打しているのに…【知らなかったのか 魔王からは逃げられない】としか表示されない!」
オルカ「ガチでサタンじゃねえかっっっ!!」
キリト「おのれえええええヒッキー!よくもだましたアアアア!!だましてくれたなアアアアアアアア!!」
オルカ「いや、多分情報がハッキリしてなかっただけで騙したとは…」
カイト「」
オルカ「ハッ、カイトが立ったまま気絶している!?」
魔王「フーッ……」ゴゴゴゴ
【魔王は力を溜めている】
オルカ「はわわっ…どうしよう」
キリト「…くっ、ここで何もできずにやられてたまるか!」
【キリトは>>69をした】
オルカを盾にした
オルカ「おいィィィィィィィィィィィィ!!!!」
キリト「さらば、わび助!」
魔王「ゴオオオオオオ!!」ゴゴゴゴゴゴ
【魔王の攻撃!『超螺旋空洞砲』】
オルカ「ギャアアアアアアアアア!!!!!」
キリト「ガアアアアアア!!!」
【キリトは貫通ダメージを受けた】
オルカ「あっ…ががっ…」プスプス
カイト「」←気絶中…
キリト「うっ…くくっ…(くそっ、強い…)」
魔王「」ドドドドドド
キリト「くっ…俺達はここで負けてしまうのか…」
>>74「おーい!助けにきたよ」
キリト「お前は>>74!」
クライン
後、ギルド風林火山のメンバーたち
オルカ「だ、誰だ…ごはっ!」(吐血)
キリト「アイツはクライン、俺の知り合いだ」
クライン「野郎共!突撃だー!!!」
風林火山のメンバー「うおおおおおおおおお!!!!」ズドドドドドッ
オルカ「す、すごい……あんなに沢山…」
キリト「へへっ、俺達も負けてられないな…行くぞわび助」
オルカ「…ハァ…だからここ(ネット)の中では俺はオルカだって……、ああ行こうキリト」
魔王「ゴアアアアアア!!!」
キリト「ヘアアアアアアアアア!!!」
オルカ「フリャアアアアアアアア!!!」
――くたばれ!魔王ッ!
――35層、街
キリト「トドメだアアアアアア!」プスッ
魔王「ぐぎゃああああああああ!!!」
【魔王は倒れた】
キリト「勝ったぜ!」
オルカ「やったぜ!」
カイト「」
【このあと、キリト達は目的の蘇生アイテムは、プレイヤーが死亡して10秒以内なら蘇生できる効果だと知って、このゲームには人を蘇らせる術がないと改めて実感し絶望したのであった】
【なお、気絶していたのでその絶望をカイトはまだ知らない…】
>>79「サタンがやられたようだな…」ゴゴゴゴゴ
>>80「所詮アイツは我らの中でも最弱…」ドドドドド
>>78「四天王の面汚しよ…」バババババ
アウラ「さあ行け!四天王よ!このゲームの世界観をぶっ壊すのだ!」
3天王「おおおおおおおぉぉぉ!!!」
茅場「………なんてこった…SAO乗っ取られた…」
【どうなるSAO!?SAOの明日の未来は一体どっちへ!?あとその場のテンションでこんなん書いてしまったが、どうなる>>1!終わるのかこのSS!全ては神のみぞ知る!】
ガスパー
オーヴァン
欅
――35層、どっかの酒場
オルカ(キリト&カイトと夜8:00にこの酒場で待ち合わせして彼是一時間…、未だに待ち人来ず…)
オルカ「ああ、もう遅い!これだったらアイツらに着いて行くんだった!」
キリト「ま、待たせたなオルカ」
オルカ「……ッ!やっと来たかこのぼんくらどm…」
シリカ「うわああああ!ピナァァァァァァァ!!!!!」
オルカ「うわっ!だ、誰だその女の子?!」
カイト「いや~ww実はキリトの奴がハイエースしてさ~ww」
キリト「してねーよ!ありもしないでっち上げを言うな!」
オルカ「で、本当は?」
カイト「えっと、彼女はシリカ。モンスターに襲われそうなところを俺達が助けたんだよ」
オルカ「へぇ~」
キリト「因みに彼女は何と珍しいモンスターテイマー」
オルカ「マジで!?すっげー!!」
キリト「それで今から彼女が何故泣いてるのか説明するけど…」
カイト「その前にまず俺らの話を聞いてくれ」
オルカ「ん?」
キリト「まずオルカ、俺達がどうして迷いの森に行ったのか知ってるよな」
オルカ「ああ、確か『伝説のスーパーレジェンドドラゴン』とかいうモンスターをぶっ殺して『伝説のスーパーレジェンドソード』っていうアイテムを手に入れるとか何とか…」
カイト「うん…、それで本題に入るけど、彼女がモンスターテイマーだってのは知ってるよね」
オルカ「ああさっき聞いた」
キリト「彼女のテイムしてたモンスターはモンスターテイマーの中でも珍しい『竜』なんだよ」
オルカ「へぇー………あっ…も、もしかして…」
カイト「うん」
キリト「彼女を助けた時、伝説のスーパーレジェンドドラゴンと間違えて……」
シリカ「うぅっ……ピィィィィィィィィナァァァァァァァァァ!!!!」ワーン
オルカ「アホかお前らッッッ!!!!そもそも『伝説のスーパーレジェなんちゃらドラゴン』ってボスみたいいな名前なんだからそういう雑魚モンスターとエンカウントするような所に出て来るわけないだろう!!」
キリト「いや~情報屋が教えてくれた竜の特徴とくりそつだったからさ~」
オルカ「…まさかその情報屋って」
カイト「うん、ヒッキー」
オルカ「ま・た・か!」
キリト「まあ取り敢えず殺してしまったお詫びに47層の思い出の丘にあるプネウマの花を取りに行こうかと」
オルカ「そうか」
カイト「で、オルカも一緒に行かない?」
オルカ「行かない…って言いたいが、お前らに任せてたらその子が心配だ行くよ」
カイト「やりー、メイン盾ゲット!」
キリト「これで勝つる!」
オルカ「……(マズイ…キリトがカイトと長くいる内にどんどんとアイツ(カイト)のクズっぷりがキリトにうつって行ってる…早くなんとかしないと)」
【こうしてカイト一行は第47層の思い出の丘に咲くプネウマの花を取りに行くこととなった】
――47層、思い出の丘
キリト「遥々来たぞー!」
カイト「来たぞー!」
シリカ「ぞー!」
オルカ「………」ジーッ
カップル「キャッキャッウフフ」イチャイチャ
カップル2「キャッキャッウフフ」イチャイチャ
カップルetc...「ウキャッキャッ、ギャフフ」イチャイチャイチャチャチャチャ
カイト「…何度来てもここリア充が多いな…」
キリト「そうだなー」
シリカ「なー」
オルカ「………」
カイト「ん?オルカさっきから静かだけどどうかした…か…」
キリト「どうしたカイト?」
カイト「…周りのあまりにも濃いラブパワーにオルカの奴し、死んでる!」
キリト・シリカ「!?」
キリト「ど、どうする?」
カイト「どうするって言われても…死体をここに放置するわけにもいかないし…」
シリカ「ん!」つ棺桶
キリト「棺桶?これをどうしろと…」
カイト「!わかったぞ」
キリト「本当かカイト!」
カイト「この棺桶の中にオルカを入れるんだ!」
キリト「なるほどー!」
カイト「よしそうと決まればオルカをこの中に詰め込むぞ」
キリト「おう!」
エイッ オリャッ アッナニカオレタ… マアイイカドンドンツメコメー ゴリボキッ
カイト「ふぅ…、何か色々(主に身が)とはみ出たけど何とか入れれた」
キリト「ああ色々(主に骨とか)と剥き出て折れたりもしたけど大丈夫だろ」
シリカ「……」
カイト「さて、プラウネの花を取りに行くか」
キリト「ああ行こう」
シリカ「……」
――思い出の丘、道中
触手モンスター「うぎゃあお!」
シュルシュルシュル ガシッ
シリカ「キャアアアア!」
カイト「しまった!シリカが触手に捕まってしまった!」
シュルシュルシュルシュル ガシッ
キリト「ウワアアアアア!!!しまった俺も捕まってしまった!」
カイト「何てことだ、キリトまでも……くっ…どっちを先に助けたら」
アウラ「>>96を先に助けたらどうかな?」
パイ
カイト「えっ!?なんでこのゲームにアウラが…というかパイって誰!?」
アウラ「………」スゥ…
カイト「消えてった…、で結局パイって誰なんだ?」
八咫「私だ」
カイト「え?アナタがパイ?」
八咫「ああ」
キリト「うわああああ助けてくれ!カイトー!うわっ、触手が服の中に…」
シリカ「きゃああああ!逆さまに吊るさないで~!スカートが見えちゃ…」
カイト「うるさいな~、僕は今からこのパイって人を助けるんだから黙っていてよ」
キリト「黙ってろってな…んっ、言われてもこっちは貞操が…んあっ///」
八咫「さあ、早く少年よ。私をこの底なし沼から出して!」
カイト「この棺桶に捕まってくださいねー」
キリト「うわあああ!!早く助けてくれー!上半身を舐ってた触手が下半身にぃぃっ!」
カイト「ハァ…仕方ないなー」
キリト「んっ…ひゃっ、そ、そこは入らな…」ヌチャヌチョ
アスナ「………」●REC
カイト「んじゃ、丁度ここに投げるのに手頃な棺桶があるから…」ガシッ
八咫「お、おい、まだ待ってくれ。今ようやく棺桶を掴んだばっかりだか……らあああああああ!!!」
カイト「オラッ、吹っ飛べぇぇぇ!!」ブンッ
触手モンスター「ぐべぇっ!」ゴンッ
カイト「隙あり!!」ザシュッザシュッ(キリトたちを絡めていた触手を斬る)
【触手が切れたことで、触手により持ち上げられてた体はその力が無くなったことで落ちる】
キリト「うわっ」ドシーン
シリカ「…」シュタッ
カイト「さあ!休憩してる場合じゃないぞ!行こう!」キラキラ
キリト「………(イカレてやがるコイツ…)」
【キリトは触手に隅々まで弄られたおかげで正常に戻った】
【思い出の丘 最奥】
カイト「到着ー!」
シリカ「いえーい!」ドンドンパフパフ
キリト「やっと辿り着いたか…なんか一ヶ月ぐらいかかったような…」
八咫「…」
棺桶(オルカ)「……」
【カイト一行は最奥の更に奥へ歩き向かう】
【そこには一つのカードが浮遊していた】
キリト「何だこのカード?というかプネウマの花は…?」
【キリトは周りを見るが、プネウマの花らしきアイテムが見当たらない】
【この場にあるアイテムはこのカードだけ…、カイトはカードを手に取る】
カイト「こ、このカードは『死者蘇生』!?」
キリト「知ってるのかカイト!?」
カイト「ああ、このカードは例えどんなモノでも蘇生させる便利なアイテムなんだ!」
キリト「………は?」
キリト「はあああああああああああ?!何だよそれ!どんなモノでも蘇生させるって?!」
カイト「もちろん、今まで死んだPCも復活させることもできる。まあ一回っきりだけどな」
キリト「ふざけんな!何だよそのチートアイテム!」
【カイトの胸倉を掴む】
カイト「いや、そんな俺にそう言われても…」
シリカ「まあ、いいじゃないですか。それで私のペットが復活するんですから…」
カイト「ふざけんな!そんなことの為に使って堪るか!」
シリカ「あ゛ぁ?そんなことだぁ?」
【睨み合う三人、今この場は修羅と化した】
【一体誰が、この死者蘇生のカードを手に入れられるのか!】
【今、戦いの火蓋は切って落とされた!】
勝った奴→>>103
カイト
カイト「わーい、勝った。と、いうことでこのカードは俺が貰うぜ」
【カイトは『死者蘇生』のカードを手に入れた】
キリト「くっ…お前みたいなゲスな奴に取られるとは…ぐはっ」
カイト「HAHAHA、何ほざくこの敗者が…」
【倒れるキリトを見下すようにカイトは好き放題罵詈雑言を浴びせかける】
シリカ「甘いぞカイト!何勝った気でいるんだ!」ビシッ
カイト「何っ!?」
シリカ「マジックカード発動!エクスチェンジ!」
【BGM:熱き決闘者たち】
オルカ「エクスチェンジ…相手の手札のカード一枚と自分の手札のカード一枚を交換させる。強制交換魔法カード…まさかシリカが持っていたとは…」
キリト「え?何でオルカ生きてるの」
オルカ「いや、何か気合で生き返った」
―――
カイト「エクスチェンジだと…」
シリカ「さあお前の死者蘇生のカードを貰おうか」
カイト「くっ……しかし、お前のカードも奪える…どっちにしろ俺には利益がある。さあお前の手札のカードを出しな!」
シリカ「ふん、ほらよ」手札:ゴキボール・ゴキボール・ゴキボール
カイト「なっ!?全部ゴキボールだと…」
シリカ「悔しいでしょうねぇ」
カイト「てめぇ!」
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